JP2010048904A - 画像形成装置、色ずれ量測定方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】タンデム式の画像形成装置において、色ずれ量を高精度で検出することを可能にすること。
【解決手段】カラーレーザプリンタ1の制御手段100は、各画像形成ユニットを用いて、各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成するパターン形成制御手段101と、第1のトナーパターンを読み取るセンサユニット20と、そのセンサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整手段103と、を有し、パターン形成制御手段101は、各色出力調整手段103の調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置、色ずれ量測定方法及びプログラムに関し、特に、色ずれ量検出技術に関する。
本発明に関連する技術として、特許文献1,2を挙げる。両文献とも、いわゆる「タンデム方式」に類似する方式の画像形成装置において、「各画像形成ステーション(又は画像形成部)」により形成される各画像間の位置ずれ量検出及び補正に関する技術を開示する。
特開2004−213032号公報 特開2005−202110号公報
カラー画像形成装置では、マジェンタ、シアン、イエロー、ブラック各色の出力画像における色ずれをなくすことは画像品質向上のために重要であり、特に、書込み光学系と画像担持体を各色毎に1セット持つ4連タンデム方式の場合、各色の画像がそれぞれ異なる光学系、画像担持体で形成されるため、色ずれは重要な課題となる。これを補正する手法として、転写ベルトなどに色ずれ検出用のパターンを書き込み、これをセンサで読んで、ずれ量を検出し、書き込みタイミングや光学系補正手段で補正することが行われている。
この手法では色ずれ検出用のパターンから色ずれ量を高精度で検知できることが重要となる。従来同じ形状のマジェンタ、シアン、イエローのパターンを読んでも出力レベルが異なり、各色のパターン間の計測距離にこれに起因する誤差が生じることがあった。
そこで本発明は、上記実情に鑑みて、タンデム式の画像形成装置において、色ずれ量を高精度で検出することを可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を備える。
本発明に係る画像形成装置は、複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置であって、前記各画像形成ユニットを用いて、各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成するパターン形成制御手段と、前記第1のトナーパターンを読み取るセンサ手段と、前記センサ手段のセンサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整手段と、を有し、前記パターン形成制御手段は、前記各色出力調整手段の調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置の色ずれ量測定方法は、複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置の色ずれ量測定方法であって、各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成する第1のパターン形成制御ステップと、センサ手段が読み取った前記第1のトナーパターンのセンサ出力を検知するセンサ出力検知ステップと、前記センサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整ステップと、前記各色出力調整ステップによる調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成する第2のパターン形成制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る色ずれ量測定プログラムは、複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置に、各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成する第1のパターン形成制御ステップと、センサ手段が読み取った前記第1のトナーパターンのセンサ出力を検知するセンサ出力検知ステップと、前記センサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整ステップと、前記各色出力調整ステップによる調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成する第2のパターン形成制御ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、タンデム式の画像形成装置において、色ずれ量を高精度で検出することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係るカラーレーザプリンタ1のプリンタエンジン1a周辺の構成を概略的に示す模式図である。図1に示すように、カラーレーザプリンタ1のプリンタエンジン1aは、電子写真によるタンデム方式のもので、概略的には、像担持体である4つのドラム状の感光体ドラム2Y(イエロー)、2C(シアン)、2M(マジェンタ)、2K(ブラック)と、その感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上の静電潜像を現像ユニット3Y,3C,3M,3Kにより現像することにより形成されるトナー画像を一次転写装置4Y,4C,4M,4Kにより回転体としての中間転写ベルト5上に順次転写し、その中間転写ベルト5上の画像を二次転写装置6により転写体である転写紙P上に一括転写する間接転写方式を採用したものである。以下において、詳細に説明する。
中間転写ベルト5は、無端状のベルトであって、複数のローラ10〜13によって張架されており、ローラ10〜13のいずれかの軸に連結されたモータMにより一定速度で回動方向Aに駆動される。中間転写ベルト5及び中間転写ベルト5の駆動部(モータM及びローラ10〜13など)により、中間転写ユニットが構成されている。このような中間転写ベルト5上部側には、その中間転写ベルト5の回動方向Aに沿って、イエロー、シアン、マジェンタ、ブラックの各色用に4個の上述した感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kを並列にそれぞれ配置している。
感光体2Y,2C,2M,2Kの周回には、帯電装置7Y,7C,7M,7Kと、前述した現像ユニット3Y,3C,3M,3Kと、一次転写装置4Y,4C,4M,4Kと、ブレードやブラシ等で構成されるクリーニング装置8Y,8C,8M,8Kと、除電装置9Y,9C,9M,9Kとがそれぞれ配設されている。
一次転写装置4Y,4C,4M,4Kは、中間転写ベルト5を挟んで感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kにそれぞれ対向配置されている。すなわち、中間転写ベルト5は、各一次転写装置4Y,4C,4M,4Kと感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kとの間に挟まれた状態で回動するようになっている。
感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kは、回転方向Bに回転駆動され、このとき帯電装置7Y,7C,7M,7Kによって感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの表面が所定の極性に帯電される。次いで、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kの帯電面に、LD、LED、EL等による光書き込みユニットである光ビーム走査装置16から画像データに応じたレーザ光が照射されることによって、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kに静電潜像が形成される。このように形成された静電潜像は、現像ユニット3Y,3C,3M,3Kにより各色のトナー像にそれぞれ現像されて可視像化される。
このようにして現像された感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上のイエロー、シアン、マジェンタ、ブラックのトナー像は、一次転写装置4Y,4C,4M,4Kの作用によって中間転写ベルト5の表面に順次重ね合わされた状態で転写されていき、フルカラーの合成カラー画像が形成される。
なお、感光体ドラム2Y,2C,2M,2Kは、感光体ドラム2Y,2C,2M,2K上に残っているトナー像をクリーニング装置8Y,8C,8M,8Kによりクリーニングされたあと、除電装置9Y,9C,9M,9Kにより除電される。
二次転写装置6は、中間転写ベルト5を挟んでローラ12に対向配置されている。このようなローラ12(中間転写ベルト5)と二次転写装置6の間には、図示しない給紙ユニットから給紙された転写紙Pが所定のタイミングで送り込まれる。ローラ12(中間転写ベルト5)と二次転写装置6の間に転写紙Pが紙搬送方向Cに向けて送り込まれると、中間転写ベルト5に担持されている合成カラー画像が二次転写装置6の作用により転写紙Pに一括して転写される。
その後、転写紙P上の合成カラー画像は、定着装置14により熱と圧力によって定着され、図示しない排紙トレイ上に排出される。
一方、合成カラー画像の転写後の中間転写ベルト5の表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置15によって除去される。
上述したような現像ユニット3Y,3C,3M,3K、中間転写ベルト5、光ビーム走査装置16などの各画像形成ユニットには、各画像形成ユニットの温度を検知する温度検知手段である温度センサ30が備えられている。
センサユニット20は、本実施形態のカラーレーザプリンタ1が有している特徴的な機能であって、中間転写ベルト5上における画像形成時の位置ずれを補正する位置ずれ補正制御機能において用いられる。図2に、センサユニット20のより詳細な構成を示す。図2に示すように、センサユニット20は、主に光源21と受光センサ22を具備する構成であり、位置ずれ量を計測するためのパターン画像であるトナーパターン(図3参照)に対向する位置に備えられている。光源21は、LED、LD、電球などであり、受光センサ22は、フォトダイオード(PD)やフォトトランジスタなどである。
例えば、センサユニット20として、反射型の光学式センサ(正反射光センサ)を使用した場合は、センサユニット20は、中間転写ベルト5に光を照射し、中間転写ベルト5上に形成したトナーパターン及び中間転写ベルト5からの反射光を検出することで、位置ずれ量を計測するための情報を得るものである。位置ずれ補正制御機能は、基準色(この場合K)に対するスキュー、副走査レジストずれ、主走査レジストずれ、主走査倍率誤差の計測が可能である。なお、実際の読み取りは、トナーパターンのエッジ部分を読み取っている。
ここで、主走査方向及び副走査方向とは、被走査面でビームスポットが走査される方向とその直交方向を意味するが、ここでは、光路の各場所で、(被走査面の)主走査方向と副走査方向に対応する方向を(広い意味で)各々「主走査方向」、「副走査方向」と呼ぶこととした。
なお、本実施形態においては、センサユニット20として正反射光センサを適用するようにしたが、これに限るものではなく、トナーパターン及び中間転写ベルト5により拡散された光を読み取る拡散光センサユニットを適用するようにしてもよい。
ここで、図3は、色ずれ量測定用のトナーパターンの一例を示す平面図である。図3に示すように、トナーパターンは、4本の平行なパターンと、4本の斜め線のパターンを副走査方向に一定間隔に配置したものである。このようなトナーパターンは、中間転写ベルト5の移動方向に沿って繰り返し形成される。ここでトナーパターンを形成する4本のパターンは、イエロー(Y)、シアン(C)、マジェンタ(M)、ブラック(K)の4色で形成するものとする。
図3に示すトナーパターンを、図2に示すセンサユニット20(ここでは拡散光センサとする)で読んだ結果の一例を、図4に示す。本実施形態では、出力がある閾値となる2点の中点でそのパターンの位置を測定することによって色ずれ量を測定する。ところが、各色によってレベルが異なるため、固定の閾値では出力プロファイルに対する閾値の横切る高さが色によって相対的に異なる。そのため、出力プロファイルは通常厳密に左右(=前後)対称にはならないのでパターンの測定位置に色間で差異が生ずる。また、閾値レベルを色ごとの出力レベルに合わせて調整しても、レベルの異なる出力プロファイルが厳密な相似形からずれがあればやはりパターンの測定位置に色間で差異が生ずる。
そこで本実施形態では、以下に説明するように、トナーパターンの検出手段(センサユニット20)により検知された出力レベルが略一致する処理を行って、このような誤差を生じさせないようにする。図5に、そのような場合のトナーパターン検知結果の一例とトナーパターン位置算出(色ずれ量算出)を示す。ここでは横ラインの部分のみについて図示している。パターンの位置は出力がある閾値となる2点の中点で測定している。閾値は予め設定された固定値の場合、色ごとの出力レベルに合わせて個々に随時調整する場合がある。図5の例の調整閾値はピークレベルの1/2としている。C,M,Yとも検知及び算出手法に起因する測定位置の誤差は発生しない。
本実施形態では、画像担持体に形成された色ずれ検知用パターンを光量検知手段で読み、画像の色ずれ量を検出する手法で、イエロー、シアン、マジェンタの色ずれ検知用パターンの光量検知手段による出力レベルを略一致させる処置を行う。具体的には後に説明するパターンで検知された各色の出力レベルより各色の調整量を決め、色ずれ検知パターンを形成する際にその調整量で形成する。
図6に、色ずれ量の検出を精度よく行うための、カラーレーザプリンタ1の制御部100の機能ブロック図を示す。制御部100は、カラーレーザプリンタ1が備えるCPUやメモリなどのハードウェアを利用するソフトウェアと、当該ハードウェアとの協働によって構成される。また、制御部100の制御フローを、図7のフローチャートに示す。
図6に図示するように、制御部100は、パターン形成制御手段101と、センサ出力検知手段102と、各色出力調整手段103と、センサ制御手段104と、色ずれ量算出手段105と、を備える。
パターン形成制御手段101は、図1に示したような各色の画像形成ユニットを制御して、中間転写ベルト5上に各種トナーパターンを形成させる機能を有する。ここで、各種トナーパターンは、出力レベル調整用のトナーパターンと、色ずれ量算出用のトナーパターンを含む。
センサ出力検知手段102は、図2に示したセンサユニット20による検知結果を受け取り、各色出力調整手段103や色ずれ量算出手段105が行う後段の処理にまわす。各色出力調整手段103は、以下に説明するような種々の調整処理を行い、センサ出力検知手段102が検知するセンサユニット20の出力レベルを略一致させる。
センサ制御手段104は、センサユニット20を制御する。センサユニット20の制御は、発光素子である光源21の光量調整を行う処理を含む。色ずれ量算出手段105は、中間転写ベルト5上に形成されたトナーパターンの検出結果から色ずれ量を算出する。算出された色ずれ量は、色ずれ補正処理に用いることが好適である。パターン形成制御手段101に色ずれ量を入力し、色ずれ補正処理を行った上で再度トナーパターンを形成してもよい。
図7を参照して、制御部100の制御フローを説明する。
まず、パターン形成制御手段101を用いて、各色の出力レベル調整用のトナーパターンを中間転写ベルト5上に形成する(ステップS101)。次に、センサ出力検知手段102により、各色のトナーパターンのセンサ出力を検知する(ステップS102)。次に、各色出力調整手段103により、各色の出力が略一致するように、各色の出力レベル調整処理を行う(ステップS103)。出力レベル調整処理については後述する。
次に、パターン形成制御手段101を用いて、色ずれ量検出用のトナーパターンを中間転写ベルト5上に形成する(ステップS104)。次に、センサ出力検知手段102により、色ずれ量検出用パターンのセンサ出力を読み取る(ステップS105)。次に、色ずれ量算出手段105により、色ずれ検出用のトナーパターンのセンサ出力より色ずれ量を算出する(ステップS106)。
本実施形態によれば、各色の色ずれ検出用のパターンの検出手段による検知レベルが略一致する処置を行うため、各色の検知レベルが異なることに起因する色ずれ検知誤差を生じさせないようにできる。なお、出力レベルを略一致させる対象の色は、トナーパターンのうち明度が高い色のものであることが好ましい。明度が高い色のものであれば、拡散光センサでカラー色に対して精度よく検知可能となる。また、出力レベルを略一致させる対象の色は、とりわけ、イエロー、シアン、マジェンタであるとよい。一般の画像形成装置のカラー色に対して拡散光センサで精度よく検知可能となる。
<出力レベルの調整処理>
各色出力調整手段103が行う各色の出力レベルの調整は、以下に説明する調整方法を用いるとよい。
第1の調整方法では、出力レベルは、パターン形成制御手段101を用いて光ビーム走査装置16の各色のビームの発光パワーで調整する。
第2の調整方法では、出力レベルは、パターン形成制御手段101を用いて光ビーム走査装置16の各色のビームの発光時間で調整する。
第3の調整方法では、出力レベルは、各色に対応する画像形成ユニットを用いて各色の現像の電位で調整する。
第4の調整方法では、出力レベルは、各色の色ずれ検知用パターンの画素を部分的に抜いたハーフトーンの濃度で調整する。図8に示すようなトナーパターンを、各色に対応する画像形成ユニットを用いて形成すればよい。すなわち、色ずれ検知用のトナーパターンに、各色出力調整手段103の調整結果を、画素を部分的に抜いたハーフトーンの濃度に反映させる。複雑な処理を必要とせず、効果的に出力レベルの調整を行うことができる。
第5の調整方法では、出力レベルは、各色の色ずれ検知用パターンの幅で調整する。図9に示すようなトナーパターンを、各色に対応する画像形成ユニットを用いて形成すればよい。すなわち、色ずれ検知用のトナーパターンに、各色出力調整手段103の調整結果を、各色に対応するパターンの幅に反映させる。複雑な処理を必要とせず、効果的に出力レベルの調整を行うことができる。
また、出力レベルを略一致させる処理は、図7を参照して示した制御フローも含め、以下に説明するようなタイミング及び処理で実行するとよい。
第6の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理は、画像濃度調整処理実行時にその検知結果を用いて同時に行う。同時に行うことによって、別途専用パターンの形成が不要になり、処理時間が短縮され、トナー消費量も低減できる。
第7の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理は、色ずれ検知補正処理実行時の最初に所定のレベル検知用パターンを出力して行う。色ずれ検知補正処理実行時の最初に所定のレベル検知用パターンを出力して行うため、毎回の色ずれ検知補正処理実行時の各色の出力レベルを略一致させることが確実に保証される。
第8の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理は、色ずれ検知補正処理実行時にその検知結果を用いて同時に行う。色ずれ検知補正処理実行時にその検知結果を用いて同時に行うため、別途専用パターンの形成が不要になり、処理時間が短縮され、トナー消費量も低減できる。
図6に示すセンサ制御手段104は、図2に示すセンサユニット20の光源21(発光素子)の光量調整を行う処理を行う。第9の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理は、この光量調整時にその検知結果を用いて、同時に行う。別途専用パターンの形成が不要になり、処理時間が短縮され、トナー消費量も低減できる。
第10の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理は、色ずれ検知補正処理や画像濃度調整処理とは別に、独立に行う。独立に行うことによって、色ずれ検知補正処理自体の処理時間が増大しない。さらに、電源投入時に独立に行うとよい。電源投入以降の各色の出力レベルを略一致させることができ、かつ色ずれ検知補正処理自体の処理時間が増大しない。
また、出力レベルを略一致させる処理の調整量は、以下に説明するようなものとするとよい。
第11の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理の調整量は、予め各機械ごとに測定し設定された値で固定とする。製品の動作中に測定及び調整の処理が不要になり、処理時間が増大しない。各機会毎に測定し設定するタイミングは、工場調整時とするとよい。調整量を工場調整時に各機械ごとに測定し設定するため、共通固定値と比較して機械ごとにより最適に各色の出力レベルを略一致させることができる。
第12の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理の調整量は、複数の検知手段を用いる場合に各検知手段ごとに設定する。各検知手段ごとに設定することによって、色ずれ検知補正処理実行時の各色の出力レベルを各検知手段ごとにより最適に一致させることができるようになる。
また、出力レベルを略一致させる処理に用いるトナーパターンは、以下のものを用いるとよい。
第13の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理に用いるトナーパターンは、色ずれ検知補正処理のトナーパターンと同じものを用いる。図10に一例を示す。この例では各色横ライン4回斜めライン4回のピークレベル測定の平均を測定値として用いている。色ずれ検知補正処理のパターンと同じとすることによって、色ずれ検知補正処理実行時の各色の出力レベルをより最適に一致させることができる。
第14の調整方法では、出力レベルを略一致させる処理に用いるトナーパターンは、所定濃度の面積パターンを用いる。図11に一例を示す。この例では各色ひとつの面積パターン内で複数回測定した平均を測定値として用いている。パターン濃度は画素を間引いたハーフトーンにすることにより調整している。このようなトナーパターンを用いることによって、より検知が容易になる。
また、トナーパターン位置検知時の閾値レベルについて、以下のように求めるとよい。
第15の調整方法では、色間の出力レベルを略一致させる処理で、パターン位置検知時の閾値レベルを同時に求め設定する。閾値レベルの最適化も同時に行え、精度向上、処理時間短縮になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
なお、上記第1〜15の調整方法は、構成に矛盾が生じない限り、互いに組み合わせて用いることができる。
本発明による実施形態の要部の概略構成を示す図である。 本発明による実施形態に係るセンサユニットの概略構成を示す図である。 本発明による実施形態に係る色ずれ量測定用のトナーパターンの一例を示す平面図である。 本発明による実施形態の作用を説明するための図(その1)である。 本発明による実施形態の作用を説明するための図(その2)である。 本発明による実施形態の制御部の機能ブロック図である。 本発明による実施形態の制御部の制御フローを示すフローチャートである。 本発明による実施形態に係る各色の出力レベル調整用のトナーパターンの一例を示す平面図である。 本発明による実施形態に係る各色の出力レベル調整用のトナーパターンの一例を示す平面図である。 本発明による実施形態に係る色ずれ量測定用のトナーパターンの一例を示す平面図である。 本発明による実施形態に係る色ずれ量測定用のトナーパターンの一例を示す平面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
20 センサユニット
21 光源
22 受光センサ
100 制御部
101 パターン形成制御手段
102 センサ出力検知手段
103 各色出力調整手段
104 センサ制御手段
105 色ずれ量算出手段

Claims (12)

  1. 複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置であって、
    前記各画像形成ユニットを用いて、各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成するパターン形成制御手段と、
    前記第1のトナーパターンを読み取るセンサ手段と、
    前記センサ手段のセンサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整手段と、を有し、
    前記パターン形成制御手段は、前記各色出力調整手段の調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記各色出力調整手段が出力レベルを調整する対象の色は、明度が高い色のものであることを特徴とする、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記各色出力調整手段による出力レベルの調整は、前記各画像形成ユニットの備える発光手段の発光パワーで調整することを特徴とする、請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記各色出力調整手段による出力レベルの調整は、前記各画像形成ユニットの備える発光手段の発光時間で調整することを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項記載の画像形成装置。
  5. 前記第1のトナーパターンは、所定の濃度の面積パターンであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のトナーパターンは、前記各色出力調整手段の調整結果を、画素を部分的に抜いたハーフトーンの濃度に反映させたものであることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記第2のトナーパターンは、前記各色出力調整手段の調整結果を、各色に対応するパターンの幅に反映させたものであることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記各色出力調整手段による出力レベルの調整は、前記第2のトナーパターンによる色ずれ検知補正処理時にその検知結果を用いて同時に行うことを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記センサ手段は、発光素子を有し、
    前記各色出力調整手段による出力レベルの調整は、前記発光素子の光量調整時にその検知結果を用いて同時に行うことを特徴とする、請求項1から8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のトナーパターンと前記第2のトナーパターンは、同じものであることを特徴とする、請求項1から9のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置の色ずれ量測定方法であって、
    各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成する第1のパターン形成制御ステップと、
    センサ手段が読み取った前記第1のトナーパターンのセンサ出力を検知するセンサ出力検知ステップと、
    前記センサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整ステップと、
    前記各色出力調整ステップによる調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成する第2のパターン形成制御ステップと、
    を含むことを特徴とする、画像形成装置の色ずれ量測定方法。
  12. 複数の色に対応する画像形成ユニットを用いて画像を形成するタンデム方式の画像形成装置に、
    各色の出力レベル調整用の第1のトナーパターンを形成する第1のパターン形成制御ステップと、
    センサ手段が読み取った前記第1のトナーパターンのセンサ出力を検知するセンサ出力検知ステップと、
    前記センサ出力に基づいて、各色の出力レベルを略一致させる調整をする各色出力調整ステップと、
    前記各色出力調整ステップによる調整結果に基づき、色ずれ検知用の第2のトナーパターンを形成する第2のパターン形成制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする、色ずれ量測定プログラム。
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