JPH0867805A - 液状エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

液状エポキシ樹脂組成物

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JPH0867805A
JPH0867805A JP20317194A JP20317194A JPH0867805A JP H0867805 A JPH0867805 A JP H0867805A JP 20317194 A JP20317194 A JP 20317194A JP 20317194 A JP20317194 A JP 20317194A JP H0867805 A JPH0867805 A JP H0867805A
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epoxy resin
resin composition
bisphenol
liquid epoxy
liquid
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JP20317194A
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English (en)
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Naoki Ito
直樹 伊藤
Taro Fukui
太郎 福井
Kenji Kitamura
賢次 北村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低粘度で取扱い性が良く、樹脂封止層をスポ
ット封止で形成するのに適し、ポットライフ、耐湿性、
耐熱性及び電気特性等に優れた信頼性の高い硬化物を与
えることができる液状エポキシ樹脂組成物を提供する。 【構成】 分子中に2個以上のグリシジル基を有するエ
ポキシ樹脂と、硬化剤と充填材とを含有する常温で液状
エポキシ樹脂組成物において、上記硬化剤としてアリル
化ビスフェノール化合物と、分子中に2個以上の酸無水
物基を有する化合物とを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、半導体封止材と
して用いられる液状エポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エポキシ樹脂組成物は、優れた電
気的性能と接着力とを有するため、電気・電子分野の種
々の用途に使用されている。エポキシ樹脂組成物は、そ
の硬化に際して、種々の硬化剤を使用し、硬化剤の種類
により硬化物の性能が大きく異なることが知られてお
り、用途によって硬化剤が使い分けられている。例え
ば、接着剤や積層板の用途では接着性が最も重要視され
るために、長期耐水性、ポットライフに劣るが、接着性
に優れるアミン系の硬化剤が用いられ、注型材用途で
は、接着性、長期耐水性に劣るが、電気的性能と低粘度
の点に優れる酸無水物系が用いられ、封止材用途では、
高粘度であるが、接着性、耐水性、電気的性能等のバラ
ンスに優れる点からフェノール系硬化剤が用いられてい
る。
【0003】従来、無溶剤型の接着剤、電気及び電子部
品用の封止材、塗料等の液状エポキシ樹脂組成物の硬化
剤としてアミン類及び酸無水物が知られている。フェノ
ール系硬化剤を用いる場合、一般にフェノールノボラッ
ク樹脂が使用され、その分子量が大きいことと、エポキ
シ樹脂に対する上記フェノールノボラック樹脂硬化剤の
添加量が50PHR以上であり、大きいことから、液状
エポキシ樹脂組成物の粘度が非常に高くなって実用に供
しなくなる。しかし、接着性、耐水性、電気的性能等の
物性バランスの点では、フェノール系硬化剤が最も優れ
た硬化剤である。すなわち、液状化が困難であるという
理由からフェノール系硬化剤は一般に固形の成形材料用
途にしか使用できていない。アミン系及び酸無水物系の
硬化剤では、液状化は容易であるが、以下のような問題
点を有している。すなわち、アミン系硬化剤を用いた場
合は、硬化物の架橋構造中に3級アミン構造が存在する
ため、吸湿性が高くなる。酸無水物系の硬化剤を用いた
場合は、硬化物の架橋構造中のエステル構造が化学的に
加水分解され易いため長期耐水性に劣る上に、硬化剤の
酸無水物基とエポキシ樹脂のエポキシ基との反応によっ
て、接着に寄与するアルコール性水酸基が副生し難いこ
とから、硬化物が接着性に劣る。
【0004】最近の電子部品は高密度化・薄型化の傾向
にあるため、従来のトランスファー成形したパッケージ
から、ベアチップを実装して液状の封止材で封止する、
いわゆるチップオンボード(COB)やTAB(Tap
e Automated Bonding)という方式
に代わりつつある。従来の液状封止材としては、粘度面
の制限から、アミン系又は酸無水物系の硬化剤を用いた
エポキシ樹脂組成物が主流を占めている。しかし、アミ
ン系又は酸無水物系の硬化剤を用いたエポキシ樹脂組成
物からなる液状封止材は、前述のフェノールノボラック
樹脂硬化剤を用いたエポキシ樹脂組成物からなるトラン
スファー成形材料に比べて、総合的な信頼性に劣る。そ
のため、液状封止材の信頼性の向上が強く望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、低粘
度で取扱い性が良く、樹脂封止層をスポット封止で形成
するのに適し、ポットライフ、耐湿性、耐熱性及び電気
特性等に優れた信頼性の高い硬化物を与えることができ
る液状エポキシ樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
液状エポキシ樹脂組成物は、分子中に2個以上のグリシ
ジル基を有するエポキシ樹脂と、硬化剤と充填材とを含
有する常温で液状エポキシ樹脂組成物において、上記硬
化剤としてアリル化ビスフェノール化合物と、分子中に
2個以上の酸無水物基を有する化合物とを含有すること
を特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、上記エポキシ樹脂としてビスフェノールA型
エポキシ樹脂を、エポキシ樹脂の全量に対して、50重
量%以上含有することを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、上記エポキシ樹脂として25℃における粘度
が5000センチポイズ以下のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂を含有することを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の全塩素含
有量がビスフェノールA型エポキシ樹脂の全量に対し
て、0.035重量%以下であることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、上記アリル化ビスフェノール化合物が下記の
一般式で表されるアリル化ビスフェノールAを含有す
ることを特徴とする。
【0011】
【化4】
【0012】本発明の請求項6に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、上記アリル化ビスフェノール化合物が下記の
一般式で表されるアリル化ビスフェノールを含有する
ことを特徴とする。
【0013】
【化5】
【0014】本発明の請求項7に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、上記酸無水物基を有する化合物が下記の一般
式で表される5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−
3−フラニル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボン酸無水物を含有することを特徴とす
る。
【0015】
【化6】
【0016】本発明の請求項8に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、(アリル化ビスフェノール化合物のフェノー
ル性水酸基当量)/(酸無水物基を有する化合物の酸無
水物当量)の比が6/4〜9/1であることを特徴とす
る。
【0017】本発明の請求項9に係る液状エポキシ樹脂
組成物は、(硬化剤のフェノール性水酸基当量及び酸無
水物当量の和)/(エポキシ樹脂のエポキシ当量)の比
が0.7〜1.0であることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項10に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、上記充填材の含有量が、液状エポキシ樹脂
組成物の全量に対して、50〜80重量%であることを
特徴とする。
【0019】本発明の請求項11に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、上記充填材として溶融シリカを含有するこ
とを特徴とする。
【0020】本発明の請求項12に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を含有す
る液状エポキシ樹脂組成物であって、上記ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂と相溶性のある、エポキシ当量が2
50以下の両末端にエポキシ基を有するシリコーン化合
物を、ビスフェノールA型エポキシ樹脂100重量部に
対して、10重量部以上の割合で含有することを特徴と
する。
【0021】本発明の請求項13に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、エポキシ当量が250を越えるエポキシ変
性シリコーンオイルを含有することを特徴とする。
【0022】本発明の請求項14に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、上記エポキシ変性シリコーンオイルのエポ
キシ当量が300〜700であることを特徴とする。
【0023】本発明の請求項15に係る液状エポキシ樹
脂組成物は、カルボキシルアクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムを含有することを特徴とする。
【0024】以下、本発明を詳しく説明する。本発明の
液状エポキシ樹脂組成物を構成するマトリックス樹脂と
しては、エポキシ樹脂を使用する。このエポキシ樹脂
は、常温で液状であればよく、液状エポキシ樹脂と固形
状エポキシ樹脂との混合物であってもよい。このエポキ
シ樹脂は、1分子中に2個以上のグリシジル基を有する
エポキシ樹脂であって、例えば、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラ
ック型エポキシ樹脂、ハロゲン化エポキシ樹脂、グリシ
ジルエステル型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、脂
肪族ポリエーテル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキ
シ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂等が例示できるがこ
れに限定されるものではない。これらのエポキシ樹脂の
中でも特に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好まし
く、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の含有量が、エポ
キシ樹脂の全量に対して、50重量%以上であることが
望ましい。すなわち、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
の含有量が、エポキシ樹脂の全量に対して、50重量%
未満である場合には、液状エポキシ樹脂組成物の硬化物
が脆くなる。さらに、本発明の液状エポキシ樹脂組成物
は、取扱い性を良くするために低粘度であることが好ま
しく、このため、分子蒸留によって得られる、25℃に
おける粘度が5000センチポイズ以下のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂を含有することが好ましい。すなわ
ち、分子蒸留により、ビスフェノールAのジグリシジル
エーテル等のビスフェノールA型エポキシ樹脂の純度が
上がり低粘度になる。このビスフェノールA型エポキシ
樹脂の全塩素含有量がビスフェノールA型エポキシ樹脂
の全量に対して、0.035重量%以下であることが好
ましい。すなわち、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の
全塩素含有量がビスフェノールA型エポキシ樹脂の全量
に対して、0.035重量%を越えると耐湿信頼性が悪
くなる傾向にある。
【0025】本発明の液状エポキシ樹脂組成物に用いる
硬化剤としては、アリル化ビスフェノール化合物と、分
子中に2個以上の酸無水物基を有する化合物とを含有す
ることが必須である。すなわち、アリル化ビスフェノー
ル化合物及び分子中に2個以上の酸無水物基を有する化
合物を用いることにより、液状エポキシ樹脂組成物が低
粘度になり、物性が向上する。上記アリル化ビスフェノ
ール化合物としては、種々のものを用いることができる
が、上記の一般式で表されるアリル化ビスフェノール
A又は上記の一般式で表されるアリル化ビスフェノー
ルを含有することが、合成の容易さ及び粘度の低さの点
から好ましい。上記の一般式及び上記の一般式で表
される化合物は、それぞれ、アリル化されていない多価
フェノールから合成が可能である。これらのアリル化さ
れていない多価フェノールは、高融点の固体であり、フ
ェノールノボラック樹脂と同様に、硬化剤として用いて
もエポキシ樹脂組成物に良好な流動性を与えることがで
きない。しかし、上記のアリル化されていない多価フェ
ノールをアリル化することにより、常温で液状を有する
アリル化された多価フェノールになるか、固体であって
も融点が大幅に低下したアリル化された多価フェノール
になる。これらのアリル化された多価フェノールを硬化
剤として用いることにより、常温で低粘度の液状エポキ
シ樹脂組成物を得ることができる。
【0026】上記酸無水物基を有する化合物としては、
上記の一般式で表される5−(2,5−ジオキソテト
ラヒドロ−3−フラニル)−3−メチル−3−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボン酸無水物や、下記の一般式
あるいは下記の一般式で表される多官能酸無水物等
を例示できるが、これに限定されるものではない。
【0027】
【化7】
【0028】
【化8】
【0029】これらの中でも特に、上記の一般式で表
される5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フラ
ニル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2−ジ
カルボン酸無水物を液状エポキシ樹脂組成物中に溶解せ
ずに分散させて用いることが好ましい。すなわち、上記
酸無水物基を有する化合物を溶解させて用いると、液状
エポキシ樹脂組成物の粘度上昇やポットライフの低下を
招き易くなる。
【0030】硬化剤としての(アリル化ビスフェノール
化合物のフェノール性水酸基当量)/(酸無水物基を有
する化合物の酸無水物当量)の比は、6/4〜9/1で
あることが好ましい。すなわち、(アリル化ビスフェノ
ール化合物のフェノール性水酸基当量)/(酸無水物基
を有する化合物の酸無水物当量)の比が6/4より小さ
い場合には、粘度が高くなり、9/1より大きい場合に
は、架橋密度が低くなり過ぎて、液状エポキシ樹脂組成
物の硬化性や硬化物の耐熱性が悪くなる。(硬化剤のフ
ェノール性水酸基当量及び酸無水物当量の和)/(エポ
キシ樹脂のエポキシ当量)の比が0.7〜1.0である
ことが好ましい。すなわち、(硬化剤のフェノール性水
酸基当量及び酸無水物当量の和)/(エポキシ樹脂のエ
ポキシ当量)の比が0.7未満又は1.0を越える場合
には、液状エポキシ樹脂組成物の硬化物の耐湿性や耐熱
性が低下する。
【0031】硬化剤としては、必須成分である上記の硬
化剤以外に、特性を損なわない範囲内で他の硬化剤と併
用してもよい。
【0032】充填剤としては、結晶シリカ、溶融シリ
カ、アルミナ、炭酸カルシウム、酸化亜鉛等を例示で
き、必要に応じて、充填剤の表面をカップリング剤で表
面処理をすることができるが、これらに限定されるもの
ではない。上記充填材の含有量が、液状エポキシ樹脂組
成物の全量に対して、50〜80重量%であることが好
ましい。すなわち、上記充填材の含有量が、液状エポキ
シ樹脂組成物の全量に対して、50重量%未満の場合に
は、液状エポキシ樹脂組成物の硬化物の線膨張係数や耐
湿性等が悪くなり、80重量%を越える場合には、液状
エポキシ樹脂組成物の粘度が上昇する。上記充填材の中
でも、線膨張係数及び耐湿性に優れる点で溶融シリカが
好ましい。
【0033】反応希釈剤として、上記ビスフェノールA
型エポキシ樹脂と相溶性のある、エポキシ当量が250
以下の両末端にエポキシ基を有するシリコーン化合物
を、ビスフェノールA型エポキシ樹脂100重量部に対
して、10重量部以上の割合で含有することが、液状エ
ポキシ樹脂組成物の低粘度化に優れる点で好ましい。す
なわち、エポキシ当量が250以下の両末端にエポキシ
基を有するシリコーン化合物を、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂100重量部に対して、10重量部未満の割
合で含有する場合には、液状エポキシ樹脂組成物の粘度
低下の効果が小さい。エポキシ含有量の少ない低分子量
シリコーンオイルは、反応性に乏しく、未反応のオイル
成分が残留するために好ましくなく、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂と完全に相溶するエポキシ当量が250
以下の両末端にエポキシ基を有するシリコーン化合物が
好ましい。
【0034】低応力化剤(可撓性付与剤)として、エポ
キシ当量が250を越えるエポキシ変性シリコーンオイ
ル又はカルボキシルアクリロニトリル−ブタジエンゴム
を含有することが、液状エポキシ樹脂組成物の耐温度サ
イクル性や硬化後の反りの改善に優れる点で好ましい。
上記エポキシ当量が250を越えるエポキシ変性シリコ
ーンオイルのエポキシ当量は、300〜700であるこ
とが好ましい。すなわち、上記エポキシ変性シリコーン
オイルのエポキシ当量が300未満の場合には、エポキ
シ樹脂との相溶性が大き過ぎるため低応力化の効果に乏
しく、700を越える場合には、反応性が悪くなり、ブ
リード等の問題が発生する傾向にある。
【0035】硬化促進剤としては、リン系、3級アミン
系、イミダゾール類又は金属塩等を挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。さらに、必要に
応じて、難燃剤、顔料、染料及び離型剤等を添加するこ
とができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0037】まず、上記の一般式で表されるアリル化
ビスフェノール化合物の合成例を説明する。
【0038】(合成例)下記の一般式〔b〕で表される
化合物である原料フェノールを80gと脱水アセトン2
00gとを1リットル四つ口フラスコに入れ溶解させ、
106.4gの臭化アリルと同モル数の炭酸カリウムと
を加えた後、室温(10〜30℃程度)で106.4g
の臭化アリルを20分間で滴下し、5時間アセトンを還
流し反応させた。
【0039】
【化9】
【0040】なお、上記の一般式〔b〕で表される化合
物は固体であり、融点が125℃であり、本州化学工業
社から入手した。
【0041】反応終了後、1リットルビーカーに移し、
脱イオン水を500ミリリットル加え、トルエン200
ミリリットルで2回抽出し、トルエン溶液を10%水酸
化ナトリウム水溶液150ミリリットルで3回、イオン
交換水200ミリリットルで3回洗浄し、次いで、トル
エンを減圧留去し、上記の一般式〔b〕で表される化合
物である原料フェノールの、それぞれのアリルエーテル
化合物を得た。
【0042】このアリルエーテル化合物80gとN,N
−ジエチルアニリン80gとを200ミリリットルナス
型フラスコに入れ、190℃19時間でクライゼン転移
させた。転移反応終了後、10%水酸化ナトリウム水溶
液200ミリリットルで2回抽出し、33%塩酸で中和
し、さらにトルエン200ミリリットルで2回抽出し、
イオン交換水200ミリリットルで6回洗浄し、最後
に、トルエンを減圧留去し、目的生成物である上記の一
般式で表されるアリル化ビスフェノール化合物を得
た。なお、一般式で表される化合物の粘度は、820
センチポイズであった。
【0043】以後、上記の一般式で表されるアリル化
ビスフェノールAを化合物A、上記の一般式で表され
るアリル化ビスフェノールを化合物B、上記の一般式
で表される5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−
フラニル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボン酸無水物を化合物Cと称する。
【0044】以下、本発明を実施例により、比較例と比
較しながら具体的に説明する。 (実施例1〜実施例18)エポキシ樹脂としては、分子
蒸留タイプのビスフェノールA型エポキシ樹脂(YD8
125〔エポキシ当量175、粘度40ポイズ、全塩素
量0.057重量%、、加水分解性塩素量142pp
m〕:東都化成株式会社製、YD8125S〔エポキシ
当量171、全塩素量0.035重量%、加水分解性塩
素量70ppm〕:東都化成株式会社製、YD8125
(S)typeB〔エポキシ当量171、全塩素量0.
045重量%、加水分解性塩素量9.4ppm〕:東都
化成株式会社製)と非分子蒸留タイプのビスフェノール
A型エポキシ樹脂(エピコート828〔エポキシ当量1
85〕:油化シェルエポキシ株式会社製)とビスフェノ
ールF型エポキシ樹脂(YDF8170〔エポキシ当量
160〕:東都化成株式会社製)とクレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂(ESCN195XL4〔エポキシ当
量195〕:住友化学工業株式会社製)とを用いた。
【0045】硬化剤として化合物A〜化合物Cを用い
た。化合物Aとしては、三井東圧化学株式会社製のPF
012〔フェノール性水酸基当量154〕を使用し、化
合物Bとしては、上記の合成例で得られた松下電工株式
会社製のDABFD〔フェノール性水酸基当量140〕
を使用し、化合物Cとしては、大日本インキ化学工業株
式会社製のエピクロンB−4400〔酸無水物当量13
2〕を使用した。反応性希釈材としては、信越化学工業
株式会社製のX−22−2062〔エポキシ当量19
4〕を使用した。低応力化剤としては、信越化学工業株
式会社製のX−22−2043〔エポキシ当量554〕
と宇部興産株式会社製のCTBN1300X8とを使用
した。充填材としては、龍森株式会社製の破砕溶融シリ
カYS91と徳山曹達株式会社製の球状溶融シリカSE
40とを使用した。硬化促進剤としては、1,8ジアザ
−ビシクロ−(5,4,0)ウンデセン−7〔DBU〕
のオクチル酸塩(SA102:サンアプロ株式会社製)
を使用した。
【0046】表1に示したそれぞれの配合量を重量部で
表した配合に基づいて、ホモディスパーで均一に混合し
て液状エポキシ樹脂組成物を得た。ただし、実施例3に
ついては、実施例1と同じ配合であるが、150℃のオ
イルバス中で加熱して酸無水物(B4400)をエポキ
シ樹脂中で均一に溶解させた。すなわち、実施例1で
は、酸無水物(B4400)をエポキシ樹脂中で溶解さ
せず、分散させた状態にした。例えば、実施例1におけ
る液状エポキシ樹脂組成物の当量比を算出すると、(ア
リル化ビスフェノール化合物のフェノール性水酸基当
量)/(酸無水物基を有する化合物の酸無水物当量)の
比が5.0で、(硬化剤のフェノール性水酸基当量及び
酸無水物当量の和)/(エポキシ樹脂のエポキシ当量)
の比が0.9であった。(アリル化ビスフェノール化合
物のフェノール性水酸基当量)/(酸無水物基を有する
化合物の酸無水物当量)をOH/O、(硬化剤のフェノ
ール性水酸基当量及び酸無水物当量の和)/(エポキシ
樹脂のエポキシ当量)を(OH+O)/Epと記して表
1に示した。
【0047】この液状エポキシ樹脂組成物を用いてテス
トボードの回路が形成されたシリコンチップ上で封止を
行い、120℃で1時間加熱後、160℃で3時間加熱
して硬化させた。
【0048】それぞれの性能の測定は、以下のように行
い、表1に示した。 〔1〕粘度 得られた液状エポキシ樹脂組成物の25℃での粘度をB
型粘度計を用いて測定した。(初期の粘度) 〔2〕ポットライフ 得られた液状エポキシ樹脂組成物を5℃で1ヵ月間保存
後の25℃での粘度をB型粘度計を用いて測定し、この
1ヵ月間保存後の粘度を上記の初期の粘度で割って算出
した値を使用した。 〔3〕PCT信頼性試験 液状エポキシ樹脂組成物を用いて封止した上記のテスト
ボードを121℃、2気圧、相対湿度100%のPCT
条件で処理し、回路の不良発生までの時間で評価した。 〔4〕TC信頼性試験 液状エポキシ樹脂組成物を用いて封止した上記のテスト
ボードを、気相で−50℃で30分、室温で5分、12
5℃で30分の温度サイクルを1サイクルとして処理
し、回路の不良発生までのサイクル数で評価した。
【0049】これらの結果を表1に示した。例えば、実
施例1における液状エポキシ樹脂組成物の粘度は、70
0ポイズで、5℃で1ヵ月間保存後の粘度は、800ポ
イズであった。すなわち、ポットライフは1.1であっ
た。PCT信頼性試験が500時間、TC信頼性試験が
500サイクルでも異常を示さなかった。
【0050】
【表1】
【0051】(比較例1〜比較例5)比較例で使用した
原材料で、実施例で用いていないものを以下に挙げる。
【0052】硬化剤として、ビスフェノールA(〔フェ
ノール性水酸基当量114〕:和光純薬工業株式会社
製)とビスフェノールFD(〔フェノール性水酸基当量
100〕:和光純薬工業株式会社製)とフェノールノボ
ラック(PSM6200〔フェノール性水酸基当量10
5〕:群栄化学社製)と酸無水物のメチルヘキサヒドロ
無水フタル酸(エピクロンB−650〔酸無水物当量1
68〕:大日本インキ社製)を使用した。
【0053】表2に示したそれぞれの配合量を重量部で
表した配合で用いた以外は、実施例と同様にして、エポ
キシ樹脂組成物及び硬化物を得て、実施例と同様にし
て、それぞれの性能の測定を行った。これらの結果を表
2に示した。
【0054】
【表2】
【0055】上記表1及び表2に示す結果により、比較
例1〜比較例3で得られたエポキシ樹脂組成物は、25
℃で全く流動性を示さず、粘度測定が不能であった。比
較例4で得られたエポキシ樹脂組成物は、初期粘度が5
00ポイズであったが、5℃で1ヵ月間保存したところ
ゲル化していた。すなわち、ポットライフは無限大とい
うことになり、ポットライフに難があった。さらに、硬
化物のPCT信頼性試験が200時間の寿命しかなく、
200時間を越えると加水分解によってPCT処理後に
溶解、粘着性を生じて不可であった。比較例5で得られ
たエポキシ樹脂組成物は、長時間加熱しても液状のまま
であり、硬化しなかった。
【0056】これに対して実施例1〜実施例18では、
液状エポキシ樹脂組成物の25℃での粘度が、400〜
3000ポイズであり、ポットライフが1.1〜1.6
であり、ほとんどが、低粘度で取扱い性が良く、樹脂封
止層をスポット封止で形成するのに適し、PCT処理と
いう苛酷な条件下であっても安定な硬化物を維持し、耐
湿性、耐熱性及び電気特性等に優れた信頼性の高い硬化
物を与えることができる液状エポキシ樹脂組成物である
ことが確認できた。
【0057】
【発明の効果】本発明の請求項1〜請求項15に係る液
状エポキシ樹脂組成物は上記のように構成されているの
で、本発明の請求項1〜請求項15に係る液状エポキシ
樹脂組成物によると、低粘度で取扱い性が良く、樹脂封
止層をスポット封止で形成するのに適し、ポットライ
フ、耐湿性、耐熱性及び電気特性等に優れた信頼性の高
い硬化物を与えることができる液状エポキシ樹脂組成物
が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/31

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に2個以上のグリシジル基を有す
    るエポキシ樹脂と、硬化剤と充填材とを含有する常温で
    液状エポキシ樹脂組成物において、上記硬化剤としてア
    リル化ビスフェノール化合物と、分子中に2個以上の酸
    無水物基を有する化合物とを含有することを特徴とする
    液状エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 上記エポキシ樹脂としてビスフェノール
    A型エポキシ樹脂を、エポキシ樹脂の全量に対して、5
    0重量%以上含有することを特徴とする請求項1記載の
    液状エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 上記エポキシ樹脂として25℃における
    粘度が5000センチポイズ以下のビスフェノールA型
    エポキシ樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂の全塩
    素含有量がビスフェノールA型エポキシ樹脂の全量に対
    して、0.035重量%以下であることを特徴とする請
    求項1から請求項3までのいずれかに記載の液状エポキ
    シ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 上記アリル化ビスフェノール化合物が下
    記の一般式で表されるアリル化ビスフェノールAを含
    有することを特徴とする請求項1から請求項4までのい
    ずれかに記載の液状エポキシ樹脂組成物。 【化1】
  6. 【請求項6】 上記アリル化ビスフェノール化合物が下
    記の一般式で表されるアリル化ビスフェノールを含有
    することを特徴とする請求項1から請求項4までのいず
    れかに記載の液状エポキシ樹脂組成物。 【化2】
  7. 【請求項7】 上記酸無水物基を有する化合物が下記の
    一般式で表される5−(2,5−ジオキソテトラヒド
    ロ−3−フラニル)−3−メチル−3−シクロヘキセン
    −1,2−ジカルボン酸無水物を含有することを特徴と
    する請求項1から請求項6までのいずれかに記載の液状
    エポキシ樹脂組成物。 【化3】
  8. 【請求項8】 (アリル化ビスフェノール化合物のフェ
    ノール性水酸基当量)/(酸無水物基を有する化合物の
    酸無水物当量)の比が6/4〜9/1であることを特徴
    とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の液
    状エポキシ樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 (硬化剤のフェノール性水酸基当量及び
    酸無水物当量の和)/(エポキシ樹脂のエポキシ当量)
    の比が0.7〜1.0であることを特徴とする請求項1
    から請求項8までのいずれかに記載の液状エポキシ樹脂
    組成物。
  10. 【請求項10】 上記充填材の含有量が、液状エポキシ
    樹脂組成物の全量に対して、50〜80重量%であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに
    記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 上記充填材として溶融シリカを含有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項10までのいず
    れかに記載の液状エポキシ樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 ビスフェノールA型エポキシ樹脂を含
    有する液状エポキシ樹脂組成物であって、上記ビスフェ
    ノールA型エポキシ樹脂と相溶性のある、エポキシ当量
    が250以下の両末端にエポキシ基を有するシリコーン
    化合物を、ビスフェノールA型エポキシ樹脂100重量
    部に対して、10重量部以上の割合で含有することを特
    徴とする請求項1から請求項11までのいずれかに記載
    の液状エポキシ樹脂組成物。
  13. 【請求項13】 エポキシ当量が250を越えるエポキ
    シ変性シリコーンオイルを含有することを特徴とする請
    求項1から請求項12までのいずれかに記載の液状エポ
    キシ樹脂組成物。
  14. 【請求項14】 上記エポキシ変性シリコーンオイルの
    エポキシ当量が300〜700であることを特徴とする
    請求項1から請求項13までのいずれかに記載の液状エ
    ポキシ樹脂組成物。
  15. 【請求項15】 カルボキシルアクリロニトリル−ブタ
    ジエンゴムを含有することを特徴とする請求項1から請
    求項14までのいずれかに記載の液状エポキシ樹脂組成
    物。
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