JPH0866959A - コンクリート型枠成形用金型 - Google Patents
コンクリート型枠成形用金型Info
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- JPH0866959A JPH0866959A JP20532994A JP20532994A JPH0866959A JP H0866959 A JPH0866959 A JP H0866959A JP 20532994 A JP20532994 A JP 20532994A JP 20532994 A JP20532994 A JP 20532994A JP H0866959 A JPH0866959 A JP H0866959A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
- B29C2049/4807—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity by movable mould parts in the mould halves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2793/00—Shaping techniques involving a cutting or machining operation
- B29C2793/0045—Perforating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネル状成形品の成形時に連結孔を同時成形
して成形サイクルタイム（成形と後加工のトータルタイ
ム）を短くする。 【構成】 パネル状成形品で凹凸状を有した裏面側を成
形する主中子内と、雌金型の四辺に突縁部を設けるとと
もに前記主中子内に設けた連結孔の穿設用の副中子の対
向した突縁部に従中子を設けて協動して連結孔を形成す
る。
して成形サイクルタイム（成形と後加工のトータルタイ
ム）を短くする。 【構成】 パネル状成形品で凹凸状を有した裏面側を成
形する主中子内と、雌金型の四辺に突縁部を設けるとと
もに前記主中子内に設けた連結孔の穿設用の副中子の対
向した突縁部に従中子を設けて協動して連結孔を形成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート型枠の成
形とコンクリート型枠同士を連結する連結孔とを同時成
形するコンクリート型枠成形用金型に関するものであ
る。
形とコンクリート型枠同士を連結する連結孔とを同時成
形するコンクリート型枠成形用金型に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】中空状の樹脂製品をつくるブロー成形で
は、ダイスヘッドからパリソンを射出または押出し、パ
リソンピンチによって袋状にされたパリソンにプリブロ
ーを行って僅かに膨らませ、開放された金型内に入れて
金型を閉じ、金型とパリソンとで形成されるキャビティ
内のガスを金型表面に通じる小さな空気抜き穴より真空
ポンプ装置を介して吸引したうえ、パリソン内に高圧の
空気吹込みを行ってパリソンをキャビティに基づく所定
の形状としたあと金型で冷却して成形を完了する。この
ようにして、成形された樹脂製品は金型を開いて取り出
される。図１０に示すものは、従来のブロー成形機を示
す。
は、ダイスヘッドからパリソンを射出または押出し、パ
リソンピンチによって袋状にされたパリソンにプリブロ
ーを行って僅かに膨らませ、開放された金型内に入れて
金型を閉じ、金型とパリソンとで形成されるキャビティ
内のガスを金型表面に通じる小さな空気抜き穴より真空
ポンプ装置を介して吸引したうえ、パリソン内に高圧の
空気吹込みを行ってパリソンをキャビティに基づく所定
の形状としたあと金型で冷却して成形を完了する。この
ようにして、成形された樹脂製品は金型を開いて取り出
される。図１０に示すものは、従来のブロー成形機を示
す。
【０００３】図１０のものは溶融樹脂をダイスヘッド２
の側方１個所より供給する、いわゆる、サイドフィード
方式のブロー成形機１を示し、押出機４により押圧され
た高温溶融状態の樹脂は樹脂供給口２ａを経由してダイ
スヘッド２とマンドレル３との間に設けた環状の通路を
通り、最下端の環状空間通路７より吐出されてパリソン
Ｐを形成する。そして、コア３ａはマンドレル３を貫通
したパリコン用ロッド６ａに接続され、パリコンシリン
ダ６の作動により上下方向僅かに進退動され、パリソン
Ｐの肉厚を制御するために環状空間通路７の間隙（ギャ
ップ）を調整できるようになっている。
の側方１個所より供給する、いわゆる、サイドフィード
方式のブロー成形機１を示し、押出機４により押圧され
た高温溶融状態の樹脂は樹脂供給口２ａを経由してダイ
スヘッド２とマンドレル３との間に設けた環状の通路を
通り、最下端の環状空間通路７より吐出されてパリソン
Ｐを形成する。そして、コア３ａはマンドレル３を貫通
したパリコン用ロッド６ａに接続され、パリコンシリン
ダ６の作動により上下方向僅かに進退動され、パリソン
Ｐの肉厚を制御するために環状空間通路７の間隙（ギャ
ップ）を調整できるようになっている。
【０００４】一方、図７に示すように、樹脂を内部に袋
状のエア空間を有するパネル状に成形して、例えばドア
（門扉）や簡易壁材（間仕切り壁）などの建築用材料と
したり、コンクリート打設用の型枠（以下、コンパネと
いう）や簡易桟橋などの床面に使用することが検討され
るようになったが、これらの成形品は軽量にも拘らずか
なりの構造強度があり、変形に対して強いという特長が
ある。
状のエア空間を有するパネル状に成形して、例えばドア
（門扉）や簡易壁材（間仕切り壁）などの建築用材料と
したり、コンクリート打設用の型枠（以下、コンパネと
いう）や簡易桟橋などの床面に使用することが検討され
るようになったが、これらの成形品は軽量にも拘らずか
なりの構造強度があり、変形に対して強いという特長が
ある。
【０００５】また、前述したようにコンパネをブロー成
形機で成形するのではなく、射出装置を用いて行うと外
型形状はブロー成形機で成形された成形品と大きく変わ
りないが、成形品の内部が中実となったものが成形され
る。
形機で成形するのではなく、射出装置を用いて行うと外
型形状はブロー成形機で成形された成形品と大きく変わ
りないが、成形品の内部が中実となったものが成形され
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内部が
空間を有するブロー成形機で成形されたパネル状成形品
５０に連結孔４９を穿設しようとすると図１１に示すよ
うに、穿設された連結孔４９とパネル状成形品５０の内
部４８とがつながってしまうため、水やゴミなどが入り
やすいという問題点がある。
空間を有するブロー成形機で成形されたパネル状成形品
５０に連結孔４９を穿設しようとすると図１１に示すよ
うに、穿設された連結孔４９とパネル状成形品５０の内
部４８とがつながってしまうため、水やゴミなどが入り
やすいという問題点がある。
【０００７】一方、射出成形機で成形されたパネル状成
形品に例えば中子などによって連結孔４９を穿設しよう
とすると、連結孔４９に相当する部分の厚さは比較的薄
く、一枚構造なので複数のコンパネを連結した時の剛性
はかなり低いものにならざるを得ないといった問題があ
った。
形品に例えば中子などによって連結孔４９を穿設しよう
とすると、連結孔４９に相当する部分の厚さは比較的薄
く、一枚構造なので複数のコンパネを連結した時の剛性
はかなり低いものにならざるを得ないといった問題があ
った。
【０００８】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、連結孔をパネル状成形品と同時成形するとともに連
結部の剛性を確保するようにしたコンクリート型枠成形
用金型を提供するものである。
で、連結孔をパネル状成形品と同時成形するとともに連
結部の剛性を確保するようにしたコンクリート型枠成形
用金型を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではコンクリート型枠表面に平滑面を付与す
る雄金型と、周辺に突縁部を設けるとともに前記突縁部
内方に複数個の突起部を有し金型進退動方向に往復動し
てコンクリート型枠の裏面に補強リブを形成する主中子
を設けた雌金型であって、前記主中子のうち前記突縁部
に隣接する主中子内にこの主中子の進退方向と交差方向
に進退動するコンクリート型枠の連結孔用の副中子と、
前記突縁部にあって連結孔開け時に前記副中子と同一軸
線上で対向し、かつ同一方向に進退動する従中子を設け
た構成にした。
に、本発明ではコンクリート型枠表面に平滑面を付与す
る雄金型と、周辺に突縁部を設けるとともに前記突縁部
内方に複数個の突起部を有し金型進退動方向に往復動し
てコンクリート型枠の裏面に補強リブを形成する主中子
を設けた雌金型であって、前記主中子のうち前記突縁部
に隣接する主中子内にこの主中子の進退方向と交差方向
に進退動するコンクリート型枠の連結孔用の副中子と、
前記突縁部にあって連結孔開け時に前記副中子と同一軸
線上で対向し、かつ同一方向に進退動する従中子を設け
た構成にした。
【００１０】
【作用】雌金型側の周辺に突縁部を設けるとともに、こ
の突縁部内に進退動をするタック・オフ用中子である主
中子を配設する。前記主中子内にこの主中子と交差方向
（望ましくは直交方向）に進退動する副中子を直列的に
重畳配列させる。一方、前記副中子と対向する突縁部に
も直列的に重畳配列して従中子を設け、前記副中子と従
中子間でキャビティに賦型されたパリソンＰをピンチし
て協動して移動し連結孔を形成するようにした。
の突縁部内に進退動をするタック・オフ用中子である主
中子を配設する。前記主中子内にこの主中子と交差方向
（望ましくは直交方向）に進退動する副中子を直列的に
重畳配列させる。一方、前記副中子と対向する突縁部に
も直列的に重畳配列して従中子を設け、前記副中子と従
中子間でキャビティに賦型されたパリソンＰをピンチし
て協動して移動し連結孔を形成するようにした。
【００１１】
【実施例】以下に、本発明に係るコンクリート型枠成形
用金型の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
用金型の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
【００１２】図１は本発明の実施例に示すブロー成形用
金型の説明図、図２は図１の続きのブロー成形品の成形
工程を説明する説明図、図３は図２の続きのブロー成形
品の成形工程を説明する説明図、図４は本発明に係る連
結孔の開孔状態を示す要部断面説明図、図５は本発明に
係るその他の実施例を示す要部断面説明図、図６は本発
明に係るさらにその他の実施例を示す要部断面説明図、
図７はパネル状成形品の斜視図、図８は図７のＡ〜Ａか
らみた断面図、図９はパネル状成形品同士の連結状態を
示す部分断面拡大図である。
金型の説明図、図２は図１の続きのブロー成形品の成形
工程を説明する説明図、図３は図２の続きのブロー成形
品の成形工程を説明する説明図、図４は本発明に係る連
結孔の開孔状態を示す要部断面説明図、図５は本発明に
係るその他の実施例を示す要部断面説明図、図６は本発
明に係るさらにその他の実施例を示す要部断面説明図、
図７はパネル状成形品の斜視図、図８は図７のＡ〜Ａか
らみた断面図、図９はパネル状成形品同士の連結状態を
示す部分断面拡大図である。
【００１３】図１に示すように、ブロー成形機１は、従
来構造と同一のダイスヘッド２、マンドレル３、パリコ
ンシリンダ６によってパリソンＰを左右一対の金型８の
間に垂下する。本発明のブロー成形機１は、金型８が従
来構造と異なり、平滑面のキャビティ面を持つ雄金型８
ａと複数個の突起部１２ａを有するタック・オフ用の主
中子１２を備えた雌金型８ｂとから形成されている。雌
金型８ｂのタック・オフ用の主中子１２も油圧シリンダ
１３に連結され金型進退動方向に前進後退自在に構成さ
れ、両金型８ａ、８ｂはともに図示しないプラテンに背
後を接続され、開閉自在（前進後退自在）に構成されて
いる。符号２ａは樹脂供給口、３ａはコア、６ａはパリ
コン用ロッド、７は樹脂の吐出口である。
来構造と同一のダイスヘッド２、マンドレル３、パリコ
ンシリンダ６によってパリソンＰを左右一対の金型８の
間に垂下する。本発明のブロー成形機１は、金型８が従
来構造と異なり、平滑面のキャビティ面を持つ雄金型８
ａと複数個の突起部１２ａを有するタック・オフ用の主
中子１２を備えた雌金型８ｂとから形成されている。雌
金型８ｂのタック・オフ用の主中子１２も油圧シリンダ
１３に連結され金型進退動方向に前進後退自在に構成さ
れ、両金型８ａ、８ｂはともに図示しないプラテンに背
後を接続され、開閉自在（前進後退自在）に構成されて
いる。符号２ａは樹脂供給口、３ａはコア、６ａはパリ
コン用ロッド、７は樹脂の吐出口である。
【００１４】前記主中子１２はダイスヘッド２から垂下
されたパリソンＰを雄、雌金型８ａ、８ｂ間に挟持中あ
るいは挟持した後フルストロークまで前進させて、パネ
ル状成形品５０の裏面に補強用リブ５２を形成するもの
である。
されたパリソンＰを雄、雌金型８ａ、８ｂ間に挟持中あ
るいは挟持した後フルストロークまで前進させて、パネ
ル状成形品５０の裏面に補強用リブ５２を形成するもの
である。
【００１５】正面が矩形または正方形状を有した雌金型
８ｂはベースとなる底面部材１４、４つの突縁部（周壁
部材）１５、主中子１２および油圧シリンダ１３から構
成されている。
８ｂはベースとなる底面部材１４、４つの突縁部（周壁
部材）１５、主中子１２および油圧シリンダ１３から構
成されている。
【００１６】本発明では、例えば図７に示すパネル状成
形品５０の短手方向には凹部５４毎に、また長手方向に
は隔凹部５４毎にそれぞれ連結孔４９を設けるとする
と、この凹部５４に対応した主中子１２内に、この主中
子１２の進退動と交差方向、望ましくは直交方向に連結
孔４９用の副中子１７が設けてある。
形品５０の短手方向には凹部５４毎に、また長手方向に
は隔凹部５４毎にそれぞれ連結孔４９を設けるとする
と、この凹部５４に対応した主中子１２内に、この主中
子１２の進退動と交差方向、望ましくは直交方向に連結
孔４９用の副中子１７が設けてある。
【００１７】図５に示す前記副中子１７はエアシリンダ
１８により進退動を行うが、この副中子１７内には、さ
らにこの副中子１７に内包される如く第１エアシリンダ
１９と第１中子２０が配設され、大小のエアシリンダ１
８、１９と副中子１７と第１中子２０とが同一軸線上
に、かつ同一方向に進退動可能に直列配列されている。
１８により進退動を行うが、この副中子１７内には、さ
らにこの副中子１７に内包される如く第１エアシリンダ
１９と第１中子２０が配設され、大小のエアシリンダ１
８、１９と副中子１７と第１中子２０とが同一軸線上
に、かつ同一方向に進退動可能に直列配列されている。
【００１８】これに対して、両金型８ａ、８ｂによりパ
リソンＰを挟持した後主中子１２をフルストロークまで
前進させてパネル状成形品５０の凹部５４を形成すると
同時に、前述した副中子１７と第１中子２０とをともに
前進作動させるが、この時、第１中子２０と対向する突
縁部１５には、第１中子２０と同一軸線上に位置させて
従中子２２が配設されている。
リソンＰを挟持した後主中子１２をフルストロークまで
前進させてパネル状成形品５０の凹部５４を形成すると
同時に、前述した副中子１７と第１中子２０とをともに
前進作動させるが、この時、第１中子２０と対向する突
縁部１５には、第１中子２０と同一軸線上に位置させて
従中子２２が配設されている。
【００１９】この従中子２２は従中子用シリンダ２４に
より進退動可能に構成され、前記従中子２２内には前記
第１中子２０と同一軸線上を進退動可能とされた従中子
用副中子２８が配設され、第２エアシリンダ３０により
進退動して前述した第１中子２０と協動して連結孔４９
を所望する位置に穿設するようになっている。なお、符
号２６はピンチオフ部である。
より進退動可能に構成され、前記従中子２２内には前記
第１中子２０と同一軸線上を進退動可能とされた従中子
用副中子２８が配設され、第２エアシリンダ３０により
進退動して前述した第１中子２０と協動して連結孔４９
を所望する位置に穿設するようになっている。なお、符
号２６はピンチオフ部である。
【００２０】図４に示す実施例では主中子１２に配設さ
れた副中子１７はエアシリンダ１８により主中子１２と
は直角方向に進退動を行うが、この副中子１７の先端部
には環状を有した切刃３２が形成されている。
れた副中子１７はエアシリンダ１８により主中子１２と
は直角方向に進退動を行うが、この副中子１７の先端部
には環状を有した切刃３２が形成されている。
【００２１】一方、突縁部１５内に前記副中子１７に対
向した位置に配設された従中子用シリンダ２４の先端に
は従中子２２が配設されている。この従中子２２の先端
部には前述した副中子１７と同様に環状を有した切刃３
４が形成されている。
向した位置に配設された従中子用シリンダ２４の先端に
は従中子２２が配設されている。この従中子２２の先端
部には前述した副中子１７と同様に環状を有した切刃３
４が形成されている。
【００２２】この副中子１７と従中子２２は、両金型８
ａ、８ｂによりパリソンＰを挟持した後主中子１２をフ
ルストロークまで前進させてパネル状成形品５０の凹部
５４を形成するとともに、引続く連結孔４９の形成時に
切刃３２と３４間でピンチしたパリソンＰを切断除去す
るように構成されている。
ａ、８ｂによりパリソンＰを挟持した後主中子１２をフ
ルストロークまで前進させてパネル状成形品５０の凹部
５４を形成するとともに、引続く連結孔４９の形成時に
切刃３２と３４間でピンチしたパリソンＰを切断除去す
るように構成されている。
【００２３】さらに、図６に示す実施例では、主中子１
２内にエアシリンダ１８によって進退動する副中子１７
が配設されている。一方、この主中子１２と対向する雌
金型８ｂの突縁部１５には従中子用シリンダ２４によっ
て進退動する従中子２２が配設され、この従中子２２内
にはさらに、この従中子２２と重畳的に設けられるとと
もに、パネル状成形品５０の凹部５４を形成時にフルス
トロークまで前進した前記副中子１７と同一軸線上に設
けられた従中子用副中子２８が第２エアシリンダ３０に
より進退動可能に構成されている。
２内にエアシリンダ１８によって進退動する副中子１７
が配設されている。一方、この主中子１２と対向する雌
金型８ｂの突縁部１５には従中子用シリンダ２４によっ
て進退動する従中子２２が配設され、この従中子２２内
にはさらに、この従中子２２と重畳的に設けられるとと
もに、パネル状成形品５０の凹部５４を形成時にフルス
トロークまで前進した前記副中子１７と同一軸線上に設
けられた従中子用副中子２８が第２エアシリンダ３０に
より進退動可能に構成されている。
【００２４】これら副中子１７と従中子用副中子２８間
にパリソンＰをピンチした状態で協動して進退動を行い
連結孔４９をパネル状成形品５０の所望位置に穿設する
ようになっている。
にパリソンＰをピンチした状態で協動して進退動を行い
連結孔４９をパネル状成形品５０の所望位置に穿設する
ようになっている。
【００２５】上記構成によるコンクリート型枠成形用金
型の作用を説明する。
型の作用を説明する。
【００２６】以上のように構成された金型を有するブロ
ー成形機１においては、両金型８ａ、８ｂを型開状態に
して断面円形のパリソンＰ（望ましくは金型の横幅方向
に長径を有する略楕円形状の偏平パリソン）を垂下して
静止（図１）したあと、左右の金型８ａ、８ｂの外側に
取り付けた型締シリンダ（図示せず）を作動し、型締を
行う。
ー成形機１においては、両金型８ａ、８ｂを型開状態に
して断面円形のパリソンＰ（望ましくは金型の横幅方向
に長径を有する略楕円形状の偏平パリソン）を垂下して
静止（図１）したあと、左右の金型８ａ、８ｂの外側に
取り付けた型締シリンダ（図示せず）を作動し、型締を
行う。
【００２７】型締工程では、型締と同時に雌金型８ｂ方
向に後退していた主中子１２を静かに前進させる。主中
子１２がフルストロークまで前進すると、パネル裏面３
６がパネル表面３８の裏側に軽く接触するのである（図
２）。
向に後退していた主中子１２を静かに前進させる。主中
子１２がフルストロークまで前進すると、パネル裏面３
６がパネル表面３８の裏側に軽く接触するのである（図
２）。
【００２８】この後、図４に示す実施例では図示しない
導管によりエアシリンダ１８と従中子用シリンダ２４に
それぞれ圧縮エアを供給し、副中子１７と従中子２２の
先端部がキャビティ４０面と同一面に位置した状態から
それぞれ前進させ副中子１７の環状の切刃３２と従中子
２２の環状の切刃３４間にパリソンＰを挟持し、さらな
る副中子１７と従中子２２の前進により挟持したパリソ
ンＰを切断するのである（図３）。こうしてパネル状成
形品５０の所望位置に連結孔４９が形成される。
導管によりエアシリンダ１８と従中子用シリンダ２４に
それぞれ圧縮エアを供給し、副中子１７と従中子２２の
先端部がキャビティ４０面と同一面に位置した状態から
それぞれ前進させ副中子１７の環状の切刃３２と従中子
２２の環状の切刃３４間にパリソンＰを挟持し、さらな
る副中子１７と従中子２２の前進により挟持したパリソ
ンＰを切断するのである（図３）。こうしてパネル状成
形品５０の所望位置に連結孔４９が形成される。
【００２９】環状の切刃３２、３４間で切断されたパリ
ソンＰの切断片４２は両金型８ａ、８ｂ間で挟持されて
冷却された後、副中子１７と従中子２２を元の位置に後
退させる時に付着して同伴し、成形されたパネル状成形
品５０を両金型８ａ、８ｂの型開後に取出すとともにパ
リソンＰの切断片４２も除去、取出しするのである。
ソンＰの切断片４２は両金型８ａ、８ｂ間で挟持されて
冷却された後、副中子１７と従中子２２を元の位置に後
退させる時に付着して同伴し、成形されたパネル状成形
品５０を両金型８ａ、８ｂの型開後に取出すとともにパ
リソンＰの切断片４２も除去、取出しするのである。
【００３０】次に、図５に示すその他の実施例では、図
４と同様に型締工程により主中子１２をフルストローク
まで前進させて凹部５４を形成すると同時に、連結孔４
９の成形も行うのである。
４と同様に型締工程により主中子１２をフルストローク
まで前進させて凹部５４を形成すると同時に、連結孔４
９の成形も行うのである。
【００３１】まず、主中子１２側においてはエアシリン
ダ１８により副中子１７をフルストロークまで前進させ
るとともに、第１エアシリンダ１９により第１中子２０
を適宜な位置まで前進させる。
ダ１８により副中子１７をフルストロークまで前進させ
るとともに、第１エアシリンダ１９により第１中子２０
を適宜な位置まで前進させる。
【００３２】他方、突縁部１５側においても、前記主中
子１２側と同様に従中子用シリンダ２４により従中子２
２をフルストロークまで前進させるととともに、第２エ
アシリンダ３０により従中子用副中子２８を適宜な位置
まで前進させてパリソンＰを両側から挟持する。そし
て、第１中子２０と従中子用副中子２８を挟持した状態
でどちらか一方側に協動して移動することによりパリソ
ン片４４がパリソンＰより引きちぎられて連結孔４９を
所望した位置に穿設するのである。
子１２側と同様に従中子用シリンダ２４により従中子２
２をフルストロークまで前進させるととともに、第２エ
アシリンダ３０により従中子用副中子２８を適宜な位置
まで前進させてパリソンＰを両側から挟持する。そし
て、第１中子２０と従中子用副中子２８を挟持した状態
でどちらか一方側に協動して移動することによりパリソ
ン片４４がパリソンＰより引きちぎられて連結孔４９を
所望した位置に穿設するのである。
【００３３】図６に示すさらにその他の実施例について
も、図４および図５と同様に型締工程により主中子１２
をフルストロークまで前進させてパネル状成形品５０の
裏面に凹部５４を形成するとともに連結孔４９の成形も
行うのである。
も、図４および図５と同様に型締工程により主中子１２
をフルストロークまで前進させてパネル状成形品５０の
裏面に凹部５４を形成するとともに連結孔４９の成形も
行うのである。
【００３４】まず、主中子１２側においては、エアシリ
ンダ１８により副中子１７の先端面１７ａをキャビティ
４０面と同一平面を有した状態に保持しておく。
ンダ１８により副中子１７の先端面１７ａをキャビティ
４０面と同一平面を有した状態に保持しておく。
【００３５】次に、従中子用シリンダ２４により従中子
２２をフルストロークまで前進させるとともに、引続き
第２エアシリンダ３０により従中子用副中子２８をフル
ストロークまで前進させる。
２２をフルストロークまで前進させるとともに、引続き
第２エアシリンダ３０により従中子用副中子２８をフル
ストロークまで前進させる。
【００３６】こうした状態下で従中子用副中子２８と副
中子１７間でパリソンＰを挟持するが、この後副中子１
７を前進させつつ従中子用副中子２８を後退させると、
前述した従中子用副中子２８と副中子１７間で挟持され
たパリソン片４４はパリソンＰの本体から引きちぎられ
て除去される。こうしてパネル状成形品５０の所望位置
に連結孔４９が穿設される。
中子１７間でパリソンＰを挟持するが、この後副中子１
７を前進させつつ従中子用副中子２８を後退させると、
前述した従中子用副中子２８と副中子１７間で挟持され
たパリソン片４４はパリソンＰの本体から引きちぎられ
て除去される。こうしてパネル状成形品５０の所望位置
に連結孔４９が穿設される。
【００３７】しかる後、図４、図５および図６において
連結孔４９を穿設した後、図示しないキャビティ４０面
近傍に設けられた冷却水通路内に冷却水を通水して両金
型８ａ、８ｂ間に挟持されたパリソンＰを成形し図７に
示すパネル状成形品５０を得るのである。
連結孔４９を穿設した後、図示しないキャビティ４０面
近傍に設けられた冷却水通路内に冷却水を通水して両金
型８ａ、８ｂ間に挟持されたパリソンＰを成形し図７に
示すパネル状成形品５０を得るのである。
【００３８】冷却によって固化・成形されたパネル状成
形品５０を両金型８ａ、８ｂの型開によって取出す前
に、図４においては副中子１７と従中子２２を相互に後
退させて元の後退限位置に戻すのである。図５において
も主中子１２側の副中子１７と第１中子を、また、突縁
部１５側の従中子２２と従中子用副中子２８とをそれぞ
れ元の位置まで後退させるのである。
形品５０を両金型８ａ、８ｂの型開によって取出す前
に、図４においては副中子１７と従中子２２を相互に後
退させて元の後退限位置に戻すのである。図５において
も主中子１２側の副中子１７と第１中子を、また、突縁
部１５側の従中子２２と従中子用副中子２８とをそれぞ
れ元の位置まで後退させるのである。
【００３９】さらに、図６においても主中子１２側の副
中子１７と突縁部１５側の従中子２２と従中子用副中子
２８をともに元の位置まで後退させる。
中子１７と突縁部１５側の従中子２２と従中子用副中子
２８をともに元の位置まで後退させる。
【００４０】こうして、両金型８ａ、８ｂの型開を行い
パネル状成形品５０の取出しを行うのである。得られた
パネル状成形品５０は図９に示すようにボルトなどの連
結手段で相互に連結し、コンクリートの打設に具えるの
である。
パネル状成形品５０の取出しを行うのである。得られた
パネル状成形品５０は図９に示すようにボルトなどの連
結手段で相互に連結し、コンクリートの打設に具えるの
である。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明では、コンクリート型枠表面に平滑面を付与
する雄金型と、周辺に突縁部を設けるとともに前記突縁
部内方に複数個の突起部を有し金型進退動方向に往復動
してコンクリート型枠の裏面に補強リブを形成する主中
子を設けた雌金型であって、前記主中子のうち前記突縁
部に隣接する主中子内にこの主中子の進退方向と交差方
向に進退動するコンクリート型枠の連結孔用の副中子
と、前記突縁部にあって連結孔開け時に前記副中子と同
一軸線上で対向し、かつ同一方向に進退動する従中子を
設けたことにより、パネル状成形品の成形と連結孔との
成形を同時に行えるために成形サイクルタイム（成形と
後加工のトータルタイム）が著しく短くなり、また、連
結孔は外気と遮断された中空成形品の１部をなす構成と
して成形されるのでゴミや水などが入ることがないので
除去する前作業がなく取扱いが容易となるとともに連結
部の剛性を確保することができる。
に、本発明では、コンクリート型枠表面に平滑面を付与
する雄金型と、周辺に突縁部を設けるとともに前記突縁
部内方に複数個の突起部を有し金型進退動方向に往復動
してコンクリート型枠の裏面に補強リブを形成する主中
子を設けた雌金型であって、前記主中子のうち前記突縁
部に隣接する主中子内にこの主中子の進退方向と交差方
向に進退動するコンクリート型枠の連結孔用の副中子
と、前記突縁部にあって連結孔開け時に前記副中子と同
一軸線上で対向し、かつ同一方向に進退動する従中子を
設けたことにより、パネル状成形品の成形と連結孔との
成形を同時に行えるために成形サイクルタイム（成形と
後加工のトータルタイム）が著しく短くなり、また、連
結孔は外気と遮断された中空成形品の１部をなす構成と
して成形されるのでゴミや水などが入ることがないので
除去する前作業がなく取扱いが容易となるとともに連結
部の剛性を確保することができる。
【図１】本発明の実施例に示すブロー成形用金型の説明
図である。
図である。
【図２】図１の続きのブロー成形品の成形工程を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図３】図２の続きのブロー成形品の成形工程を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図４】本発明に係る連結孔の開孔状態を示す要部断面
説明図である。
説明図である。
【図５】本発明に係るその他の実施例を示す要部断面説
明図である。
明図である。
【図６】本発明に係るさらにその他の実施例を示す要部
断面説明図である。
断面説明図である。
【図７】パネル状成形品の斜視図である。
【図８】図７のＡ〜Ａからみた断面図である。
【図９】パネル状成形品同士の連結状態を示す部分断面
拡大図である。
拡大図である。
【図１０】従来のブロー成形機の略断面図である。
【図１１】パネル状成形品に穿設された従来の連結孔の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図１２】射出装置で成形されたパネル状成形品の連結
孔の部分断面図である。
孔の部分断面図である。
２ ダイスヘッド ３ マンドレル ６ パリコンシリンダ ８ 金型 ８ａ 雄金型 ８ｂ 雌金型 １２ 主中子（タック・オフ用） １２ａ 突起部 １３ 油圧シリンダ １４ 底面部材 １５ 突縁部 １７ 副中子 １８ エアシリンダ １９ 第１エアシリンダ ２０ 第１中子 ２２ 従中子 ２４ 従中子用シリンダ ２６ ピンチオフ部 ２８ 従中子用副中子 ３０ 第２エアシリンダ ３２、３４ 環状の切刃 ３６ パネル裏面 ３８ パネル表面 ４０ キャビティ ４２ 切断片 ４４ パリソン片 ４９ 連結孔 ５０ パネル状成形品 ５２ リブ ５４ 凹部 ５８ 内部
Claims (1)
- 【請求項１】 コンクリート型枠表面に平滑面を付与す
る雄金型と、周辺に突縁部を設けるとともに前記突縁部
内方に複数個の突起部を有し金型進退動方向に往復動し
てコンクリート型枠の裏面に補強リブを形成する主中子
を設けた雌金型であって、前記主中子のうち前記突縁部
に隣接する主中子内にこの主中子の進退方向と交差方向
に進退動するコンクリート型枠の連結孔用の副中子と、
前記突縁部にあって連結孔開け時に前記副中子と同一軸
線上で対向し、かつ同一方向に進退動する従中子を設け
たことを特徴とするプラスチック製のコンクリート型枠
成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532994A JPH0866959A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コンクリート型枠成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20532994A JPH0866959A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コンクリート型枠成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866959A true JPH0866959A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16505128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20532994A Pending JPH0866959A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コンクリート型枠成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866959A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100407882B1 (ko) * | 2000-11-30 | 2003-12-01 | 한국과학기술원 | 복합재료 거푸집 |
| FR3054162A1 (fr) * | 2016-07-21 | 2018-01-26 | Sidel Participations | Unite de moulage de recipients, equipee d'un dispositif de boxage a chemise rapportee |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20532994A patent/JPH0866959A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100407882B1 (ko) * | 2000-11-30 | 2003-12-01 | 한국과학기술원 | 복합재료 거푸집 |
| FR3054162A1 (fr) * | 2016-07-21 | 2018-01-26 | Sidel Participations | Unite de moulage de recipients, equipee d'un dispositif de boxage a chemise rapportee |
| US10562221B2 (en) | 2016-07-21 | 2020-02-18 | Sidel Participations | Molding unit for containers, equipped with a boxing device having an added sleeve |
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