JPH09312763A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09312763A
JPH09312763A JP8127297A JP12729796A JPH09312763A JP H09312763 A JPH09312763 A JP H09312763A JP 8127297 A JP8127297 A JP 8127297A JP 12729796 A JP12729796 A JP 12729796A JP H09312763 A JPH09312763 A JP H09312763A
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image
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JP8127297A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ito
嘉則 伊藤
Yasuhiro Yamada
康博 山田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア並みのフレキシビリティとハー
ドウェア並みの高速処理を備えつつ、多値画像データを
それより少ない階調数の画像データへ量子化することを
可能にする。 【解決手段】 入力した多値画像データは並列処理型プ
ロセッサ内のレジスタDIRにセットされ、それがレジ
スタファイル領域に移される。そして、レジスタファイ
ルに各納された各多値データは同時に出力用のレジスタ
DORに変換され格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一画素のデータが多
値である多値画像を並列演算型プロセッサにより擬似的
に一画素のデータの階調数を落とした擬似中間調画像に
変換するための画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、誤差拡散法(ED法)、平均
濃度保存法(MD法)、確率濃度保存法(PD法)な
ど、多値画像を擬似中間調化するアルゴリズムが様々提
案されている。
【0003】擬似中間調処理の具体的な手法としては、
マイコン等のCPUを用いてソフトウェア的に行う方
法、処理のアルゴリズムをゲートアレイ化しそれを用い
てハードウェア的に行う方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先述し
たような手法による擬似中間調処理では以下の様な問題
があった。
【0005】まずCPUで処理するソフトウェア的な方
法であるが、処理する速度が遅くなるため機器に組み込
んでリアルタイムに処理することは不可能である。
【0006】一方ゲートアレイ等を用いたハードウェア
的な手法では、中間調アルゴリズムの高度化に伴い演算
回路等が膨大になり回路規模的、コスト的にも不利であ
る。またアルゴリズムに不具合があったり、新しいアル
ゴリズムが考え出されたとき、修正するにも多大な時間
とコストが消耗される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑みなされたものであり、ソフトウェア並みのフレキシ
ビリティとハードウェア並みの高速処理を備えつつ、多
値画像データをそれより少ない階調数の画像データへ量
子化することを可能ならしめる画像処理装置を提供しよ
うとするものである。
【0008】この課題を解決するため、本発明の画像処
理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、入力した
1ライン単位に多値画像データを所定長に画素列に分割
し、分割された画素列の各データに対して並列処理によ
り同時に演算処理して、入力した多値画像データの階調
数より少ない階調数の画像データを生成する画像処理装
置であって、注目画素を含む画素列の周辺の画素列を保
持し、注目画素列と併せて処理する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明にかかる画像処理装置の一
実施形態であるディジタル複写機の構成概要を表してい
る。
【0011】このディジタル複写機は大別して3つの要
素から構成されている。
【0012】すなわち、第1の大別要素としての、原稿
画像を読み取り、1画素256階調(8ビット)のディ
ジタル多値画像データを出力するスキャナ部11と、第
2の大別要素としての、スキャナ部11より入力される
ディジタル多値画像データに、各種画像処理を施し、最
終的に1画素2階調の擬似2値中間調画像データへと変
換し出力する画像処理部12と、そして、第3の大別要
素としての、画像処理部より出力される擬似2値中間調
画像データに基づいて、記録紙にドットの有る無し2値
の記録を行うためのプリンタ部13である。
【0013】画像処理部12は、最終的な多値画像の2
値化処理を行う擬似2値化処理部122と、その他の画
像処理を行う画像処理回路121に分けられる。
【0014】画像処理回路121ではシェーディング補
正、色補正、ガンマ補正等の読み取り系で必要な補正処
理を行う入力系画像処理と、マスキング、黒抽出、黒文
字処理等の画像処理が、CPUやゲートアレイによって
行われ、処理結果は多値の画像データとなる。
【0015】プリンタ部13が、本実施形態のように、
インクジェット方式や電子写真方式等の2値記録のもの
である場合、前述の画像処理回路121で得られた多値
画像データは、2値の擬似中間調データに変換する必要
がある。この2値化のアルゴリズムには従来よりED
法、MD法、PD法といったものが考えられているが、
これらは逐次処理的なアルゴリズムであり、通常のCP
U等を用いたソフトウェアによる処理では時間がかかり
過ぎる。
【0016】一方、複写機においてリアルタイムに2値
化処理しなければならないため、従来この擬似2値化処
理部122も前段の画像処理回路121と同様、ゲート
アレイ化してハードウェアで高速処理を実現していた。
【0017】本発明においては、擬似2値化処理部12
2に、並列演算型プロセッサを搭載し、2値化処理をソ
フトウェアにより、リアルタイムに処理することを可能
としている。本実施形態では並列演算型プロセッサとし
て米国テキサス・インスツルメンツ社の並列演算プロセ
ッサSVP123を用いた。
【0018】SVP123は図2に示すように、データ
の演算処理を行うSVPcoreと、プログラムの格納及び
制御を行うIGより構成されている。SVPcoreでデー
タの処理を行う部分は処理要素(以後PE(Processing
Element))と呼ばれる単位で構成されている。
【0019】PEは図3に示すように、1ビットALU
(Arithmetic Logic Unit)と128ビットのレジスタ
ファイルを2つセットにして1単位となっている。SV
PcoreはこのPEが並列にいくつも並んでいるという構
造をしている。2つのレジスタは、各処理に必要なビッ
ト数をユーザが自由に割り当てて使う事ができるように
なっている。すべてのPEは、IGより与えられた同一
の命令を同時に実行することしかできない。したがって
SVPでは、入力画像の1ライン分のすべての画素につ
いて一括に処理を行い一括に出力、これを各ラインごと
に順次行っていくという処理形式をとる。
【0020】ED法やPD法といった従来の2値擬似中
間調化アルゴリズムは、画像の一番左上の画素より始ま
って次に一つ右隣の1画素その次に更に一つ右の画素と
いうように処理してゆき、1ライン分処理が終わった後
に次のラインの一番左の画素よりまた順に右へ一画素ず
つ処理し、画像右下の最終画素まで一画素ずつ順に処理
を行っていくという逐次型の処理であった。
【0021】これらの逐次処理型の2値化アルゴリズム
をそのままでSVPに適用しても、全EPの同時演算と
いう並列処理の高速性を全く生かすことができない。そ
こで並列演算処理が可能な新たな2値擬似中間調アルゴ
リズムが必要となる。
【0022】本実施形態においては、従来より良好な2
値画像が得られているPD法をもとに、並列演算の可能
な全く新しい2値化アルゴリズムを提供する。以下、こ
のアルゴリズムを並列演算型2値化法(以後PCD法)
と呼ぶことにする。
【0023】以下に図面を用いて、PCD法の詳細な説
明を行う。
【0024】図4は、PCD法を実現する図1の擬似2
値化処理部122の詳細な構造である。
【0025】SVP41は、プログラムメモリ内のプロ
グラムに従って、擬似2値化処理を行う。本実施形態で
は、入力date_inは8ビットであり、SVPは3
つの動作モードを持つ。コントローラ42は、SVPの
mode端子に信号を供給し、動作モードを通常処理モ
ード、フラグ設定モード、乱数設定モードに切り替える
とともに、セレクタ43をコントロールする。セレクタ
43は、通常モード時の場合には、SVP41へ画像の
1ライン分の8ビット画像データ列を供給する。また、
フラグ設定モード時では、SVP41の入力8ビットの
内、最下位ビットのみを有効にし、1ビットフラグ発生
器44より発生した、画像の1ライン分の画素数と同数
の1ビットフラグの列を入力し、SVP41に供給す
る。そして、乱数設定モード時では、1ビット乱数発生
器45により発生される、画像の1ライン分の画素数と
同数の1ビット乱数の列を入力し、SVP41に供給す
る。
【0026】図4の構造をもつ2値化処理部122を用
いた、擬似2値化処理のフローを図5に示し、詳細に説
明する。
【0027】ステップ53以降は通常処理モードにおけ
る処理であるが、その前にあらかじめ、SVPによる2
値化処理で必要となるフラグ設定処理(ステップ51)
と乱数設定処理(ステップ52)を行っておく。
【0028】処理する画像データを入力する前に、コン
トローラはまずSVP41をフラグ設定モードとし、同
時にセレクタ43をフラグ発生器44を入力として選ぶ
ように切り替える。フラグ設定モードにおける処理を示
したのが図6である。1ラインの画素数が偶数である場
合、フラグ発生器61は初めに0値を発生し、次に順に
1、0、1、0…と画素数と同数の信号を発生する。奇
数の場合は1から順に0、1、0、1…と順に画素数分
発生する。発生された信号はSVP41の入力端子に与
えられ、最終的にSVP41内部の入力レジスタDIR
63にセットされる。このとき1ラインの画素数に拘わ
らず左端のDIRから順に10101010…と繰り返
す値がセットされることになる。
【0029】SVP41はこのように一旦すべての入力
信号がDIRにセットされた状態から、プログラムによ
る処理を開始する。すべてのプログラム動作においてこ
れは共通である。
【0030】フラグ処理モードにおけるSVPプログラ
ムの動作は次のようになる。
【0031】まず、PEのレジスタにおける1ビットフ
ラグ領域fe64に、入力レジスタDIRの1ビットフ
ラグの値をそのままセットする。PEを左端より順に
0、1、2、3、4、…と番号をふると、feは偶番号
のPEのみ1がセットされ、奇番号のPEには0がセッ
トされているフラグが出来上がることになる。次にfe
の値にnot演算したものを、領域fo65にセットす
る。つまりfoは奇番号のPEのみ1となったフラグと
なる。
【0032】ステップ51のフラグ設定処理が完了した
後、コントローラ42により、今度は乱数設定モードに
切り替える。ステップ52の乱数設定処理もフラグ設定
と全く同様に、セレクタ43によりSVP41への出力
を1ビット乱数発生器45からの信号とし、発生した1
ビット乱数を一旦DIRに格納した後、SVP41の乱
数設定モードによる動作で、レジスタファイルの1ビッ
ト乱数格納領域rnにDIRの値をセットする。
【0033】以上により、画像を処理するまでの前処理
の部分が終了である。
【0034】次に通常処理モードにおけるSVP41の
処理について説明する。
【0035】上記したように、SVP41では画像の1
ライン分の画像データを一旦レジスタDIRに格納し、
その状態から各画素列に処理を行う。1ライン分の処理
は全画素について同時に終了し、出力は一旦レジスタD
OR(図4参照)に格納された後、1画素ずつ順に出力
されてゆき、1ライン分の処理が終了となる。これを処
理する画像のライン数回繰り返す。この様子を示したの
が図7である。
【0036】図8はPEのレジスタファイルRF0もし
くはRF1内における2値化計算のために用いられる各
作業領域を示している。必要となるPEの数は、1ライ
ンの画素数以上であり、処理しようとする画像に対して
PEの数が少ない場合は、複数のSVPを横に並べて接
続し、並列動作させればよい。
【0037】図8に示す各PEレジスタファイルにおけ
る領域dtは、入力画像の1ライン分のデータを格納す
るための8ビットの領域である。領域rnは、先に説明
した図5の乱数設定処理(ステップ52)によってあら
かじめ設定しておいた1ビット乱数を格納してある1ビ
ットの領域である。e0は現在の処理ラインの2値化誤
差を格納する領域であり、e1は1つ前の処理ラインの
2値化誤差が保存されている領域であって、各々4ビッ
トである。b0は現在の処理ラインの2値化結果を格納
する1ビットの領域であり、1ラインの処理の最後には
b0の値をDORにセットし、これがSVP外部への出
力となる。b1は1つ前のラインの処理結果の2値化デ
ータを保存してある領域である、b2は2つ前の処理結
果の2値化データの保存領域で、各々1ビットである。
また、fe、foは、先に説明した図5のフラグ設定処
理(ステップ51)において、あらかじめセットされた
1ビットのフラグを格納する領域である。tp、mdは
途中の計算結果を一時的に保存しておくための作業領域
で、それぞれ5ビットである。
【0038】次に、図5のステップ53以下の通常モー
ドにおける処理を詳しく解説する。
【0039】まず画像データを1ラインを入力する(ス
テップ53)。これはセレクタ43により画像データバ
スが選択されている状態で、フラグ設定のときと同様、
一旦DIRに1ライン分のすべての8ビット画素データ
を格納し、その後SVPのプログラム動作で、DIRの
内容がすべてのPEについて、同時に領域dtに格納さ
れるという動作である。そしてこの8ビットデータdt
についての処理を以下に行っていく。以下の処理は注目
画素について説明してゆくが、特にことわりのない限り
すべての画素について、同時に同じ処理が行われるもの
である。
【0040】次にdtの8ビットデータを5ビットに量
子化する(ステップ54)。図9に5ビット量子化処理
の詳細を示す。
【0041】まずrnに格納されている1ビットの乱数
91より、4ビットの乱数92を生成する。本実施形態
では図9に示す通り、注目画素のPEに対して左右2P
Eのrnを参照し、左より順に上位ビットとして並べた
ものものを4ビット乱数として用いている。しかし、4
ビットの乱数さえ生成できれば、この方法によらなくて
もよい。例えば図4の乱数発生器を4ビット乱数発生器
にし、乱数設定処理(ステップ52)の処理で始めから
4ビット乱数を設定しておいてもよい。今回はハードウ
ェアが簡易な1ビット乱数発生器を用いたのでこのよう
な処理となった。
【0042】こうして生成した4ビット乱数92を、d
tの下位4ビット95と比較する(図示の93)。下位
4ビット95の方が乱数92よりも大きいときは1を、
小さいときは0を、それぞれのPEにおいて、dtの上
位4ビット94に加算する。当然、下位4ビット95が
大きな値であるほど1が加算されやすくなる。
【0043】このようにするとdtは0〜10000B
(Bはバイナリーを示す)の5ビットの値96が生成さ
れる。以上で5ビット量子化処理(ステップ54)は終
了である。この5ビット量子化処理は、従来の確率濃度
保存法(PD法)でも行われている処理であるが、従来
のPD法では1画素ずつ順次これを行っていたのに対
し、本実施形態では並列演算により1ライン分のすべて
の画素を同時に計算することが可能である。
【0044】次の処理はライン番号によって異なるもの
となる。尚、以下の説明において、画像の1ライン目を
0、2ライン目を1、3ライン目を2、…と順に番号を
振っていったとき、偶数番号のラインを偶ライン、奇数
番目のラインを奇ラインと呼ぶことにする。また、1ラ
インについてそのすべての画素に左から順に0、1、
2、…と番号を振ったときに、偶数番号の画素を偶画素
と呼び、奇数番号の画素を奇画素と呼ぶことにする。
【0045】図5のライン番号判定処理(ステップ5
5)は、図4に示したコントローラによりモードを切り
替えて行われる。すなわち、通常動作モードでは偶ライ
ンモードと奇ラインモードがあり、フラグ設定モードや
乱数設定モードと同様、SVPが処理をはじめる前にあ
らかじめモードを設定しておくわけである。SVPプロ
グラムはこのコントローラにより設定されたmodeか
らの値をもって、現在処理中のラインが偶か奇かを判定
し、その後の2つの処理のいずれかを選択する。
【0046】偶数ラインモードの場合、図5に示すよう
に、偶画素2値化(ステップ56)を行った後、その結
果を利用して、まだ2値化されていない、奇画素の2値
化(ステップ58)を行う。
【0047】奇数ラインモードの場合、図5に示すよう
に、奇画素2値化(ステップ57)を行った後、その結
果を利用して、まだ2値化されていない、偶画素の2値
化(ステップ59)を行う。
【0048】このようにすると、画像は図10に番号で
示した画素ごとに順番に2値化されていくことになる。
同じ番号の画素は同時に処理されることを意味する。こ
のように1画素おきに処理していくのは、1ラインのす
べての画素を同時に処理してしまうと、左右方向の処理
結果を注目画素に対して全く反映することができなくな
るため、2値化結果が1となる画素が続いたり、0とな
る画素が続いたりしてしまい、良好な2値画像が得られ
ないためである。
【0049】このような処理は、フラグを利用すること
により実現している。すなわち、偶画素の処理について
はフラグfeが1の場合、各計算を行う各領域に値をセ
ットするという命令を用いる。奇画素処理についてはフ
ラグfoを用いて同様に行う。当然のことながら1ライ
ン分の処理について、全画素を同時に処理した場合と比
べ、倍の時間が必要となる。
【0050】ここで例えば、2画素おきに1が立ってい
るフラグを1画素ずつずらした3種類用意すれば、2画
素おきの画素の同時処理を3回行うことによって、1ラ
イン分の処理が行えるようにすることもでき、更に良好
な2値化結果が得られる。プログラムメモリと1ライン
あたりの処理時間に余裕がある場合には、このようにし
てもよい。
【0051】では、処理ラインが偶ラインである場合を
例に、図11〜22を用いて、PCD法による2値化処
理を説明する。
【0052】処理ラインが偶数ラインであるときは、m
odeは偶ラインモードとなっているので、図5におい
て初めに偶数画素の2値化が行われる。これはフラグf
eを利用し、フラグが1であるPEのみ計算し、代入を
行うという命令により実現する。図11、13、15か
ら図17までの処理はすべて、このフラグfeを利用し
た偶数画素のみの処理である、その間の奇数画素に位置
するPEのレジスタ領域には計算、代入は行われない。
このとき計算、代入が行われる偶画素のPEのレジスタ
領域は、図で濃色で示してあるものである。
【0053】まず図11に示すように、ある注目画素の
値dtに、前ラインの2値化誤差e1と左隣画素の前ラ
イン2値化誤差e1を1/2して加算する。これは図1
2に示すように、1画素の2値化誤差を次の処理ライン
の2画素へ配分することであり、誤差拡散法(ED法)
に相当する処理を並列可能な様にアレンジしたものであ
る。ここで2値化誤差とは、画素値dtに上記処理によ
る周辺画素の誤差配分を加えた値と2値化のためのしき
い値との差で得られる値である。
【0054】次に周辺画素の2値化結果より、注目画素
の2値化のための閾値を計算する。計算のための係数は
図14に示す様に、処理する画素に対して前々処理ライ
ンまでの間の5×3画素の範囲に前々ラインの左画素か
ら順に、A,B,C,D,E次のラインの左画素から順
に、F,G,H,I,J、注目画素の2つ左はK、1つ
左はI、1つ右はM、2つ右はNとしている。係数の一
例としては図14に記入してある数値の通りである。但
し、この値は適宜変更しても構わない。
【0055】まず図13に示すように、既に2値化され
た前ラインおよび前々ラインの結果b1,b2に対して
係数を掛け、その和をとり、作業領域mdに格納する。
【0056】次に両隣の4画素について同様に係数を掛
け、和を取るわけであるが、これらの4画素は注目画素
と同じラインであり、同時に計算されるものであるか
ら、まだ2値化結果b0は出ていない。そこで図15に
示すように、代わりにdtの値を利用するが、これは0
〜16の5ビットの値であるので、加算結果を16で割
り、2値データb0で計算したときと同等のレンジにし
てやる。そしてこれをmdに加算するわけである。以上
で2値化計算のためのしきい値が得られる。このしきい
値の計算方法は、平均濃度保存法(MD法)で用いられ
ているものを、並列処理可能なように改良したものであ
る。
【0057】そして、tpとmdを比較する。図16に
示すように、tpがmdより大であるか、もしくはdt
の最大値16を越えていれば、2値化結果b0は1とな
り、そうでなければ0とする。
【0058】更に、図17に示すように、tpからmd
を引いて、2値化誤差e0を計算する。ここで誤差とし
て保存するe0は、周辺画素への影響があまり大きくな
りすぎないように、−6から6の範囲でクリップしてお
く。
【0059】以上で偶画素の処理は完了である。
【0060】次に残りの奇画素2値化処理58について
図18〜22を用いて説明する。
【0061】まず図18に示す様に、偶画素のときと全
く同様に、画素値dtに前ラインの2値化誤差e1を配
分する。
【0062】次に閾値計算であるが、まず図19に示す
様に、同じく偶画素の場合と同様に、前2ラインの2値
化結果b1,b2を用いて、それぞれの画素に図14の
係数を掛けた和をmdに代入する。
【0063】そして左右2画素に係数を掛け、その和を
取るわけであるが、注目画素に対して左右1画素ずつの
2画素については偶画素であるので、既に2値化結果b
0が計算されている。そこで、図20に示すように、左
右1画素隣の画素からは、b0に係数を掛けるのみと
し、その隣の奇画素である2画素についてはまだb0が
計算されていないため、dtに係数を掛け偶画素のとき
と同様16で割る。これらをmdに加えることによりし
きい値が求められる。このように可能な部分は2値化結
果を用いることにより、左右画素との相関で2値化結果
が求められ、左右の点がつながったり、つづけて0の画
素が生じにくくなり、良好な2値画像が得られる。
【0064】こうして得たしきい値mdを用いて、図2
2に示すように、偶画素のときと同様、tpと比較し、
2値結果b0を得る。以上で、1ライン分の全画素の2
値化結果b0が求まったことになり、b0はそのまま出
力となる。
【0065】そして、図22に示す様に、偶画素のとき
と同様、2値化誤差を保存しておく。以上で図5におけ
る奇画素2値化58まで終了したことになる。
【0066】次に図5のライン出力処理(ステップ51
0)を行う。これは2値化結果b0を出力レジスタDO
Rに代入するのみである。1ラインの処理が終了し、次
のラインが入力されるまでにDORの値は右より順にS
VP外部へと出力されていく。
【0067】最後に図5のライン遅延処理(ステップ5
11)により、処理したラインの2値化誤差と2値化結
果を保存する。これは図23に示す処理で、e0はe1
に、b1はb2に、b0はb1に代入する処理である。
SVPにはこのような処理を高速に行う機構が内蔵され
ているので、これを利用すれば、プログラム上の数命令
でこのライン遅延は処理可能である。
【0068】以上で、図5における1ライン分の処理
(53−54−56−58−510−511)が終了で
ある。次のラインは奇数ラインとなるので、53−54
−57−59−510−511の順に処理が行われるこ
とになる。これを繰り返して、入力画像の最終ラインま
で処理された結果、良好な2値画像が得られる。
【0069】このようにして得られた2値画像は、図1
におけるプリンタ部13に送られ、印刷媒体に印刷され
て出力される。
【0070】尚、プリンタ部としては、様々なものが考
えられる。例えばレーザビームプリンタの場合には、基
本的に1ライン単位に記録動作を行うので、SVPによ
る1ライン分の2値化に要する時間が、レーザビームプ
リンタにおけるレーザ光の1走査露光速度と同じもしく
は早い場合には、1ライン分のバッファを介して出力す
れば良い。また、インクジェットプリンタ等の場合に
は、記録ヘッドには多数のノズルが備えられているか
ら、その数分のラインの2値画像を格納するバッファを
備えれば良いであろう。
【0071】しかしながら、一般にレーザビームプリン
タは高解像度化されつつあり、且つ、記録速度そのもの
は光速であるので、望ましくはレーザビームプリンタで
代表される電子写真方式のプリンタに実施形態の回路を
搭載した方が、その作用効果を最大限に発揮できる。
【0072】<第2の実施形態>図4に示した実施形態
(第1の実施形態)における2値化処理部は、図24に
示す構成を採ることもできる。
【0073】SVPにはROM版とRAM版が存在する
が、ROM版においては、あらかじめROMであるSV
P内部のプログラムメモリにプログラムを書き込んでお
き、SVPはプログラムメモリ上の決まったプログラム
による動作のみを行う。
【0074】これに対し、図24に示す構成で用いられ
るRAM版のSVPでは、電源投入後に外部より、内部
のRAMであるプログラムメモリに、プログラムをダウ
ンロードし、このプログラムに従って動作を行う。
【0075】本第2の実施形態では、図24に示すよう
に、外部プログラムROM243を持たせ、電源投入時
に外部ROMよりSVP内部RAMプログラムメモリ2
41へとダウンロードする構成をとっている。
【0076】さて、ローダ242は、電源オンを検知す
ると、SVPを初期化し、プログラムROM243よ
り、SVPのプログラムをRAMプログラム241へと
ダウンロードさせる。このローダ242の機能は、外部
のCPUを用いて実現することで可能である。
【0077】このようにすると、製品完成後にROM交
換によってプログラムを差し替えることが可能となり、
アルゴリズムの変更、改良に、速やかに対処できるよう
になる。また、ユーザごとのプログラムのカスタマイズ
も容易となる。
【0078】また、ROMを内蔵したメモリカードを各
種用意し、用途に応じて使い分けることも可能であろ
う。
【0079】<第3の実施形態>第1、第2の実施形態
における2値化プログラムを4値化プログラムとし、処
理結果を4値画像出力することもできる。
【0080】その際プリンタ部には4値印刷の可能なも
のを用いる。4値印刷可能なプリンタとしては、例え
ば、インクジェット方式のプリンタで濃淡2種類のイン
クを持ち、1画素について、無、淡、濃、濃&淡の4階
調の印字を可能としたプリンタがある。
【0081】4値化の簡単なアルゴリズムの一例を図2
5および図26を用いて説明する。用いるレジスタファ
イル領域は、入力画素データを格納する8ビットの領域
dt、4値化処理結果を格納する2ビット領域bbであ
る。その他、リファレンスデータとして、プログラムに
63、127、191を持たせる。このリファレンスを
それぞれR1,R2,R3とする。
【0082】アルゴリズムは単純に0から255までの
8ビットの画素値を、リファレンスと比較して4段階に
分けるというものである。
【0083】画像の1ラインをSVPに入力するまでの
処理は、第1の実施形態で説明した図5の1ライン入力
(ステップ54)までの処理と全く同じである。入力の
結果、SVPのレジスタファイルの領域dtに、各PE
ごとに1画素分の8ビットデータが格納されている状態
となる。
【0084】そして、図25のように、4値化データ格
納領域bbを0に初期化する。
【0085】この状態から、図26に示すように、入力
画素値dtをまずリファレンスR1と比較し、dtの方
が大きいPEにおいては、bbに1を加算する。すなわ
ち、bbは、dt>R1のPEでは1、dt<R1のP
Eでは0の値が入ることになる。
【0086】以下、同様にリファレンスR2,R3との
比較を行うと、最終的に得られるbbには、dtが0か
ら63のPEでは0、64から127のPEでは1、1
28から191のPEでは2、192から255までの
PEでは3、という値が入ることになり、4値化できた
ことになる。このbbを出力レジスタDORに書き込ん
で、1ライン分の処理は終了である。
【0087】本実施形態では、このようなもっとも簡単
なアルゴリズムを用いて、4値化を行っているが、もち
ろん第1の実施形態のような、誤差拡散法や平均濃度保
存法を並列処理演算の可能な4値化アルゴリズムにアレ
ンジして用いることもできる。このようにすれば、さら
に良好な4値の擬似中間調画像が得られる。
【0088】<他の実施形態>上記実施形態での説明か
ら明らかなように、本実施形態における装置は、多値画
像をそれより少ない階調数に量子化する際に適用でき
る。つまり、本実施形態の装置は、複写機や、ホストに
接続されるプリンタ装置にも適用できる。
【0089】また、第2の実施形態で説明したごとく、
外部のメモリからプログラムをロードすることで動作さ
せることも可能である。
【0090】すなわち、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0091】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0092】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0093】また、例えば、本実施形態で説明した回路
がプリンタに搭載される場合には、そのプログラムをホ
ストコンピュータからダウンロードさせることも可能で
ある。この場合のプログラムはホストコンピュータに供
給することで行われるものであるが、その記憶媒体とし
て上記のようなものが考えられよう。
【0094】また、場合によっては、ホストコンピュー
タ等の情報処理装置内部に上記実施形態で説明した回路
を設け、プリンタにはその処理結果を出力させるように
することも可能である。
【0095】従って、この場合には、ホストコンピュー
タ上で実行されることになるので、そのプログラムコー
ドの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0096】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ソ
フトウェア並みのフレキシビリティとハードウェア並み
の高速処理を備えつつ、多値画像データをそれより少な
い階調数の画像データへ量子化することが可能になる。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である複写機の処理構造ブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施形態で用いたSVPの内部構造図
である。
【図3】本発明の実施形態で用いたSVPの内部構造図
である。
【図4】本発明の実施形態における2値化処理部の処理
構造図である。
【図5】本発明の実施形態におけるSVPを用いた2値
化処理のフロー図である。
【図6】本発明の実施形態におけるフラグ設定処理の詳
細な説明図である。
【図7】本発明の実施形態で用いたSVPへの画像デー
タの入出力動作の説明図である。
【図8】本発明の実施形態におけるSVPのレジスタフ
ァイル内の領域の割り当て図である。
【図9】本発明の実施形態における5ビット量子化処理
の詳細な説明図である。
【図10】本発明の実施形態における入力画像の処理さ
れる順番を示した図である。
【図11】実施形態における偶数番目の画素位置への誤
差配分処理の概要を示す図である。
【図12】実施形態における2値化処理の誤差配分の様
子を示した図である。
【図13】実施形態における2値化処理における作業領
域へのデータ格納処理概要を示す図である。
【図14】実施形態における閾値計算にかかる係数の分
布を示す図である。
【図15】実施形態における閾値決定の処理概要を示す
図である。
【図16】実施形態における2値化処理の概要を示す図
である。
【図17】実施形態における2値化誤差の演算処理概要
を示す図である。
【図18】実施形態における奇数番目の画素位置への誤
差配分処理の概要を示す図である。
【図19】実施形態における2値化処理における作業領
域へのデータ格納処理概要を示す図である。
【図20】奇画素の閾値決定の処理概要を示す図であ
る。
【図21】奇画素の値化処理の概要を示す図である。
【図22】奇画素における2値化誤差の演算処理概要を
示す図である。
【図23】本発明の実施形態におけるライン遅延処理の
説明図である。
【図24】本発明の実施形態におけるSVP外部のRO
Mにプログラムを持たせるための構造図である。
【図25】本発明の実施形態3において使用するレジス
タ領域の初期化を示した説明図である。
【図26】本発明の実施形態3における8ビット画素デ
ータを4値に分類する処理の説明図である。
【符号の説明】
11 スキャナ部 12 画像処理部 13 プリンタ部 121 画像処理回路 122 擬似2値化処理部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した1ライン単位に多値画像データ
    を所定長に画素列に分割し、分割された画素列の各デー
    タに対して並列処理により同時に演算処理して、入力し
    た多値画像データの階調数より少ない階調数の画像デー
    タを生成する画像処理装置であって、 注目画素を含む画素列の周辺の画素列を保持し、注目画
    素列と併せて処理することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 並列処理はプログラムにより制御される
    並列演算型プロセッサにより行われることを特徴とする
    請求項第1項に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 並列処理型プロセッサは1ビットごとに
    データを処理する所定の数のALUを有し、全ALUが
    同時に同一のデータ処理を行うことを特徴とする請求項
    第2項に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 並列処理型プロセッサは所定の大きさを
    持つデータレジスタを具備し、レジスタを複数の領域に
    分割し、所望の画像データの処理結果と保持することを
    特徴とする請求項第2項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 並列演算プロセッサを制御するためのプ
    ログラムは外部から供給することを特徴とする請求項第
    2項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記並列演算型プロセッサでは、 画素列の偶数番目の画素データと奇数番目の画素データ
    とを別々に処理する処理手段と、 処理するラインの位置に応じて前記処理手段における偶
    数番目を先に処理するか奇数番目を先に処理するかを切
    り替える切換手段とを備えることを特徴とする請求項第
    2項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記並列演算型プロセッサでは、 画素列のN画素置きの画素データの群を第0組とし、 これを1画素ずつ隣へずらしたN画素置きの画素データ
    の群を第1組とし、 同様に隣へずらして第N組みまでのN+1組に、 全ての1ライン内の画素データが含まれるようにする、 組み分け手段を有し、 0からN組までを所定の順に各組みごとに一通り処理す
    ることにより、 1ライン分の全画素データの処理を行うことを特徴とす
    る請求項第2項に記載の画像処理装置。
JP8127297A 1996-05-22 1996-05-22 画像処理装置 Withdrawn JPH09312763A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106683041A (zh) * 2016-12-12 2017-05-17 长春理工大学 一种基于neqr表达式的量子图像错切方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106683041A (zh) * 2016-12-12 2017-05-17 长春理工大学 一种基于neqr表达式的量子图像错切方法
CN106683041B (zh) * 2016-12-12 2023-03-07 长春理工大学 一种基于neqr表达式的量子图像错切方法

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