JP3045021B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP3045021B2 JP27212594A JP27212594A JP3045021B2 JP 3045021 B2 JP3045021 B2 JP 3045021B2 JP 27212594 A JP27212594 A JP 27212594A JP 27212594 A JP27212594 A JP 27212594A JP 3045021 B2 JP3045021 B2 JP 3045021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字媒体としてのテー
プに文章データを印字するテープ印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、幅約10ミリ前後の印字媒体とし
てのテープに所望の文章データを印字する小型のテープ
印字装置に関して種々提案されている。そこで、本願出
願人は実開平1ー85050号公報において、選字用ダ
イヤルを回転操作しながら所望の文字や記号を選択入力
し、印字キーの操作に応動してこれら入力した文字など
をサーマルヘッドで印字用テープに印字し、印字された
印字用テープをファイルなどの任意の貼付位置に貼着し
得るようにしたテープ印字装置を提案した。
【0003】更に、本願出願人は特願平3ー91492
号において、幅約10ミリ前後の印字用テープ上の印字
領域をテープ幅方向に2つに分割した2つの印字行を設
け、2行印字用の小さい文字サイズのドットパターンを
用いて入力した文章データを所望の印字行に印字し得る
ようなテープ印字装置を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、印字用のテ
ープとして、ファイルやノートなどの多種類の貼着領域
の大きさにも対処し得るように、テープ幅を例えば12
ミリ、18ミリ、・・・24ミリのように多種類用意す
ることが望まれる。更に、印字する行数についても、3
行、4行或いは5行のように多数行の印字をすることが
必要になることがある。
【0005】本願出願人が特願平3ー91492号にお
いて提案したテープ印字装置においては、1種類のみの
約10ミリ前後の比較的細い印字用テープを用いて1行
印字又は2行印字するように構成されているが、多種類
のテープ幅や多数行の印字には対処できない。仮に文字
や記号に関するドットパターンデータを複数種類の文字
サイズに対応させて複数設けることが可能であっても、
使用するテープ幅と印字する行数および所望の印字長さ
と文字数の両関係にもとづいて文字サイズを使用者が選
択しなければならない。テープは上記のようにファイル
などに貼付して例えば「表題」として使用する目的から
して、できるだけ大きいサイズの文字で印字したいが、
上記のテープ幅と行数および所望の印字長さと文字数の
一方は良くても他方が悪いと、所望の印字結果が得られ
なかったり、誤印字してしまう等、手動で設定する際に
操作が複雑化するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、印字媒体として使用する
テープのテープ幅と行数および所望の印字長さと文字数
にもとづいて印字不可能かどうかを判断でき、また使用
するテープに印字可能な文字サイズを自動的に選択でき
るテープ印字装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、印字媒体としてのテープの長手方向に印字
ヘッドとテープを相対移動し、そのテープの幅方向に複
数行ある文章データをテープの長手方向に沿って順次印
字するテープ印字装置において、使用するテープの幅を
入力設定するテープ幅設定手段と、前記テープの幅方向
に印字される文章データの行数、およびその文章データ
中の各行のテープ長手方向の文字数のうち最大文字数を
格納する格納手段と、前記テープの長手方向の印字長さ
を入力する入力手段と、前記テープの幅と前記行数、お
よび前記印字長さと前記最大文字数の関係を判別する判
別手段と、その判別手段による判別の結果、前記テープ
の幅と前記行数または前記印字長さと前記最大文字数の
何れかの関係が、印字不可能な関係にあるときエラー出
力をするエラー出力手段を備える。
【0008】本発明のテープ印字装置は、さらに前記テ
ープの幅と前記行数、および前記印字長さと前記最大文
字数の両関係が印字可能な関係にあるとき、その両関係
にもとづいて、前記テープ上に印字可能な文字サイズを
選択する選択手段を備える。
【0009】
【作用】上記テープ印字装置において、使用するテープ
の幅およびテープ上の印字長さを入力すると、格納され
ている文章データの行数とテープ幅の関係、および文章
データ中の各行の文字数のうちの最大文字数と印字長さ
の関係が判別される。そしてその判別の結果、行数とテ
ープ幅または最大文字数と印字長さの何れかの関係が、
印字不可能な関係にあるとき、エラー出力がされる。
【0010】また行数とテープ幅、最大文字数と印字長
さの両関係が印字可能な関係にあるとき、その両関係に
もとづいて、印字可能な文字サイズが選択され、使用す
るテープ幅および入力した印字長さのテープ上に文章デ
ータが納められ印字される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0012】本実施例は、漢字やひらがなやカタカナ及
びアルファベット文字などの多数のキャラクタを印字用
テープ(印字媒体としてのテープ)に複数行に亙って印
字可能なテープ印字装置に本発明を適用した場合のもの
である。
【0013】図1に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0014】キーボード3には、アルファベットやひら
がなやカタカナを入力するための文字キー、数字キー、
記号キー、リターンキー、無変換キー、変換キー、印字
を実行する印字キー、キャラクタの書体を選択する書体
選択キー、印字用テープ5をテープ送りするためのテー
プ送りキー、電源をON・OFFするための電源キーな
どに加えて、印字する文字のサイズを設定するための文
字サイズキー、印字時に使用するテープ5の長さ設定す
る印字長キー、カーソルを上下左右方向に移動させるカ
ーソル移動キーなどが設けられている。
【0015】次に、図2にもとづいて印字機構PMにつ
いて簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形
状のテープ収納カセットCSが装着されており、このテ
ープ収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅
約24mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール
6と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール
8と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9
と、印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が
剥離紙を外側にして巻装された供給スプール11と、こ
れら印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接
合ローラ12とが回転自在に設けられている。
【0016】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、128個の発熱素子からなる
発熱素子群が上下方向すなわちテープ幅方向に列設され
ている。
【0017】従って、テープ送りモータ24(図2参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字が印字され、しかも印
字用テープ5は両面テープ10を接合した状態でテープ
送り方向Aすなわちテープ長手方向にテープ送りされ
る。尚、印字機構PMは公知の構成(例えば特開平2−
106555号公報を参照)と同様である。
【0018】前記テープ収納カセットCSの底部壁には
下方に突出した1対の突出片17・18が一体形成され
ており、この突出片17・18の有無により収納された
印字用テープ5のテープ幅を検出できるようになってい
る。即ち、テープ幅を24mmとする印字用テープ5を収
納した図2に示すテープ収納カセットCSには、1対の
突出片17・18が設けられている。しかし、図示しな
いがテープ幅を18mmとする印字用テープ5を収納した
テープ収納カセットCSには突出片17のみが設けら
れ、テープ幅を12mmとする印字用テープ5を収納した
テープ収納カセットCSには突出片18のみが設けら
れ、またテープ幅を6mmとする印字用テープ5を収納し
たテープ収納カセットCSには何れの突出片17・18
が設けられていない。そして、本体フレーム2には、テ
ープ収納カセットCSを装着したときに突出片17・1
8を検出するためのフォトインタラプタからなる第1・
第2センサ20・21(図3参照)が取付けられてい
る。
【0019】次に、テープ印字装置1の制御系は図3の
ブロック図に示すように構成されている。
【0020】キーボード3と、第1センサ20と、第2
センサ21と、液晶ディスプレイ22に表示データを出
力するための表示用RAMを有するディスプレイコント
ローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13を駆動
するための駆動回路25と、テープ送りモータ24を駆
動するための駆動回路26とは制御装置Cの入出力イン
ターフェース27に夫々接続されている。
【0021】制御装置Cは、CPU29と、CPU29
にデータバスなどのバス28を介して接続された入出力
インターフェース27、ROM30、CGROM31及
びRAM40とから構成されている。
【0022】ROM(プログラムメモリ)30には、キ
ーボード3から入力された文字や数字や記号などのキャ
ラクタのコードデータに対応させてディスプレイコント
ローラ23を制御する表示制御プログラム、そのコード
データをテキストメモリ41に格納する制御プログラ
ム、テキストメモリ41の各コードデータに対応するド
ットパターンを印字バッファ51に展開するイメージ展
開制御プログラム、印字バッファ34のデータを順次読
出してサーマルヘッド13とテープ送りモータ24とを
駆動制御する駆動制御プログラム、本願特有の後述のテ
ープ印字制御の制御プログラム、図4に示すように複数
の文字サイズ(S1、S2、S3・・・・Si)の各々
に対応する縦方向ドット数(T1d、T2d、T3d・
・・Tid)と横方向ドット数(Y1d、Y2d、Y3
d・・・・Yid)とを格納した文字サイズテーブル1
9などが格納されている。但し、この文字サイズテーブ
ル19において、文字サイズS1は、最大テープ幅24
mmの印字用テープ5に1行印字するときに用いる最大文
字サイズであり、文字サイズSiは、印字可能な最小文
字サイズである。また、データ「Er」はエラーデータ
である。
【0023】CGROM(パターンデータメモリ)31
には、多数のキャラクタの夫々に関して、前記複数の文
字サイズ(S1、S2、S3・・・・Si)の各々に対
応させたドットパターンデータが格納されている。
【0024】図5に示すように、RAM40のテキスト
メモリ41には、入力された文書データが格納される。
文字サイズメモリ42には、設定された或いは演算で求
められた印字に用いる文字サイズ(S1、S2、S3・
・・・Si)の何れかが格納される。印字長さドット数
メモリ43には、設定された印字長さに対応するドット
数Ldが格納される。テープ幅ドット数メモリ44に
は、装着されたテープ収納カセットCSの印字用テープ
5のテープ幅に対応するドット数Ddが格納される。行
数メモリ45には、文書データの行数Mが格納される。
最大文字数メモリ46には、文書データの各行の文字数
のうち最大文字数Nが格納される。縦方向ドット数メモ
リ47には、演算で求められた縦ドット数(td)が格
納され、また横方向ドット数メモリ48には、演算で求
められた横ドット数(yd)が格納される。縦ポインタ
49には、文字サイズテーブル19における縦方向ドッ
ト数(T1d、T2d、T3d・・・Tid)の何れか
のドット数項目の項目番号が格納され、また横ポインタ
50には、横方向ドット数(Y1d、Y2d、Y3d・
・・Yid)の何れかのドット数項目の項目番号が格納
される。印字バッファ51には、縦方向(ドット列方
向)に128ドットに対応する128ビット(16バイ
ト)、横方向に複数キャラクタのドットパターンデータ
を格納し得るビット数からなる大きさのメモリ容量が設
けられ、印字するキャラクタのドットパターンデータが
CGROM31から読出して指示された配列位置に格納
される。フラグメモリ52には、「オートサイズ」の文
字サイズが設定されたときにセットされるオートサイズ
フラグAFのフラグデータが格納される。
【0025】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図6・図
7のフローチャートにもとづいて説明する。尚、図中、
符号Si(i=10、11、12・・・)は各ステップ
である。
【0026】電源が投入されるとこの制御が開始され、
文字キーや記号キーや数字キーなどが操作されたときに
は(S10・S11:Yes)、入力されたコードデー
タを文書データとしてテキストメモリ41に格納する文
書データ入力処理が実行され、更にそのコードデータに
対応するキャラクタをディスプレイ22に表示する表示
処理が実行される(S12)。次に、文字サイズキーが
操作されたときには(S10:Yes、S11:No、
S13:Yes)、文字サイズ設定処理制御が実行され
る(S14)。即ち、この設定処理制御においては、先
ず使用頻度の高い文字サイズがディスプレイ22に表示
される一方、カーソル上移動キーの操作で順次使用頻度
の高い4種類の文字サイズが表示され、最後に「オート
サイズ」が表示されるので、所望の文字サイズを表示さ
せた状態でリターンキーを操作して文字サイズが設定さ
れる。但し、文字サイズとして「オートサイズ」を設定
したときには、オートサイズフラグAFがセットされ
る。
【0027】次に、印字長キーが操作されたときには
(S10:Yes、S11・S13:No、S15:Y
es)、印字長さ設定処理制御が実行される(S1
6)。この設定処理制御においては、先ず「設定長:5
0mm」が表示され、カーソル上移動キーの操作で「印字
長:51mm」、「印字長:52mm」、「印字長:53m
m」・・・・「印字長:300mm」まで1mmピッチで順
次表示されるので、所望の印字長さを表示させた状態で
リターンキーを操作して印字長さが設定される。
【0028】次に、印字キーを操作したときには(S1
0:Yes、S11・S13・S15:No、S17:
Yes)、印字処理制御(図7参照)が実行される(S
18)。この制御が開始されると、先ず第1・第2セン
サ20・21からの信号にもとづいて、装着されたテー
プ収納カセットCSのテープ幅が検出され、更にこのテ
ープ幅に対応するドット数Ddが求められてテープ幅ド
ット数メモリ44に格納される(S30)。次に、「オ
ートサイズ」が設定されており、オートサイズフラグA
Fがセットされているときには(S31:Yes)、テ
キストメモリ41内の文書データが検索され、文書デー
タの行数Mが行数メモリ45に格納され且つ各行の文字
数のうち最大文字数Nが最大文字数メモリ46に格納さ
れる(S32)。
【0029】次に、テープ幅Ddを行数Lで除算するこ
とにより、各印字行に印字する文字の縦ドット数tdが
求められ(S33)、更に印字長さLdを最大文字数N
で除算することにより、印字する文字の横ドット数yd
が求められる(S34)。次に、文字サイズテーブル1
9において、図4に示すように縦ポインタTpに縦方向
ドット数の先頭ドット数項目T1がセットされ(S3
5)、縦ポインタTpで指示するドット数項目の縦ドッ
ト数Tndが演算で求めた縦ドット数tdより大きいと
きには(S36:No)、縦ポインタTpが1つインク
リメントされ(S37)、縦ポインタTpで指示するド
ット数項目のデータがエラーデータErでないときには
(S38:No)、S36〜S38が繰り返され、縦ポ
インタTpで指示する縦ドット数Tndが縦ドット数t
d以下になったときには(S36:Yes)、横ポイン
タYpに縦ポインタTpのドット数項目番号がセットさ
れる(S39)。例えば、図4に示すように縦ポインタ
Tpがドット数項目「5」を指示しているときには、横
ポインタYpにドット数項目「5」がセットされる。次
に、横ポインタYpで指示するドット数項目の横ドット
数Yndが演算で求めた横ドット数ydより大きいとき
には(S40:No)、横ポインタYpが1つインクリ
メントされ(S41)、横ポインタYpで指示するドッ
ト数項目のデータがエラーデータErでないときには
(S42:No)、S40〜S42が繰り返され、横ポ
インタYpで指示する横ドット数Yndが横ドット数y
d以下になったときには(S42:Yes)、横ポイン
タYpのドット数項目番号に対応する文字サイズSnが
決定されて文字サイズメモリ42に格納される。
【0030】次に、印字バッファ51において、決定さ
れた文字サイズSnのドットパターンを用いて、文書デ
ータについてドットパターンデータに展開処理され(S
44)、この印字バッファ51のドットパターンデータ
にもとづいてサーマルヘッド13により印字用テープ5
に印字処理される(S45)。尚、縦ポインタTpで指
示するドット数項目のデータが「Er」のとき(S3
8:Yes)、横ポインタYpで指示するドッド数項目
のデータが「Er」のとき(S42:Yes)には、デ
ィスプレイ22にエラーメッセージが表示され(S4
6)、この制御を終了する。但し、オートサイズフラグ
AFがリセットされているときには(S31:No)、
設定された文字サイズを用いて印字処理が実行される
(S44、S45)。例えば、テープ幅24mmの印字用
テープ5に印字する場合、図8に示すように、1行のと
きには行数「1」とテープ幅「24」とにもとづいて略
最大の文字サイズで印字され、また図9に示すように、
2行のときには行数「2」とテープ幅「24」とにもと
づいて2行印字に最適な文字サイズで印字され、同様に
して3行印字のときには3行印字に最適な文字サイズで
印字され(図10参照)、4行印字のときには4行印字
に最適な文字サイズで印字される(図11参照)。以上
説明したように、印字媒体として使用する印字用テープ
5のテープ幅と入力した文章データの行数、およびその
文章データの各行の文字数のうち最大文字数とテープ上
の印字長さにもとづいて印字する文字サイズを選択する
ようにしたので、これらの印字条件にもとづいた最適な
文字サイズを自動的に選択することができる。
【0031】尚、装着したテープ収納カセットCSのテ
ープ幅をキーボード3から入力して設定し、この設定さ
れたテープ幅を前記テープ印字制御に用いるようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、使用する
テープの幅およびテープ上の印字長さを入力すると、格
納されている文章データの行数とテープ幅の関係、およ
び文章データ中の各行の文字数のうちの最大文字数と印
字長さの関係が判別され、行数とテープ幅または最大文
字数と印字長さの何れかの関係が、印字不可能な関係に
あるとき、エラー出力がされるから、誤印字を防止し、
テープ上にできる限り大きな文字で見やすい印字をする
ことができる。
【0033】また行数とテープ幅、最大文字数と印字長
さの両関係が印字可能な関係にあるとき、その両関係に
もとづいて、印字可能な文字サイズが選択されるから、
使用者が両関係を満足するために面倒な計算を繰り返す
必要がなく、使用するテープ幅および入力した印字長さ
のテープ上に文章データを適正に納めて印字することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の平面図である。
【図2】印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】文字サイズテーブルの文字サイズと縦方向ドッ
ト数及び横方向ドット数とのデータ構成を説明する説明
図である。
【図5】RAMに設けられたメモリを説明する説明図で
ある。
【図6】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図7】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図8】テープ幅24mmの印字用テープに1行印字した
ときの印字例を示す図である。
【図9】同様の印字用テープに2行印字したときの印字
例を示す図である。
【図10】同様の印字用テープに3行印字したときの印
字例を示す図である。
【図11】同様の印字用テープに4行印字したときの印
字例を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 17・18 突出片 20 第1センサ 21 第2センサ 29 CPU 30 ROM 31 CGROM 40 RAM 41 テキストメモリ 51 印字バッファ C 制御装置 CS テープ収納カセット PM 印字機構
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/36 B41J 2/485 B41J 3/407 B41J 21/00 G06F 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字媒体としてのテープの長手方向に印
    字ヘッドとテープを相対移動し、そのテープの幅方向に
    複数行ある文章データをテープの長手方向に沿って順次
    印字するテープ印字装置において、 使用するテープの幅を入力設定するテープ幅設定手段
    と、 前記テープの幅方向に印字される文章データの行数、お
    よびその文章データ中の各行のテープ長手方向の文字数
    のうち最大文字数を格納する格納手段と、 前記テープの長手方向の印字長さを入力する入力手段
    と、 前記テープの幅と前記行数、および前記印字長さと前記
    最大文字数の関係を判別する判別手段と、 その判別手段による判別の結果、前記テープの幅と前記
    行数または前記印字長さと前記最大文字数の何れかの関
    係が、印字不可能な関係にあるときエラー出力をするエ
    ラー出力手段とを備えることを特徴とするテープ印字装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに前記テープの
    幅と前記行数、および前記印字長さと前記最大文字数の
    両関係が印字可能な関係にあるとき、その両関係にもと
    づいて、前記テープ上に印字可能な文字サイズを選択す
    る選択手段を備えることを特徴とするテープ印字装置。
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