JPH086894Y2 - 見切縁兼用反射鏡付間仕切 - Google Patents

見切縁兼用反射鏡付間仕切

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JPH086894Y2
JPH086894Y2 JP1988038038U JP3803888U JPH086894Y2 JP H086894 Y2 JPH086894 Y2 JP H086894Y2 JP 1988038038 U JP1988038038 U JP 1988038038U JP 3803888 U JP3803888 U JP 3803888U JP H086894 Y2 JPH086894 Y2 JP H086894Y2
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reflecting
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JP1988038038U
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憲一郎 青山
邦保 松尾
由美 藤田
深雪 滝崎
国男 西村
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は見切縁兼用の反射鏡を備えた間仕切に関す
る。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) トイレットルーム等の室内には目隠し用の間仕切を設
けることが多く、例えば一対の間仕切をその端面が所定
間隔離間して相対向して配設することにより出入口を形
成する如く用いられる。
しかしながら上記従来の間仕切においては、例えば間
仕切の両面側に夫々人が居た場合に、互いに相手の存在
が間仕切により見えないため、間仕切の端縁部近くで出
合い頭に衝突する危険性があった。
そこで本考案の目的は、間仕切の一方の面側から反射
鏡を介して他方の面側を視認することが出来、これによ
り出合い頭に衝突を防止出来、安全性の高い間仕切を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、便器、洗面器等を備
えたトイレットルームを画成する間仕切を所定間隔離間
して相対向させることで出入口を形成し、この間仕切の
相対向側端部に見切縁を取付け、この見切縁の表面の上
端部から下端部まで出入口の内外を視認可能な反射鏡を
一体的に設けた。
(作用) 相対向する端部が所定間隔離間する一対の間仕切を設
け、該間仕切の端部に有する見切縁の表面に反射鏡を一
体的に設けたため、対向する間仕切の内一方側の間仕切
の両面側に夫々人が入る場合に、他方側の間仕切の反射
鏡により互いに相手を視認することが出来る。
(実施例) 以下に本考案の好適実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図はトイレットルームの室内レイアウトを示す平
面図である。図中、1はトイレットルームの全体を示
し、トイレットルーム1は不図示の建物躯体の壁沿いに
適宜種類の壁パネルを建巡らして側壁2を形成すること
により所謂プレファブ方式のシステムトイレとして構築
されており、間仕切3,4により大小便用スペース5と洗
面所のスペース6との間及び正面通路7と大小便用スペ
ース5との間を画成している。この大小便用スペース5
は、後側の側壁2沿いに二連の大便器12,13を前面に備
える大便所用室内配管ユニット11を設置して、大便器1
2,13間をブース14で仕切るとともに、開閉ドア15,16を
設けてパーソナルな空間17,18を画成する。また前側の
側壁2沿いには三連の小便器22〜24を有する小便所用室
内配管ユニット21を設置する。そしてこのように並設さ
れる小便器22…の右端側は前記間仕切4で目隠しすると
ともに、大便器18の右端側も間仕切3で目隠しする。そ
してこれらの間仕切3,4の室内端部側には見切縁兼用反
射鏡8a,8bを夫々配設する。
更に洗面用スペース6には、側壁2沿いに三連の洗面
器32を備える洗面ユニット31を設置しており、各洗面器
32の正面上方には化粧用鏡33が配設されている。
第2図は見切縁兼用反射鏡付間仕切の要部分解斜視図
であり、図中40は間仕切をなす壁パネルを示し、壁パネ
ル40は中央の枠体41と、枠体41の両面に夫々取り付けら
れる下地材42と、下地材42の表面側に夫々貼着される仕
上材43とを備える。そして壁パネル40の室内側端部に
は、見切縁である断面略H形のホルダー部材45をねじ部
材46…を介して取り付ける。以上の如く間仕切3,4,51,5
2は構成される。
前記ホルダー部材45は、壁パネル40の下地材42の端部
を囲撓するコ字形の壁パネル取付部45aと、反射鏡取付
面45cを有する反射鏡取付部45bとからなる。前記ホルダ
ー部材45の反射鏡取付部45bは、第3図の第1図中III−
III線断面図にも示すように、壁パネル40の上端部から
下端部まで設けられ、反射鏡の裏面形状に倣う形状の反
射鏡取付面45cを有するとともに、下端には反射鏡47の
下端を収納保持する凹部45dを有する。そして前記反射
鏡取付面45cに両面テープ48を介して反射鏡47を貼着す
る。このとき反射鏡47の下端は凹部45d内に収納されて
保持される。また反射鏡47の上端はホルダー部材45の上
端を覆う断面L字形の冠部材49によりねじ部材50…を介
して係止される。前記反射鏡47は、本実施例では水平面
による切断面が円弧状をなす如く形成され、これにより
広範囲の反射像を視認することが出来る。
以上の実施例によれば、第1図に示す如く、トイレッ
トルーム1の間仕切51,52で画成される出入口9におい
て、出る人M2と入る人M1とが側壁2の間仕切をなす部分
51により互いに目隠しされて直接視認出来ない場合に、
前記前記間仕切51と対をなす間仕切52の見切縁に設けた
見切縁兼用反射鏡8aにより互いに相手の姿の反射像を視
認Eすることが出来、これにより出合い頭の衝突を防止
出来る。また大小便用スペース5への間仕切3,4で画成
される出入口10においても、間仕切3の見切縁に見切縁
兼用反射鏡47を一体的に設けたため、同様に互いに相手
を視認E出来る。尚、以上において対をなして出入口を
形成する一方側の間仕切51,4で目隠しされる場合につい
て説明したが、他方側の間仕切52,3で目隠しされる場合
にもう一方側の間仕切51,4に設けた見切縁兼用反射鏡8
a,8bで同様に視認することが出来る。
第4図乃至第7図は第1図中IV−IV線断面における見
切縁兼用反射鏡の変更例を示す図である。
第4図に示す実施例においては、ホルダー部材450の
反射鏡取付面451に山形の反射鏡470を貼着したものであ
る。また第5図に示す実施例においてはホルダー部材55
0の反射鏡取付面551を谷形に形成するとともに、この取
付縁551に谷形の反射鏡570を貼着したものである。第6
図に示す実施例では反射鏡670を平面鏡にしたものであ
り、第7図に示す実施例では反射鏡770断面凹円形にし
たものである。このように反射鏡47は室内レイアウト等
により任意に変更実施することが出来る。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く本考案によれば、トイレ
ットルームの間仕切の端部のような死角になり易い場所
の両側にいて出入口から出入りしようとする人同士が、
間仕切の見切縁に設けられた反射鏡を見ることで互いに
視認することが出来、出会い頭の衝突を防止することが
出来る。これはトイレットルームのような比較的薄暗い
スペースに出入りする際、出入りする人の一方、或いは
両方が例え弱視者であっても、進行方向の間仕切の見切
縁の上端部から下端部まで設けられた反射鏡を見れば、
そこに映っている相手の全身を目視できるから、視認し
易く、トイレットルームへの出入りが安全性の高いもの
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はトイレットルームの室内レイアウトを示す平面
図、第2図は見切縁兼用反射鏡付間仕切の要部分解斜視
図、第3図は第1図中III−III線断面図、第4図乃至第
7図は第1図中IV−IV線断面図における見切縁兼用反射
鏡の変更例を示す図である。 尚図中、3,4,21,22は間仕切、8a,8b,8c,8dは見切縁兼用
反射鏡、47,470,570,670,770は反射鏡である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 滝崎 深雪 東京都港区虎ノ門1丁目1番28号 東陶機 器株式会社東京支社内 (72)考案者 西村 国男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−28674(JP,A)

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器、洗面器等を備えたトイレットルーム
    を画成する間仕切を所定間隔離間して相対向させること
    で出入口を形成し、この間仕切の相対向側端部に見切縁
    を取付け、この見切縁の表面の上端部から下端部まで前
    記出入口の内外を視認可能な反射鏡を一体的に設けたこ
    とを特徴とする見切縁兼用反射鏡付間仕切。
  2. 【請求項2】前記請求項1において反射鏡は断面視円弧
    状である見切縁兼用反射鏡付間仕切。
  3. 【請求項3】前記請求項1において反射鏡は断面視山形
    である見切縁兼用反射鏡付間仕切。
  4. 【請求項4】前記請求項1において反射鏡は断面視谷形
    である見切縁兼用反射鏡付間仕切。
  5. 【請求項5】前記請求項1において反射鏡は平面鏡であ
    る見切縁兼用反射鏡付間仕切。
  6. 【請求項6】前記請求項1において反射鏡は断面視凹円
    形である見切縁兼用反射鏡付間仕切。
JP1988038038U 1988-03-22 1988-03-22 見切縁兼用反射鏡付間仕切 Expired - Lifetime JPH086894Y2 (ja)

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JP1988038038U JPH086894Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 見切縁兼用反射鏡付間仕切

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Publication Number Publication Date
JPH01148409U JPH01148409U (ja) 1989-10-13
JPH086894Y2 true JPH086894Y2 (ja) 1996-02-28

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JP1988038038U Expired - Lifetime JPH086894Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 見切縁兼用反射鏡付間仕切

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JP (1) JPH086894Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128674A (ja) * 1984-07-19 1986-02-08 日本電気株式会社 建物内の通路構造

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JPH01148409U (ja) 1989-10-13

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