JPH0870508A - 開閉装置 - Google Patents
開閉装置Info
- Publication number
- JPH0870508A JPH0870508A JP6206256A JP20625694A JPH0870508A JP H0870508 A JPH0870508 A JP H0870508A JP 6206256 A JP6206256 A JP 6206256A JP 20625694 A JP20625694 A JP 20625694A JP H0870508 A JPH0870508 A JP H0870508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- chamber
- air
- bushing
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部の電気機器からの騒音が外部に漏れない
ようにし、コンパクトな開閉装置を得る。 【構成】 電気機器が収納され内側に防音断熱材料を形
成させた密閉容器20を隔壁21により遮断器室22と母線室
23に区画する。遮断器室22には箱体24に収納された真空
遮断器が配置され、母線室23には絶縁ガスが封入され
る。遮断器室22と母線室23は、ガス−気中ブッシング26
により接続される。
ようにし、コンパクトな開閉装置を得る。 【構成】 電気機器が収納され内側に防音断熱材料を形
成させた密閉容器20を隔壁21により遮断器室22と母線室
23に区画する。遮断器室22には箱体24に収納された真空
遮断器が配置され、母線室23には絶縁ガスが封入され
る。遮断器室22と母線室23は、ガス−気中ブッシング26
により接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の開閉装置の側面図を図3に示す。
同図において、外周を軟鋼板で囲まれた箱体1の内部
は、隔壁2によって遮断器室3と母線室4に区画されて
いる。このうち、遮断器室3には、真空遮断器5が収納
されている。隔壁2には絶縁スペーサ6が上下に取り付
けられ真空遮断器5の主回路導体7が絶縁スペーサ6の
前部に接続されている。
同図において、外周を軟鋼板で囲まれた箱体1の内部
は、隔壁2によって遮断器室3と母線室4に区画されて
いる。このうち、遮断器室3には、真空遮断器5が収納
されている。隔壁2には絶縁スペーサ6が上下に取り付
けられ真空遮断器5の主回路導体7が絶縁スペーサ6の
前部に接続されている。
【0003】箱体1の中央部には断路器8aが三相分取
り付けられている。断路器8aの左端子は、変流器9a
を介して接続導体10により絶縁スペーサ6の後部に接続
している。箱体1の天井部には、ガス絶縁ブッシング11
が三相分取り付けられており、ガス絶縁ブッシング11の
下部端子は、断路器8aの右端子に接続される。また、
隔壁2には断路器8aと同定格・同形式の断路器8bが
三相分取り付けられおり、断路器8bの上部端子はL字
形導体12で絶縁スペーサ6の後部端子に接続されてい
る。断路器8bの下部端子は、一方が接続導体13により
変流器9bへ接続され、他方が接続導体14により計器用
変成器15へ接続される。
り付けられている。断路器8aの左端子は、変流器9a
を介して接続導体10により絶縁スペーサ6の後部に接続
している。箱体1の天井部には、ガス絶縁ブッシング11
が三相分取り付けられており、ガス絶縁ブッシング11の
下部端子は、断路器8aの右端子に接続される。また、
隔壁2には断路器8aと同定格・同形式の断路器8bが
三相分取り付けられおり、断路器8bの上部端子はL字
形導体12で絶縁スペーサ6の後部端子に接続されてい
る。断路器8bの下部端子は、一方が接続導体13により
変流器9bへ接続され、他方が接続導体14により計器用
変成器15へ接続される。
【0004】箱体1の床面後部にはケーブル16が立上げ
られ、ケーブル16の上部にケーブルヘッド17が取り付け
られており、接続導体18により変流器9bへ接続してい
る。ケーブルヘッド17の上部は、避雷器19が箱体1の天
井部に取り付けられている。母線室4には絶縁ガス(例
えば、SF6 ガス)が封入されており、優れた絶縁性能
により装置の縮小化が図られている。
られ、ケーブル16の上部にケーブルヘッド17が取り付け
られており、接続導体18により変流器9bへ接続してい
る。ケーブルヘッド17の上部は、避雷器19が箱体1の天
井部に取り付けられている。母線室4には絶縁ガス(例
えば、SF6 ガス)が封入されており、優れた絶縁性能
により装置の縮小化が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな開閉装置は気中絶縁方式が用いられており、絶縁上
大きなスペースが必要であるうえ、住宅地に設置される
ことが多く、スペース確保が困難である。
うな開閉装置は気中絶縁方式が用いられており、絶縁上
大きなスペースが必要であるうえ、住宅地に設置される
ことが多く、スペース確保が困難である。
【0006】また、この種の開閉装置が鉄道用切替開閉
器の装置として使用される場合、電車の通過時のみ送電
するため頻繁に開閉動作が行なわれ、それに伴う騒音が
大きい。しかし、このような開閉装置では、一重の軟鋼
板で囲まれた箱体で構成されており、防音対策がなされ
ていなかった。本発明の目的は、内部の電気機器からの
騒音が外部に漏れないようにし、コンパクトな開閉装置
を提供することにある。
器の装置として使用される場合、電車の通過時のみ送電
するため頻繁に開閉動作が行なわれ、それに伴う騒音が
大きい。しかし、このような開閉装置では、一重の軟鋼
板で囲まれた箱体で構成されており、防音対策がなされ
ていなかった。本発明の目的は、内部の電気機器からの
騒音が外部に漏れないようにし、コンパクトな開閉装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、電気機器が収納され内側に防音
断熱材料を形成させた密閉容器と、密閉容器内を複数に
区画する仕切板と、仕切板により区画された一方に設け
られ箱体内に収納した真空遮断器が配置される遮断室
と、前記仕切板により区画された他方に絶縁ガスが封入
されて設けられる母線室とを備えるようにしたので、密
閉容器内の電気機器が発生する騒音が外部に漏れること
を防ぐことができる。
成するために本発明は、電気機器が収納され内側に防音
断熱材料を形成させた密閉容器と、密閉容器内を複数に
区画する仕切板と、仕切板により区画された一方に設け
られ箱体内に収納した真空遮断器が配置される遮断室
と、前記仕切板により区画された他方に絶縁ガスが封入
されて設けられる母線室とを備えるようにしたので、密
閉容器内の電気機器が発生する騒音が外部に漏れること
を防ぐことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の開閉装置の一実施例を示す側面
図である。同図において、密閉容器20の内部は、隔壁21
により遮断器室22と母線室23に区画されている。遮断器
室22の内部には、さらに箱体24が設けられており、箱体
24の内部に真空遮断器25が収納されている。隔壁21に
は、ガス−気中ブッシング26が取り付けられており、ガ
ス区分している。
明する。図1は本発明の開閉装置の一実施例を示す側面
図である。同図において、密閉容器20の内部は、隔壁21
により遮断器室22と母線室23に区画されている。遮断器
室22の内部には、さらに箱体24が設けられており、箱体
24の内部に真空遮断器25が収納されている。隔壁21に
は、ガス−気中ブッシング26が取り付けられており、ガ
ス区分している。
【0009】一方、母線室23の内部には導体が配置され
ており、絶縁媒体として例えばSF6 ガスが封入されて
いる。密閉容器20の後部床面にはケーブル27が立上げら
れており、ケーブル27の上部に配置されたT形ケーブル
ヘッド28により、ケーブル27は母線室23へ接続してい
る。さらに、箱体20の内側には防音断熱材が取り付けら
れている。
ており、絶縁媒体として例えばSF6 ガスが封入されて
いる。密閉容器20の後部床面にはケーブル27が立上げら
れており、ケーブル27の上部に配置されたT形ケーブル
ヘッド28により、ケーブル27は母線室23へ接続してい
る。さらに、箱体20の内側には防音断熱材が取り付けら
れている。
【0010】図2は図1のガス−気中ブッシング26の拡
大断面図を示す。図2において、ガス−気中ブッシング
26はフランジ29に取り付けられており、押え板30により
固定されている。ガス−気中ブッシング26は、同図で示
すフランジ29の右側をガス中、左側を気中とガス区分し
ており、フランジ29の接触面はOリング31で密着してい
る。ガス−気中ブッシング26のガス側沿面形状は、中心
導体32と略45度の角度で形成されており、気中側にはヒ
ダ33を設けることにより十分な沿面距離を確保してい
る。また、ガス中及び気中共に、接地部に中心導体32と
平行に半円球状の溝34が設けられている。
大断面図を示す。図2において、ガス−気中ブッシング
26はフランジ29に取り付けられており、押え板30により
固定されている。ガス−気中ブッシング26は、同図で示
すフランジ29の右側をガス中、左側を気中とガス区分し
ており、フランジ29の接触面はOリング31で密着してい
る。ガス−気中ブッシング26のガス側沿面形状は、中心
導体32と略45度の角度で形成されており、気中側にはヒ
ダ33を設けることにより十分な沿面距離を確保してい
る。また、ガス中及び気中共に、接地部に中心導体32と
平行に半円球状の溝34が設けられている。
【0011】本実施例によれば、遮断器室22に箱体24を
設けて真空遮断器25を収納した二重構造の盤構成を採用
しており、さらに箱体20の内側には防音断熱材を取り付
けている。また、母線室23は防音を兼ねた構造であり、
内部に絶縁ガスを封入し、絶縁性能の向上と縮小化を図
っている。
設けて真空遮断器25を収納した二重構造の盤構成を採用
しており、さらに箱体20の内側には防音断熱材を取り付
けている。また、母線室23は防音を兼ねた構造であり、
内部に絶縁ガスを封入し、絶縁性能の向上と縮小化を図
っている。
【0012】また、気中側とガス側の接続部にガス−気
中ブッシング26を設置し、ガス区分を行なっている。こ
れにより、十分な防音効果が得られると共に盤全体の縮
小化が図れ、特に多頻度の開閉操作を必要とする開閉装
置に望ましい。
中ブッシング26を設置し、ガス区分を行なっている。こ
れにより、十分な防音効果が得られると共に盤全体の縮
小化が図れ、特に多頻度の開閉操作を必要とする開閉装
置に望ましい。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気機器
が収納され内側に防音断熱材料を形成させた密閉容器
と、密閉容器内を複数に区画する仕切板と、仕切板によ
り区画された一方に設けられ箱体内に収納した真空遮断
器が配置される遮断室と、前記仕切板により区画された
他方に絶縁ガスが封入されて設けられる母線室とを備え
るようにしたので、密閉容器内の電気機器が発生する騒
音が外部に漏れることを防ぐことができ、コンパクトな
開閉装置を得ることができる。
が収納され内側に防音断熱材料を形成させた密閉容器
と、密閉容器内を複数に区画する仕切板と、仕切板によ
り区画された一方に設けられ箱体内に収納した真空遮断
器が配置される遮断室と、前記仕切板により区画された
他方に絶縁ガスが封入されて設けられる母線室とを備え
るようにしたので、密閉容器内の電気機器が発生する騒
音が外部に漏れることを防ぐことができ、コンパクトな
開閉装置を得ることができる。
【図1】本発明の開閉装置の一実施例を示す開閉装置の
側面図。
側面図。
【図2】[図1]のガス−気中ブッシング26の断面図。
【図3】従来の開閉装置の側面図。
20…密閉容器、21…隔壁、22…遮断器室、23…母線、24
…箱体、25…真空遮断器、26…ガス−気中ブッシング。
…箱体、25…真空遮断器、26…ガス−気中ブッシング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 哲雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 電気機器が収納され内側に防音断熱材料
を形成させた密閉容器と、この密閉容器内を複数に区画
する仕切板と、この仕切板により区画された一方に設け
られ箱体内に収納した真空遮断器が配置される遮断室
と、前記仕切板により区画された他方に絶縁ガスが封入
されて設けられる母線室とを有する開閉装置。 - 【請求項2】 気中部及びガス部にそれぞれ配置可能な
ガス−気中ブッシングを前記仕切板に設け、このガス−
気中ブッシングにより前記遮断室と母線室を接続するよ
うにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。 - 【請求項3】 前記ガス−気中ブッシングは、中心導体
と、沿面形状が前記中心導体と略45°の角度で形成され
るガス側ブッシング部と、沿面形状にヒダが形成される
気中側ブッシング部と、この気中側ブッシング部及びガ
ス側ブッシング部が取り付けられ前記中心導体に平行し
た溝が形成される取付部とを備えたことを特徴とする請
求項2記載の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206256A JPH0870508A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6206256A JPH0870508A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870508A true JPH0870508A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16520327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6206256A Pending JPH0870508A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0870508A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100417773B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-02-05 | 엘지산전 주식회사 | 배전반의 회로차단기용 크레이들 |
JP2008028222A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Takaoka Kasei Kogyo Kk | モールド変圧器 |
KR100842413B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2008-07-01 | 이엔테크놀로지 주식회사 | 변압변류기 분리형 전절연 수변전 장치 |
JP2008259262A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
JP2009118617A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Meidensha Corp | 開閉装置 |
KR100974006B1 (ko) * | 2010-06-10 | 2010-08-05 | 주식회사 효성전기 | 진공차단기에 변류애자가 설치된 수배전반 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP6206256A patent/JPH0870508A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100417773B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-02-05 | 엘지산전 주식회사 | 배전반의 회로차단기용 크레이들 |
JP2008028222A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Takaoka Kasei Kogyo Kk | モールド変圧器 |
KR100842413B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2008-07-01 | 이엔테크놀로지 주식회사 | 변압변류기 분리형 전절연 수변전 장치 |
JP2008259262A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 開閉装置 |
JP2009118617A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Meidensha Corp | 開閉装置 |
KR100974006B1 (ko) * | 2010-06-10 | 2010-08-05 | 주식회사 효성전기 | 진공차단기에 변류애자가 설치된 수배전반 |
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