JPH086963A - 文字列検索装置 - Google Patents

文字列検索装置

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JPH086963A
JPH086963A JP6133000A JP13300094A JPH086963A JP H086963 A JPH086963 A JP H086963A JP 6133000 A JP6133000 A JP 6133000A JP 13300094 A JP13300094 A JP 13300094A JP H086963 A JPH086963 A JP H086963A
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JP6133000A
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English (en)
Inventor
Michio Kondo
道雄 近藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 類似語検索で所望データを検索するのに要す
る時間を短縮する。 【構成】 キーボード18Aからキーワードと共に類似
語検索の指示が入力されると、CPU12では当該入力
キーワードに基づきROM14を検索して類似語を検索
し、類似語検索の結果とRAM16に記憶されている各
類似語の検索回数とに基づいて入力キーワードの類似語
とその類似語の過去の検索回数とを一覧表示するための
表示データを作成してディスプレイ20上に画面表示す
る。オペレータがこの画面表示を見て何れかの類似語を
マウス18Bにより選択指示すると、CPU12ではそ
の選択指示に基づき、選択指示された類似語のみをキー
ワードとして選択し、このキーワードをキーとしてデー
タファイル22を検索し、検索結果をディスプレイ20
上に画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字列検索装置に係
り、特に、文書処理システムにおいて作成された文書フ
ァイルから入力されたキーワードの類似語をも検索可能
な文字列検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キーワードをキーとして文字列の
検索を行う文字列検索装置においては、入力したキーワ
ードと同一の文字列のみを検索していたことから、キー
ワードを指定して文字列の検索を実行した時、検索結果
から所望のデータが見つからなかった場合には、キーワ
ードを他の表現のキーワード(キーワードの類似語)に
変えて入力し直して文字列の再検索を行っていた。かか
る再検索の際にも再入力されたキーワードと同一の文字
列のみが検索されるため、再び検索に失敗してしまう事
があり、検索が成功するまでに時間が掛かるという問題
点があった。
【0003】かかる問題点を改善すべく、入力されたキ
ーワードと同一の文字列だけでなく、複数の同義語(類
似語)群を格納した同義語テーブルを備え、入力された
キーワードのみでなくその同義語をもキーとして検索を
行う文字列検索方式が特開平3−74764号公報に開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−74764号公報に開示された同義語(類似
語)検索方式では、同義語テーブルに格納されている同
義語全てに対して検索が実行されるようになっているこ
とから、利用者にとって不要と思われる同義語に対して
も無条件に検索が実行されてしまい、その結果検索時間
が必要以上に掛かってしまうという不都合があった。
【0005】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、その目的は、類似語検索にお
いて所望のデータを検索するのに要する時間を短縮する
ことが可能な文字列検索装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の文字列検
索装置は、オペレータがキーワード及び各種指示を入力
する入力手段と、各種の類似語情報が予め記憶された類
似語辞書記憶手段と、前記入力手段からのキーワードと
共に類似語検索の指示が入力された場合には、当該入力
キーワードに基づき前記類似語辞書記憶手段を検索して
当該キーワードの類似語を検索する類似語検索手段と、
前記類似語辞書記憶手段に記憶された各類似語の内、過
去に検索された類似語の検索回数の情報が記憶された検
索回数記憶手段と、前記類似語検索手段の検索結果と前
記検索回数記憶手段の記憶内容とに基づいて入力キーワ
ードの類似語とその類似語の過去の検索回数とを一覧表
示するための表示データを作成する表示データ作成手段
と、この作成された表示データを出力する第1の出力手
段と、前記入力手段から類似語の選択指示が入力された
場合に、その選択指示に基づき、前記類似語検索手段で
検索された前記入力キーワードの類似語の内、選択指示
された類似語のみをキーワードとして選択するキーワー
ド選択手段と、前記キーワード選択手段により選択され
たキーワードをキーとして前記データファイルを検索す
るデータ検索手段と、前記データ検索手段の検索結果の
データを出力する第2の出力手段と、前記第1の出力手
段からのデータ及び第2の出力手段からのデータを画面
表示する表示手段と、を有する。
【0007】請求項2記載の文字列検索装置は、請求項
1記載の文字列検索装置において、前記表示データ作成
手段が、前記入力手段から入力された表示モードの指定
に応じて過去の検索回数の多いものから順に入力された
キーワードの類似語が配列された表示データ又は過去の
検索回数の少ないものから順に入力キーワードの類似語
が配列された表示データを作成する手段であることを特
徴とする。
【0008】請求項3記載の文字列検索装置は、請求項
1又は2記載の文字列検索装置において、前記選択手段
に代えて、前記入力手段から検索回数の範囲指示が入力
された場合に、前記検索回数記憶手段の記憶内容に基づ
き、前記類似語検索手段で検索された入力キーワードの
類似語の内、指示された範囲内の検索回数の類似語のみ
を選択する他のキーワード選択手段が設けられたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の文字列検索装置によれば、入力
手段からキーワードと共に類似語検索の指示が入力され
た場合には、類似語検索手段では当該入力キーワードに
基づき類似語辞書記憶手段を検索して当該キーワードの
類似語を検索する。表示データ作成手段では類似語検索
手段の検索結果と検索回数記憶手段の記憶内容とに基づ
いて入力キーワードの類似語とその類似語の過去の検索
回数とを一覧表示するための表示データを作成する。第
1の出力手段ではこの作成された表示データを出力し、
この第1の出力手段からのデータが表示手段により画面
表示される。
【0010】これにより、類似語辞書記憶手段に格納さ
れている類似語情報の内、入力キーワードの各類似語と
その過去の検索回数が一覧表として画面表示される。
【0011】オペレータがこの一覧表示された類似語及
びその検索回数を見て何れかの類似語を入力手段により
選択指示すると、キーワード選択手段ではその選択指示
に基づき、類似語検索手段で検索された入力キーワード
の類似語の内、選択指示された類似語のみをキーワード
として選択する。データ検索手段ではキーワード選択手
段により選択されたキーワードをキーとしてデータファ
イルを検索する。このデータ検索手段の検索結果のデー
タが第2の出力手段により出力されると、この出力デー
タが表示手段により画面表示される。
【0012】従って、検索時オペレータが選択指示する
ことにより、類似語辞書記憶手段に格納されている類似
語情報の内、選択指示された入力キーワードの類似語に
対してのみ検索が実行される。
【0013】請求項2記載の文字列検索装置によれば、
入力手段から入力された表示モードの指定に応じ、表示
データ作成手段が、入力されたキーワードの類似語が過
去の検索回数の多いものから順に配列された表示データ
又は入力されたキーワードの類似語が過去の検索回数の
少ないものから順に配列された表示データを作成する。
この作成された表示データが第1の出力手段により出力
され、この第1の出力手段からのデータが表示手段によ
り画面表示される。
【0014】従って、表示モードの指定により入力キー
ワードの類似語とその類似語の過去の検索回数とを一覧
表示する際、検索回数の多い順又は少ない順の2通りの
表示方法が選択可能となる。
【0015】請求項3記載の文字列検索装置によれば、
入力手段から検索回数の範囲指示が入力された場合に、
他のキーワード選択手段では検索回数記憶手段の記憶内
容に基づき、類似語検索手段で検索された入力キーワー
ドの類似語の内、指示された範囲内の検索回数の類似語
のみをキーワードとして選択する。データ検索手段では
この選択された類似語をキーとしてデータファイルを検
索する。
【0016】従って、類似語辞書記憶手段に格納されて
いる類似語情報の内、過去の検索回数が指定された検索
回数範囲に該当する入力キーワードの類似語に対しての
み検索が実行される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図9に
基づいて説明する。
【0018】図1には、一実施例に係る情報検索装置1
0の構成が示されている。この情報検索装置10は、C
PU(中央処理装置)12と、ROM14と、RAM1
6と、入力手段としてのキーボード18Aと、他の入力
手段としてのマウス18Bと、表示手段としてのCRT
ディスプレイ(以下、「ディスプレイ」という)20
と、データファイル22とから構成されている。
【0019】各部の構成について、更に詳述すると、C
PU12は、本装置の心臓部を成すもので、構成各部の
ジョブの流れを管理するプロセッサである。このCPU
12を除く、上記構成各部は、システムバスを介して当
該CPU12に接続されている。
【0020】ROM14内には、後述するフローチャー
トに対応する制御プログラム等が格納されている。ま
た、このROM14内には、類似語情報(類似語辞書)
が格納されており、当該ROM14によって類似語辞書
格納手段が構成されている。
【0021】RAM16は、ワークエリアとして機能す
るメモリで、本実施例ではこのRAM16の一部に検索
回数記憶手段としての検索回数記憶エリアが設けられて
いる。
【0022】キーボード18Aは、オペレータがキーワ
ードとなる文字列を入力したり、後述する類似語検索の
際に回数範囲を指定するためにその指示を入力したり、
その他各種の指示を行うための入力手段である。
【0023】マウス18Bは、後述する類似語検索の際
に、ポップアップメニュー形式で画面表示がなされた際
に、その選択を行うためのポインティング・デバイスで
あり、使用目的に応じてキーボード18Aと使い分けら
れる。本実施例では、このマウス18Bにより、後述す
るように、画面上に表示された類似語検索、表示モード
1、表示モード2、チェック・ボックス(選択形式の指
定)、登録語(類似語)等に対応して表示されるチェッ
ク・ボックスを選択することができるようになってい
る。
【0024】ディスプレイ20は、検索結果を表示した
り、検索された類似語を表示したりするための表示手段
であり、CRTディスプレイ20の他、液晶パネル等を
用いてもよい。
【0025】データファイル22内には、作成された文
書ファイルが格納されており、実際には、このデータフ
ァイル22はハード・ディスク等を用いて構成される。
【0026】次に、上記のようにして構成された本実施
例の検索時の作用を、CPU12の主要な制御プログラ
ムを示す図2ないし図4のフローチャートに沿って説明
する。このフローチャートがスタートするのは、オペレ
ータによりキーボード18A(又はマウス18B)が操
作され、検索開始指示コマンドの入力により、CPU1
2がROM14内のメニュー表示プログラム(図示省
略)を起動してディスプレイ20上に図5に示されるよ
うなメニュー画面を表示した時である。この図5のメニ
ュー画面について簡単に説明すると、「キーワードを入
力して下さい。」という文字の右側のスペースの部分に
キーボード18Aから入力されるキーワードが表示さ
れ、類似語検索、表示モード1、表示モード2の各項目
の左側のチェック・ボックスをマウス18Bにより選択
できるようになっている。なお、キーワードが入力され
ると、ディスプレイ20の画面上にそのキーワードが表
示される等、オペレータの入力の結果がその都度画面に
現れるのであるが、これらの表示に関する部分は本発明
の特徴との関係が薄いので、以下の説明では、表示に関
する部分については本発明の特徴との関係で重要な部分
を除きその説明は省略する。
【0027】ステップ100でキーワードが入力される
のを待つ。オペレータによりキーボード18Aが操作さ
れ、キーワードとなる文字列が入力されると、ステップ
100の判断が肯定され、ステップ102に進んで類似
語検索が選択されたか否かを判断する。この判断は、オ
ペレータによりマウス18Bが操作され、類似語検索が
選択されていれば、類似語検索の指示コマンドがRAM
16の一時記憶領域に格納されている筈であるから、こ
れを確認することによりなされる。そして、このステッ
プ102における判断が否定された場合には、通常検索
であるからステップ118にジャンプする。
【0028】一方、ステップ102における判断が肯定
された場合には、ステップ104に進んで表示モードが
1,即ち、類似語を過去の検索回数の多いものから順に
表示するモードが選択されているか否かを判断する。こ
の判断も、オペレータによりマウス18Bが操作され、
表示モード1が選択されていれば、表示モード1の指示
コマンドがRAM16の一時記憶領域に格納されている
筈であるから、これを確認することによりなされる。そ
して、ステップ104における判断が肯定されると、ス
テップ106の検索回数の多い順に類似語一覧表示のサ
ブルーチンに移行する。
【0029】このサブルーチンでは、図3に示されるよ
うに、ステップ200で上記ステップ100で入力され
たキーワードをキーとしてROM14に格納された類似
語辞書を検索してキーワードの類似語を読み出し、ステ
ップ202でRAM16の検索回数記憶エリアを調べ、
読み出した各類似語の過去の検索回数を確認する。次の
ステップ204では読み出した類似語を過去の検索回数
の多い順に並べ替え(ソートし)、ステップ206に進
んでキーワードの類似語とその検索回数とを一覧表示す
るための表示データを作成する。ステップ208では作
成した表示データをディスプレイ20に出力した後、メ
インルーチンのステップ110に戻る。これにより、デ
ィスプレイ20上にはキーワードの類似語が過去の検索
回数の多い順に並んだ一覧表が各類似語の検索回数と共
に表示される。なお、各類似語の左側には、チェック・
ボックスが表示される(図6,図8参照)。
【0030】この一方、ステップ104における判断が
否定された場合には、モード2,即ち、類似語を過去の
検索回数の少ないものから順に表示するモードが選択さ
れているので、ステップ108の検索回数の少ない順に
類似語一覧表示のサブルーチンに移行する。
【0031】このサブルーチンでは、図4に示されるよ
うに、ステップ300で上記ステップ100で入力され
たキーワードをキーとしてROM14に格納された類似
語辞書を検索してキーワードの類似語を読み出し、ステ
ップ302でRAM16の検索回数記憶エリアを調べ、
読み出した各類似語の過去の検索回数を確認する。次の
ステップ304では読み出した類似語を過去の検索回数
の少ない順に並べ替え(ソートし)、ステップ306に
進んでキーワードの類似語とその検索回数とを一覧表示
するための表示データを作成する。ステップ308では
作成した表示データをディスプレイ20に出力した後、
メインルーチンのステップ110に戻る。これにより、
ディスプレイ20上にはキーワードの類似語が過去の検
索回数の少ない順に並んだ一覧表が各類似語の検索回数
と共に表示される。なお、各類似語の左側には、チェッ
ク・ボックスが表示される(図8参照)。
【0032】メインルーチンのステップ110〜112
では、オペレータが類似語の選択形式として回数範囲の
指定とチェック・ボックス指定の何れかを選択するのを
待つ。 そして、オペレータがマウス18Bを操作して
画面上に一覧表示された何れか又は全ての類似語のチェ
ック・ボックスを選択した場合には、ステップ112の
判断が肯定され、ステップ114に進む。
【0033】このステップ114では選択指示されたチ
ェック・ボックスに対応する類似語のみを検索のための
キーワードとして選択した後、ステップ118に進む。
ステップ114の選択により検索時のキーワードが確定
される。
【0034】この一方、オペレータがキーボード18A
を操作して数字と共に論理演算子を入力して検索回数の
範囲を指定した場合には、ステップ110の判断が肯定
され、ステップ116に進んで過去の検索回数が指定範
囲内にある類似語のみを検索のためのキーワードとして
選択し、ステップ118に進む。ステップ116の選択
により検索時のキーワードが確定される。なお、ここで
説明した類似語の選択指定については、後に具体例を用
いて更に説明する。
【0035】ステップ118ではステップ100で入力
されたキーワード又はステップ114若しくはステップ
116で確定したキーワードをキーとしてデータファイ
ル22内に格納されている文書データに対して検索を実
行し、ステップ120で検索結果をディスプレイ20に
出力する。これにより、検索結果がディスプレイ20上
に画面表示される。
【0036】そして、オペレータがこの検索結果が表示
された画面を見てキーボード18A又はマウス18Bに
より検索終了を指示すれば、一連の処理を終了し、一方
検索終了の指示がなければ、ステップ100に戻って、
次のキーワードが入力されるのを待ち、以後上記処理・
判断を繰り返す。
【0037】図2のフローチャート中では、図示を省略
したが、CPU12ではステップ118で検索を実行し
たキーワード(類似語)の検索回数の情報がRAM16
の検索回数記憶エリアに記憶されていればそれを取り出
してその回数を1インクリメントした回数の情報を再び
RAM16の検索回数記憶エリアに書き込み、ステップ
118で検索を実行したキーワード(類似語)の検索回
数の情報がRAM16の検索回数記憶エリアに記憶され
ていなければ、その類似語の検索回数の情報として1を
新たに検索回数記憶エリアに書き込むようになってい
る。なお、ハードウェアとして各類似語の検索回数を計
測する検索回数計測手段を別に設け、当該検索回数計測
手段に検索を実行した類似語の情報をDMAコントロー
ラを用いて転送し、この検索回数計測手段で計測された
回数の情報をRAM16の検索回数記憶エリアに記憶す
るようにしてもよい。
【0038】以上説明した情報検索装置10によると、
例えば、図5のメニュー画面でキーボード18Aからキ
ーワードとして「車」を入力すると共に、マウス18B
により類似検索、表示モード1を選択すると(ステップ
100〜ステップ104)、例えば、図6に示されるよ
うな、メニュー画面が次画面に表示される(ステップ1
06) 即ち、この図6の画面は、類似語一覧表示の形式の指定
で過去の検索回数の多い順に類似語を一覧表示させた場
合,即ち、モード1の表示例である。この図において、
「入力キーワード」には「車」が指定されており、「類
似語一覧」には(検索回数の多い順に表示)が選択され
ている。なお「類似語一覧」の選択形式はポップ・アッ
プ・メニュー形式となっており、マウス18B(又はこ
れに類似のポインティング・デバイス)により選択が可
能である。
【0039】上記のような条件設定の場合、類似語とし
て登録されている登録語は、過去の検索回数の多い類似
語から順番に上から下へ表示される事になる。この図6
では30回と一番検索回数の多い「トラック」、次に多
い20回の「ダンプ」、10回の「Car」がそれぞれ
上から下へ順番に表示されている。
【0040】図7には、図6の画面が表示されている状
態で、オペレータがマウス18Bにより「選択形式の設
定」で「チェック・ボックス」を選択すると共に、一覧
表示された登録語(類似語)の中から「トラック」と
「ダンプ」のチェック・ボックスを選択した場合の画面
状態が示されている。この図において、斜線部が選択さ
れたチェック・ボックスを示す。なお、チェック・ボッ
クスは表示された各類似語の横にボックス形式で類似語
の個数分だけ表示される。
【0041】この場合、入力キーワードの「車」に対し
て、「トラック」及び「ダンプ」のキーワードに対して
のみ検索が実行される事になる。
【0042】このように本実施例によれば、予め登録さ
れた類似語の中から利用者(オペレータ)の意図したキ
ーワードに対してのみ類似語検索が可能となり、所望す
るデータを捜し出すまでの検索時間の短縮が可能とな
る。また、チェック・ボックスで指定する際、登録され
ている類似語の数が多ければ多いほど、このように過去
の検索回数の多い順に表示する事によって、検索目的に
よっては意図したキーワードを選択し易くなるという利
点がある。また、検索された類似語と共にその過去の検
索回数を表示する事により利用者が類似語を選択すると
きの一つの目安を与えることができる。
【0043】また、情報検索装置10によると、例え
ば、図5のメニュー画面でキーボード18Aからキーワ
ードとして「車」を入力すると共に、マウス18Bによ
り類似検索、表示モード2を選択すると(ステップ10
0〜ステップ104)、例えば、図8に示されるよう
な、メニュー画面が次画面に表示される(ステップ10
6)。
【0044】即ち、この図8の画面は、類似語一覧表示
の形式の指定で過去の検索回数の少ない順に類似語を一
覧表示させた場合,即ち、モード2の表示例である。こ
の図において、「入力キーワード」には「車」が指定さ
れており、「類似語一覧」には(検索回数の少ない順に
表示)が選択されている。なお「類似語一覧」の選択形
式はポップ・アップ・メニュー形式となっており、マウ
ス18B(又はこれに類似のポインティング・デバイ
ス)により選択が可能となっている。
【0045】上記のような条件設定の場合、類似語とし
て登録されている登録語は、過去の検索回数の少ない類
似語から順番に上から下へ表示される事になる。この図
8では10回と一番検索回数の少ない「Car」、次に
少ない20回の「ダンプ」、30回の「トラック」がそ
れぞれ上から下へ順番に表示されている。
【0046】図9には、図8の画面が表示されている状
態で、オペレータがキーボード18Aから「25<*
を入力して検索回数の指定範囲として25回より多い回
数を指定した画面状態が示されている。この場合、過去
の検索回数が25回より多い回数のキーワードに対して
のみ検索が実行される事になる。この図の例では、「ト
ラック」についてのみ、検索が実行される。
【0047】なお、検索回数の範囲指定は、数学の論理
演算子によって自由に指定する事が可能となっている。
その他使える演算子としては「>=」、「<」、
「>」、「=」、「AND」、「OR」等があり、これ
ら演算子をいろいろ組み合わせての指定も可能となって
いる。例えば「5=<* =<25」では、過去の検索回
数が5回以上25回以下のキーワードに対してのみ検索
が実行される事になり、図9の例では、「Car」と
「ダンプ」のキーワードに対してのみ類似語検索が実行
される。
【0048】このように予め登録された類似語の中から
利用者の意図したキーワードに対してのみ類似語検索が
可能となり、所望するデータを捜し出すまでの検索時間
の短縮が可能となる。また、検索回数範囲でキーワード
として使用する類似語を指定する方式は、一覧表示され
た類似語の数が多い場合には、上で述べたチェック・ボ
ックス方式に比較して多くの類似語をより短時間に選択
指定することができるという利点もある。更に、登録さ
れている類似語の数が多ければ多いほど、このように過
去の検索回数の少ない順に表示する事によって、検索目
的によっては意図したキーワードを選択しやすくなると
いう利点がある。
【0049】これまでの説明から明らかなように、本実
施例では、CPU12の機能によって、類似語検索手
段、表示データ作成手段、第1の出力手段、キーワード
選択手段、第2の出力手段、他のキーワード選択手段が
実現されている。
【0050】なお、上記実施例では、表示モードの選択
(指定)により、類似語を過去の検索回数が多いものか
ら順番に表示させたり、過去の検索回数が少ないものか
ら順番に表示させたりすることができる場合を例示した
が、単に登録された類似語と共にその検索回数を表示す
るようにしても、オペレータが意図したキーワードに対
してのみ類似語検索を実行することが可能であり、かか
る場合であっても登録された全ての類似語に対して無条
件で類似語検索が実行される場合よりは、検索に要する
時間を短縮することは可能と思われる。
【0051】また、上記実施例では表示モード1と表示
モード2とを選択できる場合について例示したが、これ
は各オペレータが検索目的に適した表示モードを選択で
きることを意図してこのようにしたものであり、検索目
的が固定的である場合には、いずれか一方の表示モード
だけを設定しても構わない。
【0052】更に、キーワードとして使用する類似語の
選択手法も、チェック・ボックス方式及び検索回数範囲
指定方式のいずれか一方のみ使用しても良い。上記実施
例において、これら両方式のいずれか一方を選択できる
ようにしたのは、各オペレータが検索目的に適した方式
を選択できるという利点に着目したものである。
【0053】なお、上記実施例では、入力手段としてキ
ーボード18Aとマウス18Bとを併用する場合を例示
したが、例えば、キーボード18Aのみを使用するよう
にしても構わない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文字列検
索装置によれば、検索時にオペレータが類似語の選択を
指示することにより、類似語辞書記憶手段に格納されて
いる類似語情報の内、選択指示された入力キーワードの
類似語に対してのみ検索が実行されることから、登録さ
れた類似語の全てについて無条件に類似語検索が行われ
る場合に比較して類似語検索において所望のデータを検
索するのに要する時間を短縮することができるという従
来にない優れた効果がある。また、類似語辞書記憶手段
に格納されている類似語情報の内、入力キーワードの各
類似語とその過去の検索回数が一覧表として画面表示さ
れるので、その検索回数の表示を見て例えば、検索回数
の多いもの、又は少ないものだけを選択する指示するこ
とが可能となり、かかる場合には、所望のデータを一層
効率良く検索することも可能となる。
【0055】特に、請求項2記載の文字列検索装置によ
れば、表示モードの指定によりキーワードの類似語とそ
の類似語の過去の検索回数とを一覧表示する際、検索回
数の多い順又は少ない順の2通りの表示方法が選択でき
ることから、検索目的に応じて意図した類似語の選択が
容易となり、より効率的な類似語検索を行うことができ
るという利点がある。
【0056】また、請求項3記載の文字列検索装置によ
れば、類似語辞書記憶手段に格納されている類似語情報
の内、過去の検索回数が指定された検索回数範囲に該当
する入力キーワードの類似語に対してのみ検索が実行さ
れることから、キーワードとして多くの類似語を選択し
たいような場合に、回数範囲を指定するという簡単な操
作によりかかる指定を容易に行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る情報検索装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】CPUの主要な制御プログラムを示すフローチ
ャートである。
【図3】図2の検索回数の多い順に類似語一覧表示のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2の検索回数の少ない順に類似語一覧表示の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】検索指示直後にディスプレイ上に画面表示され
るメニュー画面の一例を示す図である。
【図6】図5の画面上で類似語検索及び表示モード1を
選択した場合の次画面に表示されるメニュー画面の一例
を示す図である。
【図7】図6の画面上でチェック・ボックスを選択し、
トラック,ダンプを選択した場合の画面を示す図であ
る。
【図8】図5の画面上で類似語検索及び表示モード2を
選択した場合の次画面に表示されるメニュー画面の一例
を示す図である。
【図9】図8の画面が表示された状態で回数範囲として
キーボードから「25<* 」を入力した場合の画面を示
す図である。
【符号の説明】
10 文字列検索装置 12 CPU(類似語検索手段、表示データ作成手段、
第1の出力手段キーワード選択手段、第2の出力手段、
他のキーワード選択手段) 14 ROM(類似語辞書記憶手段) 16 RAM(検索回数記憶手段) 18A キーボード(入力手段) 18B マウス(入力手段) 20 ディスプレイ(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9288−5L G06F 15/20 590 E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータがキーワード及び各種指示を
    入力する入力手段と、 各種の類似語情報が予め記憶された類似語辞書記憶手段
    と、 前記入力手段からのキーワードと共に類似語検索の指示
    が入力された場合には、当該入力キーワードに基づき前
    記類似語辞書記憶手段を検索して当該キーワードの類似
    語を検索する類似語検索手段と、 前記類似語辞書記憶手段に記憶された各類似語の内、過
    去に検索された類似語の検索回数の情報が記憶された検
    索回数記憶手段と、 前記類似語検索手段の検索結果と前記検索回数記憶手段
    の記憶内容とに基づいて入力キーワードの類似語とその
    類似語の過去の検索回数とを一覧表示するための表示デ
    ータを作成する表示データ作成手段と、 この作成された表示データを出力する第1の出力手段
    と、 前記入力手段から類似語の選択指示が入力された場合
    に、その選択指示に基づき、前記類似語検索手段で検索
    された前記入力キーワードの類似語の内、選択指示され
    た類似語のみをキーワードとして選択するキーワード選
    択手段と、 前記キーワード選択手段により選択されたキーワードを
    キーとして前記データファイルを検索するデータ検索手
    段と、 前記データ検索手段の検索結果のデータを出力する第2
    の出力手段と、 前記第1の出力手段からのデータ及び第2の出力手段か
    らのデータを画面表示する表示手段と、 を有する文字列検索装置。
  2. 【請求項2】 前記表示データ作成手段が、前記入力手
    段から入力された表示モードの指定に応じて過去の検索
    回数の多いものから順に入力されたキーワードの類似語
    が配列された表示データ又は過去の検索回数の少ないも
    のから順に入力キーワードの類似語が配列された表示デ
    ータを作成する手段であることを特徴とした請求項1記
    載の文字列検索装置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段に代えて、前記入力手段か
    ら検索回数の範囲指示が入力された場合に、前記検索回
    数記憶手段の記憶内容に基づき、前記類似語検索手段で
    検索された入力キーワードの類似語の内、指示された範
    囲内の検索回数の類似語のみを選択する他のキーワード
    選択手段が設けられたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の文字列検索装置。
JP6133000A 1994-06-15 1994-06-15 文字列検索装置 Pending JPH086963A (ja)

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