JPH0866832A - ワークの作業ステーション装置 - Google Patents

ワークの作業ステーション装置

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Publication number
JPH0866832A
JPH0866832A JP22266894A JP22266894A JPH0866832A JP H0866832 A JPH0866832 A JP H0866832A JP 22266894 A JP22266894 A JP 22266894A JP 22266894 A JP22266894 A JP 22266894A JP H0866832 A JPH0866832 A JP H0866832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
belt conveyor
workpiece
jig
advancing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22266894A
Other languages
English (en)
Inventor
Taira Yamaguchi
平 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
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Publication of JPH0866832A publication Critical patent/JPH0866832A/ja
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  • Automatic Assembly (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの表面品質を低下させることなく搬入
及び搬出を行うことのできるワークの作業ステーション
装置を提供する。 【構成】 ワーク1が当該作業ステーション3内に到達
した時点で、各ベルトコンベア19,20,22を停止
させる。次に、進退側ベルトコンベア22を後退位置R
に移動させた後、両昇降側ベルトコンベア19,20を
下降位置D1,D2に移動させる。これによりワーク1
は治具上に到来して、該治具上に支承される。ワーク1
に対する所定の作業が終了したならば、再び両昇降側ベ
ルトコンベア19,20を上昇位置U1,U2に移動さ
せるとともに、進退側ベルトコンベア22を前進位置F
に移動させる。これにより、当該作業ステーション3で
の作業が完了しているワーク1が各ベルトコンベア1
9,20,22上に支承されて、次の作業ステーション
に搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの搬入、位置決
め、及び搬出機能を有するワークの作業ステーション装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のドアアウタパネル
をワークとして、その加工を行う作業ステーションにお
いては、複数の治具が設けられているとともに、各治具
と干渉しない位置にコロコンが設けられている。そし
て、この作業ステーションでワークを加工するに際して
は、先ずコロコンを作動させて、当該ステーションにワ
ークを搬入する。次に、ワークが当該作業ステーション
に到達した時点で、コロコンを停止させて、ワークを作
業ステーションに停止させた後、治具を作動させてワー
クを位置決めする。この位置決めした状態で、ワークに
対する組み付け等の所定の加工作業を行い、加工作業が
終了した時点で、治具からワークを解放し、再度コロコ
ンを作動させることにより、ワークを当該作業ステーシ
ョンの外部に搬出するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにワークの作
業ステーションにおいては、作業時にワークを位置決め
するための複数の治具が設置されていることから、前述
のように治具と干渉しないように間欠的にコロコンを配
置し、該コロコンによりワークの搬入及び搬出を行って
いる。このとき、コロコンにあっては、各コロの回転に
よりワークを搬送するものであることから、回転する各
コロとの摩擦等によりワークの表面に搬送キズが生じて
しまい、表面品質が重要視されるワークの品質を低下さ
せてしまう。
【0004】また、コロコンにあっては、各コロがワー
クに線接触しているのみであることから、搬送中にワー
クが位置ずれしてしまう場合がある。これにより、作業
ステーションにおいて、治具とワークとに相対的なずれ
が生じ、対応する治具によりワークの所定部位を適正に
位置決めできなくなる不都合もあった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ワークの表面品質を低下や位置ず
れを伴うことなく搬入及び搬出を行うことのできる作業
ステーション装置を提供することを目的とするもであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、ワークの移動経路内に設けられる
とともに、所定の高さ位置に固定されて前記ワークを支
持する複数の治具と、前記移動経路の一側部に沿って設
けられ、前記治具よりも高い上昇位置と前記治具よりも
低い下降位置とに昇降可能な昇降側ベルトコンベアと、
前記移動経路の他側部に沿って延在し、該移動経路内で
あって前記上昇位置に対応する前進位置と前記移動経路
の外部に退避した後退位置とに変位可能な進退側ベルト
コンベアとを有している。
【0007】
【作用】前記構成において、ワークを当該作業ステーシ
ョンに搬入するに際しては、昇降側ベルトコンベアを上
昇位置に、進退側ベルトコンベアを前進位置にして、両
ベルトコンベアを作動させる。すると、両ベルトコンベ
アの作動に伴って、ワークが当該作業ステーション内に
搬入される。
【0008】そして、ワークが当該作業ステーション内
に搬入された時点で、両ベルトコンベアを停止させて、
進退側ベルトコンベアを後退位置に移動させるととも
に、昇降側ベルトコンベアを下降位置に移動させる。す
ると、進退側ベルトコンベアにあっては、ワークの移動
経路の外部に退避し、昇降側ベルトコンベアにあっては
治具よりも低い位置に移動し、これによりワークは治具
上に到来して、該治具により位置決めされる。
【0009】この位置決めされた状態でワークに対して
所定の加工作業を行い、この加工作業が終了したなら
ば、再び両ベルトコンベアを上昇位置と前進位置とに各
々移動させる。これにより、ワークはその両側部の下面
を昇降側ベルトコンベアと進退側ベルトコンベアとによ
り支持され、この状態で両ベルトコンベアを作動させる
ことにより、ワークは当該作業ステーションの外部に搬
出される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。すなわち、図1に示した平面図において、ワーク1
は自動車のドアアウタパネルであり、このワーク1は水
平状態における幅Wに相当する幅からなる移動経路2内
を上流側Aから下流側B方向へ搬送される。該移動経路
2の途中には、作業ステーション3が設けられており、
該作業ステーション3内には、複数の治具4〜18が配
置されている。該治具4〜18は、各々ベース面上から
立設されて、ワーク1の対応する部位を位置決めし得る
所定の高さ位置に固定されており、各々位置決め機構を
有している。前記移動経路2の一側部には、該一側部に
沿って延在する第1の昇降側ベルトコンベア19が配置
されている。また、移動経路2の中央部には、該移動経
路2に沿って延在する第2の昇降側ベルトコンベア20
が配置されている。これら第1及び第2の昇降側ベルト
コンベア19,20は、いずれの治具4〜18とも干渉
することなく、作業ステーション3の上流側端3A及び
下流側端3Bを超える位置まで直線的に延びている。
【0011】この第1及び第2の昇降側ベルトコンベア
19,20は、図2の側面図に示すように、同一のリフ
ター21上に支持されている。これにより、両昇降側ベ
ルトコンベア19,20は、リフター21の昇降作動に
伴って各々、同図に示した下降位置D1,D2と上昇位
置U1,U2とに昇降し得るように構成されている。こ
こで、上昇位置U1,U2とは前記各治具4〜18より
も高い位置であり、下降位置D1,D2とは前記各治具
4〜18よりも低い位置である。
【0012】一方、前記移動経路2の他側部には、該他
側部に沿って延在する進退側ベルトコンベア22が配置
されている。この進退側ベルトコンベア22は、図1に
示すように、上流側コンベア22Aと下流側コンベア2
2Bとで構成されている。この進退側ベルトコンベア2
2は、図2の側面図に示すように、立設された支柱23
の上端部にシリンダ24を介して支持されている。これ
により、進退側ベルトコンベア22は、シリンダ24の
伸縮に伴って斜め上下方向に移動し、移動経路2内とな
る前進位置Fと、移動経路2外に退避した後退位置Rと
に変位可能に構成されている。ここで前進位置Fとは、
前記上昇位置U1,U2に対応し、該上昇位置U1,U
2で後述するように昇降側ベルトコンベア19,20が
ワーク1の下面を支承した際、該ワーク1の下面に進退
側ベルトコンベア22が圧接する位置である。
【0013】また、図1に示すように、進退側ベルトコ
ンベア22の両側には、ワーク1を作業ステーション3
内に搬入するための搬入用ベルトコンベア25と、当該
作業ステーション3からワーク1を搬出するための搬出
用ベルトコンベア26とが設けられている。なお、第1
の昇降側ベルトコンベア19と進退側ベルトコンベア2
2の近傍には、各々移動経路に沿って延在するガイド2
7,28が設けられており、このガイド27,28によ
り規制されながらワーク1は移動する。一方のガイド2
7はリフター21に支持され、他方のガイド28は両ベ
ルトコンベア22A,22Bと共に前後進可能に支持さ
れている。尚、上下移動中におけるワーク1のベルトコ
ンベア22側への規制用ガイドを別に設けても良い。ま
た、図において、Mは各々ベルトコンベアを駆動するモ
ータを示す。
【0014】以上の構成にかかる本実施例において、ワ
ーク1を当該作業ステーション3に搬入するに際して
は、昇降側ベルトコンベア19,20を上昇位置U1,
U2に、進退側ベルトコンベア22を前進位置Fにし
て、各ベルトコンベア19,20,22,25を作動さ
せる。すると、各ベルトコンベア19,20,22,2
5の作動に伴って、ワーク1が作業ステーション3内に
搬入される。このとき、各ベルトコンベア19,20,
22,25のベルトが面的にワーク1の下面に接触して
いることから、ワーク1は位置ずれすることなく、移動
経路2内を上流側Aから下流側Bに移動する。
【0015】そして、ワーク1が当該作業ステーション
3内に到達した時点で、各ベルトコンベア19,20,
22,25を停止させる。次に、シリンダ24を収縮さ
せて、進退側ベルトコンベア22を後退位置Rに移動さ
せた後、リフター21を降動させて、両昇降側ベルトコ
ンベア19,20を下降位置D1,D2に移動させる。
すると、進退側ベルトコンベア22にあって、ワーク1
の移動経路2の外部に退避し、両昇降側ベルトコンベア
19,20にあっては治具4〜18よりも低い位置に移
動する。これによりワーク1は、図3に示すように、治
具4〜18上に到来して(図3では治具4,6,12の
み図示)、該治具4〜18上に支承され、この状態で治
具4〜18を作動させると、ワーク1は位置決めされ
る。
【0016】この位置決めされた状態で、所定に部品を
組み込みあるいは所定部位を加工する等の、ワーク1に
対する所定の作業を行い、この作業が終了したならば、
治具4〜18を作動させて、ワーク1を解放した後、リ
フター21を昇動させて、再び両昇降側ベルトコンベア
19,20を上昇位置U1,U2に移動させる。これに
より、当該作業ステーション3での作業が完了している
ワーク1が両昇降側ベルトコンベア19,20上に支承
された状態で上昇位置U1,U2まで上昇する。
【0017】次に、シリンダ24を作動させて、進退側
ベルトコンベア22を前進位置Fまで斜め上方に移動さ
せると、該進退側ベルトコンベア22は、昇降側ベルト
コンベア19,20に支承されているワーク1の下面に
圧接する。これにより、ワーク1はその一側部の下面と
中央部の下面とを昇降側ベルトコンベア19,20によ
り支承され、他側部の下面を進退側ベルトコンベア22
により支承される。
【0018】この状態で各ベルトコンベア19,20,
22及び搬出側ベルトコンベア26を作動させると、こ
れらベルトコンベア19,20,22,26の走行に伴
って、当該ステーション3で加工済みのワーク1は次の
作業ステーションに搬入される。このように、コロコン
によることなく、ベルトコンベアにより搬入及び搬出さ
れることから、ワーク1の表面に搬送キズが生じたり、
搬送中にワーク1が位置ずれすることがなく、搬送キズ
による表面品質の低下や位置ずれを伴わずに、ワーク1
の搬入→位置決め→作業→搬出と移行することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ベルトコ
ンベアを用いてワークの搬入及び作業ステーションから
のワークの搬出を行うとともに、ベルトコンベアを位置
変化させることにより治具によるワークの位置決めがで
きるようにした。したがって、コロコンを用いた従来装
置のように、ワークの表面に搬送キズが生ずることがな
く、表面品質の低下を伴わずに、搬送を行うことができ
る。また、ワークはベルトコンベアに面的に接触した状
態で搬送されることから、搬送中にワークが位置ずれす
ることがなく、対応する治具によりワークの所定部位を
適正に位置決めすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例の右側面図である。
【図3】治具によりワークを位置決めした状態における
図1のS−S線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ワーク 2 移動経路 3 作業ステーション 4〜18 治具 19 第1の昇降側ベルトコンベア 20 第2の昇降側ベルトコンベア 22 進退側ベルトコンベア U1,U2 上昇位置 D1,D2 下降位置 F 前進位置 R 後退位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの移動経路内に設けられるととも
    に、所定の高さ位置に固定されて前記ワークを支持する
    複数の治具と、 前記移動経路の一側部に沿って設けられ、前記治具より
    も高い上昇位置と前記治具よりも低い下降位置とに昇降
    可能な昇降側ベルトコンベアと、 前記移動経路の他側部に沿って延在し、該移動経路内で
    あって前記上昇位置に対応する前進位置と前記移動経路
    の外部に退避した後退位置とに変位可能な進退側ベルト
    コンベアと、 を有することを特徴とするワークの作業ステーション装
    置。
JP22266894A 1994-08-24 1994-08-24 ワークの作業ステーション装置 Pending JPH0866832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22266894A JPH0866832A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 ワークの作業ステーション装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22266894A JPH0866832A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 ワークの作業ステーション装置

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JPH0866832A true JPH0866832A (ja) 1996-03-12

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JP22266894A Pending JPH0866832A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 ワークの作業ステーション装置

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