JPH0869296A - 記録媒体再生装置 - Google Patents

記録媒体再生装置

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JPH0869296A
JPH0869296A JP6207117A JP20711794A JPH0869296A JP H0869296 A JPH0869296 A JP H0869296A JP 6207117 A JP6207117 A JP 6207117A JP 20711794 A JP20711794 A JP 20711794A JP H0869296 A JPH0869296 A JP H0869296A
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JP
Japan
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recording medium
singing voice
reproducing
signal
voice signal
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JP6207117A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimada
佳明 島田
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構成で、ユーザに効果的な歌唱
支援及び歌唱学習支援を与えることができるカラオケ再
生システムを実現する。 【構成】 本発明は歌唱音声信号及びこれに対応する伴
奏音楽信号が記録された光ディスクを再生する装置に関
し、光ディスク21から再生した歌唱音声信号の音量を
調整するボリューム33と、マイクロフォン34を通し
てユーザより入力された歌唱音声信号及び光ディスク2
1から再生した歌唱音声信号の各レベル成分を等価せし
めるAGC回路32、35と、レベル成分を等価せしめ
た各歌唱音声信号の信号波形を比較してその差分値に応
じたボリューム制御信号をボリューム33に供給する。
ボリューム33はボリューム制御信号に基づき、具体的
には音声信号比較器36の比較結果である各信号波形の
差分値が大きいほど歌唱音声の音量を増大するようにそ
の出力レベルが可変される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伴奏音楽情報等を記録
した記録媒体を再生する記録媒体再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、伴奏音楽情報を動画像情報と共に
高密度に記録した光ディスク等の記録媒体を再生する、
いわゆるカラオケシステムと呼ばれる再生装置が種々開
発され、商品化されている。
【0003】図3はかかる従来のカラオケ再生システム
を示すブロック図であり、その構成及び作用はおよそ次
の通りである。1は曲単位で伴奏音楽情報及び動画像情
報が記録されている光ディスクである。この光ディスク
1に記録されている情報信号はピックアップ3によって
読み出された後、同期信号検出部4での同期検出を経て
映音分離部5に入力される。映音分離部5は再生信号系
列を動画像信号と音声信号に分離する。映音分離部5よ
り分離出力された動画像信号は復調部6で復調された
後、エラー処理部7にてエラー検出・訂正が行われ、さ
らにD/A変換部8でD/A変換後、動画像出力となっ
て外部のモニターに出力される。一方、映音分離部5よ
り出力された伴奏音楽信号は復調部9で復調後、エラー
処理部10にてエラー検出・訂正され、さらにD/A変
換部11でD/A変換後、加算器12に入力される。加
算器12は、D/A変換後の伴奏音楽信号にマイクロフ
ォン13により入力された歌唱音声信号を重畳して、外
部のスピーカに出力する。なお、15はマイクロコンピ
ュータ14に対して各種操作命令を出すための操作ボタ
ン、2はマイクロコンピュータ14からの制御命令に従
って光ディスク1の回転を制御するディスク回転制御部
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
カラオケ再生システムの娯楽性に富むことについては既
に知られるところであるが、さらにこのシステムにユー
ザの歌唱を効果的に支援するような機能があればその商
品価値は益々高いものとなることは容易に予想される。
しかしながら、従来からこのような歌唱支援機能を備え
たカラオケ再生システムなるものはあまり存在せず、存
在するにしても、その歌唱機能追加に伴う装置サイズや
価格等の増大化を招き、商品化に向けてのマイナス要素
を誘発することになる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
もので、比較的簡単な構成で、ユーザに効果的な歌唱支
援及び歌唱学習支援を与えることができ、しかもかかる
機能追加による装置サイズや価格等の増大化を最小限に
抑え得る記録媒体再生装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
記録媒体再生装置は上記した目的を達成するために、少
なくとも歌唱音声信号及びこれに対応する伴奏音楽信号
が記録された記録媒体を再生する記録媒体再生装置にお
いて、記録媒体から歌唱音声信号及び伴奏音楽信号を再
生する再生手段と、再生手段による再生と同時に外部か
ら歌唱音声信号を入力する音声入力手段と、音声入力手
段より入力された歌唱音声信号と再生手段により再生さ
れた歌唱音声信号との各レベル成分を等価せしめるレベ
ル等価手段と、レベル等価手段によってレベル成分が等
価せしめられた各歌唱音声信号の波形を比較する比較手
段と、比較手段で得た各信号波形の差分値に基づいて、
再生手段より再生される歌唱音声信号の音量を制御する
制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の記録媒体再生装置
は上記した目的を達成するために、請求項1記載の記録
媒体再生装置において、制御手段は、比較手段で得た各
信号波形の差分値が大きいほど、再生手段より再生され
る歌唱音声信号の音量を増大するよう制御を行うことを
特徴とするものである。
【0008】本発明の請求項3記載の記録媒体再生装置
は上記した目的を達成するために、少なくとも歌唱音声
信号及びこれに対応する伴奏音楽信号が記録された記録
媒体を再生する記録媒体再生装置において、記録媒体か
ら歌唱音声信号及び伴奏音楽信号を再生する再生手段
と、再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
を入力する音声入力手段と、音声入力手段より入力され
た歌唱音声信号と再生手段により再生された歌唱音声信
号との各レベル成分を等価せしめるレベル等価手段と、
レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめられた
各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、比較手段
で得た各信号波形の差分値を記録媒体上の再生位置情報
と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され
た再生位置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所
定値以上であるところの再生位置情報に基づき、記録媒
体上の該当する位置に記録されている歌唱音声信号及び
これに対応する伴奏音楽信号を選択的に再生するリピー
ト再生手段とを具備することを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項4記載の記録媒体再生装置
は上記した目的を達成するために、少なくとも歌唱音声
信号及びこれに対応する伴奏音楽信号が記録された記録
媒体を再生する記録媒体再生装置において、記録媒体か
ら歌唱音声信号及び伴奏音楽信号を再生する再生手段
と、再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
を入力する音声入力手段と、音声入力手段より入力され
た歌唱音声信号と再生手段により再生された歌唱音声信
号との各レベル成分を等価せしめるレベル等価手段と、
レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめられた
各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、比較手段
で得た各信号波形の差分値を記録媒体上の再生位置情報
と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され
た再生位置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所
定値以上であるところの再生位置情報に基づき、記録媒
体上の該当する位置に記録された歌唱音声信号に対して
のみ所要の音量を付与して伴奏音楽信号と共に再生する
リピート再生手段とを具備することを特徴とするもので
ある。
【0010】本発明の請求項5記載の記録媒体再生装置
は上記した目的を達成するために、少なくとも歌唱音声
信号及びこれに対応する伴奏音楽信号が記録された記録
媒体を再生する記録媒体再生装置において、記録媒体か
ら歌唱音声信号及び伴奏音楽信号を再生する再生手段
と、再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
を入力する音声入力手段と、音声入力手段より入力され
た歌唱音声信号と再生手段により再生された歌唱音声信
号との各レベル成分を等価せしめるレベル等価手段と、
レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめられた
各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、比較手段
で得た各信号波形の差分値を記録媒体上の再生位置情報
と対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶され
た再生位置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所
定値以上であるところの再生位置情報に基づき、記録媒
体上の該当する位置に記録された歌唱音声信号以外の歌
唱音声信号に対し所要の音量を付与して伴奏音楽信号と
共に再生するリピート再生手段とを具備することを特徴
とするものである。
【0011】
【作用】すなわち、本発明の請求項1記載の記録媒体再
生装置においては、音声入力手段より入力された歌唱音
声信号と再生手段により再生された歌唱音声信号との各
レベル成分を等価せしめてから各歌唱音声信号の波形を
比較し、この比較の結果得た各信号波形の差分値に基づ
いて、再生手段より再生される歌唱音声信号の音量を制
御するので、例えば、本発明の請求項2に記載されるよ
うに、前記差分値が大きいほど歌唱音声信号の音量を増
大するように構成すれば、比較的簡単な構成で、ユーザ
に対し効果的な歌唱支援を与えることができる。
【0012】本発明の請求項3記載の記録媒体再生装置
においては、通常の再生時に、比較手段で得た各信号波
形の差分値を記録媒体上の再生位置情報と対応付けて記
憶し、リピート再生時は、記憶手段に記憶された再生位
置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所定値以上
であるところの再生位置情報に基づき、記録媒体上の該
当する位置に記録されている歌唱音声信号及びこれに対
応する伴奏音楽信号を選択的に再生するので、比較的簡
単な構成で、ユーザに対し効果的な歌唱学習支援を与え
ることができる。
【0013】本発明の請求項4記載の記録媒体再生装置
においては、通常の再生時に、比較手段で得た各信号波
形の差分値を記録媒体上の再生位置情報と対応付けて記
憶し、リピート再生時は、記憶手段に記憶された再生位
置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所定値以上
であるところの再生位置情報に基づき、記録媒体上の該
当する位置に記録された歌唱音声信号に対してのみ所要
の音量を付与して伴奏音楽信号と共に再生するので、比
較的簡単な構成で、ユーザに対し効果的な歌唱学習支援
を与えることができる。
【0014】本発明の請求項5記載の記録媒体再生装置
においては、通常の再生時に、比較手段で得た各信号波
形の差分値を記録媒体上の再生位置情報と対応付けて記
憶し、リピート再生時は、記憶手段に記憶された再生位
置毎の差分値を所定の値と比較し、差分値が所定値以上
であるところの再生位置情報に基づき、記録媒体上の該
当する位置に記録された歌唱音声信号以外の歌唱音声信
号に対してのみ所要の音量を付与して伴奏音楽信号と共
に再生するので、比較的簡単な構成で、ユーザに対し効
果的な歌唱学習支援を与えることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明に係る一実施例のカラオケ再
生システムの全体的な構成を示すブロック図である。
【0017】同図において、符号21で示される光ディ
スクには、通常のカラオケ用ディスクに記録されている
伴奏音楽情報及び動画像情報の他、前記伴奏音楽情報に
対応する歌唱音声情報が記録されている。光ディスク2
1に記録されているこれらの情報信号はピックアップ2
2により読み出された後、同期信号検出部23での同期
検出を経て映音分離部24に入力される。映音分離部2
4は再生信号系列を動画像信号と伴奏音楽信号及び歌唱
音声信号からなる音声信号とに分離する。映音分離部2
4より分離出力された動画像信号は動画像再生処理部2
5にて復調及びエラー検出・訂正された後、D/A変換
部26でD/A変換され、動画像出力となって外部のモ
ニターに出力される。一方、映音分離部24より分離出
力された音声信号は音声再生処理部27での復調、エラ
ー検出・訂正を経て音声分離部28に入力される。
【0018】音声分離部28は入力音声信号を伴奏音楽
信号と歌唱音声信号とに分離する。音声分離部28より
分離出力された伴奏音楽信号は、D/A変換部29にて
D/A変換後、加算器30に入力される。一方、音声分
離部28より分離出力された歌唱音声信号はD/A変換
部31でD/A変換後、AGC(automatic gain contr
ol)回路32及びボリューム33に入力され、ボリュー
ム33にて信号レベルが調整された後加算器30に入力
される。加算器30はそれぞれD/A変換後の伴奏音楽
信号と歌唱音声信号とを重畳合成して外部のスピーカに
出力する。
【0019】以上の動画像再生及び音声再生と同時に、
ユーザはマイクロフォン34を通して自らの歌唱音声を
入力する。マイクロフォン34を通して入力された歌唱
音声信号は加算器30及びAGC回路35に送られる。
【0020】ここで、各AGC回路32、35はそれぞ
れ、D/A変換部31を経て再生信号として入力された
歌唱音声信号及びマイクロフォン34を通して外部より
入力された歌唱音声信号の各レベル成分を等価せしめる
べく各入力信号レベルに対するゲインを調整制御する。
各AGC回路32、35によってレベル成分の等価せし
められた各歌唱音声信号は音声信号比較器36に入力さ
れる。音声信号比較器36は各歌唱音声信号の信号波形
を比較し、その比較結果である各信号波形の差分値に応
じたボリューム制御信号をボリューム33に供給し、さ
らにその比較差分信号(各信号波形の差分値を示す情
報)をマイクロコンピュータ37に送る。ボリューム3
3は、ボリューム制御信号に基づき、具体的には音声信
号比較器36の比較結果である各信号波形の差分値が大
きいほど歌唱音声の音量を増大するようにその出力レベ
ルが制御される。即ち、マイクロフォン34を通して入
力したユーザの歌唱音声信号を光ディスク21に記録さ
れている歌唱音声信号を基準にリアルタイムで比較評価
し、両者間に差がある部分についてはその差が大きけれ
ば大きいほど再生側の歌唱音声信号の音量を増大せしめ
て、ユーザの歌唱を支援する。
【0021】このようにボリューム33にて音声調整さ
れた歌唱音声信号は前述した如く加算器30に入力さ
れ、マイクロフォン34を通して入力したユーザの歌唱
音声信号及び伴奏音楽信号と重畳合成されて外部のスピ
ーカに向けて出力される。
【0022】なお、かかる歌唱音声の音量調整におい
て、ボリューム33の出力レベルは各信号波形の差分値
に応じて比例的に変化させてもよいが、必ずしも比例的
でなくても構わない。また、各信号波形の差分値に対し
て何らかのしきい値を設定し、上記差分値が該しきい値
未満の時は歌唱音声に対してミュートをかけ、該しきい
値以上の時だけ上記差分値に応じてボリューム33の出
力レベルを可変できるように構成してもよい。
【0023】次に本実施例のリピート再生機能について
説明する。
【0024】マイクロコンピュータ37は、音声信号比
較器36からの比較差分信号(各信号波形の差分値を示
す情報)を入力し、この比較差分信号を光ディスク21
上の現在の再生位置を示すアドレス情報と対応付けてR
AM38に格納する。
【0025】さて、操作ボタン39を通じてリピート再
生命令がマイクロコンピュータ37に下されると、マイ
クロコンピュータ37はRAM38に格納されている全
ての比較差分信号を曲の先頭側のアドレス情報に対応す
るものから順番に読み出して、その差分値と所定のしき
い値との比較を行い、差分値が該しきい値以上であると
ころのアドレス情報を獲得する。そして、マイクロコン
ピュータ37は獲得した全てのアドレス情報を基に、光
ディスク21上の該当する位置に記録された歌唱音声信
号及びこれに対応する伴奏音楽信号のみを選択的に再生
するよう同期信号検出部23に対して指示を出す。
【0026】従って、このリピート再生機能により、ユ
ーザの歌唱学習を要する部分の歌唱音声信号と伴奏音楽
信号のみが再生されることになり、ユーザに対して効果
的な歌唱学習支援を提供することができる。
【0027】次に本発明の他の実施例を説明する。
【0028】図2はかかる本実施例のカラオケ再生シス
テムの全体的な構成を示すブロック図である。なお、同
図において、図1と同じ部分には同一の符号を付し、重
複する部分についての説明は省略する。
【0029】同図に示すように、この再生システムにお
いては、ボリューム33に対する制御入力を、音声信号
比較器36から出力されるボリューム制御信号とマイク
ロコンピュータ41から出力されるボリューム制御信号
との間で切り替えるためのスイッチ42が設けられてい
る。このスイッチ42は、光ディスク21の通常再生
時、音声信号比較器36から出力されるボリューム制御
信号を選択してボリューム33に与える。従って、光デ
ィスク21の通常再生時に形成される系は、図1に示し
た先の実施例のシステムと同じであり、動作も同じであ
る。
【0030】一方、リピート再生を行う場合、スイッチ
42はマイクロコンピュータ41から出力されるボリュ
ーム制御信号をボリューム33に供給する側に切り替え
られる。その切り替えはマイクロコンピュータ41から
の切替制御信号(図示せず)によって行われる。この
後、マイクロコンピュータ41は曲の先頭から再生を開
始し、同時にRAM38に格納された全ての比較差分信
号を曲の先頭側のアドレス情報に対応するものから順番
に読み出して、その差分値と所定のしきい値との比較を
行う。
【0031】この比較で、差分値が該しきい値未満であ
るところの位置について再生を行う場合、マイクロコン
ピュータ41はボリューム33に対しその出力レベルを
零に落とすことを指示するボリューム制御信号を供給
し、また差分値が該しきい値以上であるところの位置に
ついて再生を行う場合は、ボリューム33に対し歌唱音
声がユーザに十分聞える程度の音量で出力されるよう、
ボリューム33の出力レベルを所定の値に設定するため
のボリューム制御信号を供給する。
【0032】これにより、曲全体をリピート再生するな
かで、差分値がしきい値以上であるところの位置を再生
する時だけ歌唱音声信号に所要の音量を付与してこれを
再生し、その他の場合は歌唱音声に対してミュートをか
けたリピート再生を遂行することができる。従って、こ
のリピート再生機能により、ユーザに対して効果的な歌
唱学習支援を提供することができる。
【0033】また、この実施例に対する変形例として、
差分値がしきい値未満であるところの位置について再生
を行う場合は、歌唱音声がユーザに十分聞える程度の音
量で出力されるようボリューム33を調整し、差分値が
しきい値以上であるところの位置について再生を行う場
合はボリューム33の出力レベルを零に落とすようにボ
リューム33を制御する方式が挙げられる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的簡単な構成で、ユーザに効果的な歌唱支援及び歌唱
学習支援を与えることができ、しかもかかる機能追加に
よる装置サイズや価格等の増大化を最小限に抑える得る
記録媒体再生装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のカラオケ再生システム
の全体的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のカラオケ再生システムの
全体的な構成を示すブロック図である。
【図3】従来のカラオケ再生システムの全体的な構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
21…光ディスク、22…ピックアップ、23…同期信
号検出部、24…映音分離部、25…動画像再生処理
部、27…音声再生処理部、28…音声分離部、30…
加算器、32、35…AGC回路、33…ボリューム、
34…マイクロフォン、36…音声信号比較器、37、
41…マイクロコンピュータ、38…RAM、39…操
作ボタン、42…スイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも歌唱音声信号及びこれに対応
    する伴奏音楽信号が記録された記録媒体を再生する記録
    媒体再生装置において、 前記記録媒体から前記歌唱音声信号及び前記伴奏音楽信
    号を再生する再生手段と、 前記再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
    を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力された歌唱音声信号と前記再
    生手段により再生された歌唱音声信号との各レベル成分
    を等価せしめるレベル等価手段と、 前記レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめら
    れた各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、 前記比較手段で得た各信号波形の差分値に基づいて、前
    記再生手段より再生される歌唱音声信号の音量を制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とする記録媒体再生
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体再生装置におい
    て、 前記制御手段は、前記比較手段で得た各信号波形の差分
    値が大きいほど、前記再生手段より再生される歌唱音声
    信号の音量を増大するよう制御を行うことを特徴とする
    記録媒体再生装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも歌唱音声信号及びこれに対応
    する伴奏音楽信号が記録された記録媒体を再生する記録
    媒体再生装置において、 前記記録媒体から前記歌唱音声信号及び前記伴奏音楽信
    号を再生する再生手段と、 前記再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
    を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力された歌唱音声信号と前記再
    生手段により再生された歌唱音声信号との各レベル成分
    を等価せしめるレベル等価手段と、 前記レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめら
    れた各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、 前記比較手段で得た各信号波形の差分値を前記記録媒体
    上の再生位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された再生位置毎の差分値を所定の
    値と比較し、前記差分値が前記所定値以上であるところ
    の再生位置情報に基づき、前記記録媒体上の該当する位
    置に記録されている歌唱音声信号及びこれに対応する伴
    奏音楽信号を選択的に再生するリピート再生手段とを具
    備することを特徴とする記録媒体再生装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも歌唱音声信号及びこれに対応
    する伴奏音楽信号が記録された記録媒体を再生する記録
    媒体再生装置において、 前記記録媒体から前記歌唱音声信号及び前記伴奏音楽信
    号を再生する再生手段と、 前記再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
    を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力された歌唱音声信号と前記再
    生手段により再生された歌唱音声信号との各レベル成分
    を等価せしめるレベル等価手段と、 前記レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめら
    れた各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、 前記比較手段で得た各信号波形の差分値を前記記録媒体
    上の再生位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された再生位置毎の差分値を所定の
    値と比較し、前記差分値が前記所定値以上であるところ
    の再生位置情報に基づき、前記記録媒体上の該当する位
    置に記録された歌唱音声信号に対してのみ所要の音量を
    付与して前記伴奏音楽信号と共に再生するリピート再生
    手段とを具備することを特徴とする記録媒体再生装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも歌唱音声信号及びこれに対応
    する伴奏音楽信号が記録された記録媒体を再生する記録
    媒体再生装置において、 前記記録媒体から前記歌唱音声信号及び前記伴奏音楽信
    号を再生する再生手段と、 前記再生手段による再生と同時に外部から歌唱音声信号
    を入力する音声入力手段と、 前記音声入力手段より入力された歌唱音声信号と前記再
    生手段により再生された歌唱音声信号との各レベル成分
    を等価せしめるレベル等価手段と、 前記レベル等価手段によってレベル成分が等価せしめら
    れた各歌唱音声信号の波形を比較する比較手段と、 前記比較手段で得た各信号波形の差分値を前記記録媒体
    上の再生位置情報と対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された再生位置毎の差分値を所定の
    値と比較し、前記差分値が前記所定値以上であるところ
    の再生位置情報に基づき、前記記録媒体上の該当する位
    置に記録された歌唱音声信号以外の歌唱音声信号に対し
    所要の音量を付与して前記伴奏音楽信号と共に再生する
    リピート再生手段とを具備することを特徴とする記録媒
    体再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298751A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Roland Corp 楽音制御装置および楽音制御プログラム

Cited By (2)

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