JPH0866160A - 納豆状食品の製造方法 - Google Patents
納豆状食品の製造方法Info
- Publication number
- JPH0866160A JPH0866160A JP6228632A JP22863294A JPH0866160A JP H0866160 A JPH0866160 A JP H0866160A JP 6228632 A JP6228632 A JP 6228632A JP 22863294 A JP22863294 A JP 22863294A JP H0866160 A JPH0866160 A JP H0866160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soybean
- food
- natto
- okara
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、豆腐を製造する過程で、大豆の煮汁と
オカラが多量に発生するが、これらは廃棄されることが
多かった。本発明は、資源の有効利用という観点から、
これら大豆の煮汁とオカラとを用いた健康によい斬新な
食品を得ることができる製法の提供を目的とする。 【構成】 まず、豆腐の製造過程で得られる大豆の煮汁
と、その大豆をすりつぶして豆乳を取り出した後に残っ
たオカラとを混ぜ合せ、次に、その混合物を加熱して一
定の水分を蒸発させ、それから、納豆菌の繁殖に適した
温度になしてから納豆菌を加えて保温しながら所要時間
発酵させて完成する。
オカラが多量に発生するが、これらは廃棄されることが
多かった。本発明は、資源の有効利用という観点から、
これら大豆の煮汁とオカラとを用いた健康によい斬新な
食品を得ることができる製法の提供を目的とする。 【構成】 まず、豆腐の製造過程で得られる大豆の煮汁
と、その大豆をすりつぶして豆乳を取り出した後に残っ
たオカラとを混ぜ合せ、次に、その混合物を加熱して一
定の水分を蒸発させ、それから、納豆菌の繁殖に適した
温度になしてから納豆菌を加えて保温しながら所要時間
発酵させて完成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な納豆状食品を得
るための製造方法に関する。
るための製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の普通の納豆は、大豆を蒸し又は煮
てから納豆菌を添加して適温中で発酵させることにより
製造されている。
てから納豆菌を添加して適温中で発酵させることにより
製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、納豆と同じ
大豆食品に豆腐がある。この豆腐を製造する場合、その
過程で、大豆の煮汁と、オカラという豆粕が多量に発生
する。従来、これらは有効に活用されることが少なく、
廃棄されることが多かった。本発明は、資源の有効利用
という観点から、これら大豆の煮汁とオカラとを用いた
斬新な健康食品を得ることができる製法の提供を目的と
する。
大豆食品に豆腐がある。この豆腐を製造する場合、その
過程で、大豆の煮汁と、オカラという豆粕が多量に発生
する。従来、これらは有効に活用されることが少なく、
廃棄されることが多かった。本発明は、資源の有効利用
という観点から、これら大豆の煮汁とオカラとを用いた
斬新な健康食品を得ることができる製法の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の納豆状食品の製造方法は、まず、豆腐の製
造過程で得られる大豆の煮汁と、その大豆をすりつぶし
て豆乳を取り出した後に残ったオカラとを混ぜ合せ、次
に、その混合物を加熱して一定の水分を蒸発させ、それ
から、納豆菌の繁殖に適した温度になしてから納豆菌を
加えて保温しながら所要時間発酵させて完成することを
特徴とするものである。
に、本発明の納豆状食品の製造方法は、まず、豆腐の製
造過程で得られる大豆の煮汁と、その大豆をすりつぶし
て豆乳を取り出した後に残ったオカラとを混ぜ合せ、次
に、その混合物を加熱して一定の水分を蒸発させ、それ
から、納豆菌の繁殖に適した温度になしてから納豆菌を
加えて保温しながら所要時間発酵させて完成することを
特徴とするものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。まず、豆
腐の製造過程で得られる大豆の煮汁と、その大豆をすり
つぶして豆乳を取り出した後に残ったオカラとを混ぜ合
せる。その割合は、オカラ100gに対して大豆の煮汁
が150〜250cc程度がよい。次に、その混合物を
加熱して一定の水分を蒸発させる。その場合、残留水分
は45〜65%程度がよい。次に、それを33〜38℃
の温度にする。この温度は納豆菌の繁殖に適した温度で
ある。それから、納豆菌を加えて保温しながら発酵させ
る。発酵時間は48〜72時間程度でよい。これによっ
て、オカラに粘り気が生じて、新規な納豆状食品が完成
する。
腐の製造過程で得られる大豆の煮汁と、その大豆をすり
つぶして豆乳を取り出した後に残ったオカラとを混ぜ合
せる。その割合は、オカラ100gに対して大豆の煮汁
が150〜250cc程度がよい。次に、その混合物を
加熱して一定の水分を蒸発させる。その場合、残留水分
は45〜65%程度がよい。次に、それを33〜38℃
の温度にする。この温度は納豆菌の繁殖に適した温度で
ある。それから、納豆菌を加えて保温しながら発酵させ
る。発酵時間は48〜72時間程度でよい。これによっ
て、オカラに粘り気が生じて、新規な納豆状食品が完成
する。
【0006】
【発明の作用効果】本発明の納豆状食品の製造方法は上
記のように、まず、豆腐の製造過程で得られる大豆の煮
汁と、その大豆をすりつぶして豆乳を取り出した後に残
ったオカラとを混ぜ合せ、次に、その混合物を加熱して
一定の水分を蒸発させ、それから、納豆菌の繁殖に適し
た温度になしてから納豆菌を加えて保温しながら所要時
間発酵させて完成することを特徴とするので、従来は廃
棄されることが多かった大豆の煮汁とオカラを用いて、
全く新しく、且つ健康に良い納豆状食品を得ることがで
き、資源を無駄にせず有効に活用するという目的が達成
される効果がある。
記のように、まず、豆腐の製造過程で得られる大豆の煮
汁と、その大豆をすりつぶして豆乳を取り出した後に残
ったオカラとを混ぜ合せ、次に、その混合物を加熱して
一定の水分を蒸発させ、それから、納豆菌の繁殖に適し
た温度になしてから納豆菌を加えて保温しながら所要時
間発酵させて完成することを特徴とするので、従来は廃
棄されることが多かった大豆の煮汁とオカラを用いて、
全く新しく、且つ健康に良い納豆状食品を得ることがで
き、資源を無駄にせず有効に活用するという目的が達成
される効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 まず、豆腐の製造過程で得られる大豆の
煮汁と、その大豆をすりつぶして豆乳を取り出した後に
残ったオカラとを混ぜ合せ、次に、その混合物を加熱し
て一定の水分を蒸発させ、それから、納豆菌の繁殖に適
した温度になしてから納豆菌を加えて保温しながら所要
時間発酵させて完成することを特徴とする納豆状食品の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228632A JPH0866160A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 納豆状食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228632A JPH0866160A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 納豆状食品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0866160A true JPH0866160A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16879388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6228632A Pending JPH0866160A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 納豆状食品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0866160A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103829166A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-06-04 | 重庆师范大学 | 一种溶栓豆豉的制备方法 |
CN103828939A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-06-04 | 重庆师范大学 | 一种溶栓腐乳毛坯的制备方法 |
CN108719991A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-02 | 南京工业大学 | 一种利用豆渣和豆腐黄浆水制备含有纳豆菌的红曲的方法 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6228632A patent/JPH0866160A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103829166A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-06-04 | 重庆师范大学 | 一种溶栓豆豉的制备方法 |
CN103828939A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-06-04 | 重庆师范大学 | 一种溶栓腐乳毛坯的制备方法 |
CN108719991A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-11-02 | 南京工业大学 | 一种利用豆渣和豆腐黄浆水制备含有纳豆菌的红曲的方法 |
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