JPH087015B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH087015B2 JPH087015B2 JP25236690A JP25236690A JPH087015B2 JP H087015 B2 JPH087015 B2 JP H087015B2 JP 25236690 A JP25236690 A JP 25236690A JP 25236690 A JP25236690 A JP 25236690A JP H087015 B2 JPH087015 B2 JP H087015B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shelf
- cold air
- cool air
- freezing
- ice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷気を送風機によって貯蔵室内に吹き出して
冷却する冷蔵庫に関する。
冷却する冷蔵庫に関する。
(ロ)従来の技術 従来この種冷蔵庫は、本願に先行する特公昭60−3322
4号公報に示される如く、冷凍室の背方に冷却器を設置
し、送風機によって冷気を前方の冷凍室内に吹き出して
いた。そして、製氷や食品の冷凍を迅速に行うには、そ
れぞれ専用の吐出口を形成した製氷室や急速冷凍室をあ
らかじめ形成しておき、その室内に製氷皿や冷凍食品を
載置して実行するものであった。
4号公報に示される如く、冷凍室の背方に冷却器を設置
し、送風機によって冷気を前方の冷凍室内に吹き出して
いた。そして、製氷や食品の冷凍を迅速に行うには、そ
れぞれ専用の吐出口を形成した製氷室や急速冷凍室をあ
らかじめ形成しておき、その室内に製氷皿や冷凍食品を
載置して実行するものであった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 係る構成によると、迅速な製氷や食品冷凍を行う必要
がないときには前記各室の空間が無駄となるばかりでな
く、冷気の有効利用も図れない問題があった。
がないときには前記各室の空間が無駄となるばかりでな
く、冷気の有効利用も図れない問題があった。
本発明は係る課題を解決するために成されたものであ
る。
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、庫内に円板状の棚を回転自在に設け、この
棚の上面に、冷却器で冷却した冷気を偏向して吹き付け
てなるものであって、 前記棚の上面を複数に区画すると共に、前記棚を所定
の回動角位置で係止する弾性係止部を、この棚と該棚の
支持部材との間に設けたものである。
棚の上面に、冷却器で冷却した冷気を偏向して吹き付け
てなるものであって、 前記棚の上面を複数に区画すると共に、前記棚を所定
の回動角位置で係止する弾性係止部を、この棚と該棚の
支持部材との間に設けたものである。
(ホ)作用 本発明によれば、円板状の棚は、所定の回動角位置で
係止され角区画が吹き付け冷気に対して正確に位置合わ
せされるようになり、よって、急速冷凍向きの物品につ
いては集中的に冷気を作用させて急速な凍結を可能とし
またそれ以外の物品については冷気の直射を制限して好
適な凍結及び冷凍保存を可能とすることで、種々の物品
に対応して好適な冷凍態様を選択できるようになる。ま
た前記棚は、強制回転操作された場合は前記係止部の弾
性故に容易に係合解除して回転するようになり、前記弾
性係止部に悪影響されることなく回転機能を維持できる
ようになる。
係止され角区画が吹き付け冷気に対して正確に位置合わ
せされるようになり、よって、急速冷凍向きの物品につ
いては集中的に冷気を作用させて急速な凍結を可能とし
またそれ以外の物品については冷気の直射を制限して好
適な凍結及び冷凍保存を可能とすることで、種々の物品
に対応して好適な冷凍態様を選択できるようになる。ま
た前記棚は、強制回転操作された場合は前記係止部の弾
性故に容易に係合解除して回転するようになり、前記弾
性係止部に悪影響されることなく回転機能を維持できる
ようになる。
(ヘ)実施例 次に図面によって本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明を適用せる冷蔵庫1の斜視図、第2図
は冷蔵庫1の縦断面図、第3図は冷凍室2の正面図、第
4図は冷凍室2部分の冷蔵庫1の縦断面図、第5図は第
3図のA−A線断面図、第6図は同B−B線断面図をそ
れぞれ示している。
は冷蔵庫1の縦断面図、第3図は冷凍室2の正面図、第
4図は冷凍室2部分の冷蔵庫1の縦断面図、第5図は第
3図のA−A線断面図、第6図は同B−B線断面図をそ
れぞれ示している。
4は鋼板製の外箱5と合成樹脂製の内箱6との間隔に
ポリウレタン等の発泡性断熱材7を現場発泡方式にて充
填することにより、前方に開口して構成された断熱箱体
である。この断熱箱体4の内箱6には発泡スチロール等
の成形断熱材8を内蔵した仕切壁9が取り付けられ、そ
れによって断熱箱体4の庫内は上下に区画されて上方の
冷凍室2と下方の冷蔵室10が構成されている。
ポリウレタン等の発泡性断熱材7を現場発泡方式にて充
填することにより、前方に開口して構成された断熱箱体
である。この断熱箱体4の内箱6には発泡スチロール等
の成形断熱材8を内蔵した仕切壁9が取り付けられ、そ
れによって断熱箱体4の庫内は上下に区画されて上方の
冷凍室2と下方の冷蔵室10が構成されている。
冷蔵室10の下部は、仕切前部材11及び仕切板12と、仕
切前部材13及び仕切板14とによって更に二室に仕切られ
ており、そこに上方開口の容器15及び16がそれぞれ配置
され、内部をそれぞれ氷温室17及び野菜室18としてい
る。冷凍室2、冷蔵室10の前方開口は、一側を断熱箱体
4に回動自在に枢支された扉20、21によって開閉自在に
閉塞され、氷温室17及び野菜室18の前方は、各容器15及
び16と共に引き出し自在の扉22、23によって閉塞され
る。
切前部材13及び仕切板14とによって更に二室に仕切られ
ており、そこに上方開口の容器15及び16がそれぞれ配置
され、内部をそれぞれ氷温室17及び野菜室18としてい
る。冷凍室2、冷蔵室10の前方開口は、一側を断熱箱体
4に回動自在に枢支された扉20、21によって開閉自在に
閉塞され、氷温室17及び野菜室18の前方は、各容器15及
び16と共に引き出し自在の扉22、23によって閉塞され
る。
冷凍室2及び冷蔵室10内には透明合成樹脂にて成形さ
れた円板状の棚24…及び25…が複数段回転自在に設けら
れる。更に、仕切壁9及び仕切板12の上面にも円板状の
棚26及び27がそれぞれ回転自在に設けられている。
れた円板状の棚24…及び25…が複数段回転自在に設けら
れる。更に、仕切壁9及び仕切板12の上面にも円板状の
棚26及び27がそれぞれ回転自在に設けられている。
次に第4図乃至第6図で冷凍室2付近の構造について
説明する。冷凍室2の後部は棚24の円弧に沿った半円弧
状の背面板28によって区画されており、冷凍室2の棚24
は内箱6及び背面板28の前面に着脱自在に指示された透
明合成樹脂製の保持板29…上に取り付けられており、回
転軸30及び外側のローラ31によって回転自在とされてい
る。また、棚26は仕切壁9上のローラ39と周辺の溝48に
よって回転自在に保持されている。
説明する。冷凍室2の後部は棚24の円弧に沿った半円弧
状の背面板28によって区画されており、冷凍室2の棚24
は内箱6及び背面板28の前面に着脱自在に指示された透
明合成樹脂製の保持板29…上に取り付けられており、回
転軸30及び外側のローラ31によって回転自在とされてい
る。また、棚26は仕切壁9上のローラ39と周辺の溝48に
よって回転自在に保持されている。
この時、棚24の前端は断熱箱体4の開口縁、即ち、外
箱5の開口縁よりも前方に突出する寸法とされており、
また、仕切壁9の前端もそれに合わせて前方に突出する
湾曲形状となっている。また、これに対応し、扉20(他
の扉も同様)もその内面が前方に突出するよう、断面湾
曲形状に構成されている。
箱5の開口縁よりも前方に突出する寸法とされており、
また、仕切壁9の前端もそれに合わせて前方に突出する
湾曲形状となっている。また、これに対応し、扉20(他
の扉も同様)もその内面が前方に突出するよう、断面湾
曲形状に構成されている。
一方、背面板28の後方には成形断熱材32と隔板33とに
よって冷却室3が構成され、この冷却室3内に冷凍サイ
クルに含まれる冷却器34が収納設置される。この冷却器
34は冷媒パイプに複数の金属フィンを取り付けた所謂ク
ロスフィンチューブタイプの熱交換器であり、内箱6の
背面に沿って縦方向に設けられると共に、更に、その冷
気流通方向が水平に対して15°乃至30°の勾配を持つよ
うに向かって左側に傾斜して取り付けられている。
よって冷却室3が構成され、この冷却室3内に冷凍サイ
クルに含まれる冷却器34が収納設置される。この冷却器
34は冷媒パイプに複数の金属フィンを取り付けた所謂ク
ロスフィンチューブタイプの熱交換器であり、内箱6の
背面に沿って縦方向に設けられると共に、更に、その冷
気流通方向が水平に対して15°乃至30°の勾配を持つよ
うに向かって左側に傾斜して取り付けられている。
冷却器34の冷気吐出側3Aの冷却室3隅角部にはプロペ
ラファンから成る送風機37が、取付板38によって隔板33
のファンリング33Aに対応し、斜め前方に向いて取り付
けられている。
ラファンから成る送風機37が、取付板38によって隔板33
のファンリング33Aに対応し、斜め前方に向いて取り付
けられている。
ここで、背面板28が半円弧状であることにより、冷却
室3の両側隅角部には無効空間が生じるが、この無効空
間を利用し、成形断熱材32によって上下方向に延在する
冷気供給ダクト40と冷気帰還ダクト41が構成される。こ
の冷気供給ダクト40は送風機37部分と連通し、且つ、棚
24で仕切られる各空間の左隅角部に対応して背面板28に
それぞれ形成した冷気吐出口42…にて冷凍室2内に開放
している。また、冷気帰還ダクト41は同様に各空間に対
応して背面板28の右隅角部にそれぞれ形成した冷気吸込
口43…にて冷凍室2内に開放し、且つ、冷却器34の冷気
吸込側の途中に連通している。
室3の両側隅角部には無効空間が生じるが、この無効空
間を利用し、成形断熱材32によって上下方向に延在する
冷気供給ダクト40と冷気帰還ダクト41が構成される。こ
の冷気供給ダクト40は送風機37部分と連通し、且つ、棚
24で仕切られる各空間の左隅角部に対応して背面板28に
それぞれ形成した冷気吐出口42…にて冷凍室2内に開放
している。また、冷気帰還ダクト41は同様に各空間に対
応して背面板28の右隅角部にそれぞれ形成した冷気吸込
口43…にて冷凍室2内に開放し、且つ、冷却器34の冷気
吸込側の途中に連通している。
次に、冷凍室2内の冷気循環を説明する。冷却器34に
よって冷却された冷気は、送風機37によって向かって左
側の冷気吐出側3Aに吸引された後、前方の冷気供給ダク
ト40に送出される。冷気供給ダクト40に流入した冷気
は、各冷気吐出口42…より各棚24上の空間に吐出され
る。この時、冷気は冷気吐出口42から斜め前方に吹き出
され、棚24上の空間を第5図中矢印の如く流れ、各空間
に対応する冷気吸込口43…から冷気帰還ダクト41に流入
して冷却器34の冷気吸込側の途中に帰還する。
よって冷却された冷気は、送風機37によって向かって左
側の冷気吐出側3Aに吸引された後、前方の冷気供給ダク
ト40に送出される。冷気供給ダクト40に流入した冷気
は、各冷気吐出口42…より各棚24上の空間に吐出され
る。この時、冷気は冷気吐出口42から斜め前方に吹き出
され、棚24上の空間を第5図中矢印の如く流れ、各空間
に対応する冷気吸込口43…から冷気帰還ダクト41に流入
して冷却器34の冷気吸込側の途中に帰還する。
この冷気吐出口42から冷気吸込口43に至る冷気の流れ
は、各棚24上の空間のそれぞれに対して形成されるの
で、各棚24上の物品の冷却が他の棚24上の物品の収納状
態によって悪影響を受けず、各空間を独立して冷却可能
となる。又、棚24は回転自在であるから、奥方に載置し
た物品も棚24を回転させることによって手前に移動さ
せ、容易に取り出すことができる。
は、各棚24上の空間のそれぞれに対して形成されるの
で、各棚24上の物品の冷却が他の棚24上の物品の収納状
態によって悪影響を受けず、各空間を独立して冷却可能
となる。又、棚24は回転自在であるから、奥方に載置し
た物品も棚24を回転させることによって手前に移動さ
せ、容易に取り出すことができる。
ここで、仕切壁9上の棚26には第6図に示す如く複数
の製氷皿50、透明氷用の製氷皿51や急速冷凍用のアルミ
製容器52、漸次冷凍用の合成樹脂製容器53が載置される
(第2図及び第4図では取り外されている)。
の製氷皿50、透明氷用の製氷皿51や急速冷凍用のアルミ
製容器52、漸次冷凍用の合成樹脂製容器53が載置される
(第2図及び第4図では取り外されている)。
各製氷皿50、51や容器52、53はそれぞれ棚26の回転の
中心を円弧の中心とした略扇状を呈しており、棚26上に
着脱自在に載置されるものである。即ち、これによって
棚26の載置面は棚26の回転中心から端縁に至る線にて放
射状に複数区画される形となる。また棚26は、冷気吐出
口42の吐出冷気がこの棚26の回転中心上部に対して偏向
して吹き当たることで、この棚26の手前側の区画上の物
品が集中的に冷却されるように構成してある。
中心を円弧の中心とした略扇状を呈しており、棚26上に
着脱自在に載置されるものである。即ち、これによって
棚26の載置面は棚26の回転中心から端縁に至る線にて放
射状に複数区画される形となる。また棚26は、冷気吐出
口42の吐出冷気がこの棚26の回転中心上部に対して偏向
して吹き当たることで、この棚26の手前側の区画上の物
品が集中的に冷却されるように構成してある。
而して前記棚26は、第6図、第7図及び第8図に示す
ように、この棚26を所定の回動角位置で係止する弾性係
止部54を、この棚26と該棚26の支持部材9(仕切壁)と
の間に設けてある。この弾性係止部54は、棚26の裏面に
膨出形成されその中央部が凹設された凹部55と、前記支
持部材9の2個所に形成された係止突起56、57とから構
成されている。前記凹部55と前記係止突起56、57は、共
に合成樹脂で形成されることで少許弾性を有し、その弾
性故に、回転操作力を受けて容易に係合、離脱できるよ
うになっている。この弾性係止部54については、要する
に回転操作力によって自動的に係合、離脱の可能な構造
であれば良く、板ばね等のスプリングを利用してこのス
プリングが所定係止箇所に対して係合、離脱する等の任
意構造のものも実施される。前記棚26は、第6図に示す
状態で弾性係止部54の凹部55が突起26に係止し、第7図
に示す状態で弾性係止部54の凹部55が突起57に係止する
ことで所定の回動角位置で正確に停止する。また前記支
持部材9の目視の容易な箇所にマーク(図示しない)を
設け、このマークに前記棚26の周縁部のマーク(図示し
ない)を回転操作して合致させることで、前記弾性係止
部54も同時係合するものも実施される。
ように、この棚26を所定の回動角位置で係止する弾性係
止部54を、この棚26と該棚26の支持部材9(仕切壁)と
の間に設けてある。この弾性係止部54は、棚26の裏面に
膨出形成されその中央部が凹設された凹部55と、前記支
持部材9の2個所に形成された係止突起56、57とから構
成されている。前記凹部55と前記係止突起56、57は、共
に合成樹脂で形成されることで少許弾性を有し、その弾
性故に、回転操作力を受けて容易に係合、離脱できるよ
うになっている。この弾性係止部54については、要する
に回転操作力によって自動的に係合、離脱の可能な構造
であれば良く、板ばね等のスプリングを利用してこのス
プリングが所定係止箇所に対して係合、離脱する等の任
意構造のものも実施される。前記棚26は、第6図に示す
状態で弾性係止部54の凹部55が突起26に係止し、第7図
に示す状態で弾性係止部54の凹部55が突起57に係止する
ことで所定の回動角位置で正確に停止する。また前記支
持部材9の目視の容易な箇所にマーク(図示しない)を
設け、このマークに前記棚26の周縁部のマーク(図示し
ない)を回転操作して合致させることで、前記弾性係止
部54も同時係合するものも実施される。
また、透明氷の製氷皿51では、断熱透明容器58と、こ
の容器58に載置される透孔板59とから組合せ構成され、
透孔板59を取り外した後の断熱用透明容器58は他の合成
樹脂製容器53と同形状として交換使用可能に構成してあ
る。この透明氷の製氷皿51は、その貯溜水が徐々に冷却
してこの貯溜水中の気泡が透孔板59の透孔59aから下側
の貯水室に排出されることで、この透孔板59の上部に透
明氷を形成してなるものであり、その気泡排出時間の確
保のために徐々に冷却されるべきものである。
の容器58に載置される透孔板59とから組合せ構成され、
透孔板59を取り外した後の断熱用透明容器58は他の合成
樹脂製容器53と同形状として交換使用可能に構成してあ
る。この透明氷の製氷皿51は、その貯溜水が徐々に冷却
してこの貯溜水中の気泡が透孔板59の透孔59aから下側
の貯水室に排出されることで、この透孔板59の上部に透
明氷を形成してなるものであり、その気泡排出時間の確
保のために徐々に冷却されるべきものである。
次に、操作を説明すると、迅速な製氷を行いたい場合
には製氷皿50に給水して棚26上に載置し、棚26を回転さ
せて第6図の如く冷気吐出口42の直前に対応させる。こ
れによって製氷皿50には冷気吐出口42からの冷気が集中
的に吹き付けられ、製氷皿50内の水は迅速に氷となる。
には製氷皿50に給水して棚26上に載置し、棚26を回転さ
せて第6図の如く冷気吐出口42の直前に対応させる。こ
れによって製氷皿50には冷気吐出口42からの冷気が集中
的に吹き付けられ、製氷皿50内の水は迅速に氷となる。
一方、生肉や調理済み食品を急速に凍結させたい場合
には例えばアルミ製容器52に食品を収容し、棚26を第6
図中反時計回りに回転させてアルミ製容器52を冷気吐出
口42の直前に対応させる。これによってアルミ製容器52
には大量の冷気が吹き付けられ食品を迅速に凍結させる
ことができる。
には例えばアルミ製容器52に食品を収容し、棚26を第6
図中反時計回りに回転させてアルミ製容器52を冷気吐出
口42の直前に対応させる。これによってアルミ製容器52
には大量の冷気が吹き付けられ食品を迅速に凍結させる
ことができる。
前記冷蔵庫では、円板状の棚26は、第6図及び第7図
に示すように、所定の回動角位置で弾性係止部54にて係
止され各区画が吹き付け冷気に対して正確に位置合わせ
されるようになり、よって急速冷凍向きの物品例えば製
氷皿50上の氷又はアルミ製容器52上の食品等については
集中的に冷気を作用させて急速な凍結を可能としまたそ
れ以外の透明氷等の物品については冷気の直射を制限し
て徐々に冷却して気泡の排出時間を十分に確保して透明
度の高い製氷を可能にすること等により、種々の物品に
対応して好適な冷凍態様を選択できるようになる。また
前記棚26は、強制回転操作された場合は前記係止部54の
弾性故に容易に係合解除して回転するようになり、前記
弾性係止部54に悪影響されることなく回転機能を維持で
きるようになる。
に示すように、所定の回動角位置で弾性係止部54にて係
止され各区画が吹き付け冷気に対して正確に位置合わせ
されるようになり、よって急速冷凍向きの物品例えば製
氷皿50上の氷又はアルミ製容器52上の食品等については
集中的に冷気を作用させて急速な凍結を可能としまたそ
れ以外の透明氷等の物品については冷気の直射を制限し
て徐々に冷却して気泡の排出時間を十分に確保して透明
度の高い製氷を可能にすること等により、種々の物品に
対応して好適な冷凍態様を選択できるようになる。また
前記棚26は、強制回転操作された場合は前記係止部54の
弾性故に容易に係合解除して回転するようになり、前記
弾性係止部54に悪影響されることなく回転機能を維持で
きるようになる。
尚、仕切壁9下方の冷蔵室10内には、冷蔵室10の左隅
角部に形成した冷気供給ダクト40に連通するダクト60を
通って、冷気吐出口45から各棚25上の空間に送風機37か
らの冷気が供給され、又、冷蔵室10内を冷却した冷気は
仕切壁9の成形断熱材8内に形成した冷気帰還通路46を
通り、冷却器34の冷気吸込側に帰還する。
角部に形成した冷気供給ダクト40に連通するダクト60を
通って、冷気吐出口45から各棚25上の空間に送風機37か
らの冷気が供給され、又、冷蔵室10内を冷却した冷気は
仕切壁9の成形断熱材8内に形成した冷気帰還通路46を
通り、冷却器34の冷気吸込側に帰還する。
(ト)発明の効果 本発明は以上のように構成したから、円板状の棚は、
所定の回動角位置で係止され各区画が吹き付け冷気に対
して正確に位置合わせされるようになり、よって急速冷
凍向きの物品については集中的に冷気を有効利用して急
速な凍結を可能としまたそれ以外の物品については冷気
の直射を制限して好適な凍結及び冷凍保存を可能とする
ことで、種々の物品に対応して好適な冷凍態様を選択で
きるようになり、 また前記棚は、強制回転操作された場合は前記係止部
の弾性故に容易に係合解除して回転できるようになり、 従って、前記棚の回転機能を損なうことなしに冷気の
有効利用を図り得る冷蔵庫を提供できる。
所定の回動角位置で係止され各区画が吹き付け冷気に対
して正確に位置合わせされるようになり、よって急速冷
凍向きの物品については集中的に冷気を有効利用して急
速な凍結を可能としまたそれ以外の物品については冷気
の直射を制限して好適な凍結及び冷凍保存を可能とする
ことで、種々の物品に対応して好適な冷凍態様を選択で
きるようになり、 また前記棚は、強制回転操作された場合は前記係止部
の弾性故に容易に係合解除して回転できるようになり、 従って、前記棚の回転機能を損なうことなしに冷気の
有効利用を図り得る冷蔵庫を提供できる。
第1図は本発明を適用せる冷蔵庫の斜視図、第2図は冷
蔵庫の縦断面図、第3図は冷凍室の正面図、第4図は冷
凍室部分の冷蔵庫の縦断面図、第5図は第3図のA−A
線断面図、第6図は同B−B線断面図、第7図は本発明
を適用せる冷蔵庫に備えた棚の動作説明図、第8図は同
冷蔵庫の要部の構成図である。 1…冷蔵庫、2…冷凍室、3…冷却室、4…断熱箱体、
9…支持部材(仕切壁)、26…棚、34…冷却器、37…送
風機、40…冷気供給ダクト、42…冷気吐出口、50、51…
製氷皿、52、53…容器、54…弾性係止部。
蔵庫の縦断面図、第3図は冷凍室の正面図、第4図は冷
凍室部分の冷蔵庫の縦断面図、第5図は第3図のA−A
線断面図、第6図は同B−B線断面図、第7図は本発明
を適用せる冷蔵庫に備えた棚の動作説明図、第8図は同
冷蔵庫の要部の構成図である。 1…冷蔵庫、2…冷凍室、3…冷却室、4…断熱箱体、
9…支持部材(仕切壁)、26…棚、34…冷却器、37…送
風機、40…冷気供給ダクト、42…冷気吐出口、50、51…
製氷皿、52、53…容器、54…弾性係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−124366(JP,A) 特開 昭63−189773(JP,A) 実開 平1−134877(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】庫内に円板状の棚を回転自在に設け、この
棚の上面に、冷却器で冷却した冷気を偏向して吹き付け
てなるものであって、 前記棚の上面を複数に区画すると共に、前記棚を所定の
回動角位置で係止する弾性係止部を、この棚と該棚の支
持部材との間に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25236690A JPH087015B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25236690A JPH087015B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131683A JPH04131683A (ja) | 1992-05-06 |
JPH087015B2 true JPH087015B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=17236299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25236690A Expired - Fee Related JPH087015B2 (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 冷蔵庫 |
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JP (1) | JPH087015B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-09-20 JP JP25236690A patent/JPH087015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11598566B2 (en) * | 2020-04-06 | 2023-03-07 | Electrolux Home Products, Inc. | Revolving ice maker |
US20230175752A1 (en) * | 2020-04-06 | 2023-06-08 | Electrolux Home Products, Inc. | Revolving ice maker |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04131683A (ja) | 1992-05-06 |
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