JP2015223088A - 水田作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御弁ユニットと油圧シリンダとを油路により接続する場合、制御弁ユニットと油圧シリンダとを油路により無理なく接続する。
【解決手段】機体の後部にリンク機構5を昇降自在に連結し、リンク機構5の後部に作業装置を連結する。リンク機構5を昇降させる油圧シリンダを備え、油圧シリンダの前側に制御弁ユニット38を備えて、油圧ポンプの作動油を制御弁ユニット38に給排する。油圧ポンプの作動油を油圧シリンダに給排するスプール32を制御弁ユニット38の前面部38aから前側に突出させて、制御弁ユニット38の前側の昇降レバー29によりスプール32を操作する。制御弁ユニット38の後面部38bと油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路72,73を接続する。
【選択図】図6

Description

本発明は乗用型田植機や乗用型直播機の水田作業機(植播系の水田作業機)において、機体の後部に支持された苗植付装置や直播装置の作業装置(植播系作業装置)の昇降構造に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているように、機体の後部にリンク機構(特許文献1の図1の3)を昇降自在に連結し、リンク機構の後部に苗植付装置(特許文献1の図1の4)(作業装置に相当)を連結して、リンク機構を昇降させる油圧シリンダ(特許文献1の図1の2)を備えているものがあり、油圧シリンダを伸縮作動させることによりリンク機構を介して苗植付装置を昇降させる。
特許文献1では、制御弁ユニット(特許文献1の図1,6,7の25)が備えられており、制御弁ユニットから油圧シリンダに作動油を給排して、油圧シリンダを伸縮作動させる。作動油を油圧シリンダに給排するスプール(特許文献1の図6及び図7の28)が、制御弁ユニットの前面部から前側に突出しており、制御弁ユニットの前側に位置する操作レバー(特許文献1の図6及び図7の14)によりスプールを操作する。
特開2012−161264号公報
前述の水田作業機において、制御弁ユニットと油圧シリンダとを、鋼管又は耐圧ホース等の油路により接続する場合、制御弁ユニットと油圧シリンダとに亘って油路を無理なく接続するという点で、改善の余地がある。
本発明は、制御弁ユニットと油圧シリンダとを油路により接続する場合、制御弁ユニットと油圧シリンダとを油路により無理なく接続することができるように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えて、
機体フレームに連結された支持部材に、前記昇降レバーと、前記昇降レバーと前記スプールとを連係させて前記昇降レバーにより前記スプールを操作する連係部材と、前記昇降レバーを複数の所定位置に保持するデテント部材と、前記昇降レバーを案内する為のレバーガイドとを支持させ、
走行用の静油圧式無段変速装置を備えて、前記油圧ポンプ系油路からの戻りの作動油を前記静油圧式無段変速装置のチャージ回路に供給するように構成している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第1特徴によると、制御弁ユニットのスプールを制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより、制御弁ユニットのスプールを操作自在に構成しており、油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えている(制御弁ユニットの後側に油圧シリンダを備えている)。
この場合、制御弁ユニットの後面部が油圧シリンダに向くことになるので、制御弁ユニットの後面部と油圧シリンダとに亘って油圧シリンダ系油路を接続することにより、油圧シリンダ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第1特徴によると、制御弁ユニットと油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続する場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの下面部と油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続することによって、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路等との干渉を避けながら、油圧ポンプ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第1特徴によると、油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を制御弁ユニットに備える場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続され、制御弁ユニットの下面部に油圧ポンプ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの上面部に締切弁の操作部を備えることにより、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路、油圧ポンプ系油路等との干渉を避けながら、締切弁の操作部を無理なく配置することができる。
本発明の第1特徴によると、機体フレームに連結された支持部材に昇降レバー、連係部材、デテント部材及びレバーガイドが支持されているので、昇降レバー、連係部材、デテント部材及びレバーガイドの互いの位置関係を精度の良いものに設定することができる。
本発明の第1特徴によると、油圧ポンプ系油路からの戻りの作動油を静油圧式無段変速装置のチャージ回路に供給しているので、静油圧式無段変速装置においてチャージ専用の油圧ポンプ等を不要にすることができて、構造の簡素化を図ることができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えて、
機体フレームに連結された支持部材に、前記昇降レバーと、前記昇降レバーと前記スプールとを連係させて前記昇降レバーにより前記スプールを操作する連係部材と、前記昇降レバーを複数の所定位置に保持するデテント部材と、前記昇降レバーを案内する為のレバーガイドとを支持させている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第2特徴によると、制御弁ユニットのスプールを制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより、制御弁ユニットのスプールを操作自在に構成しており、油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えている(制御弁ユニットの後側に油圧シリンダを備えている)。
この場合、制御弁ユニットの後面部が油圧シリンダに向くことになるので、制御弁ユニットの後面部と油圧シリンダとに亘って油圧シリンダ系油路を接続することにより、油圧シリンダ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第2特徴によると、制御弁ユニットと油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続する場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの下面部と油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続することによって、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路等との干渉を避けながら、油圧ポンプ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第2特徴によると、油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を制御弁ユニットに備える場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続され、制御弁ユニットの下面部に油圧ポンプ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの上面部に締切弁の操作部を備えることにより、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路、油圧ポンプ系油路等との干渉を避けながら、締切弁の操作部を無理なく配置することができる。
本発明の第2特徴によると、機体フレームに連結された支持部材に昇降レバー、連係部材、デテント部材及びレバーガイドが支持されているので、昇降レバー、連係部材、デテント部材及びレバーガイドの互いの位置関係を精度の良いものに設定することができる。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第3特徴によると、制御弁ユニットのスプールを制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより、制御弁ユニットのスプールを操作自在に構成しており、油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えている(制御弁ユニットの後側に油圧シリンダを備えている)。
この場合、制御弁ユニットの後面部が油圧シリンダに向くことになるので、制御弁ユニットの後面部と油圧シリンダとに亘って油圧シリンダ系配管を接続することにより、油圧シリンダ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第3特徴によると、制御弁ユニットと油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続する場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの下面部と油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続することによって、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系配管等との干渉を避けながら、油圧ポンプ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第3特徴によると、油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を制御弁ユニットに備える場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続され、制御弁ユニットの下面部に油圧ポンプ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの上面部に締切弁の操作部を備えることにより、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路、油圧ポンプ系油路等との干渉を避けながら、締切弁の操作部を無理なく配置することができる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第4特徴によると、制御弁ユニットのスプールを制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより、制御弁ユニットのスプールを操作自在に構成しており、油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えている(制御弁ユニットの後側に油圧シリンダを備えている)。
この場合、制御弁ユニットの後面部が油圧シリンダに向くことになるので、制御弁ユニットの後面部と油圧シリンダとに亘って油圧シリンダ系油路を接続することにより、油圧シリンダ系油路を無理なく配置することができる。
本発明の第4特徴によると、制御弁ユニットと油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続する場合、制御弁ユニットの前面部にスプールが備えられ、制御弁ユニットの後面部に油圧シリンダ系油路が接続されている。
これにより、制御弁ユニットの下面部と油圧ポンプとに亘って油圧ポンプ系油路を接続することによって、制御弁ユニットのスプールや油圧シリンダ系油路等との干渉を避けながら、油圧ポンプ系油路を無理なく配置することができる。
[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続している。
(作用及び発明の効果)
本発明の第5特徴によると、制御弁ユニットのスプールを制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより、制御弁ユニットのスプールを操作自在に構成しており、油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えている(制御弁ユニットの後側に油圧シリンダを備えている)。
この場合、制御弁ユニットの後面部が油圧シリンダに向くことになるので、制御弁ユニットの後面部と油圧シリンダとに亘って油圧シリンダ系油路を接続することにより、油圧シリンダ系油路を無理なく配置することができる。
[VI]
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第1〜第5特徴の水田作業機のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することにある。
前記作業装置が、苗の植付用又は種籾の直播用の植播系作業装置である。
(作用及び発明の効果)
前項[I]〜[V]に記載の本発明の第1〜第5特徴は、苗植付装置や直播装置のように、苗の植付用又は種籾の直播用の植播系作業装置を備えた植播系の水田作業機に好適なものである。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 リンク機構、昇降レバー、感度レバー及び制御弁ユニットの付近の側面図である。 昇降レバー、感度レバー及び制御弁ユニットの付近の側面図である。 感度レバー及びレバーガイドの付近の平面図である。 昇降レバー、感度レバー、制御弁ユニット、センターフロート、植付クラッチ及びリンク機構の連係状態を示す側面図である。 リンク機構の上リンクの操作アームと操作ロッドとの連係状態を示す横断平面図である。 リンク機構(苗植付装置)が上限位置に達すると昇降レバー及びスプールが中立位置に操作される状態を示す昇降レバー、制御弁ユニット及びリンク機構の上リンクの付近の側面図である。 制御弁ユニットの油圧回路図である。
[1]
図1及び図2に示すように、操向操作自在な右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された機体に、エンジン3及び運転部4が備えられている。機体の後部に平行4連式のリンク機構5が昇降自在に連結されて、リンク機構5の後部に苗植付装置6(作業装置及び植播系作業装置に相当)が連結されており、リンク機構5を昇降させる油圧シリンダ7が備えられて、乗用型の水田作業機(乗用型の植播系の水田作業機)の一例である乗用型田植機が構成されている。
図1及び図2に示すように、苗植付装置6は、4個の植付伝動ケース8、植付伝動ケース8の後部の右及び左に回転駆動自在に支持された一対の回転ケース9、回転ケース9の両端に備えられた一対の植付アーム10、センターフロート11、サイドフロート12及び苗のせ台13等を備えて構成されている。苗のせ台13が左右に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース9が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム10が交互に苗を取り出して田面Gに植え付ける。
図1に示すように、機体の前部にミッションケース52及びエンジン3が支持されて、ミッションケース52の左の横部に静油圧式無段変速装置58(図9参照)が連結されており、エンジン3の動力が伝動ベルト(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置58に伝達されている。
図1に示すように、エンジン3から静油圧式無段変速装置58に伝達された動力は、静油圧式無段変速装置58からミッションケース52の内部のギヤ型式の副変速装置(図示せず)、及び株間変速装置(図示せず)に伝達されて、副変速装置の動力が前輪1及び後輪2に伝達されるのであり、株間変速装置の動力が植付クラッチ44(図4及び図6参照)及びPTO軸59を介して苗植付装置6に伝達される。
[2]
次に、リンク機構5及び油圧シリンダ7について説明する。
図1及び図3に示すように、右及び左の角パイプ状の機体フレーム20が前後向きに配置されている。右及び左の機体フレーム20の後部に、縦壁状の右及び左の支持フレーム21が固定され、右及び左の支持フレーム21の上部に支持フレーム22が固定されており、支持フレーム22に運転座席18が支持されている。
図1及び図3に示すように、右及び左の機体フレーム20の後部に、角パイプ状の右及び左の支持フレーム14が上向きに固定されており、右(左)の支持フレーム21と右(左)の支持フレーム14とに亘って、角パイプ状の右及び左の支持フレーム15が前後向きに連結されている。リンク機構5における右及び左の上リンク5aが、右及び左の支持フレーム14の横軸芯P7周りに揺動自在に支持されており、リンク機構5における右及び左の下リンク5bが、右及び左の機体フレーム20の横軸芯P8周りに揺動自在に支持されている。
図1及び図9に示すように、単動型の油圧シリンダ7のシリンダ7cが、リンク機構5において上リンク5aの前部に接続され、油圧シリンダ7のピストンロッド7dが、リンク機構5において下リンク5bの後部に接続されている。油圧シリンダ7のシリンダ7cにおいて、ピストン7eを間に挟んでピストンロッド7d側の第1油室7a、ピストンロッド7dとは反対側の第2油室7bが設定されている。
図1及び図9に示すように、油圧シリンダ7の第1油室7aに作動油が供給されると、油圧シリンダ7が収縮作動してリンク機構5(苗植付装置6)が上昇する。油圧シリンダ7の第1油室7aの作動油が排出されると、苗植付装置6の重量により油圧シリンダ7が伸長作動して、リンク機構5(苗植付装置6)が下降する。
[3]
次に、油圧シリンダ7に関する油圧回路及び制御弁ユニット38について説明する。
図9に示すように、エンジン3により駆動される油圧ポンプ60が機体の前部に備えられて、ミッションケース52に貯留された作動油がフィルタ61を介して油圧ポンプ60に供給される。油圧ポンプ60の作動油が、鋼管又は耐圧ホース等の油路62(油圧ポンプ系油路に相当)を介して、前輪1のパワーステアリング機構63に供給される。
図3及び図4に示すように、板材を折り曲げて構成された支持ブラケット16が右の支持フレーム15の中間部に固定されて、制御弁ユニット38が支持ブラケット16に固定されている。これによって、制御弁ユニット38が油圧シリンダ7の前側に備えられており、制御弁ユニット38がエンジン3、油圧ポンプ60、ミッションケース52及び静油圧式無段変速装置58の後側に備えられている。
図3,4,9に示すように、制御弁ユニット38の下面部38cとパワーステアリング機構63とに亘って、鋼管又は耐圧ホース等の油路64(油圧ポンプ系油路に相当)が接続されており、パワーステアリング機構63の作動油が油路64を介して制御弁ユニット38に供給されている。
図9に示すように、制御弁ユニット38は、スプール32、パイロット操作式の逆止弁65、締切弁66、アンロード弁67及びリリーフ弁68等を備えて、一つのユニット状に構成されている。スプール32は上昇位置32U、下降位置32D及び中立位置32Nに操作自在に構成されて、制御弁ユニット38の前面部38aから前側に突出しており(図3及び図4参照)、バネ87により突出側(下降位置32D側)に付勢されている。
図9に示すように、油路64とスプール32とに亘って内部油路69が接続されて、内部油路69にフィルタ70が備えられており、スプール32からの内部油路71に、パイロット操作型式の逆止弁65及び締切弁66が備えられている。内部油路71は制御弁ユニット38の後面部38bに達しており、制御弁ユニット38の後面部38b(内部油路71)と油圧シリンダ7の第1油室7aとに亘って、鋼管又は耐圧ホース等の油路72(油圧シリンダ系油路に相当)が接続されている(図3及び図4参照)。
図3,4,9に示すように、制御弁ユニット38の後面部38bと油圧シリンダ7の第2油室7bとに亘って、鋼管又は耐圧ホース等の油路73(油圧シリンダ系油路に相当)が接続されており、制御弁ユニット38の後面部38b(油路73)と下面部38cとに亘って、内部油路74が備えられている。
図9に示すように、内部油路69と内部油路74とに亘って内部油路75,76が接続されて、内部油路75にアンロード弁67が備えられ、内部油路76にリリーフ弁68が備えられており、スプール32からの内部油路90が内部油路76に接続されている。逆止弁65を開閉操作するパイロット油路77がスプール32と逆止弁65とに亘って接続されており、逆止弁65からの内部油路89が内部油路74に接続されている。内部油路71及びパイロット油路77とアンロード弁67とに亘って、シャトル弁78及びパイロット油路79が接続されている。
[4]
次に、制御弁ユニット38の動作について説明する。
図9に示す状態は、スプール32が中立位置32Nに操作された状態である。この状態において、逆止弁65が閉位置に操作され、アンロード弁67が開位置に操作されて、油圧シリンダ7が停止しており、油路64の作動油が内部油路69,75及びアンロード弁67を介して内部油路74に供給される。
図9に示す状態から、スプール32が上昇位置32Uに操作されると、油路64の作動油が、内部油路69、スプール32(上昇位置32U)、内部油路71(逆止弁65及び締切弁66)、油路72を介して油圧シリンダ7の第1油室7aに供給され、油圧シリンダ7が収縮作動してリンク機構5(苗植付装置6)が上昇する。これと同時に、内部油路71からシャトル弁78及びパイロット油路79を介して、アンロード弁67にパイロット圧が供給されて、アンロード弁67が閉位置に操作される。
図9に示す状態から、スプール32が下降位置32Dに操作されると、油路64の作動油が、内部油路69、スプール32(下降位置32D)、パイロット油路77を介して逆止弁65に供給され、逆止弁65が開位置に操作されて、油路64の作動油が逆止弁65から内部油路89を介して内部油路74に供給される。
前述の状態において、油圧シリンダ7の第1油室7aの作動油が、油路72、内部油路71(逆止弁65及び締切弁66)、スプール32(下降位置32D)、内部油路90,76から内部油路74に供給され、油圧シリンダ7が伸長作動してリンク機構5(苗植付装置6)が下降する。これと同時に、内部油路77からシャトル弁78及びパイロット油路79を介して、アンロード弁67にパイロット圧が供給されて、アンロード弁67が閉位置に操作される。
[5]
次に、静油圧式無段変速装置58について説明する。
図9に示すように、静油圧式無段変速装置58は、エンジン3により駆動される可変容量型の油圧ポンプ81及び油圧モータ82を備え、油圧ポンプ81と油圧モータ82とを一対の油路83,84により接続して構成されており、油圧ポンプ81の斜板の操作により前進側及び後進側に無段階に変速操作自在に構成されている。
図9に示すように、油路83,84に亘ってチャージ油路80が接続されて、制御弁ユニット38の下面部38c(内部油路74)とチャージ油路80とに亘って、油路85(油圧ポンプ系油路に相当)が接続されており(図3及び図4参照)、油路85にリリーフ弁86が接続されている。油圧ポンプ81や油圧モータ82から溢れた作動油、リリーフ弁86からの作動油が、油路91(油圧ポンプ系油路に相当)を介してミッションケース52に戻される。
前項[4]及び図9に示すように、スプール32が中立位置32Nに操作された状態であると、逆止弁65が閉位置に操作され、アンロード弁67が開位置に操作されて、油圧シリンダ7が停止しており、油路64の作動油が内部油路69,75及びアンロード弁67を介して内部油路64に供給され、油路85を介してチャージ油路80に供給される。
前項[4]に記載のように、図9に示す状態からスプール32が下降位置32Dに操作されると、油路64の作動油が、内部油路69、スプール32(下降位置32D)、パイロット油路77、逆止弁65、内部油路89を介して内部油路74に供給される。油圧シリンダ7が伸長作動するのに伴って、油圧シリンダ7の第1油室7aの作動油が、油路72、内部油路71(逆止弁65及び締切弁66)、スプール32(下降位置32D)、内部油路90,76から内部油路74に供給される。
前述のようにスプール32が下降位置32Dに操作されると、油路64の作動油(油圧ポンプ系油路からの戻りの作動油)と、油圧シリンダ7の第1油室7aの戻りの作動油とが、内部油路74で合流し油路85を介してチャージ油路80に供給されるのであり、内部油路74及び油路73を介して油圧シリンダ7の第2油室7bに供給される。
前項[4]に記載のように、図9に示す状態からスプール32が上昇位置32Uに操作されると、油路64の作動油が、内部油路69、スプール32(上昇位置32U)、内部油路71(逆止弁65及び締切弁66)、油路72を介して油圧シリンダ7の第1油室7aに供給される。油圧シリンダ7が収縮作動するのに伴って、油圧シリンダ7の第2油室7bの作動油が油路73、内部油路74及び油路85を介してチャージ油路80に供給される。
[6]
次に、昇降レバー29の支持構造について説明する。
図3及び図4に示すように、側面視で扇形状で単一の支持部材23が鋳物により一体的に形成されて、支持部材23が右の支持フレーム21にボルトにより連結されている(支持部材23が機体フレーム20に連結された状態に相当)。支持部材23の上部にレバーガイド34がボルトにより連結されており、右の機体フレーム20とレバーガイド34の前部とに亘って、支持フレーム88が連結されている。
図3,4,6に示すように、側面視で扇形状の操作板28が備えられて、操作板28の支持軸28aが、支持部材23の横軸芯P1周りに揺動自在に支持されている。操作板28に角パイプ状の支持部28dが固定されて、支持部28dに昇降レバー29が支持されており、レバーガイド34の開口を通って昇降レバー29が上方に延出されている。
これにより、図3,4,6に示すように、昇降レバー29及び操作板28が、一体で支持部材23の横軸芯P1周りに前後方向に揺動自在に支持されており、制御弁ユニット38の前側に昇降レバー29及び操作板28が位置している。昇降レバー29は上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在に構成されており、図1及び図2に示すように、昇降レバー29が運転座席18の右側に配置されている。
図3,4,6に示すように、支持部材23の前部の横軸芯P2周りに、デテント部材30が前後方向に揺動自在に支持されて下向きに延出されている。板材を断面U字状に折り曲げて構成された支持部材24が、支持部材23の後部に位置するように右の支持フレーム21に連結されている。支持部材24の下部とデテント部材30の下部とに亘ってバネ36が接続されており、バネ36によりデテント部材30が後側(操作板28との係合側)に付勢されている。デテント部材30は板材を断面U字状に折り曲げられて構成されており、デテント部材30の中間部にローラー30aが支持されている。
図3,4,6に示すように、操作板28に3個の凹部28b及び1個の凸部28cが形成されて、デテント部材30の内側に操作板28が入り込みながら、デテント部材30のローラー30aが操作板28に接当している。デテント部材30のローラー30aが操作板28の凹部28bに入り込むことによって(係合することによって)、昇降レバー29が中立位置、下降位置及び植付位置に保持される。デテント部材30の保持作用に抗して昇降レバー29を操作すると、デテント部材30(ローラー30a)が操作板28の凹部28bから前側(図6の紙面右側)に出る(係合解除する)。
図3,4,6に示すように、伸張作動する操作シリンダ37が、支持部材24の上部と操作板28とに亘って接続されており、操作シリンダ37により昇降レバー29及び操作板28が上昇位置に付勢されている。
この場合、デテント部材30のローラー30aと操作板28の凹部28bとの係合作用が、操作シリンダ37の付勢力よりも大きいものに設定されているので、昇降レバー29を中立位置、下降位置及び植付位置に操作している状態において、操作シリンダ37により昇降レバー29が上昇位置に操作されることはない。
[7]
次に、制御弁ユニット38、植付クラッチ44及び昇降レバー29の連係構造について説明する。
図3,4,6に示すように、操作板28の支点軸28a(横軸芯P1)周りに、断面U字状の上連係部材40(連係部材に相当)が、揺動自在に支持されて上向きに延出されている。操作板28の支点軸28a(横軸芯P1)周りに、断面L字状の下連係部材41(連係部材に相当)が、揺動自在に支持されて下向きに延出されており、上連係部材40の後面(図3,4,6の紙面左側面)に下連係部材41の上部が接当している(連係部材40,41が支持部材23に支持された状態に相当)。
図3,4,6に示すように、制御弁ユニット38の前面部38aの支持部38eの横軸芯P3周りに、操作アーム42が揺動自在に支持されて、操作アーム42の上部がスプール32に接当しており、操作アーム42と下連係部材41とに亘って連係ロッド43が接続されている。この場合、制御弁ユニット38をさらに前側に配置して、下連係部材41がスプール32に直接に接当するように構成してもよい。
図3,4,6に示すように、植付クラッチ44が機体の前部に備えられている。機体の下部の横軸芯P4周りにベルクランク46が揺動自在に支持されて、ベルクランク46と植付クラッチ44とに亘って連係ロッド47が接続されており、植付クラッチ44を遮断位置に付勢するバネ48がベルクランク46に接続されている。ベルクランク46に長孔46aが開口されており、操作板28とベルクランク46の長孔46aとに亘って、連係ロッド49が接続されている。
図6に示す状態は、昇降レバー29を中立位置に操作している状態である。スプール32を下降位置32Dに付勢するバネ87(図9参照)により、上及び下連係部材40,41が図6の紙面時計方向に揺動しようとしているのに対して、下連係部材41が操作板28の支持部28dに接当して、スプール32が中立位置32Nに操作されている。これにより、油圧シリンダ7が停止してリンク機構5(苗植付装置6)の昇降が停止している(後述する[11]に記載の自動昇降制御の停止状態)。昇降レバー29を中立位置に操作している状態において、バネ48により植付クラッチ44が遮断位置に操作されている。
[8]
次に、昇降レバー29を上昇位置、下降位置及び植付位置に操作した場合について説明する。
図6に示すように、昇降レバー29を上昇位置に操作すると、操作板28の支持部28dにより下連係部材41が図6の紙面反時計方向に揺動して、スプール32が上昇位置32Uに操作され、油圧シリンダ7が収縮作動してリンク機構5(苗植付装置6)が上昇する。この場合、後述する[11]に記載の自動昇降制御の停止状態であり、ベルクランク46の長孔46aの融通によりベルクランク46は操作されず、植付クラッチ44は遮断位置に操作されている。
図6に示すように、昇降レバー29を下降位置に操作すると、操作板28の支持部28dが後側(図6の紙面左側)に移動するのであり、バネ87(図9参照)によりスプール32が下降位置32Dに操作され、油圧シリンダ7が伸長作動してリンク機構5(苗植付装置6)が下降する。これに連動して上及び下連係部材40,41が、図6の紙面時計方向に揺動して操作板28の支持部28dに接当する。この場合、後述する[11]に記載の自動昇降制御の停止状態であり、ベルクランク46の長孔46aの融通により、ベルクランク46は操作されず、植付クラッチ44は遮断位置に操作されている。
苗植付装置6が田面Gの上方に位置している状態においてセンターフロート11が下限まで下方に揺動しているので、後述する[11]に記載のワイヤ25の接当部25cが、上連係部材40に対し図6に示す位置から前側(図6の紙面右側)に離れている。これにより、前述の上及び下連係部材40,41の揺動が、ワイヤ25の接当部25cにより規制されることはない。
図6に示すように、リンク機構5(苗植付装置6)が下降して、センターフロート11が田面Gに接地すると、センターフロート11が持ち上げられ、ワイヤ25のインナー25aが後側に引き操作される。これにより、ワイヤ25の接当部25cが上連係部材40に接当して、上及び下連係部材40,41が図6に示す状態に戻され、スプール32が中立位置32Nに操作され、油圧シリンダ7が停止してリンク機構5(苗植付装置6)が停止する(後述する[11]に記載の自動昇降制御の作動状態)。
図6に示すように、昇降レバー29を植付位置に操作すると、後述する[11]に記載の自動昇降制御の作動状態が維持された状態において、連係ロッド49がベルクランク46の長孔46aの端部に達し、ベルクランク46が図6の紙面反時計方向に揺動操作されて、植付クラッチ44が伝動位置に操作される。これにより前項[1]に記載のように、苗のせ台13が左右に往復横送り駆動されて、回転ケース9が回転駆動され、苗のせ台13の下部から植付アーム10が交互に苗を取り出して田面Gに植え付ける。
図3及び図4に示すように、支持部材24の横軸芯P6周りに操作レバー55が前後方向に揺動自在に支持されており、操作レバー55がレバーガイド34の開口を通って上方に延出されている。図3,4,9に示すように、締切弁66の操作軸56(操作部に相当)が、制御弁ユニット38の上面部38dから上側に突出しており、操作軸56の操作アーム56aと操作レバー55とに亘って、連係ロッド57が接続されている。
図3,4,9に示すように、通常は操作レバー55により締切弁66を開位置に操作しておく。例えば、リンク機構5(苗植付装置6)を上限位置に上昇させて長時間に亘って保持するような場合(納屋や倉庫に保管する場合)、操作レバー55により締切弁66を閉位置に操作しておく。
[9]
次に、昇降レバー29を上昇位置した場合、リンク機構5(苗植付装置6)が上限位置に達すると、昇降レバー29及びスプール32が中立位置32Nに操作される構造について説明する。
図3,7,8に示すように、リンク機構5の上リンク5aの基部に操作アーム19が下向きに固定され、操作アーム19の下部にボス部19aが横軸芯周りに揺動自在に支持されている。操作ロッド17が操作アーム19のボス部19aにスライド自在に挿入されて前側に延出され、操作板28に接続されている。操作ロッド17の後側の端部に座金17aが取り付けられて、座金17aに接当するようにバネ17bが外嵌されている。

図3に示す状態は、リンク機構5(苗植付装置6)が下降して、操作アーム19のボス部19aが操作ロッド17のバネ17bから前側に離れている状態である。この状態において、図6に示すように、昇降レバー29を上昇位置に操作してリンク機構5(苗植付装置6)が上昇すると、操作アーム19のボス部19aが後側に移動して操作ロッド17のバネ17bに接近する。
図8に示すように、リンク機構5(苗植付装置6)が設定高さ(リンク機構5の機械的な上限位置よりも少し下側)を越えると、操作アーム19のボス部19aが操作ロッド17のバネ17bに接当して、操作ロッド17を後側(苗植付装置6側)に操作する。これにより、操作板28が中立位置に操作され、昇降レバー29及びスプール32が中立位置32Nに操作されて、リンク機構5(苗植付装置6)が上限位置で停止する。この場合、リンク機構5(苗植付装置6)が上限位置よりも少し下側の位置で停止するように、操作ロッド17の長さ等を設定してもよい。
[10]
次に、走行用の変速レバー26と昇降レバー29との連係について説明する。
図2及び図6に示すように、静油圧式無段変速装置58を前進側及び後進側に操作する変速レバー26が、ステアリングハンドル27の左側に備えられている。変速レバー26とデテント部材30とに亘ってワイヤ31が接続されており、変速レバー26を後進側に操作すると、ワイヤ31が変速レバー26側に引き操作されるように構成されている。
これにより、図6に示すように、昇降レバー29を中立位置、下降位置及び植付位置に操作している状態で、変速レバー26を後進側に操作すると、ワイヤ31が変速レバー26側に引き操作され、デテント部材30が前側(図6の紙面右側)に揺動操作されて、デテント部材30のローラー30aが操作板28の凹部28bから離れる。
次に操作シリンダ37により昇降レバー29が上昇位置に操作されて、リンク機構5(苗植付装置6)が上昇するのであり、リンク機構5(苗植付装置6)が上限位置に達すると、前項[9]に記載のように、連係ロッド17により昇降レバー29及びスプール32が中立位置32Nに操作されて、リンク機構5(苗植付装置6)が上限位置で停止する。
[11]
次に、自動昇降制御について説明する。
図6に示すように、センターフロート11及びサイドフロート12が、苗植付装置6の横軸芯P5周りに上下に揺動自在に支持され、センターフロート11の前部に縦長の接続部材33が支持されて、接続部材33に縦長の長孔33aが開口されている。苗植付装置6に固定されたアーム39のピン39aが接続部材33の長孔33aに挿入されて、接続部材33の上部とアーム39のピン39aとに亘ってバネ45が接続されており、バネ45の付勢力によりセンターフロート11が下側に付勢されている。
図6に示すように、ワイヤ25のインナー25aがアーム39のピン39aに接続されており、ワイヤ25のアウター25bが接続部材33の上部に固定されている。ワイヤ25のインナー25aが上連係部材40の上部の開口にスライド自在に挿入されており、ワイヤ25のインナー25aの端部に接当部25cが固定されて、ワイヤ25のアウター25bが、後述する[12]に記載の保持部材50に固定されている。
図6に示すように、田面Gに接地追従するセンターフロート11に対して、機体の上下動等により苗植付装置6が上下動すると、苗植付装置6に対してセンターフロート11が横軸芯P5周りに上下に揺動する状態となる。これによって、ワイヤ25のインナー25aに対して、ワイヤ25のアウター25bが上下方向に移動操作される状態となるのであり、ワイヤ25のインナー25aが押し引き操作される状態となる。
図6に示すように、ワイヤ25のインナー25aが押し引き操作されること、並びに、ワイヤ25の接当部25c及びスプール32がバネ87(図9参照)により下降位置32Dに付勢されていることによって、上及び下連係部材40,41が操作部28の支点軸28a(横軸芯P1)周りに揺動操作される。この場合、昇降レバー29が下降位置又は植付位置に操作されていると、操作板28の支持部28dが下連係部材41から後側(図6の紙面左側)に離れているので、操作板28の支持部28dが上及び下連係部材40,41の揺動を規制することはない。
図6に示すように、上及び下連係部材40,41が操作部28の支点軸28a(横軸芯P1)周りに揺動操作されることにより、スプール32が上昇及び下降位置32U,32Dに操作されて、油圧シリンダ7が伸縮作動し、苗植付装置6が田面Gから設定高さに維持されるように(植付アーム10による苗の植付深さが設定深さに維持されるように)、リンク機構5(苗植付装置6)が自動的に昇降する(自動昇降制御の作動状態)。
図4に示すように、支持部材23に突出部23aが一体的に形成されて、支持部材23の突出部23aが上連係部材40の後側に延出されており、支持部材23の突出部23aにボルト35が取り付けられている。
これにより、ワイヤ25のインナー25aが引き操作された場合(上及び下連係部材40,41によりスプール32が上昇位置32Uに操作された場合)、上連係部材40がボルト35に接当することにより、上及び下連係部材40,41がスプール32の上昇位置32Uにおいて止められる。
[12]
次に、感度レバー51の支持構造について説明する。
図3,4,6に示すように、板材を断面U字状に折り曲げて構成された支持部材24において、支持部材24の一方の横面部に丸孔(図示せず)が開口され、支持部材24の他方の横面部に下側に延びた縦長の長孔(図示せず)が開口されている。丸棒材が折り曲げられて感度レバー51が構成され、感度レバー51の基部が支持部材24の丸孔及び長孔に挿入されている。これにより、感度レバー51が支持部材24に前後方向に揺動自在に支持され、支持部材24の長孔の範囲において左右方向に揺動自在に支持されている。
図3,4,5,6に示すように、レバーガイド34の開口を通って感度レバー51が上側に延出されており、図1及び図2に示すように、感度レバー51が運転座席18の右側に配置されている。感度レバー51をレバーガイド34の係合部24cへの係合側に付勢するバネ(図示せず)が備えられており、通常はバネの付勢力により感度レバー51がレバーガイド34の係合部24cに係合している。
図3,4,5,6に示すように、感度レバー51をバネに抗して図5の紙面上側に操作することにより、感度レバー51をレバーガイド34の係合部24cから離して前後方向に操作することができる。感度レバー51を図5の紙面下側に操作して、レバーガイド34の係合部24aに係合させることにより、感度レバー51を所望の位置に保持することができる。
図3,4,5,6に示すように、感度レバー51に位置決め部材53が固定され、保持部材50が感度レバー51に相対回転自在に外嵌されて、ワイヤ25のアウター25bが保持部材50に固定されており、感度レバー51に対して保持部材50を図3,4,5の紙面反時計方向に付勢するバネ54が、感度レバー51に備えられている。バネ54の付勢力により保持部材50が位置決め部材53の折り曲げ部53aに当たることで、感度レバー51に対する保持部材50の姿勢が設定される。
[13]
次に、感度レバー51の操作について説明する。
図6に示すように、感度レバー51を鈍感側に操作して保持すると、上連係部材40側においてワイヤ25のインナー25aの出る長さが短くなる。センターフロート11側においてワイヤ25のインナー25aの出る長さが長くなり、固定点であるアーム39のピン39aに対して接続部材33が上側に移動する。
これにより、図6に示すように、自動昇降制御の作動状態において、センターフロート11が上向きの姿勢(中立状態)で安定するので、センターフロート11の田面Gへの接地面積が小さくなり、バネ45がセンターフロート11を下側に付勢する付勢力が大きくなる。従って、センターフロート11が田面Gの泥を積極的に押し潰していくような状態となり、センターフロート11の田面Gへの接地追従感度(自動昇降制御の制御感度)が鈍感となる。この状態は田面Gの泥が比較的固い場合に適している。
図6に示すように、感度レバー51を敏感側に操作して保持すると、上連係部材40側においてワイヤ25のインナー25aの出る長さが長くなる。センターフロート11側においてワイヤ25のインナー25aの出る長さが短くなり、固定点であるアーム39のピン39aに対して接続部材33が下側に移動する。
これにより、図6に示すように、自動昇降制御の作動状態において、センターフロート11が下向きの姿勢で安定(中立状態)するので、センターフロート11の田面Gへの接地面積が大きくなり、バネ45がセンターフロート11を下側に付勢する付勢力が小さくなる。従って、センターフロート11が田面Gの凹凸に敏感に反応する状態となり、センターフロート11の田面Gへの接地追従感度(自動昇降制御の制御感度)が敏感となる。この状態は田面の泥が比較的軟らかい場合に適している。
図6に示す構造において、例えばセンターフロート11が大きな泥の塊に乗り上げて、センターフロート11が大きく上側に揺動すると、ワイヤ25のインナー25aがセンターフロート11側に大きく引き操作される。
このような状態になると、ワイヤ25のインナー25aの引き操作によって、上及び下連係部材40,41によりスプール32が上昇位置32Uに操作される。さらにワイヤ25のインナー25aが引き操作されると、感度レバー51に対しバネ54に抗して、保持部材50が前側(図6の紙面右側)に揺動し、ワイヤ25のアウター25bが前側(図6の紙面右側)に移動して、ワイヤ25のインナー25aの引き操作が吸収される。
図6に示す構造において、例えばセンターフロート11が大きな凹部に入り込んで、センターフロート11が大きく下側に揺動すると、ワイヤ25のインナー25aが上連係部材40側に大きく押し操作される。
このような状態になると、ワイヤ25のインナー25aの押し操作によって、上及び下連係部材40,41によりスプール32が下降位置32Dに操作される。さらにワイヤ25のインナー25aが押し操作されると、上連係部材40からワイヤ25の接当部25cが前側(図6の紙面右側)に移動して、ワイヤ25のインナー25aの押し操作が吸収される。
[発明の実施の別形態]
苗植付装置6に代えて、種籾を田面Gの表面に供給する直播装置(作業装置及び植播系作業装置に相当)や、薬剤を田面Gに散布する薬剤散布装置(作業装置及び植播系作業装置に相当)を、リンク機構5の後部に連結してもよい。
本発明は乗用型田植機ばかりではなく、乗用型直播機や乗用型薬剤散布機等の乗用型の水田作業機にも適用できる。
5 リンク機構
6 作業装置、植播系作業装置
7 油圧シリンダ
20 機体フレーム
23 支持部材
29 昇降レバー
30 デテント部材
32 スプール
34 レバーガイド
38 制御弁ユニット
38a 制御弁ユニットの前面部
38b 制御弁ユニットの後面部
38c 制御弁ユニットの下面部
38d 制御弁ユニットの上面部
40,41 連係部材
56 操作部
58 静油圧式無段変速装置
60 油圧ポンプ
62,64,85,91 油圧ポンプ系油路
66 締切弁
72,73 油圧シリンダ系油路
80 チャージ回路

Claims (6)

  1. 機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
    前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
    前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
    前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
    前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
    前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えて、
    機体フレームに連結された支持部材に、前記昇降レバーと、前記昇降レバーと前記スプールとを連係させて前記昇降レバーにより前記スプールを操作する連係部材と、前記昇降レバーを複数の所定位置に保持するデテント部材と、前記昇降レバーを案内する為のレバーガイドとを支持させ、
    走行用の静油圧式無段変速装置を備えて、前記油圧ポンプ系油路からの戻りの作動油を前記静油圧式無段変速装置のチャージ回路に供給するように構成している水田作業機。
  2. 機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
    前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
    前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
    前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
    前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
    前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えて、
    機体フレームに連結された支持部材に、前記昇降レバーと、前記昇降レバーと前記スプールとを連係させて前記昇降レバーにより前記スプールを操作する連係部材と、前記昇降レバーを複数の所定位置に保持するデテント部材と、前記昇降レバーを案内する為のレバーガイドとを支持させている水田作業機。
  3. 機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
    前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
    前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
    前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
    前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続し、
    前記油圧シリンダへの作動油の給排を遮断する締切弁を前記制御弁ユニットに備え、前記制御弁ユニットの上面部に前記締切弁の操作部を備えている水田作業機。
  4. 機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
    前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
    前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
    前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続して、
    前記制御弁ユニットの下面部と前記油圧ポンプとに亘って、作動油を給排する油圧ポンプ系油路を接続している水田作業機。
  5. 機体の後部にリンク機構を昇降自在に連結し、前記リンク機構の後部に作業装置を連結して、
    前記リンク機構を昇降させる油圧シリンダを備え、前記油圧シリンダよりも前側に位置する機体の部分に制御弁ユニットを備えて、油圧ポンプの作動油を前記制御弁ユニットに給排するように構成し、
    前記油圧ポンプの作動油を前記油圧シリンダに給排するスプールを前記制御弁ユニットの前面部から前側に突出させて、前記制御弁ユニットの前側に位置する昇降レバーにより前記スプールを操作自在に構成し、
    前記制御弁ユニットの後面部と前記油圧シリンダとに亘って、作動油を給排する油圧シリンダ系油路を接続している水田作業機。
  6. 前記作業装置が、苗の植付用又は種籾の直播用の植播系作業装置である請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の植播系の水田作業機。
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