JPH0865914A - 車両用交流発電機の制御装置 - Google Patents
車両用交流発電機の制御装置Info
- Publication number
- JPH0865914A JPH0865914A JP6224277A JP22427794A JPH0865914A JP H0865914 A JPH0865914 A JP H0865914A JP 6224277 A JP6224277 A JP 6224277A JP 22427794 A JP22427794 A JP 22427794A JP H0865914 A JPH0865914 A JP H0865914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duty
- circuit
- voltage
- output voltage
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子数を増加することなく整流器の異常を検
出できる車両用交流発電機の制御装置を提供する。 【構成】 電機子３の１相出力電圧波形と、全波整流さ
れた発電機２の出力電圧を所定の分圧比で分圧した値と
を比較器１７で比較すると、その出力波形は分圧値レベ
ルで１相出力電圧波形を切ったときのデューティを有す
る整った矩形波を示す。この出力波形のデューティをデ
ューティ検出回路１８で検出し、さらにデューティ判定
回路１９でデューティ値が所定の範囲内であるか否かを
判定する。デューティ判定回路１９の判定基準をデュー
ティ５０％を中心値とする所定範囲に設定して整流器５
の全相分のうちの１個の整流ダイオード５ａ又は異なる
相の２個の整流ダイオード５ａの異常を検出することが
可能となる。
出できる車両用交流発電機の制御装置を提供する。 【構成】 電機子３の１相出力電圧波形と、全波整流さ
れた発電機２の出力電圧を所定の分圧比で分圧した値と
を比較器１７で比較すると、その出力波形は分圧値レベ
ルで１相出力電圧波形を切ったときのデューティを有す
る整った矩形波を示す。この出力波形のデューティをデ
ューティ検出回路１８で検出し、さらにデューティ判定
回路１９でデューティ値が所定の範囲内であるか否かを
判定する。デューティ判定回路１９の判定基準をデュー
ティ５０％を中心値とする所定範囲に設定して整流器５
の全相分のうちの１個の整流ダイオード５ａ又は異なる
相の２個の整流ダイオード５ａの異常を検出することが
可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用交流発電機の制
御装置に関するもので、特に電機子の１相若しくは中性
点出力電圧を監視することで、全相の整流器の異常を検
出できるようにしたものである。
御装置に関するもので、特に電機子の１相若しくは中性
点出力電圧を監視することで、全相の整流器の異常を検
出できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】公表特許公報（昭和５７−５００６７２
号）に、車両用多相交流発電機の整流ダイオードの異常
を検出する技術が開示されている。これは、同公表特許
公報第４２〜４４頁及び添付図面第８図に記載されてい
るように、各相の出力を抵抗を介して接続し、その共通
接続点の交流成分の対称性を監視することにより、整流
ダイオードの異常を検出するものである。
号）に、車両用多相交流発電機の整流ダイオードの異常
を検出する技術が開示されている。これは、同公表特許
公報第４２〜４４頁及び添付図面第８図に記載されてい
るように、各相の出力を抵抗を介して接続し、その共通
接続点の交流成分の対称性を監視することにより、整流
ダイオードの異常を検出するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術では交流発電機の全相の出力を取り出す必要
があって、多数の端子が要求され回路構成が複雑となる
という問題点がある。本発明は上記問題点を解決するた
めになされたもので、端子数を増加することなく整流器
の異常を検出できる車両用交流発電機の制御装置を提供
することを目的とする。
た従来技術では交流発電機の全相の出力を取り出す必要
があって、多数の端子が要求され回路構成が複雑となる
という問題点がある。本発明は上記問題点を解決するた
めになされたもので、端子数を増加することなく整流器
の異常を検出できる車両用交流発電機の制御装置を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項１記載の本発明の車両用交流発電機の制御装置
は、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュー
ティを検出するデューティ検出回路と、検出されたデュ
ーティが所定の範囲内であるか否かを判定するデューテ
ィ判定回路と、整流器の異常警報手段と、前記検出され
たデューティが所定の範囲内でないと判定する前記デュ
ーティ判定回路の判定信号により、前記異常警報手段を
駆動する警報手段駆動回路とを備えたことを特徴とす
る。
請求項１記載の本発明の車両用交流発電機の制御装置
は、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュー
ティを検出するデューティ検出回路と、検出されたデュ
ーティが所定の範囲内であるか否かを判定するデューテ
ィ判定回路と、整流器の異常警報手段と、前記検出され
たデューティが所定の範囲内でないと判定する前記デュ
ーティ判定回路の判定信号により、前記異常警報手段を
駆動する警報手段駆動回路とを備えたことを特徴とす
る。
【０００５】上記目的を達成するため請求項２記載の発
明は、請求項１記載の車両用交流発電機の制御装置にお
いて、界磁コイルを励磁する励磁回路のオン・デューテ
ィが所定値以下のとき、前記デューティ判定回路の判定
をキャンセルする判定キャンセル回路を設けたことを特
徴とする。
明は、請求項１記載の車両用交流発電機の制御装置にお
いて、界磁コイルを励磁する励磁回路のオン・デューテ
ィが所定値以下のとき、前記デューティ判定回路の判定
をキャンセルする判定キャンセル回路を設けたことを特
徴とする。
【０００６】上記目的を達成するため請求項３記載の発
明は、請求項１又は請求項２記載の車両用交流発電機の
制御装置において、前記電機子の１相若しくは中性点出
力電圧と、前記整流器の出力電圧の分圧値とを比較する
比較器を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検
出回路に入力することを特徴とする。
明は、請求項１又は請求項２記載の車両用交流発電機の
制御装置において、前記電機子の１相若しくは中性点出
力電圧と、前記整流器の出力電圧の分圧値とを比較する
比較器を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検
出回路に入力することを特徴とする。
【０００７】上記目的を達成するため請求項４記載の発
明は、請求項１又は請求項２記載の車両用交流発電機の
制御装置において、前記電機子の１相若しくは中性点出
力電圧と、設定された所定の電圧レベルとを比較する比
較器を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検出
回路に入力することを特徴とする。
明は、請求項１又は請求項２記載の車両用交流発電機の
制御装置において、前記電機子の１相若しくは中性点出
力電圧と、設定された所定の電圧レベルとを比較する比
較器を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検出
回路に入力することを特徴とする。
【０００８】上記目的を達成するため請求項５記載の発
明は、請求項１乃至請求項４記載の車両用交流発電機の
制御装置において、第１のしきい値若しくは該第１のし
きい値とは別個の第２のしきい値の少なくとも一方のし
きい値を設定し、検出された前記電機子の１相出力と比
較する電圧比較回路を有し、該１相出力電圧が前記第１
のしきい値以上若しくは前記第２のしきい値以下のと
き、前記警報手段駆動回路により前記整流器の異常警報
手段を駆動することを特徴とする。
明は、請求項１乃至請求項４記載の車両用交流発電機の
制御装置において、第１のしきい値若しくは該第１のし
きい値とは別個の第２のしきい値の少なくとも一方のし
きい値を設定し、検出された前記電機子の１相出力と比
較する電圧比較回路を有し、該１相出力電圧が前記第１
のしきい値以上若しくは前記第２のしきい値以下のと
き、前記警報手段駆動回路により前記整流器の異常警報
手段を駆動することを特徴とする。
【０００９】
【作用及び発明の効果】請求項１記載の本発明の車両用
交流発電機の制御装置によれば、デューティ検出回路に
より、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュ
ーティが検出されるとともに、デューティ判定回路によ
り検出されたデューティが所定の範囲内であるか否かが
判定される。デューティが所定の範囲内でないとの判定
信号により、整流器の異常警報手段が駆動される。従っ
て、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュー
ティを監視することにより、全相に接続される整流ダイ
オードの異常を検出して警報することができるから、端
子数を増加して全相の出力を取り出す必要がなく回路構
成を簡単にできるという効果がある。
交流発電機の制御装置によれば、デューティ検出回路に
より、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュ
ーティが検出されるとともに、デューティ判定回路によ
り検出されたデューティが所定の範囲内であるか否かが
判定される。デューティが所定の範囲内でないとの判定
信号により、整流器の異常警報手段が駆動される。従っ
て、電機子の１相若しくは中性点出力電圧波形のデュー
ティを監視することにより、全相に接続される整流ダイ
オードの異常を検出して警報することができるから、端
子数を増加して全相の出力を取り出す必要がなく回路構
成を簡単にできるという効果がある。
【００１０】請求項２記載の本発明の車両用交流発電機
の制御装置によれば、界磁コイルを励磁する励磁回路の
オン・デューティが所定値以下のとき、判定キャンセル
回路によりデューティ判定回路の判定がキャンセルされ
る。車両負荷が解消された後、電源電圧が調整電圧以下
に下降するまでの間電機子の出力が低下してしまうが、
この場合に整流器が異常であるという警報を誤って出力
することがない。
の制御装置によれば、界磁コイルを励磁する励磁回路の
オン・デューティが所定値以下のとき、判定キャンセル
回路によりデューティ判定回路の判定がキャンセルされ
る。車両負荷が解消された後、電源電圧が調整電圧以下
に下降するまでの間電機子の出力が低下してしまうが、
この場合に整流器が異常であるという警報を誤って出力
することがない。
【００１１】請求項３記載の本発明の車両用交流発電機
の制御装置によれば、電機子の１相若しくは中性点出力
電圧と、整流器の出力電圧の分圧値とを比較する比較器
の比較信号がデューティ検出回路に入力される。上記分
圧値レベルでの電機子の１相若しくは中性点出力電圧の
デューティが、所定の範囲内であるか否かを判定するた
め、整流器の異常検出を的確に行うことができる効果が
ある。
の制御装置によれば、電機子の１相若しくは中性点出力
電圧と、整流器の出力電圧の分圧値とを比較する比較器
の比較信号がデューティ検出回路に入力される。上記分
圧値レベルでの電機子の１相若しくは中性点出力電圧の
デューティが、所定の範囲内であるか否かを判定するた
め、整流器の異常検出を的確に行うことができる効果が
ある。
【００１２】請求項４記載の本発明の車両用交流発電機
の制御装置によれば、電機子の１相若しくは中性点出力
電圧と、設定された所定の電圧レベルとを比較する比較
器の比較信号がデューティ検出回路に入力される。所定
の電圧レベルと比較することにより、分圧回路を必要と
しないで整流器の異常検出を行うことができる効果があ
る。
の制御装置によれば、電機子の１相若しくは中性点出力
電圧と、設定された所定の電圧レベルとを比較する比較
器の比較信号がデューティ検出回路に入力される。所定
の電圧レベルと比較することにより、分圧回路を必要と
しないで整流器の異常検出を行うことができる効果があ
る。
【００１３】請求項５記載の本発明の車両用交流発電機
の制御装置によれば、高又は低の少なくとも１つしきい
値が設定され、電機子の１相出力電圧がこのしきい値を
逸脱すると、整流器の異常警報手段が駆動される。従っ
て、検出している相の（＋）側及び（−）側の整流器が
同時に開放異常となっている場合でも、異常を検出でき
る効果がある。
の制御装置によれば、高又は低の少なくとも１つしきい
値が設定され、電機子の１相出力電圧がこのしきい値を
逸脱すると、整流器の異常警報手段が駆動される。従っ
て、検出している相の（＋）側及び（−）側の整流器が
同時に開放異常となっている場合でも、異常を検出でき
る効果がある。
【００１４】
（第１実施例）本発明の第１実施例を添付図面を参照し
て説明する。図１は本実施例に係る車両用交流発電機の
制御装置１の回路図である。２は車両用交流発電機（以
下発電機という）で、電機子巻線をＹ結線した電機子
３、界磁巻線４及び三相交流出力を全波整流する整流器
５とから構成される。整流器５は６個の整流ダイオード
５ａを結線してなる。この発電機２で発電された三相交
流出力は、整流器５で直流出力に整流してバッテリ６及
び車両電気負荷７に供給される。８はキースイッチ、９
はチャージランプである。
て説明する。図１は本実施例に係る車両用交流発電機の
制御装置１の回路図である。２は車両用交流発電機（以
下発電機という）で、電機子巻線をＹ結線した電機子
３、界磁巻線４及び三相交流出力を全波整流する整流器
５とから構成される。整流器５は６個の整流ダイオード
５ａを結線してなる。この発電機２で発電された三相交
流出力は、整流器５で直流出力に整流してバッテリ６及
び車両電気負荷７に供給される。８はキースイッチ、９
はチャージランプである。
【００１５】制御装置１において、１１は該制御装置１
内の後述する各回路に電源を供給する電源回路、１２は
バッテリ６の電圧を所定の電圧値に調整する電圧調整回
路である。１３は界磁電流駆動用のパワートランジスタ
であって、電圧調整回路１２の出力によりオン・オフし
て界磁電流を調整する。１４はパワートランジスタ１３
がオフした時、界磁電流を還流させるフライホイールダ
イオードである。１５，１６は全波整流された発電機２
の出力電圧を分圧する分圧抵抗、１７は電機子の１相出
力電圧と前記分圧電圧とを比較する比較器である。
内の後述する各回路に電源を供給する電源回路、１２は
バッテリ６の電圧を所定の電圧値に調整する電圧調整回
路である。１３は界磁電流駆動用のパワートランジスタ
であって、電圧調整回路１２の出力によりオン・オフし
て界磁電流を調整する。１４はパワートランジスタ１３
がオフした時、界磁電流を還流させるフライホイールダ
イオードである。１５，１６は全波整流された発電機２
の出力電圧を分圧する分圧抵抗、１７は電機子の１相出
力電圧と前記分圧電圧とを比較する比較器である。
【００１６】また、１８は上記比較器１７の出力波形の
デューティを検出するデューティ検出回路、１９はデュ
ーティ検出回路１８で検出されたデューティ信号を入力
し、デューティ値が所定の範囲内であるか否かを判定す
るデューティ判定回路である。２０はチャージランプ９
の駆動用トランジスタであって、検出されたデューティ
値が所定の範囲内でないと判定したとき、デューティ判
定回路１９から出力される「Ｈ」信号をベース端子に受
けて導通しチャージランプ９を点灯させる。２１は判定
キャンセル回路であって、前記界磁電流駆動用のパワー
トランジスタ１３の導通率を検出して、該導通率が所定
値以下のときデューティ判定回路１９に対して、判定キ
ャンセル信号を出力する。尚、上記制御装置１の具体的
な電気回路図を図２に示す。
デューティを検出するデューティ検出回路、１９はデュ
ーティ検出回路１８で検出されたデューティ信号を入力
し、デューティ値が所定の範囲内であるか否かを判定す
るデューティ判定回路である。２０はチャージランプ９
の駆動用トランジスタであって、検出されたデューティ
値が所定の範囲内でないと判定したとき、デューティ判
定回路１９から出力される「Ｈ」信号をベース端子に受
けて導通しチャージランプ９を点灯させる。２１は判定
キャンセル回路であって、前記界磁電流駆動用のパワー
トランジスタ１３の導通率を検出して、該導通率が所定
値以下のときデューティ判定回路１９に対して、判定キ
ャンセル信号を出力する。尚、上記制御装置１の具体的
な電気回路図を図２に示す。
【００１７】上記構成の制御装置１の作動を以下に説明
する。先ずキースイッチ８がオンされると、電源回路１
１にバッテリ６の電圧が印加されて、制御装置１内の上
記各回路に電源が供給される。電圧調整回路１２はバッ
テリ６の電圧を検出し、所定の電圧値に調整するためパ
ワートランジスタ１３をオン・オフして、界磁巻線４に
流れる界磁電流を調整し、発電機２の出力を制御する。
電機子３の１相出力電圧波形と、全波整流された発電機
２の出力電圧を所定の分圧比で分圧した値とを比較器１
７で比較すると、その出力波形は分圧値レベルで１相出
力電圧波形を切ったときのデューティを有する整った矩
形波を示す。この出力波形のデューティをデューティ検
出回路１８で検出し、さらにデューティ判定回路１９で
デューティ値が所定の範囲内であるか否かを判定する。
する。先ずキースイッチ８がオンされると、電源回路１
１にバッテリ６の電圧が印加されて、制御装置１内の上
記各回路に電源が供給される。電圧調整回路１２はバッ
テリ６の電圧を検出し、所定の電圧値に調整するためパ
ワートランジスタ１３をオン・オフして、界磁巻線４に
流れる界磁電流を調整し、発電機２の出力を制御する。
電機子３の１相出力電圧波形と、全波整流された発電機
２の出力電圧を所定の分圧比で分圧した値とを比較器１
７で比較すると、その出力波形は分圧値レベルで１相出
力電圧波形を切ったときのデューティを有する整った矩
形波を示す。この出力波形のデューティをデューティ検
出回路１８で検出し、さらにデューティ判定回路１９で
デューティ値が所定の範囲内であるか否かを判定する。
【００１８】発電機２が正常な状態で発電しているとき
は、電機子３の１相出力電圧波形は、デューティ５０％
の略矩形波を示す。ところが、整流器５のどれか１つの
整流ダイオード５ａが、オープンしたり或いはショート
したりすると、デューティが変動して５０％からずれて
しまう。この場合のデューティ値は、発電機２の回転数
や出力電流により変化する。
は、電機子３の１相出力電圧波形は、デューティ５０％
の略矩形波を示す。ところが、整流器５のどれか１つの
整流ダイオード５ａが、オープンしたり或いはショート
したりすると、デューティが変動して５０％からずれて
しまう。この場合のデューティ値は、発電機２の回転数
や出力電流により変化する。
【００１９】図３（ａ），（ｂ）は、１つの整流ダイオ
ード５ａがオープン又はショートした場合の、他の正常
な相のある回転数における出力電流とデューティとの関
係を示した特性図である。一般的に、整流器５の（＋）
側の整流ダイオード５ａが故障した場合はデューティは
５０％よりも高くなり、（−）側の整流ダイオード５ａ
が故障した場合は５０％よりも低くなる。また、オープ
ン又はショートした相のデューティは、（＋）側の整流
ダイオード５ａがオープンした時には５０％以下を示
し、（−）側の整流ダイオード５ａがオープンした時に
は５０％以上を示す。さらに、ショート時には、整流ダ
イオード５ａが（＋）側（−）側にかかわらず共にデュ
ーティは０％を示す。尚、異なる相の２個の整流ダイオ
ード５ａが故障した場合にもデューティが変動する。
ード５ａがオープン又はショートした場合の、他の正常
な相のある回転数における出力電流とデューティとの関
係を示した特性図である。一般的に、整流器５の（＋）
側の整流ダイオード５ａが故障した場合はデューティは
５０％よりも高くなり、（−）側の整流ダイオード５ａ
が故障した場合は５０％よりも低くなる。また、オープ
ン又はショートした相のデューティは、（＋）側の整流
ダイオード５ａがオープンした時には５０％以下を示
し、（−）側の整流ダイオード５ａがオープンした時に
は５０％以上を示す。さらに、ショート時には、整流ダ
イオード５ａが（＋）側（−）側にかかわらず共にデュ
ーティは０％を示す。尚、異なる相の２個の整流ダイオ
ード５ａが故障した場合にもデューティが変動する。
【００２０】上記現象を利用して、デューティ判定回路
１９の判定基準をデューティ５０％を中心値とする所定
範囲に設定し、電機子３の１相出力電圧波形をモニター
することにより、整流器５の全相分のうちの１個の整流
ダイオード５ａ又は異なる相の２個の整流ダイオード５
ａの異常を検出することが可能となる。そして、このデ
ューティ判定回路１９により、デューティが５０％を中
心値とする所定範囲外であると判定されたとき、該デュ
ーティ判定回路１９から出力される「Ｈ」信号をベース
端子に受けてチャージランプ駆動用トランジスタ２０が
導通し、チャージランプ９を点灯させて警報を発する。
上記デューティ判定回路１９の判定基準は、５０％を中
心値とする所定範囲は、ノイズ等により誤判定しないよ
うに稍広めに設定するのが好ましい。この場合、上記デ
ューティ検出回路１８及びデューティ判定回路１９に、
遅延機能を備えることにより、ノイズによる一時的なデ
ューティ変動に基づいて警報を発しないようにすること
もできる。
１９の判定基準をデューティ５０％を中心値とする所定
範囲に設定し、電機子３の１相出力電圧波形をモニター
することにより、整流器５の全相分のうちの１個の整流
ダイオード５ａ又は異なる相の２個の整流ダイオード５
ａの異常を検出することが可能となる。そして、このデ
ューティ判定回路１９により、デューティが５０％を中
心値とする所定範囲外であると判定されたとき、該デュ
ーティ判定回路１９から出力される「Ｈ」信号をベース
端子に受けてチャージランプ駆動用トランジスタ２０が
導通し、チャージランプ９を点灯させて警報を発する。
上記デューティ判定回路１９の判定基準は、５０％を中
心値とする所定範囲は、ノイズ等により誤判定しないよ
うに稍広めに設定するのが好ましい。この場合、上記デ
ューティ検出回路１８及びデューティ判定回路１９に、
遅延機能を備えることにより、ノイズによる一時的なデ
ューティ変動に基づいて警報を発しないようにすること
もできる。
【００２１】また、発電機２の発電量が少なくなってく
ると、電機子３の１相出力電圧波形が次第に歪んできて
矩形波を示さなくなってくる（図４参照）。従って、１
相出力電圧波形のデューティを検出する電圧レベルによ
っては、正確な判定が不可能となって、実際のデューテ
ィが５０％であっても整流器５に異常が生じたと誤判定
し、チャージランプ９を点灯して警報を発してしまう可
能性がある。このため、全波整流された発電機２の出力
電圧を分圧する分圧抵抗１５，１６の抵抗比を１対１と
し、１相出力電圧波形のデューティを、発電機２の出力
電圧の１／２のレベルで検出することにより、ある程度
発電量が少ない場合でも整流器５の整流ダイオード５ａ
の異常を正確に判定することが可能となる。
ると、電機子３の１相出力電圧波形が次第に歪んできて
矩形波を示さなくなってくる（図４参照）。従って、１
相出力電圧波形のデューティを検出する電圧レベルによ
っては、正確な判定が不可能となって、実際のデューテ
ィが５０％であっても整流器５に異常が生じたと誤判定
し、チャージランプ９を点灯して警報を発してしまう可
能性がある。このため、全波整流された発電機２の出力
電圧を分圧する分圧抵抗１５，１６の抵抗比を１対１と
し、１相出力電圧波形のデューティを、発電機２の出力
電圧の１／２のレベルで検出することにより、ある程度
発電量が少ない場合でも整流器５の整流ダイオード５ａ
の異常を正確に判定することが可能となる。
【００２２】さらに、車両負荷のうち比較的大きな負荷
が解消されたときは、所定の調整電圧以上となったバッ
テリ電圧が再び調整電圧以下に下がるまでの間、発電機
２は一時発電停止状態になる。従って、デューティは０
となり発電機２が正常であるにもかかわらず、チャージ
ランプ９を点灯して警報を発してしまう。このため、界
磁電流を駆動するパワートランジスタ１３の導通率が所
定値以下の場合は、判定キャンセル回路２１からのキャ
ンセル信号により、デューティ判定回路１９の判定をキ
ャンセルして警報を発しないようにしている。パワート
ランジスタ１３の導通率に対するしきい値は、電機子３
の１相出力電圧波形が次第に歪んできてデューティが５
０％を示さなくなる前にキャンセル信号を出力するよう
に設定されるのが好ましい。
が解消されたときは、所定の調整電圧以上となったバッ
テリ電圧が再び調整電圧以下に下がるまでの間、発電機
２は一時発電停止状態になる。従って、デューティは０
となり発電機２が正常であるにもかかわらず、チャージ
ランプ９を点灯して警報を発してしまう。このため、界
磁電流を駆動するパワートランジスタ１３の導通率が所
定値以下の場合は、判定キャンセル回路２１からのキャ
ンセル信号により、デューティ判定回路１９の判定をキ
ャンセルして警報を発しないようにしている。パワート
ランジスタ１３の導通率に対するしきい値は、電機子３
の１相出力電圧波形が次第に歪んできてデューティが５
０％を示さなくなる前にキャンセル信号を出力するよう
に設定されるのが好ましい。
【００２３】上記した第１実施例では、電機子３の１相
出力電圧波形を監視するだけで全相分の整流器５の異常
を検出できるので、端子及び該端子に接続する信号線を
増加する必要がなくコスト高となることもない。
出力電圧波形を監視するだけで全相分の整流器５の異常
を検出できるので、端子及び該端子に接続する信号線を
増加する必要がなくコスト高となることもない。
【００２４】（第２実施例）上記第１実施例は、整流器
５の異常を検出するために、電機子３の１相出力電圧波
形を監視していたが、電機子３の中性点出力電圧波形を
監視することによっても整流器５の異常を検出できる。
この場合、電機子３の中性点出力電圧波形は、図４に示
すように矩形波とはならないので、上記第１実施例の矩
形波が歪んできた場合と同様、分圧抵抗１５，１６の抵
抗比を１対１とする必要がある。但し、これは図１に示
すように、発電機２の出力側のみを分圧してしきい値を
設定する場合である。通常は、比較器１７の非反転入力
端子及び反転入力端子に入力される電圧は、双方とも分
圧された電圧値である。このため、結局は１相出力と発
電機出力を分圧する割合が、１対２（例えば１相出力を
１／２に分圧すれば、発電機出力は１／４に分圧す
る。）の関係になればよい。このことは、上記第１実施
例の分圧比についても同様である。
５の異常を検出するために、電機子３の１相出力電圧波
形を監視していたが、電機子３の中性点出力電圧波形を
監視することによっても整流器５の異常を検出できる。
この場合、電機子３の中性点出力電圧波形は、図４に示
すように矩形波とはならないので、上記第１実施例の矩
形波が歪んできた場合と同様、分圧抵抗１５，１６の抵
抗比を１対１とする必要がある。但し、これは図１に示
すように、発電機２の出力側のみを分圧してしきい値を
設定する場合である。通常は、比較器１７の非反転入力
端子及び反転入力端子に入力される電圧は、双方とも分
圧された電圧値である。このため、結局は１相出力と発
電機出力を分圧する割合が、１対２（例えば１相出力を
１／２に分圧すれば、発電機出力は１／４に分圧す
る。）の関係になればよい。このことは、上記第１実施
例の分圧比についても同様である。
【００２５】また、上記第１及び第２実施例において
は、比較器１７により設定されたしきい値と出力電圧波
形を比較して矩形波を発生させ、デューティ検出回路１
８に入力してデューティを検出しているが、検出回路に
おいて直接出力電圧波形の形状からデューティを算出で
きれば、比較器１７は必ずしも必要ではない。例えばデ
ューティ検出回路として積分回路を用い、該積分回路の
出力が正常値に対して高いか低いかを検出できるような
回路であればよい。
は、比較器１７により設定されたしきい値と出力電圧波
形を比較して矩形波を発生させ、デューティ検出回路１
８に入力してデューティを検出しているが、検出回路に
おいて直接出力電圧波形の形状からデューティを算出で
きれば、比較器１７は必ずしも必要ではない。例えばデ
ューティ検出回路として積分回路を用い、該積分回路の
出力が正常値に対して高いか低いかを検出できるような
回路であればよい。
【００２６】（第３実施例）第３実施例は、上記第１実
施例の場合と同様に、電機子３の１相出力電圧波形に基
づいてデューティを検出する場合に、その１相出力電圧
が発電機２の出力電圧より整流ダイオード５ａ１個分の
電圧降下を加えた電圧以上（例えば１６Ｖ出以上）、又
はグランド電圧より整流ダイオード５ａ１個分の電圧降
下を引いた電圧以下（例えば−２Ｖ以下）となることを
検出する高電圧検出回路又は低電圧検出回路を備えたも
のである。図５は高電圧検出回路の一例を示したもので
ある。高電圧検出回路及び低電圧検出回路を備えること
により、検出している相の（＋）側及び（−）側の整流
ダイオード５ａが同時にオープンしている場合にも異常
を検出できる（この場合デューティは５０％を示す）。
施例の場合と同様に、電機子３の１相出力電圧波形に基
づいてデューティを検出する場合に、その１相出力電圧
が発電機２の出力電圧より整流ダイオード５ａ１個分の
電圧降下を加えた電圧以上（例えば１６Ｖ出以上）、又
はグランド電圧より整流ダイオード５ａ１個分の電圧降
下を引いた電圧以下（例えば−２Ｖ以下）となることを
検出する高電圧検出回路又は低電圧検出回路を備えたも
のである。図５は高電圧検出回路の一例を示したもので
ある。高電圧検出回路及び低電圧検出回路を備えること
により、検出している相の（＋）側及び（−）側の整流
ダイオード５ａが同時にオープンしている場合にも異常
を検出できる（この場合デューティは５０％を示す）。
【図１】車両用交流発電機の制御装置の回路図である。
【図２】車両用交流発電機の制御装置の具体的な電気回
路図である。
路図である。
【図３】整流ダイオードの故障時のある回転数における
他の正常な１相及び中性点出力のデューティと、出力電
流との関係を示した特性図である。
他の正常な１相及び中性点出力のデューティと、出力電
流との関係を示した特性図である。
【図４】正常時の１相及び中性点出力電圧波形図であ
る。
る。
【図５】高電圧検出回路の一例を示す回路図である。
１ 制御装置 ２ 発電機 ３ 電機子 ５ 整流器 ９ チャージランプ １３ パワートランジスタ １５，１６ 分圧抵抗 １７ 比較器 １８ デューティ検出回路 １９ デューティ判定回路 ２０ 駆動用トランジスタ ２１ 判定キャンセル回路
Claims (5)
- 【請求項１】 電機子の１相若しくは中性点出力電圧波
形のデューティを検出するデューティ検出回路と、検出
されたデューティが所定の範囲内であるか否かを判定す
るデューティ判定回路と、整流器の異常警報手段と、前
記検出されたデューティが所定の範囲内でないと判定す
る前記デューティ判定回路の判定信号により、前記異常
警報手段を駆動する警報手段駆動回路とを備えたことを
特徴とする車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項２】 界磁コイルを励磁する励磁回路のオン・
デューティが所定値以下のとき、前記デューティ判定回
路の判定をキャンセルする判定キャンセル回路を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の車両用交流発電機の制
御装置。 - 【請求項３】 前記電機子の１相若しくは中性点出力電
圧と、前記整流器の出力電圧の分圧値とを比較する比較
器を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検出回
路に入力することを特徴とする請求項１又は請求項２記
載の車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項４】 前記電機子の１相若しくは中性点出力電
圧と、設定された所定の電圧レベルとを比較する比較器
を備え、該比較器の比較信号を前記デューティ検出回路
に入力することを特徴とする請求項１又は請求項２記載
の車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項５】 第１のしきい値若しくは該第１のしきい
値とは別個の第２のしきい値の少なくとも一方のしきい
値を設定し、検出された前記電機子の１相出力と比較す
る電圧比較回路を有し、該１相出力電圧が前記第１のし
きい値以上若しくは前記第２のしきい値以下のとき、前
記警報手段駆動回路により前記整流器の異常警報手段を
駆動することを特徴とする請求項１乃至請求項４記載の
車両用交流発電機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22427794A JP3374543B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用交流発電機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22427794A JP3374543B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用交流発電機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865914A true JPH0865914A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3374543B2 JP3374543B2 (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=16811258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22427794A Expired - Fee Related JP3374543B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 車両用交流発電機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3374543B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6486634B2 (en) | 2000-02-25 | 2002-11-26 | Hitachi, Ltd. | Vehicle use charging generator |
| US6867569B2 (en) | 2001-06-07 | 2005-03-15 | Denso Corporation | Abnormality detection apparatus of vehicle AC generator |
| WO2005122388A1 (de) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Generatorregler mit diagnosefunktion für halbleiterbauelemente |
| KR100578576B1 (ko) * | 2004-06-10 | 2006-05-12 | 기아자동차주식회사 | 차량용 발전기의 자기진단 장치 및 그 방법 |
| US7508172B1 (en) | 2007-11-07 | 2009-03-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Failure detection apparatus for an alternator |
| JP2014087093A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
| JP2014087095A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
| US20140197842A1 (en) * | 2013-01-17 | 2014-07-17 | Robert Bosch Gmbh | Method for detecting an electrical fault in a generator assemblage, and means for implementation thereof |
| CN104682682A (zh) * | 2013-12-03 | 2015-06-03 | 罗伯特·博世有限公司 | 识别有源桥式整流器至少一个有源开关元件功能中的缺陷 |
| JP2017195709A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社 | エンジン発電機 |
| JP2019106836A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 新電元工業株式会社 | 故障検出装置および故障検出方法 |
| JP2020048387A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | Ntn株式会社 | モータ制御装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102015211933A1 (de) | 2015-06-26 | 2016-12-29 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Erkennen eines Fehlers in einer Generatoreinheit |
| DE102018200488A1 (de) | 2018-01-12 | 2019-07-18 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Betreiben einer Generatoreinheit |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP22427794A patent/JP3374543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6486634B2 (en) | 2000-02-25 | 2002-11-26 | Hitachi, Ltd. | Vehicle use charging generator |
| EP1128518A3 (en) * | 2000-02-25 | 2004-01-02 | Hitachi, Ltd. | Vehicle use charging generator |
| US6867569B2 (en) | 2001-06-07 | 2005-03-15 | Denso Corporation | Abnormality detection apparatus of vehicle AC generator |
| WO2005122388A1 (de) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Robert Bosch Gmbh | Generatorregler mit diagnosefunktion für halbleiterbauelemente |
| US7791352B2 (en) | 2004-06-09 | 2010-09-07 | Robert Bosch Gmbh | Generator regulator having a diagnostic function for semiconductor components |
| KR100578576B1 (ko) * | 2004-06-10 | 2006-05-12 | 기아자동차주식회사 | 차량용 발전기의 자기진단 장치 및 그 방법 |
| US7508172B1 (en) | 2007-11-07 | 2009-03-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Failure detection apparatus for an alternator |
| JP2014087093A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
| JP2014087095A (ja) * | 2012-10-19 | 2014-05-12 | Denso Corp | 車両用回転電機 |
| CN103941187A (zh) * | 2013-01-17 | 2014-07-23 | 罗伯特·博世有限公司 | 识别发电机系统中的电气故障的方法及执行该方法的器具 |
| US20140197842A1 (en) * | 2013-01-17 | 2014-07-17 | Robert Bosch Gmbh | Method for detecting an electrical fault in a generator assemblage, and means for implementation thereof |
| US9823309B2 (en) | 2013-01-17 | 2017-11-21 | Robert Rosch Gmbh | Method for detecting an electrical fault in a generator assemblage, and means for implementation thereof |
| CN104682682A (zh) * | 2013-12-03 | 2015-06-03 | 罗伯特·博世有限公司 | 识别有源桥式整流器至少一个有源开关元件功能中的缺陷 |
| DE102013224756A1 (de) * | 2013-12-03 | 2015-06-03 | Robert Bosch Gmbh | Erkennung eines Defekts in einer Funktion wenigstens eines aktiven Schaltelements eines aktiven Brückengleichrichters eines Kraftfahrzeugbordnetzes |
| CN104682682B (zh) * | 2013-12-03 | 2019-12-03 | 索恩格汽车德国有限责任公司 | 识别有源桥式整流器至少一个有源开关元件功能中的缺陷 |
| JP2017195709A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社 | エンジン発電機 |
| CN107306036A (zh) * | 2016-04-20 | 2017-10-31 | 雅马哈发动机动力产品株式会社 | 引擎发电机 |
| CN107306036B (zh) * | 2016-04-20 | 2021-08-13 | 雅马哈发动机动力产品株式会社 | 引擎发电机 |
| JP2019106836A (ja) * | 2017-12-14 | 2019-06-27 | 新電元工業株式会社 | 故障検出装置および故障検出方法 |
| JP2020048387A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | Ntn株式会社 | モータ制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3374543B2 (ja) | 2003-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6373729B1 (en) | Electric power source apparatus including electric power converter circuit and method for controlling the same | |
| JP4254738B2 (ja) | 車両用発電機の発電制御装置 | |
| JP4926222B2 (ja) | 車両用電力変換器の制御装置 | |
| US7224144B2 (en) | Control of vehicle generator using PWM signal with specially determined duty and frequency | |
| JP3374543B2 (ja) | 車両用交流発電機の制御装置 | |
| JPH08126223A (ja) | 交流発電機の制御装置 | |
| EP1265337B1 (en) | Abnormality detection apparatus of vehicle AC generator | |
| JP3133850B2 (ja) | 車両用交流発電機の制御方法及び制御装置 | |
| US20030042875A1 (en) | A.C. generator control apparatus and method having abnormality information output function | |
| US7078881B2 (en) | Vehicle AC generator apparatus having improved generator control apparatus | |
| US6566845B2 (en) | Automotive alternator having detector for detecting initiation of rotation | |
| JP2001501437A (ja) | 三相交流発電機用の相電圧評価付きの電圧調整器 | |
| US20020036484A1 (en) | Voltage regulating system of vehicle AC generator | |
| US5252926A (en) | Apparatus and method for distinguishing between faults due to alternator failure and interruption of stator phase signals in automotive battery charging systems | |
| US4262243A (en) | Generator operation indicating apparatus for vehicle generators having a protective circuit against abnormal voltage | |
| JP4332172B2 (ja) | 車両用オルタネータの制御装置 | |
| US6750634B2 (en) | Vehicular power generation control device and method | |
| CN108351365B (zh) | 用于识别发电机单元中的转速的方法和装置 | |
| US6750635B2 (en) | Apparatus and method for comparing output signals indicative of engine rotational speed and/or generator rotational speed | |
| EP1128518B1 (en) | Vehicle use charging generator | |
| JP4446439B2 (ja) | 可搬型発電機 | |
| US6075348A (en) | Controller for car generator | |
| JP3327613B2 (ja) | 車両用充電発電機の制御装置 | |
| JP3846012B2 (ja) | 車両用発電機の電圧制御装置 | |
| JPS6160391B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091129 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101129 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111129 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |