JPH0867918A - 連続式加熱炉における炉温決定方法 - Google Patents

連続式加熱炉における炉温決定方法

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JPH0867918A
JPH0867918A JP32903994A JP32903994A JPH0867918A JP H0867918 A JPH0867918 A JP H0867918A JP 32903994 A JP32903994 A JP 32903994A JP 32903994 A JP32903994 A JP 32903994A JP H0867918 A JPH0867918 A JP H0867918A
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康典 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】演算処理時間の短縮を図り、また、抽出温度と
均熱度の両方を共に満足させることができる、連続式加
熱炉における炉温決定方法。 【構成】加熱炉に装入されているスラブに対し、現時点
での炉内位置におけるスラブの実績スラブ温度を求める
第1の工程と、前記実績スラブ温度を基にして、該スラ
ブが加熱炉から抽出されるときの予測抽出温度と予測均
熱度とを求める第2の工程と、前記求めた予測抽出温度
と目標抽出温度との偏差と、予測均熱度と目標均熱度と
の偏差とに基づき、予め定めた複数種類のパターンの内
からその一つを選択する第3の工程と、該選択したパタ
ーンに対応して予め定められた炉温修正方法に基づいて
炉温を修正する第4の工程とを具備した、連続式加熱炉
における炉温決定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式加熱炉における
炉温設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】連続式加熱炉の炉温設定方法として、例
えば、特開平3ー162526号公報、特開平5ー25
5762号公報に記載のものが公知である。この従来の
ものは、抽出温度と均熱度の2つの目標値を満足するよ
うに炉温を設定するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のも
のは、予測抽出温度と予測均熱度とを個別に求め、これ
ら2つの予測値が目標値に最も近くなるように、所定の
計算を繰り返して炉温を求めるものであり、演算処理時
間が掛かるという問題があった。また、抽出温度を優先
すれば、均熱度が目標値からずれ、逆に、均熱度を優先
すれば、抽出温度が目標値からずれるという問題があ
り、抽出温度と均熱度の両方を共に満足させるように炉
温を設定することは大変困難であった。
【0004】そこで、本発明は、演算処理時間の短縮を
図り、また、抽出温度と均熱度の両方を共に満足させる
ことができる連続式加熱炉における炉温設定方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、つぎの手段を講じた。即ち、本発明の連
続式加熱炉の炉温設定方法の特徴とするところは、連続
式加熱炉に装入されたスラブの抽出時の抽出温度と目標
抽出温度との偏差に基づき該抽出温度を複数の区分に分
類し、且つ、抽出時の均熱度と目標均熱度との偏差に基
づき該均熱度を複数の区分に分類し、該分類された抽出
温度区分と均熱度区分とをマトリックス状に組み合わせ
て得られる複数の組み合わせパターンを予め定めると共
に、現時点において予測したスラブの予測抽出温度及び
予測均熱度が目標抽出温度及び目標均熱度になるように
炉温を修正する方法を前記各パターン毎に予め定めるパ
ターン化工程と、前記加熱炉に装入されているスラブに
対し、現時点での炉内位置におけるスラブの実績スラブ
温度を求める第1の工程と、前記実績スラブ温度を基に
して、該スラブが加熱炉から抽出されるときの予測抽出
温度と予測均熱度とを求める第2の工程と、前記求めた
予測抽出温度と目標抽出温度との偏差と、予測均熱度と
目標均熱度との偏差とに基づき、前記予め定めた複数種
類のパターンの内からその一つを選択する第3の工程
と、該選択したパターンに対応して前記予め定められた
炉温修正方法に基づいて炉温を修正する第4の工程とを
具備した点にある。
【0006】前記パターン化工程において、スラブの予
測抽出温度を「加熱不足」、「達成」、「過加熱」の三
つの区分に分類し、予測均熱度を「達成」と「未達成」
との二つの区分に分類して、マトリックス状組み合わせ
として6種類のパターンを予め定める。前記第2の工程
における予測温度は次式を用いて計算するのが好まし
い。
【0007】
【数2】
【0008】前記第2の工程における予測抽出温度はス
ラブ中央部の平均温度であり、予測均熱度はスラブの最
高温度部と最低温度部の温度差であり、この温度差は、
スラブ長手方向のスラブ中央部とスキッド部の低い方の
平均温度と端部の平均温度の温度差とスラブ幅方向のス
ラブ中央部の平均温度と端部の平均温度の温度差の大き
い方である。
【0009】
【作用】本発明によれば、スラブの予測抽出温度と予測
均熱度が目標値をどの様に満たしているかの「満たし
方」により、その満たし方がパターン化されている。そ
して、その各パターンにおいて、予測抽出温度と予測均
熱度とが共に目標値を満たすに適した最適の処理方法が
予め設定されている。
【0010】実際の操業に際して、連続式加熱炉に装入
されたスラブの現時点での抽出時における抽出温度及び
均熱度を予測したとき、その予測抽出温度と予測均熱度
とが目標値をどの様に満たしているかを判断し、そのパ
ターンを前記予め設定したパターンの中から求める。そ
して、該パターンに適した処理を行う。このようにパタ
ーン化された処理を行うことにより、直ちに、最適な処
理が行え、従来のような繰り返し処理が少なくなり、処
理時間が短縮される。
【0011】また、各パターンにおいて、抽出温度と均
熱度との両方を共に満足する最適の処理方法が設定され
ているので、最適な処理が行える。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図2は、連続式加熱炉1 の概要を示したものであ
り、該加熱炉1 は、予熱帯2、加熱帯3 、均熱帯4 等の
複数の帯を直列状に有する。この加熱炉1 内には、被加
熱材であるスラブ5 を搬送するための搬送装置6 が配置
されている。スラブ5は予熱帯2 の入口から加熱炉1 に
装入されて、搬送装置6 により搬送されて、加熱帯3 を
通り均熱帯4 の出口から抽出される。各帯は、スラブ抽
出時における抽出温度及び均熱度が目標値をクリアーで
きるよう、その温度制御が行われる。
【0013】図3に示すように、前記搬送装置6 は、移
動ビーム7 と固定スキッド8 とを有し、該搬送装置6 に
より搬送されるスラブ5 の各部を次のとおり定義する。
即ち、スラブ5 において、スラブ長手方向は、加熱炉1
の列中心と一致する部分を「スラブ中央部」と言い、固
定スキッドと移動ビームの間に発生する最低温度部分を
「スキッド部」と言い、スラブ端面部分を「端部」と言
う。また、スラブ幅方向とは、搬送方向のことであり、
スラブ幅の1/2に当たる部分を「スラブ中央部」と言
い、スラブ端面部分を「端部」という。「均熱度」と
は、最高温度部と最低温度部との差であり、スラブ長手
方向の「スラブ中央部」と「スキッド部」の低い方と
「端部」の平均温度の差と、スラブ幅方向の「スラブ中
央部」と「端部」の平均温度の差の大きい方を言う。
【0014】以下、前記連続式加熱炉1 を用いた炉温設
定方法を、図1に示すフローチャートに基づき説明す
る。まず、ステップ1において、スラブ実績温度を計算
する。即ち、現時点での炉内位置におけるスラブ5 の温
度を次式(1)及び(2)の熱伝導方程式により一定周
期で解く。
【0015】
【数3】
【0016】ここで、Cp :比熱 ρ :密度 λ :熱伝導率 T :スラブ温度 t :時間 x :スラブの長手方向座標 y :スラブの板厚方向座標 z :スラブの幅方向座標 ステップ2においては、前記(1)及び(2)式で求め
た各接点の温度より、長手方向のスラブ中央部、スキッ
ド部、端部の3点と、幅方向のスラブ中央部、端部の2
点の計5点における板厚方向の平均温度を次式(3)に
より求める。
【0017】
【数4】
【0018】ここで、TAVi は平均温度であり、その添
字iが、i=1のときはスラブ中央部、i=2のときは
スキッド部、i=3のときは端部を示す。また、添字i
がkのときは幅方向の平均温度であり、k=1のときは
スラブ中央部、k=2のときは端部を示す。T(i,j) あ
るいはT(k,j) は、スラブの各部における板厚方向の温
度であり、jは板厚方向の位置を示し、j=1のときは
スラブの下面、j=Jのときはスラブの上面を示す。
【0019】Δyは板厚を1からJまで等分したときの
間隔、Hはスラブの板厚を示す。ステップ3において
は、長手方向のスラブ中央部、スキッド部、端部の3点
と、幅方向のスラブ中央部、端部の2点の計5点におけ
る各帯出側温度を計算する。即ち、前記(3)式で求め
た平均温度を基にして、スラブの物性値(熱伝導率λ、
比熱Cp )、熱伝達率α等を決定し、次式(4)を基本
とするモデル式で各帯予測残在炉時間により、前記5点
の各帯出側温度を計算する。
【0020】
【数5】
【0021】ステップ4において、影響係数を次式
(5)により求める。
【0022】
【数6】Fim=∂TAVi /∂Tgm…………(5) ここでFimは影響係数を示し、その添字mは各帯を示
し、m=1は予熱帯、m=2は加熱帯、m=3は均熱帯
を示す。ステップ5において、前記(4)式で求めた温
度が目標値を満たしているかを判断する。
【0023】このとき、予測抽出温度としてスラブ中心
部の平均温度TAV1 を採用する。即ち、目標抽出温度条
件は、次式(6)で示される。
【0024】
【数7】 TAV1 <TLL :加熱不足 TLL<TAV1 <THH:達成 THH<TAV1 :過加熱 …………(6) ここで、TLLは目標抽出温度の最低値、THHは目標抽出
温度の最高値である。
【0025】均熱度に関しては、スラブ長手方向と幅方
向について比較する。即ち、スラブ長手方向の均熱度を
ΔTHENLとすると、端部の平均温度はスラブ中央部やス
キッド部の平均温度よりも必ず高いので、ΔTHENLはス
ラブ中央部とスキッド部の低い方の平均温度と、端部の
平均温度との差とする。また、幅方向の均熱度をΔT
HENWとすると、ΔTHENWはスラブ中央部と端部の平均温
度の差である。
【0026】従って、ΔTHENL≦ΔTHENWのとき、ΔT
HENWをこのスラブの予測均熱度ΔT HEN として、ΔT
HENL>ΔTHENWのとき、ΔTHENLをこのスラブの予測均
熱度ΔTHEN として、目標均熱度条件を次式(7)で判
断する。
【0027】
【数8】 ΔTHEN ≦THEN :達成 ΔTHEN >THEN :未達成 …………(7) ところで、本発明では、予め、前記抽出温度条件と均熱
度条件がマトリックス状に組み合わされて、次の表に示
すようにパターン化されている。
【0028】
【表1】
【0029】即ち、抽出温度が加熱不足で均熱度が達成
の場合はパターン、抽出温度が達成で均熱度が達成の
場合はパターン、…………の如く、抽出温度条件と均
熱度条件の満足状態が6パターン化されている。そし
て、各パターンに応じてその処理方法が予め定められて
いる。即ち、パターンの場合でスラブが均熱帯に存在
する場合は、次式(8)に示す処理が定められている。
【0030】
【数9】
【0031】ここで、ΔTg3は、均熱帯の設定炉温に対
する修正量である。パターンの場合は、現在の炉温を
維持するという処理が定められている。パターンの場
合は、パターンと同じ処理を行うよう定められてい
る。パターンの場合は、抽出温度を優先する場合と、
均熱度を優先する場合と、抽出温度と均熱度ともに満た
すことを条件とする場合に場合分けされた処理が定めら
れている。
【0032】即ち、抽出温度を優先する場合は、パター
ンと同じ処理をする。均熱度を優先する場合は、次式
(9)あるいは(10)に示す処理をする。
【0033】
【数10】
【0034】
【数11】
【0035】両方を満足させる場合は、現在の炉温に対
し、変化量の少ない方のΔTg3を選択し、未達成条件に
ついては、在炉時間を延長する。パターンの場合は、
パターンの均熱度優先の場合と同じ処理が定められて
いる。パターンの場合は、パターンと同じ処理が定
められている。
【0036】しかして、前記ステップ5における判断
で、その判断が前記予め定めたパターンの何れであるか
を判断する。パターン以外のパターンに該当するな
ら、ステップ6、7に進み、パターンの場合はステッ
プ8に進む。ステップ6においては、各パターンに応じ
て必要炉温修正量を計算する。例えば、パターン1の場
合は、前記(8)式に従い、ΔTg3を求める。
【0037】そして、ステップ7において、必要炉温を
次式(11)により求める。
【0038】
【数12】Tg3+ΔTg3=Tg3’…………(11) ここで、Tg3’はこのスラブの均熱帯での必要炉温であ
る。なお、パターンにおいて、抽出温度を優先させる
か、均熱度を優先させるか、または、その両者の条件を
共に満足させるかの選択は、各種条件を考慮して操業前
に決定されている。
【0039】尚、以上の説明は均熱帯を例にした説明で
あるが、各帯に存在するスラブにも同様の処理を行い、
それぞれのスラブの各帯での必要炉温を計算する。その
後、前記ステップ3に戻り、前記式(4)のTg
g ' に置換して同様の処理を繰り返す。この繰り返し
処理のステップ5においてパターンになったとき、次
のステップ8に進み、その炉温をその帯の必要炉温とし
て決定する。
【0040】なお、以上で求めた必要炉温は、1本のス
ラブについてであるが、各帯には複数のスラブが存在す
る。そこで、ステップ9において、それぞれのスラブに
ついて、スラブの重要度により重みを決定して、これら
を荷重平均して、各帯の設定炉温を決定する。尚、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、
パターン化は6種類に限定されず、また、加熱炉の各帯
も3種類に限定されない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、抽出温度のみならず、
均熱度に対する条件も考慮しているため、製品における
材質制御の向上(降伏応力、靱性等の均一化)および平
坦度、寸法精度の向上が可能となる。また、条件の満た
し具合により、パターンを選択し、それぞれに適した処
理を行うので、従来のような繰り返し計算時間が少なく
なり、処理時間の短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例のフローチャートであ
る。
【図2】図2は、本発明の実施例に使用する連続式加熱
炉の概要図である。
【図3】図3は、加熱炉内のスラブの長手方向及び幅方
向の各部の名称を示す説明図である。
【符号の説明】
1 連続式加熱炉 5 スラブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【数1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【数2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【数5】
フロントページの続き (72)発明者 大江 憲一 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内 (72)発明者 森本 禎夫 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社神 戸製鋼所加古川製鉄所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続式加熱炉に装入されたスラブの抽出
    時の抽出温度と目標抽出温度との偏差に基づき該抽出温
    度を複数の区分に分類し、且つ、抽出時の均熱度と目標
    均熱度との偏差に基づき該均熱度を複数の区分に分類
    し、該分類された抽出温度区分と均熱度区分とをマトリ
    ックス状に組み合わせて得られる複数の組み合わせパタ
    ーンを予め定めると共に、現時点において予測したスラ
    ブの予測抽出温度及び予測均熱度が目標抽出温度及び目
    標均熱度になるように炉温を修正する方法を前記各パタ
    ーン毎に予め定めるパターン化工程と、 前記加熱炉に装入されているスラブに対し、現時点での
    炉内位置におけるスラブの実績スラブ温度を求める第1
    の工程と、 前記実績スラブ温度を基にして、該スラブが加熱炉から
    抽出されるときの予測抽出温度と予測均熱度とを求める
    第2の工程と、 前記求めた予測抽出温度と目標抽出温度との偏差と、予
    測均熱度と目標均熱度との偏差とに基づき、前記予め定
    めた複数種類のパターンの内からその一つを選択する第
    3の工程と、 該選択したパターンに対応して前記予め定められた炉温
    修正方法に基づいて炉温を修正する第4の工程とを具備
    したことを特徴とする連続式加熱炉の炉温設定方法。
  2. 【請求項2】 前記パターン化工程において、スラブの
    予測抽出温度を「加熱不足」、「達成」、「過加熱」の
    三つの区分に分類し、予測均熱度を「達成」と「未達
    成」との二つの区分に分類して、マトリックス状組み合
    わせとして6種類のパターンを予め定めることを特徴と
    する請求項1記載の連続式加熱炉の炉温設定方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程における予測温度を次式
    を用いて計算することを特徴とする請求項1又は2記載
    の連続式加熱炉の炉温設定方法。 【数1】
  4. 【請求項4】 前記第2の工程における予測抽出温度は
    スラブ中央部の平均温度であり、予測均熱度はスラブの
    最高温度部と最低温度部の温度差であり、この温度差
    は、スラブ長手方向のスラブ中央部とスキッド部の低い
    方の平均温度と端部の平均温度の温度差とスラブ幅方向
    のスラブ中央部の平均温度と端部の平均温度の温度差の
    大きい方であることを特徴とする請求項3記載の連続式
    加熱炉における炉温設定方法。
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