JP2944177B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2944177B2 JP2944177B2 JP25079890A JP25079890A JP2944177B2 JP 2944177 B2 JP2944177 B2 JP 2944177B2 JP 25079890 A JP25079890 A JP 25079890A JP 25079890 A JP25079890 A JP 25079890A JP 2944177 B2 JP2944177 B2 JP 2944177B2
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- JP
- Japan
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- refrigerator
- cool air
- shelf
- compartment
- refrigerator compartment
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/066—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
- F25D2317/0662—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the corner
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は冷却器によって冷却された冷気を送風機によ
って貯蔵室内に循環する冷蔵庫に関する。
って貯蔵室内に循環する冷蔵庫に関する。
（ロ）従来の技術 従来此の種冷蔵庫は、本願に先行する特公昭60−号33
224号公報に示される如く、冷凍室の背方に冷却器を立
てて設置し、その上方である冷凍室背方中央部に設けた
送風機によって冷却器で冷却された冷気を上方に吸引
し、前方の冷凍室内に吹き出すと共に、冷蔵室へは送風
機から吐出された冷気を冷却器を避けて一旦右側に導
き、そこから下方に落とすことにより供給していた。
224号公報に示される如く、冷凍室の背方に冷却器を立
てて設置し、その上方である冷凍室背方中央部に設けた
送風機によって冷却器で冷却された冷気を上方に吸引
し、前方の冷凍室内に吹き出すと共に、冷蔵室へは送風
機から吐出された冷気を冷却器を避けて一旦右側に導
き、そこから下方に落とすことにより供給していた。
（ハ）発明が解決しようとする課題 係る構成によると、冷蔵室に供給するための冷気は、
送風機にて一旦前方に吹き出され、そこから右側に大き
く迂回し、その後下方に延在するダクト内を降下すると
いう動きをするので流通抵抗が大きく、冷気循環に大き
なロスが発生する欠点を有していた。
送風機にて一旦前方に吹き出され、そこから右側に大き
く迂回し、その後下方に延在するダクト内を降下すると
いう動きをするので流通抵抗が大きく、冷気循環に大き
なロスが発生する欠点を有していた。
また、冷蔵庫の冷蔵室内は冷気の吹き出しダクトを庫
内中央に形成しているため、冷蔵室の背部に該ダクトの
収納スペースを広く必要とし、棚面積が減少して庫内容
積が犠牲にされるという問題があった。
内中央に形成しているため、冷蔵室の背部に該ダクトの
収納スペースを広く必要とし、棚面積が減少して庫内容
積が犠牲にされるという問題があった。
一方、家庭用の冷蔵庫では、庫内に物品を載置する複
数の棚を設けているが、奥の方の物品の出し入れが面倒
であり、奥に収納された物品がいつまでも取り出される
ずに腐敗してしまうという欠点があり、回転可能な棚の
装備が切望されていた。
数の棚を設けているが、奥の方の物品の出し入れが面倒
であり、奥に収納された物品がいつまでも取り出される
ずに腐敗してしまうという欠点があり、回転可能な棚の
装備が切望されていた。
本発明は係る課題を解決することを目的とする。
（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、断面略矩形の箱体を有する冷蔵庫の冷蔵室
内に回転可能な円盤状の棚を配設し、該冷蔵室の背方隅
角部の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダ
クトを配置し、該冷蔵室の背方隅角部の他方に、冷蔵室
内の高さ方向の略中央位置に設けられた庫内灯と、この
庫内灯を被うように曲面形状に形成され且つ縦方向に細
長く冷蔵室全体にわたるカバーを配置すると共に、冷蔵
室の前方隅角部に扉ポケットを張り出して形成したもの
である。
内に回転可能な円盤状の棚を配設し、該冷蔵室の背方隅
角部の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダ
クトを配置し、該冷蔵室の背方隅角部の他方に、冷蔵室
内の高さ方向の略中央位置に設けられた庫内灯と、この
庫内灯を被うように曲面形状に形成され且つ縦方向に細
長く冷蔵室全体にわたるカバーを配置すると共に、冷蔵
室の前方隅角部に扉ポケットを張り出して形成したもの
である。
（ホ）作 用 本発明によれば、冷蔵室の庫内に回転自在の棚を設け
たので、この棚を回転させることにより、奥の方の物品
を手前に移動させることができ、物品の出し入れの便利
となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室の背方隅角部
の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダクト
を、他方に庫内灯を配置したので、冷蔵室の背部中央ま
で棚の円弧を延在させることができ、単にスペースを有
効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体の厚みを薄くでき
るト共に棚面積を増加できる。更に、冷蔵室の前方隅角
部に扉ポケットを張り出して形成したので、該ポケット
を円形状の棚に沿わせることができ、庫内スペースを有
効利用できると共に、冷気循環を円滑にすることがで
き、しかも、上記ダクトや庫内灯の配置との組み合わせ
により、断面略矩形状の箱体に円形の棚を装着した構成
であっても庫内のデッドスペースは殆どなくなり、矩形
による冷蔵庫の据え付け利便性や設置スペースを維持し
つつ、回転棚を備えた使い勝手の良い冷蔵庫を提供でき
る。また、冷蔵室内に回転棚を複数配設しても前記ダク
トや庫内灯の発光カバーを縦方向に細長く冷蔵室全体に
渡って配設すれば、各棚のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らしたりできる。
たので、この棚を回転させることにより、奥の方の物品
を手前に移動させることができ、物品の出し入れの便利
となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室の背方隅角部
の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダクト
を、他方に庫内灯を配置したので、冷蔵室の背部中央ま
で棚の円弧を延在させることができ、単にスペースを有
効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体の厚みを薄くでき
るト共に棚面積を増加できる。更に、冷蔵室の前方隅角
部に扉ポケットを張り出して形成したので、該ポケット
を円形状の棚に沿わせることができ、庫内スペースを有
効利用できると共に、冷気循環を円滑にすることがで
き、しかも、上記ダクトや庫内灯の配置との組み合わせ
により、断面略矩形状の箱体に円形の棚を装着した構成
であっても庫内のデッドスペースは殆どなくなり、矩形
による冷蔵庫の据え付け利便性や設置スペースを維持し
つつ、回転棚を備えた使い勝手の良い冷蔵庫を提供でき
る。また、冷蔵室内に回転棚を複数配設しても前記ダク
トや庫内灯の発光カバーを縦方向に細長く冷蔵室全体に
渡って配設すれば、各棚のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らしたりできる。
（ヘ）実施例 次に図面によって本発明の実施例を説明する。第１図
は本発明を適用せる冷蔵庫１の斜視図、第２図は冷蔵庫
１の縦断面図、第３図は冷凍室２の正面図、第４図は冷
凍室２部分の冷蔵庫１の縦断面図、第５図は同平断面
図、第６図は冷却室３の正面図、第７図は冷蔵室10部分
の冷蔵庫１の平断面図、第８図は冷気供給ダクト48の正
面図、第９図は同平断面図、第10図は第２図のＡ−Ａ線
断面図第11図は仕切板12の後方斜視図をそれぞれ示して
いる。
は本発明を適用せる冷蔵庫１の斜視図、第２図は冷蔵庫
１の縦断面図、第３図は冷凍室２の正面図、第４図は冷
凍室２部分の冷蔵庫１の縦断面図、第５図は同平断面
図、第６図は冷却室３の正面図、第７図は冷蔵室10部分
の冷蔵庫１の平断面図、第８図は冷気供給ダクト48の正
面図、第９図は同平断面図、第10図は第２図のＡ−Ａ線
断面図第11図は仕切板12の後方斜視図をそれぞれ示して
いる。
４は鋼板製の外箱５と合成樹脂製の内箱６との間隔に
ポリウレタン等の発泡性断熱材７を現場発泡方式にて充
填することにより、前方に開口して構成された断熱箱体
である。この断熱箱体４の内箱６には発泡スチロール等
の成形断熱材８を内蔵した仕切壁９が取り付けられ、そ
れによって断熱箱体４の庫内は上下に区画されて上方の
冷凍室２と下方の冷蔵室10が構成されている。
ポリウレタン等の発泡性断熱材７を現場発泡方式にて充
填することにより、前方に開口して構成された断熱箱体
である。この断熱箱体４の内箱６には発泡スチロール等
の成形断熱材８を内蔵した仕切壁９が取り付けられ、そ
れによって断熱箱体４の庫内は上下に区画されて上方の
冷凍室２と下方の冷蔵室10が構成されている。
冷蔵室10の下部は、仕切前部材11及び仕切板12と、仕
切前部材13及び仕切板14とによって更に二室に仕切られ
ており、そこに上方開口の容器15及び16がそれぞれ配置
され、内部をそれぞれ氷温室17及び野菜室18としてい
る。冷凍室２、冷蔵室10の前方開口は、一側を断熱箱体
４に回動自在に枢支された扉20、21によって開閉自在に
閉塞され、氷温室17及び野菜室18の前方は、各容器15及
び16と共に引き出し自在の扉22、23によって閉塞され
る。
切前部材13及び仕切板14とによって更に二室に仕切られ
ており、そこに上方開口の容器15及び16がそれぞれ配置
され、内部をそれぞれ氷温室17及び野菜室18としてい
る。冷凍室２、冷蔵室10の前方開口は、一側を断熱箱体
４に回動自在に枢支された扉20、21によって開閉自在に
閉塞され、氷温室17及び野菜室18の前方は、各容器15及
び16と共に引き出し自在の扉22、23によって閉塞され
る。
冷凍室２及び冷蔵室10内には透明合成樹脂にて成形さ
れた円板状の棚24…及び25…が複数段回転自在に設けら
れる。更に、仕切壁９及び仕切板12の上面にも円板状の
棚26及び27がそれぞれ回転自在に設けられている。これ
ら棚24或いは25を回転させることによって、奥方に載置
した物品も手前に移動させ、容易に取り出すことができ
る。
れた円板状の棚24…及び25…が複数段回転自在に設けら
れる。更に、仕切壁９及び仕切板12の上面にも円板状の
棚26及び27がそれぞれ回転自在に設けられている。これ
ら棚24或いは25を回転させることによって、奥方に載置
した物品も手前に移動させ、容易に取り出すことができ
る。
次に第４図乃至第６図で冷凍室２付近の構造について
説明する。冷凍室２の後部は棚24の円弧に沿った半円弧
状の背面板28によって区画されており、冷凍室２の棚24
は内箱６及び背面板28の前面に着脱自在に支持された透
明合成樹脂製の保持板29…上に取り付けられており、回
転軸30及び外側のローラ31によって回転自在とされてい
る。また、棚26は仕切壁９上のローラ39によって回転自
在に保持されている。
説明する。冷凍室２の後部は棚24の円弧に沿った半円弧
状の背面板28によって区画されており、冷凍室２の棚24
は内箱６及び背面板28の前面に着脱自在に支持された透
明合成樹脂製の保持板29…上に取り付けられており、回
転軸30及び外側のローラ31によって回転自在とされてい
る。また、棚26は仕切壁９上のローラ39によって回転自
在に保持されている。
この時、棚24の前端は断熱箱体４の開口縁、即ち、外
箱５の開口縁よりも前方に突出する寸法とされており、
また、仕切壁９の前端もそれに合わせて前方に突出する
湾曲形状となっている。また、これに対応し、扉20（他
の扉も同様）もその内面が前方に突出するよう、断面湾
曲形状に構成されている。
箱５の開口縁よりも前方に突出する寸法とされており、
また、仕切壁９の前端もそれに合わせて前方に突出する
湾曲形状となっている。また、これに対応し、扉20（他
の扉も同様）もその内面が前方に突出するよう、断面湾
曲形状に構成されている。
一方、背面板28の後方には成形断熱材32と隔板33とに
よって冷却室３が構成され、この冷却室３内に冷凍サイ
クルに含まれる冷却器34が収納設置される。この冷却器
34は冷媒パイプに複数の金属フィンを取り付けた所謂ク
ロスフィンチューブタイプの熱交換器であり、内箱６の
背面に沿って縦方向に設けられると共に、更に第６図に
示す如く、その冷気流通方向が水平に対して15゜乃至30
゜の勾配を持つように向かって左側に傾斜して取り付け
られている。この傾斜によって除霜時の除霜水はフィン
を伝わって良好に下方に流れ、その下端より滴下するこ
とができる。
よって冷却室３が構成され、この冷却室３内に冷凍サイ
クルに含まれる冷却器34が収納設置される。この冷却器
34は冷媒パイプに複数の金属フィンを取り付けた所謂ク
ロスフィンチューブタイプの熱交換器であり、内箱６の
背面に沿って縦方向に設けられると共に、更に第６図に
示す如く、その冷気流通方向が水平に対して15゜乃至30
゜の勾配を持つように向かって左側に傾斜して取り付け
られている。この傾斜によって除霜時の除霜水はフィン
を伝わって良好に下方に流れ、その下端より滴下するこ
とができる。
冷却器34の下方にはこの除霜水を受ける露受皿35が設
けられる。この露受皿35の上面は向かって右端の排水口
36に向けて傾斜しており、冷却器34はこの傾斜に沿った
形で設けられる形となり、冷気流通方向を垂直として設
けた場合に冷却器34と露受皿35の間に生じる三角形の無
効空間の削減が図れる。
けられる。この露受皿35の上面は向かって右端の排水口
36に向けて傾斜しており、冷却器34はこの傾斜に沿った
形で設けられる形となり、冷気流通方向を垂直として設
けた場合に冷却器34と露受皿35の間に生じる三角形の無
効空間の削減が図れる。
冷却器34の冷気吐出側3Aの冷却室３隅角部にはプロペ
ラファンから成る送風機37が、取付板38によって隔板33
のファンリング33Aに対応し、斜め前方に向いて取り付
けられている。
ラファンから成る送風機37が、取付板38によって隔板33
のファンリング33Aに対応し、斜め前方に向いて取り付
けられている。
ここで、背面板28が半円弧状であることにより、冷却
室３の両側隅角部には無効空間が生じるが、この無効空
間を利用し、成形断熱材32によって上下方向に延在する
冷気吐出ダクト40と冷気帰還ダクト41が構成される。こ
の冷気吐出ダクト40は送風機37部分と連通し、且つ、棚
24で仕切られる各空間の左隅角部に対応して背面板28に
それぞれ形成した冷気吐出口42…にて冷凍室２内に開放
している。また、冷気帰還ダクト41は同様に各空間に対
応して背面板28の右隅角部にそれぞれ形成した冷気吸込
口43…にて冷凍室２内に開放し、且つ、冷却器34の冷気
吸込側3Bの途中に連通している。
室３の両側隅角部には無効空間が生じるが、この無効空
間を利用し、成形断熱材32によって上下方向に延在する
冷気吐出ダクト40と冷気帰還ダクト41が構成される。こ
の冷気吐出ダクト40は送風機37部分と連通し、且つ、棚
24で仕切られる各空間の左隅角部に対応して背面板28に
それぞれ形成した冷気吐出口42…にて冷凍室２内に開放
している。また、冷気帰還ダクト41は同様に各空間に対
応して背面板28の右隅角部にそれぞれ形成した冷気吸込
口43…にて冷凍室２内に開放し、且つ、冷却器34の冷気
吸込側3Bの途中に連通している。
冷却器34によって冷却された冷気は、送風機37によっ
て向かって左側の冷気吐出側3Aに吸引された後、前方の
冷気吐出ダクト40に送出される。冷気吐出ダクト40に流
入した冷気は、各冷気吐出口42…より各棚24上の空間に
吐出される。この時、冷気は冷気吐出口42から斜め前方
に吹き出され、棚24上の空間を第５図中矢印の如く流
れ、各空間に対応する冷気吸込口43…から冷気帰還ダク
ト41に流入して冷却器34の冷気吸込側3Bの途中に帰還す
る。又、冷却器34は傾斜してはいるが寝かせてあるの
で、冷気吸込口43から流入した冷気は、冷気吸込側3Bか
ら冷気吐出側3Aへ横方向に円滑に流れることができ、単
純な構成で通風抵抗の少ない冷気循環経路を実現するこ
とができる。
て向かって左側の冷気吐出側3Aに吸引された後、前方の
冷気吐出ダクト40に送出される。冷気吐出ダクト40に流
入した冷気は、各冷気吐出口42…より各棚24上の空間に
吐出される。この時、冷気は冷気吐出口42から斜め前方
に吹き出され、棚24上の空間を第５図中矢印の如く流
れ、各空間に対応する冷気吸込口43…から冷気帰還ダク
ト41に流入して冷却器34の冷気吸込側3Bの途中に帰還す
る。又、冷却器34は傾斜してはいるが寝かせてあるの
で、冷気吸込口43から流入した冷気は、冷気吸込側3Bか
ら冷気吐出側3Aへ横方向に円滑に流れることができ、単
純な構成で通風抵抗の少ない冷気循環経路を実現するこ
とができる。
次に、第７図乃至第10図で冷蔵庫10付近の構造を説明
する。冷蔵室10の左右隅角部には棚25が円形である関係
上無効空間が生ずるが、そこを利用して冷蔵室10、氷温
室17等に冷気を供給する為の冷気供給ダクト48が構成さ
れている。冷気供給ダクト48は冷蔵室10の左隅角部にお
いて上下に延在しており、上端の連通部49にて上方に位
置する冷気吐出ダクト40に連通している。この冷気供給
ダクト48内には連通部49に連通して各室10及び17に冷気
を供給するための吐出孔50及び51をそれぞれ開閉するバ
ッフル52、53を備えたダンパー54が取り付けられる。更
に冷気供給ダクト48内は区画されてバッフル52が位置す
る冷蔵室用通路55と、バッフル53が位置する氷温室用通
路56とが構成されており、冷蔵室用通路55には各棚25に
て区画される空間に対応して複数の冷気吹出口45が穿設
せられている。また、氷温室用通路56内にはオゾン発生
器58やオゾン分解触媒59等よりなる脱臭器60が取り付け
られる。
する。冷蔵室10の左右隅角部には棚25が円形である関係
上無効空間が生ずるが、そこを利用して冷蔵室10、氷温
室17等に冷気を供給する為の冷気供給ダクト48が構成さ
れている。冷気供給ダクト48は冷蔵室10の左隅角部にお
いて上下に延在しており、上端の連通部49にて上方に位
置する冷気吐出ダクト40に連通している。この冷気供給
ダクト48内には連通部49に連通して各室10及び17に冷気
を供給するための吐出孔50及び51をそれぞれ開閉するバ
ッフル52、53を備えたダンパー54が取り付けられる。更
に冷気供給ダクト48内は区画されてバッフル52が位置す
る冷蔵室用通路55と、バッフル53が位置する氷温室用通
路56とが構成されており、冷蔵室用通路55には各棚25に
て区画される空間に対応して複数の冷気吹出口45が穿設
せられている。また、氷温室用通路56内にはオゾン発生
器58やオゾン分解触媒59等よりなる脱臭器60が取り付け
られる。
送風機37によって冷気吐出ダクト40に送出された冷気
の内、下方に流下したものは、そのままストレートに降
下して連通部49を通り冷気供給ダクト48内に円滑に流入
する。ダンパー54は単一のモーター61によって冷蔵室10
及び氷温室17の温度に基づき両バッフル52、53をそれぞ
れ開閉するものであり、冷気供給ダクト48に流入して吐
出口50から流出した冷気は冷気吹出口45から冷蔵室10に
供給され、吐出口51から流出した冷気は冷気供給ダクト
48の下端から氷温室17、それから野菜室18に供給され
る。両室10、17に供給される冷気量はダンパー54によっ
て調節されて各室10、17はそれぞれ冷蔵温度、氷温貯蔵
温度（−１〜−３℃）に制御される。
の内、下方に流下したものは、そのままストレートに降
下して連通部49を通り冷気供給ダクト48内に円滑に流入
する。ダンパー54は単一のモーター61によって冷蔵室10
及び氷温室17の温度に基づき両バッフル52、53をそれぞ
れ開閉するものであり、冷気供給ダクト48に流入して吐
出口50から流出した冷気は冷気吹出口45から冷蔵室10に
供給され、吐出口51から流出した冷気は冷気供給ダクト
48の下端から氷温室17、それから野菜室18に供給され
る。両室10、17に供給される冷気量はダンパー54によっ
て調節されて各室10、17はそれぞれ冷蔵温度、氷温貯蔵
温度（−１〜−３℃）に制御される。
ここで、容器15の上方に位置する仕切板12には第11図
の如く、棚27を収納するための円形凹所62が形成され、
ここに棚27を回転自在に支持するための軸受け63及びロ
ーラ64が取り付けられる。更に、仕切板12の前部の隆起
部66の後縁の円弧状縦壁67には複数の孔68が形成され、
この孔68と棚27との間には少許間隔が形成されるように
し、この孔68から仕切板12下方の氷温室17及び野菜室18
を冷却した冷気は冷蔵室10に帰還する。この隆起部66は
棚27と略同じ高さとなるようにし、これによって孔68及
び棚27の前縁を隠蔽する。
の如く、棚27を収納するための円形凹所62が形成され、
ここに棚27を回転自在に支持するための軸受け63及びロ
ーラ64が取り付けられる。更に、仕切板12の前部の隆起
部66の後縁の円弧状縦壁67には複数の孔68が形成され、
この孔68と棚27との間には少許間隔が形成されるように
し、この孔68から仕切板12下方の氷温室17及び野菜室18
を冷却した冷気は冷蔵室10に帰還する。この隆起部66は
棚27と略同じ高さとなるようにし、これによって孔68及
び棚27の前縁を隠蔽する。
更に、仕切壁９の下面前部には第10図に示す如く棚25
の外縁に沿って複数の吸込口70…が穿設されている。冷
蔵室10内の冷気は、この吸込口70から成形断熱材８内に
形成した冷気帰還通路46を通り、冷却器34の冷気吸込側
3Bの帰還口47から冷却器34の吸込側に帰還する。この
時、吸込口70は棚25の外側縁に沿って円弧状に形成され
ているので、円弧状に配列した孔68から冷蔵室10内に流
入した冷気や、冷蔵室10の下部から棚25と扉21間の断面
円弧状の空間を上昇してくる冷気も円滑に吸引される。
の外縁に沿って複数の吸込口70…が穿設されている。冷
蔵室10内の冷気は、この吸込口70から成形断熱材８内に
形成した冷気帰還通路46を通り、冷却器34の冷気吸込側
3Bの帰還口47から冷却器34の吸込側に帰還する。この
時、吸込口70は棚25の外側縁に沿って円弧状に形成され
ているので、円弧状に配列した孔68から冷蔵室10内に流
入した冷気や、冷蔵室10の下部から棚25と扉21間の断面
円弧状の空間を上昇してくる冷気も円滑に吸引される。
71は扉21の内面に取り付けたポケットであり、このポ
ケットは棚25に沿って円弧状に形成され、その両側が冷
蔵室の内方張り出して形成されている。また、72は冷気
供給ダクト48と反対側の隅角部に取り付けた庫内灯であ
る。この庫内灯72は冷蔵室の高さ方向の略中央位置に電
球が下向きとなるよう設置されている。73は前記庫内灯
72を被うように曲面形状に形成されたカバーである。こ
のカバーは光の拡散剤を混入したポリスチレン樹脂にて
成形されて乳白色を呈しており、一個の庫内灯でも光が
広い範囲に渡って拡散するよう機能し、各棚25の全てを
明るく照らす。74は前記冷気供給ダクト48を被うダクト
カバーである。
ケットは棚25に沿って円弧状に形成され、その両側が冷
蔵室の内方張り出して形成されている。また、72は冷気
供給ダクト48と反対側の隅角部に取り付けた庫内灯であ
る。この庫内灯72は冷蔵室の高さ方向の略中央位置に電
球が下向きとなるよう設置されている。73は前記庫内灯
72を被うように曲面形状に形成されたカバーである。こ
のカバーは光の拡散剤を混入したポリスチレン樹脂にて
成形されて乳白色を呈しており、一個の庫内灯でも光が
広い範囲に渡って拡散するよう機能し、各棚25の全てを
明るく照らす。74は前記冷気供給ダクト48を被うダクト
カバーである。
本発明によれば、冷蔵室10の庫内に回転自在の棚25を
設けたので、この棚を回転させることにより、奥の方の
物品を手前に移動させることができ、物品の出し入れの
便利となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室10の背方
隅角部の一方に冷却器34の冷気吐出側に連通した冷気供
給ダクト48を、他方に庫内灯72を配置したので、冷蔵室
10の背部中央まで棚25の円弧を延在させることができ、
単にスペースを有効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体
の厚みを薄くできると共に棚面積を増加できる。更に、
冷蔵室10の前方隅角部に扉ポケット71を張り出して形成
したので該ポケットを円形状の棚25に沿わせることがで
き、庫内スペースを有効利用できると共に、冷気循環を
円滑にすることができ、しかも、上記ダクト48や庫内灯
72の配置との組み合わせにより、断面略矩形状の箱体４
に円形の棚25を装着した構成であっても庫内のデッドス
ペースは殆どなくなり、矩形による冷蔵庫の据え付け利
便性や設置スペースを維持しつつ、回転棚25を備えた使
い勝手の良い冷蔵庫を提供できる。また、冷蔵室10内に
回転棚25を複数配設しても前記ダクト48や庫内灯72の発
光カバーを73,74を縦方向に細長く冷蔵室10全体に渡っ
て配設したので、各棚25のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らすことができる。
設けたので、この棚を回転させることにより、奥の方の
物品を手前に移動させることができ、物品の出し入れの
便利となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室10の背方
隅角部の一方に冷却器34の冷気吐出側に連通した冷気供
給ダクト48を、他方に庫内灯72を配置したので、冷蔵室
10の背部中央まで棚25の円弧を延在させることができ、
単にスペースを有効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体
の厚みを薄くできると共に棚面積を増加できる。更に、
冷蔵室10の前方隅角部に扉ポケット71を張り出して形成
したので該ポケットを円形状の棚25に沿わせることがで
き、庫内スペースを有効利用できると共に、冷気循環を
円滑にすることができ、しかも、上記ダクト48や庫内灯
72の配置との組み合わせにより、断面略矩形状の箱体４
に円形の棚25を装着した構成であっても庫内のデッドス
ペースは殆どなくなり、矩形による冷蔵庫の据え付け利
便性や設置スペースを維持しつつ、回転棚25を備えた使
い勝手の良い冷蔵庫を提供できる。また、冷蔵室10内に
回転棚25を複数配設しても前記ダクト48や庫内灯72の発
光カバーを73,74を縦方向に細長く冷蔵室10全体に渡っ
て配設したので、各棚25のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らすことができる。
（ト）発明の効果 本発明によれば、冷蔵室の庫内に回転自在の棚を設け
たので、この棚を回転させることにより、奥の方の物品
を手前に移動させることができ、物品の出し入れの便利
となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室の背方隅角部
の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダクト
を、他方の庫内灯を配置したので、冷蔵室の背部中央ま
で棚の円弧を延在させることができ、単にスペースを有
効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体の厚みを薄くでき
ると共に棚面積を増加できる。更に、冷蔵室の前方隅角
部に扉ポケットを張り出して形成したので、該ポケット
を円形状の棚に沿わせることができ、庫内スペースを有
効利用できると共に、冷気循環を円滑にすることがで
き、しかも、上記ダクトや庫内灯の配置との組み合わせ
により、断面略矩形状の箱体に円形の棚を装着した構成
であっても庫内のデッドスペースは殆どなくなり、矩形
による冷蔵庫の据え付け利便性や設置スペースを維持し
つつ、回転棚を備えた使い勝手の良い冷蔵庫を提供でき
る。また、冷蔵室内に回転棚を複数配設しても前記ダク
トや庫内灯の発光カバーを縦方向に細長く冷蔵室全体に
渡って配設すれば、各棚のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らすことができる。
たので、この棚を回転させることにより、奥の方の物品
を手前に移動させることができ、物品の出し入れの便利
となり使い勝手が向上する。また、冷蔵室の背方隅角部
の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダクト
を、他方の庫内灯を配置したので、冷蔵室の背部中央ま
で棚の円弧を延在させることができ、単にスペースを有
効利用できるだけでなく、冷蔵庫全体の厚みを薄くでき
ると共に棚面積を増加できる。更に、冷蔵室の前方隅角
部に扉ポケットを張り出して形成したので、該ポケット
を円形状の棚に沿わせることができ、庫内スペースを有
効利用できると共に、冷気循環を円滑にすることがで
き、しかも、上記ダクトや庫内灯の配置との組み合わせ
により、断面略矩形状の箱体に円形の棚を装着した構成
であっても庫内のデッドスペースは殆どなくなり、矩形
による冷蔵庫の据え付け利便性や設置スペースを維持し
つつ、回転棚を備えた使い勝手の良い冷蔵庫を提供でき
る。また、冷蔵室内に回転棚を複数配設しても前記ダク
トや庫内灯の発光カバーを縦方向に細長く冷蔵室全体に
渡って配設すれば、各棚のすべてに渡って冷気を供給し
たり明るく照らすことができる。
第１図は本発明を適用せる冷蔵庫の斜視図、第２図は冷
蔵庫の縦断面図、第３図は冷凍室の正面図、第４図は冷
凍室部分の冷蔵庫の縦断面図、第５図は同平断面図、第
６図は冷却室の正面図、第７図は冷蔵室部分の冷蔵庫の
平断面図、第８図は冷気供給ダクトの正面図、第９図は
同平断面図、第10図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第11図
は仕切板の後方斜視図である。 １……冷蔵庫、２……冷凍室、３……冷却室、４……断
熱箱体、10……冷蔵室、24、25……棚、34……冷却器、
37……送風機、40……冷気吐出ダクト、45……冷気吹出
口、48……冷気供給ダクト、71……扉ポケット、72……
庫内灯、73……カバー。
蔵庫の縦断面図、第３図は冷凍室の正面図、第４図は冷
凍室部分の冷蔵庫の縦断面図、第５図は同平断面図、第
６図は冷却室の正面図、第７図は冷蔵室部分の冷蔵庫の
平断面図、第８図は冷気供給ダクトの正面図、第９図は
同平断面図、第10図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第11図
は仕切板の後方斜視図である。 １……冷蔵庫、２……冷凍室、３……冷却室、４……断
熱箱体、10……冷蔵室、24、25……棚、34……冷却器、
37……送風機、40……冷気吐出ダクト、45……冷気吹出
口、48……冷気供給ダクト、71……扉ポケット、72……
庫内灯、73……カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F25D 25/02 F25D 27/00
Claims (1)
- 【請求項１】断面略矩形の箱体を有する冷蔵庫の冷蔵室
内に回転可能な円盤状の棚を配設し、該冷蔵室の背方隅
角部の一方に冷却器の冷気吐出側に連通した冷気供給ダ
クトを配置し、該冷蔵室の背方隅角部の他方に、冷蔵室
内の高さ方向の略中央位置に設けられた庫内灯と、この
庫内灯を被うように曲面形状に形成され且つ縦方向に細
長く冷蔵室全体にわたるカバーを配置すると共に、冷蔵
室の前方隅角部に扉ポケットを張り出して形成したこと
を特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25079890A JP2944177B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 冷蔵庫 |
| KR1019910006191A KR910018752A (ko) | 1990-04-20 | 1991-04-18 | 냉장고 |
| US07/688,059 US5056332A (en) | 1990-04-20 | 1991-04-19 | Refrigerator |
| DE69104890T DE69104890T2 (de) | 1990-04-20 | 1991-04-22 | Kühlschrank. |
| EP91106471A EP0452977B1 (en) | 1990-04-20 | 1991-04-22 | Refrigerator |
| ES91106471T ES2064797T3 (es) | 1990-04-20 | 1991-04-22 | Frigorifico. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25079890A JP2944177B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126983A JPH04126983A (ja) | 1992-04-27 |
| JP2944177B2 true JP2944177B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17213207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25079890A Expired - Lifetime JP2944177B2 (ja) | 1990-04-20 | 1990-09-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944177B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008151410A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
| JP6765714B2 (ja) * | 2016-09-16 | 2020-10-07 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
| IT201600111396A1 (it) * | 2016-11-04 | 2018-05-04 | Marcello Carluccio | Frigorifero a ripiani girevoli |
| EP3885679A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-29 | Electrolux Appliances Aktiebolag | Refrigerator |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP25079890A patent/JP2944177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126983A (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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