JPH0867052A - 文書作成装置及び印刷制御方法 - Google Patents

文書作成装置及び印刷制御方法

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JPH0867052A
JPH0867052A JP6205508A JP20550894A JPH0867052A JP H0867052 A JPH0867052 A JP H0867052A JP 6205508 A JP6205508 A JP 6205508A JP 20550894 A JP20550894 A JP 20550894A JP H0867052 A JPH0867052 A JP H0867052A
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JP6205508A
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Satoshi Amagi
智 天木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的に行う
ことのできる印刷手段を備えた文書作成装置において、
ユーザの意思を反映させた印刷設定により適切な印刷を
自動的に行うことを目的とする。 【構成】プリンタ装置20はインクリボンの使用により
モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的に行うことがで
きる。CPU11は文書バッファ13a、図形・罫線バ
ッファ13bまたはモノクロイメージバッファ13cを
参照して、文書中に黒以外の色が指定された文字デー
タ、図形・罫線データまたはモノクロイメージデータの
存在を確認すると、カラーで印刷する意思があるものと
判断し、印刷設定情報をカラー印刷にセットする。CP
U11はこの印刷設定情報に基づいて当該文書データを
モノクロ印刷またはカラー印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ等の文書作成装置に係り、特にモノクロ印刷またはカ
ラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段を備えた
文書作成装置及び印刷制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサ等の文書
作成装置では、印刷装置を備えており、必要に応じて作
成文書を用紙に印刷することができる。印刷装置として
は、熱転写方式のプリンタが一般に用いられている。し
たがって、普通紙に印刷する場合には、インクリボンを
使用することになる。インクリボンは、予めインクが塗
布された細長いリボンである。熱転写方式のプリンタで
は、このインクリボンのインクをヘッドの発熱素子の熱
で溶かして用紙に転写することになる。
【0003】インクリボンには、リボン全体に同じ色を
持つ単色リボンと、リボンの長手方向に複数の異なる色
を交互に持つマルチカラーリボンがある。また、色を表
現する方法として、黒、赤、青などの色で表現する方法
と、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックといった色
で表現する方法(この場合、4原色の組み合わせで指定
の色を形成することになる)がある。このようなインク
リボンを適宜使い分けることで、作成文書をモノクロま
たはカラーで印刷することができる。
【0004】ところで、印刷に際し、作成文書をモノク
ロで印刷するのか、あるいはカラーで印刷するのかを予
め指定しておく必要がある。これは、カラー印刷を行う
場合に、文書中のカラー指定されたデータを検索し、指
定色に応じてリボンを使い分けながら印刷を行うからで
ある。この指定を怠ると、文書中のデータにカラー指定
を施しても、そのデータの検索が行われず、通常の印刷
すなわちモノクロ印刷が行われてしまうことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、印刷に際し、カラー印刷の有無を指定しておく必要
があった。この場合、初期設定時にはモノクロ印刷また
はカラー印刷のどちらか一方に固定されていた。したが
って、ユーザがカラー印刷を意図して文書作成を行って
いても(カラー指定された文書を作成していても)、そ
の文書を印刷するときには、必ずカラー印刷する旨を指
定しなければならならず、その指定作業が面倒であっ
た。
【0006】また、カラー指定されている文書の印刷で
は、カラー印刷用のリボンを使用する必要があるが、ど
ちらのリボンを使用するのかはユーザ自身が決めなけれ
ばならず、その知識のない者にとっては非常に不具合で
あった。
【0007】また、従来、印字に際し、どのくらいのリ
ボンを使用するのかが事前に分からなかった。このた
め、印刷の途中でリボンが不足してしまう等の問題もあ
った。本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、
ユーザの意思を反映させた印刷設定により適切な印刷を
自動的に行うことのできる文書作成装置及び印刷制御方
法を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、当該文書の印刷に適した
印刷媒体の種類を確認してから印刷を行うことのできる
文書作成装置及び印刷制御方法を提供することを目的と
する。
【0009】また、本発明は、当該文書の印刷に必要な
印刷媒体の消費量を確認してから印刷を行うことのでき
る文書作成装置及び印刷制御方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の文書作成装置は、モノクロ印刷またはカ
ラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段と、文書
データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを検出
するカラー指定検出手段と、このカラー指定検出手段に
よって上記カラー指定データが検出された場合にはカラ
ー印刷を行う旨の印刷設定情報を設定し、上記カラー指
定データが検出されなかった場合にはモノクロ印刷を行
う旨の印刷設定情報を設定する印刷設定手段と、この印
刷設定手段によって設定された上記印刷設定情報に基づ
いてモノクロ印刷またはカラー印刷を実行する印刷制御
手段とを具備したことを特徴としたものである。
【0011】(2)本発明の文書作成装置は、印刷媒体
の使用により、モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的
に行うことのできる印刷手段と、文書データ中にカラー
指定されたデータがあるか否かを検出するカラー指定検
出手段と、このカラー指定検出手段によって上記カラー
指定データが検出された場合にはカラー印刷を行う旨の
印刷設定情報を設定し、上記カラー指定データが検出さ
れなかった場合にはモノクロ印刷を行う旨の印刷設定情
報を設定する印刷設定手段と、この印刷設定手段によっ
て設定された上記印刷設定情報に基づいて当該文書デー
タの印刷に適した上記印刷媒体の種類を決定する媒体種
類決定手段と、この媒体種類決定手段によって決定され
た上記印刷媒体の種類を表示後、モノクロ印刷またはカ
ラー印刷を実行する印刷制御手段とを具備したものであ
る。
【0012】(3)本発明の文書作成装置は、印刷媒体
の使用により、モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的
に行うことのできる印刷手段と、文書データ中にカラー
指定されたデータがあるか否かを検出するカラー指定検
出手段と、このカラー指定検出手段によって上記カラー
指定データが検出された場合にはカラー印刷を行う旨の
印刷設定情報を設定し、上記カラー指定データが検出さ
れなかった場合にはモノクロ印刷を行う旨の印刷設定情
報を設定する印刷設定手段と、この印刷設定手段によっ
て設定された上記印刷設定情報に基づいて当該文書デー
タの印刷に必要な上記印刷媒体の消費量を計算する媒体
消費量計算手段と、この媒体消費量計算手段によって計
算された上記印刷媒体の消費量を表示後、モノクロ印刷
またはカラー印刷を実行する印刷制御手段とを具備した
ものである。
【0013】
【作用】上記(1)の構成によれば、文書データ中にカ
ラー指定されたデータが存在する場合、ユーザの意思が
カラー印刷にあるものと判断され、カラー印刷を行う旨
の印刷設定情報が自動設定される。したがって、印刷に
際し、カラー印刷の有無を指定しなくとも適切な印刷を
行うことができる。
【0014】上記(2)の構成によれば、印刷に適した
印刷媒体の種類が表示される。したがって、知識のない
者でもモノクロ印刷とカラー印刷とで印刷媒体を使い分
けて適切な印刷を行うことができる。
【0015】上記(3)の構成によれば、印刷に必要な
印刷媒体の消費量が表示される。したがって、印刷の途
中で印刷媒体が不足してしまうことを事前に防いで適切
な印刷を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る文書作成装置を説明する。図1は文書作成装置の構成
を示すブロック図である。同図において、11はマイク
ロプロセッサ(以下、CPUと称す)、12および13
はCPU11によりアクセスされるメモリ(ROM,R
AM)である。
【0017】CPU11は、装置全体の制御を行なうも
ので、ROM12およびRAM13をアクセスして入力
指示に従うプログラムの起動で文書作成処理の他、ここ
では印刷制御処理等を実行する。
【0018】ROM12には、システムROM12a、
辞書ROM12b、フォントROM12c、標準印刷頁
数テーブル12d等が設けられている。システムROM
12aには、CPU11を起動するための制御プログラ
ムが格納されている。辞書ROM12bには、かな漢字
変換用の辞書データが格納されている。フォントROM
12cには、表示、印刷用のフォントデータが格納され
ている。標準印刷頁数テーブル12dには、図2に示す
ように文書の種類毎にモノクロリボンまたはカラーリボ
ンを使用したときの標準印刷頁数が格納されている。
【0019】RAM13には、文書バッファ13a、図
形・罫線バッファ13b、モノクロイメージバッファ1
3c、カラーイメージバッファ13d、印刷設定バッフ
ァ13e等が設けられている。文書バッファ13aに
は、文書データが格納されている。また、同実施例にお
いて、文書データは文字コードと同コードに付加された
色の属性情報からなる。図形・罫線バッファ13bに
は、文書データに付随する図形データまたは罫線データ
が格納されている。
【0020】モノクロイメージバッファ13cには、モ
ノクロイメージリーダ24により入力されたモノクロイ
メージデータが格納されている。カラーイメージバッフ
ァ13dには、カラーイメージリーダ25により入力さ
れたカラーイメージデータが格納されている。
【0021】印刷設定バッファ13eには、印刷時に設
定された印刷設定情報が格納されている。印刷設定情報
は、カラー印刷の有無をはじめ、用紙種類、印刷範囲、
フォント種といった各種設定項目データからなる。
【0022】また、14はキ―ボ―ド(KB)、15は
キーボードインターフェイス(KB−IF)、16はペ
ン入力装置、17はペンインターフェイス(ペン−I
F)17、18は表示器、19は表示インタフェース
(表示−IF)、19aは表示用メモリ(VRAM)で
ある。
【0023】キ―ボ―ド14は、文書作成等に必要な入
力情報をキ―ボ―ドインターフェイス15を介してCP
U11に入力する。このキ―ボ―ド14には、「文字」
キ―、「数値」キーをはじめ、「機能1」キー、「機能
2」キー等のファンクションキーの他、ここでは印刷を
指示するための「印刷」キー14aが設けられている。
ペン入力装置16は、ペンを使用した座標入力装置であ
る。ペンインターフェイス17は、ペン入力装置16に
よって指定された位置座標データをCPU11に出力す
る。
【0024】表示器18は、例えば40字20行のバックラ
イト付き液晶ディスプレイからなり、最下行(第20行
目)をガイド表示専用の領域(ガイド行)に設定してい
る。表示インタフェース19は、CPU11の制御の下
で表示器18の表示制御を行なう。表示用メモリ19a
は、表示器18に表示するデータを展開するためのメモ
リである。
【0025】また、20はプリンタ装置(PRT)、2
1はプリンタインターフェイス(PRT−IF)、21
aはプリンタバッファ(PRTバッファ)21a、22
はフロッピーディスク装置(FDD)、23はFDDイ
ンターフェイス(FDD−IF)である。
【0026】プリンタ装置20は、例えば感熱・熱転写
方式のプリンタからなり、特にここではカラーリボンの
使用によりカラー印刷可能な構造を有するものとする。
プリンタインターフェイス21は、CPU11の制御の
下でプリンタ装置20の出力制御を行なう。プリンタバ
ッファ21aは、プリンタ装置20で印刷するデータを
展開するためのメモリである。
【0027】フロッピーディスク装置22は、例えば
3.5インチ型のFDDからなり、記憶媒体として2D
Dフロッピーを使用する。FDDインターフェイス23
は、CPU11の制御の下でフロッピーディスク装置2
2のデータ保存/呼出し制御を行う。
【0028】また、本装置は、モノクロイメージリーダ
24、カラーイメージリーダ25、イメージインタフェ
ース(イメージ−IF)26を有する。モノクロイメー
ジリーダ24は、図形や写真等のイメージデータをモノ
クロで直接読取るための画像読取り装置である。カラー
イメージリーダ25は、図形や写真等のイメージデータ
をカラーで直接読取るための画像読取り装置である。イ
メージインタフェース26は、モノクロイメージリーダ
24またはカラーイメージリーダ25にて入力されたイ
メージデータの入力制御を行う。
【0029】図2は同実施例における標準印刷頁数テー
ブル12dの構成を示す図である。標準印刷頁数テーブ
ル12dには、「はがき」,「B5」,「A4」,「B
4」といった文書の種類毎にモノクロリボンまたはカラ
ーリボンを使用したときの標準印刷頁数が格納されてい
る。例えば「はがき」文書に印刷を行う場合、モノクロ
リボンでは「100」枚、カラーリボンでは「20」枚
印刷可能であることが示されている。なお、図中の数値
は例えば1枚に70〜80%程度の標準的な印刷を施し
た場合での印刷可能枚数を示している。
【0030】図3は同実施例における印刷メニュー画面
を示す図である。キ―ボ―ド14に設けられた「印刷」
キー14aの操作により作成文書の印刷を指示すると、
表示器18に図3に示すような印刷メニュー画面が表示
される。この印刷メニュー画面には、例えば印刷範囲、
用紙種類、フォント種等を指定するための各種設定項目
の他、ここではカラー印刷の有無を指定するためのカラ
ー印刷指定項目31が設けられている。通常は、このカ
ラー印刷指定項目31上に表示されたカーソル31aを
移動させてモノクロ印刷またはカラー印刷を指定する。
【0031】また、同実施例において、この印刷メニュ
ー画面にはリボン種表示部32およびリボン消費量表示
部33が設けられている。リボン種表示部32には、印
刷に際し、推奨リボンの種類(モノクロリボン/カラー
リボン)がメッセージ表示される。リボン消費量表示部
33には、印刷に際し、リボン消費量がメッセージ表示
される。
【0032】次に、同実施例の動作を説明する。図4は
同実施例の印刷制御処理の動作を示すフローチャートで
ある。キ―ボ―ド14に設けられた「印刷」キー14a
の操作により印刷を指示すると(ステップS11)、C
PU11は以下のような印刷制御処理を実行する。
【0033】すなわち、CPU11は、まず、仮の印刷
設定情報(初期設定)としてモノクロ印刷をセットする
(ステップS12)。カラー印刷の条件に引っ掛からな
ければ、ここでセットされたモノクロ印刷が印刷設定情
報として残る。
【0034】カラー印刷の条件としては、まず、用紙種
類が感熱紙でないことが上げられる。感熱紙ではインク
リボンを使用しないため、黒一色でしか表現できない。
そこで、CPU11は印刷設定バッファ13eを参照し
て、用紙種類として感熱紙が指定されているか否かをチ
ェックする(ステップS13)。感熱紙が指定されてい
る場合には、モノクロで印刷する意思があるものと判断
できる。したがって、CPU11は初期設定のまま印刷
設定情報をモノクロ印刷とする。
【0035】なお、ここで参照する用紙種類は前回の印
刷時に印刷メニュー画面にて指定されたものであり、そ
の指定内容が印刷設定情報として印刷設定バッファ13
eに保持されている。
【0036】一方、熱転写記録紙が指定されている場合
には(ステップS13のNo)、モノクロで印刷するの
か、カラーで印刷するのか判断がつかない。そこで、C
PU11はカラーイメージバッファ13dを参照して文
書中にカラーイメージデータが存在するか否かをチェッ
クする(ステップS14)。カラーイメージデータは、
カラーイメージリーダ25にて入力されたイメージデー
タである。このカラーイメージデータが文書中に存在す
る場合には、カラーで印刷する意思があるものと判断で
きる。したがって、CPU11は印刷設定情報をカラー
印刷にセットし直す(ステップS18)。
【0037】また、カラーイメージデータが文書中に存
在しない場合には(ステップS14のNo)、文書中に
カラー指定されているデータを検索することで、印刷設
定情報を決定する。この場合の対象データは、文字デー
タ、図形・罫線データ、モノクロイメージデータであ
る。これらのデータには色の属性情報(修飾情報)を付
加することで任意の色を指定することができる。なお、
文字データには、属性情報の他に色を示す制御コード
(制御字)を付加することでも色指定を行うことができ
る。
【0038】しかして、CPU11は文書バッファ13
a、図形・罫線バッファ13bまたはモノクロイメージ
バッファ13cを参照して、文書中に黒以外の色が指定
された文字データ、図形・罫線データまたはモノクロイ
メージデータの存在を確認すると(ステップS15〜S
17)、印刷設定情報をカラー印刷にセットし直す(ス
テップS18)。
【0039】次に、CPU11は上記印刷設定情報に基
づいて当該印刷文書に必要な推奨リボンを決定する(ス
テップS19)。この場合、印刷設定情報としてモノク
ロ印刷がセットされていれば、モノクロリボンが推奨リ
ボンとなる。また、印刷設定情報としてカラー印刷がセ
ットされていれば、カラーリボンが推奨リボンとなる。
【0040】次に、CPU11は上記印刷設定情報に基
づいて当該印刷文書に必要なリボン消費量を計算する
(ステップS20)。具体的には、図5のフローチャー
トに示すように、標準印刷頁数テーブル12を参照して
リボン種類と用紙サイズから標準印刷頁数を読出し(ス
テップA1)、これを当該文書の頁数と比較してリボン
消費量を求める(ステップA2)。
【0041】例えばモノクロリボンの使用によりA4サ
イズの用紙に印刷を行う場合、図2に示すように標準印
刷頁数は「40」である。したがって、当該文書の頁数
が「20」ならばリボンを50%消費することになり、
また、当該文書の頁数が「40」ならばリボンを100
%消費することになる。
【0042】なお、ここでの数値はインクリボンが未使
用状態におけるものである。リボン使用中のものにあっ
ては、例えばリボンカセットの巻き取りリールに巻き取
られたリボンの厚みを検出するなどして消費量を算出す
ることも可能である。
【0043】このようにして、推奨リボンとその消費量
が求められると、CPU11は上記印刷設定情報に基づ
いて印刷メニュー画面を表示器18に表示する(ステッ
プS21)。この場合、図3に示すように、カラー印刷
指定項目31のカーソル31aはモノクロ印刷またはカ
ラー印刷に自動設定されている。この設定はユーザの意
思を反映させたものである。したがって、カーソル31
aを移動させて改めてカラー印刷の有無を指定する必要
はない。
【0044】また、リボン種表示部32に推奨リボンが
メッセージ表示され、リボン消費量表示部33にリボン
消費量がメッセージ表示されている。したがって、ユー
ザは当該文書の印刷に必要なリボン種類とその消費量を
確認した後、印刷を開始することができる。
【0045】このような印刷メニュー画面の表示後、キ
―ボ―ド14に設けられた「選択/実行」キーの操作に
より印刷開始を指示すると(ステップS22のYe
s)、CPU11はプリンタ装置20を通じて当該文書
をモノクロ印刷またはカラー印刷する(ステップS2
3)。
【0046】なお、カラー印刷では文書中の色指定され
たデータを検索しながら、その指定色に応じたカラーリ
ボンを使用して印刷を行うことになる。その際に、カラ
ーリボンとして、イエロ,シアンタ,マゼンタ,ブラッ
クといった4原色を有するインクリボンを使用した場合
には、その4原色の組み合わせで指定色を形成するた
め、原色を変えて同一部分を重ね印刷することになる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モノクロ
印刷またはカラー印刷を選択的に行うことのできる印刷
手段を備えた文書作成装置において、ユーザの意思を反
映させて印刷設定情報を自動設定することができる。し
たがって、印刷に際し、カラー印刷の有無を指定しなく
とも、モノクロ印刷またはカラー印刷で適切な印刷を行
うことができる。
【0048】また、印刷に適した印刷媒体の種類を表示
することで、知識のない者でもモノクロ印刷とカラー印
刷とで印刷媒体を使い分けて適切な印刷を行うことがで
きる。また、印刷に必要な印刷媒体の消費量を表示する
ことで、印刷の途中で印刷媒体が不足してしまうことを
事前に防いで適切な印刷を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書作成装置の構成を
示すブロック図。
【図2】同実施例における標準印刷頁数テーブルの構成
を示す図。
【図3】同実施例における印刷メニュー画面を示す図。
【図4】同実施例における印刷制御処理の動作を示すフ
ローチャート。
【図5】上記図4のリボン消費量算出処理の動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、12a…システムRO
M、12b…辞書ROM、12c…フォントROM、1
2d…標準印刷頁数テーブル、13…RAM、13a…
文書バッファ、13b…図形・罫線バッファ、13c…
モノクロイメージバッファ、13d…カラーイメージバ
ッファ、13e…印刷設定バッファ、14…キ―ボ―
ド、16…ペン入力装置、18…表示器、20…プリン
タ装置、24…モノクロイメージリーダ、25…カラー
イメージリーダ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的
    に行うことのできる印刷手段と、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出するカラー指定検出手段と、 このカラー指定検出手段によって上記カラー指定データ
    が検出された場合にはカラー印刷を行う旨の印刷設定情
    報を設定し、上記カラー指定データが検出されなかった
    場合にはモノクロ印刷を行う旨の印刷設定情報を設定す
    る印刷設定手段と、 この印刷設定手段によって設定された上記印刷設定情報
    に基づいてモノクロ印刷またはカラー印刷を実行する印
    刷制御手段とを具備したことを特徴とする文書作成装
    置。
  2. 【請求項2】 上記印刷設定手段は、文書データ中にカ
    ラーイメージデータが存在する場合にはカラー印刷を行
    う旨の印刷設定情報を設定することを特徴とする請求項
    1記載の文書作成装置。
  3. 【請求項3】 上記印刷設定手段は、感熱記録紙に印刷
    を行う場合にはモノクロを行う旨の印刷設定情報を設定
    することを特徴とする請求項1記載の文書作成装置。
  4. 【請求項4】 印刷媒体の使用により、モノクロ印刷ま
    たはカラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段
    と、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出するカラー指定検出手段と、 このカラー指定検出手段によって上記カラー指定データ
    が検出された場合にはカラー印刷を行う旨の印刷設定情
    報を設定し、上記カラー指定データが検出されなかった
    場合にはモノクロ印刷を行う旨の印刷設定情報を設定す
    る印刷設定手段と、 この印刷設定手段によって設定された上記印刷設定情報
    に基づいて当該文書データの印刷に適した上記印刷媒体
    の種類を決定する媒体種類決定手段と、 この媒体種類決定手段によって決定された上記印刷媒体
    の種類を表示後、モノクロ印刷またはカラー印刷を実行
    する印刷制御手段とを具備したことを特徴とする文書作
    成装置。
  5. 【請求項5】 印刷媒体の使用により、モノクロ印刷ま
    たはカラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段
    と、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出するカラー指定検出手段と、 このカラー指定検出手段によって上記カラー指定データ
    が検出された場合にはカラー印刷を行う旨の印刷設定情
    報を設定し、上記カラー指定データが検出されなかった
    場合にはモノクロ印刷を行う旨の印刷設定情報を設定す
    る印刷設定手段と、 この印刷設定手段によって設定された上記印刷設定情報
    に基づいて当該文書データの印刷に必要な上記印刷媒体
    の消費量を計算する媒体消費量計算手段と、 この媒体消費量計算手段によって計算された上記印刷媒
    体の消費量を表示後、モノクロ印刷またはカラー印刷を
    実行する印刷制御手段とを具備したことを特徴とする文
    書作成装置。
  6. 【請求項6】 モノクロ印刷またはカラー印刷を選択的
    に行うことのできる印刷手段を備えた文書作成装置の印
    刷制御方法において、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出し、 上記カラー指定データが検出された場合にはカラー印刷
    を行う旨の印刷設定情報を設定し、上記カラー指定デー
    タが検出されなかった場合にはモノクロ印刷を行う旨の
    印刷設定情報を設定し、 この設定された上記印刷設定情報に基づいてモノクロ印
    刷またはカラー印刷を実行するようにしたことを特徴と
    する印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 印刷媒体の使用により、モノクロ印刷ま
    たはカラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段を
    備えた文書作成装置の印刷制御方法において、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出し、 上記カラー指定データが検出された場合にはカラー印刷
    を行う旨の印刷設定情報を設定し、上記カラー指定デー
    タが検出されなかった場合にはモノクロ印刷を行う旨の
    印刷設定情報を設定し、 この設定された上記印刷設定情報に基づいて当該文書デ
    ータの印刷に適した上記印刷媒体の種類を決定し、 この決定された上記印刷媒体の種類を表示後、モノクロ
    印刷またはカラー印刷を実行するようにしたことを特徴
    とする印刷制御方法。
  8. 【請求項8】 印刷媒体の使用により、モノクロ印刷ま
    たはカラー印刷を選択的に行うことのできる印刷手段を
    備えた文書作成装置の印刷制御方法において、 文書データ中にカラー指定されたデータがあるか否かを
    検出し、 上記カラー指定データが検出された場合にはカラー印刷
    を行う旨の印刷設定情報を設定し、上記カラー指定デー
    タが検出されなかった場合にはモノクロ印刷を行う旨の
    印刷設定情報を設定し、 この設定された上記印刷設定情報に基づいて当該文書デ
    ータの印刷に必要な上記印刷媒体の消費量を計算し、 この計算された上記印刷媒体の消費量を表示後、モノク
    ロ印刷またはカラー印刷を実行するようにしたことを特
    徴とする印刷制御方法。
JP6205508A 1994-08-30 1994-08-30 文書作成装置及び印刷制御方法 Pending JPH0867052A (ja)

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JP6205508A Pending JPH0867052A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 文書作成装置及び印刷制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7752570B2 (en) 1999-02-18 2010-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, information processing method, information processing program for performing output setup to device apparatus, and memory medium storing such program therein

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US9015623B2 (en) 1999-02-18 2015-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Method for editing of management information of compound setup of printer settings

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