JP3433539B2 - プリンタのインクリボンユニット - Google Patents

プリンタのインクリボンユニット

Info

Publication number
JP3433539B2
JP3433539B2 JP30496694A JP30496694A JP3433539B2 JP 3433539 B2 JP3433539 B2 JP 3433539B2 JP 30496694 A JP30496694 A JP 30496694A JP 30496694 A JP30496694 A JP 30496694A JP 3433539 B2 JP3433539 B2 JP 3433539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
ribbon
holder
shaft
spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30496694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0867055A (ja
Inventor
真一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP30496694A priority Critical patent/JP3433539B2/ja
Priority to US08/489,212 priority patent/US5536094A/en
Publication of JPH0867055A publication Critical patent/JPH0867055A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3433539B2 publication Critical patent/JP3433539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/67Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for web or tape-like material
    • B65D85/671Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for web or tape-like material wound in flat spiral form
    • B65D85/672Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for web or tape-like material wound in flat spiral form on cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ映像等の記録画
像をハードコピー、いわゆるカラー等の写真として印画
するためのプリンタに使用されるインクリボンユニッ
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種プリンタに使用されるイン
クリボンユニットは未使用のインクリボンを巻付けてあ
るリボン供給スプール軸と、使用済みのインクリボンを
巻取るリボン巻取りスプール軸とから構成されている。
このインクリボンユニットはインクリボンカセット内に
収容された状態でプリンタに装着され、印画紙へのプリ
ント動作が行われる。上述したインクリボンユニットは
それ自体を単品として一般に販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したイ
ンクリボンユニットは、そのままではリボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸が空転してインクリボ
ンが弛み商品価値が低下することがあるためこれを防止
するために、リボン供給スプール軸及びリボン巻取りス
プール軸の結束と空転を防止するための手段が施されて
いる。
【0004】この結束,空転防止の従来の方法の幾つか
を図について説明する。図25において、符号1は未使
用のインクリボン2が巻付けられているリボン供給スプ
ール軸、3は使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻
取りスプール軸である。リボン供給スプール軸1及びリ
ボン巻取りスプール軸3の一端部にはそれぞれ基部にフ
ランジ4,5を有する駆動側軸部6,7が設けられ、駆
動側軸部6,7には駆動用軸孔6a,7aとその内周面
に駆動爪6b,7aが形成されている。また、リボン供
給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の他端部
にはそれぞれ従動側軸部8,9が設けられインクリボン
ユニット10を構成している。
【0005】因みに上述したインクリボンユニット10
が収容されるインクリボンカセットの一例としては、図
26に示すように下ハーフ50及び上ハーフ51とから
構成されている。下ハーフ50はほぼ舟型形状を有し、
その一端側に円形状の軸孔52a,52aを開口した駆
動側軸受部52,52が設けられ、この駆動側軸受部5
2,52にインクリボンユニット10の駆動側軸部6,
7が回転自在に支承される。下ハーフ50の他端側には
U字状の軸受53a,53aを有する従動側軸受部5
3,53が設けられている。この従動側軸受部53,5
3にインクリボンユニット10の従動側軸部8,9が支
承される。54は図示しない印画ヘッドが対応する開口
窓である。
【0006】上ハーフ51は従動側軸受部53,53の
ある下ハーフ50の部分に合体され、この上ハーフ51
には下ハーフ50の従動側軸受部53,53に対応する
位置に従動側軸部8,9を押さえる板ばね55,55が
設けられている。
【0007】さて、上述したインクリボンユニット10
を単品として販売するにおいて、図27の場合は両駆動
側軸部6,7の端面に跨がって粘着テープ11が接着さ
れてリボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール
軸3の結束と共に空転を防止している。
【0008】図28の場合は上述したインクリボンユニ
ット10を輪ゴム12で結束することで、リボン供給ス
プール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の空転を防止
している。
【0009】図29の場合はインクリボンユニット10
を透明なプラスチック等の包装袋13に収容し、包装袋
13を畳んだ上から粘着テープ13aで止めることで、
リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3
の結束と共に空転を防止している。
【0010】しかし、図27に示したインクリボンユニ
ット10の結束,空転防止方法は、リボン供給スプール
軸1及びリボン巻取りスプール軸3の駆動側軸部6,7
の端面に粘着テープ11を正確に貼付ける作業が難しい
こと、また、従動側軸部8,9側がフリーの状態である
ため粘着テープ11が剥がれやすいといった問題があ
る。
【0011】また、図28に示したインクリボンユニッ
ト10の結束,空転防止方法は、輪ゴム12で結束した
インクリボン部分に皺が発生し、このため、印画の画質
が損なわれるといった問題がある。
【0012】また、図29に示したインクリボンユニッ
ト10の結束,空転防止方法は、包装経費に費用がかか
ると共に包装に手数を要しコストアップになるといった
問題がある。
【0013】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、インクリボンユニットの結束と
空転防止を安価にして確実に行うことができ、かつイン
クリボンの品質を損なうことのないプリンタのインクリ
ボンユニットを得ることを目的とする。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、第1の本発明によるプリンタのインクリボンユニッ
トは、未使用のインクリボン2を巻付けてあるリボン供
給スプール軸1と、使用済みのインクリボンを巻取るリ
ボン巻取りスプール軸3と、リボン供給スプール軸1及
びリボン巻取スプール軸3の一端部にそれぞれ設けた駆
動側軸部6と他端部にそれぞれ設けた従動側軸部7と、
両端部が開放され、リボン供給スプール軸1及びリボン
巻取りスプール軸3を並行に束ねると共に両スプール軸
1,3の軸部分をインクリボンの表面から包むホルダ1
9と、ホルダ19の両端部を固定する固定手段とを有す
るプリンタのインクリボンユニットであって、固定手段
がホルダ19の両端部の近くに形成した一対のフック片
20,20と、ホルダ19の開放端側に渡され、一対の
フック片20,20に掛け止めされる伸縮可能のループ
状のゴム部材21とから構成したものである。
【0016】また、第2の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、未使用のインクリボン2を巻付けて
あるリボン供給スプール軸1と、使用済みのインクリボ
ンを巻取るリボン巻取りスプール軸3と、リボン供給ス
プール軸1及びリボン巻取スプール軸3の一端部にそれ
ぞれ設けた駆動側軸部6と他端部にそれぞれ設けた従動
側軸部7と、両端部が開放され、リボン供給スプール軸
1及びリボン巻取りスプール軸3を並行に束ねると共に
両スプール軸1,3の軸部分をインクリボンの表面から
包むホルダ22と、ホルダ22の両端部を固定する固定
手段とを有するプリンタのインクリボンユニットであっ
て、固定手段は、ホルダ22の一方の開放端部を延長
し、その端部に形成したカール状の係止片24をホルダ
の曲面部15に係止し固定するようにしたものである。
【0017】また、第2の発明によるプリンタのインク
リボンユニットの一つの実施例として、ホルダ22の幅
方向に亘って切り取り線25を有するカット部26を形
成したものである。
【0018】また、第3の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、未使用のインクリボン2を巻付けて
あるリボン供給スプール軸1と、使用済みのインクリボ
ンを巻取るリボン巻取りスプール軸3と、リボン供給ス
プール軸1及びリボン巻取スプール軸3の一端部にそれ
ぞれ設けた駆動側軸部6と他端部にそれぞれ設けた従動
側軸部7と、両端部が開放され、リボン供給スプール軸
1及びリボン巻取りスプール軸3を並行に束ねると共に
両スプール軸1,3の軸部分をインクリボンの表面から
包むホルダ27と、ホルダ27の両端部を固定する固定
手段とを有するプリンタのインクリボンユニットであっ
て、固定手段は、ホルダ27の一方の開放端部に一体成
形した係合孔29を有するバンド部28と、ホルダ27
の他方の開放端部近くにバンド部28が巻き付けられて
当該バンド部の係合孔が係合されるフック30とから構
したものである。
【0019】また、第4の発明によるプリンタのインク
リボンユニットは、未使用のインクリボン2を巻付けて
あるリボン供給スプール軸1と、使用済みのインクリボ
ンを巻取るリボン巻取りスプール軸3と、リボン供給ス
プール軸1及びリボン巻取スプール軸3の一端部にそれ
ぞれ設けた駆動側軸部6と他端部にそれぞれ設けた従動
側軸部7と、両端部が開放され、リボン供給スプール軸
1及びリボン巻取りスプール軸3を並行に束ねると共に
両スプール軸1,3の軸部分をインクリボンの表面から
包むホルダ31と、ホルダ31の両端部を固定する固定
手段とを有するプリンタのインクリボンユニットであっ
て、固定手段は、ホルダ31の一方の開放端部に形成し
た係合孔34と、ホルダ31の他方の開放端部に当該ホ
ルダが巻き付けられて係合孔34が係合されるフック片
35とから構成したものである。
【0020】また、プリンタのインクリボンユニットの
実施例として、ホルダ19,22,27は、束ねられた
リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3
の軸部分をインクリボンの表面から覆うことのできる弾
性を有する形状固定されたものである。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【作用】上述のように構成した第1の発明では、固定手
段がホルダ19の両開放部の近くに形成したフック片2
0,20と、両フック片20,20に掛け止めされる伸
縮可能のループ状のゴム部材21としたので、リボン供
給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3のインク
リボン2の表面をホルダ19で包んだ後、ホルダ19の
両フック片20,20にループ状のゴム部材21を掛け
止めしてホルダ開放端部を固定することで、両スプール
軸1,3の結束と空転止めが作業性よく簡単に行える。
【0027】また、第2の発明では、固定手段がホルダ
22の一方の開放端部を延長しその端部に形成したカー
ル状の係合片24をホルダ22の曲面部15に係止し固
定するようにしたので、リボン供給スプール軸1および
リボン巻取りスプール軸3のインクリボン2の表面をホ
ルダ22で包んだ後、ホルダ22の一方のカール状の係
合片24をホルダの曲面部15に係止するだけで、両ス
プール軸1,3の結束と空転とめを容易に行うことがで
きる。
【0028】また、ホルダ22の幅方向に亘って切り取
り線25を有するカット部26を形成したので、両スプ
ール軸1,3の結束と空転止め状態からカット部を摘ん
で切り取り線25に沿ってホルダ22を分離することこ
とでインクリボンユニット10の取り出しが容易に行え
る。
【0029】また、第3の発明では、固定手段がホルダ
27の一方の開放端部に一体形成した係合孔29を有す
るバンド部28と、ホルダ27の他方の開放端部近くに
バンド部28の係合孔29係合されるフック片30とし
たので、リボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプ
ール軸3のインクリボン2の表面をホルダ27で包んだ
後、ホルダ27のバンド部28の係合孔29をホルダの
他方の開放端部のフック片30に係合させることで両ス
プール軸1,3の結束と空転止めが作業性よく確実に行
える。
【0030】また、第4の発明では、固定手段がホルダ
31の一方の開放端部に形成した係合孔34と、ホルダ
31の他方の開放端部にホルダの一方の開放端部が折り
返されて係合孔34が係合されるフック片35としたの
で、リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸
3のインクリボン2の表面をホルダ31で包んだ後、ホ
ルダの一方の開放端部を折り返しその係合孔34をホル
ダの他方の開放端部側のフック片35に係合するように
したことで両スプール軸1,3の結束と空転止めが作業
性よく容易に行える。
【0031】また、ホルダ19,22,27が束ねられ
たリボン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸
3の軸部分に沿って覆うことのできる弾性を有する形状
固定された構成としたので、両スプール軸1,3がホル
ダ内でガタ付くことなく結束と空転止め作用が確実に行
える。また、ホルダが弾性を有することで、両スプール
軸1,3への装着のときホルダの弾性復元力が生じて装
着がし易い。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【実施例】以下、本発明によるプリンタのインクリボン
ユニットの幾つかの実施例を図面を参照して説明する。 〔実施例1〕図1はインクリボンユニットと、このイン
クリボンユニットを結束し空転止めを行うホルダとを分
離した斜視図である。
【0038】符号1は未使用のインクリボン2が巻付け
られているリボン供給スプール軸、3は使用済みのイン
クリボンを巻取るリボン巻取りスプール軸である。リボ
ン供給スプール軸1及びリボン巻取りスプール軸3の一
端部にはそれぞれ基部にフランジ4,5を有する駆動側
軸部6,7が設けられ、駆動側軸部6,7には駆動用軸
孔6a,7aとその内周面に駆動爪6b,7aが形成さ
れている。また、リボン供給スプール軸1及びリボン巻
取りスプール軸3の他端部にはそれぞれ基部にフランジ
4a,5a を有する従動側軸部8,9が設けられイン
クリボンユニット10を構成している。
【0039】インクリボンユニット10は未使用のイン
クリボン2が巻き付けてあるリボン供給スプール軸1と
リボン巻取りスプール軸3を突き合わせた状態において
ホルダ14により結束と空転止めが行われる。このホル
ダ14は例えばPP(ポリプロピレン)やPET(ポリ
エチレンテレフタレート)等のプチスチック材のシート
状部材からなり、真空成形により製作されたものであ
る。成形されたホルダ14はある程度の軟質性を有する
と共に、弾力性も備えている。
【0040】尚、ホルダ14の真空成形としては、シー
トフォーミング法、圧縮空気圧成形法、真空バック成形
法、ストレートフォーミング法、ドレープフォーミング
法により行うことができる。
【0041】さて、上述したホルダ14の形状は、ホル
ダ14の折り返し部分にリボン巻取りスプール軸3の軸
部分の全長を包合する第1の包合部15と、この第1の
包合部15と連続するようにしてリボン供給スプール軸
1のインクリボン2の両側表面全長を包合する第2の包
合部16,16とに形状固定されている。そして、ホル
ダ14の両端部は開放端部となり、外方にやや湾曲する
カール状部17a,17bとなっている。
【0042】このように構成したホルダ14をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、まず、ホルダ1
4の開放端部からインクリボンユニット10に被せなが
ら第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、ホル
ダ14の開放端部のカール状部17a,17bを接着テ
ープ18で固定することによってインクリボンユニット
10の結束と空転止めができる。
【0043】ホルダ14をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図2であり、断面図が図3であ
る。すなわち、インクリボンユニット10はリボン巻取
りスプール軸3の軸部分では第1の包合部15により密
着されて包合され、リボン供給スプール軸1のインクリ
ボン2の表面部分では第2の包合部16,16により密
着されて包合されるため、両スプール軸1,3の結束と
空転止めが確実に行えると共にインクリボンの巻き乱れ
が防止できる。また、インクリボン2がホルダ14で保
護できるため、インクリボン2に手を触れることなく持
ち運びが可能であり、インクリボンの品質を損なうこと
もない。また、包合状態のホルダ14の両側端部が駆動
側軸部6,7のフランジ4,5及び従動側軸部8,9の
フランジ4a,5aにほぼ接触するため、両スプール軸
1,3が軸方向にガタ付くこともない。さらに、ホルダ
14の開放端部はカール状部17a,17bに形成され
ているため、インクリボンユニット10への装着のとき
インクリボン2の表面に接触しても傷を付けることもな
い。かくして、インクリボンユニット10はホルダ14
と共に包装され販売に供される。
【0044】尚、ホルダ14の開放端部を固定した接着
テープ18はその一部がインクリボン2に接着される
が、インクリボン2の使用に際して接着テープ18を剥
がす必要があるため、接着テープ18の接着剤はインク
リボン2の表面に接着剤の一部が残らない剥離性の高い
ものがよい。
【0045】〔実施例2〕図4はインクリボンユニット
と、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行う
ホルダとを分離した斜視図である。
【0046】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0047】このホルダ19は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16及び開放端部にカール状部17a,17bを形成し
ている構成部分は同一である。これに対して実施例2の
ホルダ19は第2の包合部16,16の部分に外方へ切
り起こされたフック片20,20を形成したものであ
る。
【0048】このように構成したホルダ19をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、実施例1と同様
に第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、第2
の包合部16,16に形成したフック片20,20にル
ープ状のゴム部材としてのいわゆる輪ゴム21をホルダ
19の開放端部を跨ぐようにして引っ掛けて固定する。
【0049】ホルダ19をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図5であり、断面図が図6であ
る。すなわち、インクリボンユニット10は実施例1と
同様にリボン巻取りスプール軸3の軸部分では第1の包
合部15により密着されて包合され、リボン供給スプー
ル軸1のインクリボン2の表面部分では第2の包合部1
6,16により密着されて包合されるため、両スプール
軸1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にインク
リボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボン2
がホルダ19で保護できるため、インクリボン2に手を
触れることなく持ち運びが可能であり、インクリボンの
品質を損なうこともない。また、包合状態のホルダ19
の両側端部が駆動側軸部6,7のフランジ4,5及び従
動側軸部8,9のフランジ4a,5aにほぼ接触するた
め、両スプール軸1,3が軸方向にガタ付くこともな
い。さらに、ホルダ19の開放端部はカール状部17
a,17bに形成されているため、インクリボンユニッ
ト10への装着のときインクリボン2の表面に接触して
も傷を付けることもない。かくして、インクリボンユニ
ット10はホルダ14と共に包装され販売に供される。
【0050】インクリボンユニット10の使用に際して
は、輪ゴム21をフック片20,20から外すことによ
ってホルダ19を簡単に除去することができる。
【0051】〔実施例3〕図7はインクリボンユニット
と、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行う
ホルダとを分離した斜視図である。
【0052】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0053】このホルダ22は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16を形成している構成部分は同一である。これに対し
て実施例3のホルダ22は一方の第2の包合部16をさ
らに延ばして延長部23を設け、この延長部23の端部
にカール状の係合片24を形成している。また、第2の
包合部16と延長部23とのほぼ間にホルダ22の幅方
向に亘って2本の平行するミシン目等の切り取り線25
とつまみ26からなるカット部が形成されている。
【0054】このように構成したホルダ22をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、第1の包合部1
5をリボン巻取りスプール軸3に包合し、第2の包合部
16,16をリボン供給スプール軸3のインクリボン2
の両側表面に包合した後、延長部23を他方の第2の包
合部16の外表面に重ね、端部の係合片24を第1の包
合部15の外表面に係合する。
【0055】ホルダ19をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図8であり、断面図が図9であ
る。すなわち、インクリボンユニット10はリボン巻取
りスプール軸3の軸部分では第1の包合部15により密
着されて包合され、リボン供給スプール軸1のインクリ
ボン2の表面部分では第2の包合部16,16及び延長
部23により密着されて包合されるため、両スプール軸
1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にインクリ
ボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボン2が
ホルダ22で完全に隠蔽され保護できるため、インクリ
ボン2に全く手を触れることなく持ち運びが可能であ
り、インクリボンの品質を損なうこともない。また、包
合状態のホルダ22の両側端部が駆動側軸部6,7のフ
ランジ4,5及び従動側軸部8,9のフランジ4a,5
aにほぼ接触するため、両スプール軸1,3が軸方向に
ガタ付くこともない。かくして、インクリボンユニット
10はホルダ22と共に包装され販売に供される。
【0056】インクリボンユニット10の使用に際して
は、カット部のつまみ26を摘んでホルダ22の幅方向
に引き裂くことにより、切り取り線25に沿ってホルダ
22が切断され、インクリボンユニット10を取り出す
ことができる。
【0057】尚、この例の実施例では切り取り線25及
びつまみ26からなるカット部が形成されていない場合
でも、延長部23の端部の係合片24を第1の包合部1
5から外すことによってもインクリボンユニット10の
取り出しが可能である。
【0058】〔実施例4〕図10はインクリボンユニッ
トと、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行
うホルダとを分離した斜視図である。
【0059】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。
【0060】このホルダ27は実施例1で説明したホル
ダ14と同様に第1の包合部15と第2の包合部16,
16及び開放端部にカール状部17a,17bを形成し
ている構成部分は同一である。これに対して実施例4の
ホルダ27は一方の第2の包合部16のカール状部17
bに一体的にバンド部28とその先端部に長孔状の係合
孔29が形成されている。また、他方の第2の包合部1
6の部分に外方へ切り起こされたフック片20を形成し
ている。
【0061】このように構成したホルダ27をインクリ
ボンユニット10に取り付ける手順は、実施例1と同様
に第1の包合部15をリボン巻取りスプール軸3に包合
し、第2の包合部16,16をリボン供給スプール軸3
のインクリボン2の両側表面に包合する。その後、バン
ド部28を他方の第2の包合部16側に巻き付けバンド
部先端の係合孔29をフック片30に係合する。
【0062】ホルダ27をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図11であり、断面図が図12
である。すなわち、インクリボンユニット10は実施例
1と同様にリボン巻取りスプール軸3の軸部分では第1
の包合部15により密着されて包合され、リボン供給ス
プール軸1のインクリボン2の表面部分では第2の包合
部16,16により密着されて包合されるため、両スプ
ール軸1,3の結束と空転止めが確実に行えると共にイ
ンクリボンの巻き乱れが防止できる。また、インクリボ
ン2がホルダ27で保護できるため、インクリボン2に
手を触れることなく持ち運びが可能であり、インクリボ
ンの品質を損なうこともない。また、包合状態のホルダ
27の両側端部が駆動側軸部6,7のフランジ4,5及
び従動側軸部8,9のフランジ4a,5aにほぼ接触す
るため、両スプール軸1,3が軸方向にガタ付くことも
ない。さらに、ホルダ27の開放端部はカール状部17
a,17bに形成されているため、インクリボンユニッ
ト10への装着のときインクリボン2の表面に接触して
も傷を付けることもない。かくして、インクリボンユニ
ット10はホルダ27と共に包装され販売に供される。
【0063】インクリボンユニット10の使用に際して
は、バンド部28の係合孔29をフック片30から外す
ことによってホルダ27の取り外しができる。
【0064】尚、上述した実施例1〜4のホルダは、第
1の包合部15及び第2の包合部16,16が形状固定
されてある程度の弾力性を有するため、インクリボンユ
ニット10への装着作業において押し広げられた状態か
らのホルダの弾性復元力によりインクリボンユニット1
0への装着が容易に行える。
【0065】〔実施例5〕図13はインクリボンユニッ
トと、このインクリボンユニットを結束し空転止めを行
うホルダとを分離した斜視図である。
【0066】インクリボンユニットは実施例1に示した
インクリボンユニット10と同一構成であるため同じ符
号を付して重複する説明は省略する。また、インクリボ
ンユニット10は従動側軸部8,9側から見ている。
【0067】このホルダ31はPET(ポリエチレンテ
レフタレート)等のシート状部材からなり、ある程度の
弾力性と固さを有し、上述した実施例のホルダとは異な
り形状固定されていない。ホルダ31の一端部は幅を狭
くしたつまみ部32に矢印33と、横に長い長孔状の係
合孔34とを形成し、他端部にはフック部35を設けて
いる。
【0068】このように構成したホルダ31はリボン巻
取りスプール軸3の上から被せ、つまみ部32側のホル
ダ31の部分をリボン供給スプール軸1のインクリボン
2の表面に沿って巻き付けた後、係合孔34をフック部
35に係合する。
【0069】ホルダ31をインクリボンユニット10に
包合した状態の斜視図が図14であり、断面図が図15
である。すなわち、インクリボンユニット10はリボン
巻取りスプール軸3の軸部分及びリボン供給スプール軸
1のインクリボン2の表面部分がホルダ31により密着
されて包合されるため、両スプール軸1,3の結束と空
転止めが確実に行えると共にインクリボンの巻き乱れが
防止できる。また、インクリボン2がホルダ31で完全
に保護できるため、インクリボン2に手を触れることな
く持ち運びが可能であり、インクリボンの品質を損なう
こともない。また、包合状態のホルダ31の両側端部が
駆動側軸部6,7のフランジ4,5及び従動側軸部8,
9のフランジ4a,5aにほぼ接触するため、両スプー
ル軸1,3が軸方向にガタ付くこともない。かくして、
インクリボンユニット10はホルダ31と共に包装され
販売に供される。
【0070】ここで、ホルダ31で結束,空転止めされ
たインクリボンユニット10に手を触れることなくイン
クリボンカセット内にインクリボンユニット10を収容
する手順を図16〜19を参照して説明する。
【0071】インクリボンカセットはその一例として、
ほぼ舟型形状を有するカセット本体41の一端側に円形
状の軸受孔42a,43aを開口した駆動側軸受部4
2,43が設けられ、一方の駆動側軸受部42の上縁に
は切欠部44が形成されている。カセット本体41の他
端側にはU字状の軸受45a,46aを有する従動側軸
受部45,46が設けられている。47は図示しない印
画ヘッドが対応する開口窓である。
【0072】さて、ホルダ31に結束,空転止めされた
インクリボンユニット10は、まず、インクリボンカセ
ットの一方の駆動側軸受部42にリボン供給側スプール
軸1の駆動側軸部6を軸受けすると共に、他方のリボン
巻取りスプール軸3の駆動側軸部7を駆動側軸受部42
の切欠部44に乗せる(図16参照)。この状態からリ
ボン供給スプール軸1の従動側軸部8を一方の従動側軸
受部45に軸受けする(図17参照)。
【0073】次に、ホルダ31のつまみ部32を掴んで
係合孔34をフック部35から外し、つまみ部32を矢
印33の方向に引き出すことによって(図18参照)、
ホルダ31がインクリボンユニット10から抜け出し除
去することができる。そして、最後にリボン巻取りスプ
ール軸3の駆動側軸部7を他方の駆動側軸受部43に軸
受けし、従動側軸部9を他方の従動側軸受部46に軸受
けすることでインクリボンカセット内へのインクリボン
ユニット10の収容が完了する(図19参照)。これに
よって、インクリボン2に全く手を触れることなくカセ
ット内への収容が可能となる。
【0074】ところで、上述のように構成したインクリ
ボンユニット10は、インクリボンの印画面の大きさ、
例えば、A5版やA6版のようにその版数の種類や印画
面が50画面あるいは100画面等のようにインクリボ
ンの巻き径に適合したサイズのカートリッジとしてのカ
セット筐体に収容されるようになっている。そして、イ
ンクリボンユニットはリボン供給スプール軸がカセット
筐体のリボン供給側の駆動側軸受部及び従動側軸受部に
装着され、リボン巻取りスプール軸はカセット筐体のリ
ボン巻取り側の駆動側軸受部及び従動側軸受部に装着さ
れることが規定されている。
【0075】例えば、その一例を図20及び図21を参
照して説明すると、ホルダ31で結束されているインク
リボンユニット10はリボン供給スプール軸及びリボン
巻取りスプール軸の両駆動側軸部6,7の軸間距離が決
められている。このため、リボン供給スプール軸の駆動
側軸部6をカセット筐体41の駆動側軸受部42の軸受
孔42aに挿入しようとしても駆動側軸受部42にリボ
ン巻取りスプール軸の駆動側軸部7が突き当たって挿入
することはできない。
【0076】そこで、本発明では実施例5で説明した駆
動側軸受部42に形成した切欠部44を利用し、ホルダ
31で結束されているリボン供給スプール軸の駆動側軸
部6をリボン供給スプール軸側の駆動側軸受部42に容
易に装着することができるようにしたものである。
【0077】以下、図22を参照して説明すると、ホル
ダ31で結束されたインクリボンユニット10とカセッ
ト筐体41の駆動側軸受部42とは次のように寸法規定
されている。
【0078】すなわち、ホルダ31で結束された状態の
インクリボンユニット10のリボン供給スプール軸及び
リボン巻取りスプール軸はそれぞれのフランジ4,5同
士が接触した状態となり、両駆動側軸部6,7は同一の
軸径を有している。そして、両駆動側軸部6,7の軸中
心間の距離をAとし、駆動側軸部6,7の軸半径をaと
し、駆動側軸受部42の軸受孔42a中心から外周まで
の半径をBとしたとき、(A−a)<Bとなるように寸
法設定してある。
【0079】そして、上述したような設定条件におい
て、駆動側軸受部42の外周部分の上部に軸受孔42a
中心からの距離が(A−a)より小さい円弧形状の切欠
部44を形成してある。しかも、この切欠部44は駆動
側軸部6(あるいは駆動側軸部7)の軸径の円弧より大
きな円弧形状に形成してある。
【0080】このように構成したことにより、ホルダ3
1で結束されたインクリボンユニット10のリボン供給
スプール軸側の駆動側軸部6を駆動側軸受部42の軸受
孔42aに装着する際、リボン巻取りスプール軸の駆動
側軸部7を切欠部44と対応しない駆動側軸受部42の
部分より装着しようとした場合、上述した(A−a)<
Bの関係から駆動側軸部7が駆動側軸受部42にオーバ
ーラップして突き当たり、駆動側軸部6は軸受孔42a
に装着することはできないが、駆動側軸部7を切欠部4
4上に載せるようにすることで、上述したオーバーラッ
プ部分が解消されることになるため軸受孔42aに対し
て駆動側軸部6が対応し、この結果、駆動側軸部6は駆
動側軸受部42の軸受孔42aに装着させることができ
る。
【0081】上述した切欠部44は実施例では駆動側軸
受部42の上部に形成することによって、リボン供給ス
プール軸及びリボン巻取りスプール軸を上下方向の姿勢
にしてカセット筐体41へのセットが行えるので作業上
好適であるが、切欠部44の位置はこれに限定するもの
でなく、図23に示すように軸受孔42aの中心を半径
とする駆動側軸受部42の外周の一部に形成してあれば
上述の場合と同様の作用を得ることができる。
【0082】また、駆動側軸受部42の設定条件として
は上述したような構成に限定されるものでなく、リボン
供給スプール軸側の駆動側軸受部42に、該軸受部42
の軸受孔開口縁から軸受部外周縁の寸法が束ねたインク
リボンユニットの両駆動側軸部6,7の最も接近する軸
間の寸法より大きい部分(軸受部外周縁に相当)と、該
軸間の寸法とほぼ等しいかそれより小さい部分(切欠部
44に相当)とから形成されていればよいことになる。
この際、小さい部分の形状については特に限定するもの
でない。
【0083】また、駆動側軸受部42に切欠部44を形
成する構成とは別の方法として図24に示すようにリボ
ン巻取りスプール軸の駆動側軸部7の一部に切欠部48
を形成し、この切欠部48を駆動側軸受部42の外周部
に対応させることで上述した実施例と同様に駆動側軸部
7と駆動側軸受部42とのオーバーラップ部分が解消さ
れることになり、この場合も上述した実施例と同様の作
用を得ることができる。尚、この例の場合は駆動側軸部
7の中心に開口した駆動用孔は切欠部48の形成により
円形孔ではなくなるため、この例では孔全体を図に示す
ようにほぼ三角形状の駆動用孔7aに形成するように
し、このため、図示しないプリンタ本体側の駆動軸を駆
動用孔7aに係合する形状に設計変更するだけでよい。
【0084】また、上述した実施例ではリボン供給スプ
ール軸の駆動側軸部6をこれに対応する駆動側軸受部4
2に先に装着する場合について説明したが、リボン巻取
りスプール軸の駆動側軸部7を反対側の駆動側軸受部4
3に先に装着するときは、駆動側軸受部43に図22及
び図23に示すように切欠部44を形成したり、または
駆動側軸部6に図24に示すように切欠部48を形成す
るようにすればよい。
【0085】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0086】本発明のホルダを使用したプリンタのイン
クリボンユニットの結束,空転止めは、ビデオプリンタ
やその他のプリンタのインクリボンユニットの結束,空
転止めとして広く適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明では、
リボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプール軸の結
束と空転防止としての固定手段が、ホルダの両開放端部
の近くに形成したフック片と、両フック片に掛け止めさ
れる伸縮可能のループ状のゴム部材からなるので、市販
の安価な部材にてリボン供給スプール軸及びリボン巻取
りスプール軸の結束と空転止めが作業性よく簡単に行え
ると共に、ホルダの着脱作業が容易である。
【0088】また、第2の発明では、リボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転防止とし
ての固定手段が、ホルダの一方の開放端部を延長しその
端部に形成したカール状の係合片をホルダの曲面部に係
止し固定するようにしたことで、別部材を一切使用する
ことなくリボン供給スプール軸及びリボン巻取りスプー
ル軸の結束と空転止めを容易に行うことができる。
【0089】また、第2の発明においてホルダの幅方向
に亘って切り取り線を有するカット部を形成したので、
インクリボンユニットの取り出しが容易に行える。
【0090】また、第3の発明では、リボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転防止とし
ての固定手段が、ホルダの一方の開放端部に一体形成し
た係合孔を有するバンド部と、ホルダの他方の開放端部
近くにバンド部の係合孔が係合されるフック片としたの
で、別部材を一切使用することなくリボン供給スプール
軸及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転止めが作業
性よく確実に行える。
【0091】また、第4の発明では、リボン供給スプー
ル軸及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転防止とし
ての固定手段が、ホルダの一方の開放端部に形成した係
合孔と、ホルダの他方の開放端部にホルダの一方の開放
端部が折り返されて係合孔が係合されるフック片とした
ので、少ないホルダの利用によりリボン供給スプール軸
及びリボン巻取りスプール軸の結束と空転止め作業が容
易に行える。
【0092】また、ホルダは束ねられたリボン供給スプ
ール軸及びリボン巻取りスプール軸の軸部分に沿って覆
うことのできる弾性を有する形状固定されたものである
ので、両スプール軸がホルダ内でガタ付くことなく結束
と空転止め作用が確実に行える。また、ホルダが弾性を
有することで両スプール軸への装着のときクリック感が
生じて装着がし易い。
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】インクリボンユニットと実施例1のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図2】実施例1の結束,空転止め状態の斜視図であ
る。
【図3】実施例1の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図4】インクリボンユニットと実施例2のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図5】実施例2の結束,空転止め状態の斜視図であ
る。
【図6】実施例2の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図7】インクリボンユニットと実施例3のホルダの分
離状態の斜視図である。
【図8】実施例3の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図9】実施例3の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図10】インクリボンユニットと実施例4のホルダの
分離状態の斜視図である。
【図11】実施例4の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図12】実施例4の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図13】インクリボンユニットと実施例5のホルダの
分離状態の斜視図である。
【図14】実施例5の結束と空転止め状態の斜視図であ
る。
【図15】実施例5の結束と空転止め状態の断面図であ
る。
【図16】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図17】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図18】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容途中の斜視図である。
【図19】実施例5のインクリボンユニットのインクリ
ボンカセットへの収容状態の斜視図である。
【図20】別の発明であるインクリボンカセットへのイ
ンクリボンユニットの装着状態の問題点の説明図であ
る。
【図21】図20の装着状態の正面図である。
【図22】本発明によるインクリボンカセットへのイン
クリボンユニットの装着状態の正面図である。
【図23】本例の別の例のインクリボンカセットへのイ
ンクリボンユニットの装着状態の正面図である。
【図24】本発明の他の実施例によるインクリボンカセ
ットへのインクリボンユニットの装着状態の正面図であ
る。
【図25】従来のインクリボンユニットの斜視図であ
る。
【図26】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【図27】従来例のインクリボンカセットの斜視図であ
る。
【図28】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【図29】従来例のインクリボンユニットの空転防止手
段の斜視図である。
【符号の説明】
1 リボン供給スプール軸 2 インクリボン 3 リボン巻取りスプール軸 4,5,4a,5a フランジ 6,7 駆動側軸部 8,9 従動側軸部 10 インクリボンユニット 14,19,22,27,31 ホルダ 15 第1の包合部 16 第2の包合部 17a,17b カール状部 18 接着テープ 20 フック片 21 輪ゴム 23 延長部 24 係合片 25 切り取り線 26 つまみ 28 バンド部 29 係合孔 30 フック片 32 つまみ部 34 係合孔 35 フック部 41 カセット本体 42,43 駆動側軸受部 42a,43a 軸受孔 44,48 切欠部 45,46 従動側軸受部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用のインクリボンを巻付けてあるリ
    ボン供給スプール軸と 使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻取りスプール
    軸と、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取スプール軸の
    一端部にそれぞれ設けた駆動側軸部と他端部にそれぞれ
    設けた従動側軸部と、 両端部が開放され、上記リボン供給スプール軸及びリボ
    ン巻取りスプール軸を並行に束ねると共に上記両スプー
    ル軸の軸部分をインクリボンの表面から包むホルダと、 上記ホルダの両端部を固定する固定手段とを有するプリ
    ンタのインクリボンユニットであって、 上記固定手段は、 上記ホルダの両端部の近くに形成した一対のフック片
    と、 上記ホルダの開放端側に渡され、上記一対のフック片に
    掛け止めされる伸縮可能のループ状のゴム部材と、 から構成されている ことを特徴とするプリンタのインク
    リボンユニット。
  2. 【請求項2】 未使用のインクリボンを巻付けてあるリ
    ボン供給スプール軸と、 使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻取りスプール
    軸と、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取スプール軸の
    一端部にそれぞれ設けた駆動側軸部と他端部にそれぞれ
    設けた従動側軸部と、 両端部が開放され、上記リボン供給スプール軸及びリボ
    ン巻取りスプール軸を並行に束ねると共に上記両スプー
    ル軸の軸部分をインクリボンの表面から包むホルダと、 上記ホルダの両端部を固定する固定手段とを有するプリ
    ンタのインクリボンユニットであって、 上記固定手段は、 上記ホルダの一方の開放端部を延長し、その端部に形成
    したカール状の係止片を上記ホルダの曲面部に係止し固
    定するようにしたことを特徴とするプリンタのインクリ
    ボンユニット。
  3. 【請求項3】 上記ホルダの幅方向に亘って切り取り線
    を有するカット部を形成 したことを特徴とする請求項
    記載のプリンタのインクリボンユニット。
  4. 【請求項4】 未使用のインクリボンを巻付けてあるリ
    ボン供給スプール軸と、 使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻取りスプール
    軸と、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取スプール軸の
    一端部にそれぞれ設けた駆動側軸部と他端部にそれぞれ
    設けた従動側軸部と、 両端部が開放され、上記リボン供給スプール軸及びリボ
    ン巻取りスプール軸を並行に束ねると共に上記両スプー
    ル軸の軸部分をインクリボンの表面から包むホルダと、 上記ホルダの両端部を固定する固定手段とを有するプリ
    ンタのインクリボンユニットであって、 上記固定手段は、 上記ホルダの一方の開放端部に一体成形した係合孔を有
    するバンド部と、 上記ホルダの他方の開放端部近くに上記バンド部が巻き
    付けられて当該バンド部の係合孔が係合されるフック片
    と、 から構成されていることを特徴とするプリンタのインク
    リボンユニット。
  5. 【請求項5】 未使用のインクリボンを巻付けてあるリ
    ボン供給スプール軸と、 使用済みのインクリボンを巻取るリボン巻取りスプール
    軸と、 上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取スプール軸の
    一端部にそれぞれ設けた駆動側軸部と他端部にそれぞれ
    設けた従動側軸部と、 両端部が開放され、上記リボン供給スプール軸及びリボ
    ン巻取りスプール軸を並行に束ねると共に上記両スプー
    ル軸の軸部分をインクリボンの表面から包むホルダと、 上記ホルダの両端部を固定する固定手段とを有するプリ
    ンタのインクリボンユニットであって、 上記固定手段は、 上記ホルダの一方の開放端部に形成した係合孔と、 上記ホルダの他方の開放端部に当該ホルダが巻き付けら
    れて上記係合孔が係合されるフック片と、 から構成したことを特徴とするプリンタのインクリボン
    ユニット。
  6. 【請求項6】 上記ホルダは、 束ねられた上記リボン供給スプール軸及びリボン巻取り
    スプール軸の軸部分をインクリボンの表面から覆うこと
    のできる弾性を有する形状固定されたものであることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載のプリンタの
    インクリボンユニット。
  7. 【請求項7】 上記ホルダが真空成形されたものである
    ことを特徴とする請求項1,2,4のいずれか1記載の
    プリンタのインクリボンユニット。
JP30496694A 1994-06-20 1994-12-08 プリンタのインクリボンユニット Expired - Fee Related JP3433539B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30496694A JP3433539B2 (ja) 1994-06-20 1994-12-08 プリンタのインクリボンユニット
US08/489,212 US5536094A (en) 1994-06-20 1995-06-09 Protective ink ribbon unit holder

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-137458 1994-06-20
JP13745894 1994-06-20
JP30496694A JP3433539B2 (ja) 1994-06-20 1994-12-08 プリンタのインクリボンユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0867055A JPH0867055A (ja) 1996-03-12
JP3433539B2 true JP3433539B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=26470770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30496694A Expired - Fee Related JP3433539B2 (ja) 1994-06-20 1994-12-08 プリンタのインクリボンユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5536094A (ja)
JP (1) JP3433539B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240280A (ja) * 2005-02-01 2006-09-14 General Kk インクユニット

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713179A (en) * 1994-09-30 1998-02-03 Dai Nippon Printing Co. Ltd. Combination of sheet roll with subshaft, producing apparatus thereof, packaging apparatus thereof, and production system thereof
FR2744392B1 (fr) * 1996-02-02 1998-03-06 Sagem Recharge de film encreur pour imprimante a transfert thermique
US5885015A (en) * 1997-10-23 1999-03-23 Eastman Kodak Company Dye donor ribbon cartridge having a shield and method for use in a printer
US6224277B1 (en) 1999-07-16 2001-05-01 International Imaging Materials, Inc. Ink ribbon with adhesive for attaching end of ribbon to supply roll
US6428221B1 (en) 1999-07-16 2002-08-06 International Imaging Materials, Inc. Package with web roll and take-up core
US6526658B1 (en) 2000-05-23 2003-03-04 Silverbrook Research Pty Ltd Method of manufacture of an ink jet printhead having a moving nozzle with an externally arranged actuator
US6905018B2 (en) * 2003-07-23 2005-06-14 Xerox Corporation Packaging apparatus for wrapping and folding flexible photoreceptor belts
US7758262B2 (en) * 2004-03-15 2010-07-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink ribbon cartridge with first and second grip portions
FR2877878A1 (fr) * 2004-11-16 2006-05-19 Sagem Consommable pour dispositif d'impression avec support en u et receptacle adapte a ce consommable
US20080142300A1 (en) * 2006-12-06 2008-06-19 Roberge Albert E Work Piece Support

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0593821B1 (en) * 1992-10-22 1997-01-22 Agfa-Gevaert N.V. Dye ribbon package for reloading the reloadable cassette of a thermal printer
US5378072A (en) * 1993-09-14 1995-01-03 Fargo Electronics, Inc. Transfer materials supplier

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240280A (ja) * 2005-02-01 2006-09-14 General Kk インクユニット
JP4639272B2 (ja) * 2005-02-01 2011-02-23 ゼネラルテクノロジー株式会社 インクユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US5536094A (en) 1996-07-16
JPH0867055A (ja) 1996-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3433539B2 (ja) プリンタのインクリボンユニット
US5415486A (en) Dye ribbon package for use with a thermal printer and a method of loading the reloadable cassette of a thermal printer with a dye ribbon from a dye ribbon package
JP3700692B2 (ja) リボンカセット
US5911380A (en) Paper magazine for containing a recording paper roll
JP3813221B2 (ja) 熱転写リボン着脱装置
EP0828185B1 (en) Light-tight package with perforated end disks
JPS63170058A (ja) インク紙カセツト
JP3465448B2 (ja) プリンタのインクリボンユニット用ホルダ
EP0630756B1 (en) Exchangeable tape unit
JP3427487B2 (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPH09141957A (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPH06286927A (ja) 転写リボンカセットと該カセットを装着するケース
JP3805545B2 (ja) 記録紙ロール用給紙マガジン
JPH08174976A (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPH082076A (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPH082077A (ja) プリンタのインクリボンユニット
JPH08142462A (ja) 転写リボンカセット
JPH09109498A (ja) プリンタのインクリボンユニット
JP2583869B2 (ja) 熱転写用インクシ−トカセツト
JPS63165171A (ja) 熱転写用インクシ−トカセツト
JP2558609Y2 (ja) ロール状材料用マガジン
JP2516609Y2 (ja) インクフィルムロール用サイドホルダ
JP3770521B2 (ja) 転写プリンタ
JPH08252959A (ja) プリンタのインクリボンユニット及びインクリボンカセット
JP4590589B2 (ja) 交換用インクリボンの保持部材

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees