JPH0866293A - カーペット - Google Patents
カーペットInfo
- Publication number
- JPH0866293A JPH0866293A JP20660094A JP20660094A JPH0866293A JP H0866293 A JPH0866293 A JP H0866293A JP 20660094 A JP20660094 A JP 20660094A JP 20660094 A JP20660094 A JP 20660094A JP H0866293 A JPH0866293 A JP H0866293A
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- JP
- Japan
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- carpet
- present
- floor
- floor surface
- wood
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 床面に段差が存在したり、床材間に間隙等が
存在する場合にも、床面の段差や床材間に間隙等の影響
を大して受けることがなく、パテを塗ったり、下地材を
介在させたりする必要のないカーペットを提供するにあ
る。 【構成】 カーペット本体１の裏面に複数個の木材片
２、２、・・が所定の間隙を有して並設され、カーペッ
ト本体１の裏面と複数個の木材片２、２、・・とは接着
されている。
存在する場合にも、床面の段差や床材間に間隙等の影響
を大して受けることがなく、パテを塗ったり、下地材を
介在させたりする必要のないカーペットを提供するにあ
る。 【構成】 カーペット本体１の裏面に複数個の木材片
２、２、・・が所定の間隙を有して並設され、カーペッ
ト本体１の裏面と複数個の木材片２、２、・・とは接着
されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カーペットに関し、詳
細には、カーペットを敷こうとする床面に段差等が存在
しても、その影響を殆ど受けないカーペットに関する。
細には、カーペットを敷こうとする床面に段差等が存在
しても、その影響を殆ど受けないカーペットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、実公昭６０−２４２３７
号公報に記載されているように、パイル織物等からなる
カーペットは両面粘着テープ等により床面に敷設され
る。
号公報に記載されているように、パイル織物等からなる
カーペットは両面粘着テープ等により床面に敷設され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床面に
段差が存在したり、床材の収縮等により床材間に間隙等
が存在する場合には、その上に敷設されるカーペットに
はその影響を受けてカーペットにも段差や凹み等が生
じ、体裁が悪い上にカーペットの段差部や間隙に当たる
箇所が局部的に損傷し易いという不都合があった。従っ
て、従来は床面の段差部や床材間に間隙にはパテを塗布
して段差や間隙を無くしたり、床面とカーペットとの間
に下地材を介在させたりしていた。
段差が存在したり、床材の収縮等により床材間に間隙等
が存在する場合には、その上に敷設されるカーペットに
はその影響を受けてカーペットにも段差や凹み等が生
じ、体裁が悪い上にカーペットの段差部や間隙に当たる
箇所が局部的に損傷し易いという不都合があった。従っ
て、従来は床面の段差部や床材間に間隙にはパテを塗布
して段差や間隙を無くしたり、床面とカーペットとの間
に下地材を介在させたりしていた。
【０００４】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、上
記の問題を解決し、床面に段差が存在したり、床材間に
間隙等が存在する場合にも、床面の段差や床材間に間隙
等の影響を大して受けることがなく、パテを塗ったり、
下地材を介在させたりする必要のないカーペットを提供
するにある。
てなされたものであって、その目的とするところは、上
記の問題を解決し、床面に段差が存在したり、床材間に
間隙等が存在する場合にも、床面の段差や床材間に間隙
等の影響を大して受けることがなく、パテを塗ったり、
下地材を介在させたりする必要のないカーペットを提供
するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の本発明カーペットは、カーペット本
体の裏面に複数個の木材片が所定の隙間を有して並設さ
れ、カーペット本体の裏面と複数個の木材片とは接着さ
れていることを特徴とするものである。
に、請求項１記載の本発明カーペットは、カーペット本
体の裏面に複数個の木材片が所定の隙間を有して並設さ
れ、カーペット本体の裏面と複数個の木材片とは接着さ
れていることを特徴とするものである。
【０００６】又、請求項２記載の本発明カーペットは、
請求項１記載のカーペットにおいて、木材片が長尺板で
あることを特徴とするものである。
請求項１記載のカーペットにおいて、木材片が長尺板で
あることを特徴とするものである。
【０００７】又、請求項３記載の本発明カーペットは、
請求項１又は２記載のカーペットにおいて、木材片の下
角部が面取りされていることを特徴とするものである。
請求項１又は２記載のカーペットにおいて、木材片の下
角部が面取りされていることを特徴とするものである。
【０００８】本発明において、カーペット本体として
は、特に限定されるものではないが、例えば、天然もし
くは合成繊維からなる織布もしくは不織布、或いは、こ
れらの生地にパイルを植え込んだもの等が好適に使用で
きる。
は、特に限定されるものではないが、例えば、天然もし
くは合成繊維からなる織布もしくは不織布、或いは、こ
れらの生地にパイルを植え込んだもの等が好適に使用で
きる。
【０００９】又、本発明において、木材片の形状として
は、特に限定されるものではないが、例えば、正方形、
長方形のような四角形の他に、三角形、六角形のように
並設した場合に隣接するものとは間隙が生じ難い形状が
好適に使用できる。
は、特に限定されるものではないが、例えば、正方形、
長方形のような四角形の他に、三角形、六角形のように
並設した場合に隣接するものとは間隙が生じ難い形状が
好適に使用できる。
【００１０】
【作用】請求項１記載の本発明に係るカーペットにおい
ては、カーペット本体の裏面に複数個の木材片が所定の
隙間を有して並設されているので、使用時に床面の段差
は前記隙間が吸収し、床面の間隙は前記木材片が隠蔽す
ることとなり、並設された複数個の木材片が床面の段差
や間隙の影響を大して受けないものとなる。従って、パ
テ塗布処理や下地材を介在させる必要がない。又、カー
ペット本体の裏面には並設された複数個の木材片が所定
の隙間を有して接着されているので、カーペットを折り
畳むことができ、運搬保管に便利である。
ては、カーペット本体の裏面に複数個の木材片が所定の
隙間を有して並設されているので、使用時に床面の段差
は前記隙間が吸収し、床面の間隙は前記木材片が隠蔽す
ることとなり、並設された複数個の木材片が床面の段差
や間隙の影響を大して受けないものとなる。従って、パ
テ塗布処理や下地材を介在させる必要がない。又、カー
ペット本体の裏面には並設された複数個の木材片が所定
の隙間を有して接着されているので、カーペットを折り
畳むことができ、運搬保管に便利である。
【００１１】又、請求項２記載の本発明カーペットにお
いては、木材片が長尺板であるから、従来のカーペット
と同様に巻物とすることかでき、運搬保管に便利であ
る。
いては、木材片が長尺板であるから、従来のカーペット
と同様に巻物とすることかでき、運搬保管に便利であ
る。
【００１２】又、請求項３記載の本発明カーペットにお
いては、長尺板の下角部が面取りされ、この面取りによ
り相隣る長尺板の両側縁間に凹溝が形成されることにな
るので、巻物にし易くなると同時に、床面に敷設するに
際しては、凹溝をガイドラインとすることにより施工が
容易となり、仕上がりが美麗である。
いては、長尺板の下角部が面取りされ、この面取りによ
り相隣る長尺板の両側縁間に凹溝が形成されることにな
るので、巻物にし易くなると同時に、床面に敷設するに
際しては、凹溝をガイドラインとすることにより施工が
容易となり、仕上がりが美麗である。
【００１３】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 〔実施例１：請求項１〜３記載の発明の実施例〕図１
は、本発明カーペットの一例を示す一部切欠正面図、図
２は図１に示す本発明カーペットの底面図である。図
１、２において、１は合成繊維の織布からなるカーペッ
ト本体であり、カーペット本体１の裏面には複数枚の長
尺板状木材片２、２、・・が相互間に所定の隙間を有し
て設けられ、長尺板状木材片２、２、・・はカーペット
本体１の裏面に接着剤により接着されている。木材片
２、２、・・の下角部が面取り２１が施されており、相
隣る木材片２、２の面取部２１により凹溝２２が形成さ
れている。尚、木材片２、２、・・の前後の下角部も面
取り２３が施されている。
説明する。 〔実施例１：請求項１〜３記載の発明の実施例〕図１
は、本発明カーペットの一例を示す一部切欠正面図、図
２は図１に示す本発明カーペットの底面図である。図
１、２において、１は合成繊維の織布からなるカーペッ
ト本体であり、カーペット本体１の裏面には複数枚の長
尺板状木材片２、２、・・が相互間に所定の隙間を有し
て設けられ、長尺板状木材片２、２、・・はカーペット
本体１の裏面に接着剤により接着されている。木材片
２、２、・・の下角部が面取り２１が施されており、相
隣る木材片２、２の面取部２１により凹溝２２が形成さ
れている。尚、木材片２、２、・・の前後の下角部も面
取り２３が施されている。
【００１４】〔実施例１の作用〕次に図１、２に示す本
発明カーペットの作用について説明する。図１、２に示
す本発明カーペットにおいては、カーペット本体１の裏
面には複数枚の長尺板状木材片２、２、・・が所定の隙
間を有して設けられているので、これを図示しない床面
に敷設する場合には、床面に段差が存在したり、間隙が
存在していても、段差は木材片２、２間の隙間が吸収
し、床面の間隙は木材片２、２、・・が隠蔽することに
なり、カーペット本体１が段差や間隙の影響を大して受
けない。従って、本発明カーペットを床面に敷設するに
当たって、床面に段差や間隙が存在したりしても段差や
間隙をパテ処理を施したり、下地材を介在させたりする
必要がない。
発明カーペットの作用について説明する。図１、２に示
す本発明カーペットにおいては、カーペット本体１の裏
面には複数枚の長尺板状木材片２、２、・・が所定の隙
間を有して設けられているので、これを図示しない床面
に敷設する場合には、床面に段差が存在したり、間隙が
存在していても、段差は木材片２、２間の隙間が吸収
し、床面の間隙は木材片２、２、・・が隠蔽することに
なり、カーペット本体１が段差や間隙の影響を大して受
けない。従って、本発明カーペットを床面に敷設するに
当たって、床面に段差や間隙が存在したりしても段差や
間隙をパテ処理を施したり、下地材を介在させたりする
必要がない。
【００１５】又、カーペット本体１の裏面には複数枚の
長尺板状木材片２、２、・・が所定の隙間を有して設け
られているので、各長尺板状木材片２、２、・・の長手
方向とは直角をなす方向に巻いて巻物とすることかで
き、運搬保管に便利である。又、相隣る木材片２、２の
面取部２１により凹溝２２が形成されることになる巻物
にし易くなると同時に、床面に敷設するに当たり、凹溝
２２をガイドラインとしてこれを床面のいずれかの想定
したガイドライン（例えば、床板の境界線）に合わせて
施工することにより施工が容易であり、且つ、仕上がり
も美麗である。
長尺板状木材片２、２、・・が所定の隙間を有して設け
られているので、各長尺板状木材片２、２、・・の長手
方向とは直角をなす方向に巻いて巻物とすることかで
き、運搬保管に便利である。又、相隣る木材片２、２の
面取部２１により凹溝２２が形成されることになる巻物
にし易くなると同時に、床面に敷設するに当たり、凹溝
２２をガイドラインとしてこれを床面のいずれかの想定
したガイドライン（例えば、床板の境界線）に合わせて
施工することにより施工が容易であり、且つ、仕上がり
も美麗である。
【００１６】〔実施例２：請求項１〜３記載の発明の実
施例〕図３は本発明カーペットの他の実施例を示す正面
図である。図３に示す本発明カーペットにおいては、カ
ーペット本体１の裏面に接着されている長尺板状木材片
２、２、・・ の両側下角部の面取り部の面が湾曲され
た面とし、隣接する木材片２、２の面取り部２１、２１
により断面形状半円形の凹溝２２が形成されている。他
方、この図３に示す本発明カーペットを敷設しようとす
る床３の表面には断面半円形の突条３１が突設されてお
り、この突条３１に図３に示す本発明カーペットの凹溝
２２を嵌合することにより図３に示す本発明カーペット
を敷設できるようになっている。
施例〕図３は本発明カーペットの他の実施例を示す正面
図である。図３に示す本発明カーペットにおいては、カ
ーペット本体１の裏面に接着されている長尺板状木材片
２、２、・・ の両側下角部の面取り部の面が湾曲され
た面とし、隣接する木材片２、２の面取り部２１、２１
により断面形状半円形の凹溝２２が形成されている。他
方、この図３に示す本発明カーペットを敷設しようとす
る床３の表面には断面半円形の突条３１が突設されてお
り、この突条３１に図３に示す本発明カーペットの凹溝
２２を嵌合することにより図３に示す本発明カーペット
を敷設できるようになっている。
【００１７】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、実施例のようにカーペ
ット本体と木材片とは接着剤により接着する代わりに両
面粘着テープにより接着してもよい。
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。例えば、実施例のようにカーペ
ット本体と木材片とは接着剤により接着する代わりに両
面粘着テープにより接着してもよい。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の本発明に係るカーペット
においては、カーペット本体の裏面に複数個の木材片が
所定の隙間を有して並設されているので、使用時に床面
の段差は前記隙間が吸収し、床面の間隙は前記木材片が
隠蔽することとなり、並設された複数個の木材片が床面
の段差や間隙の影響を大して受けないものとなる。従っ
て、パテ塗布処理や下地材を介在させる必要がない。
又、カーペット本体の裏面には並設された複数個の木材
片が所定の隙間を有して接着されているので、カーペッ
トを折り畳むことができ、運搬保管に便利である。
においては、カーペット本体の裏面に複数個の木材片が
所定の隙間を有して並設されているので、使用時に床面
の段差は前記隙間が吸収し、床面の間隙は前記木材片が
隠蔽することとなり、並設された複数個の木材片が床面
の段差や間隙の影響を大して受けないものとなる。従っ
て、パテ塗布処理や下地材を介在させる必要がない。
又、カーペット本体の裏面には並設された複数個の木材
片が所定の隙間を有して接着されているので、カーペッ
トを折り畳むことができ、運搬保管に便利である。
【００１９】又、請求項２記載の本発明カーペットにお
いては、木材片が長尺板であるから、従来のカーペット
と同様に巻物とすることかでき、運搬保管に便利であ
る。
いては、木材片が長尺板であるから、従来のカーペット
と同様に巻物とすることかでき、運搬保管に便利であ
る。
【００２０】又、請求項３記載の本発明カーペットにお
いては、長尺板の下角部が面取りされ、この面取りによ
り相隣る長尺板の両側縁間に凹溝が形成されることにな
るので、巻物にし易くなると同時に、床面に敷設するに
際しては、凹溝をガイドラインとすることにより施工が
容易となり、仕上がりが美麗である。
いては、長尺板の下角部が面取りされ、この面取りによ
り相隣る長尺板の両側縁間に凹溝が形成されることにな
るので、巻物にし易くなると同時に、床面に敷設するに
際しては、凹溝をガイドラインとすることにより施工が
容易となり、仕上がりが美麗である。
【図１】本発明カーペットの一例を示す一部切欠正面
図。
図。
【図２】図１に示す本発明カーペットの一部切欠底面
図。
図。
【図３】本発明カーペットの他の一例を示す一部切欠正
面図。
面図。
【図４】図３に示す本発明カーペットを取付けようとす
る床面を示す一部切欠断面図。
る床面を示す一部切欠断面図。
１ カーペット本体 ２ 木材片 ２１ 面取り部 ２２ 凹溝 ３ 床 ３１ 突条
Claims (3)
- 【請求項１】 カーペット本体の裏面に複数個の木材片
が所定の隙間を有して並設され、カーペット本体の裏面
と複数個の木材片とは接着されていることを特徴とする
カーペット。 - 【請求項２】 木材片が長尺板であることを特徴とする
請求項１記載のカーペット。 - 【請求項３】 木材片の下角部が面取りされていること
を特徴とする請求項１又は２記載のカーペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20660094A JPH0866293A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20660094A JPH0866293A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーペット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866293A true JPH0866293A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16526082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20660094A Pending JPH0866293A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866293A (ja) |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20660094A patent/JPH0866293A/ja active Pending
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