JPH0869268A - 広告表示装置 - Google Patents

広告表示装置

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JPH0869268A
JPH0869268A JP20553694A JP20553694A JPH0869268A JP H0869268 A JPH0869268 A JP H0869268A JP 20553694 A JP20553694 A JP 20553694A JP 20553694 A JP20553694 A JP 20553694A JP H0869268 A JPH0869268 A JP H0869268A
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JP
Japan
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data
humidity
temperature
average
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JP20553694A
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English (en)
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Ryoji Yanagawa
亮二 柳川
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に現時点における気象条件に適合した
広告表示のみを行うことによって、面倒な手間を費やす
ことなく広告効果を高める。 【構成】 各種の広告データを記憶する広告データファ
イルと、各種の広告データ毎に広告に適した気象条件デ
ータを設定する広告条件テーブルを設ける。気象データ
を測定し、この測定された気象データで広告条件テーブ
ルに設定されている気象条件データを比較し、当該気象
データを満足する気象条件が設定された広告データを選
択する。そしてこの選択された広告データに基づいて広
告画面を作成して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、推奨商品等の広告を表
示する広告表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の広告表示装置としては、
予め数種類の広告データをメモリにセットしておき、一
定時間間隔で順次広告データを読出し広告画面を作成し
て、CRTディスプレイ等の表示部に表示出力するもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の広告表示装置においては、温度や湿度等の
気象条件の変化とは無関係に、予め編集されたデータに
基づいて広告画面を表示していたので、現時点における
気象条件には不適合な広告が表示されて広告効果が上が
らない場合もあった。また、現時点の気象条件に適合し
た広告表示のみを行わせようとすると、気象条件が変わ
る度にデータを編集し直さなければならない面倒があ
り、実施は困難であった。
【0004】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的とするところは、自動的に現時
点における気象条件に適合した広告表示のみを行うこと
ができ、従って面倒な手間を費やすことなく広告効果を
高めることができ、実用性の向上を図り得る広告表示装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種の広告デ
ータを記憶する広告データ記憶手段と、各種の広告デー
タ毎に広告に適した気象条件データを設定する気象条件
データ記憶手段と、気象データを測定する気象データ測
定手段と、この測定手段により測定された気象データで
気象条件データ記憶手段により記憶されている気象条件
データを比較し、当該気象データを満足する気象条件が
設定された広告データを選択する広告選択手段と、この
選択手段により選択された広告データに基づいて広告画
面を作成し表示する広告表示手段とを備えたものであ
る。
【0006】
【作用】このような構成の広告表示装置であれば、広告
データ記憶手段により記憶された各種の広告データのう
ち、気象データ測定手段により測定された気象データを
満足する気象条件が設定された広告データが選択され、
この選択された広告データに基づいて広告画面が作成さ
れて表示出力される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1はこの実施例の広告表示装置の要部構
成を示すブロック図である。同図において1は制御部本
体を構成するCPU(Central Processing Unit )、2
は前記CPU1に一定時間間隔で割込信号INTを供給
するタイマコントローラ、3は前記CPU1が各部を制
御するためのプログラムデータ等の固定的データが予め
格納されたROM(Read Only Memory)、4は前記CP
U1が処理する可変的なデータを記憶するための各種メ
モリエリアが形成されるRAM(Random Access Memor
y)であって、CPU1とタイマコントローラ2,RO
M3及びRAM4とは、アドレスバス,データバス等の
バスライン5により接続されている。
【0008】また前記CPU1には、前記バスライン5
を介して、センサ信号インタフェース6、CRTインタ
フェース7、キーボードインタフェース8及びFDDコ
ントローラ9の各信号入出力部が接続されている。
【0009】前記センサ信号インタフェース6には、A
/D(アナログ/ディジタル)コンバータ10を介して
温度センサ11が接続されるとともに、A/Dコンバー
タ12を介して湿度センサ13が接続されている。温度
センサ11および湿度センサ13は、この広告表示装置
を使用する店舗の外に取付けられ、気象データとして外
気温及び湿度を測定するもので、気象データ測定手段を
構成する。
【0010】前記CRTインタフェース7には、広告画
面を表示する表示部としてのCRT(Cathode-ray Tub
e)ディスプレイ装置14が接続されている。因みに、
CRTディスプレイ装置14は店舗の入口または店内に
設置され、買物客に対して推奨商品等の広告表示を行
う。
【0011】前記キーボードインタフェース8には、各
種データやコマンドを入力するためのキーボード15が
接続されている。また、前記FDDコントローラ9に
は、フロッピーディスクに対してデータの書込み及び読
出しを行うFDD(Floppy Disk Drive )16が接続さ
れている。
【0012】前記RAM4には、図2に示すように、各
種の広告画像データを一連の広告番号順に記憶する広告
データ記憶手段としての広告データファイル41と、前
記各種の広告画像データにそれぞれ割り付けられた広告
番号毎に広告に適した温度及び湿度の気象条件データを
設定する気象条件データ記憶手段としての広告条件テー
ブル42とが形成される。
【0013】ここで、気象条件データは、温度ステータ
ス情報TST、基準温度T、湿度ステータス情報HST及び
基準湿度Hの各データで構成される。因みに、温度ステ
ータス情報TSTは、対応する広告表示に適した温度が基
準温度Tより高いときには“+”、低いときには
“−”、温度とは無関係の場合には“0”となる。ま
た、湿度ステータス情報HSTは、対応する広告表示に適
した湿度が基準湿度Hより高いときには“+”、低いと
きには“−”、湿度とは無関係の場合には“0”とな
る。
【0014】なお、前記広告データファイル41及び広
告条件テーブル42は、例えばパーソナルコンピュータ
等を用いて編集したものをフロッピーディスクに格納
し、このフロッピーディスクをFDD16に装着して読
出し、RAM4上にダウンロードすることにより形成さ
れる。
【0015】また、前記RAM4には、図4に示すよう
に、60回分の温度測定データT1〜T60及び湿度測
定データH1〜H60とその平均データTX,HXを記
憶するための測定データメモリ43、広告表示すべき広
告画像データの広告番号をアドレス順に記憶するための
広告実行メモリ44、タイマカウンタA,広告番号カウ
ンタn及びアドレスカウンタmの各カウンタメモリ4
5,46,47等の各種メモリエリアが予め形成されて
いる。
【0016】しかして、この広告表示装置は、前記CP
U1がタイマコントローラ2からの割込信号INTを入
力する毎に図3の流れ図に示すタイマ割込制御ルーチン
を実行するようにプログラム構成されている。なお、タ
イマコントローラ2からの割込信号INTは1分間隔で
CPU1に供給されるものとする。
【0017】すなわちCPU1は、割込信号INTを入
力すると図3の制御ルーチンを開始し、先ず、前記タイ
マカウンタAを「+1」だけカウントアップさせる。次
に、センサ信号インタフェース6を介して温度センサ1
1からのディジタル信号を読込み、現時点における温度
データを取得して、測定データメモリ43の前記タイマ
カウンタAに対応する測定温度エリアTAに格納する。
また、センサ信号インタフェース6を介して湿度センサ
13からのディジタル信号を読込み、現時点における湿
度データを取得して、測定データメモリ43の前記タイ
マカウンタAに対応する測定湿度エリアHAに格納す
る。
【0018】次に、前記タイマカウンタAが「60」に
達したか否かを判断する。そして、達していない場合に
は、今回の割込制御を終了する。
【0019】これに対し、前記タイマカウンタAが「6
0」に達した場合には、測定データメモリ43の測定温
度エリアT1〜T60には直前1時間の1分毎の測定温
度データが登録されたので、この60回分の温度測定デ
ータの平均値、つまりは直前1時間の平均温度を算出し
て、測定データメモリ43の平均温度エリアTXに格納
する。
【0020】また、測定データメモリ43の測定湿度エ
リアH1〜H60には直前1時間の1分毎の測定湿度デ
ータが登録されたので、この60回分の温度湿度データ
の平均値、つまりは直前1時間の平均湿度を算出して、
測定データメモリ43の平均湿度エリアHXに格納す
る。
【0021】しかる後、後述する広告選択処理を行い、
この直前一時間の平均温度TX及び平均湿度HXを満足
する気象条件が設定された広告画像データを選択したな
らば、前記タイマカウンタAを“0”に初期化して、こ
の制御を終了する。
【0022】図4は前記広告選択処理を具体的に示す流
れ図である。すなわちCPU1は、この広告選択処理を
開始すると、先ず広告実行メモリ44をクリアするとと
もに、広告番号カウンタnを“0”に初期化する。
【0023】次に、P1として上記広告番号カウンタn
を「+1」だけカウントアップさせる。そして、カウン
タnが前記広告データファイル41に登録されている広
告画像データのデータ数Nを越えていないことを確認し
たならば、前記広告条件テーブル42から広告番号nの
気象条件データ(温度ステータス情報TST、基準温度
T、湿度ステータス情報HST及び基準湿度H)を読出
す。
【0024】次に、読出した気象条件データの温度ステ
ータス情報TSTを調べる。ここで、この温度ステータス
情報TSTが“+”の場合には、基準温度Tが直前一時間
の平均温度TXを上回るか否かを比較する。そして、上
回る場合には温度条件を満足したと判別し、上回らない
場合には温度条件を満足しないと判別する。一方、温度
ステータス情報TSTが“−”の場合には、基準温度Tが
直前一時間の平均温度TXを下回るか否かを比較する。
そして、下回る場合には温度条件を満足したと判別し、
下回らない場合には温度条件を満足しないと判別する。
【0025】この結果、温度条件を満足しないと判別さ
れた場合には、P1に戻り、広告番号カウンタnを「+
1」だけカウントアップさせ、カウンタnが広告画像デ
ータのデータ数Nを越えていないことを確認した後、広
告条件テーブル42から広告番号nの気象条件データ
(温度ステータス情報TST、基準温度T、湿度ステータ
ス情報HST及び基準湿度H)を読出して、上記と同様の
処理を繰り返す。
【0026】これに対し、温度条件を満足すると判別さ
れたか、あるいは温度ステータス情報TSTが“0”の場
合には、読出した気象条件データの湿度ステータス情報
HSTを調べる。ここで、この湿度ステータス情報HSTが
“+”の場合には、基準湿度Hが直前一時間の平均湿度
HXを上回るか否かを比較する。そして、上回る場合に
は湿度条件をも満足したと判別し、上回らない場合には
湿度条件を満足しないと判別する。一方、湿度ステータ
ス情報HSTが“−”の場合には、基準湿度Hが直前一時
間の平均湿度HXを下回るか否かを比較する。そして、
下回る場合には湿度条件をも満足したと判別し、下回ら
ない場合には湿度条件を満足しないと判別する。
【0027】この結果、湿度条件を満足しないと判別さ
れた場合には、P1に戻り、広告番号カウンタnを「+
1」だけカウントアップさせ、カウンタnが広告画像デ
ータのデータ数Nを越えていないことを確認した後、広
告条件テーブル42から広告番号nの気象条件データ
(温度ステータス情報TST、基準温度T、湿度ステータ
ス情報HST及び基準湿度H)を読出して、上記と同様の
処理を繰り返す。
【0028】これに対し、温度条件に合わせて湿度条件
をも満足すると判別されたか、あるいは湿度ステータス
情報HSTが“0”の場合には、現在の広告番号nを広告
実行メモリ44にアドレス順に格納する。
【0029】しかる後、P1に戻り、広告番号カウンタ
nを「+1」だけカウントアップさせ、広告番号カウン
タnが広告画像データのデータ数Nを越えていないこと
を確認した後、広告条件テーブル42から広告番号nの
気象条件データ(温度ステータス情報TST、基準温度
T、湿度ステータス情報HST及び基準湿度H)を読出し
て、上記と同様の処理を繰り返す。
【0030】こうして、広告番号カウンタnが広告画像
データのデータ数Nを越えたならば、この直前一時間の
平均温度TX及び平均湿度HXを満足する気象条件が設
定された広告画像データを全て選択し終えたので、後述
する広告表示制御ルーチンの起動を指令して、この処理
を終了する。
【0031】さて、この広告表示装置は、前記CPU1
が常時図5の流れ図に示す広告表示制御ルーチンを実行
するようにプログラム構成されている。
【0032】すなわちCPU1は、前記広告選択処理に
よって広告表示制御ルーチンの起動が指令されると図5
の制御ルーチンを開始し、先ず、P2としてアドレスカ
ウンタmに前記広告実行メモリ44の初期アドレスAD
をセットする。
【0033】次に、P3として上記広告実行メモリ44
のアドレスカウンタmに一致するアドレスのエリアを検
索する。ここで、このエリアに広告番号がセットされて
いる場合にはその広告番号を読出し、この読出した広告
番号に対応する広告画像データを前記広告データファイ
ル41から読出して広告画面を編集する。そして、編集
された広告画面をCRTディスプレイ14に一定時間表
示させる。
【0034】しかる後、前記アドレスカウンタmを「+
1」だけカウントアップさせたならば、P3に戻り、広
告実行メモリ44を検索する。そして、広告実行メモリ
44のアドレスmに広告番号がセットされている場合に
は、上記と同様にその広告番号に対応する広告画像デー
タに基づき広告画面を編集して、CRTディスプレイ1
4に一定時間表示させる。
【0035】こうして、広告実行メモリ44にセットさ
れた広告番号に対応する広告画像データの広告画面を順
繰りにCRTディスプレイ14に表示させる。そして、
P3にて広告実行メモリ44のアドレスmのエリアに広
告番号がセットされていないことを確認したならば、一
巡したのでP2に戻り、アドレスカウンタmに前記広告
実行メモリ44の初期アドレスADをセットした後、上
記処理を繰り返す。
【0036】このように構成された本実施例において
は、稼働前の準備段階として、パーソナルコンピュータ
等を用いて広告データファイル41及び広告条件テーブ
ル42を編集する。
【0037】例えば、広告番号[1]の広告画像データ
として、気温が高く湿度も高いときに推奨できる商品の
広告画面を編集したとする。この場合、広告番号[1]
の気象条件データとしては、温度ステータス情報TST=
“+”、基準温度T=27℃、湿度ステータス情報HST
=“+”、基準湿度H=60%というように編集すれば
よい。
【0038】また、広告番号[2]の広告画像データと
して、気温が低いときに推奨できる商品の広告画面を編
集したとする。この場合、広告番号[2]の気象条件デ
ータとしては、温度ステータス情報TST=“−”、基準
温度T=24℃、湿度ステータス情報HST=“0”、基
準湿度H=00%というように編集すればよい。
【0039】さらに、広告番号[3]の広告画像データ
として、湿度が低いときに推奨できる商品の広告画面を
編集したとする。この場合、広告番号[3]の気象条件
データとしては、温度ステータス情報TST=“0”、基
準温度T=00℃、湿度ステータス情報HST=“−”、
基準湿度H=40%というように編集すればよい。
【0040】またさらに、広告番号[N]の広告画像デ
ータとして、気温が高く湿度が低いときに推奨できる商
品の広告画面を編集したとする。この場合、広告番号
[N]の気象条件データとしては、温度ステータス情報
TST=“+”、基準温度T=27℃、湿度ステータス情
報HST=“−”、基準湿度H=50%というように編集
すればよい。
【0041】こうして、予めパーソナルコンピュータ等
を用いて広告データファイル41及び広告条件テーブル
42を編集したならば、それをフロッピーディスクに格
納し、このフロッピーディスクをFDD16に装着して
RAM4上にダウンロードする。なお、CRTディスプ
レイ装置14は店の入口に設置され、温度センサ11及
び湿度センサ13は店の外部に取付けられている。
【0042】しかして、この実施例の広告表示装置が稼
働する。すなわち、1分間隔で店外部の温度及び湿度が
測定され、1時間毎に平均温度TX及び平均湿度HXが
算出される。そして広告条件テーブル42の各データに
基づいて、この現時点における平均温度TX及び平均湿
度HXを満足する気象条件が設定された広告画像データ
の広告番号が選択され、広告実行メモリ44に全て登録
される。
【0043】こうして広告実行メモリ44に広告番号が
登録されたならば、その広告番号に対応する広告画像デ
ータが広告データファイル41から読出され、その読出
された広告画像データに基づいて広告画面が編集され
て、CRTディスプレイ装置14に表示される。
【0044】この場合において、1つの広告番号しか登
録されていない場合には、その広告番号に対応する広告
画像データの広告画面が連続して表示される。これに対
し、複数の広告番号が登録された場合には、それらの広
告番号に対応する広告画像データの各広告画面が順繰り
に一定時間間隔で表示される。
【0045】そして、再び1時間が経過し、その間の平
均温度TX及び平均湿度HXが算出され、この平均温度
TX及び平均湿度HXを満足する気象条件が設定された
広告画像データの広告番号が選択されて広告実行メモリ
44の内容が更新されると、広告画面も広告実行メモリ
44の内容に従い変更される。
【0046】例えば、直前1時間の平均温度TXが28
℃,平均湿度が65%であったとすると、広告番号
[1]の広告画像データに基づく広告画面、すなわち気
温が高く湿度も高いときに推奨できる商品の広告画面が
表示される。
【0047】これに対し、直前1時間の平均温度TXが
28℃,平均湿度が45%であったとすると、広告番号
[N]の広告画像データに基づく広告画面、すなわち気
温が高く湿度が低いときに推奨できる商品の広告画面が
表示される。
【0048】また、直前1時間の平均温度TXが15
℃,平均湿度が45%であったとすると、広告番号
[2]の広告画像データに基づく広告画面、すなわち、
気温が低いときに推奨できる商品の広告画面が表示され
る。その後、平均湿度が40%未満に低下すると、広告
番号[2]の広告画像データに基づく広告画面、すなわ
ち気温が低いときに推奨できる商品の広告画面と、広告
番号[3]の広告画像データに基づく広告画面、すなわ
ち湿度が低いときに推奨できる商品の広告画面とが順繰
りに表示される。
【0049】このように、本実施例の広告表示装置によ
れば、広告データファイル41に登録されている全ての
広告画像データのうち、現時点における外気温及び湿度
に適合した気象条件が設定された広告画像データのみを
自動的に選択して広告表示することができるので、現時
点における気象条件には不適合な広告が表示される無駄
が無くなり、広告効果を高めることができる。
【0050】また、気象条件が変化しても広告データフ
ァイル41に登録する広告画像データを編集し直す作業
が不要となるので、気象条件が変わる度にデータを編集
し直さなければならない面倒がなくなり、実用的であ
る。
【0051】また、本実施例では1分間隔で温度及び湿
度を測定し、1時間毎に平均温度TX及び平均湿度HX
を算出して、気象条件データと比較するための気象デー
タを得ている。従って、例えば温度センサ11及び湿度
センサ13が取付けられている環境下の気象条件が人為
的に変えられたような場合でも、その期間が1〜2分程
度のごく僅かであるならば影響しないので、正確な気象
条件をもとにその気象条件に適合した広告表示を行うこ
とができる。
【0052】なお、タイマコントローラ2からCPU1
に供給される割込信号INTの間隔を変えることで、気
象データを得るためのスパンを変えてもよい。例えば割
込信号INTの間隔を2分とすると、2時間毎に平均温
度TX及び平均湿度HXが算出され、広告実行メモリ4
4の内容が更新される。また、割込信号INTの間隔を
30秒とした場合には、30分間隔で平均温度TX及び
平均湿度HXが算出され、広告実行メモリ44の内容が
更新される。
【0053】また、前記実施例では気象データを平均温
度及び平均湿度としたが、一定時間間隔で測定した温度
及び湿度を気象データとして、広告条件テーブル42に
設定された気象条件データと比較するようにしてもよ
い。また、気象データは温度及び湿度に限定されるもの
ではなく、天候,風速,気圧,日射量(紫外線)等であ
ってもよい。さらに、前記実施例では広告データを画像
データとしたが、文字コードを含んでもよいのは言うま
でもないことである。
【0054】また、前記実施例ではCRTディスプレイ
装置14を1台として説明したが、CRTインタフェー
ス7を複数個設けることによって、複数台のCRTディ
スプレイ装置を備え、各CRTディスプレイ装置にそれ
ぞれ広告画面を表示させるようにした広告表示装置であ
ってもよい。
【0055】この場合、CRTディスプレイ装置を店の
入口のみならず、店内の各売場に分散配置し、入口に設
置されたCRTディスプレイ装置には環境条件に適合し
た全ての広告画面を表示させ、各売場に分散配置された
CRTディスプレイ装置には、環境条件に適合した広告
画面のうちその売場に属する商品の広告画面のみを選択
して表示させるようにすることによって、広告効果をよ
り高められる。
【0056】これは、例えば各種広告データの広告番号
に対応して広告商品の売場情報を記憶管理するととも
に、各CRTディスプレイ装置がどの売場に配置されて
いるかを記憶管理し、広告表示制御ルーチンにおいて広
告実行メモリ44から広告番号を読出す毎に、その広告
番号に対応する売場情報を取得し、その売場に該当する
CRTディスプレイ装置に該当広告番号の広告データに
基づく広告画面を表示させるように構成することで実現
できる。なお、各CRTディスプレイ装置に動画を表示
させるには、各々にCPU及びメモリを設けてCRT表
示制御をそれぞれが行う必要がある。
【0057】この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、自
動的に現時点における気象条件に適合した広告表示のみ
を行うことができ、従って面倒な手間を費やすことなく
広告効果を高めることができ、実用性の向上を図り得る
広告表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成を示すブロック
図。
【図2】同実施例のRAMに形成される主要なメモリエ
リアを示す図。
【図3】同実施例のCPUが実行するタイマ割込制御ル
ーチンの要部を示す流れ図。
【図4】図3に示す制御ルーチン中の広告選択処理を具
体的に示す流れ図。
【図5】同実施例のCPUが実行する広告表示制御ルー
チンの要部を示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 11…温度センサ 13…湿度センサ 41…広告データファイル 42…広告条件テーブル 43…測定データメモリ 44…広告実行メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の広告データを記憶する広告データ
    記憶手段と、前記各種の広告データ毎に広告に適した気
    象条件データを設定する気象条件データ記憶手段と、気
    象データを測定する気象データ測定手段と、この測定手
    段により測定された気象データで前記気象条件データ記
    憶手段により記憶されている気象条件データを比較し、
    当該気象データを満足する気象条件が設定された広告デ
    ータを選択する広告選択手段と、この選択手段により選
    択された広告データに基づいて広告画面を作成し表示す
    る広告表示手段とを具備したことを特徴とする広告表示
    装置。
JP20553694A 1994-08-30 1994-08-30 広告表示装置 Pending JPH0869268A (ja)

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