JPH0866109A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH0866109A
JPH0866109A JP20557894A JP20557894A JPH0866109A JP H0866109 A JPH0866109 A JP H0866109A JP 20557894 A JP20557894 A JP 20557894A JP 20557894 A JP20557894 A JP 20557894A JP H0866109 A JPH0866109 A JP H0866109A
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JP
Japan
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transmission
hydraulic
variable transmission
continuously variable
traveling
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Application number
JP20557894A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Michinori Seike
清家  理伯
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧式無段変速装置にて苗移植作業の作業走
行速を変速するようにした田植機を構成するにあたっ
て、湿田での作業走行時に過負荷による破損を防止し、
且つ、作業走行不能な事態に陥ることのないように構成
しつつ、更に、湿田以外での作業能率の低下を回避し、
且つ、設定した苗植付株間が変動することがないように
構成する。 【構成】 油圧式無段変速装置を走行駆動系と苗植付部
駆動系への動力分岐点より伝動上手側に設けた田植機に
おいて、前記油圧式無段変速装置はその油圧回路内の圧
力が設定値以上になると作動するリリ−フバルブを設け
た構成とし、該油圧式無段変速装置の出力軸から前記動
力分岐点への伝動経路中に複数段或は無段階に変速可能
な変速伝動部を設けたことを特徴とする田植機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油圧式無段変速装置
を備えた田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−246120号公報に、油圧
式無段変速装置を車輪駆動系と作業機駆動系への動力分
岐点より伝動上手側に設けた田植機が開示されている。
尚、この田植機の油圧式無段変速装置にはその油圧回路
内の圧力が設定値以上になると作動するリリ−フバルブ
は設けられていない。また、油圧式無段変速装置の出力
軸から前記動力分岐点への伝動経路中に複数段或は無段
階に変速可能な変速伝動部は設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の田植機で
は、苗移植作業の作業走行速を油圧式無段変速装置にて
変速するように構成したものであるが、その油圧式無段
変速装置にはリリ−フバルブが設けられていないため、
過負荷時に破損の虞がある。そこで、油圧式無段変速装
置にその油圧回路内の圧力が設定値以上になると作動す
るリリ−フバルブを設ければ過負荷時の破損防止が図れ
る。しかし、田植機の場合、水田の泥層が極めて深い湿
田を走行することがあり、そのとき走行駆動系にかかる
負荷が非常に大きくなると、油圧式無段変速装置のリリ
−フバルブが作動して走行駆動回転が停止し作業走行不
能となってしまう。逆に、高負荷時でも作業走行できる
ようリリ−フバルブの作動圧を高く設定すると、リリ−
フバルブが破損防止の役目を果たさなくなる。よって、
油圧式無段変速装置のリリ−フバルブの作動圧を適正値
に設定しつつ走行駆動力が高められるようにしなければ
ならない。尚、そのために走行駆動系の減速比を大きく
することが考えられるが、そのための減速部を設けるに
は以下の制約があり任意には設けられない。即ち、走行
駆動系の減速比を大きくすると走行速度が遅くなって湿
田以外の標準的な場合では作業能率が低下するので、こ
れを回避しなければならない。また、走行速度のみが遅
くなってしまうと苗植付株間が設定値より小さくなりま
た苗植付姿勢も乱れてしまうので、苗植付株間が変動し
ないようにしなければならない。
【0004】よって、以上のように、油圧式無段変速装
置にて苗移植作業の作業走行速を変速するようにした田
植機を構成するにあたって、湿田での作業走行時に過負
荷による破損を防止し、且つ、作業走行不能な事態に陥
ることのないように構成しつつ、更に、湿田以外での作
業能率の低下を回避し、且つ、設定した苗植付株間が変
動することがないように構成しなければならない課題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、この発明は、油圧式無段変速装置を走行駆動系と
苗植付部駆動系への動力分岐点より伝動上手側に設けた
田植機において、前記油圧式無段変速装置はその油圧回
路内の圧力が設定値以上になると作動するリリ−フバル
ブを設けた構成とし、該油圧式無段変速装置の出力軸か
ら前記動力分岐点への伝動経路中に複数段或は無段階に
変速可能な変速伝動部を設けたことを特徴とする田植機
とした。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例としての乗用田植機1を
図面に基づき説明する。乗用田植機1は、走行車体2の
後側に昇降作動する昇降リンク装置3を介して苗植付部
4を装着した構成となっている。また、走行車体2の後
部で苗植付部4の前側に各植付条の近傍に施肥する施肥
装置5の肥料タンク5a及び肥料繰り出し部5b等を配
設している。
【0007】走行車体2は、左右一対の操舵用の駆動回
転する前輪6・6と左右一対の駆動回転する後輪7・7
を備えている。また、前側にミッション8を配し、その
ミッション8の左右両側部に前輪アクスルフレ−ム9・
9を固着し、そのフレ−ム9・9の両外端部に前輪ファ
イナルケ−ス10・10を連結し、そのケ−ス10・1
0下部から外側に突出する前輪車軸に前輪6・6を取り
付けている。ミッション8内の動力は、前輪アクスルフ
レ−ム9・9、前輪ファイナルケ−ス10・10内の伝
動機構により伝達されて、前輪6・6が駆動回転する。
【0008】また、ミッション8の後側部にフレ−ム1
1・11の前端部を固着している。フレ−ム11・11
の後端部は横フレ−ム12に固着し、その横フレ−ム1
2の中央部の軸受部に後輪フレ−ム13の左右中央部に
前方に軸心を向けて固着した後輪ロ−リング軸13aを
嵌合している。後輪フレ−ム13の左右端部に後輪ギヤ
ケ−ス14・14を固着し、その後輪ギヤケ−ス14・
14の外側部から横に突出する後輪車軸に後輪7・7を
取り付けている。よって、ミッション8とフレ−ム11
・11、横フレ−ム12で構成される車体フレ−ムに対
し後輪7・7が取り付けられている後輪フレ−ム13が
後輪ロ−リング軸13a回りにロ−リングできるように
なっている。ミッション8内の動力はその後側部から左
右の後輪ギヤケ−ス14・14に後輪伝動軸14a・1
4aで伝動し、後輪7・7が駆動回転する。
【0009】尚、後輪7・7は、図6、図7に示される
構成となっている。即ち、走行車体2の後輪車軸に装着
されるボスに3本のスポ−ク7a・7a・7aが放射状
に等間隔で固着され、そのスポ−ク7a…の外端部に断
面形状が円形のパイプを円環状に成形して構成したリム
7bが固着されて、この車輪の基本的なフレ−ムが構成
されている。そして、リム7bの全外表面とスポ−ク7
a…の一部(リムとの結合部)には,ゴム等の弾性部材
7cがモ−ルドされ弾性輪体7Tを構成している。この
弾性輪体7Tの外周部には、放射方向へ突出する側面視
台形状のスパイクラグ7d…が等間隔に形成されてい
る。更に、弾性輪体7Tの両側部には、左右方向に突出
する板状の推進ラグ7e…が等間隔に形成されている。
このスパイクラグ7d…と推進ラグ7e…は、リム7b
の外表面をモ−ルドする弾性部材7cにて一体的に形成
されている。よって、この車輪が軟弱な水田内で泥土に
沈み込んで転動するとき、スパイクラグ7d…が泥土の
下層にある耕盤をがっちりとくい込んでいくので、スリ
ップしにくくなっている。また、推進ラグ7e…が泥土
を後下向きに押し出すように作用するから、車輪が転動
していくための適度な推進力と浮力を得ることができ
る。尚、スパイクラグ7d…内には空洞部7f…が形成
されている。これにより、この車輪が軟弱な水田内で泥
土に沈み込んで転動するとき、泥土中に潜ったスパイク
ラグ7d…が泥土の抵抗を受けて左右に扁平状にたわむ
ので車輪の推進力が向上する構成となっている。また、
この車輪が路上を転動するときは、空洞部7f…により
スパイクラグ7d…の弾性が大きくなってクッション性
が高まり、機体走行時の振動を少なくできる。
【0010】フレ−ム11・11上に支持したエンジン
Eからミッション8への伝動は、エンジンEの出力軸E
1から第1ベルト伝動装置15でミッション8上に固設
した油圧式無段変速装置HTの入力軸HT1に伝動し、
更にその油圧式無段変速装置HTの出力軸HT2からミ
ッション8の入力軸8aに第2ベルト伝動装置16で伝
動している。ミッション8内に入力された動力は、走行
車体2の前輪6・6及び後輪7・7を駆動する走行駆動
系と、昇降リンク装置3を介して装着されている苗植付
部4を駆動する苗植付部駆動系とに、ミッション8内に
ある動力分岐点DPで動力が分かれて伝動していく。そ
の走行駆動系と苗植付部駆動系への動力分岐点DPより
伝動上手側に前記油圧式無段変速装置HTは設けられて
いる。尚、油圧式無段変速装置HTの右側部に入力軸H
T1と同回転する第2出力軸HT2’が突出し、そこか
らフレ−ム11・11上に固設した油圧ポンプPの駆動
軸P1に第3ベルト伝動装置7aを介して伝動する。ま
た、エンジンEの出力軸E1はエンジン右側部にも突出
し、そこから第4ベルト伝動装置17bによりエンジン
Eに取り付けられたオルタネ−タGに伝動する。
【0011】また、走行車体2には、その前部に前輪6
・6を操向するハンドル18を設け、エンジンEの上側
を覆うエンジンカバ−19の上に座席20を取り付けて
いる。また、座席20及びハンドル18の周囲下側には
ステップフロア21を水平状に設け、機体前端側から後
部側にわたって、また、右側と左側との間を操縦者(作
業者)が自在に移動することができ、乗り降りも機体の
左右に固設された昇降ステップ22、22からだけでは
なく、機体前端側からも直接フロア21上に乗り降りで
きる。尚、23はフロントカバ−、24はクラッチペダ
ル、25は主変速レバ−、26は走行変速レバ−であ
る。
【0012】昇降リンク装置3は、フレ−ム11・11
の後側に固着されたリンクベース31に回動自在に取り
付けられた上リンク32および下リンク33・33を備
え、これら上下リンクの後端部は縦リンク34で連結し
ている。そして、縦リンク34の下端部から後方に突出
する軸受部に苗植付部4の伝動ケース40に固着の連結
軸40aが回動自在に連結して、苗植付部4を進行方向
に対して左右に回動自在に装着する。エンジンEの下側
でフレーム11・11に固着の支持部材に油圧シリンダ
35の基部側を枢支し、ピストンロッド側を上リンク3
1の基部に一体で下向きに延びるスイングアーム32a
の先端部にスプリングを介して連結している。油圧シリ
ンダ35を伸縮作動させると昇降リンク装置3が昇降作
動し、苗植付部4が昇降するようになっている。この油
圧シリンダ35は昇降作動用油圧バルブ36によって切
り換え作動する。
【0013】苗植付部4は、6条植えの構成になってい
て、平面視E字状の伝動ケース40が苗植付部4のフレ
ームを兼ね、該伝動ケース40の上側に前側が上位とな
るよう傾斜して苗載台41を設けている。この苗載台4
1は伝動ケ−ス40内の左右往復移動機構と連結して左
右に往復移動するようになっている。また、伝動ケース
40の後端部に植付条数分の植付装置42…を備え、苗
載台41が左右に往復動して台上の苗を該苗載台の下端
側に設けた苗受け枠41aの苗取出口に順次供給しつ
つ、植付装置42…の植付具43…が所定の軌跡を描き
ながら回転して、前記苗取出口に供給された苗を植付具
43…の植付爪が保持し、その保持した苗を圃場に達し
たとき押し出して植え付けるようになっている。また、
苗載台41の各条苗載面下位側にはベルト式の苗縦送り
装置44が設けられていて、苗載台41が左右方向に移
動して、植付装置42…が苗載面上に載せられた苗の下
端部を一列分移植し終えると、次に移植されていく下端
部を苗取り口上に位置するよう苗を移送する。また、苗
植付部4の下部には、中央にセンターフロート45、左
右に一対のサイドフロート46・46が、それぞれ前端
部側が上下動するよう後部が枢支されて取り付けられて
いる。これらフロ−ト45・46・46は機体の進行に
より圃場面を滑走して整地する。センターフロート45
は、圃場面の凹凸を検出するセンサも兼ね、このセンサ
ーフロート45の前端部側の上下動に応じて油圧バルブ
36のスプ−ルが作動するようになっている。すなわ
ち、センターフロート45が上動すると油圧シリンダ3
5を伸ばす方向に油圧バルブ36が作動され、逆にセン
ターフロート45が下動すると油圧シリンダ35を縮め
る方向に油圧バルブ36が作動されるものである。
【0014】以下に、伝動機構を図3に基づき詳細に説
明する。まず、エンジンEから第1ベルト伝動装置15
(出力プ−リ−15a,入力プ−リ−15b,伝動ベル
ト15c)を介して前後進無段変速操作を可能とする油
圧式無段変速装置HTに伝動し、更に第2ベルト伝動装
置16(出力プ−リ−16a,入力プ−リ−16b,伝
動ベルト16c)を介してミッション8のミッション入
力プ−リ−16bに伝動する。そのプ−リ−16bの内
側には、多板式のメインクラッチ60が介装されてい
て、そのメインクラッチ60により伝動を断続操作可能
にミッション入力軸8aに伝動する。そのメインクラッ
チ60の操作は、クラッチペダル24の踏み込み操作に
より伝動遮断状態に操作される。
【0015】次に、ミッション8の入力軸8aに入力さ
れた動力は、入力軸8aに一体回転且つ軸方向にシフト
自在な変速切替ギヤG1と第一伝動軸S1に一体の変速
ギヤG2からなる変速伝動部Tを経て第一伝動軸S1に
伝動する。変速伝動部Tは、変速切替ギヤG1の大径ギ
ヤ部G1aと変速ギヤG2の小径ギヤG2aが噛み合う
状態と、或は変速切替ギヤG1の小径ギヤ部G1bと
変速ギヤG2の大径ギヤG2bが噛み合う状態とのい
づれか一方の状態に切替可能で、その切替操作は変速切
替レバ−L1により操作でき、前者の状態のときは
「標準植付作業速」で、後者の状態のときは「湿田植
付作業速」となり、以上2段に変速できる構成となって
いる。尚、更に減速比の大きい段を設けて3段以上の変
速伝動部Tを構成してもよい。また、この変速伝動部T
を、油圧式無段変速装置HTの出力軸HT2からミッシ
ョン8の入力軸8aへ伝動する第2ベルト伝動装置をベ
ルト式無段変速装置で構成して設けてもよい。即ち、こ
の変速伝動部Tは、油圧式無段変速装置HTの出力軸H
T2から前記動力分岐点DPへの伝動経路中に設けられ
ていればよく、また、複数段或は無段階に変速可能な構
成としてもよい。
【0016】そして、第1伝動軸S1に一体回転且つ軸
方向にシフト自在で主変速ギヤG3が組付けられ、その
変速ギヤG3が第2伝動軸S2に一体的に組付けられた
ギヤG4・G5、第4伝動軸S4に一体のギヤG6に択
一的に噛み合うようになっている。即ち、主変速ギヤG
3は、ギヤG4と噛み合う「路上走行速」伝動状態と、
ギヤG5とギヤG6とに噛み合う「植付走行速」伝動状
態と、他のギヤと噛み合わない「中立」状態と、ギヤG
6にのみ噛み合う「PTO」伝動状態(走行系には伝動
せず苗植付部駆動系にのみ伝動する状態)との、いづれ
かの伝動状態に変速ギヤG3がシフトされるようになっ
ている。よって、この変速ギヤG3のところが走行駆動
系と苗植付部駆動系への動力分岐点DPとなる。尚、主
変速ギヤG3のシフト操作は、主変速レバ−25のレバ
−操作により操作される。
【0017】更に、第2伝動軸S2のギヤG5が第3伝
動軸S3に一体的に組まれたギヤG7と噛み合い、第3
伝動軸S3に一体に組まれたギヤG8が後輪デフRDの
リングギヤRDGに噛み合い、そのリングギヤRDGに
一体のギヤG9が前輪デフFDのリングギヤFDGに噛
み合っている。後輪デフRDから左右に差動軸RDS・
RDSが延び、その差動軸両端部にベベルギヤG10・
G10が一体的に組付けられている。ベベルギヤG10
・G10にはサイドクラッチ装置SC・SCのクラッチ
ケ−スに一体的に組まれたベベルギヤG11・G11が
噛み合っている。サイドクラッチ装置SC・SCの伝動
下手側に後輪ブレ−キ装置RB・RBが設けられ、出力
軸S5・S5の後端部に後輪伝動軸14a・14a前端
部の自在継手が連結して、後輪7・7を駆動回転するよ
うに伝動されている。また、前輪デフFDから左右に差
動軸FDS・FDSが延び、その差動軸が前輪アクスル
フレ−ム9・9内を通って、前輪ファイナルケ−ス10
・10内の伝動機構に伝動連結され、前輪6・6が駆動
回転するように伝動されている。尚、前輪デフFDに前
輪デフロック装置SDLが設けられて前輪デフロックペ
ダルでロック操作でき、また、後輪デフRDには後輪デ
フロック装置RDLが設けられて後輪デフロックレバ−
でロック操作できるように構成されている。サイドクラ
ッチ装置SC・SCおよび後輪ブレ−キ装置RB・RB
は後輪クラッチ・ブレ−キペダルでそれぞれ独立的にク
ラッチ切り及びブレ−キオン操作できるように構成され
ている。
【0018】尚、上記のように後輪7・7への伝動機構
を、後輪デフロック装置RDLを備えた後輪デフRDを
設け、更にその後輪デフRDから左右の後輪7・7への
伝動経路上に伝動を断続するサイドクラッチ装置SC・
SCを設けた構成にしたので、サイドクラッチ式後輪駆
動モ−ドとデフ式後輪駆動モ−ドの2モ−ドの後輪駆動
構成を備えたものとなり、それぞれ適宜切り替えて用い
ることができる。水田圃場内で作業走行するときは、後
輪デフロックレバ−で後輪デフRDが差動不能状態にな
るように切り替えてサイドクラッチ式後輪駆動モ−ドに
する。これにより、直進時は後輪デフロック状態である
から直進性が良く、また、旋回時は左右一方の後輪への
伝動を断って旋回するので他方側の後輪が前輪と略同一
回転数のままで駆動回転され圃場を荒らさず旋回でき
る。また、圃場外で走行するとき即ち路上走行するとき
は、後輪デフロックRDLを切り換え操作するレバ−で
後輪デフRDが差動可能状態になるように切り換えて、
デフ式後輪駆動モ−ドにする。これにより、後輪デフR
Dが差動可能状態となり、カ−ブを曲がるときも滑らか
に走行できる。
【0019】また、前記変速ギヤG3は、「植付走行
速」伝動状態と「PTO」伝動状態のときに、ギヤG6
に噛み合って苗植付部駆動系へ伝動するように構成され
ている。変速ギヤG3とギヤG6の噛み合いから第4伝
動軸S4に伝動された回転動力は、第4伝動軸S4に一
体のギヤG12・13に第5伝動軸S5に一体回転且つ
軸方向にシフト可能に組付けられた主株間切り換えギヤ
G14が択一的に噛み合い、更に同軸S5に一体回転且
つ軸方向にシフト可能に組付けられた副株間切り換えギ
ヤG15が第6伝動軸S6に一体的に組まれたギヤG1
6・G17に択一的に噛み合い、同軸S6に一体的に組
まれたベベルギヤG18がPTO出力軸S7に一体的に
組まれたベベルギヤG19に噛み合って、PTO出力軸
S7に伝動される。そのPTO出力軸S7に苗植付部4
に伝動する第1植付伝動軸S8が連結し、その伝動軸S
8から中間伝動ケ−スC(レバ−操作により操作されて
苗植付部4側への伝動を断続する苗植付部伝動クラッチ
と該クラッチが伝動状態にあるときに作業機側の駆動部
に所定以上の負荷抵抗が加わったとき伝動を断つように
作用する安全クラッチと、動力分岐させて施肥装置5を
駆動する軸を設けたもの)に伝動し、更に、そこから苗
植付部4の伝動ケース40の前側に突出させた入力軸に
第2植付伝動軸S9を介して苗植付部4に動力が伝達さ
れる。
【0020】次に、油圧機構について図4に基づき説明
する。油圧機構において油圧駆動されるものは、パワ−
ステアリング装置PSと、油圧式無段変速装置HTと、
昇降リンク装置作動用の油圧シリンダ35とがある。油
圧ポンプPは第一油圧ポンプP1と第二油圧ポンプP2
が一緒に駆動されていて、第一油圧ポンプP1からの圧
油はパワ−ステアリング装置PSを経由して油圧式無段
変速装置HTのチャ−ジ回路に流れてオイルタンクOT
に戻るように設けられ、第一油圧ポンプP2からの圧油
は昇降作動用油圧バルブ36及び油圧シリンダ35に流
れオイルタンクOTに戻るように設けられている。
【0021】第一油圧ポンプP1からの圧油は、まず、
パワ−ステアリング装置PSのバルブPSVに送られ
る。そのバルブPSVはハンドル18の回動操作に連動
して切り替わり、それによってバルブPSVを通過した
圧油はステアリング出力側と連結する油圧モ−タ−PS
Mに送られ再びバルブPSVに戻る。尚、ハンドル回動
方向と同一方向に油圧モ−タ−PSMが駆動回転される
ようにバルブPSVが切り替わるようになっている。R
V1はパワ−ステアリング用リリ−フバルブである。パ
ワ−ステアリング装置PSから出た圧油は、次に、油圧
式無段変速装置HTのチャ−ジ回路CCに入る。このチ
ャ−ジ回路CCは油圧式無段変速装置HT内のからリ−
クした油を補うために設けている。チャ−ジ回路CCに
供給された圧油は、油圧式無段変速装置HT内のチェッ
クバルブCV・CV及びニュ−トラルバルブNVを介し
て油圧式無段変速装置内のポンプHTPとモ−タ−HT
Mに補給され、その余は低圧リリ−フバルブHRV1を
介してオイルタンクOTに戻るよう構成している。
【0022】第二油圧ポンプP2からの圧油は、まず、
昇降作動用の油圧バルブ36に送られる。その油圧バル
ブ36はセンターフロート45の前部の上下動によって
切り替わり、それによって油圧バルブ36を通過した圧
油は油圧シリンダ35に送られ再び油圧バルブ36に返
ってオイルタンクOTに戻る。尚、図中のLVは昇降リ
ンク装置3の下降ロック用バルブ、RV2は昇降リンク
装置用のリリ−フバルブである。
【0023】ところで、油圧式無段変速装置HTは、可
変容量型の油圧ポンプHTPと油圧モ−タ−HTMとを
油路HR1・HR2を介して閉回路に構成したものとな
っている。油圧ポンプHTPは、その駆動軸となる入力
軸HT1がエンジンEから第1ベルト伝動装置15を介
して駆動され、この油圧ポンプの圧油の吐出量及び吐出
方向は走行変速レバ−26の操作により該ポンプの斜板
の傾斜角を変えることにより変更できるようになってい
て、油圧モ−タ−HTMの出力軸HT2の回転を正転・
逆転、及びその回転速度を零から所定の最大回転数まで
無段階に増減速させられる。よって、入力軸HT1に対
して出力軸HT2を正転方向或いは逆転方向に無段階に
変速操作可能となっているので、この油圧式無段変速装
置HTを装備することによりこの乗用田植機1を前後進
無段変速操作が可能となる。
【0024】尚、この油圧式無段変速装置HTには、油
路HR1と油路HR2が高圧リリ−フバルブHRV2で
接続されていて、通常そのリリ−フバルブHRV2は閉
じているが、油圧モ−タ−HTMの出力軸HT2に過大
な負荷がかかって油圧式無段変速装置HTの油圧回路内
の油圧が所定以上に大きくなったときには、リリ−フバ
ルブHRV2が作動して、油圧式無段変速装置HTの各
機器の損傷が防止できるようになっている。
【0025】ところで、前記変速伝動部Tは、泥層が極
めて深く走行駆動系に過大な負荷がかかる湿田を走行す
る場合は、変速伝動部Tを「湿田植付作業速」に切り換
え、それ以外の標準的な水田を走行する場合は、変速伝
動部Tを「標準植付作業速」に切り換え操作する。よっ
て、湿田走行時に変速伝動部Tを「湿田植付作業速」に
切り換えることにより、走行駆動系に過大な負荷がかか
っても、油圧式無段変速装置HTの出力軸HT2にかか
る負荷は「標準植付作業速」の状態のときに比べて小さ
くなるから、リリ−フバルブHRV2が作動することに
よって走行駆動が停止し機体が水田内で走行不能となる
ような事態が発生することはなくなる。よって、油圧式
無段変速装置HTのリリ−フバルブHRV2の作動圧を
変えずに走行駆動力を高められる。尚、変速伝動部Tの
「湿田植付作業速」への切り換えに連動して、前輪デフ
FDのデフロック装置FDLをロック状態に切り換える
構成にしており、これにより湿田時の走行駆動力を更に
高められるようになっている。
【0026】以上よりこの田植機1は、油圧式無段変速
装置HTを走行駆動系と苗植付部駆動系への動力分岐点
DPより伝動上手側に設けた田植機において、前記油圧
式無段変速装置HTはその油圧回路内の油圧が設定値以
上になると作動するリリ−フバルブHRV2を設けた構
成とし、該油圧式無段変速装置HTの出力軸HT2から
前記動力分岐点DPへの伝動経路中に複数段或は無段階
に変速可能な変速伝動部Tを設けたことを特徴とする田
植機とした。
【0027】よって、この田植機1は、油圧式無段変速
装置HTを備えた田植機なので、走行変速レバ−26の
一本の操作レバ−で機体の停止及び前進・後進を無段階
に変速操作でき、非常に操縦性に富む。しかも、この田
植機1に装備された油圧式無段変速装置HTにはその油
圧回路内の油圧が設定値以上になると作動するリリ−フ
バルブHRV2が設けられているので、走行駆動系など
に過大な負荷がかかったときは、リリ−フバルブHRV
2が作動して油圧式無段変速装置HTの損傷が防止され
る。
【0028】また、水田の泥層が極めて深い湿田を走行
する場合は、変速伝動部Tを「標準植付作業速」から更
に減速伝動状態となる「湿田植付作業速」に切り換え操
作することにより、走行駆動系に過大な負荷がかかって
も、油圧式無段変速装置HTの出力軸HT2にかかる負
荷は「標準植付作業速」の状態のときに比べて小さくな
るから、リリ−フバルブHRV2が作動することによっ
て走行駆動が停止し機体が水田内で走行不能となるよう
な事態が発生することはなくなる。よって、油圧式無段
変速装置HTのリリ−フバルブHRV2の作動圧を適正
値に設定しつつ走行駆動力を高められる。
【0029】尚、泥層が標準的な深さ或はそれよりも浅
い水田を走行する場合は、変速伝動部Tを「標準植付作
業速」にすることで、作業走行速が湿田時の作業走行速
に制限されることがなくなるので、作業能率の低下が回
避される。更に、油圧式無段変速装置HTの出力軸HT
2から前記動力分岐点DPへの伝動経路中に変速伝動部
Tを設けたことにより、変速伝動部Tを「標準植付作業
速」から更に減速伝動状態となる「湿田植付作業速」に
切り換えても、走行駆動系と苗植付部駆動系がともに減
速されるので、設定した苗植付株間は変動せず、苗植付
精度は維持される。
【0030】従って、油圧式無段変速装置HTにて苗移
植作業の作業走行速を変速するようにした田植機を構成
するにあたって、湿田での作業走行時に過負荷による破
損を防止し、且つ、作業走行不能な事態に陥ることのな
いように構成しつつ、更に、湿田以外での作業能率の低
下を回避し、且つ、設定した苗植付株間が変動すること
がないように構成できる。
【0031】ところで、図5に示す構成は以下のように
なっている。即ち、油圧式無段変速装置HTを走行駆動
系と苗植付部駆動系への動力分岐点DPより伝動上手側
に設けた田植機において、前記油圧式無段変速装置HT
はその油圧回路内の油圧が設定値以上になると作動する
リリ−フバルブHRV2を設けた構成とし、該油圧式無
段変速装置HTの出力軸HT2から前記動力分岐点DP
への伝動経路中に無段階に変速可能な変速伝動部T’を
設け、前記油圧式無段変速装置HTの油圧回路内の油圧
が前記リリ−フバルブHRV2の作動圧を越えず且つそ
れを満足する変速状態のうち機体の走行速が最高速とな
るように前記変速伝動部T’を変速制御することを特徴
とする田植機とした。
【0032】ここで、変速伝動部T’の構成は、油圧式
無段変速装置HTの出力軸HT2に取り付けられるプ−
リ−50とミッション8の入力軸8aに取り付けられる
プ−リ−51のそれぞれを割プ−リ−式に構成し、電動
シリンダ52(アクチュエ−タ−の一例)により操作さ
れるカム機構53によって、背反的にプ−リ−間隔を変
更させてベルト巻回径を変更して、無段階に変速操作で
きるように構成している。そして、前記電動シリンダ5
2は、油圧式無段変速装置HTの油圧回路内の油圧を検
出する液圧センサ−(油圧検出器の一例)HTSの油圧
検出値Psと、ポテンショメ−タPM1により検出され
る走行変速レバ−26(人為操作具の一例)の操作位置
検出値Xに基づいて、マイクロコンピュ−タを備えた制
御装置54により制御駆動されるよう構成している。
【0033】制御装置54の制御プログラムの構成とし
ては、液圧センサ−HTSの油圧検出値Psがリリ−フ
バルブHRV2の作動圧Prよりも低く且つその作動圧
Prに近い値に設定した設定油圧値Pcに達しないとき
は変速伝動部T’を増速作動し、液圧センサ−HTSの
油圧検出値Psが前記設定油圧値を越えたときは変速伝
動部T’を減速作動するように制御する構成としてい
る。従って、油圧式無段変速装置HTの油圧回路内の油
圧がリリ−フバルブHRV2の作動圧を越えず且つそれ
を満足する変速状態のうち機体の走行速が最高速となる
ように変速伝動部T’が変速制御される。
【0034】尚、上述のように変速伝動部T’が変速制
御されることにより、走行負荷に合わせて最大限の走行
速度が得られるように自動変速されることになるので、
従来のような植付作業速と路上走行速とを切り換えるミ
ッション8内の主変速部、及びそれを操作する主変速レ
バ−を排除することができ、操作系が簡単になる。よっ
て、上述の構成の田植機は、走行負荷が大きくなっても
油圧式無段変速装置HTの油圧回路内の油圧がリリ−フ
バルブHRV2の作動圧を越えないように変速伝動部
T’を減速し、且つそれを満足する範囲内で機体の走行
速が最高となるように変速伝動部T’を変速制御される
構成となる。よって、走行駆動系に過大な負荷がかかっ
ても油圧式無段変速装置HTの破損を回避でき、且つ、
走行負荷の大きい湿田作業走行時において作業走行不能
な状態に陥らないようにできる。そして、そのために機
体の走行速度が遅くなってもその速度低下は最小に抑え
られるので、湿田走行可能な走行状態にあって最大の作
業能率を得ることができる。尚、変速伝動部T’で変速
作動しても、設定した苗植付株間が変動することがない
ので、植付精度は維持される。
【0035】尚、上記の構成の田植機にあって、機体の
発進時及び停止時にあたって一時的に過大な走行負荷が
発生するが(特に急発進や急停止したときはそれが著し
い)、このとき変速伝動部T’を最も減速した状態をと
るようにしておくと、油圧式無段変速装置HTに対する
衝撃を緩和でき、油圧式無段変速装置HTの耐久性を向
上できる。即ち、ポテンショメ−タPM1により検出さ
れる走行変速レバ−26の操作位置検出値Xが低速操作
範囲内にあるときは(−XL<X<XL)、変速伝動部
T’を最低速に減速した状態とするよう制御装置54の
制御プログラムに組み込んでおく。尚、走行変速レバ−
26の操作位置検出値Xが低速操作範囲外にあるときは
(X<−XL,XL<X)、変速伝動部T’は液圧セン
サ−HTSの油圧検出値Psに基づく前記変速制御が実
行されるようにする。
【0036】また、上記構成にあって、走行負荷に伴う
油圧式無段変速装置HTの油圧回路内の油圧の上昇を液
圧センサ−HTSで直接検出したものであるが、走行負
荷に伴うエンジン回転数の低下率とアクセルレバ−で設
定しているエンジン回転数とから間接的に油圧式無段変
速装置HTの油圧を換算することもでき、その油圧換算
値により変速伝動部T’を前述のように変速制御させる
こともできる。
【0037】
【発明の作用及び効果】よって、この田植機は、油圧式
無段変速装置を備えた田植機なので、機体の停止及び前
進・後進を無段階に変速操作でき、非常に操縦性に富
む。しかも、この田植機に装備された油圧式無段変速装
置にはその油圧回路内の油圧が設定値以上になると作動
するリリ−フバルブが設けられているので、走行駆動系
などに過大な負荷がかかったときは、リリ−フバルブが
作動して油圧式無段変速装置の損傷が防止される。
【0038】また、水田の泥層が極めて深い湿田を走行
する場合は、変速伝動部を「湿田植付作業速」に切り換
え操作する。これにより、走行駆動系に過大な負荷がか
かっても、油圧式無段変速装置の出力軸にかかる負荷は
「標準植付作業速」の状態のときに比べて小さくなるか
ら、リリ−フバルブが作動することによって走行駆動が
停止し機体が水田内で走行不能となるような事態が発生
することはなくなる。よって、油圧式無段変速装置のリ
リ−フバルブの作動圧を適正値に設定しつつ走行駆動力
を高められる。
【0039】泥層が標準的な深さ或はそれよりも浅い水
田を走行する場合は、変速伝動部Tを「標準植付作業
速」にする。これにより、作業走行速が湿田時の作業走
行速に制限されることがなくなるので、作業能率の低下
が回避される。更に、油圧式無段変速装置の出力軸から
前記動力分岐点への伝動経路中に変速伝動部を設けたこ
とにより、変速伝動部Tを「標準植付作業速」から更に
減速伝動状態となる「湿田植付作業速」に切り換えて
も、走行駆動系と苗植付部駆動系がともに減速されるの
で、設定した苗植付株間は変動せず、苗植付精度は維持
される。
【0040】従って、油圧式無段変速装置HTにて苗移
植作業の作業走行速を変速するようにした田植機を構成
するにあたって、湿田での作業走行時に過負荷による破
損を防止し、且つ、作業走行不能な事態に陥ることのな
いように構成しつつ、更に、湿田以外での作業能率の低
下を回避し、且つ、設定した苗植付株間が変動すること
がないように構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用田植機の側面図。
【図2】走行車体の伝動部の構成を示す平面図。
【図3】走行車体の伝動機構図。
【図4】乗用田植機の油圧回路図。
【図5】別構成の乗用田植機の制御系統図。
【図6】車輪の構成を示す部分断面側面図。
【図7】車輪の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1:乗用田植機 HT:油圧式無段変速装置 HRV2:リリ−フバルブ HT2:出力軸 DP:動力分岐点 T:変速伝動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧式無段変速装置を走行駆動系と苗植
    付部駆動系への動力分岐点より伝動上手側に設けた田植
    機において、前記油圧式無段変速装置はその油圧回路内
    の圧力が設定値以上になると作動するリリ−フバルブを
    設けた構成とし、該油圧式無段変速装置の出力軸から前
    記動力分岐点への伝動経路中に複数段或は無段階に変速
    可能な変速伝動部を設けたことを特徴とする田植機。
JP20557894A 1994-08-30 1994-08-30 田植機 Pending JPH0866109A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015223088A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社クボタ 水田作業機
JP2019110814A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 株式会社クボタ 水田作業機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015223088A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 株式会社クボタ 水田作業機
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