JPH0868580A - 自動製氷装置の給水装置 - Google Patents

自動製氷装置の給水装置

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JPH0868580A
JPH0868580A JP20556394A JP20556394A JPH0868580A JP H0868580 A JPH0868580 A JP H0868580A JP 20556394 A JP20556394 A JP 20556394A JP 20556394 A JP20556394 A JP 20556394A JP H0868580 A JPH0868580 A JP H0868580A
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JP
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water
water supply
case
valve mechanism
drive source
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JP20556394A
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Shunji Ueno
俊司 上野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁操作装置のモータを電源線と接続するため
の端子板に液体が付着しないようにする。 【構成】 弁操作装置62のケース63は冷蔵室23の
底面に形成された凹部61内に配置されている。このケ
ース63の底板73には、この底板73を底部とする環
状の防水囲壁75が一体に突設され、この防水囲壁75
内に端子板73が収納されている。防水囲壁75は冷蔵
室23の底面よりも高く突出している。凹部61内に液
体が溜まると、その液体はケース63内にも浸入する
が、防水囲壁75内に浸入することはなく、従って端子
板73が液体に浸されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製氷容器に一定量の水を
供給する自動製氷装置の給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫におけるこの種の給水装置の従来
構成を図14に示す。この給水装置は、冷蔵室1内のプ
ラスチック製水受皿2に溜められた水を給水ポンプ3に
より製氷室4に設けられた製氷容器たる製氷皿5に供給
する構成のもので、水受皿2の上には着脱可能に貯水タ
ンク6が設置されている。この貯水タンク6は、給水弁
7を有した給水口部8から水受皿2に対し、該水受皿2
内の水位が常に給水口部8の下端開口を塞ぐ一定水位を
維持するように給水する。
【0003】前記水受皿2内は、通水孔9を有した仕切
壁10によって水受室11と定水量室12とに仕切られ
ており、水受室11内には貯水タンク6の給水口部8が
挿入され、定水量室12には給水ポンプ3の吸入口部3
aが挿入されている。そして、給水ポンプ3が起動する
と、該給水ポンプ3が定水量室12内の水を製氷容器5
に供給する。このとき、定水量室12の水位は、次第に
低下して水受室11との間で水位差を生ずるが、両室1
1,12を連通している通水孔9は小径で、給水ポンプ
3による給水中に水受室11から通水孔9を通じて定水
量室12内に流入する水はごく少ないので、製氷皿5に
は定水量室12内に貯留された一定量の水が供給される
というものである。
【0004】この構成の給水装置においては、給水ポン
プ3による給水中に水受室11から通水孔9を通じて定
水量室12内に流入する水がごく少量に制限されている
ことを前提にして定量給水が成立している。ところが、
通水孔9の径は水受皿2の成形誤差などによりばらつく
おそれがあり、通水孔9の径が設計値より大きかったり
すると、給水ポンプ3による給水中に水受室11から定
水量室12に流入する水量がばらつき、この結果、製氷
皿5への給水量が製品毎にばらつくという問題があっ
た。その上、水受皿2内には常時水が溜められているた
め、内面に水垢が付着したり、かび等が発生し易く、衛
生上好ましくない。
【0005】そこで、近時、給水装置を、出水弁機構を
備えた定量貯水器と、この定量貯水器の上に配置され給
水弁機構を備えた貯水タンクと、出水弁機構および給水
弁機構を開閉操作する弁操作装置とから構成し、弁操作
装置により出水弁機構を閉じて給水弁機構を開くことに
より、貯水タンクから一定量の水を定量貯水器に供給
し、その後、給水弁機構を閉じて出水弁機構を開くこと
により、定量貯水器に溜められた一定量の水を製氷容器
に供給する構成とし、これにて定量貯水器を常には空の
状態にしておくことができるようにしたものが考えられ
ている。この場合、弁操作装置はモータを駆動源とし、
このモータの回転を例えばカムにより操作軸の上下運動
に変換して出水弁機構および給水弁機構を開閉操作する
ように構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】弁操作装置は、その構
成部材をケースに収納して構成される。そして、モータ
を外部電源に接続するために、モータのリード線と外部
電源に接続された電源線とは端子板を介して接続され
る。
【0007】ところで、弁操作装置を含む給水装置全体
の冷蔵室に占めるスペースを小さくするために、弁操作
装置のケースは冷蔵室の底面に形成された凹部に収納さ
れる。このため、貯水タンクや定量貯水器が水漏れ等を
生じた場合、或いは冷蔵室内に収容した飲料容器等から
飲料等(以下、液体と総称する)が漏れた場合、液体が
冷蔵室底部の凹部内に溜まり、その液体がケース内に浸
入してモータや端子板を濡らしていまうというおそれが
ある。たとえ、弁操作装置のケースが凹部内に配置され
ていないまでも、冷蔵室底面に載置されている場合に
は、冷蔵室の扉が塞がれているときには、液体が冷蔵室
の底部に溜まる可能性があり、その液体がケース内に浸
入してモータや端子板を濡らすことは十分に考えられ
る。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、弁操作装置のケースが配置されている
部位に液体が溜まったとしても、弁操作装置の電動駆動
源や端子部材が液体に浸されたり、電動駆動源や端子部
材に液体が掛かったりするおそれのない自動製氷装置の
給水装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の自動製氷装置の給水装置は、製氷容器よ
り上位に位置し、底部に出水口を有した定量貯水器と、
この定量貯水器の前記出水口を開閉するための出水弁機
構と、前記定量貯水器の上に配置され、底部の給水口か
ら前記定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンク
と、この貯水タンクの前記給水口を開閉する給水弁機構
と、ケース、このケースに前記給水弁機構の下に位置す
るようにして上下動可能に支持された操作部材、ケース
内に配設され操作部材を上下動させる電動駆動源及びこ
の電動駆動源の下方に位置され該電動駆動源と電源線と
を接続するための端子部材を有してなり、前記給水弁機
構および出水弁機構を開閉動作させるための弁操作装置
とを備え、前記ケース内に底部を有する所要高さの防水
囲壁を設け、この防水囲壁の内側に前記端子部材を収納
したことを特徴とするものである(請求項1)。
【0010】また、前記ケースに、上方に膨出する下面
開放形の駆動源収納室を形成し、この駆動源収納室内に
前記電動駆動源及び端子部材を配置する構成としても良
い(請求項2)。この場合、端子部材を、底部を有する
防水囲壁の内側に収納するようにしても良く(請求項
3)、またケースの外側面に、ケースから導出された電
源線を保持する保持部を設けることができる(請求項
4)。更に、ケースは他部材から下方に突設された取付
部に取り付けることが好ましい(請求項5)。
【0011】
【作用】 弁操作装置のケースの配置部位に液体が溜ま
り、その液体がケース内に浸入したとする。しかしなが
ら、端子部材は底部を有する所要高さの防水囲壁の内側
に収納されているので、防水囲壁の下部が液体に没して
も、その液体は防水囲壁内に浸入することはないく、端
子部材よりも上位に配置された電動駆動源はもちろんの
こと、端子部材が液体に浸されることはない(請求項
1)。
【0012】また、弁操作装置のケースに膨出形成され
た駆動源収納室に電動駆動源及び端子部材が収納されて
いる場合には、ケースが液中に完全に没したとしても、
駆動源収納室内には空気が封じ込められた状態となって
その内側に液体が浸入することはない(請求項2)。こ
のとき、端子部材が防水囲壁の内側に収納されていれ
ば、駆動源収納室の下端開口を封止する液面から振動等
により液体が飛び跳ねても、端子部材に掛かることを防
止できる(請求項3)。
【0013】また、弁操作装置のケースは駆動源収納室
を有していて背丈が高いので、その外側面に保持部を形
成することができ、これに電源線を保持させることがで
きる(請求項4)。更に、他部材から下方に突出された
取付部にケースを取り付ける場合、その取付部の長さを
短くできる(請求項5)。
【0014】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫の自動製氷装置に適用
した第1実施例を図1ないし図8に基づいて説明する。
図8に示すように、冷蔵庫の製氷室21内には、プラス
チック製の製氷容器としての製氷皿22が設けられ、こ
の製氷皿22に溜められた水が製氷室21に供給される
冷気により冷却されて氷となる。一方、上記製氷室21
の上の冷蔵室23内には、プラスチック製の載置台24
が設けられ、この載置台24に円形の水受容器25が一
体に形成されている。なお、水受容器25の前側の一部
は前方に延長されている。
【0015】水受容器25は、一定量に計量された水を
受けて製氷皿22に供給するためもので、前側に延長さ
れた部位の底部には、図2に示すように流出口26が形
成されている。そして、流出口26には製氷室21と冷
蔵室23との仕切壁27を貫通するチューブ28が連結
されており、水受容器25に受けられた水はチューブ2
8を介して製氷皿22に注入されるようになっている。
従って、水受容器25およびチューブ28は一定量に計
量された水を受けて製氷皿22に供給する給水路29と
して機能する。なお、図8において、30はチューブ2
8から供給される水の勢いを弱めて製氷皿22から水が
飛び跳ねないようにするための水勢緩和部材、26aは
流出口26、チューブ28の内面に付着して残った水滴
が氷結することを防止するためのヒータである。
【0016】また、図2に示すように、水受容器25の
底部中央には、開口部31が形成されており、この開口
部31の周囲部には上方に突出する筒状部32が一体に
突設されている。そして、筒状部32の内側には開口部
31を封止する弾性材製の容器状シール部材33が配置
されており、このシール部材33は、筒状部32の内側
の形成された環状段部32aに筒状部32の外周の雄ね
じ32bに螺着された袋状ナット34によってリング3
5を介して押圧固定されている。
【0017】かかる水受容器25の内部には、プラスチ
ックにより形成された円形の定量貯水器36が収納され
ている。この定量貯水器36は水受容器25に対して着
脱可能になっており、収納状態では、上部外周囲の環状
リブ36aが水受容器25の上部開放口に形成された下
側拡径部25aの段部面25bに受け支持されるように
なっている。
【0018】上記定量貯水器36の底部中央には出水口
37が形成されており、この出水口37は出水弁機構3
8により開閉される。出水弁機構38は、弁棒39と、
弁体40とを主たる構成要素とするもので、弁棒39は
下端部に径大なフランジ部41aを有する上弁棒41
と、同じく下端部に径大なフランジ部42aを有する下
弁棒42とに二分割されている。また、弁体40は、下
部位に下向きに開放する筒状部としてのスカート部40
aを有した段付き円筒状に形成されている。
【0019】上記上弁棒41は、定量貯水器36の内底
面に立設された複数のリブ36bの中央軸受部36cに
上下動可能に挿通されて、ストップリング43により抜
け止めされており、それら軸受部36cと上弁棒41の
フランジ部41aとの間には、上弁棒41を下方に付勢
する第1の圧縮コイルばね44が設けられている。
【0020】一方、下弁棒42は弁体40の上部円盤部
40bの中央に上下動可能に挿通されてストップリング
45により抜け止めされており、弁体40の上部円盤部
40bと下弁棒42のフランジ部42aとの間には、下
弁棒42に対して弁体40を上方に付勢する第2の圧縮
コイルばね46が設けられている。そして、弁体40の
上部筒状部40cには当該筒状部40cの上部開放口を
封止するための弾性材製の容器状シール部材47が配置
されており、このシール部材47は筒状部40cの上端
部に、その外周の雄ねじ40dに螺着された袋状ナット
48によってリング49を介して押圧固定されている。
【0021】このように組み合わされた弁体40、下弁
棒42、第2の圧縮コイルばね46およびシール部材4
7は、定量貯水器36に取り付けられた上弁棒41およ
び第1の圧縮コイルばね44とは別ユニットとして構成
され、図5に示すように定量貯水器36とは分離可能に
なっている。そして、この出水弁機構38の下側ユニッ
トは、弁体40のスカート部40aを給水路29の突出
部たる前記袋状ナット34の外側に嵌合することによ
り、水受容器25側に上下動可能に支持された状態とな
っている。
【0022】しかして、定量貯水器36は、出水弁機構
38の下側ユニットを水受容器25側に取り付けた後、
当該水受容器25内に収納されるようになっており、こ
の収納状態では、図2に示すように、出水口37の内側
に弁体40の上部位が挿入されて上弁棒41と下弁棒4
2とがシール部材47を挟んで当接し、第1の圧縮コイ
ルばね44が下弁棒42を下方に付勢する状態となる。
このとき、シール部材47に突設された突起47aと上
弁棒41の下端部に形成された凹部41bとが嵌合する
ことにより、上弁棒41と下弁棒42とが同軸となるよ
うに位置調整される。そして、弁体40は、第2の圧縮
コイルばね46の付勢力により上方に移動されて出水口
37の周囲部に取着された環状パッキン50に下方から
当接することにより当該出水口37を閉じ、また後述の
ように第1の圧縮コイルばね44の付勢力により押し下
げられると、環状パッキン50から下方に離反移動して
出水口37を開くようになっている。
【0023】ここで、弁体40のうち、環状パッキン5
0に当接する部分は外周側に向かって下降するテーパ状
の傾斜面40dに形成されており、これにより、弁体4
0の傾斜面40dが環状パッキン50に対してその全周
に線接触するようになっている。なお、傾斜面40dと
環状パッキン50との線接触をより確実に行わせるため
に、環状パッキン50の下端部は円弧状に形成されてい
る。
【0024】一方、定量貯水器36の上には、載置台2
4に着脱可能に設置された貯水タンク51が設けられて
いる。この貯水タンク51の下面部には、筒部51aが
突設され、この筒部51aにキャップ52が螺着されて
いる。このキャップ52の中央には、給水口53が形成
されていると共に、キャップ52の下面には下方に突出
する短尺な径大リング部52aが形成されている。給水
口53は給水弁機構54により開閉される。この給水弁
機構54は、キャップ52に設けられた支持枠52bの
中央軸受部52cに上下動可能に支持された弁棒55
と、弁棒55の下端部に取着された弁体56とから構成
されている。そして、弁棒55は、弁体56と軸受部5
2cとの間に設けられた付勢手段としての圧縮コイルば
ね57により下方に付勢され、常には給水口53を閉じ
ている。なお、貯水タンク51は、給水口53を通じて
外部と連なる以外は密閉されている。また、貯水タンク
51内には浄水フィルタ51bが設けられている。
【0025】上記貯水タンク51のキャップ52は、前
記定量貯水器36の上面よりも径大に形成され、水受容
器25の上側拡径部25c内に位置されて定量貯水器3
6の上端と僅かな隙間をもって対向している。従って、
キャップ52は部品点数削減のために定量貯水器36の
蓋部として兼用され、定量貯水器36の上面がキャップ
52により塞がれた状態となっている。また、給水口5
3の径大リング部52aは、定量貯水器36の内径寸法
よりも若干小さく設定され、定量貯水器36の内周面と
の間に僅かな隙間を形成した状態で該定量貯水器36内
に挿入されている。そして、給水弁機構54の弁棒55
は出水弁機構38の弁棒39と同一軸線上に位置された
状態になっている。なお、図8中、58は貯水タンク5
1が載置台24に載置されたことをレバー59を介して
検出するためのスイッチである。また、60は製氷皿2
2で製造された氷を貯留するための貯氷ケース(図示せ
ず)の貯氷量を検出するためのレバーである。
【0026】さて、図1に示すように、前記仕切壁27
の上面すなわち冷蔵室23の底面には、載置台24の内
側に位置するようにして凹部61が形成されており、こ
の凹部61内に弁操作装置62のケース63が配置され
ている。このケース63の外側面の上端部には突片63
aが突設され、この突片63aが他部材たる載置台24
の内上部から下方に突設された取付部としてのボス24
aに取付手段としてのねじ64により取り付けられてい
る。
【0027】上記弁操作装置62は、出水弁機構38お
よび給水弁機構54を開閉操作するためのもので、その
ケース63はプラスチックにより、前半部の背丈が低
く、後半部の背丈が高い下面開放形の箱状に形成され、
その前端部分は水受容器25の直下に位置されている。
そして、弁操作装置62は、ケース63の前端部上面に
操作部材としての操作軸65を上下動可能に支持すると
共に、ケース63内に、操作軸65の電動駆動源として
の交流同期モータ66、このモータ66の回転を操作軸
65の上下運動に変換する変換手段としての例えばカム
機構67等を配設して構成されている。
【0028】上記カム機構67はカム軸68にカム盤6
9を取り付けて構成され、モータ66とカム盤69との
間は伝動機構、本実施例の場合モータ66の回転軸に取
着されたピニオン70とカム盤69に形成された平歯車
71との間に設けられた2個の段付平歯車72a,72
bからなる減速歯車列72により連結されている。そし
て、このカム盤69のカム面たる上面は凹凸状に形成さ
れ、操作軸65の下端がこのカム盤69の上面に接触し
ており、操作軸65はカム盤69の1回転により1往復
する。
【0029】ところで、上記モータ66には、外部から
電力を供給しなければならない。そのために、外部電源
(100Vの商用交流電源)に制御回路を介して接続す
るための電源線74がケース63内に導入されており、
その電源線(図示せず)とモータ66から引き出された
金属線製のリード線66aとが、モータ66の下方に配
置された端子部材たる端子板73において接続されてい
る。一方、ケース63の下面を閉鎖すべくケース63に
取着されたプラスチック製底板74には、該底板74を
底部とする環状の防水囲壁75が一体に突設されてい
る。ここで、防水囲壁75の高さは、その上端が冷蔵室
23の底面よりも高くなるように設定されており、かか
る防水囲壁75内に端子板73が収納されている。
【0030】しかして、上記操作軸65は、図2に示す
ように、ケース63から上方に突出して前記水受容器2
5の底部の開口部31内に位置され、前記出水弁機構3
8の下弁棒42にシール部材33を介して当接してい
る。そして、操作軸65は、常には上下動範囲の中間高
さ位置で停止した状態にある。このとき、出水弁機構3
8の上下両弁棒41,42は操作軸65により、下限位
置から所定量押し上げられた位置にあるも、上弁棒41
の上端は給水弁機構54の弁棒55からは離れている。
【0031】このような状態において、出水弁機構38
の弁体40は第2の圧縮コイルばね46の弾発力により
環状パッキン50押し当てられて出水口37を閉じてお
り、また、給水弁機構54の弁体56は圧縮コイルばね
57の弾発力により押し下げられて給水口53を閉じて
いる。なお、出水弁機構38の上弁棒41と下弁棒42
とは同一の上下動作を行うので、以下、特に別けて説明
する必要がある場合を除き、弁棒39として説明する。
【0032】製氷皿22への給水は、カム盤69(カム
軸68)が1回転することによって行われるようになっ
ており、そのカム盤69の1回転により操作軸65が一
往復して出水弁機構38および給水弁機構54を開閉す
る。この場合、上述のように、操作軸65は常時は上下
動範囲の中間位置で停止していることから、該操作軸6
5の一往復はその中間位置から開始され、操作軸65は
カム盤69の回転に伴い、まず中間位置から上限位置ま
で上昇し(第1行程)、次に上限位置から下限位置まで
下降し(第2行程)、そして下限位置から中間位置に戻
って停止する(第3行程)。
【0033】操作軸65に上述のような第1〜第3行程
の動作を行わせるために、図6に示すように、カム盤6
9にはマグネット76が取り付けられていると共に、ケ
ース63側にはホールIC77が設けられ、図示しない
制御装置は、ホールIC77が磁気検出動作することに
よりカム盤69が1回転したことを検出してモータ66
を断電するように構成されている。なお、図6は原理的
構成を示すもので、図1の形状・構成とは必ずしも一致
していない。
【0034】次に上記構成の作用を説明するに、まず操
作軸65の上下方向移動と出水弁機構38および給水弁
機構54の開閉関係とを図7を参照しながら説明する。
なお、図7では、操作軸65の中間位置をPC、上限位
置をPU、下限位置をPLで示した。
【0035】まず、操作軸65が中間位置PCにあると
き、出水弁機構38および給水弁機構54の弁体40お
よび56はそれぞれ出水口37および給水口53を閉じ
ている。操作軸65が中間位置PCから上限位置PUま
で上昇し始めると、出水弁機構38の弁棒39が操作軸
65によって押し上げられるようになる。このとき、弁
棒39は第1および第2の圧縮コイルばね44,46を
押し縮めながら押し上げられるため、出水弁機構38の
弁体40は第2の圧縮コイルばね46の付勢力により環
状パッキン50に押し付けられた状態すなわち出水口3
7を閉じたままの状態に維持され、従って弁棒39は停
止状態にある弁体40に対してスライドしながら上昇す
る。
【0036】このため、特に弁体40は弁棒39の上昇
に伴って第2の圧縮コイルばね46が次第に押し縮めら
れることにより、次第に強く環状パッキン50に押し付
けられるようになり、出水口37に対するシールがより
確実になる。そして、出水弁機構38の弁棒39が所定
高さ位置まで押し上げられると、図2に示すように弁棒
39が給水弁機構54の弁棒55に当接してこれを圧縮
コイルばね57の付勢力に抗して押し上げるため、弁体
56が給水口53を開く。
【0037】操作軸65が上限位置PUから下限位置P
Lまで下降する第2行程に転ずると、出水弁機構38お
よび給水弁機構54の弁棒39および55が圧縮コイル
ばね44,46および57の弾発力によって押し下げら
れ、まず給水弁機構54の弁体56が給水口53を閉じ
る。このとき、出水弁機構38の弁体40は弁棒39の
下降にも拘らず、第2の圧縮コイルばね46により上方
に付勢されて環状パッキン50に押し付けられているた
め、出水口37は閉じられたままに維持される。その
後、出水弁機構38の弁棒39が給水弁機構54の弁棒
55から離れ、該弁棒39が更に下降すると、下弁棒4
2のストップリング45が弁体40に当接するため、第
2の圧縮コイルばね46の弾発力はストップリング45
に受けられるようになる。すると、図3に示すように弁
棒39が第1の圧縮コイルばね44の付勢力により弁体
40と一体的に下方に移動するようになるため、弁体4
0が第1の圧縮コイルばね44の付勢力により下方に移
動されて環状パッキン50から下方に離れ、出水口37
を開く。
【0038】そして、操作軸65が下限位置PLに至
り、該下限位置PLから中間位置PCまで上昇する第3
行程に移行すると、出水弁機構38の弁棒39が第1の
圧縮コイルばね44を押し縮めながら上昇するようにな
る。操作軸65ひいては弁棒39が所定量上昇すると、
弁体40が環状パッキン50に当接し、ストップリング
45が弁体40から上方に若干離れたところ、すなわち
図1に示すように弁体40が第2の圧縮コイルばね46
の付勢力により環状パッキン50に押し当てられて出水
口37を閉じたところで操作軸65は元の中間位置PC
に戻り、そこで停止する。
【0039】しかして、製氷皿22での製氷が完了し、
該製氷皿22が上下反転されて氷が図示しない貯氷ケー
スに落下貯留された後、元に戻されると、製氷皿22へ
の給水を行うべきモータ66が通電される。すると、ま
ず操作軸65が中間位置PCから上限位置PUまで上昇
することにより(第1行程)、図2に示すように、出水
弁機構38の弁体40が定量貯水器36の出水口37を
閉じたままにした状態で、給水弁機構54が貯水タンク
51の給水口53を開く。これにより、貯水タンク51
内の水が給水口53を通じて定量貯水器36内に流出
し、該定量貯水器36内に水が溜められるようになる。
そして、給水口53からの水の流出に伴い、定量貯水器
36内の水位が上昇し、その水面により給水口53部分
の下端部である径大リング部52aの下端開口が塞がれ
るようになると、給水口53からの水の流出が止まる。
このとき、径大リング部52aは常に一定の高さ位置に
支持されているため、定量貯水器36には、常に一定水
位、換言すれば一定量の水が貯留されることとなる。
【0040】このようにして定量貯水器36内に一定量
の水が溜められると、その後、操作軸65が上限位置P
Uから下限位置PLまで下降する第2行程に移る。この
操作軸65の下降に伴ってまず給水弁機構54の弁体5
6が貯水タンク51の給水口53を閉じ、その後、図3
に示すように、出水弁機構38の弁体40が定量貯水器
36の底部から離れてその出水口37を開くようにな
る。すると、定量貯水器36内に溜められた水および貯
水タンク51の給水口部3内に存在する水が図3に矢印
Aで示すように、出水口37から水受容器25に流出
し、そして落差により流出口26からチューブ28を通
じて製氷皿22内に供給される。
【0041】その後、操作軸65が下限位置PLから中
間位置PCに復帰する第3行程に移り、出水弁機構38
の弁棒39が操作軸65により所定量押し上げられる
と、該出水弁機構38の弁体40が出水口37を閉じる
ようになる。なお、このときには製氷皿22への給水は
終了しており、その後、操作軸65は図1に示す中間位
置PCまで上昇して当該位置で停止し、出水口37を閉
じたままにする。
【0042】製氷皿22内に供給された水が製氷室23
内の冷気により冷却されて氷になると、前述したと同様
にして製氷皿22が上下反転されて氷が貯氷ケースに落
下貯留され、そして製氷皿22が元に戻されると、再び
モータ66が通電されて上述のような動作が繰り返えさ
れる。
【0043】ところで、貯水タンク51のキャップ52
の締め付けが弱く、そこから貯水タンク51内の水が漏
れ出たり、冷蔵室23に収容された飲料容器の栓の締め
付けが弱く、そこから飲料容器内の飲料が漏れ出たりす
ることがある。すると、その漏れ出た水や飲料等の液体
は冷蔵室23の底面に落ち、凹部61内に溜まる。この
とき、液体は凹部61内を満たすとオーバーフローして
仕切壁27の全体に広がるため、その液面が凹部61の
上面を大きく越えることは、多量の液体がこぼれた特別
な場合を除き、ほとんどない。
【0044】そして、凹部61内に溜まった液体は、ケ
ース63内に底板74との隙間等を通って浸入するが、
防水囲壁75は所要高さ、すなわち凹部61の上面(冷
蔵室23の底面である仕切壁27の上面)よりも高く延
出されているため、防水囲壁75内に液体が浸入するお
それはない。もちろん、モータ66は防水囲壁75より
も上方にあって凹部61内の液体に浸されない高い位置
に存するので、モータ66が液体に浸されるおそれもな
い。
【0045】このように本実施例によれば、弁操作装置
62のケース63が冷蔵室23の底部に形成された凹部
61内に配置されていて、冷蔵室23内に収納された容
器から漏れ出た液体が凹部61内に溜まることがあって
も、モータ66の下方に位置する端子板73は防水囲壁
75内に収容されているので、その端子板73が液体に
浸されるおそれはなく、絶縁破壊のおそれがない。
【0046】その他、本実施例によれば、次のような効
果を得ることができる。 径大リング部52a内の水も含めて定量貯水器36に
溜められた一定量の水だけが製氷皿22に供給される。
このとき、図11に示す従来構成のもの、すなわち通水
孔9を通じて水受室11に連通された定水量室12内の
水を給水ポンプ3により製氷皿5に供給する構成のもの
とは異なり、製氷皿22への給水時に定量貯水器36内
に他から水が流入するおそれがないので、常に一定量の
水を製氷皿22に供給でき、精度の良い定量給水を行う
ことができる。
【0047】定量貯水器36内の水は落差により製氷
皿22に供給されるので、給水ポンプにより給水するも
のとは異なり、給水中にポンプ羽根の唸り音等の大きな
騒音が発生するおそれがなく、静音給水が可能となる。
この場合、弁操作装置61の駆動源をモータ64とした
ので、静音給水にとってより効果的である。
【0048】定量貯水器36は常には空になっていて
製氷皿22への給水時の僅かな時間帯にだけ水が溜めら
れるので、定量貯水器36内に製氷皿22に供給するた
めの水を常時溜めておく構成のものとは異なり、定量貯
水器36に水垢がたまったり、かびが発生したりし難
く、また冷蔵室23内に収容された食品の臭いが定量貯
水器36内の水に吸収されたりすることがなくなる。な
お、製氷皿22での製氷が完了するまで所要時間は2〜
5時間であるので、定量貯水器36に常時水を溜めてお
いた場合、冷蔵室23内の食品の臭いがその水に吸収さ
れてしまう。
【0049】図9は本発明の第2実施例を示すもので、
図2と同一機能部分には同一符号を付して示し、異なる
部分のみ説明する。この実施例は、冷蔵室23内に多量
の液体がこぼれ、その液体が凹部61をオーバーフロー
して冷蔵室23の底部全体に、例えばL1 で示すような
高液位となるまで溜まったような場合に対処できるよう
にしたものである。そのために、弁操作装置62のケー
ス63の後半部は前記第1実施例よりも高く膨出され、
その膨出部63b内は駆動源収納室としてのモータ室7
8とされている。そして、モータ室78内にモータ66
および端子板73が配置されている。ここで、膨出部6
3bは下面のみが開放された形態のもので、本実施例で
は、膨出部63bの前壁をケース63内に延長するよう
な形態のリブ63cが突設されており、モータ室78の
下端はこのリブ63cの下端とされている。
【0050】このようにモータ66がカム盤69よりも
かなり高い位置に設けられた関係上、ピニオン69が減
速歯車列71から上方に大きく離れる。このため、減速
歯車列72の初段の段付き歯車72aの軸71cを上下
に長くし、この軸71cを高ケース部63c内に設けら
れたプラスチック製の支持板79に挿通支持するように
して、ピニオン68とカム盤69の平歯車71との間を
減速歯車列72により連結する構成とされている。
【0051】この構成において、冷蔵室23内に多量の
液体がこぼれ、冷蔵室23の底部にL1 で示すような高
液位となるまで溜まった場合、その液体はケース63内
に浸入するも、モータ室78は下面のみが開放された形
態となっていてエアトラップとして機能するようになる
ため、液体はモータ室78に関しては、図9にL2 で示
すようにモータ室78の下面を封止する液位に止めら
れ、モータ室78内には浸入しない。従って、モータ6
6や端子板73が液体に浸されるおそれはない。
【0052】このように本実施例によれば、液体が冷蔵
室23の底部にケース63が没するような高液位となる
まで溜まったような場合でも、モータ66や端子板73
が液体に浸されることを防止できる。また、膨出部63
bの背丈が高くなるので、ケース23を固定するために
載置台24に突設するボス部24aの長さを短くでき、
その強度を高めることができる。
【0053】図10は本発明の第3実施例を示す。これ
は、第2実施例の構成を前提とし、支持板79に該支持
板79を底部とする環状の防水囲壁80を一体に突設
し、この防水囲壁80内に端子板73を収納する構成を
付加したものである。このように構成した場合には、振
動等により、モータ室78の下面を封止する液面から液
体が飛び跳ねても、その飛び跳ねた液体は、まず支持板
79により遮られ、支持板79を通過しても次に防水囲
壁75により遮られるため、端子板73への液体付着を
より確実に防止できるものである。
【0054】図11および図12は本発明の第4および
第5の各実施例を示すもので、前記図9の第2実施例の
ように背丈の高い膨出部63bを設け、その内部のモー
タ室78にモータ66および端子板73を配置した場合
において、上下に離れたピニオン71とカム盤69の平
歯車70との間を減速歯車列72により連結するための
それぞれ異なる構成例を示すものである。
【0055】図11の第4実施例は減速歯車列72を縦
軸形のウォーム81と横軸形のウォーム82とを含む構
成したもので、縦軸形のウォーム81と一体の平歯車8
1aを中間歯車83を介してピニオン70に噛合させ、
横軸形のウォーム82と一体のウォーム歯車82aを縦
軸形ウォーム81に噛合させ、更に横軸形のウォーム8
2をカム盤69の平歯車71に噛合するウォーム歯車8
4に噛合させたもので、縦軸形のウォーム81によりピ
ニオン70とカム盤69の平歯車71との上下位置差を
吸収するものである。
【0056】図12の第5実施例は減速歯車列72を段
付き冠歯車85を含む構成としたもので、その径大な冠
歯車85aを中間歯車86を介してピニオン70に噛合
させ、小径の冠歯車85bを中間歯車87を介してカム
盤69の平歯車71に噛合させるようにしたもので、径
大な冠歯車85によりピニオン70とカム盤69の平歯
車71との上下位置差を吸収するものである。
【0057】図13は本発明の第6実施例を示すもの
で、これも前記図9の第2実施例のように背丈の高い膨
出部63bを設け、その内部のモータ室78にモータ6
6および端子板73を配置した構成を前提としている。
そして、この実施例では、高ケース部63cの外側面に
略コ字形の保持部88を一体に突設し、この保持部88
にモータ66を電源に接続するための電源線89を保持
させるようにしたものである。このように膨出部63b
をより高くすることにより、その外側面に保持部88を
形成でき、この保持部88に電源線89を保持すること
により、ケース63の組み付け時等において電源線89
がばらけたり、他部材との間に電源線89を挟み込んだ
りすることを防止することができる。
【0058】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限られるものではなく、次のような変更または拡張
が可能である。カム機構67はモータ66の回転運動を
直線運動に変換する回転運動・直線運動変換手段に相当
するもので、ねじ機構、或いはクランク機構に換えても
良い。弁操作装置62の電動駆動源としては、操作軸6
5を上限位置PU、中間位置PC、下限位置PLに保持
できる電磁石に換えても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の自動
製氷装置の給水装置では、弁操作装置のケースの配置部
位に液体が溜まり、その液体がケース内に浸入したとし
ても、端子部材は底部を有する所要高さの防水囲壁の内
側に収納されているので、防水囲壁の下部が液体に没し
たとしても、その液体は防水囲壁内に浸入することはな
く、端子部およびそれよりも上位に配置された電動駆動
源が液体に浸されて絶縁性が劣化するおそれがない。
【0060】請求項2記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁操作装置のケースに膨出形成された駆動源収納室
内に電動駆動源及び端子部材が収納されているので、仮
にケースが液中に完全に没したとしても、駆動源収納室
内には空気が溜まった状態となってその内側に液体が浸
入することはないので、電動駆動源や端子部材が液体に
浸されることはない。
【0061】請求項3記載の自動製氷装置の給水装置で
は、端子部材は防水囲壁の内側に収納されているので、
膨出部の下面を封止する液面から振動等により液体が飛
び跳ねても、端子部材に掛かることを防止できる。
【0062】請求項4記載の自動製氷装置の給水装置で
は、弁操作装置のケースは膨出形成された駆動源収納室
を有していて背丈が高いので、その外面に保持部を形成
することができ、これに電源線を保持させることができ
る。
【0063】請求項5記載の自動製氷装置の給水装置で
は、他部材から下方に突出された取付部にケースを取り
付ける場合、駆動源収納室の背丈が高いので、取付部の
長さを短くでき、取付部の強度向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】給水装置の縦断側面図
【図3】貯水タンクから定量貯水器への給水状態で示す
図2相当図
【図4】定量貯水器から製氷皿への給水状態で示す図2
相当図
【図5】出水弁機構の分解斜視図
【図6】カム機構の概略構成を示す図
【図7】操作軸の上下動位置と出水弁機構および給水弁
機構の開閉との関係を示すタイムチャート
【図8】冷蔵庫の製氷装置を示す縦断側面図
【図9】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図14】従来の給水装置を示す図8相当図
【符号の説明】
22は製氷皿(製氷容器)、25は水受容器、26は流
出口、29は給水路、36は定量貯水器、37は出水
口、38は出水弁機構、39は弁棒、40は弁体、41
は上弁棒、42は下弁棒、44,46は第1,第2の圧
縮コイルばね、47はシール部材、50は環状パッキ
ン、51は貯水タンク、52はキャップ、53は給水
口、54は給水弁機構、56は弁体、57は圧縮コイル
ばね、62は弁操作装置、63はケース、65は操作軸
(操作部)、66はモータ(電動駆動源)、67はカム
機構、69はカム盤、72は減速歯車列、73は端子板
(端子部材)、75は防水囲壁、78はモータ室(駆動
源収納室)、80は防水囲壁、88は保持部、89は電
源線である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷容器より上位に位置し、底部に出水
    口を有した定量貯水器と、 この定量貯水器の前記出水口を開閉するための出水弁機
    構と、 前記定量貯水器の上に配置され、底部の給水口から前記
    定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンクと、 この貯水タンクの前記給水口を開閉する給水弁機構と、 ケース、このケースに前記給水弁機構の下に位置するよ
    うにして上下動可能に支持された操作部材、ケース内に
    配設され操作部材を上下動させる電動駆動源及びこの電
    動駆動源の下方に位置され該電動駆動源と電源線とを接
    続するための端子部材を有してなり、前記給水弁機構お
    よび出水弁機構を開閉動作させるための弁操作装置とを
    備え、 前記ケース内に底部を有する所要高さの防水囲壁を設
    け、この防水囲壁の内側に前記端子部材を収納したこと
    を特徴とする自動製氷装置の給水装置。
  2. 【請求項2】 製氷容器より上位に位置し、底部に出水
    口を有した定量貯水器と、 この定量貯水器の前記出水口を開閉するための出水弁機
    構と、 前記定量貯水器の上に配置され、底部の給水口から前記
    定量貯水器に一定量の水を供給する貯水タンクと、 この貯水タンクの前記給水口を開閉する給水弁機構と、 ケース、このケースに前記給水弁機構の下に位置するよ
    うにして上下動可能に支持された操作部材、ケース内に
    配設され操作部材を上下動させる電動駆動源及びこの電
    動駆動源の下方に位置され該電動駆動源と電源線とを接
    続するための端子部材を有してなり、前記給水弁機構お
    よび出水弁機構を開閉動作させるための弁操作装置とを
    備え、 前記ケースに、上方に膨出する下面開放形の駆動源収納
    室を形成し、この駆動源収納室内に前記電動駆動源及び
    端子部材を配置したことを特徴とする自動製氷装置の給
    水装置。
  3. 【請求項3】 端子部材を、底部を有する防水囲壁の内
    側に収納したことを特徴とする請求項2記載の自動製氷
    装置の給水装置。
  4. 【請求項4】 ケースの外側面には、ケースから導出さ
    れた電源線を保持する保持部が設けられていることを特
    徴とする請求項2または3記載の自動製氷装置の給水装
    置。
  5. 【請求項5】 ケースは他部材から下方に突設された取
    付部に取り付けられていることを特徴とする請求項2な
    いし4のいずれかに記載の自動製氷装置の給水装置。
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