JP3012798U - パネル - Google Patents

パネル

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JP3012798U
JP3012798U JP1994015760U JP1576094U JP3012798U JP 3012798 U JP3012798 U JP 3012798U JP 1994015760 U JP1994015760 U JP 1994015760U JP 1576094 U JP1576094 U JP 1576094U JP 3012798 U JP3012798 U JP 3012798U
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panel
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JP1994015760U
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English (en)
Inventor
洋二 小野田
Original Assignee
洋二 小野田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 枠材における屈曲部の強度を高め、屈曲部に
へこみなどが生じないようにすることにより、扉の外観
品質を向上させうることができるパネルを提供する。 【構成】 その断面が矩形状のパネル本体2と、該パネ
ル本体2の側端部3に取り付けられる柔軟性を有する枠
材4とからなるパネルであって、前記側端部3のエッジ
1aに対向する前記枠材4の屈曲部Aには、その長手方
向に並設されるカット溝11が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパネルに関する。さらに詳しくは、衣服収納タンスや住宅などの建築 物の内壁や扉などに使用されるパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3に示すように、扉などに使用される従来のパネルとして、平板状のパネル 本体51の側端部52に、見映や補強などのために枠材53が取り付けられたも のがある。この側端部52に取り付けられる枠材53としては、たとえば図4に 示すように、一枚の裏張材54の表面に柔軟性を有する化粧紙55を貼り合わせ たものが用いられている。そして、パネルのコーナー部に面取を施すために、パ ネル本体51のエッジ56に対向する屈曲部57の裏張材58に凹溝59が形成 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる枠材53が、図3に示すように、パネル本体51の側端部52を囲むよ うに取り付けられると、前記屈曲部57のところに、凹溝59がせばまった三角 形状の空洞がエッジ56の前方に形成され、パネルのコーナー部に面取を施した かのごとく外観がえられる。しかしながら、このような空洞が枠材53の屈曲部 57に形成されていると、屈曲部57の強度が低下するため、へこみやキズが生 じやくなるとともに、面取部分が平面状態にならなければならないのが曲面状態 になり、外観上見苦しくなるという問題がある。
【0004】 本考案は、叙上の事情に鑑み、枠材における屈曲部の強度を高め、屈曲部にへ こみなどが生じないようにすることにより、扉の外観品質を向上させうることが できるパネルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のパネルは、その断面が矩形状のパネル本体と、該パネル本体の側端部 に取り付けられる柔軟性を有する枠材とからなるパネルであって、前記側端部の エッジに対向する前記枠材の屈曲部には、その長手方向に並設されるカット溝が 形成されてなることを特徴としている。
【0006】 前記枠材が、裏張材とその表面に貼り合わされる柔軟性を有する化粧紙とから なり、前記パネル本体の側端部のエッジに対向する枠材の屈曲部における裏張材 に、その長手方向に並設されるカット溝が形成されているのが好ましい。
【0007】 また前記カット溝がV字状に形成されているのが好ましい。
【0008】
【作用】
本考案のパネルによれば、枠材の屈曲部または裏張材にカット溝が並設されて いることから、該カット溝のあいだに台形形状の部分が残される。この部分が補 強材として働き、屈曲部の強度が高められて、へこみやキズなどが生じなくなる 。その結果、このパネルを使用した扉などの外観品質を向上させることができる 。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本考案のパネルを説明する。
【0010】 図1は本考案のパネルの一実施例を示す斜視図、図2は図1における枠材を示 す斜視図である。
【0011】 図1に示すように、パネル1は、その断面が矩形状のパネル本体2と、該パネ ル本体2の側端部3に取り付けられる枠材4とから構成されている。
【0012】 前記パネル本体2は、その厚さ方向に仕切られた隔壁5により多数のセルに区 画される芯材6と、該芯材6の表面側および裏面側に貼り合わされる板紙7およ び表面化粧板8とから構成されている。
【0013】 前記芯材6としては、一般にハニカムコア、ロールコアなどと呼ばれるものを 用いることができる。その断面形状は、本発明ではとくに限定されるものではな く、たとえば六角形、三角形、四角形、その他の多角形、円形、その他の断面形 状とすることができる。そして、芯材6の材質としては、アルミニウム、塩化ビ ニル樹脂などの合成樹脂、バージンパルプ紙、再生紙などを用いることができる が、資源保護の観点より再生紙を好適に用いることができる。
【0014】 前記板紙7としては、温度・湿度による伸縮が非常に小さいものを用いるのが 好ましい。
【0015】 また前記板紙7を芯材に接着させるための接着剤は、本発明では、とくに限定 されるものではなく、たとえば合成樹脂水性エマルジョンタイプの接着剤やホッ トメルト系や溶剤系の接着剤などを用いることができる。
【0016】 前記表面化粧板8は、木の質感や布の質感、および抽象模様などによるデザイ ン感をうるための表面材である。なお、表面化粧板8の厚さは、本発明において とくに限定されるものではないが、通常、たとえば2〜10mmである。
【0017】 前記枠材4は、裏張材9と、その表面に貼り合わされる柔軟性を有する化粧紙 10とから構成されている。
【0018】 前記裏張材9は、中央および左右の位置に設けられる平板9a、9b、9cと 、該平板9aと9bのあいだに、および平板9aと9cのあいだにそれぞれ形成 される補強材9dとから構成されている。この補強材9dは、図1に示すように パネル1のエッジ1aに対向する枠材4の屈曲部Aに相当する位置に設けられて いる。さらに補強材9dは、断面が台形形状をしており、その両側にV字状のカ ット溝11が長手方向に並設されている。V字状のカット溝11のV角度は、図 1に示すように、前記中央平板9aに対し、左右の平板9b、9cを、ほぼ90 °回転させたときに、補強材9dの傾斜面と各平板9a、9b、9cの端面とが 接触するように、ほぼ45°に設定されている。
【0019】 前記裏張材9としては、ベニヤ(板)ないしはベニヤ合板、木質繊維板、金属 板などを用いることができる。また、前記化粧紙10としては、塩化ビニル樹脂 などの樹脂フィルムに印刷したものや、薄紙に印刷したものや、薄紙に尿素・ホ ルマリン系樹脂、メラミン樹脂などの縮合系合成樹脂を含浸させたのちに印刷し たものや、突き板などを用いることができる。
【0020】 なお、前記補強材9dは、一枚の裏張材に化粧紙を貼り合わせたのち、屈曲部 に相当する位置にカット溝を加工して形成することができる。また、本実施例で は、枠材として裏張材と化粧紙とからなるものを用いているが、本考案では、こ れに限られるものではなく、たとえば前述の柔軟性を有する前記化粧紙の塩化ビ ニル樹脂などの樹脂フィルムに印刷したものや、薄紙に印刷したものや、薄紙に 尿素・ホルマリン系樹脂、メラミン樹脂などの縮合系合成樹脂を含浸させたのち に印刷したものや、突き板からなるものとすることもできる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案のパネルによれば、枠材の屈曲部に補強材が形成 されていることから、たとえば建築物の内壁や扉などに使用される際、運搬作業 や施工作業において、屈曲部に負荷や衝突などが作用しても、へこんだりキズな どが生じることがなくなる。その結果、扉などの外観品質を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネルの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1における枠材を示す斜視図である。
【図3】従来のパネルの一例を示す斜視図である。
【図4】図3における枠材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 1a エッジ 2 パネル本体 3 側端部 4 枠材 9 裏張材 10 化粧紙 11 カット溝 A 屈曲部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その断面が矩形状のパネル本体と、該パ
    ネル本体の側端部に取り付けられる柔軟性を有する枠材
    とからなるパネルであって、前記側端部のエッジに対向
    する前記枠材の屈曲部には、その長手方向に並設される
    カット溝が形成されてなることを特徴とするパネル。
  2. 【請求項2】 前記枠材が、裏張材とその表面に貼り合
    わされる柔軟性を有する化粧紙とからなり、前記パネル
    本体の側端部のエッジに対向する枠材の屈曲部における
    裏張材に、その長手方向に並設されるカット溝が形成さ
    れてなる請求項1記載のパネル。
  3. 【請求項3】 前記カット溝がV字状に形成されてなる
    請求項1または2記載のパネル。
JP1994015760U 1994-12-21 1994-12-21 パネル Expired - Lifetime JP3012798U (ja)

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