JPH0867055A - プリンタのインクリボンユニット及びインクリボンカセット - Google Patents

プリンタのインクリボンユニット及びインクリボンカセット

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JPH0867055A
JPH0867055A JP6304966A JP30496694A JPH0867055A JP H0867055 A JPH0867055 A JP H0867055A JP 6304966 A JP6304966 A JP 6304966A JP 30496694 A JP30496694 A JP 30496694A JP H0867055 A JPH0867055 A JP H0867055A
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    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
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    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/67Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for web or tape-like material
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    • B65D85/672Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for web or tape-like material wound in flat spiral form on cores

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンユニットの結束と空転止めを安
価にして確実に行うことができ、かつインクリボンの品
質を損なうことのないプリンタのインクリボンユニット
を得る。 【構成】 インクリボンユニット10の結束,空転止め
を行うホルダ14が真空成形され形状固定された弾力性
を有するシート状部材から構成され、ホルダ14の第1
の包合部15によりリボン巻取りスプール軸3を包合
し、第2の包合部16,16によりリボン供給スプール
軸1に巻き取られているインクリボン2の表面を包合
し、ホルダ14の開放端部を接着テープ18により固定
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ映像等の記録画
像をハードコピー、いわゆるカラー等の写真として印画
するためのプリンタに使用されるインクリボンユニット
及びインクリボンカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種プリンタに使用されるイン
クリボンユニットは未使用のインクリボンを巻付けてあ
るリボン供給スプール軸と、使用済みのインクリボンを
巻取るリボン巻取りスプール軸とから構成されている。
このインクリボンユニットはインクリボンカセット内に
収容された状態でプリンタに装着され、印画紙へのプリ
ント動作が行われる。上述したインクリボンユニットは
それ自体を単品として一般に販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンクリボンユニットは、そのままではリボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸が空転してインクリボ
ンが弛み商品価値が低下することがあるためこれを防止
するために、リボン供給スプール軸及びリボン巻取りス
プール軸の結束と空転を防止するための手段が施されて
いる。
【0004】この結束,空転防止の従来の方法の幾つか
を図について説明する。図25において、符号1は未使
用のインクリボン2が巻付けられているリボン供給スプ
ール軸、3は使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻
取りスプール軸である。リボン供給スプール軸1及びリ
ボン巻取りスプール軸3の一端部にはそれぞれ基部にフ
ランジ4,5を有する駆動側軸部6,7が設けられ、駆
動側軸部6,7には駆動用軸孔6a,7aとその内周面
に駆動爪6b,7aが形成されている。また、リボン供
給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の他端部
にはそれぞれ従動側軸部8,9が設けられインクリボン
ユニット10を構成している。
【0005】因みに上述したインクリボンユニット10
が収容されるインクリボンカセットの一例としては、図
26に示すように下ハーフ50及び上ハーフ51とから
構成されている。下ハーフ50はほぼ舟型形状を有し、
その一端側に円形状の軸孔52a,52aを開口した駆
動側軸受部52,52が設けられ、この駆動側軸受部5
2,52にインクリボンユニット10の駆動側軸部6,
7が回転自在に支承される。下ハーフ50の他端側には
U字状の軸受53a,53aを有する従動側軸受部5
3,53が設けられている。この従動側軸受部53,5
3にインクリボンユニット10の従動側軸部8,9が支
承される。54は図示しない印画ヘッドが対応する開口
窓である。
【0006】上ハーフ51は従動側軸受部53,53の
ある下ハーフ50の部分に合体され、この上ハーフ51
には下ハーフ50の従動側軸受部53,53に対応する
位置に従動側軸部8,9を押さえる板ばね55,55が
設けられている。
【0007】さて、上述したインクリボンユニット10
を単品として販売するにおいて、図27の場合は両駆動
側軸部6,7の端面に跨がって粘着テープ11が接着さ
れてリボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール
軸3の結束と共に空転を防止している。
【0008】図28の場合は上述したインクリボンユニ
ット10を輪ゴム12で結束することで、リボン供給ス
プール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の空転を防止
している。
【0009】図29の場合はインクリボンユニット10
を透明なプラスチック等の包装袋13に収容し、包装袋
13を畳んだ上から粘着テープ13aで止めることで、
リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3
の結束と共に空転を防止している。
【0010】しかし、図27に示したインクリボンユニ
ット10の結束,空転防止方法は、リボン供給スプール
軸1及びリボン巻取りスプール軸3の駆動側軸部6,7
の端面に粘着テープ11を正確に貼付ける作業が難しい
こと、また、従動側軸部8,9側がフリーの状態である
ため粘着テープ11が剥がれやすいといった問題があ
る。
【0011】また、図28に示したインクリボンユニッ
ト10の結束,空転防止方法は、輪ゴム12で結束した
インクリボン部分に皺が発生し、このため、印画の画質
が損なわれるといった問題がある。
【0012】また、図29に示したインクリボンユニッ
ト10の結束,空転防止方法は、包装経費に費用がかか
ると共に包装に手数を要しコストアップになるといった
問題がある。
【0013】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、インクリボンユニットの結束と
空転防止を安価にして確実に行うことができ、かつイン
クリボンの品質を損なうことのないプリンタのインクリ
ボンユニットを得ることを目的とする。
【0014】また、本発明はシート状のホルダで結束さ
れた状態のインクリボンユニットをインクリボンカセッ
トに容易に装着することのできるプリンタのインクリボ
ンカセットを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1の本発明によるプリンタのインクリボンユニッ
トは、未使用のインクリボン2を巻付けてあるリボン供
給スプール軸1と使用済みのインクリボンを巻取るリボ
ン巻取りスプール軸3とを有し、リボン供給スプール軸
1及びリボン巻取りスプール軸3の一端部にそれぞれ駆
動側軸部6,7と、他端部にそれぞれ従動側軸部8,9
とを備えたプリンタのインクリボンユニットにおいて、
リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3
の結束と空転防止手段として、リボン供給スプール軸1
及びリボン巻取りスプール軸3を平行に束ね、両スプー
ル軸1,3の軸部分をインクリボン2の表面からシート
状のホルダ14,19,22,27,31で包み、この
ホルダの開放部を結合手段により固定したものてある。
【0016】また、第2の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図2に示すように結合手段はホルダ
14の開放端部を連着する接着テープ18である。
【0017】また、第3の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図5に示すように結合手段はホルダ
19の両開放端部の近くに形成したフック片20,20
と、両フック片20,20に掛け止めされる伸縮可能の
ループ状のゴム部材21である。
【0018】また、第4の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図7に示すように結合手段はホルダ
22の一方の開放端部を延長しその端部に形成したカー
ル状の係合片24をホルダ22の曲面部15に係止し固
定するようにしたものである。
【0019】また、第5の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図7に示すようにホルダ22の幅方
向に亘って切り取り線25を有するカット部26を形成
したものである。
【0020】また、第6の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図10に示すように結合手段はホル
ダ27の一方の開放端部に一体形成した係合孔29を有
するバンド部28と、ホルダ27の他方の開放端部近く
にバンド部28の係合孔29が係合されるフック片30
である。
【0021】また、第7の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、図13に示すように結合手段はホル
ダ31の一方の開放端部に形成した係合孔34と、ホル
ダ31の他方の開放端部にホルダの一方の開放端部が折
り返されて係合孔34が係合されるフック片35であ
る。
【0022】また、第8の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、ホルダ14,19,22,27は束
ねられたリボン供給スプール軸1のインクリボン2の表
面及びリボン巻取りスプール軸3の軸部分に沿って覆う
ことのできる弾性を有する形状固定されたものである。
【0023】また、第9の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、ホルダ14,19,22,27が真
空成形されたものである。
【0024】さらに、第10の発明によるプリンタのイ
ンクリボンカセットは、未使用のインクリボンを巻付け
てあるリボン供給スプール軸と使用済みのインクリボン
を巻取るリボン巻取りスプール軸との駆動側軸部及び従
動側軸部が上ハーフと下ハーフとからなるリボンカセッ
ト筐体の駆動側軸受部及び従動側軸受部にそれぞれ回転
自在に支承されるプリンタのインクリボンカセットにお
いて、リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール
軸はインクリボンの表面より解束可能な状態に束ねたイ
ンクリボンユニット10であり、リボン供給スプール軸
側及びリボン巻取りスプール軸側の駆動側軸受部42,
43の少なくとも一方を、該軸受部の軸受孔開口縁から
軸受部外周縁の寸法が束ねたインクリボンユニットの両
駆動側軸部6,7の軸間の寸法より大きい部分と、該軸
間の寸法とほぼ等しいかそれより小さい部分とで形成し
たものである。
【0025】また、第11の発明によるプリンタのイン
クリボンカセットは、軸受部の軸受孔開口縁から軸受部
外周縁の寸法とほぼ等しいかそれより小さい部分は、駆
動側軸部の軸径の円弧より大きな切欠部44に形成した
ものである。
【0026】
【作用】上述したように構成した第1の発明では、リボ
ン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の結
束と空転防止手段として、リボン供給スプール軸1及び
リボン巻取りスプール軸3を平行に束ね、両スプール軸
1,3の軸部分をインクリボン2の表面からシート状の
ホルダ14,19,22,27,31で包み、このホル
ダの開放部を結合手段により固定するようにしたので、
リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3
の結束と共に空転止めが確実に行え、しかも、両スプー
ル軸1,3のインクリボン全体がホルダによって保護さ
れているため、インクリボン2に手が触れることもな
い。
【0027】また、第2の発明では結合手段はホルダ1
4の開放端部を連着する接着テープ18としたので、リ
ボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の
インクリボン2の表面をホルダ14で包んだ後、ホルダ
14の開放端部を接着テープ18で連着することで両ス
プール軸1,3の結束と空転とめが作業性よく簡単に行
える。
【0028】また、第3の発明では結合手段はホルダ1
9の両開放端部の近くに形成したフック片20,20
と、両フック片20,20に掛け止めされる伸縮可能の
ループ状のゴム部材21としたので、リボン供給スプー
ル軸1及びリボン巻取りスプール軸3のインクリボン2
の表面をホルダ19で包んだ後、ホルダ19の両フック
片20,20にループ状のゴム部材21を掛け止めして
ホルダ開放端部を固定することで、両スプール軸1,3
の結束と空転止めが作業性よく簡単に行える。
【0029】また、第4の発明では結合手段はホルダ2
2の一方の開放端部を延長しその端部に形成したカール
状の係合片24をホルダ22の曲面部15に係止し固定
するようにしたことで、リボン供給スプール軸1および
リボン巻取りスプール軸3のインクリボン2の表面をホ
ルダで包んだ後、ホルダ22の一方のカール状の係合片
24をホルダの曲面部15に係止するだけで、両スプー
ル軸1,3の結束と空転とめを容易に行うことができ
る。
【0030】また、第5の発明ではホルダ22の幅方向
に亘って切り取り線25を有するカット部26を形成し
たので、両スプール軸1,3の結束と空転止め状態から
カット部を摘んで切り取り線25に沿ってホルダ22を
分断することでインクリボンユニット10の取り出しが
容易に行える。
【0031】また、第6の発明では結合手段はホルダ2
7の一方の開放端部に一体形成した係合孔29を有する
バンド部28と、ホルダ27の他方の開放端部近くにバ
ンド部28の係合孔29が係合されるフック片30とし
たので、リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプ
ール軸3のインクリボン2の表面をホルダ27で包んだ
後、ホルダ27のバンド部28の係合孔29をホルダの
他方の開放端部側のフック片30に係合させることで両
スプール軸1,3の結束と空転止めが作業性よく確実に
行える。
【0032】また、第7の発明では結合手段はホルダ3
1の一方の開放端部に形成した係合孔34と、ホルダ3
1の他方の開放端部にホルダの一方の開放端部が折り返
されて係合孔34が係合されるフック片35としたの
で、リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール
軸3のインクリボン2の表面をホルダ31で包んだ後、
ホルダの一方の開放端部側を折り返しその係合孔34を
ホルダの他方の開放端部側のフック片35に係合するよ
うにしたことで両スプール軸1,3の結束と空転止め作
業が容易に行える。
【0033】また、第8の発明ではホルダ14,19,
22,27は束ねられたリボン供給スプール軸1のイン
クリボン2及びリボン巻取りスプール軸3の軸部分に沿
って覆うことのできる弾性を有する形状固定された構成
としたので、両スプール軸1,3がガタ付くことなく結
束と空転止め作用が確実に行える。また、ホルダが弾性
を有することで両スプール軸1,3への装着のときホル
ダの弾性復元力が生じて装着がし易い。
【0034】また、第9の発明ではホルダ14,19,
22,27が真空成形から構成したので、ホルダが型崩
れすることもなく成形が容易である。
【0035】さらに、第10の発明ではリボン供給スプ
ール軸及びリボン巻取りスプール軸はインクリボンの表
面より束ねた状態において、リボン供給スプール軸の駆
動側軸部6をインクリボンカセットの駆動側軸受部42
に軸受けすることができる。このとき、リボン巻取りス
プール軸の駆動側軸部7は上述した駆動側軸受部42に
突き当たることなく、駆動側軸部の軸間の寸法より小さ
な部分である駆動側軸受部42の外周縁から逃げて当該
軸受部外周側に位置させることができる。これによっ
て、リボン供給スプール軸のインクリボンカセットへの
取り付け後に結束を解きリボン巻取りスプール軸をイン
クリボンカセットに取り付ける。
【0036】また、第11の発明では切欠部44をスプ
ール軸の軸径の円弧より大きく形成したことで、リボン
供給スプール軸の駆動側軸部6の駆動側軸受部42への
軸受け作業においてリボン巻取りスプール軸の駆動側軸
部7の切欠部44への位置決めを容易に行うことができ
る。
【0037】
【実施例】以下、本発明によるプリンタのインクリボン
ユニットの幾つかの実施例を図面を参照して説明する。 〔実施例1〕図1はインクリボンユニットと、このイン
クリボンユニットを結束し空転止めを行うホルダとを分
離した斜視図である。
【0038】符号1は未使用のインクリボン2が巻付け
られているリボン供給スプール軸、3は使用済みのイン
クリボンを巻取るリボン巻取りスプール軸である。リボ
ン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の一
端部にはそれぞれ基部にフランジ4,5を有する駆動側
軸部6,7が設けられ、駆動側軸部6,7には駆動用軸
孔6a,7aとその内周面に駆動爪6b,7aが形成さ
れている。また、リボン供給スプール軸1及びリボン巻
取りスプール軸3の他端部にはそれぞれ基部にフランジ
4a,5a を有する従動側軸部8,9が設けられイン
クリボンユニット10を構成している。
【0039】インクリボンユニット10は未使用のイン
クリボン2が巻き付けてあるリボン供給スプール軸1と
リボン巻取りスプール軸3を突き合わせた状態において
ホルダ14により結束と空転止めが行われる。このホル
ダ14は例えばPP(ポリプロピレン)やPET(ポリ
エチレンテレフタレート)等のプチスチック材のシート
状部材からなり、真空成形により製作されたものであ
る。成形されたホルダ14はある程度の軟質性を有する
と共に、弾力性も備えている。
【0040】尚、ホルダ14の真空成形としては、シー
トフォーミング法、圧縮空気圧成形法、真空バック成形
法、ストレートフォーミング法、ドレープフォーミング
法により行うことができる。
【0041】さて、上述したホルダ14の形状は、ホル
ダ14の折り返し部分にリボン巻取りスプール軸3の軸
部分の全長を包合する第1の包合部15と、この第1の
包合部15と連続するようにしてリボン供給スプール軸
1のインクリボン2の両側表面全長を包合する第2の包
合部16,16とに形状固定されている。そして、ホル
ダ14の両端部は開放端部となり、外方にやや湾曲する
カール状部17a,17bとなっている。
【0042】このように構成したホルダ14をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、まず、ホルダ1
4の開放端部からインクリボンユニット10に被せなが
ら第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、ホル
ダ14の開放端部のカール状部17a,17bを接着テ
ープ18で固定することによってインクリボンユニット
10の結束と空転止めができる。
【0043】ホルダ14をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図2であり、断面図が図3であ
る。すなわち、インクリボンユニット10はリボン巻取
りスプール軸3の軸部分では第1の包合部15により密
着されて包合され、リボン供給スプール軸1のインクリ
ボン2の表面部分では第2の包合部16,16により密
着されて包合されるため、両スプール軸1,3の結束と
空転止めが確実に行えると共にインクリボンの巻き乱れ
が防止できる。また、インクリボン2がホルダ14で保
護できるため、インクリボン2に手を触れることなく持
ち運びが可能であり、インクリボンの品質を損なうこと
もない。また、包合状態のホルダ14の両側端部が駆動
側軸部6,7のフランジ4,5及び従動側軸部8,9の
フランジ4a,5aにほぼ接触するため、両スプール軸
1,3が軸方向にガタ付くこともない。さらに、ホルダ
14の開放端部はカール状部17a,17bに形成され
ているため、インクリボンユニット10への装着のとき
インクリボン2の表面に接触しても傷を付けることもな
い。かくして、インクリボンユニット10はホルダ14
と共に包装され販売に供される。
【0044】尚、ホルダ14の開放端部を固定した接着
テープ18はその一部がインクリボン2に接着される
が、インクリボン2の使用に際して接着テープ18を剥
がす必要があるため、接着テープ18の接着剤はインク
リボン2の表面に接着剤の一部が残らない剥離性の高い
ものがよい。
【0045】〔実施例2〕図4はインクリボンユニット
と、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行う
ホルダとを分離した斜視図である。
【0046】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0047】このホルダ19は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16及び開放端部にカール状部17a,17bを形成し
ている構成部分は同一である。これに対して実施例2の
ホルダ19は第2の包合部16,16の部分に外方へ切
り起こされたフック片20,20を形成したものであ
る。
【0048】このように構成したホルダ19をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、実施例1と同様
に第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、第2
の包合部16,16に形成したフック片20,20にル
ープ状のゴム部材としてのいわゆる輪ゴム21をホルダ
19の開放端部を跨ぐようにして引っ掛けて固定する。
【0049】ホルダ19をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図5であり、断面図が図6であ
る。すなわち、インクリボンユニット10は実施例1と
同様にリボン巻取りスプール軸3の軸部分では第1の包
合部15により密着されて包合され、リボン供給スプー
ル軸1のインクリボン2の表面部分では第2の包合部1
6,16により密着されて包合されるため、両スプール
軸1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にインク
リボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボン2
がホルダ19で保護できるため、インクリボン2に手を
触れることなく持ち運びが可能であり、インクリボンの
品質を損なうこともない。また、包合状態のホルダ19
の両側端部が駆動側軸部6,7のフランジ4,5及び従
動側軸部8,9のフランジ4a,5aにほぼ接触するた
め、両スプール軸1,3が軸方向にガタ付くこともな
い。さらに、ホルダ19の開放端部はカール状部17
a,17bに形成されているため、インクリボンユニッ
ト10への装着のときインクリボン2の表面に接触して
も傷を付けることもない。かくして、インクリボンユニ
ット10はホルダ14と共に包装され販売に供される。
【0050】インクリボンユニット10の使用に際して
は、輪ゴム21をフック片20,20から外すことによ
ってホルダ19を簡単に除去することができる。
【0051】〔実施例3〕図7はインクリボンユニット
と、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行う
ホルダとを分離した斜視図である。
【0052】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0053】このホルダ22は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16を形成している構成部分は同一である。これに対し
て実施例3のホルダ22は一方の第2の包合部16をさ
らに延ばして延長部23を設け、この延長部23の端部
にカール状の係合片24を形成している。また、第2の
包合部16と延長部23とのほぼ間にホルダ22の幅方
向に亘って2本の平行するミシン目等の切り取り線25
とつまみ26からなるカット部が形成されている。
【0054】このように構成したホルダ22をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、第1の包合部1
5をリボン巻取りスプール軸3に包合し、第2の包合部
16,16をリボン供給スプール軸3のインクリボン2
の両側表面に包合した後、延長部23を他方の第2の包
合部16の外表面に重ね、端部の係合片24を第1の包
合部15の外表面に係合する。
【0055】ホルダ19をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図8であり、断面図が図9であ
る。すなわち、インクリボンユニット10はリボン巻取
りスプール軸3の軸部分では第1の包合部15により密
着されて包合され、リボン供給スプール軸1のインクリ
ボン2の表面部分では第2の包合部16,16及び延長
部23により密着されて包合されるため、両スプール軸
1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にインクリ
ボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボン2が
ホルダ22で完全に隠蔽され保護できるため、インクリ
ボン2に全く手を触れることなく持ち運びが可能であ
り、インクリボンの品質を損なうこともない。また、包
合状態のホルダ22の両側端部が駆動側軸部6,7のフ
ランジ4,5及び従動側軸部8,9のフランジ4a,5
aにほぼ接触するため、両スプール軸1,3が軸方向に
ガタ付くこともない。かくして、インクリボンユニット
10はホルダ22と共に包装され販売に供される。
【0056】インクリボンユニット10の使用に際して
は、カット部のつまみ26を摘んでホルダ22の幅方向
に引き裂くことにより、切り取り線25に沿ってホルダ
22が切断され、インクリボンユニット10を取り出す
ことができる。
【0057】尚、この例の実施例では切り取り線25及
びつまみ26からなるカット部が形成されていない場合
でも、延長部23の端部の係合片24を第1の包合部1
5から外すことによってもインクリボンユニット10の
取り出しが可能である。
【0058】〔実施例4〕図10はインクリボンユニッ
トと、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行
うホルダとを分離した斜視図である。
【0059】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0060】このホルダ27は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16及び開放端部にカール状部17a,17bを形成し
ている構成部分は同一である。これに対して実施例4の
ホルダ27は一方の第2の包合部16のカール状部17
bに一体的にバンド部28とその先端部に長孔状の係合
孔29が形成されている。また、他方の第2の包合部1
6の部分に外方へ切り起こされたフック片20を形成し
ている。
【0061】このように構成したホルダ27をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、実施例1と同様
に第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、バン
ド部28を他方の第2の包合部16側に巻き付けバンド
部先端の係合孔29をフック片30に係合する。
【0062】ホルダ27をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図11であり、断面図が図12
である。すなわち、インクリボンユニット10は実施例
1と同様にリボン巻取りスプール軸3の軸部分では第1
の包合部15により密着されて包合され、リボン供給ス
プール軸1のインクリボン2の表面部分では第2の包合
部16,16により密着されて包合されるため、両スプ
ール軸1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にイ
ンクリボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボ
ン2がホルダ27で保護できるため、インクリボン2に
手を触れることなく持ち運びが可能であり、インクリボ
ンの品質を損なうこともない。また、包合状態のホルダ
27の両側端部が駆動側軸部6,7のフランジ4,5及
び従動側軸部8,9のフランジ4a,5aにほぼ接触す
るため、両スプール軸1,3が軸方向にガタ付くことも
ない。さらに、ホルダ27の開放端部はカール状部17
a,17bに形成されているため、インクリボンユニッ
ト10への装着のときインクリボン2の表面に接触して
も傷を付けることもない。かくして、インクリボンユニ
ット10はホルダ27と共に包装され販売に供される。
【0063】インクリボンユニット10の使用に際して
は、バンド部28の係合孔29をフック片30から外す
ことによってホルダ27の取り外しができる。
【0064】尚、上述した実施例1〜4のホルダは、第
1の包合部15及び第2の包合部16,16が形状固定
されてある程度の弾力性を有するため、インクリボンユ
ニット10への装着作業において押し広げられた状態か
らのホルダの弾性復元力によりインクリボンユニット1
0への装着が容易に行える。
【0065】〔実施例5〕図13はインクリボンユニッ
トと、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行
うホルダとを分離した斜視図である。
【0066】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。また、インクリボ
ンユニット10は従動側軸部8,9側から見ている。
【0067】このホルダ31はPET(ポリエチレンテ
レフタレート)等のシート状部材からなり、ある程度の
弾力性と固さを有し、上述した実施例のホルダとは異な
り形状固定されていない。ホルダ31の一端部は幅を狭
くしたつまみ部32に矢印33と、横に長い長孔状の係
合孔34とを形成し、他端部にはフック部35を設けて
いる。
【0068】このように構成したホルダ31はリボン巻
取りスプール軸3の上から被せ、つまみ部32側のホル
ダ31の部分をリボン供給スプール軸1のインクリボン
2の表面に沿って巻き付けた後、係合孔34をフック部
35に係合する。
【0069】ホルダ31をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図14であり、断面図が図15
である。すなわち、インクリボンユニット10はリボン
巻取りスプール軸3の軸部分及びリボン供給スプール軸
1のインクリボン2の表面部分がホルダ31により密着
されて包合されるため、両スプール軸1,3の結束と空
転止めが確実に行えると共にインクリボンの巻き乱れが
防止できる。また、インクリボン2がホルダ31で完全
に保護できるため、インクリボン2に手を触れることな
く持ち運びが可能であり、インクリボンの品質を損なう
こともない。また、包合状態のホルダ31の両側端部が
駆動側軸部6,7のフランジ4,5及び従動側軸部8,
9のフランジ4a,5aにほぼ接触するため、両スプー
ル軸1,3が軸方向にガタ付くこともない。かくして、
インクリボンユニット10はホルダ31と共に包装され
販売に供される。
【0070】ここで、ホルダ31で結束,空転止めされ
たインクリボンユニット10に手を触れることなくイン
クリボンカセット内にインクリボンユニット10を収容
する手順を図16〜19を参照して説明する。
【0071】インクリボンカセットはその一例として、
ほぼ舟型形状を有するカセット本体41の一端側に円形
状の軸受孔42a,43aを開口した駆動側軸受部4
2,43が設けられ、一方の駆動側軸受部42の上縁に
は切欠部44が形成されている。カセット本体41の他
端側にはU字状の軸受45a,46aを有する従動側軸
受部45,46が設けられている。47は図示しない印
画ヘッドが対応する開口窓である。
【0072】さて、ホルダ31に結束,空転止めされた
インクリボンユニット10は、まず、インクリボンカセ
ットの一方の駆動側軸受部42にリボン供給側スプール
軸1の駆動側軸部6を軸受けすると共に、他方のリボン
巻取りスプール軸3の駆動側軸部7を駆動側軸受部42
の切欠部44に乗せる(図16参照)。この状態からリ
ボン供給スプール軸1の従動側軸部8を一方の従動側軸
受部45に軸受けする(図17参照)。
【0073】次に、ホルダ31のつまみ部32を掴んで
係合孔34をフック部35から外し、つまみ部32を矢
印33の方向に引き出すことによって(図18参照)、
ホルダ31がインクリボンユニット10から抜け出し除
去することができる。そして、最後にリボン巻取りスプ
ール軸3の駆動側軸部7を他方の駆動側軸受部43に軸
受けし、従動側軸部9を他方の従動側軸受部46に軸受
けすることでインクリボンカセット内へのインクリボン
ユニット10の収容が完了する(図19参照)。これに
よって、インクリボン2に全く手を触れることなくカセ
ット内への収容が可能となる。
【0074】ところで、上述のように構成したインクリ
ボンユニット10は、インクリボンの印画面の大きさ、
例えば、A5版やA6版のようにその版数の種類や印画
面が50画面あるいは100画面等のようにインクリボ
ンの巻き径に適合したサイズのカートリッジとしてのカ
セット筐体に収容されるようになっている。そして、イ
ンクリボンユニットはリボン供給スプール軸がカセット
筐体のリボン供給側の駆動側軸受部及び従動側軸受部に
装着され、リボン巻取りスプール軸はカセット筐体のリ
ボン巻取り側の駆動側軸受部及び従動側軸受部に装着さ
れることが規定されている。
【0075】例えば、その一例を図20及び図21を参
照して説明すると、ホルダ31で結束されているインク
リボンユニット10はリボン供給スプール軸及びリボン
巻取りスプール軸の両駆動側軸部6,7の軸間距離が決
められている。このため、リボン供給スプール軸の駆動
側軸部6をカセット筐体41の駆動側軸受部42の軸受
孔42aに挿入しようとしても駆動側軸受部42にリボ
ン巻取りスプール軸の駆動側軸部7が突き当たって挿入
することはできない。
【0076】そこで、本発明では実施例5で説明した駆
動側軸受部42に形成した切欠部44を利用し、ホルダ
31で結束されているリボン供給スプール軸の駆動側軸
部6をリボン供給スプール軸側の駆動側軸受部42に容
易に装着することができるようにしたものである。
【0077】以下、図22を参照して説明すると、ホル
ダ31で結束されたインクリボンユニット10とカセッ
ト筐体41の駆動側軸受部42とは次のように寸法規定
されている。
【0078】すなわち、ホルダ31で結束された状態の
インクリボンユニット10のリボン供給スプール軸及び
リボン巻取りスプール軸はそれぞれのフランジ4,5同
士が接触した状態となり、両駆動側軸部6,7は同一の
軸径を有している。そして、両駆動側軸部6,7の軸中
心間の距離をAとし、駆動側軸部6,7の軸半径をaと
し、駆動側軸受部42の軸受孔42a中心から外周まで
の半径をBとしたとき、(A−a)<Bとなるように寸
法設定してある。
【0079】そして、上述したような設定条件におい
て、駆動側軸受部42の外周部分の上部に軸受孔42a
中心からの距離が(A−a)より小さい円弧形状の切欠
部44を形成してある。しかも、この切欠部44は駆動
側軸部6(あるいは駆動側軸部7)の軸径の円弧より大
きな円弧形状に形成してある。
【0080】このように構成したことにより、ホルダ3
1で結束されたインクリボンユニット10のリボン供給
スプール軸側の駆動側軸部6を駆動側軸受部42の軸受
孔42aに装着する際、リボン巻取りスプール軸の駆動
側軸部7を切欠部44と対応しない駆動側軸受部42の
部分より装着しようとした場合、上述した(A−a)<
Bの関係から駆動側軸部7が駆動側軸受部42にオーバ
ーラップして突き当たり、駆動側軸部6は軸受孔42a
に装着することはできないが、駆動側軸部7を切欠部4
4上に載せるようにすることで、上述したオーバーラッ
プ部分が解消されることになるため軸受孔42aに対し
て駆動側軸部6が対応し、この結果、駆動側軸部6は駆
動側軸受部42の軸受孔42aに装着させることができ
る。
【0081】上述した切欠部44は実施例では駆動側軸
受部42の上部に形成することによって、リボン供給ス
プール軸及びリボン巻取りスプール軸を上下方向の姿勢
にしてカセット筐体41へのセットが行えるので作業上
好適であるが、切欠部44の位置はこれに限定するもの
でなく、図23に示すように軸受孔42aの中心を半径
とする駆動側軸受部42の外周の一部に形成してあれば
上述の場合と同様の作用を得ることができる。
【0082】また、駆動側軸受部42の設定条件として
は上述したような構成に限定されるものでなく、リボン
供給スプール軸側の駆動側軸受部42に、該軸受部42
の軸受孔開口縁から軸受部外周縁の寸法が束ねたインク
リボンユニットの両駆動側軸部6,7の最も接近する軸
間の寸法より大きい部分(軸受部外周縁に相当)と、該
軸間の寸法とほぼ等しいかそれより小さい部分(切欠部
44に相当)とから形成されていればよいことになる。
この際、小さい部分の形状については特に限定するもの
でない。
【0083】また、駆動側軸受部42に切欠部44を形
成する構成とは別の方法として図24に示すようにリボ
ン巻取りスプール軸の駆動側軸部7の一部に切欠部48
を形成し、この切欠部48を駆動側軸受部42の外周部
に対応させることで上述した実施例と同様に駆動側軸部
7と駆動側軸受部42とのオーバーラップ部分が解消さ
れることになり、この場合も上述した実施例と同様の作
用を得ることができる。尚、この例の場合は駆動側軸部
7の中心に開口した駆動用孔は切欠部48の形成により
円形孔ではなくなるため、この例では孔全体を図に示す
ようにほぼ三角形状の駆動用孔7aに形成するように
し、このため、図示しないプリンタ本体側の駆動軸を駆
動用孔7aに係合する形状に設計変更するだけでよい。
【0084】また、上述した実施例ではリボン供給スプ
ール軸の駆動側軸部6をこれに対応する駆動側軸受部4
2に先に装着する場合について説明したが、リボン巻取
りスプール軸の駆動側軸部7を反対側の駆動側軸受部4
3に先に装着するときは、駆動側軸受部43に図22及
び図23に示すように切欠部44を形成したり、または
駆動側軸部6に図24に示すように切欠部48を形成す
るようにすればよい。
【0085】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0086】本発明のホルダを使用したプリンタのイン
クリボンユニットの結束,空転止めは、ビデオプリンタ
やその他のプリンタのインクリボンユニットの結束,空
転止めとして広く適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸の結
束と空転防止手段として、リボン供給スプール軸及びリ
ボン巻取りスプール軸を平行に束ね、両スプール軸の軸
部分をインクリボンの表面からシート状のホルダで包
み、このホルダの開放部を結合手段により固定するよう
にしたので、リボン供給スプール軸及びリボン巻取りス
プール軸の結束と共に空転止めが確実に行え、しかも、
両スプール軸のインクリボン全体がホルダによって保護
されているためインクリボンに手が触れることもなく、
インクリボンの品質が維持できるという効果がある。
【0088】また、第2の発明では結合手段はホルダの
開放端部を連着する接着テープとしたので、市販の安価
な部材にてリボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプ
ール軸の結束と空転とめが作業性よく簡単に行える。
【0089】また、第3の発明では結合手段はホルダの
両開放端部の近くに形成したフック片と、両フック片に
掛け止めされる伸縮可能のループ状のゴム部材としたの
で、市販の安価な部材にてリボン供給スプール軸及びリ
ボン巻取りスプール軸の結束と空転止めが作業性よく簡
単に行えると共に、ホルダの着脱作業が容易である。
【0090】また、第4の発明では結合手段はホルダの
一方の開放端部を延長しその端部に形成したカール状の
係合片をホルダの曲面部に係止し固定するようにしたこ
とで、別部材を一切使用することなくリボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転とめを容
易に行うことができる。
【0091】また、第5の発明ではホルダの幅方向に亘
って切り取り線を有するカット部を形成したので、イン
クリボンユニットの取り出しが容易に行える。
【0092】また、第6の発明では結合手段はホルダの
一方の開放端部に一体形成した係合孔を有するバンド部
と、ホルダの他方の開放端部近くにバンド部の係合孔が
係合されるフック片としたので、別部材を一切使用する
ことなくリボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプー
ル軸の結束と空転止めが作業性よく確実に行える。
【0093】また、第7の発明では結合手段はホルダの
一方の開放端部に形成した係合孔と、ホルダの他方の開
放端部にホルダの一方の開放端部が折り返されて係合孔
が係合されるフック片としたので、少ないホルダの利用
によりリボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール
軸の結束と空転止め作業が容易に行える。
【0094】また、第8の発明ではホルダは束ねられた
リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸の軸
部分に沿って覆うことのできる弾性を有する形状固定さ
れた構成としたので、両スプール軸がホルダでガタ付く
ことなく結束と空転止め作用が確実に行える。また、ホ
ルダが弾性を有することで両スプール軸への装着のとき
クリック感が生じて装着がし易い。
【0095】また、第9の発明ではホルダが真空成形か
ら構成したので、ホルダが型崩れすることもなく成形が
容易である。
【0096】さらに、第10の発明ではカセット筐体の
駆動側軸受部の外周縁部に、束ねられたインクリボンユ
ニットの両駆動側軸部の軸間と等しいかそれより小さい
寸法の部分を形成したことで、リボン供給スプール軸及
びリボン巻取りスプール軸からなるインクリボンユニッ
トが結束された状態においてスプール軸の駆動側軸部が
決められた駆動側軸受部に容易に装着することができる
という効果がある。
【0097】また、切欠部を駆動側軸部の軸径の円弧よ
り大きく形成されているので、一方のスプール軸の駆動
側軸部の駆動側軸受部への軸受け時、他方のスプール軸
の駆動側軸部の切欠部への位置決めを容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクリボンユニットと実施例1のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図2】実施例1の結束,空転止め状態の斜視図であ
る。
【図3】実施例1の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図4】インクリボンユニットと実施例2のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図5】実施例2の結束,空転止め状態の斜視図であ
る。
【図6】実施例2の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図7】インクリボンユニットと実施例3のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図8】実施例3の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図9】実施例3の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図10】インクリボンユニットと実施例4のホルダの
分離状態の斜視図である。
【図11】実施例4の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図12】実施例4の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図13】インクリボンユニットと実施例5のホルダの
分離状態の斜視図である。
【図14】実施例5の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図15】実施例5の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図16】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図17】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図18】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図19】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容状態の斜視図である。
【図20】別の発明であるインクリボンカセットへのイ
ンクリボンユニットの装着状態の問題点の説明図であ
る。
【図21】図20の装着状態の正面図である。
【図22】本発明によるインクリボンカセットへのイン
クリボンユニットの装着状態の正面図である。
【図23】本例の別の例のインクリボンカセットへのイ
ンクリボンユニットの装着状態の正面図である。
【図24】本発明の他の実施例によるインクリボンカセ
ットへのインクリボンユニットの装着状態の正面図であ
る。
【図25】従来のインクリボンユニットの斜視図であ
る。
【図26】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【図27】従来例のインクリボンカセットの斜視図であ
る。
【図28】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【図29】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【符号の説明】
1 リボン供給スプール軸 2 インクリボン 3 リボン巻取りスプール軸 4,5,4a,5a フランジ 6,7 駆動側軸部 8,9 従動側軸部 10 インクリボンユニット 14,19,22,27,31 ホルダ 15 第1の包合部 16 第2の包合部 17a,17b カール状部 18 接着テープ 20 フック片 21 輪ゴム 23 延長部 24 係合片 25 切り取り線 26 つまみ 28 バンド部 29 係合孔 30 フック片 32 つまみ部 34 係合孔 35 フック部 41 カセット本体 42,43 駆動側軸受部 42a,43a 軸受孔 44,48 切欠部 45,46 従動側軸受部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用のインクリボンを巻付けてあるリ
    ボン供給スプール軸と使用済みのインクリボンを巻取る
    リボン巻取りスプール軸とを有し、上記リボン供給スプ
    ール軸及びリボン巻取りスプール軸の一端部にそれぞれ
    駆動側軸部と、他端部にそれぞれ従動側軸部とを備えた
    プリンタのインクリボンユニットにおいて、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸
    の結束と空転防止手段として、上記リボン供給スプール
    軸及びリボン巻取りスプール軸を平行に束ね、上記両ス
    プール軸の軸部分をインクリボンの表面からシート状の
    ホルダで包み、このホルダの開放部を結合手段により固
    定したことを特徴とするプリンタのインクリボンユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 上記結合手段は上記ホルダの開放端部を
    連着する接着テープであることを特徴とする請求項1記
    載のプリンタのインクリボンユニット。
  3. 【請求項3】 上記結合手段は上記ホルダの両開放端部
    の近くに形成したフック片と、両フック片に掛け止めさ
    れる伸縮可能のループ状のゴム部材であることを特徴と
    する請求項1記載のプリンタのインクリボンユニット。
  4. 【請求項4】 上記結合手段は上記ホルダの一方の開放
    端部を延長しその端部に形成したカール状の係合片を上
    記ホルダの曲面部に係止し固定するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のプリンタのインクリボンユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記ホルダの幅方向に亘って切り取り線
    を有するカット部を形成したことを特徴とする請求項3
    記載のプリンタのインクリボンユニット。
  6. 【請求項6】 上記結合手段は上記ホルダの一方の開放
    端部に一体形成した係合孔を有するバンド部と、上記ホ
    ルダの他方の開放端部近くに上記バンド部の係合孔が係
    合されるフック片であることを特徴とする請求項1記載
    のプリンタのインクリボンユニット。
  7. 【請求項7】 上記結合手段は上記ホルダの一方の開放
    端部に形成した係合孔と、上記ホルダの他方の開放端部
    に上記ホルダの一方の開放端部が折り返されて上記係合
    孔が係合されるフック片であることを特徴とする請求項
    1記載のプリンタのインクリボンユニット。
  8. 【請求項8】 上記ホルダは束ねられた上記リボン供給
    スプール軸及びリボン巻取りスプール軸の軸部分に沿っ
    て覆うことのできる弾性を有する形状固定されたもので
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1記載の
    プリンタのインクリボンユニット。
  9. 【請求項9】 上記ホルダが真空成形されたものである
    ことを特徴とする請求項7記載のプリンタのインクリボ
    ンユニット。
  10. 【請求項10】 未使用のインクリボンを巻付けてある
    リボン供給スプール軸と使用済みのインクリボンを巻取
    るリボン巻取りスプール軸との駆動側軸部及び従動側軸
    部が上ハーフと下ハーフとからなるリボンカセット筐体
    の駆動側軸受部及び従動側軸受部にそれぞれ回転自在に
    支承されるプリンタのインクリボンカセットにおいて、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸
    はインクリボンの表面より解束可能な状態に束ねたイン
    クリボンユニットであり、上記リボン供給スプール軸側
    及びリボン巻取りスプール軸側の上記駆動側軸受部の少
    なくとも一方を、該軸受部の軸受孔開口縁から軸受部外
    周縁の寸法が上記束ねたインクリボンユニットの上記両
    駆動側軸部の軸間の寸法より大きい部分と、該軸間の寸
    法とほぼ等しいかそれより小さい部分とで形成してある
    ことを特徴とするプリンタのインクリボンカセット。
  11. 【請求項11】 上記軸受部の軸受孔開口縁から軸受部
    外周縁の寸法とほぼ等しいかそれより小さい部分は、上
    記駆動側軸部の軸径の円弧より大きな切欠部であること
    を特徴とする請求項10記載のプリンタのインクリボン
    カセット。
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