JPH0869235A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0869235A
JPH0869235A JP6206983A JP20698394A JPH0869235A JP H0869235 A JPH0869235 A JP H0869235A JP 6206983 A JP6206983 A JP 6206983A JP 20698394 A JP20698394 A JP 20698394A JP H0869235 A JPH0869235 A JP H0869235A
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JP6206983A
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English (en)
Inventor
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジスト補正マーク検出時に、レジスト補正
マークとは本来認識すべきでないデータ成分を除去した
状態で精度よくレジストずれを補正できる。 【構成】 画像処理ステーション52が読取り手段10
の出力データに対してフィルタリング処理を施した出力
の基づいてコントローラ部51,画像処理ステーション
52が画像のレジストずれを補正する構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つ以上の
像担持体を備え、各像担持体に形成された各画像を記録
媒体に多重形成可能な画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より感光ドラム上に記録情報に応じ
て光変調されたレーザビーム光を照射し、電子写真プロ
セスによって感光体の静電潜像を現像し、転写紙に画像
を転写する記録装置を複数個有し、転写ベルトにより転
写紙を各記録装置に順次搬送しながら各色画像を重畳転
写してからカラー画像を形成可能な画像形成装置が提案
されている。
【0003】この種の画像形成装置を複数台使用する場
合において、各感光ドラムの機械的取り付け誤差および
各レーザビームの光路長誤差,光路変化等により各感光
ドラムに静電潜像を形成し、転写ベルト上の記録紙に現
像,転写する際各々の装置がそれぞればらばらに各カラ
ー画像のレジストレーションが合わなくなる現象が起き
ていた。
【0004】このため、従来より各々の装置に対して各
感光ドラムから転写ベルト上に形成されたレジストレー
ション補正用パターン画像をCCDセンサ等で読取り、
各色に相当する感光ドラム上でのレジストレーションず
れを検出し、記録されるべき画像信号に電気的補正をか
け、および/またはレーザビームの光路中に設けられて
いる反射ミラーを駆動して、光路長変化あるいは光路変
化の補正をオペレータ等が適宜タイミングを設定して行
っていた。
【0005】また、レジストレーション補正パターン画
像を読み取る際、センサで読取り難い色(例えば黒等)
は、そのパターンの下に読み取り易い(例えばイエロー
等)色のパッチの上に形成するといった手段を用いてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、レジストレーション補正を行う際に、レジスト
レーション補正機構の故障,調整不良によりレジストレ
ーション補正後の画像が適切に補正されていなかった
り、全く補正できない場合が生じていた。
【0007】例えばベルト上に形成されるレジストレー
ション補正用のパターンの濃度が低い場合、また濃度ム
ラ,レジストレーションパターンの読み取り光学系の配
光ムラ等によりパターンの読取りが不可能になり、レジ
ストレーション補正ができなくなったり、レジストレー
ションの状態を悪化させることさえ起こし兼ねないとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1〜第3の発明の目的
は、レジストマーク検出時に含まれるレジストマーク情
報以外のデータ成分を除去し、該除去された出力に基づ
いて画像のレジストずれを補正することにより、レジス
ト補正マーク検出時に、レジスト補正マークとは本来認
識すべきでないデータ成分を除去した状態で精度よくレ
ジストずれを補正できる画像形成装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、画像担持体上に画像を形成する画像形成手段を有す
る画像ステーションと、前記画像担持体上に形成された
画像が転写される転写材を搬送する搬送手段と、前記画
像担持体上にレジスト補正マークを形成すべく前記画像
形成手段を制御するパターン形成手段と、前記マークを
検出するマーク検出手段と、前記マーク検出手段の出力
データに対してフィルタリング処理を施す処理手段と、
前記処理手段の出力の基づいて前記画像のレジストずれ
を補正する補正手段とを備えるものである。
【0010】第2の発明は、処理手段の出力に基づい
て、画像形成手段,マーク検出手段および補正手段が正
常に動作可能か否かを診断する診断手段を備えたもので
ある。
【0011】第3の発明は、処理手段はマーク検出手段
の出力データを記憶する記憶手段を有し、記憶手段に記
憶されたデータに対して異なるフィルタ係数に基づくデ
ィジタルフィルタリング演算処理を複数回行うように構
成したものである。
【0012】
【作用】第1の発明においては、処理手段がマーク検出
手段の出力データに対してフィルタリング処理を施した
出力の基づいて補正手段が画像のレジストずれを補正し
て、レジストレーションずれ量を検出するためのレジス
ト補正マークを読み取る際に含まれる該レジストマーク
の濃度ムラ,マーク検出手段による検出機構等による影
響をフィルタリング処理で除去した状態で精度よくレジ
ストレーションずれを補正することを可能とする。
【0013】第2の発明においては、処理手段の出力に
基づいて、診断手段が画像形成手段,マーク検出手段お
よび補正手段が正常に動作可能か否かを診断して、レジ
ストずれ補正前に正常なレジストずれ補正が可能かどう
かを自己診断することを可能とする。
【0014】第3の発明においては、処理手段は、記憶
手段に記憶されたデータに対して異なるフィルタ形成に
基づくディジタルフィルタリング演算処理を複数回行
い、マーク検出手段の出力データから対象とする真のレ
ジストマーク情報を検出することを可能とする。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す画像形成装
置の構成を説明する概略構成図である。
【0016】図において、1は転写ベルトで、パルスモ
ータ15の駆動が駆動ローラ42に伝達されることによ
って図中中央矢印方向に移動される。2〜5は感光ドラ
ムで、順にマゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(BK)に対応するレーザビームLM
(L1),LC(L2),LY(L3),LBK(L
4)の走査により形成された静電潜像が図示しない現像
器に収容されたトナーにより可視化され、転写ベルト1
に形成された色画像を転写する。11〜14はドラムモ
ータで、感光ドラム2〜5を所定速度で回転させる。
【0017】なお、本発明のパターン形成手段は、図示
しないROM等に記憶された所定のレジストレーション
補正用のパターンデータを読み出して、このパターンデ
ータに基づいて変調されたレーザビームLM,LC,L
Y,LBKの走査により感光ドラム2〜5の軸方向に互
いに異なる2つの所定位置に一対のパターン潜像を形成
し、この潜像を各マゼンタ(M),シアン(C),イエ
ロー(Y),ブラック(BK)の色トナーで現像し、こ
れを転写ベルト1に転写するという手段に対応し、本実
施例では転写ベルト1の搬送方向に直交する幅方向の所
定位置に対向するように1対形成される。
【0018】読取り手段10は、照明ランプ6,7,集
光レンズ8,反射ミラー9,CCDで構成されるセンサ
10a,10b等より構成され、パルスモータ15の駆
動に従って移動する転写ベルト1上に形成されたパター
ン(例えば所定幅を有する十字マーク)を照明して得ら
れる反射光をセンサ10a,10bに結像させることに
より、パターン読み取りを行う。51はコントローラ部
で、通常の画像形成および所定のレジストレーション補
正用のパターン形成,所定のレジストレーション補正用
のパターン読み取りを画像処理ステーション52中にあ
るCPU52−cによりROM等に記憶された制御プロ
グラムに基づいて総括的に制御する。
【0019】以下、本実施例と第1〜第3の発明の各手
段との対応及びその作用について図1を参照して説明す
る。
【0020】第1の発明は、画像担持体上に画像を形成
する画像形成手段を有する画像ステーション(画像ステ
ーションST1〜ST4)と、前記画像担持体上に形成
された画像が転写される転写材を搬送する搬送手段(転
写ベルト1)と、前記画像担持体上にレジスト補正マー
クを形成すべく前記画像形成手段を制御するパターン形
成手段(コントローラ部51)と、前記マークを検出す
るマーク検出手段(読取り手段10)と、前記マーク検
出手段の出力データに対してフィルタリング処理を施す
処理手段(画像処理ステーション52)と、前記処理手
段の出力の基づいて前記画像のレジストずれを補正する
補正手段(画像処理ステーション52が主走査方向の書
込みタイミングを調整して補正するとともに、コントロ
ーラ部51がアクチュエータM1〜M4を調整して走査
方向及び走査位置を調整して補正する)とを備え、画像
処理ステーション52が読取り手段10の出力データに
対してフィルタリング処理を施した出力の基づいてコン
トローラ部51,画像処理ステーション52が画像のレ
ジストずれを補正して、レジストレーションずれ量を検
出するためのレジスト補正マークを読み取る際に含まれ
る該レジストマークの濃度ムラ,マーク検出手段による
検出機構等による影響をフィルタリング処理で除去した
状態で精度よくレジストレーションずれを補正すること
を可能とする。
【0021】第2の発明は、処理手段の出力に基づい
て、診断手段(画像処理ステーション52)が画像形成
手段,マーク検出手段(読取り手段10)および補正手
段が正常に動作可能か否かを診断して、レジストずれ補
正前に正常なレジストずれ補正が可能かどうかを自己診
断することを可能とする。
【0022】第3の発明は、処理手段は、記憶手段(後
述するRAM603,604)に記憶されたデータに対
して異なるフィルタ形成に基づくディジタルフィルタリ
ング演算処理(後述するハイパスフィルタ,ローパスフ
ィルタによる)を複数回行い、マーク検出手段の出力デ
ータから対象とする真のレジストマーク情報を検出する
ことを可能とする。
【0023】なお、本実施例においてフィルタリング処
理で除去できるデータは、レジストレーションずれ量を
検出するためのパターンを読み取る際に読取りデータ中
に含まれるレジストレーション補正用のパターンの濃度
ムラ,読取り手段における照明光学系の光量ムラ等によ
るデータ成分である。
【0024】なお、本実施例における補正手段は、走査
光学系(各ドラム毎に設けられる)の反射ミラー100
0Ma,1000Cy,1000Ye,1000Bkは
位置を後述するパルスモータM1〜M4を駆動してレジ
ストレーションずれを機械的に補正するとともに、光ビ
ームの走査タイミングを電気的に補正することにより、
各ドラムのレジストを一致させている。
【0025】先ず、画像形成動作について説明する。マ
ゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラッ
ク(BK)に対応する感光ドラム2〜5はそれぞれドラ
ムモータ11〜14により回転駆動され、図示しない帯
電ユニットにより一様に帯電される。マゼンタ(M),
シアン(C),イエロー(Y),ブラック(BK)に対
応する感光ドラム2〜5はビデオ信号により光変調され
たレーザビームL1〜L4により露光され、それぞれの
静電潜像が感光ドラム2〜5上に形成され、図示しない
現像ユニットにより現像され顕像が形成される。次に、
感光ドラム2〜5上に形成された顕像は、図示しない給
紙ユニットから給紙され、転写ベルト1上に静電吸着さ
れた転写紙上に所定のタイミングで転写され、パルスモ
ータ15の駆動により図中の矢印方向に搬送され、定着
ユニットを介して定着,排紙される。
【0026】次に、レジストレーション補正用パターン
画像の読取りについて説明する。レジストレーション補
正用パターン画像形成回路により各感光ドラム2〜5に
顕像化されたパターン画像は、図2に示すタイミングチ
ャートのタイミングで各々転写ベルト1上に転写され、
図中矢印方向に搬送される。搬送されてきたパターン画
像は、照明ランプ6,7,集光レンズ8,反射ミラー9
からなる光学系により順次CCDセンサ10(センサ1
0a,10bより構成される)によって読取られる。
【0027】図3は、図1に示したコントローラ部51
の詳細構成を説明するブロック図である。以下、構成な
らびに動作について説明する。
【0028】図1に示した転写ベルト1の搬送方向に対
して手前側と奥側に図4に示すように形成された各色の
パターン画像は、CCDセンサ10a,10bで読み取
られる。レジストレーションコントローラ20からの原
発振クロックβ507,β508がCCDドライバ1
8,19に送出され、CCDセンサ10a,10bの駆
動に必要なクロック(転送パルス,リセットパルス,シ
フトパルス等)β501,β502が生成され、CCD
センサ10a,10bに供給される。CCDセンサ10
a,10bにより読み取られたパターン画像信号は、C
CDドライバ18,19により増幅,直流再生,A/D
変換等の処理が施され、ディジタル信号β505,β5
06としてレジストレーションコントローラ20に送出
される。
【0029】レジストレーションコントローラ20で受
け取った各色パターン画像信号は、レジストレーション
補正用パターン認識処理を行った後、複数の認識処理デ
ータがメモリに格納され、CPU制御である色のパター
ン画像を基準としてレジストレーションのずれ量を演算
し、各色主走査および副走査の電気的画像書出しタイミ
ング設定データβ509をシステムコントローラ21に
送出し、また記録レーザビームの光路長変化および光路
変化を補正するための光路中に設けられた反射ミラー1
000Ma,Cy,Ye,Bkを駆動制御するパルスモ
ータ23,24,25,26のパルスデータβ511を
ミラーモータドライバ22に供給する。ミラーモータド
ライバ22において、パルスデータβ511に従って各
色反射ミラー駆動用のパルスモータ23〜26に電流信
号を供給し、パルスモータ23〜26が駆動されて反射
ミラー1000Ma,Cy,Ye,Bkの位置決めが制
御される。これらレジストレーション補正は、システム
コントローラ21からの起動信号β510によりレジス
トレーションコントローラ20に供給されて実行され
る。
【0030】図5は、図1に示した画像処理ステーショ
ン52中にあるビデオコントローラ51−aの画像形成
装置においてパターン形成部の構成を説明する回路ブロ
ック図である。以下、構成および動作について説明す
る。
【0031】レーザビームの記録区域外の走査によって
得られ、主走査方向の同期信号となるビームディテクト
信号(BD)β528が主走査方向のイネーブル信号生
成回路(Hイネーブル信号生成回路)27に加えられ、
レジストレーション補正用画像パターン信号のH方向イ
ネーブル信号β516が形成される。
【0032】また、レジストレーション補正用画像パタ
ーン形成の起動信号(ITOP)β529が副走査方向
のイネーブル信号生成回路(Vイネーブル信号生成回
路)28に加えられ、各色画像パターン信号のV方向イ
ネーブル信号β517が形成される。H方向イネーブル
信号β516,V方向イネーブル信号β517はアドレ
スカウンタ29に供給され、次のレジストレーション補
正用画像のパターンRAM30のアドレス信号β531
を生成する。このアドレス信号β531に従ってパター
ンRAM30から画像パターン信号β518が出力され
る(本実施例では「十字パターン」)。
【0033】また、パッチレジスタ31には、システム
コントローラ21からのCPUバスβ503を介してレ
ジストレーション補正用画像パターンの下に形成される
パッチデータが格納されている。このパッチデータ信号
β519と画像パターン信号β518はセレクタ32に
入力され、マゼンタ(M),シアン(C)について常に
画像パターン信号β518が出力されるように選択信号
β526が入力されている。イエロー(Y),ブラック
(BK)については、CPUバスβ503を介してレジ
スタ35に図2に示すタイミングチャートに従って所定
のタイミングで画像パターンデータとパッチデータとが
切り換わった信号β520を出力し、次にセレクタ33
に入力される。セレクタ33にはビデオ信号β521が
入力されている。ここでセレクタ32の切り換えは、ブ
ラックトナーとして、カーボンブラックタイプのトナー
を使用した際に、反射光学系ではカーボンブラックは光
を吸収するために、パターン画像の読み取りが不可能と
なる。
【0034】そこで、光を反射する他色(マゼンタ,シ
アン,イエロー)トナーのうち、何れか(本実施例では
イエロートナー)でべたパターン(パッチ)をイエロー
用のレジストレーション補正用画像パターン形成時に所
定時間先に転写ベルト1上に形成し、上記イエロートナ
ーで形成されるパッチ上にブラック用のレジストレーシ
ョン補正用画像パターンを形成する。
【0035】このため、画像パターンおよびパッチを形
成するモードにおいては、選択信号β527により画像
パターンおよびパッチが選択され、選択された画像情報
β522がγRAM34に出力され、γ変換された画像
情報β523がゲート回路37を介してビデオ信号β5
25としてレーザドライバ38に出力される。レーザド
ライバ38には、ナンドゲート36を介して画像信号β
524が入力される。半導体レ−ザ39は、レ−ザドラ
イバ38に入力される画像信号β524またはビデオ信
号β525に基づいてON/OFF変調され、図示しな
い光学走査系を介して感光ドラム2〜5に潜像が形成さ
れる。
【0036】なお、本実施例では、各色毎にそれぞれパ
ターン発生回路を設ける構成としているが、パターンR
AM30等については各色用に兼用する構成とすること
も可能である。
【0037】以下、図6,図7を参照しながら各色パタ
ーン位置およびパターン形状算出処理について説明す
る。図6は、図3に示したレジストレーションコントロ
ーラ20の要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【0038】図において、DF1〜DF4はD型のフリ
ップフロップ、601,602は加算器で、入力A,B
の加算を行う。603はRAMで、各色のパターンの副
走査方向の濃度ヒストグラムを図7に示すタイミングチ
ャートに従うタイミングで記憶する。604はRAM
で、各色のパターンの主走査方向の濃度ヒストグラムを
図7に示すタイミングチャートに従うタイミングで記憶
する。607はバスコントローラで、各種のタイミング
信号,バンク選択信号BANKSELを出力する。
【0039】本実施例では各色パターン位置およびパタ
ーン形状算出するため読み取られるパターンデータ主走
査,副走査に対して各ライン毎の各画素毎に積算データ
を作成し、作成された積算データに基づいて形状認識を
行っている。
【0040】先ず主走査方向の積算データの作成は、例
えばCCDセンサ10aから出力される1主走査ライン
のパターンデータをリセット信号RES1により初期ク
リアした後、加算器602により1ライン分データ加算
して求め、図7に示すタイミングで出力される主走査イ
ネーブル信号LENに基づいてアドレスカウンタ606
が決定するアドレスに従いながら書込み信号RAMWR
2に同期してRAM604に書き込まれる。なお、副走
査方向イネーブル信号が送出されている間は、メモリは
イネーブルとなる。
【0041】一方、主走査方向の積算データの作成は、
リセット信号RES2により主走査1ライン分のパター
ンデータをクリアした後、RAM603に格納し、その
後各画素毎に書込み信号RAMWR1およびデータ方向
切り換え信号RAMDIRによりリードモディファイラ
イト動作を繰り返し、加算器601に加算された各画素
毎に各副走査ラインの積算データをRAM603に格納
する。
【0042】この結果、図8に示すようなパターン画像
に対する主走査/副走査の積算データを各色毎にRAM
603,604に格納されることとなる。
【0043】なお、バンク選択信号BANKSELによ
り各色のバンクと、各セットのバンクをRAMの上位に
送ることにより、メモリ空間の使い分けを行っている。
【0044】先に説明したようにイエロー(Ye),マ
ゼンタ(Ma),シアン(Cy),ブラック(Bk)
(ただし、BkはYeのパッチ上に形成されているた
め、図8とは逆のパターンとなる)のパターン画像は図
8に示すような主走査,副走査それぞれの積算データH
D,VDを得てRAM603,604に格納される。該
RAM603,604に格納されている積算データH
D,VDを基に積算データのピークの中心位置を画像処
理ステーション52中のCPU52−cにより算出す
る。
【0045】各々算出された各色,主走査,副走査の中
心位置がパターン画像の中心となる。各色の中心位置を
合わせ込む手法としては、各色のパターンの中心位置が
一致するように前記したように主走査,副走査のそれぞ
の画像書き出し位置および反射ミラー1000Ma,1
000Cy,1000Ye,1000Bkを駆動し、画
像の倍率(光路長可変),傾き(光路可変)の補正を行
うことで実施している。
【0046】ここで、図1に示した画像処理ステーショ
ン52およびインタフェース53を図9を参照しながら
説明する。
【0047】本発明は、複数台の画像装置装置のレジス
トレーション補正および画像形成を行うこともを可能と
するため、図1に示す画像処理ステーション52および
インタフェース53を有している。
【0048】図9は、図1に示した画像処理ステーショ
ン52,I/F53を説明するブロック図である。
【0049】図9において、像形成するためのビデオ信
号が外部バスβ502(外部バスインタフェースはGP
IBなどの汎用インタフェースでも可能)を介し、バス
セレクタ53−aを経由してビデオメモリ52−bに格
納される。このバスセレクタ53−aは、ビデオデータ
のビデオメモリ52−bへの格納およびCPU52−c
へ外部バスβ502上から送られてくるコマンド(レジ
ストレーション補正指令,像形成スタート指令など)の
転送を切り替えている。
【0050】バスコントローラ53−bはCPU52−
cからの指示によりビデオメモリ52−bのアドレスカ
ウンタ制御およびCPU52−cへのコマンドの受け渡
しを制御している。ビデオメモリ52−bはビデオコン
トローラ52−aの制御信号によりビデオコントローラ
へビデオデータを送り、先に説明したようにPWM変調
されたレーザ光L1,L2,L3,L4をそれぞれ形成
し、それぞれの感光ドラム上に潜像を形成していく。
【0051】また、CPU52−cはCPUバスβ50
0を介してコントローラ部51に接続され、レジストレ
ーションずれデータを受取り、電気的および機械的なレ
ジストレーション補正目標データをコントローラ部51
に受け渡し、本発明のレジストレーション補正を統括的
に制御している。
【0052】次に、レジストレーション補正パターン読
み取りに対して適正なセットアップ方法について図1
0,図11を参照しながら説明する。
【0053】先に説明したようにレジストレーション補
正を行うためには、そのパターンを適切に読み取ること
が必要であり、パターンが適切に読み取られていないと
その後の処理である、パターン位置認識,レジストレー
ション補正に誤差を生じたり、最悪の場合補正が不可と
なったり、誤った補正を行ってしまう場合がある。
【0054】そこで、本実施例では、パターンの読み取
り光量とパターンの形成濃度を適切な範囲へ補正する機
能を有している。この一連の補正制御はレジストレーシ
ョン補正実行前に行うこととしている。
【0055】以下、シーケンスもレジストレーション補
正機能と同様に全て画像ステーション52中にあるCP
U52−cにより総括的に制御される。
【0056】図10は、図1に示した転写ベルト1に転
写されたレジストレーション補正パターンの状態を示す
模式図である。
【0057】なお、図においてMaP,CyP,Ye
P,BkPはパッチ画像で、パッチ画像データ(FF)
に基づいて各画像ステーションST1〜ST4で形成さ
れ、転写ベルト1に転写された画像に対応する。なお、
図中の破線領域が、読み取り手段10に設定される画像
パターン読み取りエリアA1,A2で、該画像パターン
読取りエリアA1,A2を各パッチ画像MaP,Cy
P,YeP,BkPが通過する際に読み取られる。
【0058】図11は本発明に係る画像形成装置におけ
るレジ補正パターンセットアップ処理手順の一例を示す
フローチャートである。なお、(1)〜(16)は各ス
テップを示す。
【0059】先ず、図5に示したパターン形成部のパタ
ーンRAMの内容を任意のレベルのパッチ画像データB
kPD,YePD,CyPD,MaPD(本実施例では
それぞれFFh)に書き換え(1)、各画像ステーショ
ンST1〜ST4にて書き込まれた各パッチ画像データ
BkPD,YePD,CyPD,MaPDに基づいてテ
ストパターンを書込み、各パッチ画像BkP,YeP,
CyP,MaPを転写ベルト1上に形成する(2)。
【0060】この際、本実施例ではレジストレーション
補正パターンが「FFh」で形成されるいるため、パッ
チ画像も「FFh」で形成している。
【0061】また、Bkに対しては、先程説明したよう
にCCDセンサで読み取ることができないため、Ye
(FFh)の大きなパッチ上に形成している。これは、
レジストレーション補正パターンの形成方法と同様であ
る。
【0062】続いて、各色のパターン画像を読み取り
(3)、さきに説明したレジストレーションコントロー
ラ20により主走査,副走査の各積算データHD,VD
を算出しし、その積算データHD,VDを基に各色パタ
ーンの濃度データを算出する(4)。濃度データは積算
データをあらかじめ決められた図示しないテーブルを通
すことにより簡単に求められる。
【0063】そこで、各色の濃度データが適正範囲内に
あるどうかを判定し(5)、適正範囲内にある場合には
セットアップ処理は終了する(16)。
【0064】一方、ステップ(5)の判定で、適正範囲
内にない場合には、適正範囲を越えているかどうかを判
定し(6)、越えていない場合には、パッチ画像を読み
取るための照明系を構成する照明ランプ6,7を図示し
ないコントローラより光量アップさせる(7)。その
際、光量調整範囲を調べて最大調整範囲MAXを越えて
いるかどうかを判定し(8)、光量が調整範囲を越えて
いない場合には、ステップ(1)〜(5)のシーケンス
を繰り返す。また、調整範囲を越えていた場合には、先
の濃度でtが適正範囲外にある色の現像濃度を、図示し
ない現像器に加える現像バイアスを制御することにより
アップさせる(9)。
【0065】その際、現像濃度の調整が調整範囲を越え
ているかどうかを判定し(10)、越えている場合に
は、レジストレーション補正を行うためには不十分なデ
ータした読み取れないと判断しエラー表示を行う(1
1)。
【0066】一方、ステップ(1)の判定で、現像濃度
の調整が調整範囲内である場合には、ステップ(1)〜
(9)までのシーケンスを繰り返すようにしている。
【0067】さらに、このような光量,現像濃度が低い
場合とは逆に、濃度データが適正値より低い場合には高
い場合とは逆にステップ(12)〜(15)のシーケン
スを実行し、最終的に、濃度データが適正範囲内に収束
され、適切なレジストレーション補正を行うための前準
備が完了するか、さもなくばエラーを表示しレジストレ
ーション補正を行わないようにして、誤ったレジストレ
ーション補正が実行されてしまう可能性を排除してい
る。
【0068】次に、本発明に係る画像形成装置における
レジストレーション補正機構の診断処理につい時12,
図13等を参照して説明する。
【0069】図12は、図1に示した転写ベルト1に転
写される故障診断用パターンの一例を示す図である。
【0070】図において、PD1,PD2は故障診断用
のパターンである。なお、故障診断用のパターンPD
1,PD2の読み取り処理による故障診断処理は、レジ
ストレーション補正機能と同様に全て画像処理ステーシ
ョン52中のCPU52−cにより制御される。
【0071】この図に示すように、転写ベルト1上には
あらかじめ決められた位置に図12に示すように故障診
断用のパターンPD1,PD2が印刷されている。個々
で、この部分は、他の部部とは抵抗値が異なるため、実
際に画像シーケンスを実行し、コピー用紙上に画像が形
成されると、この部分だけ画像が変換してしまう。そこ
で、実際の画像形成シーケンスでは、図示しない転写ベ
ルト位置センサによりこの部分を認識し、このパターン
上にはコピー用紙がのらないように制御されている。
【0072】図13は本発明に係る画像形成装置におけ
る第1のレジストレーション補正システム診断処理手順
の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(12)は各ステップを示す。
【0073】先ず、第1に、レジ補正パターン積算デー
タ格納メモリの全てのアドレス空間にCPU52−cで
アクセスし、例えば「55h,AAh等のデータをリー
ドライトし、メモリが正常に動作するかどうかを確認す
る(1),(2)。
【0074】ここで、メモリが正常にアクセスできなか
った場合、図示しない操作部上にメモリエラー表示を行
い(13)、アクセスできた場合には、先に説明した図
12の故障検出用(故障診断用)のパターンPD1,P
D2をレジストレーション補正機能と同様のシーケンス
で読み取り(3)、故障検出用のパターンの積算データ
をRAM603,604に格納する。その後、RAM上
に格納されたデータをCPU52−cでアクセスし、図
8に示すような積算データからパターンのピーク値、す
なわち、最大値を算出する(4)。
【0075】パターンデータの最大値があらかじめ決め
られた適正範囲内に入っているかをチェックし(5)、
入っていない場合、図1の照明ランプ6,7の光量をア
ップさせる(9)。次いで、アップした光量値が光量調
整範囲を越えているかどうかを判定し(10)、越えて
いた場合には、照明系、あるいは読み取り系自身の機能
が正常に動作していないことが考えられるため、照明
系,読み取り系のエラーを図示しない操作部上に表示す
る(11)。また、光量調整範囲が規定範囲内にあった
場合は、再度ステップ(3)〜(10)のシーケンスを
繰り返す。
【0076】一方、ステップ(5)の判定で、パターン
データの最大値が適正範囲内にある場合は、CPU52
−cによりパターン積算データを解析し(6)、解析さ
れた結果、パターンの位置認識ができたかどうかを判定
し(7)、認識できなかった場合、パターンの位置認識
の演算のみに不具合があることから、図示しない操作部
上に演算部エラー表示を行う(8)。
【0077】また、パターン認識が可能であった場合
は、全ての機能診断を終了し(12)、直ちに実際のレ
ジ補正シーケンス実行可能状態であることが確認され
る。
【0078】次に、RAM603,604に格納された
パターン積算データにハイパスフィルタリング処理を施
し、パターンの位置認識およびレジストレーション補正
を行う処理について図14,図15を参照して説明す
る。
【0079】図14,図15は本発明に係る画像形成装
置におけるハイパスフィルタリング処理状態を説明する
図であり、図14はフィルタリング処理前状態に対応
し、図15はフィルタリング処理後状態に対応する。
【0080】本実施例におけるレジストレーション補正
用パターンの積算データは、図8に示す主走査,副走査
それぞれ積算データHD,VDが得られる。しかし、例
えば照明ランプ6,7の照明光の配光分布や形成された
パターンの濃度分布が不均一であったり、さらに転写ベ
ルト1の歪み,ベルト汚れが存在すると、図14に示す
ような積算データちばる、図8に示すような均一な積算
データHD,VDを得ることができない。すなわち、パ
ターン画像中心位置算出に大きな誤差を生じるか、さも
なくば中心位置算出エラーとなる可能性が十分にある。
【0081】そこで、本実施例では、画像処理ステーシ
ョン52のCPU52−cにより、例えばフィルタ係数
(−1,−1,−1,6,−1,−1,−1)/7によ
りRAM603,604上の積算データHD,VD(−
n-3 −an-2 −an-1 +an −an+1 −an+2 −a
n+3 )に対してハイパスフィルタリング処理演算{(−
n-3 −an-2 −an-1 +an −an+1 −an+2 −a
n+3 )/7}をCPU52−cにより実行し、上記デー
タの不均一差に柔軟に対応可能とする。なお、上記aは
積算データ値、nは積算データの各画素の位置を示す。
【0082】このように、ハイパスフィルタリング処理
を積算データに施すことにより、図14に示すような積
算データHD,VDに対しても図15に示すような演算
処理後のデータのようになり、主走査,副走査の各パタ
ーンのピークがよりはっきりと表されるようになる。こ
のフィルタリング処理は、パターンデータをRAM60
3,604に読み込んだ後、CPU52−cにより順次
演算処理され、図示しないバッファメモリに一時的に保
管された後、再度パターンデータ格納RAM603,6
04をアクセスしてデータを書き直す構成となってい
る。こうして処理されたデータを更にCPU52−cは
RAM603,604から上述した手順に従って読み出
し、主走査,副走査のデータの各々のピーク位置、すな
わち、各々の中心位置を算出し、パターン画像データの
中心位置としている。その後、この中心位置データに従
い各色のパターンデータの中心位置が等しくなるように
前述したレジストレーション補正を実行する構成として
いる。
【0083】なお、上記実施例では、レジストレーショ
ン補正パターンの読み取りのセットアップ処理において
形成したパッチ画像の濃度を決定する濃度データを「F
Fh」としたが、「30h」,「D0h」の2種類を各
々の画像ステーションST1〜ST4で各々色で形成
し、その濃度差が適正レベルにあるかどうかを判定し
て、図11のステップ(5)で各色の濃度データが適正
範囲内にあるかどうかを判定するように構成してもよ
い。
【0084】また、2種類のパッチをセンサの同一領域
内に形成することで、シーケンスの速度を早めるように
構成してもよい。
【0085】さらに、上記実施例では無端移動する転写
ベルト1にレジストレーション補正マークを1セット分
転写する場合について説明したが、転写ベルト1上にあ
らかじめ印刷されているテストパターンを読み取り、レ
ジストレーション補正機能の故障を検知する際に、転写
ベルトの破損等によるエラー検出を考慮して、テストパ
ターンを転写ベルト上に複数構成して、読み取り不良等
のエラー発生を回避してよい。
【0086】また、上記実施例では無端移動する転写ベ
ルト1にレジストレーション補正マークを転写する場合
について説明したが、繋ぎ目のある転写ベルトには、該
繋ぎ目に対する位置に用紙等が転写されないようにする
ため、何らかの光学的センサを有する場合があるので、
該繋ぎ目センサを利用し、かつ該繋ぎ目位置近傍にレジ
ストレーション補正マークを転写して、上述したレジス
トレーション補正処理を実行するように構成してもよ
い。
【0087】さらに、上記実施例では、ハイパスフィル
タリング処理を実行する際に、固定したフィルタ係数で
処理する場合について説明したが、該フィルタ係数を可
変として、CPU52−cにより適宜変更し、何度かフ
ィルタリングされたデータを参照して、最適なフィルタ
リング係数を算出し、それ以降の処理にその係数を使用
することも可能である。また、該ハイパスフィルタリン
グ処理時にハイパスのみでなく、ローパスとハイパスを
コンビネーションしたバンドパスフィルタリング処理を
実行するように構成してもよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、処理手段がマーク検出手段の出力デー
タに対してフィルタリング処理を施した出力に基づいて
補正手段が画像のレジストずれを補正するので、レジス
トレーションずれ量を検出するためのレジスト補正マー
クを読み取る際に含まれる該レジストマークの濃度ム
ラ,マーク検出手段による検出機構等による影響をフィ
ルタリング処理で除去した状態で精度よくレジストレー
ションずれを補正することを可能とする。
【0089】第2の発明によれば、処理手段の出力に基
づいて、診断手段が画像形成手段,マーク検出手段およ
び補正手段が正常に動作可能か否かを診断するので、レ
ジストずれ補正前に正常なレジストずれ補正が可能かど
うかを自己診断することができる。
【0090】第3の発明によれば、処理手段は、記憶手
段に記憶されたデータに対して異なるフィルタ形成に基
づくディジタルフィルタリング演算処理を複数回行うの
で、マーク検出手段の出力データから対象とする真のレ
ジストマーク情報を検出することができる。
【0091】従って、レジスト補正マーク検出時に、レ
ジスト補正マークとは本来認識すべきでないデータ成分
を除去した状態で精度よくレジストずれを補正できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する概略構成図である。
【図2】図1に示した画像形成装置におけるパターン画
像書込みタイミングを示すタイミングチャートである。
【図3】図1に示したコントローラ部の詳細構成を説明
するブロック図である。
【図4】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像書込み状態を示す平面図である。
【図5】図1に示した画像形成装置においてパターン形
成部の構成を説明する回路ブロック図である。
【図6】図3に示したレジストレーションコントローラ
の要部構成を説明する詳細ブロック図である。
【図7】図6の動作を説明するタイミングチャートであ
る。
【図8】図1に示した転写ベルトに転写されたパターン
画像に基づくヒストグラムグラムを示す図である。
【図9】図1に示した画像処理ステーション等を説明す
るブロック図である。
【図10】図1に示した転写ベルトに転写されたレジス
トレーション補正パターンの状態を示す模式図である。
【図11】本発明に係る画像形成装置におけるレジ補正
パターンセットアップ処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。
【図12】図1に示した転写ベルトに転写される故障診
断用パターンの一例を示す図である。
【図13】本発明に係る画像形成装置における第1のレ
ジストレーション補正システム診断処理手順の一例を示
すフローチャートである。
【図14】本発明に係る画像形成装置におけるハイパス
フィルタリング処理状態を説明する図である。
【図15】本発明に係る画像形成装置におけるハイパス
フィルタリング処理状態を説明する図である。
【符号の説明】 1 転写ベルト 2 感光ドラム 3 感光ドラム 4 感光ドラム 5 感光ドラム 10 読取り手段 51 コントローラ部 52 画像処理ステーション ST1 画像ステーション ST2 画像ステーション ST3 画像ステーション ST4 画像ステーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像担持体上に画像を形成する画像形成
    手段を有する画像ステーションと、 前記画像担持体上に形成された画像が転写される転写材
    を搬送する搬送手段と、 前記画像担持体上にレジスト補正マークを形成すべく前
    記画像形成手段を制御するパターン形成手段と、 前記マークを検出するマーク検出手段と、 前記マーク検出手段の出力データに対してフィルタリン
    グ処理を施す処理手段と、 前記処理手段の出力の基づいて前記画像のレジストずれ
    を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 処理手段の出力に基づいて、画像形成手
    段,マーク検出手段および補正手段が正常に動作可能か
    否かを診断する診断手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 処理手段はマーク検出手段の出力データ
    を記憶する記憶手段を有し、 記憶手段に記憶されたデータに対して異なるフィルタ形
    成に基づくディジタルフィルタリング演算処理を複数回
    行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP6206983A 1994-08-31 1994-08-31 画像形成装置 Pending JPH0869235A (ja)

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JP6206983A JPH0869235A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131443A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010048904A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、色ずれ量測定方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131443A (ja) * 2001-10-26 2003-05-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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