JPH0865538A - 電子ビーム偏向用の装置 - Google Patents

電子ビーム偏向用の装置

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JPH0865538A
JPH0865538A JP7226920A JP22692095A JPH0865538A JP H0865538 A JPH0865538 A JP H0865538A JP 7226920 A JP7226920 A JP 7226920A JP 22692095 A JP22692095 A JP 22692095A JP H0865538 A JPH0865538 A JP H0865538A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルス性のSVM偏向電流が不要なクロスト
ークを他の回路の中に生じさせないように、SVM電流
が閉じ込められる回路構成を提供する。 【解決手段】 電子ビーム偏向装置は、走査電子ビーム
を有する陰極線管を含んでいる。補足電子ビーム偏向用
のコイル(L)が陰極線管に取り付けられる。増幅器
(Q5、Q6)が電源と帰路の間に結合され、増幅器の
入力は、ビデオ信号のエッジの変移を表わす信号に結合
される。増幅器(Q5、Q6)の出力は、この信号に応
答して電子ビームを偏向するためにパルス電流(I1、
I6)を発生するコイル(L)に結合される。増幅器
(Q5、Q6)とコイル(L)は、パルス電流が電源お
よび帰路に流れ込まずに主としてコイルおよび増幅器出
力の中に循環するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、走査ビーム
速度変調(SVM)に関し、特に、SVMに使用される
増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の見掛け上の鮮鋭度は、ビデオ信号
から取り出される信号に従って走査ビームの速度を変調
することにより高められる。この取り出される信号、す
なわちSVM信号は、ビデオ信号の輝度成分から得ら
れ、走査ビームの速度を変化させるのに使用される。電
子ビームの速度を遅くすると、表示画像は明るくなり、
電子ビームを加速すると表示画像は暗くなる。従って、
エッジ部の変移に応じて表示画像の明暗を変化させるこ
とにより、水平周波数のエッジ部は視覚的に強調され
る。この鮮鋭度強調法により、ビデオ周波数ピーキング
により得られるよりも優れた種々の利点が得られる。例
えば、ピーキングされた高輝度画素のブルーミングは避
けられ、その上、ビデオ・ピーカーの帯域幅内で発生す
るビデオ・ノイズは強調されない。
【0003】走査ビームの速度は補足偏向磁界を発生す
るSVMコイルにより変調される。このSVM磁界は、
主偏向磁界と共に、SVMコイル内の電流の極性に応じ
て電子ビームを加速または減速させる。電子ビームの加
速量または減速量はSVM電流の大きさに比例する。典
型的なSVMコイルの偏向感度は、例えば、1アンペア
によりスクリーンの中央で1〜3ミリメーターのビーム
偏向を生じる範囲にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、SVM信号
は、高周波のビデオ成分を表わしているので、SVMコ
イルの電流の大きさと周波数スペクトルは容易に結合さ
れて、不要な、外来のクロストーク成分を生じることが
理解される。このようなクロストーク成分は、電源およ
び・または帰路を経由する結合から生じる。従って、S
VMコイル電流が、大地または電源に著しく流れずに、
発生され循環するようにすることが有利である。
【0005】
【課題を解決するための手段】電子ビーム偏向装置は、
走査電子ビームを有する陰極線管を含んでいる。電子ビ
ーム補足偏向用のコイルは陰極線管に取り付けられる。
増幅器が電源と帰路の間に結合され、その入力は、ビデ
オ信号のエッジ部の変移を表わす信号に結合される。増
幅器の出力は、パルス電流を発生するコイルに結合さ
れ、前記信号に応答して電子ビームを偏向する。増幅器
とコイルは、主としてコイルと増幅器の出力の中にパル
ス電流を循環させ、電源と帰路にかなりのパルス電流が
流れ込まないようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1で、走査ビーム速度変調信号
すなわちSVM信号は端子AとBの間に入力される。端
子AにおけるSVM信号は、説明のために、インパルス
状の波形として描かれており、対称的なピーク・ピーク
値1.5ボルトを有する。SVMを取り出して処理する
ことは本出願の部分を形成しない。低い方、すなわちS
VM信号発生器からの信号接地導体は、過渡的妨害また
は雑音などの不要な結合を防ぐために、抵抗を介してド
ライブ増幅器信号接地導体に結合される。図1と図2に
示す信号接地導体は全て、偏向接地導体に結合される。
【0007】図1の発明的ドライブ増幅器は、約5の電
圧利得を有する増幅器・コアリング部100、および電
源とドライバ接地との中間に設定される電圧Vcに関し
て対称的に構成される補助偏向コイル・ドライブ増幅器
200から成ると考える。NおよびPにおいて交流結合
される入力信号も電圧Vcに関して対称的にバイアスさ
れ、相補形ドライブ・トランジスタに結合される。補助
偏向コイルすなわちSVMコイルは、電圧Vc(点Q)
と、ドライブ・トランジスタのコレクタの接続点(点
R)との間に結合されている。ドライブ・トランジスタ
はB級でバイアスされ、SVM信号が負方向に変移する
とPNPトランジスタが導通し、SVM信号が正方向に
変移すると、NPNトランジスタが導通するようにす
る。従って、SVMコイルを通ってコレクタから回路点
Qへ双方向の偏向電流が流され、僅か小量の電流成分が
それぞれのコレクタからエミッタへの回路の外部に循環
する。特にドライブ段における電力の消失を抑制するた
めに、エミッタ電流のサンプルから帰還が得られる。こ
の減衰され濾波された信号SVM CTLはSVM信号
処理回路(本出願の部分を形成しない)に結合される。
【0008】公称1.5ボルト(ピーク・ピーク値)S
VM信号が端子Aに入力され、SVMプロセッサ信号の
接地が端子Bに結合され、スプリアスの、不要な過渡的
接地電流クロストークまたはノイズを減少させる。端子
Aにおける信号は抵抗R1を介してNPNトランジスタ
Q1のベースに結合される。Q1はエミッタ共通増幅器
として構成され、約5の利得を有する。トランジスタQ
1のエミッタは、接地されている直列抵抗R3とR4に
接続され、その接続部、端子B、はSVMプロセッサ信
号の接地に接続される。トランジスタQ1のコレクタは
抵抗R2を介して電源(例えば26ボルト)に接続され
る。電源は直列抵抗R7と減結合コンデンサC1により
減結合される。また、トランジスタQ1のコレクタは、
エミッタホロワ増幅器として構成されるNPNトランジ
スタQ2のベース端子にも結合される。トランジスタQ
2のコレクタは、減結合される26ボルトの電源に接続
され、エミッタはNPNトランジスタQ3のベース端子
に直接接続される。トランジスタQ2のエミッタはま
た、接地された抵抗R6と直列に接続されている抵抗R
5と抵抗R6にも接続される。これらの抵抗の接続点は
PNPトランジスタQ4のベース端子に接続される。ト
ランジスタQ3とQ4はエミッタ・ホロワ増幅器として
構成され、トランジスタQ4のベースにおけるSVM信
号は、抵抗R5に電流が流れ込む結果として、トランジ
スタQ3のベースに対して直流オフセットを有する。こ
の直流オフセットはコアリング、すなわちSVM信号の
振幅のわずかな減衰を生じる。トランジスタQ3のエミ
ッタは抵抗R8を介して交流結合コンデンサC2に結合
され、同様に、トランジスタQ4のエミッタは抵抗R1
0を介して交流結合コンデンサC3に結合される。トラ
ンジスタQ3とQ4のエミッタは、無線周波妨害(RF
I)の発生を抑制する抵抗R9を介して共に接続され
る。コンデンサC2におけるSVM信号は、RFIを減
じるために、接地されているコンデンサC4により濾波
される。コンデンサC3における信号は、接地されてい
るコンデンサC5によりRFI濾波される。PNPドラ
イバ・トランジスタQ5のベース端子は、コンデンサC
2とC4の接続点および抵抗R11とR12の接続点に
接続される。同様に、NPNドライバ・トランジスタQ
6のベース端子は、コンデンサC3とC5、および抵抗
R13とR14の接続点に接続される。
【0009】抵抗R11、R12、R13、R14は、
電源電圧+Vと大地間に結合される直列接続の分圧器を
形成する。電源電圧+V(例えば、約135ボルト)
は、直列抵抗R20とバイパス・コンデンサC6(接地
されている)により減結合される。抵抗R11,R1
2,R13,R14により形成される分圧器は対称的な
ので、抵抗R12と抵抗R13の接続点における中心点
Qで発生される電圧Vcは電圧+Vの1/2の値(例え
ば、約67ボルト)であり、これはコンデンサC8によ
り大地に減結合される。PNPトランジスタQ5のエミ
ッタはまた、直列接続のコンデンサC7と抵抗R17を
介して、中心点Qに結合される。同様に、NPNトラン
ジスタQ6のエミッタは、直列接続のコンデンサC9と
抵抗R19を介して、抵抗R12とR13の接続点に結
合される。これら2つの直列結合された帰還路は、中心
点Qにおける交流インピーダンスを効果的に減少させ
る。PNPトランジスタQ5のエミッタは、直列接続さ
れた抵抗R22とR20を介して135ボルトの電源に
接続される。抵抗R20は、前述のように、電源からの
減結合を行う。トランジスタQ5のエミッタにおける抵
抗R22は、直流動作点を制御するために直流負帰還を
与える。同様に、NPNトランジスタQ6のエミッタ
は、直流動作点を制御するために、抵抗R21を介して
接地される。
【0010】SVMコイルLは、CRT管ネックに配置
されており、信号接地導体または低インピーダンス導体
(例えば、主偏向ヨークLx)にごく接近している。こ
のように導体がごく接近すると、コンデンサCSによ
り、漂遊結合容量が発生され、これはコイル電流の立上
り時間を劣化させてSVM性能を損なうのみならず、高
周波のパルス性SVMコイル電流に対して、妨害すなわ
ちクロストークの結合路にもなる。SVM電流の性質は
放射を促し、隣接する導体に容量性結合を導く。パルス
性のSVM電流を電源、および接地導体のような、戻り
電流路から排除することが非常に望ましい。ビデオ信号
から発生されるSVM信号成分がビデオ信号よりも先に
進んでいると、不要なSVM妨害が回路に導入される。
従って、不要なクロストーク信号またはグリッチは隠さ
れずに見ることができ、SVM回路の鮮鋭度強調作用が
予期される。従って、SVM動作周波数が高められかつ
ドライブ電流が増加するにつれ、パルス性のSVMドラ
イブ電流を、ドライブ増幅器および補助偏向コイルすな
わちSVMコイルに閉じ込めることがますます重要とな
る。
【0011】図2は図1の発明的なSVM増幅器を描き
直し、回路200を対称的なブリッジとして位相幾何学
的に示している。ブリッジに示されている節点S、T、
R、Qは図1に示す同じ節点と対応しており、節点Sと
Tはそれぞれ、135ボルトの電源と大地との間に結合
されている。トランジスタQ5のエミッタ(節点S)
は、抵抗R22とR20を介して電源に結合され、コン
デンサC6により大地に減結合される。節点T(トラン
ジスタQ6のエミッタ)は抵抗R21を介して接地され
る。トランジスタQ5とQ6のコレクタは接続され、ブ
リッジの駆動節点Rを形成し、補助偏向コイルすなわち
SVMコイルはブリッジの中心を横切って節点Qに接続
される。SVMコイルLと並列に接続される同調・減衰
用の構成要素はわかりやすくするために省略されてい
る。節点Qは、コンデンサC8により大地に減結合され
ると共に、直列抵抗R11とR12とR13とR14で
形成される抵抗性分圧器により電源電圧の約1/2(例
えば67ボルト)に直流バイアスされる。トランジスタ
Q5のエミッタ回路で直列に接続されたコンデンサC7
と抵抗R17は節点Qに接続される。抵抗R19とコン
デンサC9で形成される同様な直列接続の回路はトラン
ジスタQ6のエミッタから節点Qに接続される。従っ
て、トランジスタQ5とQ6はブリッジの片側を形成
し、直列接続のコンデンサと抵抗の回路は他の側を形成
している。
【0012】ブリッジ構成の回路では、典型的に、向か
い合う節点(例えばRとQ)の間を流れる電流は、他の
向かい合う節点(例えばSとT)の間を流れる電流と著
しい相互作用を生じない。従って、節点RとTの間を流
れるSVMコイルの電流は、主としてブリッジ回路内に
閉じ込められ、電源および大地にはほとんど存在しな
い。従って、高周波のパルス性SVM電流が電源または
帰路を介して導通を妨害するのが防がれる。
【0013】処理され増幅されたSVM信号は、コンデ
ンサC2とC3を介して、ブリッジ構成のドライバ・ト
ランジスタQ5とQ6にそれぞれ交流結合される。トラ
ンジスタQ5とQ6はB級増幅器として動作し、ベース
は、抵抗性分圧器R11,R12,R13,R14によ
りカットオフでバイアスされる。トランジスタQ5とQ
6は、信号のコアリングが更に必要とされる場合には、
抵抗値を適当に操作して更に深くバイアスされる。点N
における負のパルス性SVM信号はトランジスタQ5を
導通させ、パルス性電流I1を、SVMコイルおよびコ
ンデンサC7,C8,C9,SSを介して、節点Qに循
環させる。電流I1は本質的に2つの部分から成り(I
1=I2+I3)、電流I2はブリッジ内を循環し、電
流I3はコンデンサCSとC8を介してコイルの中を通
り、コンデンサC6と抵抗R22を経て戻る。トランジ
スタQ5がオンになると、低インピーダンスの回路が形
成され、C7より供給される電流は、SVMコイルLお
よび直列接続の抵抗R17を通って循環する。抵抗R1
7の値3.3オームは抵抗R22の値51オームに比較
して小さいので、電流I2は電流I3に比較して大き
い。例えば、図1に示す値では、電流I3は電流I2の
約1/15である。トランジスタQ5の導通期間はSV
Mインパルスの幅(例えば、150ナノセカンド)によ
り決定される。従って、トランジスタQ5が導通してい
る時、トランジスタQ5の飽和抵抗を無視すると、抵抗
R17とコンデンサC7により、約75マイクロセカン
ドの放電時定数を有する放電路が形成される。従って、
コンデンサC7がSVM電流を供給する時間はわずか1
50ナノセカンドぐらいにすぎないので、コンデンサC
7両端の電圧は著しく変化せず、放電されない。コンデ
ンサC8も、SVMコイルとトランジスタQ5と抵抗R
22とコンデンサC6を介して、150ナノセカンドの
パルス電流を供給し、これは直列に電流I3として現れ
る。漂遊コンデンサCSも、電流路を経て、大地および
コンデンサC6とC8を通して放電する。しかしなが
ら、コンデンサC6,C7,C8,C9と比較して、漂
遊容量は非常に小さい(約25ピコファラド)ので、漂
遊容量で導かれるSVM電流も、ブリッジ内を循環する
電流に比較して非常に小さい。典型的には電流I1の最
大値は約600ミリアンペアであり、I3は典型的には
40ミリアンペアである。
【0014】点PにおけるSVMインパルス信号が正で
あれば、トランジスタQ6はインパルス電流I6を節点
Qから、本来コンデンサC9より供給されるSVMコイ
ルLを介して、導く。トランジスタQ6よりSVMコイ
ルLに導かれる電流は本質的に2つの成分から成り(I
6=I7+I8)、電流I7はブリッジ内を循環し、電
流I8は、コンデンサCSと抵抗R21を経てコイルを
通って導かれ、コンデンサC8を経て戻る。抵抗R19
の値3.3オームは抵抗R22の値51オームに比較し
て小さいので、電流I7は電流I8に比較して大きく、
I8の値はI7の値の約1/15である。漂遊容量CS
を経て導かれるSVM電流は大地とC8を通って循環す
る。漂遊容量CSが減少すれば、大地に導かれる電流I
3とI8も直接減少する。抵抗R19とコンデンサC9
により形成される放電時定数は、トランジスタQ5に関
して説明したのと同様に機能する。トランジスタQ6は
約150ナノセカンドの間導通し、これは放電時定数の
約1/500に相当するので、コンデンサC9両端の電
圧にあまり変化は認められない。
【0015】図3のAは、1本のTVラインの水平期間
中に発生する“パルス・バー”ビデオ信号を示す。図3
のBは図1の端子AにおけるSVM信号を示し、エッ
ジ、すなわち、図3のAに示す信号から取り出される水
平方向の変移から成るが、時間の尺度を広げて描かれて
いる。図3のCは時刻t1とt2で生じる電圧・電流パ
ルスを、時間の尺度を拡大して示している。波形Pは点
Pで発生するSVM電圧波形であり、これはトランジス
タQ6内にSVM電流を導通させるように結合される。
信号波形Pは、図1の回路点Nに加えられる信号と同じ
であり、負の信号値に対してSVM電流を導通させる。
波形I6は、ブリッジの構成要素、SVMコイルL、抵
抗R19およびコンデンサC9の中を循環するトランジ
スタQ6のコレクタ電流を示す。波形I8は、トランジ
スタQ6が導通している間ブリッジ回路から出る電流を
示し、これはコレクタ電流I6の約1/15である。
【0016】図4は、図2のブリッジ構成のSVM増幅
器の発明的変更を示す。図4で、節点Sおよび節点Tは
それぞれ、抵抗R17とコンデンサC7および抵抗R1
9とコンデンサC9から成る直列帰還回路の接続点に再
配置されている。回路の動作は図2に関して述べたもの
と大体同じである。しかしながら、図4に示す実施例
で、入力信号の極性に応じてトランジスタQ5またはQ
6が導通すると、パルス性電流がコンデンサC7または
C9より供給される。例えば、負方向の入力パルス(典
型的には約150ナノセカンドの持続時間を有する)に
より、トランジスタQ5はコンデンサC7から抵抗R1
7およびSVMコイルを経て電流を導く。パルス性電流
I1とI2は本質的に等しく、パルス性電流I3は相当
に減少し、漂遊容量CSによる電流を本質的に含んでい
る。トランジスタQ5が導通していない時、コンデンサ
C7より供給されるパルス性電流は抵抗R22を経て再
充電される。トランジスタQ6に関しても同様に、正の
入力パルスにより、トランジスタQ6はコンデンサC9
から抵抗R19およびSVMコイルを経て電流を伝え
る。放電電流I6とI7は本質的に等しく、電流I8は
漂遊容量CSによるものである。コンデンサC9は、ト
ランジスタQ6の非導通期間中、抵抗R21を経て再充
電される。従って、図4の実施例では、インパルス電流
すなわちSVM電流が発生されて、ブリッジ内を循環
し、電源および帰路には存在しない。
【0017】
【発明の効果】この発明によるブリッジ構成のSVMコ
イル・ドライブ増幅器は、パルス性電流を、主としてブ
リッジ回路内に循環するように閉じ込めるので、高周波
のSVM電流が電源もしくは帰路を通って導通を妨害す
るのが防がれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明的な走査ビーム速度変調ドライブ増幅器と
補助偏向コイルを示す。
【図2】図1のSVMコイル・ドライブ増幅器を対称的
なブリッジ構成で示す。
【図3】ブリッジ構成で発生されるSVM信号と電流を
示す。
【図4】ブリッジ構成で描かれた図1の回路の発明的変
更を示す。
【符号の説明】
100 増幅器・コアリング部 200 ドライブ増幅器 L SVMコイル Lx 主偏向ヨーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電子ビームを有する陰極線管と、 前記陰極線管に取り付けられた、補足電子ビーム偏向用
    のコイルと、 ビデオ信号のエッジの変移を表わす信号と、 電源と帰路の間に結合されており、前記信号に結合され
    る入力を備え、且つパルス電流を発生し前記信号に応答
    して電子ビームを偏向させるために前記コイルに結合さ
    れる出力を備える増幅器とを含んでいる、電子ビーム偏
    向用の装置であって、 前記増幅器および前記コイルは、パルス電流が前記電源
    および前記帰路に流れ込まずに主として前記コイルおよ
    び前記増幅器出力内に前記パルス電流が循環するように
    構成されている、前記電子ビーム偏向用の装置。
  2. 【請求項2】 ビーム走査速度変調(SVM)信号用の
    増幅器であって、 前記増幅器を起動する電源と、 前記増幅器の電力帰路と、 第1、第2、第3および第4の節点を有するブリッジ構
    成と、 前記第1と第2の節点をブリッジする、第1のSVM入
    力信号を供給する第1の手段と、 前記第2と第3の節点をブリッジする、第2のSVM入
    力信号を供給する第2の手段と、 前記第1と第4の節点をブリッジする第1の帰還路と、 前記第3と第4の節点をブリッジする第2の帰還路と、 前記第2と第4の節点をブリッジするSVMコイルとを
    含んでおり、 SVMインパルス電流の導通路は、前記ブリッジ内を循
    環するよう限定され、前記電源および前記電力帰路に流
    れ込まないようにする、前記ビーム走査速度変調信号用
    の増幅器。
  3. 【請求項3】 ビーム走査速度変調(SVM)信号用の
    増幅器であって、 前記増幅器の電源と、 前記増幅器の電力帰路と、 SVM入力信号に結合されて、その信号を増幅しコアリ
    ングする増幅・コアリング手段と、 ブリッジ構成を有し、増幅され且つコアリングされた信
    号を前記増幅・コアリング手段から受け取り、その信号
    に応答して電流を発生するドライブ増幅器と、 前記ブリッジに結合され、前記電流に応答してビーム走
    査速度変調を行うSVMコイルとを含んでおり、 前記電流は、前記ブリッジと前記コイルの中を循環する
    ように閉じ込められ、前記電源と前記電力帰路に流れる
    のはわずかにすぎない、前記ビーム走査速度変調信号用
    の増幅器。
JP22692095A 1994-08-03 1995-08-02 電子ビーム偏向用の装置 Expired - Fee Related JP3686131B2 (ja)

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EP (1) EP0696137B1 (ja)
JP (1) JP3686131B2 (ja)
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