JPH0869278A - 描画制御装置 - Google Patents

描画制御装置

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JPH0869278A
JPH0869278A JP6205625A JP20562594A JPH0869278A JP H0869278 A JPH0869278 A JP H0869278A JP 6205625 A JP6205625 A JP 6205625A JP 20562594 A JP20562594 A JP 20562594A JP H0869278 A JPH0869278 A JP H0869278A
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data
image memory
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binary
shift
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Masanori Kanamaru
雅教 金丸
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、2値の画像データを描画する描画
制御装置に関し、2値の画像データについて、シフト
量、表示色/背景色、OR/AND処理などを任意に指
定し、2値あるいは多値のデータに合成して画像メモリ
に書き込み、任意のシフト、OR/AND処理を簡易か
つ高速な実行を実現することを目的とする。 【構成】 描画しようとする2値の画像データをシフト
データに従ってシフトしたデータについて、指定された
表示色、背景色をもとに多値変換表8を参照して多値デ
ータに変換し、この変換した多値データと、画像メモリ
7より書き込もうとする部分から読み出した多値データ
とをOR処理あるいはAND処理を行うマスク処理手段
4と、このマスク処理手段4によってマスク処理した後
の多値データを画像メモリ7の元の位置に書き戻す展開
手段6とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2値の画像データを描
画する描画制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように、文字などの2
値データを描画LSIが画像メモリに展開してドットイ
メージに書き込む場合、描画LSIは主記憶からパラメ
ータを取り込み、続いて文字などをドットイメージに展
開するためのCGの読み込みを行う(レジスタ、に
交互にラッチ)。続いて画像メモリから書き込もうとす
る部分のドットデータを一旦読み出しレジスタDにラ
ッチし、OR回路で書き込もうとするシフト制御部
からのドットデータとをOR演算した後、元の画像メモ
リの位置に書き戻すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の画像メ
モリへのドットデータの書き込みなどは、全て2値のモ
ノクロ制御であったため、多値データの描画制御を併せ
て行えないという問題があった。また、多値、特にカラ
ーのデータを書き込む場合には、多値による画像データ
の処理量が増大し、処理速度の向上が必須となるという
問題があった。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
2値の画像データについて、シフト量、表示色/背景
色、OR/AND処理などを任意に指定し、2値あるい
は多値のデータに合成して画像メモリに書き込み、任意
のシフト/マスク、OR/AND処理を簡易かつ高速な
実行を実現することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、主記憶1は、パラメータや
ソースデータ(画像データ)を格納するものである。
【0006】CPU2は、各種処理を行うものである。
CG展開装置3は、データを展開して画像メモリ7に書
き込むものであって、マスク処理手段4、展開手段6か
ら構成されるものである。
【0007】マスク処理手段4は、ソースデータを読み
込み、指定された属性(シフトデータ)に従って当該ソ
ースデータをシフトしたデータと、画像メモリ7から読
み出したデータとをOR処理あるいはAND処理を行う
ものであって、2値/多値変換手段5などから構成され
るものである。
【0008】2値/多値変換手段5は、2値のデータを
多値のデータに変換するものである。展開手段6は、デ
ータを画像メモリ7に書き込んだりなどするものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は、図1に示すように、CG展開装置3
がパラメータおよび2値のソースデータを読み込み、マ
スク処理手段4が指定された属性(シフトデータ)に従
ってソースデータをシフトしたデータと画像メモリ7か
ら読み出した2値データとをOR処理あるいはAND処
理を行い、展開手段6がマスク処理した後の2値データ
を画像メモリ7に書き戻すようにしている。
【0010】また、CG展開装置3がパラメータおよび
2値のソースデータを読み込み、マスク処理手段4が指
定された属性(シフトデータ)に従ってソースデータを
シフトした後、画像メモリ7から読み出した多値データ
とを多値変換表8を参照してOR処理あるいはAND処
理を行い、展開手段6がこれら処理した後の多値データ
を画像メモリ7に書き戻すようにしている。
【0011】この際に、多値変換表8として、OR処理
のときに2値のソースデータの値“0”および“1”に
対応づけて“ディスティネーションデータ”および“属
性(表示色)”とし、一方、AND処理のときに2値の
ソースデータの値“0”および“1”に対応づけて“属
性(背景色)”および“属性(表示色)”とするように
している。
【0012】また、2値のソースデータ(画像データ)
を文字(記号を含む)のソースデータ、および“属性
(表示色)”を“属性(文字色)”とするようにしてい
る。従って、2値のソースデータについて、シフト量、
表示色/背景色、OR/AND処理などの任意の指定に
対応してこれをもとに合成して画像メモリに書き込むこ
とにより、任意のシフト、OR/AND処理を簡易かつ
高速に実行することが可能となる。
【0013】
【実施例】次に、図2から図8を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0014】図2は、本発明の動作説明フローチャート
を示す。これは、図1の構成の全体の動作を説明したも
のである。図2において、S1は、CPUによるパラメ
ータ組み立てを行う。これは、図1のCPU2が、ソー
スデータを画像メモリ7に書き込むときのパラメータを
組み立て、主記憶1に図示のように格納する。ここで、
パラメータは、右側に記載した下記のものである。
【0015】・ディスティネーションアドレス ・ソースアドレス ・属性 ・CG横サイズ ・CG縦サイズ ・文字色データ ・背景色データ ・シフトデータ ・モードデータ(OR/AND) ここで、ディスティネーションアドレスは画像メモリ7
上にデータを書き込むアドレスである。ソースアドレス
は画像メモリ7に書き込もうとするソースデータのアド
レスであって、例えば主記憶1上のソースデータのアド
レスである。属性はソースデータを画像メモリ7上に書
き込むときの各種属性である。CG横サイズおよびCG
縦サイズは図5の(b)に示すように画像メモリ7上に
書き込む文字の横サイズおよび縦サイズである。文字色
データはソースデータの文字の部分を画像メモリ7上の
書き込むときの色データである。背景色データはソース
データの文字の無い部分を画像メモリ7上の書き込むと
きの色データである。シフトデータは、2値のソースデ
ータを画像メモリ7上の2値データあるいは多値データ
に書き込むときにシフトする量(ビット数)である。モ
ードデータは2値のソースデータを、画像メモリ7上の
2値データあるいは多値データに書き込むときのOR処
理あるいはAND処理のいずれかを行うかを指定するモ
ードである。
【0016】S2は、CG展開装置を起動する。これ
は、CPU2が主記憶1上にパラメータを格納し、CG
展開装置3を起動して以下の描画処理を開始させる。S
3は、DMAにより、パラメータを32ビット単位でレ
ジスタにセットする。これは、S2で起動された図1の
CG展開装置3がDMAにより、主記憶1上のパラメー
タを32ビット単位で内部のレジスタにセットする(後
述する図8のCG展開装置3の下段に示すように図示外
のレジスタにセットして保持させる)。
【0017】S4は、ソースデータを主記憶からシフト
制御部にリードする。これは、S3でパラメータをセッ
トしたことに対応して、パラメータの属性中のソースア
ドレスをもとに主記憶1からソースデータを図8のCG
展開装置3のシフト制御部(23)に格納する。
【0018】S5は、属性(シフトデータ)により、マ
スク処理を行う(図3あるいは図4を用いて後述す
る)。S6は、画像メモリ7から読み出したデータが2
値データの場合、S5で属性(シフトデータ)に従って
シフトデータで指定されたシフト分、ソースデータをず
らしてOR処理あるいはAND処理した後の2値データ
を画像メモリ7に上書きする。これにより、2値データ
であるソースデータを、画像メモリ7上のディスティネ
ーションアドレスにシフトデータ分ずらしてOR処理あ
るいはAND処理した後の2値データを上書きしたこと
となる(図3を用いて詳述する)。
【0019】S7は、画像メモリ7から読み出したデー
タが多値データの場合、S5で属性(シフトデータ)に
従ってシフトデータで指定されたシフト相当分、ソース
データをそれぞれずらして合成(OR処理あるいはAN
D処理して合成)した後に画像メモリ7に上書きする。
これにより、2値データであるソースデータを、画像メ
モリ7上のディスティネーションアドレスにシフトデー
タ相当分ずらし、OR処理あるいはAND処理した後の
多値データを上書きしたこととなる(図4を用いて詳述
する)。
【0020】以上によって、2値のソースデータを、属
性のシフトデータ分だけずらしてOR処理あるいはAN
D処理した2値データを画像メモリ7中のディスティネ
ーションアドレスに格納したり、属性のシフトデータ相
当分だけずらしてOR処理あるいはAND処理した後の
多値データを画像メモリ7中のディスティネーションア
ドレスに格納したりすることが可能となる。
【0021】次に、図3のフローチャートを用いて2値
データのマスク処理について詳細に説明する。図3にお
いて、S11は、ソースアドレスから2値のソースデー
タを8ビット、シフト制御部にセットする。これは、パ
ラメータ中の主記憶1のソースアドレスからソースデー
タを8ビット、CG展開装置3のシフト制御部(図8参
照)にセットする。
【0022】S12は、シフトデータ分だけソースデー
タをシフトする。これは、S11でセットしたシフト制
御部が図6の(a)に示すように、例えばシフトデータ
の“4ビット分”だけ2値のソースデータをシフトす
る。
【0023】S13は、画像メモリからデータの読み込
みを行う。これは、パラメータ中のディスティネーショ
ンアドレスによって画像メモリ7中からここでは2値の
データの読み込みを行う。
【0024】S14は、両者のデータをOR/ANDす
る。これは、S12でシフトした2値のソースデータ
と、S13で画像メモリ7から読み込んだ2値のデータ
とをOR処理あるいはAND処理を行う。具体的に言え
ば、後述する図6の(a)に示すように、2値変換表を
参照し、パラメータ中のモードデータで指定されたOR
あるいはANDに従って、両者のデータをビット対応で
OR演算あるいはAND演算を行う。
【0025】S15は、画像データとして画像メモリ7
の元の位置に上書きする。以上によって、2値のソース
データについてパラメータ中のシフトデータで指示され
たシフト分だけソースデータをシフトした後、画像メモ
リ7のディスティネーションアドレスから読み込んだ2
値のデータとを、パラメータ中のモードデータ(OR/
AND)で指示されたOR処理あるいはAND処理をビ
ット対応で行った後、画像メモリ7の元の位置に書き戻
すことにより、2値のソースデータをシフトデータ分だ
けずらしてモードデータで指示されたORあるいはAN
Dして画像メモリ7に書き込むことが可能となる。
【0026】次に、図4のフローチャートを用いて多値
データのマスク処理について詳細に説明する。図4にお
いて、S21は、ソースアドレスから2値のソースデー
タを8ビット、シフト制御部にセットする。これは、パ
ラメータ中の主記憶1のソースアドレスからソースデー
タを8ビット、CG展開装置3のシフト制御部(図8参
照)にセットする。
【0027】S22は、シフトデータ分だけソースデー
タをシフトする。これは、S21でセットしたシフト制
御部が図6の(a)に示すように、例えばシフトデータ
の“4ビット分”だけ2値のソースデータをシフトす
る。
【0028】S23は、画像メモリからデータの読み込
みを行う。これは、パラメータ中のディスティネーショ
ンアドレスによって画像メモリ7中からここでは多値の
データの読み込みを行う。
【0029】S24は、多値変換表8に従って、2値画
像を属性(シフトデータ、文字色データ、背景色デー
タ)によって、多値画像に合成する。これは、後述する
図6の(b)に示すように、S22でシフトした2値の
ソースデータと、S23で読み込んだ多値のデータとを
属性(シフトデータ、文字色データ、背景色データ)に
従って合成する。具体的に言えば、後述する図6の
(b)に示すように、多値変換表8を参照し、パラメー
タ中のモードデータで指定されたORあるいはANDに
対応して、図示のように2値のソースデータを画像メモ
リ7から読み込んだ多値のデータに反映する。
【0030】S25は、画像データとして画像メモリ7
の元の位置に上書きする。以上によって、2値のソース
データについてパラメータ中のシフトデータで指示され
たシフト相当分だけ2値のソースデータをシフトした
後、画像メモリ7のディスティネーションアドレスから
読み込んだ多値のデータとを、パラメータ中のモードデ
ータ(OR/AND)で指示されたOR処理あるいはA
ND処理を多値変換表8を参照して処理を行って合成し
た後、この合成した多値のデータを画像メモリ7の元の
位置に書き戻すことにより、2値のソースデータをシフ
トデータ相当分だけずらした後、多値変換表8を参照し
て多値のデータに合成し画像メモリ7に書き込むことが
可能となる。
【0031】図5は、本発明の具体例説明図を示す。図
5の(a)は、ソースアドレスを示す。これは、図1に
示すように、ソースデータを主記憶1上のソースアドレ
スに格納した様子を示す。
【0032】図5の(b)は、画像メモリ上のディステ
ィーションアドレス、CG縦サイズおよびCG横サイズ
を模式的に示す。これは、画像メモリ7上に文字をドッ
トパターンにして格納するときの左上のアドレス(ディ
スティネーションアドレス)および縦サイズ、横サイズ
を模式的に示したものであり、パラメータ中にそれぞれ
含まれるものである。
【0033】図5の(c)は、画像メモリ上のデータの
様子を示す。図5の(c−1)は、ディスティネーショ
ンデータ(多値)を示す。これは、画像メモリ7上に多
値のデータが格納、ここでは、一様な多値のデータが格
納されている様子を示す。
【0034】図5の(c−2)は、ソースデータ(2
値)を示す。ここで、実線の矩形内の黒の部分が“1”
で、白の部分が“0”である。実線の矩形外で、点線の
矩形内の部分にはソースデータは無い。
【0035】図5の(c−3)は、OR描画(多値)し
たときの様子を示す。これは、図5の(c−1)の画像
メモリ(多値)上に、図5の(c−2)の2値のソース
データをOR処理したときの様子を示す。詳述すると下
記のようになる。
【0036】(1) 画像メモリ7中のデータが多値デ
ータであるため、OR描画する際に、後述する図6の
(b−3)の多値変換表8を参照し、 ・ソースデータが“0”のときはディスティネーション
データとし、 ・ソースデータが“1”のときは属性(文字色)とす
る。
【0037】(2) 従って、図5の(c−2)の2値
のソースデータの文字“A”がある“1”の部分はパラ
メータ中の属性(文字色)と設定し、“0”の部分はデ
ィスティネーションデータ(即ち画像メモリ7中の多値
データ(図5の(c−1)の多値データ))と設定する
と決まる。これにより、図示のように文字の部分が“文
字色”、それ以外が画像メモリ7の元の多値データとな
る。
【0038】図5の(c−4)は、AND描画(多値)
したときの様子を示す。これは、図5の(c−1)の画
像メモリ(多値)上に、図5の(c−2)の2値のソー
スデータをAND処理したときの様子を示す。詳述する
と下記のようになる。
【0039】(1) 画像メモリ7中のデータが多値デ
ータであるため、AND描画する際に、後述する図6の
(b−3)の多値変換表8を参照し、 ・ソースデータが“0”のときは属性(背景色)とし、 ・ソースデータが“1”のときは属性(文字色)とす
る。
【0040】(2) 従って、図5の(c−2)の2値
のソースデータの文字“A”がある“1”の部分はパラ
メータ中の属性(文字色)と設定し、“0”の部分はパ
ラメータ中の属性(背景色)と設定すると決まる。これ
により、図示のように文字の部分が“文字色”、それ以
外が背景色、更に図5の(c−2)の実線の矩形外の部
分が画像メモリ7の元の多値データとなる。
【0041】図6は、本発明のシフト説明図(その1)
を示す。図6の(a)は、1画素が1ビットに対応(2
値画像)を示す。ここでは、4ビットシフト時の例であ
って、画像メモリ7上で、図示のように、ソースデータ
を4ビット図示のように右方向にシフトして対応づけ
る。そして、ディスティネーションデータ(画像メモリ
7中の2値のデータ)と、2値のソースデータとのOR
処理あるいはAND処理は図示の2値変換表に示す下記
の通りである。
【0042】 ディスティネーションデータ ソースデータ OR AND 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 1 0 1 1 1 1 図6の(b)は、1画素が8ビットに対応(多値画像、
256色画像)を示す。ここでは、4ビットシフト時の
例であって、画像メモリ7上で、図示のように、ソース
データを4ビット相当分である4バイトを図示のように
右方向にシフトして各1画像に対応するバイトに対応づ
ける。そして、ディスティネーションデータ(画像メモ
リ7中の多値のデータ)と、2値のソースデータとのO
R処理あるいはAND処理は図示の多値変換表8に示す
下記の通りである。
【0043】 ソースデータ OR AND 0 ディスティネーションデータ 属性(背景色) 1 属性(文字色) 属性(文字色) 図7は、本発明のシフト説明図(その2)を示す。これ
は、1画素が4ビット、8ビット、16ビットの多値の
値で表現したときのシフトの様子を示したものである。
【0044】図7の(a)は、16色描画(1画素=4
ビット)を示す。この場合には、8ビットの2値のソー
スデータは、1画素が4ビットであるので、先頭のビッ
ト0、1、2、3、4、5、6、7について ・0〜3 ・4〜7 ・8〜11 ・12〜15 ・16〜19 ・20〜23 ・24〜27 ・28〜31 というようにシフトして多値のデータにそれぞれ対応づ
ける。
【0045】図7の(b)は、256色描画(1画素=
8ビット)を示す。この場合には、8ビットの2値のソ
ースデータは、1画素が8ビットであるので、先頭のビ
ット0、1、2、3、4、5、6、7について ・0〜7 ・8〜15 ・16〜23 ・24〜31 ・32〜39 ・40〜47 ・48〜55 ・56〜63 というようにシフトして多値のデータにそれぞれ対応づ
ける。
【0046】図7の(c)は、65536色描画(1画
素=16ビット)を示す。この場合には、8ビットの2
値のソースデータは、1画素が16ビットであるので、
先頭のビット0、1、2、3、4、5、6、7について ・00〜15 ・16〜31 ・32〜47 ・48〜63 ・00〜15 ・16〜31 ・32〜47 ・48〜63 というようにシフトして多値のデータにそれぞれ対応づ
ける。
【0047】図8は、本発明のシステム構成図を示す。
ここで、主記憶1、CPU2、CG展開装置3、画像メ
モリ7は、図1の対応するものと同一である。図8にお
いて、CG展開装置3は、2値のソースデータを画像メ
モリ7中の2値のデータあるいは多値のデータに合成し
た書き込むものである。ここで、各記号は、下記を表
す。
【0048】R:レジスタ SW:スイッチであって、64ビットを32ビットに分
割したりなどするものである。
【0049】SL:セレクタであって、入力された何れ
かを選択して出力するものである。 シフト制御部:シフトデータで指示されたシフト分だけ
ソースデータをシフトするものである。
【0050】MSK制御:マスク処理を行うものである
(既述した図3、図4参照)。 D:D−FF 次に、図8の動作を説明する。
【0051】(1) CG展開装置3が起動されると、
システムバスを介してパラメータをSL(17)によっ
て取り込み、下段に示すように各制御部にロードする。 (2) CGパターンを画像メモリ7中から読み出し、
SW(18)で8ビットに分割し、R(20)あるいは
R(21)に交互にラッチし、シフト制御部(23)に
よってパラメータのシフトデータに従ってシフトし、ピ
クセル情報として送出する。
【0052】(3) 多値描画の場合:画像メモリ7か
ら読み出した多値データは、R(11)にラッチする。
SL(12)はOR処理のときにラッチした多値データ
あるいは背景色のいずれかを出力する(図6の(a)の
2値変換表に従う)。SL(13)はAND処理のとき
にラッチした多値データあるいは文字色のいずれかを出
力する(図6の(b)の多値変換表に従う)。そして、
SL(14)を介して画像メモリ7に書き込む。
【0053】(4) 2値描画の場合:画像メモリ7か
ら読み出した2値データをD(19)にラッチし、OR
処理のときにD(19)とシフト制御部(23)からの
データとがMSK制御部(22)でマスク処理した2値
描画データとしてSL(14)を介して画像メモリ7に
出力して書き込む。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2値の画像データ(ソースデータ)をシフトし指定され
た表示色/背景色、OR/AND処理に従い、画像メモ
リから読み込んだデータ(2値あるいは多値データ)と
マスク処理を行った後に画像メモリに書き込む構成を採
用しているため、任意にシフトしてOR処理/AND処
理を簡易かつ高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明のマスク処理フローチャート(2値デー
タ)である。
【図4】本発明のマスク処理フローチャート(多値デー
タ)である。
【図5】本発明の具体例説明図である。
【図6】本発明のシフト説明図(その1)である。
【図7】本発明のシフト説明図(その2)である。
【図8】本発明のシステム構成図である。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:主記憶 2:CPU 3:CG展開装置 4:マスク処理手段 5:2値/多値変換手段 6:展開手段 7:画像メモリ 8:多値変換表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 11/00 9365−5H G06F 15/72 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画しようとする2値の画像データをシフ
    トデータに従ってシフトしたデータと、画像メモリ
    (7)より書き込もうとする部分から読み出した2値デ
    ータとをOR処理あるいはAND処理を行うマスク処理
    手段(4)と、 このマスク処理手段(4)によってマスク処理した後の
    2値データを画像メモリ(7)の元の位置に書き戻す展
    開手段(6)とを備えたことを特徴とする描画制御装
    置。
  2. 【請求項2】描画しようとする2値の画像データをシフ
    トデータに従ってシフトしたデータについて、指定され
    た表示色、背景色をもとに多値変換表(8)を参照して
    多値データに変換し、この変換した多値データと、画像
    メモリ(7)より書き込もうとする部分から読み出した
    多値データとをOR処理あるいはAND処理を行うマス
    ク処理手段(4)と、 このマスク処理手段(4)によってマスク処理した後の
    多値データを画像メモリ(7)の元の位置に書き戻す展
    開手段(6)とを備えたことを特徴とする描画制御装
    置。
  3. 【請求項3】上記多値変換表(8)として、上記OR処
    理のときに2値の画像データの値の第1の値が多値、第
    2の値が表示色を示すことを特徴とする請求項2に記載
    の描画制御装置。
  4. 【請求項4】上記多値変換表(8)として、上記AND
    処理のときに2値の画像データの値の第1の値が背景
    色、第2の値が表示色を示すことを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の描画制御装置。
  5. 【請求項5】上記2値の画像データを記号を含む文字デ
    ータ、および上記表示色を文字色としたことを特徴とす
    る請求項3または請求4に記載の描画制御装置。
JP6205625A 1994-08-30 1994-08-30 描画制御装置 Withdrawn JPH0869278A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133383A (ja) * 2005-10-12 2007-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd オンスクリーン信号処理装置、および放送受信装置

Cited By (2)

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