JPH0868508A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH0868508A
JPH0868508A JP20666594A JP20666594A JPH0868508A JP H0868508 A JPH0868508 A JP H0868508A JP 20666594 A JP20666594 A JP 20666594A JP 20666594 A JP20666594 A JP 20666594A JP H0868508 A JPH0868508 A JP H0868508A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼装置の気化ガスのタール化を抑制すると
ともに、気化素子を交換可能として寿命を伸ばすことを
目的としたものである。 【構成】 ノズル13の反対側の気化室16の下部端に
燃料を供給する給油口19を配設した熱伝導度の悪い材
料の別体のキャップ18で内装着或いは外装着して構成
するとともに、気化室にネジ構成等で着脱自在にして別
体のキャップを気化室から外したときに気化素子17の
一部が露出するように構成してある。従って、気化室に
燃料を供給する給油口は熱伝導の悪いキャップの下部端
に配設してあるので、気化室の入り口側の温度を低くで
き、気化室の入り口側のタールの生成を抑制できる。ま
た更にキャップは気化室にネジ構成等で着脱自在にし、
そして気化室から外したときに気化素子の一部が露出す
るようにして、気化素子の交換も簡単にできるようにな
り、寿命もいっそう向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体燃料を気化させこの
気化ガスをノズル部から噴出させて燃焼させる燃焼装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼装置は図3に示すよう
に、タンク26にカートリッジタンク27から燃料が供
給され、同タンク26の燃料はポンプ28によって気化
部29に供給される。そしてこの気化部29で気化され
て燃料ガスとなり、ノズル部30より水平方向に噴出さ
れる。このノズル部30から噴出された燃料は、エジェ
クタ効果により一次空気を吸引しながら気化部29の下
流側に離れて設けた混合管31内に噴出されここで混合
して、混合管31と一体のライン形状のバーナ部32に
供給され、そこで燃焼される。生じた燃焼ガスは、バー
ナ部32の周囲を覆うように配設された燃焼筒33で上
方へ導かれ、上記燃焼筒33を覆ったダクト34で送風
機35からの室内空気流と混合され、温風として排出さ
れて暖房に利用される。そして、この燃焼装置はポンプ
28の駆動周波数や印加電圧を変えて燃料供給量を調節
すると、一次空気量もそれにつれて増減し、燃料と空気
の比が一定に保たれたまま燃焼量を変えることができる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成の燃焼装置は、バーナ部32が横長のライン形状
となっているため、火炎が左右均一になり難く、どうし
ても両端の燃焼が乱れやすい傾向があり、そして燃焼炎
が真上に吹き出されるため、流れを抑えることが難し
く、リフト燃焼を生じやすいという課題があった。ま
た、経年的にも、ライン形状であるため温度の不均一に
よって、バーナ部32が変形しやすいという課題もあっ
た。さらに、気化部29と離れて、混合管31、バーナ
部32を配設するため、バーナ部32の熱を気化部29
に回収するようにする構成が取り難い問題や、バーナ部
32が横長であるため、機器の寸法も横長になるという
課題もあった。
【0004】従来このような課題を解決するために、図
4に示すような燃焼装置が提案されている。すなわちこ
の燃焼装置は、タンク36の上面にポンプ37が取りつ
けられ、ポンプ37には送油パイプ38の一端が接続さ
れている。この送油パイプ38の他端は円形の気化部3
9に接続され、前記ポンプ37によってタンク36内の
燃料は気化部39内の気化室40に送り込まれる。
【0005】前記気化室40はその中央に混合管41を
配設して、該混合管41を取り囲むようドーナツ形状に
構成していて、そしてその周壁にヒータ42が埋設して
あり、かつ気化室40の送油パイプ38入口に対し混合
管41とは反対側にノズル部43へ連なる連通路44が
設けてある。
【0006】上記ノズル部43には戻りパイプ45が取
りつけられており、この戻りパイプ45の他端には電磁
ソレノイド46が接続されている。また電磁ソレノイド
46の戻りパイプ45とは反対側は前記タンク36に連
通させてあり、電磁ソレノイド46にはノズル部43の
ノズル部穴48の開閉を行うニードル47が設けてあ
る。
【0007】そして前記混合管41の出口を覆うように
気化部39の上部に載置したバーナ筒49が設けてあ
り、バーナ筒49の周壁に形成した炎孔50に形成され
る燃焼炎によって気化部39上部のフランジ51が加熱
されるように構成してある。
【0008】上記構成において、気化室40はヒータ4
2によって所定温度まで加熱され、送油パイプ38から
入った燃料を連通路44に至る過程で気化させる。気化
されたガスは気化室40下部にある前記連通路44を通
って下方に流れノズル部43に達する。
【0009】ここで気化部39が所定温度に達すると前
記ニードル47が開き、気化されたガスがノズル部穴4
8より噴出する。気化ガスは前記気化部39の中央に設
けられた混合管41に向け勢いよく流れ、それに応じて
前記混合管41下端とノズル部43の間より一次空気を
巻き込み混合管41の出口からバーナ筒49内にかけて
混合し、バーナ筒49の外周にて着火され燃焼炎を生成
して燃焼を行なう。
【0010】このような構成の燃焼装置では、混合管4
1の外周を混合ガスが折り返し流れて、バーナ筒49の
下方周壁に設けた多数の炎孔50から混合ガスを均一に
噴出させて燃焼させるため、火炎が均一になり、かつ燃
焼炎が外周方向に噴出されるがこれは燃焼炎の外周にバ
ーナリング52を設けて燃焼炎が上方に流れるようにす
るといった簡単な構成でリフト炎を抑えることができる
ようになる。そして、気化部39はその上部フランジ5
1がバーナ筒49の周壁に形成した炎孔50に形成され
る燃焼炎によって加熱されるとともに、バーナ筒49か
らの熱伝導によって気化部39が加熱され、その熱回収
作用によってヒータ42へ通電しなくても気化を継続
し、燃焼を継続すなわち自燃焼するようになり、省電力
が図られる。
【0011】しかしながら上記従来の構成では次のよう
な課題があった。すなわち、混合管41の外周にこれを
とり囲むようにして気化部39を形成しているため気化
部39自体が大型化し、気化部39のコンパクト化が困
難であると共に、気化部39の熱容量が増えて運転開始
時気化部39を所定温度まで加熱するのに時間がかか
る、すなわち着火までの時間が長くなるという課題があ
った。
【0012】更に、混合管41をとり囲んだ気化部39
は形状がドーナツ状の円盤となるため、例えば燃料の円
滑な気化を行わせタールの生成を押さえるための気化素
子を気化室40内に充填することが困難となり、気化素
子の選択が限定される。また、気化室40内の温度勾配
を設けることができず、気化室40内の送油パイプ38
入口近傍とノズル部43側の温度がほぼ同じとなるた
め、燃焼を安定させようとして気化ガスの温度を高くす
ると気化室40の送油パイプ38入口近傍で気化をし
て、その部分でタール生成をして気化室40に燃料が入
るのを阻害する。特に気化潜熱の少ない微弱燃焼の場合
は、ポンプ37の燃料供給力も小さいため、いっそう気
化室40内の送油パイプ38入口近傍にたまりやすく、
相乗的に、タール特性が悪くなる。またそのため、気化
温度を低くしようとすると、気化ガスの温度も低くな
り、気化潜熱を多く必要とする強燃焼ではいっそう気化
状態が不十分になり燃焼が不安定になるため、さほど低
くできずタール性能の向上を十分に図ることができない
という課題があった。
【0013】また、ノズル部43が気化部39の下面側
に回り込んで離れているために、気化部39とノズル部
43とが熱的に大きく離れたようなかたちとなり、ノズ
ル部43の温度が低下するとともに、気化室40よりも
ノズル部43が下方に位置することから高温となった気
化ガスは気化室40の上部に留まって、低温の気化しき
っていないガスや油が下部の連通路44を介してノズル
部43に流れるようなかたちとなり、気化ガスが流れに
くく、かつ低温のガスやノズル部43が低温のために気
化ガスが連通路44からノズル部43にかけてタール化
しやすかったり、燃焼が安定しないという課題があっ
た。
【0014】本発明は上記課題を解決したもので、燃焼
装置のコンパクト化を図りつつ良好な燃焼ができるよう
にすることを第1の目的とし、気化ガスのタール化を抑
制することを第2の目的とし、更に気化素子を交換可能
として寿命を伸ばすことを第3の目的としたものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、燃料を気化させる気化部と、この気化部を加
熱するヒータと、気化部で気化したガスを噴出させるノ
ズルと、ノズルから噴出したガスを燃焼させるバーナ部
と、バーナ部を覆いバーナ部で生じた燃焼排ガスを上方
へ導く燃焼筒と、燃焼筒を覆い前記燃焼排ガスと送風機
からの室内空気流と混合し温風とするダクトとを備え、
前記気化部は前記バーナ部を載置し保持する円形のバー
ナ受け座を設け、前記バーナ受け座のほぼ中央に位置す
るようにノズルを配置し、前記バーナ受け座とノズルの
間にバーナ部に空気を供給する開口を設け、前記ノズル
に連通する連通口を介して気化素子を有する円筒状の燃
料を気化する気化室を外周方向に伸ばして配設するとと
もに、前記ノズルの反対側の気化室の端部に燃料を供給
する給油口を配設した別体のキャップで装着して構成
し、かつ、上記別体のキャップは、気化室より厚さを薄
くするか、或いは、熱伝導度の悪い材料とするととも
に、気化室にネジ構成等で着脱自在にして別体のキャッ
プを気化室から外したときに気化素子の一部が露出する
ように構成してある。
【0016】
【作用】本発明は、上記の如く気化部に、バーナ受け
座、ノズル部装着部、一次空気取入れ用開口および気化
室を一体形成しているので、気化部はコンパクトな形に
設計することができ、またバーナ受け座からバーナ部の
熱を伝達して熱回収による省電力という利点を生かしな
がらコスト、着火時間の短縮が可能となる。
【0017】また、気化室の端部に燃料を供給する給油
口を配設した別体のキャップで内装着或いは外装着して
構成してあるので、気化室の入り口側の温度を低くで
き、気化室の入り口側のタールの生成を抑制できる。
【0018】更に別体のキャップは、気化室より厚さを
薄くするか、或いは、熱伝導度の悪い材料とすると、気
化室の入り口側の温度を更に低く構成できる。
【0019】そしてまた、気化室にネジ構成等で着脱自
在にして別体のキャップを気化室から外したときに気化
素子の一部が露出するように気化素子の交換もできるよ
うになり、寿命もいっそう向上することができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例について添付図面に基づ
いて説明する。
【0021】まず、図2を用いて本発明の燃焼装置を用
いた温風暖房機器の構成を説明すると、1は本体ケース
で、その下方側部に液体燃料を保有するタンク2とその
タンク2上部に着脱自在なカートリッジタンク3が配設
してある。4はタンク2の上面に取付けたしたポンプ
で、その上端から送油パイプ5を介して燃焼装置6に燃
料を供給するようになっている。
【0022】7は燃焼装置6からの燃焼ガスを上方へ導
く燃焼筒で、その背部に室内空気流を取入れ送出する送
風機8が配設してある。9は上記燃焼筒7からの燃焼ガ
スと室内空気流を混合して温風にするダクトである。1
0は前記燃焼装置6の燃焼や送風機8を制御する制御部
で、操作部から入力される運転条件信号に基づいてポン
プ4や送風機8などを予め決められたシーケンスで制御
するようになっている。
【0023】次に上記燃焼装置6の構成を図1を用いて
説明すると、11は気化部で、その上部に円形のバーナ
受け座12を設け、前記バーナ受け座12のほぼ中央に
位置するようにノズル部13を配置し、前記バーナ受け
座12とノズル部13の間に燃焼用空気を供給する一次
空気取り入れ用の開口14を設け、そして、前記ノズル
部に連通する連通口15を介してその先端部分がバーナ
受け座12近傍に位置させた円筒状の気化室16を外周
方向に伸ばして一体形成してある。上記気化室16に
は、燃料の気化効率を上げるための気化素子17が設け
てあり、ノズル部13の反対側には、気化室16よりも
熱伝導度の悪い材質のキャップ18でネジ構成を用いて
気化素子17を封入してあり、そしてキャップ18の下
部には、燃料を供給する給油口19が配設してある。ま
た上記気化部11の気化室16の反対側のバーナ受け座
12の下面側にヒータ20を配設してある。
【0024】21は上記ノズル部13の上方に位置する
如くバーナ受け座12に載置した無底筒状の混合管で、
入口部がスロート形状に形成されていて、前記ノズル部
13と対向しており、ノズル部13から噴出された燃料
ガスとその燃料ガスの噴出によるエジェクター効果で吸
引する一次空気とを混合させるようになっている。22
は前記混合管21を覆う如くバーナ受け座12に重ねて
覆着した有天筒状のバーナ筒で、下部周壁に多数の炎孔
23を形成してある。24は炎孔23の外周部を囲む如
くバーナ受け座12に取り付けた上向きテーパー状のバ
ーナリング、25はバーナ受け座12に形成した受熱フ
ランジである。
【0025】上記構成において、カートリッジタンク3
から一定油面を保つようにタンク2に供給されている液
体燃料は、ポンプ4によってタンク2から吸い上げら
れ、送油パイプ5、給油口19を介して燃焼装置6の気
化室16に送られる。送られた燃料はヒータ20で所定
温度以上に保たれた気化室16内で気化し高圧の燃料ガ
スとなってノズル部13から噴出され、その際エジェク
タ効果により一次空気を吸引しながら気化室16の下流
側に設けた混合管21内で混合されてバーナ筒22内に
供給され、炎孔23から噴出して燃焼される。そして生
じた燃焼ガスは燃焼筒7の上方へ流れてゆき、ダクト9
内で送風機8からの室内空気流と混合され、温風として
排出されて暖房に利用される。そして、制御部10は操
作部で設定された条件に基づいて、ヒータ20、ポンプ
4、送風機8などを予め決められたシーケンスで制御し
て、運転の開始、停止、また燃焼量の可変等の運転制御
をする。
【0026】ここで、上記バーナ筒22での燃焼につい
てもう少し説明すると、ノズル部13より噴出された燃
料ガスは、エジェクタ効果により一次空気を吸引しなが
ら気化室16の下流側に設けた混合管21内へ流れ込ん
でここで混合され、混合管21の上開口部からバーナ筒
22内に放出されて混合管21外周を折り返し流れて、
バーナ筒22の周壁に設けた多数の炎孔23から噴出し
燃焼する。
【0027】このとき上記混合ガスはバーナ筒22に折
り返して混合管21の周囲を流れ、この部分で拡散混合
及び圧力の均一化が促進されて炎孔23から均一に噴出
し、均一な火炎を形成する。そしてこの火炎はその外周
に位置するように設けたバーナリング24によって上方
向きになるようその火炎形成方向を制御され、リフトの
ない安定した燃焼を行うようになる。また、受熱フラン
ジ25はバーナ筒22の炎孔23に形成される火炎で加
熱され、この火炎からの熱回収作用によって、気化室1
6の温度を一定温度以上に保つようになり、ヒータ20
への通電の一部或いは全部を軽減することが可能とな
る。
【0028】そして、この気化部11に、バーナ受け座
12、ノズル部13装着部、一次空気取入れ用開口14
および気化室16を一体形成しているので、気化部11
はコンパクトな形に設計することができ、また燃焼熱を
伝達して熱回収による省電力という利点を生かしながら
コスト、着火時間の短縮が可能となる。
【0029】また、気化室16に燃料を供給する給油口
19は、気化室16のネジ構成で内設した別体の熱伝導
度の悪い材質のキャップ18の端部に配設してあるの
で、給油口19近傍の温度を低くでき、気化室16に入
る燃料の抵抗となる気化室16の入り口側のタール生成
を抑制できる。
【0030】そしてまた、キャップ18は気化室16に
ネジ構成等で着脱自在にし、そして気化室16から外し
たときに気化素子17の一部が露出するようにしてある
ため、気化素子17の交換も簡単にできるようになり、
寿命もいっそう向上することができる。
【0031】なお、上記実施例ではキャップ18は気化
室16よりも熱伝導度の悪い材質としたが、これは気化
室16よりも肉厚を薄くしてもよく、また、キャップ1
8をネジ構成で内設したもので説明したが、これはネジ
構成で外設してもよく、更にキャップ18を気化室16
にネジ構成等で着脱自在にし、そして気化室16から外
したときに気化素子17の一部が露出する構成を同時に
説明したが、これは個別に構成してもよく、その他各部
の構成も本発明の目的を達成する範囲であれば、その構
成はどのようなものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の燃焼装置
は、気化部に、バーナ受け座、ノズル部装着部、一次空
気取入れ用開口および気化室を一体形成しているので、
気化部はコンパクトな形に設計することができ、コンパ
クト化を図りつつ良好な燃焼ができるようになる。
【0033】また気化室に燃料を供給する給油口は、気
化室のネジ構成で内設した別体の熱伝導度の悪い材質の
キャップの端部に配設してあるので、気化室の入り口側
の温度を低くでき、気化室の入り口側のタールの生成を
抑制できる。
【0034】また更にキャップは気化室にネジ構成等で
着脱自在にし、そして気化室から外したときに気化素子
の一部が露出するようにして、気化素子の交換も簡単に
できるようになり、寿命もいっそう向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における燃焼装置の断面図
【図2】同燃焼装置を用いた温風暖房機の断面図
【図3】従来の燃焼装置を用いた温風暖房機の断面図
【図4】従来の他の燃焼装置の断面図
【符号の説明】
11 気化部 12 バーナ受け座 13 ノズル部 14 一次空気取り入れ用の開口 15 連通口 16 気化室 17 気化素子 18 キャップ 19 給油口 21 混合管 22 バーナ筒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料を気化させる気化部と、この気化部を
    加熱するヒータと、気化部で気化したガスを噴出させる
    ノズルと、ノズルから噴出したガスを燃焼させるバーナ
    部と、バーナ部を覆いバーナ部で生じた燃焼排ガスを上
    方へ導く燃焼筒と、燃焼筒を覆い前記燃焼排ガスと送風
    機からの室内空気流と混合し温風とするダクトとを備
    え、前記気化部は前記バーナ部を載置し保持する円形の
    バーナ受け座を設け、前記バーナ受け座のほぼ中央に位
    置するようにノズルを配置し、前記バーナ受け座とノズ
    ルの間にバーナ部に空気を供給する開口を設け、前記ノ
    ズルに連通する連通口を介して気化素子を有する円筒状
    の燃料を気化する気化室を外周方向に伸ばして配設する
    とともに、前記ノズルの反対側の気化室の端部に燃料を
    供給する給油口を配設した別体のキャップを装着して構
    成した燃焼装置。
  2. 【請求項2】別体のキャップは、気化室より厚さを薄く
    するか、或いは、熱伝導度の悪い材料で構成した請求項
    1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】別体のキャップは、気化室に着脱自在に構
    成するとともに、別体のキャップを気化室から外したと
    きに気化素子の一部が露出するように構成した請求項1
    記載の燃焼装置。
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