JPH0870383A - 並列増分補間を使用する画像スケーリング方法及び装置 - Google Patents

並列増分補間を使用する画像スケーリング方法及び装置

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JPH0870383A
JPH0870383A JP7215254A JP21525495A JPH0870383A JP H0870383 A JPH0870383 A JP H0870383A JP 7215254 A JP7215254 A JP 7215254A JP 21525495 A JP21525495 A JP 21525495A JP H0870383 A JPH0870383 A JP H0870383A
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JP7215254A
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Jerrold Sabath
ジエロルド・サバス
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Bayer Corp
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Bayer AG
Bayer Corp
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    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高データ処理スループットを提供する。 【解決手段】 多重並列補間回路を使用し、それらの各
々は、累積定数が加算される累積合計を含む。各累積合
計が基準値を超える時、遷移事象が知らされ、処理のた
めのコントーン画像データ値の選択のために使用され
る。累積合計にシフトデータを初期的にロードし、補間
論理を使用することにより、多重遷移事象が、一出力解
像度処理サイクル内で算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】発明の分野は、グラフィック技術
の電子プリプレス環境における連続色調画像の再現であ
る。以後「コントーン画像」と呼ばれる連続色調画像
は、写真とアートワーク並びに濃淡とぼかしを表現し、
連続値範囲における画像色調を特徴とする。コントーン
画像は、一般に、原画像の各解像度要素(即ち、各ピク
セル)に対して一つ以上の8ビットバイトとしてデジタ
ル処理システムにおいて格納され、ピクセル当たり単一
バイトが、白黒画像を表現するために使用され、そして
カラー情報が保持されるならば、ピクセル当たり2バイ
ト以上が使用される。
【0002】
【従来の技術】出力媒体におけるコントーン画像の再現
は、多数の再現方法が、ほんの少数の画像色調しか生成
することができないことにおいて特別な問題を与える。
例えば、オフセット印刷の場合に、出力媒体における任
意の点におけるインクの存否に対応して、わずかに2つ
の安定色調がある。可変濃度の視覚効果を生ずるため
に、画像を表現する実コントーンデータ値は、印刷され
る2進ドットの空間分布に変換され、「中間調化」又は
「中間調スクリーニング」として技術において公知なプ
ロセスである。
【0003】一般の中間調手順において、コントーン画
像は、記録装置の各個別解像度要素のコントーンデータ
値を基準値と比較することにより演色され、結果は、基
準値よりも大きいならば「黒」であり、それ以外は
「白」である。ここで使用された如く、用語「黒」と
「白」は、それぞれ、印刷出力におけるインクの存否を
言及する。基準値は、使用される中間調スクリーニング
技法(例えば、「ドットサイズ変調」スクリーニング又
は「ドット周波数変調」スクリーニング)により決定さ
れたパターンにより、「しきい値配列」又は「しきいス
クリーンタイル」と呼ばれる反復配列内に空間的に分布
される。
【0004】高品質グラフィック出力に対して、再現装
置は、一般に、通常1200ドット/インチ(dpi)
以上の高解像度において感光性材料を露出する走査レー
ザービームを使用するデジタルフィルムレコーダーであ
る。出力されるコントーン画像の解像度は、一般に、4
00dpi(例えば、写真の入力走査解像度)の近傍に
ある。中間調プロセスは、比較的低い周波数における空
間密度分布を高出力空間周波数分布(しきい値)におけ
る別の分布に投影するものである。上記の例において、
3つの出力解像度要素が、各コントーン画像ピクセルに
対して処理される。このプロセスは、「画像スケーリン
グ」と呼ばれ、そして一般に、ラスター画像プロセッサ
ー(「RIP」)の中間調スクリーニングサブシステム
内で行われる。
【0005】グラフィックアート電子プリプレス環境内
の品質出力の改善と生産率(システムスループット)の
向上に対する要求により、中間調スクリーニングサブシ
ステムの処理性能要求は、増大し続ける。画像スケーリ
ングプロセスによって課せられたスループットの制限
は、画像再現システムの全性能を大きく決定する。これ
は、しきい比較プロセスが、出力装置の各解像度要素に
対して一度実施されなければならないという事実によ
る。このため、出力装置の解像度の倍増は、所与の出力
画像サイズに対して必要とされたしきい化作業の数を4
倍にするという効果を有する。画像スケーリング処理時
間を含む、出力解像度要素毎の処理時間を最小にする加
速技法は、中間調システムの効用に直接の衝撃を与え、
技術における相当な調査の対象であった。
【0006】中間調スクリーニングにおける画像スケー
リングの主な方法は、増分補間であり、この場合、所与
の周波数を有する次元単位は、累積単位の走行合計が低
位周波数の次の次元単位への遷移を記す一定基準値(以
後「遷移値」)を超過するまで、高位周波数(小次元)
単位の増分累積により高位周波数を有する同一次元の単
位に補間される。画像スケーリングへの増分補間の適用
において、走行合計は、一定「累積定数」が(一出力解
像度要素に対応する)各処理サイクルに対して加算され
る「累積合計」と呼ばれる内部レジスターにおいて維持
される。累積合計が遷移値に達する時、「遷移事象」が
知らされ、そして累積合計は、遷移値を減算することに
よりリセットされる。画像スケーリングに対して、一定
数は、出力解像度要素の空間次元を表現し、そして遷移
事象は、コントーン画像の別のピクセルへの遷移を示
す。一般に、Nビットの整数加算器が使用され、遷移
は、最上位ビットの左側の固定2進点を意味する2N
対応し、一定数は相応して正規化される如く構成され
る。このため、この構成において、「遷移事象」は、加
算器の最上位ビットのオーバーフローを示す出力繰上り
ビットである。
【0007】以後「単一増分補間」と呼ばれる上記の方
法は、(累積合計の開始値により決定された)初期位相
シフトと、(例えば基本周波数の細分による機構と比較
される)低及び高空間周波数の間の最小干渉効果と、比
較的単純な実現性の準備を含む、高及び低解像度域の間
の正しい相対位置付けを維持する利点を有する。
【0008】増分補間方法の性能を制限する因子は、内
部繰上り伝搬等の効果による、各累積合計内の遅れであ
る。加算器と累積器におけるこの遅れを最小にすること
をねらった方法は、技術において非常に公知であり、キ
ャリールックアヘッド、キャリーセーブ、及びキャリー
セレクトの如く技法を含む。ここで「パイプラインシリ
アル補間」と呼ばれる一つのそのような方法は、内部繰
上り伝搬を除去し、Nビット語に対してNの因子の速度
増加を与える。上記のものを超える速度増加は、2つ以
上の出力解像度要素の同時並列処理を必要とし、このた
め、技術において未知である。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】このため、発明の一
般目的は、ラスター画像プロセッサーにおいて高データ
処理スループットを提供することである。
【0010】発明の特定目的は、画像スケーリングにお
いて使用される増分補間速度を最大にすることにより、
ラスター画像プロセッサーにおいて高データ処理スルー
プットを提供することである。
【0011】発明のさらに他の特定目的は、一処理時間
単位内で2以上の出力解像度要素の並列処理を提供する
ことである。
【0012】
【問題点を解決するための手段】発明は、単一クロック
サイクル内で多重累積合計と多重遷移事象を算出し、ス
ケーリング動作の正しい制御を設けるためにこれらの遷
移事象の解釈のための論理回路を使用して、並列に多重
補間を行うことにより処理速度増加を達成する。論理回
路は、共通累積定数を共有するが、独立な補間回路を有
する多重増分補間回路を使用する。シフトデータを累積
合計に初期的にロードし、適切な解釈論理を含むことに
より、多重遷移事象は、単一クロック区間において算出
される。
【0013】発明の方法と装置を使用して、M多重パイ
プラインシリアル補間回路によって実現可能なデータ処
理スループットは、原理的に、Mの因子だけ増大され
る。一対の並列プロセッサーを使用する発明の好ましい
実施態様は、従来の補間及びスケーリング技法で獲得さ
れたものと同一であるが、スループットを倍増する結果
を生成する。
【0014】発明の目的及び特徴は、発明の詳細な説明
と、例示の目的のために選ばれ、添付の図面において示
された好ましい実施態様から最良に理解されるであろ
う。
【0015】
【実施例】図面を参照すると、図1は、発明の応用環境
の概観を示す。コンピュータプログラムの如くコントー
ン画像源110は、コントーン画像を発生し、データス
トリーム112として転送され、RIP114により処
理され、一般に記録又は結像装置である出力装置116
に送信される。RIP114は、他の構成要素の中で
も、中間調スクリーニングモジュール118を具備し、
その機能は、スクリーンしきいデータ122を利用し
て、コントーンデータ112を出力装置116に伝送さ
れるラスター化出力形式120に変換することである。
ラスター化出力120はまた、後の使用及び/又は出力
のために内部に格納される。
【0016】図2は、図1のダイヤグラムの拡張図であ
り、この場合、中間調スクリーニングモジュール118
とスクリーンしきいデータ122の主要モジュールは、
ブロック図形式において示される。コントーンデータ1
12は、画像の各ピクセル210のデータが、処理のた
めにアクセスされるような形式でコントーンデータバッ
ファー206において格納される。第2データバッファ
ー212は、一般に行と列において配置され、アドレス
(i,j)、ここでiが行指数、jは列指数、によって
アクセス可能なアドレス指定可能な出力解像度要素21
4の配列として出力されるデータを表現するラスター化
データを含む。内部タイミング源216は、処理シーケ
ンスを制御し、各クロック区間におけるタイミング信号
(CLK)220と新アドレス(i,j)を発生させ、
画像スケーリングモジュール218を作動させる。スク
リーンしきいデータ122は、中間調プロセスの出力を
決定するために使用されるスクリーニングしきい値23
2の空間分布を含むしきいタイルバッファー230と、
論理単位234とを具備する。論理単位234は、処理
される出力解像度要素214のアドレス値(i,j)に
より、しきいタイルバッファー230から各適切なしき
い値232を選択する。
【0017】画像スケーリングモジュール218が内部
タイミング源216からクロック信号CLKを受信する
時、それは、増分補間の一反復を行い、しきいタイルバ
ッファー230から一つ以上のしきいタイル値232を
選択するようにしきいピクセルセレクト論理234に知
らせ、コントーンデータバッファー206からコントー
ンデータ値210を選択するようにコントーンピクセル
選択モジュール238に知らせるために、もしあれば、
遷移事象236を使用する。
【0018】処理される各出力解像度要素(i,j)に
対して、しきい値T(i,j)が、しきいピクセル選択
論理234によって獲得され、値C(i,j)がスクリ
ーンしきい値T(i,j)を超過するか否かにより、
(それぞれ「黒」又は「白」を表現する)論理的に
「1」又は「0」である結果H(i,j)を生成するた
めに、コントーンピクセル選択モジュール238から獲
得されたコントーンデータ値C(i,j)と比較器25
0において比較される。各クロックサイクルの完了によ
り、合成値H(i,j)は、ラスターデータバッファー
212のアドレス(i,j)によって与えられた出力解
像度要素214にラスターバッファー書込み論理252
によって書込まれる。
【0019】上記の処理は、所与の周波数f1における
要素のシーケンスの、第1よりも大きな別の周波数f2
において発生するシーケンスからの発生として見ること
ができる。これは、図3において示され、この場合、コ
ントーンピクセルの配列310が、出力解像度要素32
0の高位周波数配列に重ね合わされて示される。従っ
て、相対的に低い空間周波数f1における要素(コント
ーン画像のピクセル)は、高位空間周波数f2における
要素(ラスターデータバッファーに関するスクリーンし
きい値)に応じて選択される。画像スケーリングモジュ
ール218の本質的機能は、処理される時、正しい低位
周波数要素が、高位周波数分布の各要素と整合されるこ
とを保証することである。
【0020】用語定義 次の議論の理解の助けとして、ここで定義された用語
は、次の本文とクレイムに適用され、小形大文字によっ
て示される。
【0021】出力装置は、グラフィック画像又はページ
記述を表現するラスターデータストリームがフィルムの
如く媒体に出力される装置である。
【0022】コントーン画像は、出力装置に出力される
ために演色される連続色調画像である。
【0023】コントーンデータ値は、その要素に対する
画像の単一色調値に対応するコントーン画像の要素に割
り当てられた値である。
【0024】ピクセルは、デジタル的に格納された画像
の単一要素である。コントーン画像のデジタル表現は、
一つ以上のコントーンデータ値が各々規定されたコント
ーンピクセルと呼ばれる要素の配列である。一般に、コ
ントーンデータ値は、8ビットデータバイトとして表現
され、これにより、0〜255の範囲における整数値を
取る。
【0025】コントーン解像度は、ドット/インチ(d
pi)におけるコントーン画像の解像度である。コント
ーン解像度は、通常、画像が走査によりデジタル形式に
最初に変換されたものである。
【0026】出力解像度は、それが出力されることを意
図された出力装置の解像度に対応する、ラスター化グラ
フィック画像又はページ記述の解像度である。
【0027】画像スケーリングは、コントーン画像のコ
ントーン解像度より小さい、等しい又は大きい出力解像
度におけるコントーン画像の表現のプロセスである。
【0028】スケール因子は、第1周波数と第2周波数
の次元単位の比率である。画像スケーリングに対して、
スケール因子は、コントーン解像度と出力解像度の比率
である。
【0029】累積合計は、累積定数と呼ばれる、定数値
の反復増分累積の結果である。
【0030】累積定数は、新累積合計を獲得するため
に、累積合計に反復的に加算される定数値である。
【0031】遷移値は、一コントーンピクセルから次の
コントーンピクセルに遷移が発生したかを判定するため
に、累積合計が比較される基準値である。遷移事象は、
累積合計が、遷移値以上になる時に発生し、これによ
り、そのような遷移が発生したかを示す。
【0032】中間調ピクセルは、所与の出力解像度を有
する出力装置に出力される出力グラフィック画像又はペ
ージ記述の単一要素である。
【0033】中間調データ値は、(ここで「黒」又は
「白」と呼ばれる)出力媒体において印刷されたインク
の存否を表現する一般に「1」又は「0」の出力画像又
はページの中間調ピクセルに割り当てられた値である。
【0034】しきいピクセルは、コントーンデータ値と
の比較において使用されるしきいスクリーニングデータ
の単一要素であり、しきいピクセルに対応する中間調ピ
クセルの中間調データ値を決定する。
【0035】しきいデータ値は、しきいピクセルに割り
当てられた値である。
【0036】中間調処理は、各中間調ピクセルが、同一
画像位置におけるコントーンピクセルに対応するコント
ーンデータ値が同一位置に対応するしきいデータ値より
も大きいかにより、中間調データ値を割り当てられるプ
ロセスである。
【0037】単一増分補間 増分補間プロセスは、表1において図3の例に対して示
され、この場合、累積合計の初期値は0であり、各高解
像度要素に対応する累積定数は1であり、そして遷移値
は3.5である。表において、クロックサイクルt=
0、1、2、..のシーケンスは、増分累積の連続反復
を行わせ、各遷移事象は、累積合計が遷移値3.5に達
する時発生する。開始時間t=0において、第1しきい
ピクセルT(0)に対するデータは、第1コントーンピ
クセルC(0)で使用され、第1中間調ピクセルH
(0)を生ずる。
【0038】
【表1】
【0039】第1反復t=1の最後において、累積合計
は1である。これは遷移値よりも小さいために、しきい
ピクセル値T(1)は、第1コントーンピクセルC
(0)で使用され、中間調ピクセルH(1)を生ずる。
同様の結果は、クロックサイクル2と3に対して獲得さ
れる。第4クロックサイクルにおいて、累積合計は、4
になり、遷移値を超過し、遷移事象を知らせる。累積合
計は、遷移値を減算することにより調整され、そして遷
移事象は、次のコントーンデータ値、この場合C(1)
を選択するために使用される。このため、このクロック
サイクルに対して、第4しきいピクセル値T(4)が、
第2コントーンデータ値C(1)で使用され、第4中間
調データ値H(4)を生ずる。
【0040】表1のプロセスは、図4において記号形態
において描かれ、この場合、各反復は、累積定数K41
0を付加し、高解像度分布の一要素だけ、結果を右に変
位させる。各段階は、遷移事象が段階の最後に生ずるな
らば閉頭部のベクトルで、それ以外は開頭分のベクトル
により、図において示される。高解像度要素の細分は、
可能ではないために、累積的フェーズ誤りが、(低解像
度要素の整数細分を除いて)存在し、低解像度要素毎の
高解像度要素の平均数が、図3のf2/f1の比率に接近
し、高及び低解像度分布の間のフェーズ関係は、一高解
像度要素内まで拡張範囲で正しく維持される如く、自動
的に補正される。これは、第1遷移事象の後、各低周波
数要素に割り当てられた高周波数要素の数が、3と4を
交互に取り、これにより、3.5の正しい比率と、0の
平均フェーズ関係を与えるという事実により、図4にお
いて立証される。
【0041】表1に示されたものよりも効率的な単一増
分補間へのアプローチは、2のべき(2n)に累積定数
と遷移値を正規化するものであり、この場合、nは、累
積合計を格納する(2進)語のビット数N以下である。
これは、暗示(固定)2進点を第nビットの左にセット
する効果を有する、即ち、遷移値を単位元に取り、累積
定数を適切な大きさ分数に取る。表2は、表1の例を示
し、遷移値=1、累積定数=1/3.5=0.286で
ある。
【0042】
【表2】
【0043】この場合、第nビットを超えるオーバーフ
ローが、遷移事象を知らせるために使用され、そして遷
移値の調整は、暗示2進点の左のビットを単にリセット
することにより達成される。
【0044】単一増分補間回路に対する最も計算的に効
率的な実現は、n=Nの時に発生し、暗示2進点は、累
積合計の最上位ビット(MSB)の左にあり、遷移事象
は繰上りビットへのオーバーフローにより知らされる。
この場合、遷移値の減算は、繰上りビットのリセットに
より自動的に達成される(累積合計のNビットにおける
残差を残し、次の反復に対して適正に初期化される)。
【0045】注目すべき付加的な点は、単一増分補間方
法が、1以下のスケール因子の任意の値に対する画像ス
ケーリングに対して上記の如く使用される。これは、高
解像度出力に係わる応用、即ち、発明の方法が特別に有
益である場合ではほとんど常にそうである。
【0046】二重増分補間 二重増分補間の目的は、単一クロックサイクル内で2つ
の高解像度要素を処理し、これにより、単一増分補間を
使用するものよりも処理スループットにおいて2の因子
の増大を達成することである。これは、単一高解像度要
素だけ初期累積合計値をオフセットさせ、2つの高解像
度要素に対応する累積定数Kを使用することにより達成
される。開始後、一方の補間回路は、偶数要素(0、
2、4、6、..)に対して中間調データ値を計算し、
他方は、奇数要素(1、3、5、..)に対してそれら
を計算する。図5は、このプロセスを示すために図4の
ベクトル表記を使用し、最初の8クロックサイクルに対
する結果が、前例(表1参照)のデータを使用して、表
3に示される。
【0047】
【表3】
【0048】各補間回路に対する動作は、任意のクロッ
クサイクルt=0において、一つ以上の遷移事象が発生
することを除いて、表1の例の動作に対応することが見
られる。これらは、しきいピクセルTeven(t)とT
odd(t)のペアに対して、2つのコントーンピクセル
even(t)とCodd(t)の一方を選択するために正
しく解釈されなければならない。
【0049】累積定数Kと遷移値の正規化は、単一増分
補間回路に対するものに類似する方法で達成される。例
の場合に、遷移値=1、スケール因子=1/3.5であ
り、累積定数は、(2つの高解像度要素に対応するため
に)スケール因子の2倍であり、K=2/3.5=0.
572を与える。結果は、表4において示される。
【0050】
【表4】
【0051】二重増分補間方法に対して見られる付加的
な問題は、累積定数Kが1を超える場合に、遷移値の2
倍を超えるオーバーフローである。これは、1/2より
も大きなスケール因子に対して発生する。問題は、この
スケール因子が決して超過されない如くコントーン解像
度を単に制限することにより避けられるが、すべてのデ
ータ値を1ビットだけ右にシフトする、即ち、初期累積
合計、累積定数Kと遷移値を2で除算することから、よ
り良い解となる。これは、右へのシフトの前に、累積定
数Kの最下位ビットが、(スケール因子の2倍であるた
めに)常にゼロであるために、付加的(累積的)誤りを
導入することなく可能である。
【0052】合計値のスケーリングは、2進点を右に1
ビットシフトする効果を有する。2進点が、累積合計の
MSBの左にあるならば、それは、MSBの右に位置
し、遷移事象は、MSBへ又はを超えるオーバーフロー
により知らされる。遷移事象条件は、 E(t)=Int(S(t)/2N-1)≠0 [1] として表される。
【0053】ここで、S(t)は、クロックサイクルt
における累積合計であり、Nは、累積合計を含む2進レ
ジスターにおけるビット数であり、そして事象条件E
(t)は、遷移事象が発生したならば非ゼロであり、そ
れ以外ではゼロである。その時、遷移事象の発生後の合
計S(t)の調整は、
【0054】
【数1】
【0055】である。
【0056】従って、コントーン解像度と出力解像度の
比率から決定されたスケール因子Fを与えられると、1
6ビット整数累積合計を有する実現に対して、2つの合
計、SEVEN(0)とSODD(0)の初期値は、 SEVEN(0)=S0/2 [3] SODD(0)=(S0+K)/2 K=(2*F)/2=F (0≦F<1) によって与えられる。ここで、S0は、低解像度格子と
高解像度高子の位置合わせを表現する初期オフセット
(0≦S0<F)である。所与のクロックサイクルt、
ここでt=1、2、...、に対する合計の更新は、 SEVEN(t)=SEVEN(t−1)+K [4] SODD(t)=SODD(t−1)+K によって与えられる。
【0057】遷移事象条件EEVENT(t)とEODD(t)
は、 EEVEN(t)=Int(SEVEN(t)/215)≠0 [5] EODD(t)=Int(SODD(t)/215)≠0 によって与えられ、そして遷移事象後の調整は、
【0058】
【数2】
【0059】又は
【0060】
【数3】
【0061】によって与えられる。
【0062】多重増分補間回路への拡張 上記の分析は、任意の数Mの補間回路を有する多重増分
補間に形式的に拡張される。一般の場合に、二重補間回
路に対して記載されたオーバーフロー条件は、1/Mを
超過する任意のスケール因子に対して生ずる。オーバー
フローを収容するために2進点の右へのシフトは、二重
増分補間の場合の如く使用される。しかし、この場合、
Mが2のべきでないならば、精度が失われる。
【0063】一般化M=2i、ここで0≦i≦N、の場
合を考察すると、2進点は、ビット数i右にシフトさ
れ、そして二重補間回路の場合に対して与えられた方程
式は、M個の補間回路に対して一般形式で書かれ、指数
m=0、1、..M−1であり、累積合計S0(t)、
1(t)、..、SM-1(t)である。初期累積合計
は、 S0(0)=S0/M [7] S1(0)=(S0+K)/M S2(0)=(S0+2*K)/M SM-2(0)=(S0+(M−2)*K)/M SM-1(0)=(S0+(M−1)*K)/M K=(M*F)/M=F によって与えられる。
【0064】所与のクロックサイクルt、ここで、t=
1、2、..に対する合計の更新は 、S0(t)=S0(t−1)+K [8] S1(t)=S1(t−1)+K SM-1(t)=SM-1(t−1)+K によって与えられる。
【0065】遷移事象条件は、 E0(t)=Int(S0(t)/2i)≠0 (i=N−log2M) [9] E1(t)=Int(S1(t)/2i)≠0 EM-1(t)=Int(SM-1(t)/2i)≠0 によって与えられ、そして第m補間回路に対して発生し
た遷移事象後の調整は、
【0066】
【数4】
【0067】によって与えられる。
【0068】画像スケーリングデータ選択 画像スケーリングへの並列増分補間の応用において、各
補間回路内に発生する遷移事象は、各しきいピクセルで
使用される正しいコントーンピクセルを獲得するために
解釈されなければならない。並列処理機構において、こ
れらのコントーンピクセルは、表3と表4のデータから
見られる如く、厳密な逐次順序で選択されない。従っ
て、解釈回路の複雑さは、並列補間回路数Mが増大する
時、増大することを予測される。
【0069】処理のためのコントーンピクセルの識別及
び選択の一方法は、第m補間回路の遷移事象において獲
得された値Em(t)を、スクリーニングプロセスにお
いて使用されるコントーンデータ値のアドレスを含むそ
の補間回路に対するコントーンピクセルデータレジスタ
ーに加算するものである。このアプローチは、各補間回
路の独立性と、オーバーフローの場合Em(t)>2を
取り扱う能力とから獲得された論理的単純性の利益を有
する。それは、各補間回路に対する個別アドレスレジス
ターと、新コントーンピクセルが必要であってもなくて
も、各遷移事象に対するデータフェッチ動作を必要とす
る不都合を有する。
【0070】発明の好ましい実施態様において使用され
た別のアプローチにおいて、各補間は、単一補間回路の
場合において生ずる等価遷移事象に対応する遷移事象を
発生する。換言すれば、第m補間回路における遷移事象
は、新コントーンピクセルが、前第(m−1)補間回路
によって要求とされたものに関して必要とされることを
示す。第m補間回路が遷移事象を発生しないならば、第
(m−1)補間回路によって使用されたコントーンピク
セルは、第m補間回路によって再び使用されるべきであ
る。
【0071】アプローチは、セットの前補間回路からの
オーバーフロービットを追跡することを含み、第1は、
前反復における最終補間回路のオーバーフロービットを
使用し、M個の補間回路の一般の場合に対して、修正さ
れた遷移事象条件(方程式[9]の条件に代用される) E0(t)=S0[i](t).XOR.SM-1[i](t−1)≠0 (i=N−log2M) [11] E1(t)=S1[i](t).XOR.S0[i]
(t)≠0 EM-1(t)=SM-1[i](t).XOR.S
M-2[i](t)≠0 を与える。ここで、Sm[i](t)は、クロックサイ
クルtの最後における第m累積合計Sm(t)の第iビ
ットである。この場合に、合計の調整は、もはや必要と
されないことに注意せよ。
【0072】このアプローチの利点は、各補間回路が、
前述のオーバーフロー条件を招くことなく、1よりも小
さい任意のスケール因子を取り扱うことができることで
ある。さらに、M=1の遷移事象とM>1の遷移事象の
間に直接の相関がある。不都合は、第m遷移事象の算出
が、一つではなく、2つの補間回路の結果の平行な考察
を使用し、その結果、ピクセル選択論理に付随した復号
化は、Mが増大する時、複雑になることである。発明の
好ましい実施態様において使用された二重増分補間回路
(M=2)の場合に、この復号化プロセスは、次の説明
において見られる如く比較的簡単である。
【0073】処理シーケンス 画像スケーリングに対する並列増分補間の処理シーケン
スは、図6の流れ図において示され、以下に詳細に記載
される。開始後、スケール因子、累積定数Kと遷移値V
が、初期化され(ステップ610)、そして初期累積合
計が、方程式[7]により決定される。初期累積合計に
対応する各初期中間調ピクセルに対して、初期コントー
ンピクセルが、中間調処理に対して選択される(ステッ
プ620)。この選択は、一般に、2つ以上のコントー
ンピクセルに係わる。
【0074】主処理ループ630は、中間調処理が行わ
れる残余の中間調ピクセルがある限り、各クロックサイ
クルに対して一度行われる。各クロックサイクルに対し
て、処理シーケンス632〜662は、M個の補間回
路、m=1、.、Mの各々に対して一度実施される。こ
れらのループはすべて、同一クロックサイクル内で行わ
れるために、それらは、ダイヤグラムにおいて示された
如く並列に生ずる。このため、第m補間回路に対して、
次の中間調ピクセルが識別され、そして中間調処理が、
識別された中間調ピクセルに対応するしきいデータ値を
有する適切なコントーンピクセルを使用して、行われる
(ステップ640)。
【0075】中間調処理640に続いて、累積定数K
が、ステップ642において第m累積合計に加算され、
そして合成累積合計が、M個の累積合計の各々に対して
与えられた方程式[9]又は[11]の条件を使用し
て、ステップ650において遷移値と比較される。遷移
事象が指示されないならば、処理は、ステップ660に
飛ぶ。そうでなければ、遷移事象が、ステップ652に
おいて発生される。使用されるコントーン選択方法によ
り、累積合計は、方程式[10]に従い、ステップ63
0において調整される(調整は方程式[11]によって
必要とされないことに注意)。これ又は前反復中に選択
された遷移事象は、中間調処理において使用される新
(又は同一)コントーンピクセルを選択するために、ス
テップ660において使用される。
【0076】シーケンス632〜662は、上記の如
く、M個の補間回路の各々に対して並列に行われ、その
後、ステップ670のテストが、中間調処理が行われる
残余の中間調ピクセルがあるか否かを決定するために実
施される。そうならば、ループ630は、次のクロック
サイクル672の信号化後に反復される。すべての中間
調ピクセルが処理された時、ループ630は、テスト6
72において存在する。上記の処理は、コントーン画像
に対応する中間調ピクセルの画像スケーリングと中間調
処理のための方法として一般化され、次のステップにお
いて要約される。
【0077】1.コントーン解像度と出力解像度を使用
して、累積定数と遷移値を決定する。
【0078】2.M個の増分補間回路、ここでM>1、
の各々に対して累積合計の初期値を決定する。
【0079】3.ステップ(2)のM個の累積合計の各
々に対してコントーンデータ値を選択する。
【0080】4.M個の累積合計の各々で処理するため
のM個の中間調ピクセルを選択する。
【0081】5.選択されたコントーンデータ値を使用
して、M個の選択された中間調ピクセルの各々に対して
中間調処理を行う。
【0082】6.M個の累積合計の各々に累積定数を加
算し、これにより、累積合計の各々に対する新値を発生
させる。
【0083】7.ステップ(5)から生ずるM個の累積
合計の各々に対して遷移事象を決定する。
【0084】8.遷移値とともに遷移事象を使用して、
M個の累積合計の各々に対する調整値を決定する。
【0085】9.遷移事象を使用して、M個の累積合計
の各々で処理するための同一又は異なるコントーンピク
セルを選択する。
【0086】10.中間調処理がコントーン画像に対応
するすべての中間調ピクセルに対して完了するまで、ス
テップ(4)ないし(9)を繰り返す。
【0087】M個の並列増分補間回路の一般セットを使
用して、画像スケーリングと中間調処理に適用可能であ
るとして、発明の方法を詳細に記載したが、好ましい実
施態様が、M=2の場合に対して以下に記載される。
【0088】図7は、画像スケーリング動作に対する二
重増分補間回路と図6の流れ図のシーケンスによる処理
を使用する、発明の好ましい実施態様のブロック図であ
る。図1のしきいデータ122とコントーンデータ11
2は、しきいタイルバッファー230とコントーンデー
タバッファー206に以前に書込まれたと仮定される。
初期累積合計とスケール因子を具備するパラメータデー
タ710が、画像スケーリングモジュール712に書き
込まれる。単一クロック信号220(「CLK」として
指定)は、内部タイミング源216によって発生され、
すべてのモジュールに同時に分散される。
【0089】回路の動作が、次に記載される。画像スケ
ーリングモジュール218は、パラメータデータ710
を補間することを始め、コントーンピクセル選択モジュ
ール238に、「偶数」714と「奇数」716として
指定された一対の遷移事象を発生させる。コントーンピ
クセル選択モジュール238は、コントーンデータバッ
ファー206から、「高」724と「低」726として
指定された一対のコントーンピクセルを要求するために
「読出しコントーン」信号722を発生させる。これら
のピクセルは、コントーン解像度において規定されたコ
ントーンピクセルに対する2つのコントーンデータ値を
具備する。
【0090】コントーンピクセル選択モジュール238
の出力は、コントーンピクセル(偶数)730とコント
ーンピクセル(奇数)732と呼ばれる、一対のコント
ーンピクセルである。出力コントーンピクセルの選択
は、遷移事象、入力コントーンピクセル、処理される現
コントーンピクセル、及びコントーンピクセル選択モジ
ュール238内に維持された現状態情報に基づく。選択
された出力コントーンピクセル730と732は、しき
いデータ値740と742との比較のためにしきい比較
器モジュール250に送信され、対応する出力中間調ピ
クセル値を発生する。しきいデータ値740と742
は、しきいタイルバッファー230からしきいピクセル
232を検索するしきいタイルピクセル選択論理234
によって各クロックサイクル220に対して供給され
る。
【0091】二重パイプライン補間回路 図8は、画像スケーリングモジュール218のブロック
図である。初期累積合計とスケール因子が、パラメータ
データ710に含められる。「偶数補間回路」820と
「奇数補間回路」822と指定された補間回路内に含め
られた内部レジスターは、制御信号810と812を使
用して、対応する初期累積合計をロードされる。スケー
ル因子モジュール826における内部レジスターも、同
様に、制御信号824を使用してスケール因子をロード
される。このスケール因子は、信号線828を使用し
て、第1以降の反復に対して補間回路820と822に
利用可能にされる。
【0092】補間回路820と822は、伝統的なハー
ドウェア補間回路に対して前述された内部遅れを除去す
るための実質的な改良技法を使用して実現される。ここ
で定義用語パイプラインシリアル補間回路により指定さ
れた、この技法を使用するハードウェア補間回路は、こ
こで参照として取り容れられた、”HarmonicF
requency Synthesizer and
FSK Modulator”、Xilinx App
lication Note XAPP 009.00
0、Xilinx、Inc.、San Jose、CA
において詳細に記載された。パイプラインシリアル補間
回路において、回路とデータは、(N−1)の遅れ存続
する初期開始時間後、全N段階が、使用計算を同時に行
う如く、配置される。結果として、累積合計のビット毎
に対して妥当合計及び繰上りを発生するために、唯一の
遅れが、クロックサイクル毎に必要とされる。このた
め、増分補間に対するパイプラインシリアル補間回路の
使用は、伝統的な加算器の結果に等価な結果を、N倍高
速(例えば、16ビット加算器に対して16倍高速)な
率において生成する。このため、技術における当業者に
は、発明の方法及び装置の実現の成功のために、その使
用は、本質的ではないが、適切であることは明らかであ
ろう。
【0093】上記により、偶数及び奇数補間回路820
と822は、(16ビットレジスターを使用する)累積
合計の最上位ビット(ビット15)から信号を生成す
る、パイプラインシリアル補間回路として実現される。
16クロックサイクルの初期化期間は、上記の如く使用
され、その後、各補間回路は、可能な遷移事象として解
釈される妥当ビット15出力を生成する。スタート信号
830は、初期化プロセスを制御し、シーケンス0、
1、..、15においてスケール因子レジスタービット
をイネーブルする。いったんイネーブルされると、それ
らは、この点以降イネーブルされている。
【0094】初期化後、補間回路820と822は、各
々、キャリーボックス840によって解釈される各クロ
ックサイクルに対して「合計15」ビット832と83
4を生成する。キャリーボックス840は、「偶数合計
15」832及び「奇数合計15」834信号を受け取
り、「偶数遷移事象」842と「奇数遷移事象」844
と指定された対応する遷移事象を発生させる。内部レジ
スター846において、それは、前クロックサイクルに
おいて受信された「奇数合計15」信号834を維持す
る。各クロックサイクルに対して、遷移事象は、次の如
く、M=2の場合に対して方程式[11]において与え
られた条件を使用して、キャリーボックス840におい
て発生される。
【0095】 [偶数遷移事象]=[偶数合計15].XOR.[前奇数合計15] [12] [奇数遷移事象]=[奇数合計15].XOR.[偶数
合計15] 内部「前奇数合計15」レジスター846は、開始時に
1に初期化される。
【0096】コントーンピクセル選択モジュール 図9は、2つの主要構成要素、ピクセル選択論理910
とピクセル選択状態機械920、を具備する図7のコン
トーンピクセル選択モジュール238のブロック図であ
る。ピクセル選択論理910は、幾つかのレジスターと
データセレクタをデータパスに設ける。その機能は、コ
ントーンピクセル724と726を適切な出力(偶数と
奇数)コントーンピクセル730と732に経路指定す
ることである。レジスターとセレクタの間の関係は、2
つの状態ビット922と924を維持する、ピクセル選
択状態機械920によって制御される。第1状態ビット
は、「偶数状態」922と指定され、コントーンピクセ
ル(偶数)730が高(偶数状態=1)又は低(偶数状
態=0)入力ピクセルによって設けられたかを示す。同
様に、状態ビット「奇数状態」924は、コントーンピ
クセル(奇数)732が高(奇数状態=1)又は低(奇
数状態=0)入力ピクセルによって設けられたかを示
す。2つの状態ビットと入り遷移事象714と716に
基づいて、どのデータパスをイネーブルするか、そして
図9に示された出力制御信号において、「読取りコント
ーン」(RDC)、「書込み高コントーン」(WH
C)、「書込み偶数コントーン」(WEC)、「偶数コ
ントーンコード」(ECS)、「書込み奇数コントー
ン」(WOC)及び「奇数コントーン選択コード」(O
CS)として反映された、コントーンデータバッファー
206から付加的なコントーンピクセルをいつ読出すか
に関する判定が行われる。
【0097】図10は、ピクセル選択論理910を非常
に詳細に示す。出力レジスターは、コントーンピクセル
(偶数)レジスター1010とコントーンピクセル(奇
数)レジスター1020である。これらの2つのレジス
ターは、コントーン選択コード(ECS)と(OC
S)、及び出力コントーンピクセル730と732を決
定するための偶数又は奇数コントーンセレクタ1030
と1040のピクセル「0」、「1」又は「2」によ
り、選択偶数及び奇数ピクセル1032と1042をロ
ードされる。
【0098】ピクセル選択論理910の動作が、以下に
詳細に記載される。各クロック信号(CLK)220に
続いて、偶数及び奇数コントーンピクセルレジスター1
010と1020は、前述の書込み及び選択コード制御
信号による、ピクセルデータを含む。各々に対して、表
5と表6において要約された如く、4つの条件が存在す
る。
【0099】コントーンピクセル(偶数)レジスター1
010は、表5において与えられた4つの条件の一つか
ら生ずるピクセルを含む。
【0100】表5 コントーンピクセル(偶数)レジスター出力内容 書込み偶数 偶数コントーン 合成新偶数 コントーン 選択コード ピクセル (WEC) (ECS) 0 − 前偶数ピクセル 1 0 前奇数ピクセル 1 1 前高ピクセル 1 2 新低ピクセル 書込み偶数コントーン信号(WEC)が0であるなら
ば、前偶数コントーンピクセルが、処理のために使用さ
れる。即ち、レジスター1010は、新ピクセルをロー
ドされない。それ以外では、偶数コントーン選択コード
(ECS)は、幾つかの可能ピクセルのどれを使用する
かを決定する。表5の(ECS)コードは、偶数コント
ーンセレクタ1030において選択され、そして結果
は、ライン1032を介して偶数ピクセルコントーンレ
ジスター1010に送信される。
【0101】同様にして、コントーンピクセル(奇数)
レジスター1020は、表6において与えられた、書込
み奇数コントーン信号(WOC)と奇数コントーン選択
コード(OCS)により、4つの条件の一つから生ずる
ピクセルを含む。
【0102】表6 コントーンピクセル(奇数)レジスター出力内容 書込み奇数 奇数コントーン 合成新奇数 コントーン 選択コード ピクセル (WOC) (OCS) 0 − 前奇数ピクセル 1 0 新高ピクセル 1 1 前高ピクセル 1 2 新低ピクセル 各クロック信号220に続いて、前コントーンピクセル
(高)レジスター1050は、書込み高コントーン(W
HC)が真であるならば、新コントーンピクセル(高)
724を含む。これは、読取りコントーン(RDC)が
また真であり、コントーンピクセルの新対が、コントー
ンデータバッファー206から読み取られることを示す
時、生ずる。
【0103】ピクセル選択状態機械 ピクセル選択状態機械920は、前述の制御信号を決定
するために、入力遷移事象714と716とともに、状
態ビット922と924を使用するゲートとフリップフ
ロップの一セットとして実現される。図9のピクセル選
択状態機械920の動作は、表7の真理値表によって規
定される。
【0104】
【表5】
【0105】現状態ビット922と924と入力信号7
14と716を表現する4つの単一ビット条件を与えら
れると、ビット922と924によって表現された次状
態は、出力信号(RDC)、(WHC)、(WEC)及
び(WOC)と、コントーン選択コード(ECS)と
(OCS)のための数値とともに、決定される。これら
の値は、表5と表6に対して前述されたものに対応す
る。
【0106】ピクセル選択状態機械920の初期状態
は、偶数状態ビット922=0(低ピクセル)と奇数状
態ビット924=1(高ピクセル)に対応する(0、
1)である。
【0107】性能 発明の好ましい実施態様の装置は、単一クロックサイク
ル内に2つの中間調ピクセルを所有することが検証され
た。コントーンデータが供給される速度とラスター化デ
ータが抽出される速度、しきい配列の初期化のために必
要とされた付加処理量、等を含むRIPの全体性能を決
定する多数の因子があることを心に留めるべきである。
しかし、検証試験に基づいて、処理スループットにおけ
る2倍の増大が、上記の制約の限界内で実現可能である
ことが示された。
【0108】発明の好ましい実施態様を詳細に記載した
が、技術における当業者には、多数の修正が、次のクレ
イムにおいて記載された発明の範囲に反することなく行
われることは明らかである。
【0109】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0110】1.コントーン解像度を有するコントーン
画像に対応する中間調ピクセルの画像スケーリングと中
間調処理のための方法において、(A)該コントーン画
像のコントーン解像度と出力解像度を使用して、累積定
数と遷移値を獲得する段階と、(B)複数の累積合計の
各々に対して初期値を決定する段階と、(C)該複数の
累積合計の各々に対してコントーンデータ値を選択する
段階と、(D)該複数の累積合計の各々に対応する中間
調ピクセルを識別する段階と、(E)該選択されたコン
トーンデータ値を使用して、該識別された中間調ピクセ
ルの各々に対して中間調処理を行う段階と、(F)該複
数の累積合計の各々に該累積定数を加算し、これによ
り、該複数の累積合計の各々に対する新値を発生させる
段階と、(G)該複数の累積合計の各々に対して該新値
の各々に対する遷移事象を決定する段階と、(H)該遷
移値とともに該遷移事象を使用して、該複数の累積合計
の各々に対する調整値を決定する段階と、(I)該遷移
事象を使用して、処理のための該コントーン画像の一つ
以上のコントーンデータ値を選択する段階と、(J)中
間調処理が該コントーン画像に対応するすべての中間調
ピクセルに対して完了されるまで、ステップ(D)ない
し(I)を繰り返す段階とを具備する方法。
【0111】2.遷移値が単位元であり、累積定数が、
該コントーン解像度を該出力解像度に関連させるスケー
ル因子の因子M倍であり、該因子Mが、累積合計数に等
しい上記1に記載の方法。
【0112】3.該スケール因子が1よりも小さい上記
2に記載の方法。
【0113】4.累積合計数が、2の整数べきとして表
され、該整数は1以上である上記1に記載の方法。
【0114】5.累積合計数が2である上記4に記載の
方法。
【0115】6.遷移値が単位元であり、累積定数が、
該コントーン解像度を該出力解像度に関連させるスケー
ル因子の2倍である上記5に記載の方法。
【0116】7.第1周波数において発生する事象シー
ケンスを第2周波数において発生する事象シーケンスか
ら発生するための増分補間方法において、(A)該第1
周波数と該第2周波数を使用して、累積定数と遷移値を
獲得する段階と、(B)複数の累積合計の各々に対して
初期値を決定する段階と、(C)該複数の累積合計の各
々に対して該第1事象シーケンスから一事象を選択する
段階と、(D)該累積合計の各々に対応する該第2事象
シーケンスから一事象を選択する段階と、(E)該複数
の累積合計の各々に該累積定数を加算し、これにより、
該複数の累積合計の各々に対する新値を発生させる段階
と、(F)該複数の累積合計の各々に対して該新値の各
々に対する遷移事象を決定する段階と、(G)該遷移値
とともに該遷移事象を使用して、該複数の累積合計の各
々に対する調整値を決定する段階と、(H)該遷移事象
を使用して、該第1事象シーケンスから一つ以上の事象
を選択する段階と、(I)該第周波数事象シーケンスの
すべての事象が発生するまで、ステップ(D)ないし
(H)繰り返す段階とを具備する方法。
【0117】8.遷移値が単位元であり、累積定数が、
該コントーン解像度を該出力解像度に関連させるスケー
ル因子の因子M倍であり、該因子Mが、累積合計数に等
しい上記7に記載の方法。
【0118】9.該スケール因子が1よりも小さい上記
8に記載の方法。
【0119】10.累積合計数が、2の整数べきとして
表され、該整数は1以上である上記7に記載の方法。
【0120】11.累積合計数が2である上記10に記
載の方法。
【0121】12.遷移値が単位元であり、累積定数
が、該第1周波数を該第2周波数に関連させるスケール
因子の2倍である上記11に記載の方法。
【0122】13.遷移値が、2nであり、ここでn<
Nであり、Nは、該遷移値を表現するデータ語の精度の
ビット数であり、該遷移事象は、該データ語の第nビッ
トをセットすることにより発生され、そして該累積合計
の該調整は、該データ語の該第nビットをリセットする
ことにより達成される上記1又は7に記載の方法。
【0123】14.遷移値が、2Nであり、ここでN
は、該遷移値を表現するデータ語の精度のビット数であ
り、該遷移事象は、該データ語のオーバーフローを示す
繰上りビットをセットすることにより発生され、そして
該累積合計の該調整は、該データ語の該繰上りビットを
リセットすることにより行われ、該データ語の残余のN
ビットは、対応する累積合計のための該新初期値を表現
する上記1又は7に記載の方法。
【0124】15.該遷移事象が、該複数の累積合計の
各々の第1指定ビットの、該複数の累積合計の一つの第
2指定ビットとの比較により該複数の累積合計の各々に
対して発声される上記1に記載の方法。
【0125】16.該遷移事象が、該複数の累積合計の
各々の指定ビットの、該複数の累積合計の別の同一ビッ
トとの排他的論理和を形成することにより該複数の累積
合計の各々に対して発生される上記15に記載の方法。
【0126】17.該比較が、該複数の累積合計の少な
くとも一つの第1指定ビットと、前処理反復において発
生する該複数の累積合計の少なくとも一つの第2指定ビ
ットの間に行われる上記15に記載の方法。
【0127】18.コントーン解像度を有するコントー
ン画像に対応する中間調ピクセルの画像スケーリングと
中間調処理のための装置において、(A)出力装置の出
力解像度とともに該コントーン画像のコントーン解像度
を使用して、累積定数と遷移値を獲得するための手段
と、(B)複数の累積合計の各々に対して初期値を決定
するための手段と、(C)該複数の累積合計の各々に対
してコントーンデータ値を選択するための手段と、
(D)該複数の累積合計の各々に対応する中間調ピクセ
ルを識別するための手段と、(E)該選択されたコント
ーンデータ値を使用して、該識別された中間調ピクセル
の各々の中間調処理のための手段と、(F)該複数の累
積合計の各々に該累積定数を加算し、これにより、該複
数の累積合計の各々に対する新値を発生させるための手
段と、(G)該複数の累積合計の各々に対して該新値の
各々に対する遷移事象を決定するための手段と、(H)
該遷移値を有する該遷移事象を使用して、該複数の累積
合計の各々に対する調整値を決定するための手段と、
(I)処理のための該コントーン画像の一つ以上のコン
トーンデータ値を選択するための手段とを具備する装
置。
【0128】19.該累積手段が、複数のシリアルパイ
プライン補間回路である上記18に記載の装置。
【0129】20.該出力解像度が、該コントーン解像
度よりも大きい上記18に記載の装置。
【0130】21.累積合計数が、2の整数べきとして
表され、該整数は1以上である上記18に記載の装置。
【0131】22.累積合計数が2である上記21に記
載の装置。
【0132】23.第1周波数における事象シーケンス
を第2周波数において発生する事象シーケンスから発生
するための増分補間のための装置において、(A)該第
1周波数と該第2周波数を使用して、累積定数と遷移値
を獲得するための手段と、(B)複数の累積合計の各々
に対して初期値を決定するための手段と、(C)該複数
の累積合計の各々に対して該第1事象シーケンスから一
事象を選択するための手段と、(D)該累積合計の各々
に対応する該第2事象シーケンスから一事象を選択する
ための手段と、(E)該複数の累積合計の各々に該累積
定数を加算し、これにより、該複数の累積合計の各々に
対する新値を発生させるための手段と、(F)該複数の
累積合計の各々に対して該新値の各々に対する遷移事象
を決定するための手段と、(G)該遷移値を有する該遷
移事象を使用して、該複数の累積合計の各々に対する調
整値を決定するための手段と、(H)該第1周波数事象
シーケンスから一つ以上の事象を選択するための手段と
を具備する装置。
【0133】24.該複数の累積合計の各々に該累積定
数を加算するための該手段が、複数のシリアルパイプラ
イン補間回路を具備する上記23に記載の装置。
【0134】25.該第2周波数が、該第1周波数より
も大きい上記23に記載の装置。
【0135】26.累積合計数が、2の整数べきとして
表され、該整数は1以上である上記23に記載の装置。
【0136】27.累積合計数が2である上記26に記
載の装置。
【0137】28.遷移事象を決定するための該手段
が、偶数及び奇数遷移事象を生成し、そしてコントーン
データ値を選択するための該手段が、(A)複数の制御
信号を生成するために該偶数及び奇数遷移事象に応答す
るピクセル選択状態機械と、(B)該複数の制御信号と
偶数及び奇数コントーンピクセルを生成するためのコン
トーンデータ値とに応答するピクセル選択論理手段とを
具備する上記22に記載の装置。
【0138】29.該ピクセル選択状態機械手段が、該
ピクセル選択状態機械手段の次状態と該ピクセル選択論
理手段を制御するための制御信号を生成するために、該
偶数及び奇数遷移事象とともに該ピクセル選択状態機械
手段の現状態を使用する上記28に記載の装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明のシステム関連図である。
【図2】RIPシステムの中間調スクリーニングサブシ
ステムの拡張図である。
【図3】空間周波数合成問題として画像スケーリングを
示す。
【図4】ベクトル加算シーケンスとして単一増分補間回
路のプロセスを示す。
【図5】図4のベクトル加算フォーマットにおける二重
増分補間回路のプロセスを示す。
【図6】発明の方法による画像スケーリングのための多
重並列累積を使用する処理シーケンスの流れ図である。
【図7】RIPにおける画像スケーリングに適用された
発明の好ましい実施態様の全体ブロック図である。
【図8】図7の回路の画像スケーリングモジュールの詳
細を示す。
【図9】図7の回路のコントーンピクセル選択モジュー
ルの詳細を示す。
【図10】図9の回路のピクセル選択論理の拡張図であ
る。
【符号の説明】
110 画像源 112 データストリーム 116 出力装置 118 クリーニングモジユール 122 しきいデータ 218 画像スケーリングモジユール 230 しきいタイスバッフアー 234 選択理論

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントーン解像度を有するコントーン画
    像に対応する中間調ピクセルの画像スケーリングと中間
    調処理のための方法において、(A)該コントーン画像
    のコントーン解像度と出力解像度を使用して、累積定数
    と遷移値を獲得する段階と、(B)複数の累積合計の各
    々に対して初期値を決定する段階と、(C)該複数の累
    積合計の各々に対してコントーンデータ値を選択する段
    階と、(D)該複数の累積合計の各々に対応する中間調
    ピクセルを識別する段階と、(E)該選択されたコント
    ーンデータ値を使用して、該識別された中間調ピクセル
    の各々に対して中間調処理を行う段階と、(F)該複数
    の累積合計の各々に該累積定数を加算し、これにより、
    該複数の累積合計の各々に対する新値を発生させる段階
    と、(G)該複数の累積合計の各々に対して該新値の各
    々に対する遷移事象を決定する段階と、(H)該遷移値
    とともに該遷移事象を使用して、該複数の累積合計の各
    々に対する調整値を決定する段階と、(I)該遷移事象
    を使用して、処理のための該コントーン画像の一つ以上
    のコントーンデータ値を選択する段階と、(J)中間調
    処理が該コントーン画像に対応するすべての中間調ピク
    セルに対して完了されるまで、ステップ(D)ないし
    (I)を繰り返す段階とを具備する方法。
  2. 【請求項2】 第1周波数において発生する事象シーケ
    ンスを第2周波数において発生する事象シーケンスから
    発生するための増分補間方法において、(A)該第1周
    波数と該第2周波数を使用して、累積定数と遷移値を獲
    得する段階と、(B)複数の累積合計の各々に対して初
    期値を決定する段階と、(C)該複数の累積合計の各々
    に対して該第1事象シーケンスから一事象を選択する段
    階と、(D)該累積合計の各々に対応する該第2事象シ
    ーケンスから一事象を選択する段階と、(E)該複数の
    累積合計の各々に該累積定数を加算し、これにより、該
    複数の累積合計の各々に対する新値を発生させる段階
    と、(F)該複数の累積合計の各々に対して該新値の各
    々に対する遷移事象を決定する段階と、(G)該遷移値
    とともに該遷移事象を使用して、該複数の累積合計の各
    々に対する調整値を決定する段階と、(H)該遷移事象
    を使用して、該第1事象シーケンスから一つ以上の事象
    を選択する段階と、(I)該第周波数事象シーケンスの
    すべての事象が発生するまで、ステップ(D)ないし
    (H)繰り返す段階とを具備する方法。
  3. 【請求項3】 コントーン解像度を有するコントーン画
    像に対応する中間調ピクセルの画像スケーリングと中間
    調処理のための装置において、(A)出力装置の出力解
    像度とともに該コントーン画像のコントーン解像度を使
    用して、累積定数と遷移値を獲得するための手段と、
    (B)複数の累積合計の各々に対して初期値を決定する
    ための手段と、(C)該複数の累積合計の各々に対して
    コントーンデータ値を選択するための手段と、(D)該
    複数の累積合計の各々に対応する中間調ピクセルを識別
    するための手段と、(E)該選択されたコントーンデー
    タ値を使用して、該識別された中間調ピクセルの各々の
    中間調処理のための手段と、(F)該複数の累積合計の
    各々に該累積定数を加算し、これにより、該複数の累積
    合計の各々に対する新値を発生させるための手段と、
    (G)該複数の累積合計の各々に対して該新値の各々に
    対する遷移事象を決定するための手段と、(H)該遷移
    値を有する該遷移事象を使用して、該複数の累積合計の
    各々に対する調整値を決定するための手段と、(I)処
    理のための該コントーン画像の一つ以上のコントーンデ
    ータ値を選択するための手段とを具備する装置。
  4. 【請求項4】 第1周波数における事象シーケンスを第
    2周波数において発生する事象シーケンスから発生する
    ための増分補間のための装置において、(A)該第1周
    波数と該第2周波数を使用して、累積定数と遷移値を獲
    得するための手段と、(B)複数の累積合計の各々に対
    して初期値を決定するための手段と、(C)該複数の累
    積合計の各々に対して該第1事象シーケンスから一事象
    を選択するための手段と、(D)該累積合計の各々に対
    応する該第2事象シーケンスから一事象を選択するため
    の手段と、(E)該複数の累積合計の各々に該累積定数
    を加算し、これにより、該複数の累積合計の各々に対す
    る新値を発生させるための手段と、(F)該複数の累積
    合計の各々に対して該新値の各々に対する遷移事象を決
    定するための手段と、(G)該遷移値を有する該遷移事
    象を使用して、該複数の累積合計の各々に対する調整値
    を決定するための手段と、(H)該第1周波数事象シー
    ケンスから一つ以上の事象を選択するための手段とを具
    備する装置。
JP7215254A 1994-08-05 1995-08-01 並列増分補間を使用する画像スケーリング方法及び装置 Pending JPH0870383A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US08/286,302 US5500744A (en) 1994-08-05 1994-08-05 Method and appparatus for image scaling using parallel incremental interpolation
US286302 1994-08-05

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JPH0870383A true JPH0870383A (ja) 1996-03-12

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ID=23097981

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7215254A Pending JPH0870383A (ja) 1994-08-05 1995-08-01 並列増分補間を使用する画像スケーリング方法及び装置

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US (1) US5500744A (ja)
EP (1) EP0700196B1 (ja)
JP (1) JPH0870383A (ja)
DE (1) DE69514970T2 (ja)

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EP0700196A3 (en) 1997-05-28
EP0700196B1 (en) 2000-02-09
DE69514970T2 (de) 2000-08-17
EP0700196A2 (en) 1996-03-06
US5500744A (en) 1996-03-19

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