JPH11331621A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH11331621A
JPH11331621A JP10127847A JP12784798A JPH11331621A JP H11331621 A JPH11331621 A JP H11331621A JP 10127847 A JP10127847 A JP 10127847A JP 12784798 A JP12784798 A JP 12784798A JP H11331621 A JPH11331621 A JP H11331621A
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matrix
screen
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image processing
color image
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JP10127847A
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Seita Masano
清太 正能
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像の各色成分で異なるスクリーン角
を持つ閾値マトリクスを簡単な構成で提供できる画像処
理装置及び方法を提供する。 【解決手段】 パターン算出部106で以下の条件式を
満たす自然数a,b,c,dにより構成されるスクリー
ン角を持つ閾値マトリクスを生成し、パターンRAM1
05に送出する。そして、CPU102がその閾値マト
リクスに基づき、入力バッファ103の多値画像データ
を2値化し、ビットマップメモリ107aから出力バッ
ファ108に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン角を持
つ閾値マトリクスに基づき、カラー画像を量子化する画
像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像の再現においては、Y
MCKのインクやトナーの印字ズレによる影響を防止す
るために、各色に異なるスクリーン角を設けている。
【0003】特に、印刷などでは同じスクリーン線数
で、YMCKを0°,15°,45°,75°の角度に
割り当てるのが良いとされている。
【0004】また、従来のディザ法のような2値化手法
で用いられる閾値マトリクスを拡張したスクリーン角を
持つ閾値マトリクス(以下、スクリーンマトリクスと称
す)は、複数個の画素で構成されているため、基本的に
アークタンジェントが有理数となるスクリーン角を持つ
ものが使われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、YMCK毎にスクリーン線数が異なる場合が
多く、モアレの発生や視覚的に品位の低下を招いてい
た。
【0006】また、試行錯誤を繰り返して最適なスクリ
ーンマトリクスを生成しているので、その装置に適した
スクリーンマトリクスを見つけるには非常に時間がかか
るという問題もあった。
【0007】更に、最適なスクリーンマトリクスは非対
称な場合が多く、画像の品位の低下を招いていた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、カラー画像の各色成分で異なるスクリーン
角を持つ閾値マトリクスを簡単な構成で提供できる画像
処理装置及び方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、スクリーン角を持つ閾値マトリクスに基
づき、カラー画像を量子化する画像処理装置において、
以下の条件式を満たす自然数a,b,c,dにより構成
されるスクリーン角を持つ閾値マトリクスを生成する生
成手段と、前記閾値マトリクスに基づき、カラー画像を
量子化する量子化手段とを有することを特徴とする。
【0010】a=n,b=(i/j)n+(i2+j2
/2j,c=(i/j)n+(i2−j2)/2j,d=
n+i (但し、i=kj:kは自然数) また、上記目的を達成するために、本発明は、スクリー
ン角を持つ閾値マトリクスに基づき、カラー画像を量子
化する画像処理方法において、以下の条件式を満たす自
然数a,b,c,dにより構成されるスクリーン角を持
つ閾値マトリクスを生成する生成工程と、前記閾値マト
リクスに基づき、カラー画像を量子化する量子化工程と
を有することを特徴とする。
【0011】a=n,b=(i/j)n+(i2+j2
/2j,c=(i/j)n+(i2−j2)/2j,d=
n+i (但し、i=kj:kは自然数)
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0012】[第1の実施形態]先ず、第1の実施形態
によるスクリーン角を持つ閾値マトリクス(スクリーン
マトリクス)を生成する原理について説明する。
【0013】通常、複数の画素でスクリーンマトリクス
を構成する場合、そのスクリーン角は有理数となる。即
ち、スクリーンマトリクスのユニットが主走査方向にa
画素、副走査方向にb画素ずつズレるように構成された
スクリーンマトリクスでは、スクリーン角はtan
-1(b/a)となる。このとき、スクリーンマトリクス
の構成画素数は(a2+b2)となり、スクリーン線数は
√(a2+b2)となる。尚、a=bでなければ、同じス
クリーン線数で異なる角度tan-1(a/b)を持つス
クリーンマトリクスも同時に生成することができる。
【0014】更に、次の(1)式を満たす異なる自然数
a,b,c,dがあればスクリーン線数が同じで、異な
るスクリーン角のtan-1(a/b),tan-1(b/
a),tan-1(c/d),tan-1(d/c)を持つ
スクリーンマトリクスを生成することもできる。
【0015】a2+b2=c2+d2 …(1) ここで、自然数a,b,c,dを次の(2)式のように
定義し、上記(1)式に代入すると、以下の(3)式と
なる。但し、i>j:n,m,i,jは自然数である。
【0016】 a=n,b=(m+j),c=m,d=(n+i) …(2) n2+(m+j)2=m2+(n+i)2 …(3) 両辺を整理すると、2jm+j2=2in+i2という式
になり、これをmについて解くと、 m=(i/j)n+(i2+j2)(i2−j2)/2j …(4) ここで、mが上記(4)式を満足すれば、あらゆるnに
対して上記(1)式が成立する。
【0017】しかし、mが自然数になることが必要なの
で、i/j及び(i2+j2)(i2−j2)/2jが自然
数となることが必要である。即ち、iがjの倍数(i=
kj)であり、i,j共に奇数もしくは共に偶数である
ことが必要である。
【0018】この条件を満たすには、i,jは次のよう
な値を持てば良い。
【0019】 j=1;i=3,5,7,9,… j=2;i=4,6,8,10,… j=3;i=9,15,21,… j=4;i=8,12,16,… j=5;i=15,25,35,… 上記(4)式を(2)式に代入すると、a,b,c,d
は次のようになる。
【0020】 a=n, b=(i/j)n+(i2+j2)/2j, c=(i/j)n+(i2−j2)/2j, d=(n+i) …(5) 即ち、iがjの倍数で、i,j共に奇数もしくは共に偶
数である、という条件を満たせば上記(5)式はあらゆ
る自然数nについて適応でき、スクリーン線数が同じで
異なる4つのスクリーン角を持つスクリーンマトリクス
を生成することができる。
【0021】例えば、i=3,j=1とおくと、a,
b,c,dはa=n,b=3n+5,c=3n+4,d
=n+3となり、上記(1)式に代入した結果である
(6)式はあらゆるnについて成立する。
【0022】 n2+(3n+5)2=(3n+4)2+(n+3)2 …(6) n=1: 12+82=72+42 n=2: 22+112=102+52 n=3: 32+142=132+62 n=4: 42+172=162+72 n=5: 52+202=192+82 … : … = … また、a,bいずれかが偶数であるときには、スクリー
ンマトリクスを90°回転対称にすることができる。こ
のとき、マトリクスの並び方も90°回転対称にするこ
とができ、視覚的にも高品位なスクリーンマトリクスを
生成することができる。
【0023】a,bいずれかが偶数になるには、次の3
つの条件が存在する。 1)i,j共に奇数の場合は、a,bは必ず偶数と奇数
の組み合わせとなる。 2)i/jとj/2が共に偶数の場合はbが必ず偶数と
なる。 3)それ以外の場合でもnが偶数であれば、a=nなの
で、aが偶数となる。
【0024】尚、a,bいずれかが偶数ならば、当然、
c,dのいずれかも偶数となる。
【0025】図2及び図3は、回転対称になるスクリー
ンマトリクスの例を示す図である。この例では、i=
3,j=1,n=1の場合であり、図2ではa=1,b
=8のスクリーンマトリクスを示し、図3ではc=7,
d=4のスクリーンマトリクスを示している。
【0026】また、図4及び図5は、図2及び図3に示
すスクリーンマトリクスの並び方を示す図であり、上記
の1)の条件からスクリーンマトリクスを90°回転対
称にすることができる。また、スクリーンマトリクスの
サイズは次のようになる。
【0027】12+82=72+42=65そして、スクリ
ーン線数は、例えば600dpiのプリンタで印字する
ならば、600/√65=74.42dpiとなる。
【0028】このとき、異なる4つのスクリーン角はそ
れぞれ次のようになる。
【0029】 tan-1(1/8)=7.13° tan-1(8/1)=82.87° tan-1(4/7)=29.74° tan-1(7/4)=60.26° このように、本実施形態におけるアルゴリズムによれ
ば、同じスクリーン線数で、異なる4つのスクリーン角
をYMCKに割り当てたスクリーンマトリクスを作成す
ることができる。
【0030】また、90°回転対称のスクリーンマトリ
クスを構成した場合、スクリーンの形状は図6及び図7
からも分かるように、スクリーンマトリクスの横幅・高
さともa+b及びc+dの大きさとなる。
【0031】即ち、a+bを1辺の大きさとする正方形
の中に、実際のマトリクスの大きさであるa2+b2のサ
イズのマトリクスが入ることになる。
【0032】 (a+b)2−(a2+b2)=2ab …(7) 上記(7)式からも分かるように、図6に示す場合、a
+bを1辺の大きさとする正方形の中から2ab分だけ
切り取ったものが、実際のマトリクスとなる。このマト
リクスが90°回転対称になるには正方形の各辺から同
じサイズ分(4等分)切り取らなければならない。
【0033】この切り取るサイズ(ab/2)が自然数
となるためには、a,bいずれかが偶数となる必要があ
るのである。
【0034】また、マトリクスの構成要素である閾値は
2+b2個の1次元の閾値数列の繰り返しで表現でき
る。この1次元の閾値数列の初期アドレスをずらしてい
くことで、全てのマトリクスの閾値が表現できる。この
アドレスのずらし量は、 a/bもしくは{a+(a2+b2)}/bと、b/aも
しくは{b+(a2+b2)}/aのいずれか割り切れる
方の値となる。
【0035】このように、i,j,nの3つの変数を決
めるだけで、スクリーンマトリクスのサイズ、形状、閾
値配列のアドレスを簡単に算出することができる。しか
も、実際にスクリーンとして使用できる実用範囲のマト
リクスサイズに限れば、i,j,nの組み合わせはかな
り限定することができ、マトリクス決定の際に計算式か
ら算出せず、i,j,nの組み合わせをメモリにあらか
じめ記憶しておくことも可能である。
【0036】次に、具体的な装置の構成について説明す
る。図1は、実施形態における画像処理装置の構成を示
すブロック図である。同図において、101は本体であ
る。102はCPUであり、後述するプログラムに従っ
て全体の制御を行う。103は入力バッファであり、不
図示のホストコンピュータやスキャナ等から入力したカ
ラー多値画像データを一時的に蓄積する。104はプロ
グラムROMであり、CPU102が実行するシーケン
スのプログラム等が格納されている。105はパターン
RAMであり、後述する2値化用のディザ・マトリクス
パターンを一時的に格納する。106はディザ・パター
ン算出部であり、上述のアルゴリズムにより所望のディ
ザ・マトリクスパターンを生成し、パターンRAM10
5に送出する。
【0037】107はRAMであり、内部にディザ・パ
ターンによって2値化されたデータを格納する1ライン
分のビットマップメモリ107aと入力データの現在の
座標位置を格納するx,yアドレス107bとを含み、
CPU102がプログラムを実行する際にワークエリア
としても使用される。108は出力バッファであり、不
図示のプリンタ部に2値化されたビットマップデータを
出力する際に一時的に出力データを蓄える。
【0038】以上の構成において、ディザ・マトリクス
パターンを生成し、多値画像データを2値化する処理を
図14に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0039】まず、パターン算出部106が所望のディ
ザ・マトリクスパターンを算出し、そのマトリクスパタ
ーンをパターンRAM105に送出する。そして、算出
したマトリクスパターンは一時的にパターンRAM10
5に記憶される(ステップS101)。また、CPU1
02はRAM107のx,yアドレス107bを各々
“0”に初期化し、ビットマップデータを格納するビッ
トマップメモリ107aを全てクリアする(ステップS
102)。
【0040】次に、CPU102は入力バッファ103
を介して1画素分の多値画像データを受け取り、x,y
アドレス107bで示される座標位置に対応するマトリ
クスパターンの閾値を求める(ステップS103)。そ
して、その閾値と画素値とを比較し(ステップS10
4)、画素値が閾値より大きい或いは等しい場合は、1
ラスタ分のビットマップメモリ107aのxアドレス位
置のビットをONにする(ステップS105)。
【0041】また、画素値が閾値より小さい場合は、そ
のまま、1ラスタ分のビットマップメモリ107aのx
アドレス位置のビットはOFFのままとする。次に、x
アドレスに“1”を加算し(ステップS106)、1ラ
イン分の処理が終了していなければ(ステップS107
のNo)、上述の処理を繰り返す。そして、1ライン分
の処理が全て終了すると(ステップS107のYe
s)、ビットマップメモリ107aのビットマップデー
タを出力バッファ108から出力する(ステップS10
8)。
【0042】次に、ビットマップメモリ107aをクリ
アすると共にxアドレスもクリアし、yアドレスに
“1”を加算する(ステップS109)。そして、全画
素の処理を終了していなければ(ステップS110のN
o)、次のラインの処理を行う。その後、上述した一連
の処理により画像全体の2値化が終了すると(ステップ
S110のYes)、この処理を終了する。
【0043】このような構成にすることにより、CMY
Kを同じ線数で異なるスクリーン角で表現することがで
き、また、スクリーンマトリクス及びその並び方を90
°回転対称にすることができ、視覚的に高品位な画像を
得ることができる。
【0044】また、前述した条件を満足するスクリーン
マトリクスが簡単に算出でき、プリンタの性能に応じた
或いはユーザーの好みに応じた線数のスクリーンを生成
することができる。
【0045】[第2の実施形態]以下、図面を参照しな
がら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0046】先ず、第2の実施形態におけるスクリーン
マトリクスを生成する原理について説明する。
【0047】スクリーンマトリクス及びその並び方が9
0°回転対称となるような、第1の実施形態のような条
件を満たしている場合に、i,j,nが“1”以外の公
約数hを持つ場合には、スクリーンマトリクス内部にh
2個の90°回転対称のサブマトリクスを作ることがで
きる。
【0048】しかし、i,jを公約数hで割った値i’
=i/h,j’=j/hが共に奇数もしくは共に偶数に
なることが必要である。この場合のサブマトリクスは、
次の式に従うa’,b’,c’,d’からなり、 a’=(n/h),b’=[(i/h)/(j/h)]
n/h+[(i/h)2+(j/h)2]/(2j/
h),c’=[(i/h)/(j/h)]n/h+
[(i/h)2−(j/h)2]/(2j/h),d’=
(n/h)+(i/h)(但し、i=k:kは自然数) サブマトリクスの構成画素数は(a’2+b’2)とな
り、スクリーン角tan-1(a’/b’),tan
-1(b’/a’),tan-1(c’+d’),tan-1
(d’/c’)を持つスクリーンマトリクスを生成する
ことができる。
【0049】ここで、a’/b’=a/b,c’/d’
=c/dなのでメインのスクリーンマトリクスと同じス
クリーン角になり、同じように90°回転対称になるの
で、視覚的に非常に高品質な画像が再生される。
【0050】例えば、i=6,j=2の場合、前述した
第1の実施形態の条件式からa=n,b=3n+10,
c=3n+8,d=n+6となり、次の(8)式はあら
ゆるnについて成立する。
【0051】 n2+(3n+10)2=(3n+8)2+(n+6)2 …(8) n=1: 12+132=112+72 n=2: 22+162=142+82 n=3: 32+192=172+92 n=4: 42+222=202+102 n=5: 52+252=222+112 … : … = … ここで、n=2やn=4の場合には、サブマトリクスを
作ることができる。
【0052】例えば、n=2の場合、公約数hを“2”
と設定すると、図8及び図9に示すように、“2”の2
乗で4つのサブマトリクスからなるスクリーンマトリク
スを構成することができる。
【0053】各サブマトリクスは、i’=6/2,j’
=2/2,n’=2/2となり、i=3,j=1,n=
1のマトリクスと同じマトリクスを、サブマトリクスと
して構成することができる。
【0054】[第3の実施形態]以下、図面を参照しな
がら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。
【0055】第1及び第2の実施形態では、多値画像を
スクリーンを用いた2値画像にする場合を例に説明した
が、第3の実施形態では3値以上のスクリーンマトリク
スに応用する場合を例に説明する。
【0056】図10〜図13は、第3の実施形態におけ
るスクリーンマトリクスを示す図である。図示するよう
に、各マトリクスは4つの閾値を持ち、4つの閾値で量
子化することで、階調画像を5値の画像に量子化するこ
とができる。また、3値以上の階調を表現できるプリン
タなどに出力する場合に用いることができる。
【0057】このように、YMCK全ての色で同じスク
リーン線数で異なるスクリーン角を持つスクリーンマト
リクスを簡単な構成で提供できる。
【0058】また、スクリーンマトリクスの閾値を1次
元で表すことができ、そのシフト量も簡単に求めること
ができる。
【0059】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0060】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0061】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0062】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0063】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラー画像の各色成分で異なるスクリーン角を持つ閾値
マトリクスを簡単な構成で提供することができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるスクリーンマトリクス
を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるスクリーンマトリクス
を示す図である。
【図4】図2に示すスクリーンマトリクスの並び方を示
す図である。
【図5】図3に示すスクリーンマトリクスの並び方を示
す図である。
【図6】90°回転対称のスクリーンマトリクスの形状
を示す図である。
【図7】90°回転対称のスクリーンマトリクスの形状
を示す図である。
【図8】第2の実施形態におけるスクリーンマトリクス
を示す図である。
【図9】第2の実施形態におけるスクリーンマトリクス
を示す図である。
【図10】第3の実施形態におけるスクリーンマトリク
スを示す図である。
【図11】第3の実施形態におけるスクリーンマトリク
スを示す図である。
【図12】第3の実施形態におけるスクリーンマトリク
スを示す図である。
【図13】第3の実施形態におけるスクリーンマトリク
スを示す図である。
【図14】ディザ・マトリクスパターンに基づき多値画
像データを2値化する処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 画像処理装置 102 CPU 103 入力バッファ 104 プログラムROM 105 パターンRAM 106 パターン算出部 107 RAM 107a ビットマップメモリ 107b x,yアドレス 108 出力バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーン角を持つ閾値マトリクスに基
    づき、カラー画像を量子化する画像処理装置において、 以下の条件式を満たす自然数a,b,c,dにより構成
    されるスクリーン角を持つ閾値マトリクスを生成する生
    成手段と、 前記閾値マトリクスに基づき、カラー画像を量子化する
    量子化手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 a=n,b=(i/j)n+(i2+j2)/2j,c=
    (i/j)n−(i2−j2)/2j,d=n+i (但
    し、i=kj:kは自然数)
  2. 【請求項2】 前記i,jは、共に奇数もしくは共に偶
    数であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記量子化手段は、スクリーン角θ1
    tan-1(a/b),θ2=tan-1(b/a),θ3
    tan-1(c/d),θ4=tan-1(d/c)を持つ
    閾値マトリクスを前記カラー画像の各色成分に割り当
    て、前記カラー画像を量子化することを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記閾値マトリクスは、複数のサブマト
    リクスによって構成され、各サブマトリクスは以下の条
    件式を満たす自然数a’,b’,c’,d’により構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。 a’=(n/h),b’=[(i/h)/(j/h)]
    n/h+[(i/h)2+(j/h)2]/(2j/
    h),c’=[(i/h)/(j/h)]n/h+
    [(i/h)2−(j/h)2]/(2j/h),d’=
    (n/h)+(i/h) (但し、i=kj:kは自然
    数)
  5. 【請求項5】 前記量子化手段は、前記カラー画像の画
    素データを少なくとも3値の画像に量子化することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 スクリーン角を持つ閾値マトリクスに基
    づき、カラー画像を量子化する画像処理方法において、 以下の条件式を満たす自然数a,b,c,dにより構成
    されるスクリーン角を持つ閾値マトリクスを生成する生
    成工程と、 前記閾値マトリクスに基づき、カラー画像を量子化する
    量子化工程とを有することを特徴とする画像処理方法。 a=n,b=(i/j)n+(i2+j2)/2j,c=
    (i/j)n+(i2−j2)/2j,d=n+i (但
    し、i=kj:kは自然数)
JP10127847A 1998-05-11 1998-05-11 画像処理装置及び方法 Withdrawn JPH11331621A (ja)

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JP10127847A JPH11331621A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 画像処理装置及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010060596A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Brother Ind Ltd 画像形成装置および画像形成システム
US8018622B2 (en) 2007-04-19 2011-09-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and image processing apparatus

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