JP2005103982A - インクシートカートリッジ及び取替え用インクシートセット - Google Patents

インクシートカートリッジ及び取替え用インクシートセット Download PDF

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    • B41J33/006Arrangements to attach the ribbon to the spool

Abstract

【課題】 正規品でない他社製のインクシートの芯管に、正規品である中間連結体を再利用して取付けられないようにすることにより、インクシートカートリッジ20のカートリッジ本体30に、他社のインクシートを誤って装着するのを防止する。
【解決手段】 筒状の中間連結体56と、芯管41の一端部に形成された雌型係合部70とに半径方向外側から雄型係合体71を嵌めて、当該雄型係合体71の芯管円周方向の向きが変わらないように固定する。雄型係合体71の係止爪部71cは、軸方向(挿入方向)とは交差する方向に延出しているので、芯管41の雌型係合部70の開口部70aの先端で当該芯管40の円周方向に延びる被係合部70cに前記係止爪部71cがしっかりと係合し、中間連結体56を芯管41の軸線方向に引き抜こうとしても、係止爪部71cが前記被係合部70cに強固に係合状態が保持できる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、プリンタやファクシミリ装置等の画像形成装置に使用される交換可能なインクシートを備えたインクシートカートリッジ、及びこのインクシートカートリッジに装着可能な取替え用インクシートセットの構造に関するものである。
熱転写プリンタを用いて普通紙等の記録紙に印刷する場合、交換の容易性や取扱いの簡便さから、通常はインクリボンカートリッジが用いられる。そして、熱転写プリンタがラインプリンタである場合は、幅広のインクシートが使用される。従来のインクシートカートリッジは、インクシートの供給側芯管と巻取り側芯管とを、それぞれの左右両端に着脱可能に装着するスプールを介して、カートリッジ本体の左右両側板に回動可能に装着する構成となっている。
本願出願人は以前に、この種のインクシートカートリッジにおいて、少なくとも1つのスプールとこれに対応する芯管の一端との間に介挿される筒状の中間連結体に、前記芯管の一端部に形成された止め溝に係脱する弾性爪とを備えることを提案した(特許文献1参照)。図18は従来例の芯管及び中間連結体の一端部の正面図である。
図18に示すように、弾性爪104は、中間連結体103の最外径部103aからその挿入方向に延びる鉤状(L字状)のものである。芯管101の一端に中間連結体103を差し込むと、弾性爪104は、芯管101の軸線と交差する方向への弾性変形により、芯管101の一端部に形成された略L字状の止め溝102に引っ掛かり係合する。これにより、芯管101と中間連結体103とが連結される。
従って、芯管101とスプール(図示せず)とを連結するには中間連結体103が仲介しなければならず、芯管101をスプールに直接取付けることはできないから、中間連結体103のない(正規品でない)他社製のインクシートがカートリッジ本体に誤って装着されるおそれを低減することができるのであった。
特開2001−277627号公報
しかし、前記特許文献1の構成では、依然として中間連結体103が芯管101の軸方向に抜ける可能性がある。すなわち、図18に示すように、中間連結体103を芯管101に対して軸方向に挿入し、弾性爪104の弾性変形を利用してその挿入先端側の鉤部104bを止め溝102に係合させる構成であるため、止め溝102の軸溝部102aの幅寸法Wbを弾性爪104のアーム部104aの幅寸法Waよりも幅広に設定しておく必要があり、このため、中間連結体103の装着時には止め溝102と弾性爪104との間には隙間が形成されてしまう。それ故、例えば、インクシートの交換時等に不適切な方向に力が加わると、弾性爪104が撓んで止め溝102から外れ、芯管101から中間連結体103が外れる可能性があった。
そして、外れた中間連結体103を間違った位置(芯管101の軸線回りの誤った位置)に無理に芯管101に取付けようとうした場合、弾性爪104等が破損すると、そのインクシートの使用が不能になるという可能性があった。
そこで本発明は、中間連結体が芯管から脱落しないようにしたインクシートカートリッジ、及びこのインクシートカートリッジに適用可能な取替え用インクシートセットを提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を解決するため、請求項1の発明は、インクシートの供給側芯管と巻取り側芯管とを、それぞれの左右両端に着脱可能に装着するスプールを介してカートリッジ本体の左右両側板に装着してなるインクシートカートリッジにおいて、前記少なくとも一つのスプールとこれに対応する芯管との間に介挿される筒状の中間連結体と、前記芯管の一端部に形成された雌型係合部に前記芯管の半径方向外側から嵌ることにより前記中間連結体を前記芯管から抜け不能に保持する雄型係合体とを備えたというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載したインクシートカートリッジにおいて、前記芯管の一端に挿入された中間連結体と、前記芯管の雌型係合部に嵌め込まれた雄型係合体とを、圧入または接着等の固定手段を介して固着したというものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載したインクシートカートリッジにおいて、前記固定手段は、前記中間連結体と前記雄型係合体とのうちいずれか一方から突出するピン軸と、他方に形成された挿入穴とからなり、前記ピン軸を前記挿入穴に圧入することにより、前記中間連結体と前記雄型係合体とを固着したというものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジにおいて、前記雄型係合体は、前記中間連結体に固定される基部と、この基部に連設したアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、前記雌型係合部は、前記芯管の軸線方向に延びる開口部と該開口部に連設され芯管の円周方向に延びる被係合部とからなるというものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載したインクシートカートリッジにおいて、前記中間連結体の最外径部を、前記芯管の外径部と同じ直径に形成し、この最外径部には、前記雄型係合体の前記基部が固定される凹所を形成したというものである。
請求項6の発明は、インクシートの供給側芯管と巻取り側芯管とを、それぞれの左右両端に着脱可能に装着するスプールを介してカートリッジ本体の左右両側板に装着してなるインクシートカートリッジにおいて、前記少なくとも一つのスプールとこれに対応する芯管との間に介挿される筒状の中間連結体を備え、当該中間連結体は合成樹脂のような可撓性を有する素材製であり、この中間連結体には、前記芯管の一端に形成された雌型係合部に対して半径方向の弾性変形により係脱する雄型係合部の基部を一体的に連設し、当該雄型係合部を前記雌型係合部に半径方向内向きの弾性復原力で係合させることにより、前記中間連結体を前記芯管から抜け不能に保持するように構成したというものである。
請求項7の発明は、請求項6に記載したインクシートカートリッジにおいて、前記雄型係合部は、前記中間連結体の最外径部から前記中間連結体の挿入方向に沿って延びるアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、少なくとも前記アーム部の厚さ寸法を、前記雄型係合部が半径外向きに反り変形し得る程度に薄く設定したというものである。
請求項8の発明は、請求項6または7に記載したインクシートカートリッジにおいて、前記雄型係合部は、前記中間連結体の最外径部から前記中間連結体の挿入方向に沿って延びるアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、前記中間連結体の最外径部のうち前記アーム部との連設部分には、前記アーム部を挟んだ両側にスリットを形成したというものである。
請求項9の発明は、請求項1〜8のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジにおいて、前記中間連結体には、前記芯管の一側端縁から軸方向に延びるように形成された切欠き溝に嵌る突起片を半径方向外向きに突設し、前記雌型係合部は前記芯管の一側端縁側に開口し、前記突起片の挿入先端部の幅寸法を、前記雌型係合部の開口部の幅寸法よりも大きく設定したというものである。
請求項10の発明は、請求項1〜9のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジにおいて、一端に前記中間連結体が挿入された前記芯管には、前記雄型係合体または前記雄型係合部の一部または全部を覆うように、インクシートを巻回したというものである。
請求項11の発明は、請求項1〜請求項10のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジに装着可能に構成した取替え用インクシートセットであって、インクシートと、当該インクシートの供給側芯管と、巻取り側芯管とを備え、この巻取り側芯管の一端には、請求項1〜請求項10のうちいずれかに記載した中間連結体及び雄型係合体、または雄型係合部付きの中間連結体を有するというものである。
請求項1のように構成すると、芯管の一端に筒状の中間連結体を取付ける際には、前記芯管の一端部に形成された雌型係合部に、前記中間連結体とは別体の雄型係合体を半径方向外側から嵌め込むことにより、前記中間連結体が前記芯管から外れるのを確実に防止できるので、インクシートの交換等に際して、当該インクシートを確実に使用できるという効果を奏する。
請求項2〜5の発明に係る構成は、請求項1の発明をより具体化したものである。
請求項2または3のように構成すると、前記芯管の一端に挿入された中間連結体と、前記芯管の雌型係合部に嵌め込まれた雄型係合体とが圧入または接着等の固定手段を介して固着されるので、前記雄型係合体を前記中間連結体から簡単に外れないようにすることができる。これにより、前記芯管と前記中間連結体との連結をより強固にすることができるという効果を奏する。
請求項4のように構成すると、前記芯管の一端に前記中間連結体を取付ける際には、前記芯管の雌型係合部に前記雄型係合体のアーム部及び係止爪部を半径方向外側から嵌め込むことになる。そうすると、前記係止爪部は軸方向(挿入方向)とは交差する方向に延出することになるので、前記中間連結体を前記芯管からその軸方向に引き抜こうとしても、前記係止爪部が雌型係合部における被係合部に嵌まった状態に保持でき、前記中間連結体を前記芯管から抜け不能に保持することができ、請求項1の発明と同様の効果を奏することができる。
請求項5のように構成すると、前記雄型係合体の基部を前記中間連結体側の凹所に嵌め込む一方、前記アーム部及び前記係止爪部とを前記芯管の雌型係合部に嵌め込むことにより、前記芯管と前記中間連結体とが雄型係合体を介して連結されるので、前記芯管と前記中間連結体とは一体的に回動することになる。これにより、画像形成装置の本体側からスプールを介して前記芯管へ確実にトルクを伝えることができるという効果を奏する。
請求項6の発明のように構成すると、雄型係合体が中間連結体と一体的に形成されているから、別体の雄型係合体の場合に比べて芯管への取付けの手間が少なくなり、作業工程が簡略化されるという効果を奏する。
請求項7の発明の雄型係合体によれば、雄型係合体の自由端側を反り変形させるだけで芯管の雌型係合部に嵌合させることができ、中間連結体の取付け作業を容易にできる。
請求項8の発明によれば、雄型係合体の自由端側を反り変形させる外力が少なくて済み、前記取付け作業を一層容易にできる。
請求項9の発明によれば、中間連結体を芯管に挿入する場合、雄型係合体が誤って芯管の端部に形成された切欠き溝に嵌まることがなく、芯管に対する中間連結体の円周方向の取付け位置を確実、且つ簡単に決定できて、雄型係合体の取付け作業乃至装着作業を容易にできるという効果を奏する。
請求項10の発明によれば、使用済みのインクシートが巻回された芯管から雄型係合体を容易に抜き出すことができなくなる。
請求項11の発明によれば、インクシートセットの交換作業を確実に行うことができるという効果を奏する。
次に、本発明を具体化した実施形態を、画像形成装置としてのファクシミリ装置に適用した場合の図面(図1〜図17)に基づいて説明する。
まず、図1及び図2を参照しながら、ファクシミリ装置1の構造について説明する。図1はファクシミリ装置の側断面図、図2は印字部近傍での記録紙及びインクシートの経路を示す側断面図である。
なお、本実施例のファクシミリ装置1は、原稿8から読取った画像データをファクシミリデータとして電話回線等の通信回線を介して他のファクシミリ装置に送信するとともに電話回線等の通信回線を介して他のファクシミリ装置から送信されたファクシミリデータを受信して記録紙4にその画像を形成するという通常のファクシミリ装置としての機能のほか、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等からプリンタケーブルまたは赤外線等の無線を介して伝送されてきたプリントデータを受けてそのデータに応じて画像を形成するプリンタとしての機能を有している。
ファクシミリ装置1における本体ケース2の一側には、受話器(図示せず)が配置されている。上面開放状の本体ケース2の上面を覆う上カバー体6は、その後端の回動支点6aを中心にして本体ケース2の上部後端に上下回動可能に枢着されている。上カバー体6の上面前部側には、キースイッチ3aや液晶表示装置3bなどを有する操作パネル3が設けられている。この操作パネル3も、原稿8の送り不良等に際して、原稿8を除去するために前側を上向きに開き回動できるように構成されている。また、本体ケース2の上面後部には、記録紙4を斜め下向き状に立てた状態で積層して載置するための給紙台5が、上カバー体6の後部に対して回動可能に設けられている。
本体ケース2内には、操作パネル3の下方位置に、原稿台7からの原稿8を搬送するためのフィードローラ対9と、密着型イメージスキャナ部(CIS)10とその読取り部の上側に配置した原稿押え体11と、排紙ローラ対12とが配置されている。
本体ケース2内のうち給紙台5の下方には、当該給紙台5からの記録紙4を一枚ずつ搬送するための給紙ローラ15や、その上周面にばね付勢された分離パッド16等からなる給紙部14が備えられている。
給紙部14の下方には、印字部としてのローラ状のプラテン17と、当該プラテン17の下面に向かってばね18で付勢された印字台19上のサーマルヘッド22と、この印字台19に対して前後方向に跨がるように配置するインクシートカートリッジ20のための収納部13とが配置されている。
収納部13内のインクシートカートリッジ20は、インクシート21の供給側シートスプール25が本体ケース2の後部側に配置され、巻取り側シートスプール26が本体ケース2の前側となり、且つ供給側シートスプール25側が高い位置で、巻取り側シートスプール26側が低い位置となるように、前傾状(ヒップアップ状)に配置されている。従って、収納部13の下方は、本体ケース2の下面後部側に位置することになり、インクシートカートリッジ20の前傾配置の構成と相俟って、本体ケース2の下面後部に大きい空間が形成される。この空間、すなわち収納部13の下方には、ファクシミリ装置1の操作等を実行するための制御用基板29が配置されている。
供給側シートスプール25から前方の巻取り側シートスプール26に巻回したインクシート21は、サーマルヘッド22及びバネ板製のテンション体23の頂面を通過し、巻取り側シートスプール26の下周面側に至る。このとき、インクシート21のインク面は上面にある。
インクシート21の上面(インク面)に重なる記録紙4は、プラテン17とサーマルヘッド22とが重なり合う印字部で印刷されたのち、インクシートカートリッジ20における巻取り側シートスプール26側の上部に形成された仕切り板24の上面を通過する。次いで、記録紙4は、排紙ローラ対28を介して本体ケース2の前方に排紙される。
なお、上カバー体6の下面には、下向きに突出した複数枚のリブ状の上シュート部27がプラテン17を挟んで搬送上流側から下流側まで延びるように配置されている。当該上シュート部27とインクシートカートリッジ20の仕切り板24との間を、記録紙4が通過するように構成されている。従って、上カバー体6の下面側の上シュート部27とインクシートカートリッジ20の仕切り板24とは、搬送シュートとして機能する。
他方、インクシート21は、テンション体23の頂面で下向きに屈曲されて、仕切り板24の下面側を通過し、巻取り側シートスプール26の下周面側で巻き取られるように構成されている。
次に、図3〜図11を参照しながら、本発明に係るインクシートカートリッジ20の構成について説明する。図3はインクシートカートリッジの平面図、図4はインクシートカートリッジを前方左側から斜視図、図5はインクシートカートリッジを前方右側から見た斜視図、図6はインクシートカートリッジの右側面図、図7はインクシートカートリッジの左側面図、図8はインクシートカートリッジの部品の分解斜視図、図9は第1回転部材、フランジ付き軸部及び中間連結体等の分解斜視図、図10は第1回転部材の説明図、図11はフランジ付き軸部の説明図である。
インクシートカートリッジ20は、カートリッジ本体30と、インクシート21と、供給側シートスプール25としての一対の供給側スプール36,37と、巻取り側シートスプール26としての一対の巻取り側スプール38,39とにより構成されている。
各スプール36〜39は、インクシート21を巻回するための芯管40,41の両端にそれぞれ着脱可能に嵌挿するフランジ付きの軸部である。両方の供給側スプール36,37と巻取り側右スプール39とは、例えば合成樹脂材の射出成形等により一体的に形成されている。巻取り側左スプール38だけは複数の部品を組み合わせて構成されている。
カートリッジ本体30は、インクシート21の左右両側端の外方を囲むようにシート供給側から巻取り側に延びる左右一対の側板31a,31bと、インクシート21の供給側の上方を覆うように左右両側板31a,31bに連設した上カバー片32と、インクシート21の巻取り側の上方を覆うように左右両側板31a,31bに連設した仕切り板24とにより構成されている。
この実施例では、カートリッジ本体30は、例えば合成樹脂材の射出成形等により一体的に形成されている。供給側の上カバー片32と巻取り側の仕切り板24と左右両側板31a,31bとで囲まれた部位は、インクシート21が露出する窓穴部となっている。従って、窓穴部の上方からはプラテン17が臨む一方、窓穴部の下方からは、印字台19とサーマルヘッド22とテンション体23とが臨むことになる(図1及び図2参照)。
また、仕切り板24の左右両側端部または左右両側板31a,31bからは、ひれ状等の摘み部35,35が上向きに突設されている。
各側板31a,31bには、巻取り側左スプール38の箇所を除き、供給側右スプール37及び巻取り側右スプール39の各外軸44や、供給側左スプール36の支持軸部・が各々遊嵌する一端開放型の軸支持溝部33が形成されている(図6及び図8参照)。
なお、各側板31a,31bのうち軸支持溝部33の内径側には、開放溝34が半径方向外向きに延びるように切欠き形成されている。これら各開放溝34により、各外軸44(支持軸部)を軸支持溝部33に対してその軸線が略交差する状態で押し込んだときには、各軸支持溝部33の開放側の溝縁間隔が弾性的に拡張するが、自由状態では、各外軸44(支持軸部)が各軸支持溝部33から脱落することはないように構成されている。
インクシート21は、広幅の樹脂フィルムの片面全体にインク層を形成してなるものである。図8に示すように、インクシート21は円筒状に形成された紙製等の一対の芯管40,41に巻回されている。インクシート21と記録紙4とは、インクシート21のインク層に記録紙4を対面させた状態で、プラテン17とサーマルヘッド22の記録面との間に挟み込まれる。そして、画像データに応じてサーマルヘッド22の発熱抵抗体に通電することにより、記録紙4に画像が1ラインずつ形成される(図1及び図2参照)。
巻取り側の芯管41の左端部(記録紙4の排出側から見て左側)には、軸線を挟んで相対向する位置に、後に詳述する第1実施形態の雄型係合体71を嵌めるためのL字状の雌型係合部70と、後述する中間連結体56の突起片61を嵌めるための切欠き溝62とが穿設されている(図8、図12(a)及び図13(a)参照)。この実施例では、雌型係合部70と切欠き溝62とは、ともに芯管41の左側端縁側に開口している。即ち、雌型係合部70は、芯管41の左側端縁側に開口し、且つ芯管41の軸線に沿って長く、幅寸法Woの開口部70aと、該開口部70aの先端にて芯管41の円周方向に寸法W2だけ切欠いた被係合部70cとからなる。
図8に示すように、供給側及び巻取り側の芯管40,41の各右端(記録紙4の排出側から見て右側)に嵌合する供給側及び巻取り側右スプール37,39は、同一形状のものである。これら各右スプール37(39)は、芯管40(41)の右端内径部に嵌る内筒部42と、大径のフランジ部43と、カートリッジ本体30の右側板31bに形成された軸支持部33に回転可能に嵌る小径円筒状の外軸44とにより構成されている。
供給側の芯管40の左端に嵌合する供給側左スプール36は、芯管40の左端内径部に嵌合する内筒部42と、大径のフランジ部43と、カートリッジ本体30の左側板31aに形成された軸支持部33に回転可能に嵌る小径円筒状の支持軸部69と、この支持軸部69の外側に設けられた歯車部45とにより構成されている。
なお、供給側左スプール36の内筒部42には、半径外向きに突出する係合爪42aが一体的に形成されている。芯管40の左端に供給側左スプール36を挿入した状態で、係合爪42aを芯管40の左端部に形成された止め溝(図示せず)に係合させることにより、ファクシミリ装置1の本体側から歯車部45への伝達トルクは、供給側シートスプール25に確実に伝達される。
他方、巻取り側の芯管41の左端に嵌合する巻取り側左スプール38は、カートリッジ本体30の左側板31aに形成された軸穴50に抜け不能に装着されるものである。この巻取り側左スプール38は、左側板31aの外側に配置される伝動歯車47付きの第1回転部材46と、当該第1回転部材46に左側板31aの内側から連結されるフランジ48a付きの軸部48とにより構成されている。
この実施例では、フランジ付き軸部48に後述する中間連結体56を着脱可能に被嵌する一方、中間連結体56を芯管41の左端内径部に嵌め込むことにより、巻取り側左スプール38と芯管41とが中間連結体56を介して連結される(図9参照)。第1回転部材46とフランジ付き軸部48とは、それぞれ合成樹脂材の射出成形等により形成されている。
図10(a)〜(c)に示すように、第1回転部材46における伝動歯車47の内径側には、軸線方向に沿って長い内筒部46aが形成されている。内筒部46aの一側切欠き部46c(図10(c)参照)には、軸線方向に沿って延びる棒状の弾性体51が形成されている。弾性体51の自由端側には、半径外向きに突出する係止爪51aが形成されている。内筒部46aの半径外側には、円周方向に沿って3つ割りの扇状部46bが形成されている。
図10(b)〜(d)に示すように、3つ割りの扇状部46bの間には、フランジ付き軸部48における3つの係合体52の先端爪部52a(図11(a)(b)参照)を嵌めるための嵌合穴53が穿設されている。各嵌合穴53の外周側には、係合部としての段部53aが形成されている(図10(d)参照)。なお、3つ割りの扇状部46bには、フランジ付き軸部48と対向する側面から突出する半径方向長手の位置決め突起54が一体的に形成されている(図10(c)参照)。
図11(a)〜(c)に示すように、軸部48における円盤状のフランジ48aの内径側には、軸線方向に沿って長い筒状部48bが形成されている。筒状部48bの先端からは、筒状部48bよりも小径で断面円弧状の案内部48cが軸線方向に沿って延びている。
フランジ付き軸部48と第1回転部材46とを連結した状態では、第1回転部材46の弾性体51及び係止爪51aが、フランジ付き軸部48の筒状部48b及び案内部48cの内径側を軸線方向に貫通するように構成されている。
フランジ48aの半径方向中途部からは、3つの係合体52が筒状部48bとは逆方向に突出している。また、フランジ48aと筒状部48bとの付け根部には、第1回転部材46の各位置決め突起54を嵌めるための位置決め穴55が形成されている(図11(b)(c)参照)。
以上の構成において、第1回転部材46とフランジ付き軸部48とを左側板31aの軸穴50に装着する態様は、例えば次のようになる。
すなわち、図8及び図9に示すように、左側板31aの外側からは、第1回転部材46の弾性体51を軸穴50に挿入する一方、左側板31aの内側からは、フランジ付き軸部48の係合体52群を軸穴50に挿入する。そして、各係合体52の先端爪部52aを第1回転部材46の各嵌合穴53に嵌め入れる。
そうすると、各嵌合穴53の外周側の段部53aには各先端爪部52aが引っ掛かり係合するので、第1回転部材46とフランジ付き軸部48とは、巻取り側左スプール38として一体化する。これにより、第1回転部材46とフランジ付き軸部48とは、軸穴50ひいてはカートリッジ本体30から抜け不能となるのである。
この場合、第1回転部材46の弾性体51を、フランジ付き軸部48における案内部48cの切欠き案内溝48d(図11(a)〜(c)参照)に位相的に合致させるため、第1回転部材46の各位置決め突起54とフランジ付き軸部48の各位置決め穴55との形状を、位相ごとに異ならせておくのが好ましい。
また、巻取り側左スプール38として一体化した状態では、フランジ付き軸部48側の3つの係合体52と、第1回転部材46側の3つ割りの扇状部46bとを組み合わせた部分の外周形状は、略円筒状となる。当該組み合わせた部分が軸穴50の箇所に位置することにより、伝動歯車47及び巻取り側左スプール38の回転軸線の位置が決まることになる(図14(a)(b)参照)。
次に、図12〜図15を参照しながら、巻取り側左スプール38と芯管41との間に介挿される中間連結体56及び雄型係合体71の第1実施例について説明する。図12は中間連結体及び雄型係合体の説明図、図13は中間連結体と芯管との連結状態の一例を示す図、図14は中間連結体と巻取り側左スプールとの連結状態の一例を示す図、図15は図14(b)のXV−XV視断面図である。
図12〜図14に示すように、中間連結体56は、筒状基部57と、この筒状基部57の先端側に一体成形した円周方向3つ割り状のカム部58とを備えている。
筒状基部57における基端側の内径部57aは、フランジ付き軸部48の筒状部48bがきっちりとかつ回動可能に嵌るように、筒状部48bと同じ直径寸法D1に形成されている(図11(a)、図12(a)及び図13(b)参照)。
3つのカム部58で囲まれた内径側には、フランジ付き軸部48の案内部48cが回動可能に嵌るように構成されている(図14(a)(b)参照)。
すなわち、弾性体51の弾性に抗して係止爪51aがカム部58の扁平な内径部で押圧される方向(図15の巻取り方向Mとは逆方向(反時計方向))に回動するときのみ、中間連結体56は、フランジ付き軸部48の筒状部48bに対して、相対的に図15の時計方向に回動可能に構成されている。そして、巻取り方向M(図15の時計方向)には、弾性体51の弾性復原力で半径方向外向きに付勢された係止爪51aが隣り合う2つのカム部58,58の半径方向の隙間に嵌ることにより、中間連結体56はフランジ付き軸部48と一体的に回動可能に構成されている。
筒状基部57の最外径部57bは、芯管41の外径部と同じ直径に形成されている。この最外径部57bには、雄型係合体71の幅寸法Woの基部71aをその装着向きが変動しないように嵌合するための前記幅寸法Woの凹所59が形成されている。当該凹所59内には、半径方向外向きに突出するピン軸60が一体的に形成されている。
また、筒状基部57bには、軸線を挟んで凹所59とは反対側の部位に、半径方向外向きに突出する2条の突起片61が形成されている。これら両突起片61の配置幅寸法Wpは、芯管41における雌型係合部70の開口70aの幅寸法Wo(後述するアーム部71bの幅寸法にも対応)よりも大きく設定されている。すなわち、芯管40の左端に中間連結体56を差し込んだ場合に、両突起片61は雌型係合部70には入り込めないように構成されている。なお、突起片61は1つだけでもよいし、3つ以上あってもよい。
雄型係合体71は、中間連結体56における最外径部57bの凹所59に嵌る基部71aと、この基部71aに連設したアーム部71bと、このアーム部71bのうち基部71aとは反対側の先端部から交差する方向に突出する係止爪部71cとにより構成されている。アーム部71b及び係止爪部71cは、芯管41の雌型係合部70の前記開口部70a及び被係合部70cにきっちりと嵌るL字状の外形に形成されている(図12(a)及び図13(c)参照)。なお、係止爪部71cのアーム部71bからの突出寸法W1は、1.5mm以上であるのが好ましく、W1<W2である。
基部71aの内径側には、中間連結体56における凹所59内のピン軸60が嵌まる挿入穴72が形成されている。この実施例では、中間連結体56側のピン軸60と雄型係合体71側の挿入穴72とが請求項に記載した固定手段に相当する。
なお、ピン軸60と挿入穴72との配置関係は逆でもよい。すなわち、中間連結体56側に挿入穴を設ける一方、雄型係合体71側にピン軸を設けるようにしてもよい。
図12(a)(b)に示すように、雄型係合体71の外周部分は、芯管41及び中間連結体56における最外径部57bの外周面と同じ曲率半径の断面円弧状とすることが望ましい。従って、中間連結体56が差し込まれた芯管41の雌型係合部70に雄型係合体71を半径方向外側から嵌め込んだ状態では、芯管41及び中間連結体56と雄型係合体71とを組み合わせた部分の外周形状は、略円筒状となる。
以上の構成において、芯管41の左端に中間連結体56を装着する態様は、例えば次のようになる。
すなわち、芯管41の切欠き溝62に中間連結体56の両突起片61を嵌め込みながら、芯管41の左端内径部に中間連結体56の筒状基部57を挿入する(図13(a)(b)参照)。この場合、両突起片61の配置幅寸法Wpを、芯管41における雌型係合部70の開口70aの幅寸法Woよりも大きく設定しているので、両突起片61は雌型係合部70には入り込めず、切欠き溝62だけに嵌る。これにより、芯管41の切欠き溝62に中間連結体56の両突起片61を嵌めれば、中間連結体56側の凹所59と芯管41側の雌型係合部70との円周方向の位置が決まることになるので、凹所59と雌型係合部70とが連通するように、簡単かつ確実に位置合わせすることができる。
また、芯管41の左端に巻取り側左スプール38を装着した状態で、芯管41の切欠き溝62に中間連結体56の両突起片61を嵌めることにより、例えばピン軸60の破損等で雄型係合体71が芯管41の雌型係合部70から外れたりしても、芯管41と中間連結体56とは一体的に回動することになる(芯管41と中間連結体56とが滑らない(相対回動しない))ので、画像形成装置の本体側から第1回転部材46における伝動歯車47への伝達トルクを、巻取り側シートスプール26に確実に伝達することができる。
芯管41の左端内径部に中間連結体56の筒状基部57を嵌め込んだ後は、芯管41の雌型係合部70(開口部70a及び被係合部70c)に、雄型係合体71のアーム部71b及び係止爪部71cを半径方向外側から嵌め込む。
この場合、雄型係合体71の基部71aは、中間連結体56における最外径部57bの凹所59に嵌め込まれる。この実施例では、凹所59内のピン軸60を基部71a側の挿入穴72に圧入することにより(図13(c)参照)、中間連結体56と雄型係合体71とが固着されるから、雄型係合体71が簡単に外れることはなく、且つ中間連結体56は芯管41の軸線方向に抜け出さないようにできるのである。
また、雄型係合体71は、中間連結体56の両突起片61と同様の機能を発揮する。すなわち、雄型係合体71の基部71aを中間連結体56側の凹所59に嵌め込むと、当該雄型係合体71のアーム部71bの延びる方向が芯管41の軸線と平行状に規制される一方、アーム部71b及び係止爪部71cとを芯管41側の雌型係合部70の開口部70a及び被係合部70cに嵌め込むことにより、中間連結体56が芯管41に対して相対的に回転不能に連結されるので、芯管41と中間連結体56とは一体的に回動することになる。これにより、画像形成装置の本体側から第1回転部材46における伝動歯車47への伝達トルクを、巻取り側シートスプール26に確実に伝達することができる。
一方、芯管41の雌型係合部70に嵌め込まれた雄型係合体71の係止爪部71cは、軸方向(挿入方向)とは交差する方向に延出しているので、芯管41の雌型係合部70の開口部70aの先端で当該芯管40の円周方向に延びる被係合部70cに前記係止爪部71cがしっかりと係合し、且つ雄型係合体71は固着されたり、前記凹所59により雄型係合体71のアーム部71bの向きが芯管40の円周方向に変わることがないから、中間連結体56を芯管41の軸線方向に引き抜こうとしても、係止爪部71cが前記被係合部70cに強固に係合状態が保持できる。従って、中間連結体56を芯管41から抜け不能に保持することができる。
これにより、正規品でない他社製のインクシートの芯管に、正規品の中間連結体56を再利用して取付けることはできないから、品質の異なる他社製のインクシートをカートリッジ本体30に対して誤って装着するおそれが著しく低減され、正規品のインクシート21を使用しないことによる印字品質の悪化や印字不良等のトラブルを確実に防止することができるのである。
なお、第1回転部材46、フランジ付き軸部48、中間連結体56及び雄型係合体71は、それぞれ合成樹脂材で形成することが好ましい。
次に、カートリッジ本体30に取替え用インクシートセットを装着する態様について説明する。
取替え用インクシートセットは、供給側の芯管40に新しいインクシート21を巻回したものと、巻取り側の芯管41とのセットである。この芯管41の一端には、予め前述した手順で中間連結体56を取付けておく。
インクシート21の幅寸法は、芯管41の一端に装着された中間連結体56の最外径部57bの外側端縁から芯管41の他端までの寸法とすることが好ましい。このように設定すると、芯管41に巻き取られたインクシート21が雄型係合体71の全体を半径方向外側から覆うことになるので、芯管41の雌型係合部70から雄型係合体71が簡単に抜け出ることはない。なお、インクシート21の幅寸法は、雄型係合体71の大部分(例えばアーム部71b及び係止爪部71cを覆うことができる程度でも、雄型係合体71が抜き出ることを防止できる。
また、芯管41の外周には、インクシート21の送り先端部を接着テープ等で固定しておく。さらに、第1回転部材46とフランジ付きの軸部48とをカートリッジ本体30における所定の軸穴50の箇所に抜け不能に装着することにより、巻取り側左スプール38を構成しておく(図14(a)参照)。
以上の準備が整ったら、巻取り側の芯管41の右端に巻取り側右スプール39を差し込み装着する。そして、供給側の芯管40の両端に供給側左スプール36及び供給側右スプール37をそれぞれ差し込み装着する(図8参照)。
次いで、中間連結体56の内径部57aにフランジ付き軸部48の筒状部48bを差し込む。次いで、中間連結体56を筒状部48bに対して相対的に図15の時計方向に回動させると、弾性体51の弾性に抗して係止爪51aは、カム部58の扁平な内径部で押圧されたのち、隣り合う2つのカム部58,58の半径方向の隙間に嵌る。これにより、中間連結体56はフランジ付き軸部48と一体的に回動することになる。
次いで、上記の状態で、巻取り側右スプール39、供給側左スプール36及び供給側右スプール37を、それぞれに対応するカートリッジ本体30の軸支持溝部33に嵌め入れる。そして、インクシート21が弛まないように、巻取り側の芯管41を回動させる。
上記構成のインクシートカートリッジ20をファクシミリ装置1の収納部13にセットすると、カートリッジ本体30の左右両側板31a,31b等の箇所が所定姿勢で支持される。
この場合、巻取り側右スプール39及び供給側右スプール37の外筒44,44の内径部は、本体ケース2側に突設された軸部(図示せず)に被嵌する。供給側左スプール36の歯車部45及び巻取り側左スプール38の伝動歯車47は、それぞれ動力伝動用のギヤ(図示せず)に噛合う。また、供給側左スプール36及び巻取り側左スプール38の外軸の内径部は、本体ケース2側から軸線方向に弾力的に突設された軸部(図示せず)に被嵌する。その結果、供給側シートスプール25及び巻取り側シートスプール26は円滑に回転することができる。
操作パネル3の印字指令、もしくは外部のコンピュータ(図示せず)からの印字指令コマンドの出力、または他のファクシミリ装置からのファクシミリデータの受信により、制御用基板29が作動し、印字(記録)作業が開始されると、まず、給紙ローラ15が回転して給紙を開始する。
記録紙4は、その先端が紙センサ(図示せず)で検知されてから所定距離だけ搬送される。記録紙4の先端がプラテン17に接近すると、プラテン17及びインクシートカートリッジ20の歯車部45及び伝動歯車47に動力が伝達される。
第1回転部材46における弾性体51の係止爪51aが中間連結体56のうち隣り合う2つのカム部58,58の間に嵌っているから、インクシート21の巻取り方向への伝動歯車47の回転力は、中間連結体56を介して芯管41に確実に伝達される(図15参照)。その結果、インクシート21の搬送と記録紙4の送りとが始まり、印字部であるサーマルヘッド22での印字が行われる。
インクシート21と記録紙4とがプラテン17とサーマルヘッド22とで挟まれた状態で印字された直後は、サーマルヘッド22の発熱抵抗体による発熱でインクシート21のインクは印字のデータ(キャラクタ)に応じて溶けて記録紙4に写る。次いで、インクが冷却されることにより、インクシート21が記録紙4の表面に付着した状態が続く。
テンション体23の頂面23aの箇所では、インクシート21は、巻取り側シートスプール26の外周下辺側に巻き込まれるように下向きに大きく屈曲することで、記録紙4へのインクによる膠着が解除される(図2参照)。
他方、下面が印字面となる記録紙4は、仕切り板24の上面に載って搬送されることにより、当該記録紙4とインクシート21との搬送経路が確実に分離できる。なお、仕切り板24の先端(テンション体23の頂面23aに近い側)で、下向きに屈曲させることにより、フリー状態の記録紙4の先端(搬送下流側)を掬いあげて、記録紙4が下向きに移動するのを防止することができる。
図16は芯管41の雌型係合部及び雄型係合体の第2実施例を示している。この実施例では、巻取り側の芯管41の一端部には、T字状の雌型係合部70′が穿設されている。この実施例では、雌型係合部70′は、切欠き溝62と同様に、芯管41の左側端縁側に開口している。
一方、雄型係合体71′の係止爪部71c′は、アーム部71bの先端部を横切るように(交差するように)延びている。すなわち、アーム部71b及び係止爪部71c′は、芯管41の雌型係合部70′のアーム部70a′及びこれと円周方向に交差して両側に延びる被係合部70c′とにきっちりと嵌るT字状の外形に形成されている。その他の構成は第1実施例と同じである。
以上の構成において、芯管41に形成されたT字状の雌型係合部70′に、雄型係合体71′のアーム部71b及び係止爪部71c′を半径方向外側から嵌め込むと、この場合も、雄型係合体71′の係止爪部71c′が芯管41の軸方向(挿入方向)とは交差する方向に延出しているので、中間連結体56を芯管41から軸方向に引き抜こうとしても、係止爪部71c′が雌型係合部70′の被係合部70c′に引っ掛かることになる。従って、雄型係合体71′の係止爪部71c′の存在により、中間連結体56を芯管41から抜け不能に保持することができ、前述の第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
このように、本発明に係る雄型係合体は、L字状やT字状等のように、鉤状の部分(引っ掛かりとなる部分)を有する形状のものであればよい。もちろん、芯管側の雌型係合部の穴形状が前記雄型係合体に対応することになるのはいうまでもない。
なお、中間連結体56への雄型係合体71,71′の固定手段は、前述したピン軸60と挿入穴72との圧入に限らず、例えば熱盤、超音波、高周波または低周波等を使用した溶着(融着)、感圧性接着剤やホットメルト接着剤等の接着剤を使用した接着等を、中間連結体56や雄型係合体71,71′の素材等に応じて適宜選択することができる。
ピン軸60と挿入穴72との圧入による固着でも、雄型係合体71,71′が容易に外れることはないが、溶着や接着等の固定手段を採用すると、雄型係合体71,71′が雌型係合部70,70′から外れることをより積極的に阻止することができるから、中間連結体56を芯管41からさらに抜け難くなる。
図17は巻取り側左スプール38と芯管41との間に介挿される中間連結体・の第3実施例である。第3実施例の中間連結体86は、筒状基部87と、この筒状基部87の先端側に一体成形した円周方向3つ割り状のカム部88とを備えている。
第1実施例と同様に、筒状基部57における基端側の内径部87aは、フランジ付き軸部48の筒状部48bがきっちりとかつ回動可能に嵌る内径寸法に設定されている。また、3つのカム部88で囲まれた内径側には、フランジ付き軸部48の案内部48cが回動可能に嵌るように構成されている。
筒状基部87のうち芯管41の外径部と同じ直径に形成された最外径部87bには、芯管41の一端部に形成されたL型の雌型係合部70に対して半径方向の弾性変形により係脱するL字状の雄型係合部91の基部91aが一体的に連設されている。
この雄型係合部91は半径方向に弾性変形(反り変形)し易いように薄板状に形成されている。例えばABS樹脂(アクニロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)製であれば、板厚を1mm程度に設定するのが望ましい。なお、雄型係合部91全体を薄板状にする必要はなく、半径方向に反り変形し易いように少なくともアーム部91bの厚さ寸法をできるだけ薄く設定すればよい。
雄型係合部91は、中間連結体56における最外径部57bに連設された基部91aから軸方向に延びるアーム部91bと、このアーム部91bのうち基部91aとは反対側の先端部から交差する方向に突出する係止爪部91cとを備えている。アーム部91b及び係止爪部91cは、芯管41の雌型係合部70にきっちりと嵌るL字状の外形に形成されている。
雄型係合部91における基部91aの両側の箇所(中間連結体86の最外径部87bのうちアーム部91bとの連設部分)には、雄型係合部91が半径方向に変形し易くなるように、2本のスリット92,92が穿設されている。
また、筒状基部87bには、軸線を挟んで雄型係合部91とは反対側の部位に、半径方向外向きに突出する突起片89が形成されている。これら両突起片89の配置幅寸法Wp′は、第1実施例と同様に、芯管41における雌型係合部70の開口70aの幅寸法Wo(アーム部91bの幅寸法にも対応)よりも大きく設定されている。その他の構成は第1実施例と同じである。
以上の構成において、芯管41の左端に中間連結体86を装着する態様は、例えば次のようになる。
すなわち、雄型係合部91を指で半径方向外向きに反り変形させた状態(図17(a)の一点鎖線状態参照)で、芯管41の切欠き溝62に中間連結体86の突起片89を嵌め込みながら、芯管41の一端に中間連結体86の筒状基部87を挿入する。
次いで、雄型係合部91から指を離して、芯管41の雌型係合部70に雄型係合部91のアーム部91b及び係止爪部91cを半径方向内向きの弾性復原力で係合させることにより、芯管41と中間連結体86とを連結するのである。
この場合も、雄型係合部91の係止爪部91cは、芯管41の軸方向(挿入方向)とは交差する方向に延出しており、芯管41の雌型係合部70の開口部70aの先端で当該芯管40の円周方向に延びる被係合部70cに前記係止爪部91cがしっかりと係合し、且つ雄型係合部91は芯管40の円周方向に変形し難いから、中間連結体86を芯管41から軸方向に引き抜こうとしても、係止爪部91cが前記被係合部70cに強固に引っ掛かることになる。従って、中間連結体86を芯管41から抜け不能に保持することができる。従って、前述の第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。なお、本発明に係る雄型係合部も、L字状やT字状等のように、鉤状の部分(引っ掛かりとなる部分)を有する形状のものであればよい。
本発明は、前述の実施形態(ファクシミリ装置)に限らず、プリンタ、複写機、あるいはこれら複数の機能を備えた機器等の各種画像形成装置に対して、広く適用することができる。
また、本発明に係る中間連結体は、巻取り側左スプール38と巻取り側芯管41との間に介挿される場合に限らず、少なくとも一つのスプールとこれに対応する芯管との間に介挿される場合にも適用できることはいうまでもない。雄型係合体または雄型係合部と雌型係合体との組合せは2組以上あってもよい。
ファクシミリ装置の側断面図である。 印字部近傍での記録紙及びインクシートの経路を示す側断面図である。 インクシートカートリッジの平面図である。 インクシートカートリッジを前方左側から見た斜視図である。 インクシートカートリッジを前方右側から見た斜視図である。 インクシートカートリッジの右側面図である。 インクシートカートリッジの左側面図である。 インクシートカートリッジの部品の分解斜視図である。 第1回転部材、フランジ付き軸部及び中間連結体等の分解斜視図である。 第1回転部材の説明図であり、(a)は正面図、(b)は図10(a)のXb−Xb視断面図、(c)は図10(a)の右側面図、(d)は図10(a)の左側面図である。 フランジ付き軸部の説明図であり、(a)は正面図、(b)は図10(a)のXIb−XIb視断面図、(c)は図11(a)の右側面図である。 第1実施例における中間連結体及び雄型係合体の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は図12(a)のXIIb−XIIb視断面図である。 中間連結体と芯管との連結状態の一例を示す図であり、(a)は中間連結体と芯管との正面図、(b)は連結状態を示す断面図、(c)は連結状態を示す平面図である。 中間連結体と巻取り側左スプールとの連結状態の一例を示す図であり、(a)は第1回転部材とフランジ付き軸部の連結状態を示す断面図、(b)は中間連結体との連結状態を示す断面図である。 図14(b)のXV−XV視断面図である。 第2実施例における雄型係合体及び芯管の雌型係合部を示す図である。 第3実施例における中間連結体の説明図であり、(a)は斜視図、(b)は図17(a)のXVIIb−XVIIb視断面図である。 従来例の中間連結体及び芯管の一端部の正面図である。
符号の説明
20 インクシートカートリッジ
21 インクシート
25 供給側シートスプール
26 巻き取り側シートスプール
30 カートリッジ本体
31a,31b 側板
32 上カバー片
36〜39 スプール
40,41 芯管
45 歯車部
46 第1回転部材
47 伝動歯車
48 フランジ付き軸部
48a フランジ
56,86 中間連結体
57,87 筒状基部
58,88 カム部
59 凹所
60 ピン軸
61 突起片
62 切欠き溝
70,70′ 雌型係合部
71,71′ 雄型係合体
71a,91a 基部
71b,91b アーム部
71c,71c′,91c 係止爪部
72 挿入穴
91 雄型係合部
92 スリット

Claims (11)

  1. インクシートの供給側芯管と巻取り側芯管とを、それぞれの左右両端に着脱可能に装着するスプールを介してカートリッジ本体の左右両側板に装着してなるインクシートカートリッジにおいて、
    前記少なくとも一つのスプールとこれに対応する芯管との間に介挿される筒状の中間連結体と、前記芯管の一端部に形成された雌型係合部に前記芯管の半径方向外側から嵌ることにより前記中間連結体を前記芯管から抜け不能に保持する雄型係合体とを備えたことを特徴とするインクシートカートリッジ。
  2. 前記芯管の一端に挿入された中間連結体と、前記芯管の雌型係合部に嵌め込まれた雄型係合体とを、圧入または接着等の固定手段を介して固着したことを特徴とする請求項1に記載したインクシートカートリッジ。
  3. 前記固定手段は、前記中間連結体と前記雄型係合体とのうちいずれか一方から突出するピン軸と、他方に形成された挿入穴とからなり、
    前記ピン軸を前記挿入穴に圧入することにより、前記中間連結体と前記雄型係合体とを固着したことを特徴とする請求項2に記載したインクシートカートリッジ。
  4. 前記雄型係合体は、前記中間連結体に固定される基部と、この基部に連設したアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、前記雌型係合部は、前記芯管の軸線方向に延びる開口部と該開口部に連設され芯管の円周方向に延びる被係合部とからなることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジ。
  5. 前記中間連結体の最外径部を、前記芯管の外径部と同じ直径に形成し、この最外径部には、前記雄型係合体の前記基部が固定される凹所を形成したことを特徴とする請求項4に記載したインクシートカートリッジ。
  6. インクシートの供給側芯管と巻取り側芯管とを、それぞれの左右両端に着脱可能に装着するスプールを介してカートリッジ本体の左右両側板に装着してなるインクシートカートリッジにおいて、
    前記少なくとも一つのスプールとこれに対応する芯管との間に介挿される筒状の中間連結体を備え、当該中間連結体は合成樹脂のような可撓性を有する素材製であり、
    この中間連結体には、前記芯管の一端に形成された雌型係合部に対して半径方向の弾性変形により係脱する雄型係合部の基部を一体的に連設し、
    当該雄型係合部を前記雌型係合部に半径方向内向きの弾性復原力で係合させることにより、前記中間連結体を前記芯管から抜け不能に保持するように構成したことを特徴とするインクシートカートリッジ。
  7. 前記雄型係合部は、前記中間連結体の最外径部から前記中間連結体の挿入方向に沿って延びるアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、
    少なくとも前記アーム部の厚さ寸法を、前記雄型係合部が半径外向きに反り変形し得る程度に薄く設定したことを特徴とする請求項6に記載したインクシートカートリッジ。
  8. 前記雄型係合部は、前記中間連結体の最外径部から前記中間連結体の挿入方向に沿って延びるアーム部と、このアーム部と交差する方向に延びるように当該アーム部に連設した係止爪部とからなり、
    前記中間連結体の最外径部のうち前記アーム部との連設部分には、前記アーム部を挟んだ両側にスリットを形成したことを特徴とする請求項6または7に記載したインクシートカートリッジ。
  9. 前記中間連結体には、前記芯管の一側端縁から軸方向に延びるように形成された切欠き溝に嵌る突起片を半径方向外向きに突設し、前記雌型係合部は前記芯管の一側端縁側に開口し、
    前記突起片の挿入先端部の幅寸法を、前記雌型係合部の開口の幅寸法よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジ。
  10. 一端に前記中間連結体が挿入された前記芯管には、前記雄型係合体または前記雄型係合部の一部または全部を覆うように、インクシートを巻回したことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジ。
  11. 請求項1〜請求項10のうちいずれかに記載したインクシートカートリッジに装着可能に構成した取替え用インクシートセットであって、
    インクシートと、当該インクシートの供給側芯管と、巻取り側芯管とを備え、この巻取り側芯管の一端には、請求項1〜請求項10のうちいずれかに記載した中間連結体及び雄型係合体、または雄型係合部付きの中間連結体を有することを特徴とする取替え用インクシートセット。
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