JPH0868127A - 内壁パネル及び内壁パネルの製造方法 - Google Patents

内壁パネル及び内壁パネルの製造方法

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JPH0868127A
JPH0868127A JP6206604A JP20660494A JPH0868127A JP H0868127 A JPH0868127 A JP H0868127A JP 6206604 A JP6206604 A JP 6206604A JP 20660494 A JP20660494 A JP 20660494A JP H0868127 A JPH0868127 A JP H0868127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attached
wall
frame body
wall panel
heat insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP6206604A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Shibata
達朗 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6206604A priority Critical patent/JPH0868127A/ja
Publication of JPH0868127A publication Critical patent/JPH0868127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 枠体2の屋内側に赤外線反射シート4を取り
付け、更に、この赤外線反射シート4の屋内側に内壁材
5を取り付け、赤外線線反射シート4の屋外側に断熱材
3を取り付けた内壁パネル1と、赤外線反射シート4を
貼り付けた内壁材5を枠体2に取り付け、この赤外線反
射シート4に断熱材3を接着して取り付ける内壁パネル
の製造方法。 【効果】 枠体2の屋内側に取り付けられた赤外線反射
シート4で屋内の熱が反射されるるから、屋内の熱が外
側に逃げ難く、断熱性能がよい。又、赤外線反射シート
4を内壁材5に貼り付けた後に、枠体2に取り付けるか
ら、赤外線反射シートが破れ難いし取り付け易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁の室内側に取り付け
られる内壁パネル及び内壁パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の建物の外壁部分の構造は、特公昭
63−56380号公報に記載あるように、屋外側には
耐水性、耐火性、耐久性に優れた外壁材が、又、屋内側
には断熱性、耐火性に優れた内壁材が、又、この間には
断熱材がそれぞれ設けられているものである。そして、
通常、外壁材としては、コンクリートブロック、AL
C、木片セメント板等が使用され、内壁材としては、石
膏ボード等が使用され、断熱材としては、ガラスウー
ル、ポリスチレン発泡体等が使用されている。
【0003】最近、屋外側がポリエチレンフィルム等の
合成樹脂フィルムで、屋内側がアルミ箔等の赤外線反射
シートである袋の中にガラスウールからなる断熱材を入
れた断熱性能のよい断熱材が使用されている。又、最
近、実公昭61−18088号公報に記載あるように、
枠体に内壁材と断熱材とを取り付けた内壁パネルが使用
されている。この内壁パネルは、外壁の屋内側に取り付
けるだけで、内壁材と断熱材とを同時に設けることがで
きるから便利である。従って、最近、この内壁パネルが
多く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者が上
記公報記載の内壁パネルを外壁の内側に取り付けた壁
と、従来の断熱性能のよいアルミ箔を使用した断熱材を
使用した壁とを比較したところ、内壁パネルの断熱性能
が劣ることが判明した。更に、研究を重ねた結果、この
断熱性能の劣るのは、断熱材の室内側にアルミ箔がない
ことに原因があることが判明し、屋外側がポリエチレン
フィルム等の合成樹脂フィルム、屋内側がアルミ箔から
なる袋でガラスウールを包んだ断熱材を使用して内壁パ
ネルを製造し、これを建物に取り付けたところ、製造中
あるいは運搬中にアルミ箔が破れ易く、所望の断熱性能
が達成できなかった。そこで、本発明の目的は、製造中
や運搬中にアルミ箔が破れ難い断熱性能のよい内壁パネ
ルとこの内壁パネルの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1記載の発明
は、枠体の屋内側に赤外線反射シートが取り付けられ、
更に、この赤外線反射シートの屋内側に内壁材が取り付
けられ、赤外線反射シートの屋外側に断熱材が取り付け
られているものである。
【0006】請求項1記載の発明に使用する枠体は、取
り付ける建物の形状、材質に合ったものであればいかな
るものでもよいが、請求項2記載の発明のように、断熱
性能のよい木製の枠体が好適である。又、請求項1記載
の発明に使用する赤外線反射シートとは赤外線を多く反
射するシートであればいかなるものでもよいが、アルミ
ニウムが赤外線を多く反射する性質を有するから、請求
項2の発明のように、アルミ箔やフィルムの表面にアル
ミニウムを蒸着させたり、メッキして製造したアルミニ
ウム層を有するフィルムが好適である。
【0007】又、請求項1記載の発明に使用する内壁材
は従来使用されている内壁材がすべて使用できるが、請
求項2記載の発明のように、石膏ボードが最も好適であ
る。又、請求項1記載の発明に使用されている断熱材は
従来使用されている断熱材、例えば、ガラスウール、ロ
ックウール、ポリスチレン発泡体等が使用できるが、請
求項2記載の発明のように、ガラスウールが好ましい。
即ち、請求項2記載の発明は、木製の枠体の屋内側にア
ルミ箔またはアルミニウム層を有するフィルムからなる
赤外線反射シートが取り付けられ、この赤外線反射シー
トの屋内側に石膏ボードからなる内壁材が取り付けら
れ、赤外線反射シートの屋外側にガラスウールからなる
断熱材が取り付けられているものである。
【0008】請求項1または2記載の発明においては、
赤外線反射シート屋内側に内壁材が取り付けられている
が、このような構造にするには種々な方法がある。例え
ば、単に、枠体の屋内側に赤外線反射シートを取り付
け、この赤外線反射シートの上に内壁材を取り付けても
よいが、請求項3記載の発明のように、この赤外線反射
シートを予め内壁材に貼り付け、この内壁材を、赤外線
反射シートを枠体の方に向けて取り付けると、赤外線反
射シートが破れ難いので好ましい。又、請求項1または
2記載の発明においては、赤外線反射シートの屋外側に
断熱材を取り付けているが、このように断熱材を取り付
ける方法は種々ある。例えば、枠体に釘等で取り付けて
もよいし、赤外線反射シートの屋外側に接着剤等で取り
付けてもよい。特に、断熱材がガラスウールであると、
これを枠体や赤外線反射シートの表面に直接取り付け難
いから、請求項3のように、ポリエチレンフィルムやポ
リ塩化ビニルフィルム等の合成樹脂フィルムでガラスウ
ールを包んでいて、このガラスウールを包み込んだ合成
樹脂フィルムを赤外線反射シートに接着すれば取り付け
易い。
【0009】即ち、請求項3の発明は、赤外線反射シー
トを内壁材に貼り付け、この赤外線反射シートが梁付け
られた内壁材を枠体に、赤外線反射シート側を枠体の方
に向けて、取り付け、合成樹脂フィルムに包まれた断熱
材を赤外線反射シートの屋外側に接着するものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、枠体の屋内側に赤外
線反射シートが取り付けられているから、屋内の熱が反
射され、従って、屋内の熱が逃げ難く断熱性能がよい。
又、請求項2記載の発明では、枠体として木製の枠体を
使用し、赤外線反射シートとしてアルミ箔を使用し、断
熱材としてガラスウールを使用するというように、最も
性能のよい組み合わせを選んでいるから、極めて性能の
よい内壁パネルとなる。又、請求項3記載の発明のよう
に、内壁材にアルミ箔やアルミニウム層を有するフィル
ムを予め接着していて、この内壁材を、赤外線反射シー
ト側を枠体の方に向けて取り付けると、取り付け易い
し、製造中や運搬中等に赤外線反射シートが破れ難い。
【0011】
【実施例】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は内壁パネルの一部切欠斜視図、図2は内壁パ
ネルを製造している状態を示す説明図、図3は内壁パネ
ルを外壁の内側に取り付けた状態の一部を示す説明図で
ある。
【0012】図1〜図3において、1内壁パネルであ
り、この内壁パネルは木製の枠体2とポリエチレンフィ
ルムに包まれているガラスウール3とアルミ箔4と石膏
ボード5とからなる。枠体2は、図1および図2に示す
ように、縦桟21と横桟22とが矩形に組み立てられ、
内部に横方向に中桟23が2本取り付けられたものであ
る。アルミ箔4は、予め、石膏ボード5に貼り付けられ
ている。そして、このアルミ箔4を貼り付けられた石膏
ボード5は、アルミ箔4の面を枠体の方を向けて、枠体
2に取り付けられている。6は外壁である。
【0013】次に、内壁パネルの製造方法および使用方
法について説明する。木材を加工して縦桟21、横桟2
2、中桟23を製造し、これを組み立てて枠体2を製造
する。一方、厚み約12mmの石膏ボード5の屋外側の
面に接着剤でアルミ箔4を貼り付ける。そして、図2に
示すように、アルミ箔4の貼り付けている面を枠体2に
向けて、石膏ボード5を枠体2の屋内側に取り付ける。
このように、アルミ箔4が石膏ボード5に貼り付けられ
た状態でアルミ箔を取り付けるから、アルミ箔4が破け
ることなく簡単に取り付けることができる。次に、アル
ミ箔4に接着剤を塗布し、この面にポリエチレンフィル
ムに包まれているガラスウール3を接着して内壁パネル
1を製造する。
【0014】この内壁パネル1を、図3に示すように、
外壁6の屋内側に取り付ける。すると、外壁6と石膏ボ
ード5との間ガラスウール3が取り付けられるから、断
熱性能のよい壁となる。又、石膏ボード5の裏側にアル
ミ箔4が取り付けられているから、室内から放射される
赤外線を効率よく反射し、従って、断熱効率がよい。
又、ガラスウール3はアルミ箔4に接着されているか
ら、壁の中の屋内側に位置し断熱効率がよい。
【0015】
【発明の効果】上記の説明で判明するように、請求項1
記載の発明では、枠体の屋内側に赤外線反射シートが取
り付けられているから、この赤外線反射シートで屋内の
熱が反射され、従って、屋内の熱が逃げ難く断熱性能が
よい。又、請求項2記載の発明では、枠体として木製の
枠体を使用し、赤外線反射シートとしてアルミ箔を使用
し、断熱材としてガラスウールを使用するというよう
に、最も性能のよい組み合わせを選んでいるから、極め
て性能のよい内壁パネルとなる。又、請求項3記載の発
明のように、赤外線反射シートを内壁材に予め接着して
いて、この内壁材を、赤外線反射シート側を枠体の方に
向けて取り付けると、取り付け易いし、赤外線反射シー
トが破れ難いので便利である。又、赤外線反射シートが
内壁材に貼り付けられているから、内壁材と赤外線反射
シートとは密着し、この間で赤外線が乱反射がなく、断
熱性能がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、内壁パネルの
一部切欠斜視図である。
【図2】内壁パネルを製造している状態を示す説明図で
ある。
【図3】内壁パネルを外壁パネルの内側に取り付けた状
態の一部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 内壁パネル 2 枠体 21 縦桟 22 横桟 23 中桟 3 断熱材(ガラスウール) 4 赤外線反射シート(アルミ箔) 5 内壁材(石膏ボード)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体の屋内側に赤外線反射シートが取り
    付けられ、更に、この赤外線反射シートの屋内側に内壁
    材が取り付けられ、赤外線反射シートの屋外側に断熱材
    が取り付けられていることを特徴とする内壁パネル。
  2. 【請求項2】 木製の枠体の屋内側にアルミ箔またはア
    ルミニウム層を有するフィルムからなる赤外線反射シー
    トが取り付けられ、この赤外線反射シートの屋内側に石
    膏ボードからなる内壁材が取り付けられ、赤外線反射シ
    ートの屋外側にガラスウールからなる断熱材が取り付け
    られていることを特徴とする内壁パネル。
  3. 【請求項3】 赤外線反射シートを内壁材に貼り付け、
    この赤外線反射シートを貼り付けた内壁材を枠体に、赤
    外線反射シート側を枠体に向けて、取り付け、合成樹脂
    フィルムに包まれた断熱材を赤外線反射シートの屋外側
    に接着することを特徴とする内壁パネルの製造方法。
JP6206604A 1994-08-31 1994-08-31 内壁パネル及び内壁パネルの製造方法 Pending JPH0868127A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114961092A (zh) * 2022-06-01 2022-08-30 山东天玉墙体工程有限公司 一种自保温墙板用铝箔支撑粘贴装置及其自保温墙板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114961092A (zh) * 2022-06-01 2022-08-30 山东天玉墙体工程有限公司 一种自保温墙板用铝箔支撑粘贴装置及其自保温墙板

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