JPH0865277A - シリアルデータ伝送方法 - Google Patents

シリアルデータ伝送方法

Info

Publication number
JPH0865277A
JPH0865277A JP19243394A JP19243394A JPH0865277A JP H0865277 A JPH0865277 A JP H0865277A JP 19243394 A JP19243394 A JP 19243394A JP 19243394 A JP19243394 A JP 19243394A JP H0865277 A JPH0865277 A JP H0865277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
serial
bit
data
information
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19243394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Masano
正己 正能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP19243394A priority Critical patent/JPH0865277A/ja
Publication of JPH0865277A publication Critical patent/JPH0865277A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストの伝送装置によって信頼性の高いシ
リアルデータの伝送が可能なシリアルデータ伝送方法。 【構成】 複数nビットのシリアル情報を前半のシリア
ル情報として、前記前半のシリアル情報の各ビット毎の
2値情報をそれぞれ反転させたnビットの反転シリアル
情報を後半のチェック用シリアル情報として発生し、前
記前半のシリアル情報の直後に前記発生された後半のチ
ェック用シリアル情報を付加した2・nビットのシリア
ル情報をそれぞれ生成するチェックビット付加回路11
及び15と、前記生成された2・nビットのシリアル情
報を伝送路を介してそれぞれ伝送するデータ送信回路1
2及びアドレス送信回路16と、前記伝送された2・n
ビットのシリアル情報をそれぞれ受信し、その前半のシ
リアル情報と後半のチェック用シリアル情報とが各ビッ
ト毎に一致するか否かを判別し、伝送による誤った情報
の有無をそれぞれチェックするデータ受信回路21、デ
ータチェック回路22及びアドレス受信回路25、アド
レスチェック回路26とを備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置における
シリアルデータ伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、1つの情報毎に複数ビットの2
値化データに変換し、これをパラレルデータとして伝送
したり、または複数ビットのデータをシリアル(直列)
に並びかえ、そのデータの後に1ビットのパリティ(偶
数又は奇数パリティ)ビットを付加したり、さらに誤り
検出のために巡回符号を用いた巡回冗長チェック(CR
C)ビットを付加したりして、データ伝送を行なう方法
が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらデータの
パラレル伝送の場合には、伝送するパラレルビット数の
増加に従い、伝送路の数が増加するから、伝送路も含め
た装置コストが増大するという問題点があった。またデ
ータのシリアル伝送の場合に、1ビットのパリティビッ
トの付加のみでは、偶数個のビットに同時に誤りが発生
した場合には、伝送誤りが検出できないという問題点が
あった。さらにCRCビットの付加の場合には、CRC
ビットの付加及びチェックのために特別な付加回路やチ
ェック回路を要するという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシリアルデ
ータ伝送方法は、複数nビットのシリアル情報を前半の
シリアル情報として、前記前半のシリアル情報の各ビッ
ト毎の2値情報をそれぞれ反転させたnビットの反転シ
リアル情報を後半のチェック用シリアル情報として発生
し、前記前半のシリアル情報の直後に前記発生された後
半のチェック用シリアル情報を付加した2・nビットの
シリアル情報を生成する工程と、前記生成された2・n
ビットのシリアル情報を伝送路を介して伝送する工程
と、前記伝送された2・nビットのシリアル情報を受信
し、その前半のシリアル情報と後半のチェック用シリア
ル情報とが各ビット毎に一致するか否かを判別し、伝送
による誤った情報の有無をチェックする工程とを有する
ものである。
【0005】
【作用】本発明においては、複数nビットのシリアルデ
ータを伝送する場合に、まず複数nビットのシリアルデ
ータを前半のシリアルデータとして、この前半のシリア
ルデータの各ビット毎の2値情報をそれぞれ反転させた
nビットの反転シリアルデータを後半のチェック用シリ
アルデータとして発生し、前記前半のシリアルデータの
直後に前記発生された後半のチェック用シリアルデータ
を付加して2・nビットのシリアルデータとして伝送路
を介して相手側へ伝送する。そして受信側では、伝送路
を介して受信した2・nビットのシリアルデータの前半
のシリアルデータと後半のチェック用シリアルデータと
を各ビット毎に比較照合し、各ビット毎に2つのデータ
が異なる場合には正しいビットデータであり、等しい場
合には誤ったビットデータであると判別する。従って受
信側では、伝送された複数nビットデータの各ビット毎
のチェックを行ない、誤り発生のビット数が、単数でも
複数でも、また複数の場合には偶数でも奇数でも、すべ
ての場合に誤りを見落すことがなくチェックを行なうの
で、信頼性の高いデータ伝送が可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係るシリアルデータ伝送装置
の概略構成図である。同図において、100は主局(マ
スター)側伝送装置であり、下記の11〜17の各回路
を含む。11,15はそれぞれチェックビット付加回路
であり、それぞれ複数nビットのシリアルデータ(デー
タ信号又はアドレス信号)を入力すると、この入力デー
タを前半のシリアルデータとし、この前半のシリアルデ
ータの各ビット毎の“1”と“0”とをそれぞれ反転さ
せたnビットの反転シリアルデータをチェック用の後半
のシリアルデータとして発生し、前記前半のシリアルデ
ータの直後に、前記発生した後半のシリアルデータを付
加し、連続する2・nビットのシリアルデータとして出
力するものである。またこの回路の一例は図2で詳しく
説明する。12はデータ送信回路、13はデータ受信回
路であり、それぞれ2・nビットのデータ信号(DAT
A)を送受信する。またデータ送信回路12は、前記D
ATAと同期した2・nビット長のデータ制御信号(D
SCN)を送信する。
【0007】14はデータチェック回路であり、前記チ
ェックビットの付加された2・nビットのシリアルデー
タを入力し、その前半のnビットの本来の信号とその後
半のnビットのチェック用反転信号とを各ビット毎に比
較照合し、必ず2つの信号が不一致であることを確認
し、不一致の場合には真のデータとして出力し、一致の
場合には伝送誤りによる偽のデータによるものとしてエ
ラー信号を出力するものである。またこの回路の一例は
図3で詳しく説明する。16はアドレス送信回路であ
り、チェックビットの付加された2・nビットのアドレ
ス信号(ADRS)と、このADRSに同期した2・n
ビット長のアドレス制御信号(ASCN)を送信する。
17は同期信号送信回路でありデータ伝送時の同期信号
である基準クロック信号(MCK)を送信する。なお、
図1ではデータ信号とアドレス信号を共にnビットとし
た場合の例を示したが、データ信号はnビットでアドレ
ス信号はmビットと異なるビット数としてもよい。この
場合、チェックビットを含む全部のデータ長は、前者が
2・nビット長、後者は2・mビット長となる。
【0008】図1の200は従局(スレイブ)側伝送装
置であり、下記の21〜27の各回路を含む。21はデ
ータ受信回路であり、主局側から伝送されたデータ信号
(DATA)及びデータ制御信号(DSCN)を受信す
る。22はデータチェック回路、26はアドレスチェッ
ク回路であり、共に主局側のデータチェック回路14と
同一のものである。23はチェックビット付加回路であ
り、主局側のチェックビット付加回路11と同一のもの
である。24はデータ送信回路であり、従局側から主局
側へ2・nビットのデータ信号(DATA)を送信す
る。なお、この際、主局側から伝送されてくるデータ制
御信号(DSCN)の受信タイミングに合わせて、デー
タ送信回路24はDATAを送信する。25はアドレス
受信回路であり、主局側からアドレス信号(ADRS)
とアドレス制御信号(ASCN)を受信する。従局側
は、この受信したアドレス情報に基づき、受信アドレス
に受信データを書込む書込み動作や、受信アドレスから
所望のデータを読出し主局側へ送信する読出し動作を行
なう。27は同期信号受信回路であり、主局側から伝送
されたMCKを受信する。
【0009】図2は図1のチェックビット付加回路の一
例を示す図であり、図の31はn段のシフトレジスタ、
32はインバータ(反転器)、33はセレクタであり、
2つの入力信号のうちのいずれかを切換制御信号により
選択出力する。34はANDゲートである。図2の動作
を説明する。入力側の端子A,B,C,Dには、それぞ
れnビットのシリアルデータ、MCK、データ/チェッ
ク切換信号、2・nビット長のゲート信号が供給され
る。端子Aから入力されたnビットのシリアルデータ
は、セレクタ33の一方の入力端(0側)と、シフトレ
ジスタ31の入力端へ供給される。セレクタ33の0側
に入力されたnビットシリアルデータは、端子Cから入
力されるデータ/チェック切換信号によって選択出力さ
れ、ANDゲート34の一方の入力端へ供給される。同
時に端子Dから2・nビット長のゲート信号がANDゲ
ート34の他方の入力端へ供給されているので、前記ゲ
ート信号の前半の期間中に、ANDゲート34の出力端
から端子Eに本来のnビットのシリアルデータが出力さ
れる。
【0010】そして前記2・nビット長のゲート信号の
前半の期間が終了し、後半の期間が開始すると、シフト
レジスタ31からの出力信号がインバータ32を介し
て、各ビット毎の“1”と“0”とがそれぞれ反転され
たnビットのチェック用シリアルデータとして順次出力
され、セレクタ33の他方の入力端(1側)へ供給され
る。そしてこの前記ゲート信号の後半の期間には、端子
Cからセレクタ33に供給されるデータ/チェック切換
信号は、1側の入力信号を選択出力してANDゲート3
4の一方の入力端へ供給する。このときANDゲート3
4の他方の入力端へ供給される2・nビット長のゲート
信号がまだ有効であるので、ANDゲート34の出力端
からチェック用のシリアルデータが端子Eに出力され
る。このようにして端子Eからnビットの本来のシリア
ルデータに引続き、nビットのチェック用のシリアルデ
ータが付加された合計2・nビットのシリアルデータが
出力される。
【0011】図3は図1のデータチェック回路の一例を
示す図であり、図の41はn段のシフトレジスタ、42
は排他的論理和ゲート(以下EXORと記す)、43,
45はANDゲート、44はインバータ、46はフリッ
プフロップ(以下FFと記す)である。図3の動作を説
明する。入力側の端子A,B,C,Dには、それぞれ2
・nビットのシリアルデータ、MCK、nビット長(前
記2・nビット長のシリアルデータの後半の期間)のゲ
ート信号、エラーリセット信号が供給される。端子Aか
ら入力された2・nビットのシリアルデータは、シフト
レジスタ41の入力端と、EXORの一方の入力端に供
給される。そしてシフトレジスタ41の出力信号は、E
XOR42の他方の入力端とANDゲート43の一つの
入力端へ供給され、EXOR42の出力信号は、AND
ゲート43の一つの入力端とインバータ44の入力端へ
供給される。ANDゲート43の一つの入力端には、端
子Cからnビット長のゲート信号が供給されており、こ
のゲート信号は端子Aに入力する2・nビットシリアル
データの後半の期間のみ“1”となるので、その前半の
期間にはANDゲート43の出力信号はすべて“0”と
なり、端子Eには出力信号はなにも得られない。
【0012】前記2・nビットシリアルデータの前半の
期間が経過し、後半の期間に入ると、シフトレジスタ4
1から順次出力される本来のnビットのシリアルデータ
と端子Aから入力される各ビット毎に反転されたチェッ
ク用のnビットのシリアルデータとがEXOR42によ
り比較照合される。EXOR42は、入力する2つの信
号が不一致のときは出力信号は“1”に、そうでないと
きは出力信号は“0”となるものであるから、前記2・
nビットシリアルデータの後半のすべての期間におい
て、EXOR42の出力信号がすべて“1”であれば、
正しいデータを受信して真信号が得られたことがわか
る。このEXOR42の出力する真信号とシフトレジス
タ41の出力信号と端子Cからのゲート信号の論理積信
号がnビット真データとしてANDゲート43から出力
され端子Eに供給される。
【0013】前記2・nビットシリアルデータの後半の
期間中に、EXOR42の出力信号に1ビットでも
“0”の信号が発生すると、伝送過程で誤ったデータを
受信したものとして、この“0”の偽信号をインバータ
44で反転して“1”の信号として、さらにANDゲー
ト45を介してFF46をセットする。FF46がセッ
トされると、その出力端Qからエラー信号が端子Fに出
力される。このエラー信号によって誤ったデータの再送
信の指示等を行なうことができる。その後、セットされ
たFF46については、端子Dからエラーリセット信号
を入力してリセットを行ない、次のデータ伝送動作の準
備をしておく。
【0014】図4,6は本発明による主局側から従局側
へのデータ伝送(データ書込み)例1,2を説明する波
形図であり、図5,7は本発明による従局側から主局側
へのデータ伝送(データ読出し)例1,2を説明する波
形図である。また図4,5は本来のデータ信号及びアド
レス信号を共に8ビットとした場合で、図6,7は16
ビットとした場合の例を示している。
【0015】図4を参照し、図1の装置により主局側か
ら伝送するアドレス情報とデータ情報により従局側でデ
ータ書込みを行なう動作を説明する。この場合主局側の
データ送信回路12とアドレス送信回路16は、それぞ
れチェックビット付加回路11,15によって生成され
た、前半の本来の8ビットシリアルデータに後半のチェ
ック用8ビットシリアルデータの付加された16ビット
シリアルのDATAとADRS、並びにこの信号と同期
した16ビット長の制御信号DSCNとASCNとを従
局側へ送信する。なお同期信号送信回路17によって、
常時MCKは従局側に送信されている(図4のMCK,
ADRS,ASCN,DATA,DSCNを参照)。主
局側ではその後4クロック分の休止期間を設け、合計2
0クロックで1つのシリアルデータの送信動作を終了す
る。従ってその後に、主局側は別の動作を行なうことが
できる。ここで本発明のデータ伝送に要する信号線は、
上記5つの信号MCK,ADRS,ASCN,DAT
A,DSCNをそれぞれ個別に伝送する5本の信号線で
足りる。なお、DATAの伝送路は双方向性信号線とし
て使用している。
【0016】従局側では、データ受信回路21とアドレ
ス受信回路25がそれぞれ伝送されたDSCNを用いた
DATAの受信と、ASCNを用いたADRSの受信と
を行ない、データチェック回路22とアドレスチェック
回路26が、それぞれ前記受信したDATAとADRS
について、前半のシリアルデータ8ビットと後半のチェ
ック用シリアルデータ8ビットとを各ビット毎に比較照
合して、伝送誤りが無いか(エラー信号が発生しない
か)をチェックする。2つのチェック回路22,26の
いずれからもエラー信号が発生しない場合には、従局側
の指定されたアドレスに対応するデータを書込み、書込
み動作を終了する。もしも2つのチェック回路22,2
6のいずれからでもエラー信号が発生したら、従局側は
主局側に2つの情報の再送信を依頼する等の処理を行な
う。
【0017】図5を参照し、図1の装置により主局側か
らアドレス情報を送り、従局側からデータ情報を読出す
動作を説明する。この場合、主局側は、アドレス送信回
路16からデータ読出しを行ないたい8ビットのアドレ
ス情報を含む16ビットのADRSと制御信号ASCN
を従局側へ送信する(図5のADRS,ASCN参
照)。従局側は、アドレス受信回路25によりADRS
とASCNのみを受信するので、データ読出し指令であ
ることを認識すると共に、アドレスチェック回路26に
よりエラー信号が発生しないかをチェックする。そして
エラー信号が発生せず、伝送誤りが無いと判断された場
合には、指定されたアドレスから対応するデータを読出
し、主局側のデータ送信回路12が4クロックの休止期
間終了後に送信するデータ制御信号DSCNに同期させ
て、データ送信回路24は、チェックビット付加回路2
3を介して本来の8ビットシリアルデータにチェック用
の8ビットシリアルデータの付加された16ビットDA
TAを主局側へ送信する(図5のDSCN,DATAを
参照)。
【0018】主局側のデータ受信回路13で受信された
DATAは、同様にデータチェック回路14により、伝
送中における誤りが無い正しいデータが得られたかどう
かのチェックが行われる。このようにして主局側と従局
側との間で伝送されるデータ情報やアドレス情報をすべ
てチェックすることが可能となる。
【0019】図6と図7は、本来のデータ信号とアドレ
ス信号が8ビットから16ビットに増加した場合の例を
示すものであり、データ伝送時間が2倍となった点を除
くと、図4と図5の場合と全く同一の波形であるので、
これらの説明は省略する。
【0020】本発明においては、前記説明のように、主
局側と従局側との間の情報伝送路として、シリアルデー
タを双方向に伝送するデータ伝送路と、シリアルアドレ
スを伝送するアドレス伝送路と、データ制御信号を伝送
するデータ制御信号伝送路と、アドレス制御信号を伝送
するアドレス制御信号伝送路と、前記シリアルデータ及
びシリアルアドレス用の同期信号を伝送する同期信号伝
送路とを備えればよいので、1回に伝送するビット数を
固定しておけば、伝送する情報量が増加しても、データ
伝送制御手段を変更することなく処理することができ
る。また、1回に伝送するビット数を変更する場合に
も、図2,図3のシフトレジスタ31,41の段数とゲ
ート信号の時間のみを変更すればよいので、データ伝送
制御手段の変更部分はきわめて少ない。
【0021】本発明において、主局側が従局側から一定
の時間毎(例えば1秒,0.1秒等)にデータを収集す
る場合には、主局側にRAM等のデータメモリを設けて
おき、伝送(収集)されたデータを順次データメモリに
書込むようにすれば、主局側ではCPU等により多量の
データを一括処理することができる。なおこの場合に、
データの伝送動作を損なわない限度において、基準クロ
ック周波数を高くすることによりデータの伝送速度を速
くすることができる。
【0022】なお、図1の構成図は1つの主局側伝送装
置と1つの従局側伝送装置との間のデータ伝送の場合の
例を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。即ち1つの主局側伝送装置に対して、複数の従局側
伝送装置を並列に接続することができる。この場合に
は、前記5情報(DATA,DSCN,ADRS,AS
CN及びMCK)の伝送路をそれぞれ従局側伝送装置に
並列接続すればよい。そして複数ビットのアドレス情報
のうちの所要ビットを複数の従局を選択する情報として
使用することにより、主局側は所望の従局を選択し、こ
の選択した従局側伝送装置との間でデータ伝送を行なう
ことができる。例えばアドレス情報のうちの3ビットを
使用すれば、主局側は8つの従局を選択することがで
き、従局側もこの3ビットを解読することにより自局が
選択されたか否かを判断できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数nビ
ットのシリアル情報を前半のシリアル情報として、前記
前半のシリアル情報の各ビット毎の2値情報をそれぞれ
反転させたnビットの反転シリアル情報を後半のチェッ
ク用シリアル情報として発生し、前記前半のシリアル情
報の直後に前記発生された後半のチェック用シリアル情
報を付加した2・nビットのシリアル情報を生成する工
程と、前記生成された2・nビットのシリアル情報を伝
送路を介して伝送する工程と、前記伝送された2・nビ
ットのシリアル情報を受信し、その前半のシリアル情報
と後半のチェック用シリアル情報とが各ビット毎に一致
するか否かを判別し、伝送による誤った情報の有無をチ
ェックする工程とを有し、伝送中に発生する誤情報のビ
ット数が、単数でも複数でも、また複数の場合には偶数
でも奇数でも、すべての場合の誤りを見落すことなくチ
ェックできるようにしたので、従来よりも信頼性の高い
データ伝送が、低コストの伝送装置によって実現可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリアルデータ伝送装置の概略構
成図である。
【図2】図1のチェックビット付加回路の一例を示す図
である。
【図3】図1のデータチェック回路の一例を示す図であ
る。
【図4】本発明による主局側から従局側へのデータ伝送
例1を説明する波形図である。
【図5】本発明による従局側から主局側へのデータ伝送
例1を説明する波形図である。
【図6】本発明による主局側から従局側へのデータ伝送
例2を説明する波形図である。
【図7】本発明による従局側から主局側へのデータ伝送
例2を説明する波形図である。
【符号の説明】
11,15,23 チェックビット付加回路 12,24 データ送信回路 13,21 データ受信回路 14,22 データチェック回路 16 アドレス送信回路 17 同期信号送信回路 25 アドレス受信回路 26 アドレスチェック回路 27 同期信号受信回路 100 主局側伝送装置 200 従局側伝送装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数nビットのシリアル情報を前半のシ
    リアル情報として、前記前半のシリアル情報の各ビット
    毎の2値情報をそれぞれ反転させたnビットの反転シリ
    アル情報を後半のチェック用シリアル情報として発生
    し、前記前半のシリアル情報の直後に前記発生された後
    半のチェック用シリアル情報を付加した2・nビットの
    シリアル情報を生成する工程と、 前記生成された2・nビットのシリアル情報を伝送路を
    介して伝送する工程と、 前記伝送された2・nビットのシリアル情報を受信し、
    その前半のシリアル情報と後半のチェック用シリアル情
    報とが各ビット毎に一致するか否かを判別し、伝送によ
    る誤った情報の有無をチェックする工程とを有すること
    を特徴とするシリアルデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 複数mビットのシリアルアドレスと、こ
    れに対応する複数n(n=mの場合も含む)ビットのシ
    リアルデータとを、それぞれ前半のシリアルアドレスと
    シリアルデータとして、前記前半のシリアルアドレスと
    シリアルデータとの各ビット毎の2値情報をそれぞれ反
    転させたmビットの反転シリアル情報とnビットの反転
    シリアル情報とをそれぞれ後半のチェック用シリアル情
    報として発生し、前記前半のシリアルアドレスの直後に
    前記発生させた後半のチェック用シリアル情報を付加し
    た2・mビットのシリアルアドレスと、前記前半のシリ
    アルデータの直後に前記発生させた後半のチェック用シ
    リアル情報とを付加した2・nビットのシリアルデータ
    とをそれぞれ生成する工程と、 前記生成された2・mビットのシリアルアドレスと2・
    nビットのシリアルデータとを、それぞれアドレス伝送
    路とデータ伝送路とを介して伝送する工程と、 前記伝送された2・mビットのシリアルアドレスと2・
    nビットのシリアルデータを受信し、それぞれ前半のシ
    リアル情報と後半のチェック用シリアル情報とが各ビッ
    ト毎に不一致であり、それぞれシリアルアドレスとシリ
    アルデータに伝送誤りの無いことをチェックする工程と
    を有することを特徴とするシリアルデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 複数mビットのシリアルアドレスを前半
    のシリアルアドレスとして、前記前半のシリアルアドレ
    スの各ビット毎の2値情報をそれぞれ反転させたmビッ
    トの反転シリアル情報を後半のチェック用シリアル情報
    として発生し、前記前半のシリアルアドレスの直後に前
    記発生された後半のチェック用シリアル情報を付加した
    2・mビットのシリアルアドレスを生成する工程と、 前記生成された2・mビットのシリアルアドレスをアド
    レス伝送路を介して主局側から従局側へ伝送する工程
    と、 前記伝送された2・mビットのシリアルアドレスを従局
    側で受信し、その前半のシリアル情報と後半のチェック
    用シリアル情報とが各ビット毎に不一致であり伝送誤り
    の無いことをチェックする工程と、 前記チェックする工程で伝送誤りの無いことが確認され
    た場合に、前記複数mビットのアドレスに対応する複数
    n(n=mの場合も含む)ビットのシリアルデータを前
    半のシリアルデータとして、前記前半のシリアルデータ
    の各ビット毎の2値情報をそれぞれ反転させたnビット
    の反転シリアル情報を後半のチェック用シリアル情報と
    して発生し、前記前半のシリアルデータの直後に前記発
    生された後半のチェック用シリアル情報を付加した2・
    nビットのシリアルデータを生成する工程と、 前記生成された2・nビットのシリアルデータをデータ
    伝送路を介して従局側から主局側へ伝送する工程と、 前記伝送された2・nビットのシリアルデータを主局側
    で受信し、その前半のシリアル情報と後半のチェック用
    シリアル情報とが各ビット毎に不一致であり伝送誤りの
    無いことをチェックする工程とを備えたことを特徴とす
    るシリアルデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 主局側と従局側との間の情報伝送路とし
    て、シリアルデータを双方向に伝送するデータ伝送路
    と、シリアルアドレスを伝送するアドレス伝送路と、デ
    ータ制御信号を伝送するデータ制御信号伝送路と、アド
    レス制御信号を伝送するアドレス制御信号伝送路と、前
    記シリアルデータ及びシリアルアドレス用の同期信号を
    伝送する同期信号伝送路とを備えたことを特徴とする請
    求項2又は請求項3記載のシリアルデータ伝送方法。
JP19243394A 1994-08-16 1994-08-16 シリアルデータ伝送方法 Pending JPH0865277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19243394A JPH0865277A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 シリアルデータ伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19243394A JPH0865277A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 シリアルデータ伝送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0865277A true JPH0865277A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16291232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19243394A Pending JPH0865277A (ja) 1994-08-16 1994-08-16 シリアルデータ伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0865277A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172116A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Toshiba Corp 超音波プローブおよび超音波診断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172116A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Toshiba Corp 超音波プローブおよび超音波診断装置
JP4632527B2 (ja) * 2000-12-08 2011-02-16 株式会社東芝 超音波プローブおよび超音波診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7010612B1 (en) Universal serializer/deserializer
JPH04216230A (ja) データ流れにおけるフレームアラインメントワードの検出方法及び装置
JP2948837B2 (ja) 通信リンク・インターフェースの初期化および同期方法および通信リンクの受信機
JP4260688B2 (ja) データ送信装置、データ送受信システム、データ送信装置の制御方法およびデータ送受信システムの制御方法
JPH0439929B2 (ja)
JP4012907B2 (ja) 非同期伝送方法及びその回路
EP0130429B1 (en) Failure detection apparatus
US3622985A (en) Optimum error-correcting code device for parallel-serial transmissions in shortened cyclic codes
JPH0865277A (ja) シリアルデータ伝送方法
JPH02184136A (ja) データブロック信号伝送方法及びその装置
JP3217993B2 (ja) パリティチェック回路
US5072448A (en) Quasi-random digital sequence detector
US7424075B2 (en) Pseudorandom data pattern verifier with automatic synchronization
KR100439225B1 (ko) 고속 데이터의 오류 검증회로
JPH04348638A (ja) データ伝送方法
KR20020033227A (ko) 데이터 통신을 위한 병렬 중복순환 검사회로
JP2803479B2 (ja) シリアルデータ受信装置
SU1387202A2 (ru) Устройство дл исправлени ошибок
JP2000261416A (ja) 二重化データ転送回路
JPH05300199A (ja) シリアルデータ転送装置
JPH1028146A (ja) 符号誤り訂正装置
JP2845768B2 (ja) 時刻情報同期化装置
JPH04267631A (ja) パリティビット付加方式
JPH0439928B2 (ja)
JPS63197151A (ja) シリアルデ−タ転送方式