JPH0865255A - 無線装置試験用オートハンドラ装置 - Google Patents

無線装置試験用オートハンドラ装置

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JPH0865255A
JPH0865255A JP6196993A JP19699394A JPH0865255A JP H0865255 A JPH0865255 A JP H0865255A JP 6196993 A JP6196993 A JP 6196993A JP 19699394 A JP19699394 A JP 19699394A JP H0865255 A JPH0865255 A JP H0865255A
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Tokuji Hashimoto
篤治 橋本
Hirobumi Hashimoto
博文 橋本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、携帯電話に代表される小型無線装
置の試験に用いて好適の、無線装置試験用オートハンド
ラ装置に関し、電波環境に影響されず、作業効率の高い
試験・計測を行なえるようにすることを目的とする。 【構成】 被試験体1としての無線装置を試験するため
のオートハンドラ装置において、被試験体1を収容すべ
く上面開放の箱状に形成された複数のパレット2と、パ
レット2を装填されるパレット収納枠13とをそなえる
とともに、パレット2が電波シールド部材で形成され
て、被試験体1を収容したパレット2とパレット2直上
のパレット部材もしくはパレット収納枠13との協働に
より電波シールド空間が形成されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図28) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例(図1〜図27) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話に代表される
小型無線装置の試験に用いて好適の、無線装置試験用オ
ートハンドラ装置に関する。すなわち、携帯電話に代表
される高周波帯(800MHz〜1.5GHz)等を使
用した小型の無線装置を工場のライン内で製造するに際
しては、工場内の電波環境が良好でないため、シールド
ルーム等で外来電波を遮断して試験・測定作業をする必
要がある。
【0003】しかしながら、現実的には試験作業効率や
流れ作業の制約から、試験・測定をライン上で行ない、
電波環境には目をつぶっている。このため、一日の時間
帯によって良品の直行率(良品率)が変化する状況が発
生し、この傾向は、1.5GHz帯などの高周波になる
ほどノイズの問題として深刻なものとなっている。
【0004】
【従来の技術】ここで、従来の無線装置試験用オートハ
ンドラ装置の一例について説明すると、このオートハン
ドラ装置は、図28の模式的斜視図で示すように構成さ
れており、多数の被試験体(携帯電話等の小型無線装
置)101が箱状のオートハンドラ装置本体102の上
に載置されるようになっている。
【0005】被試験体101は、その端部に予め装備さ
れた接続部を、オートハンドラ装置本体102側に装備
されたターミナル103に連結して、そのセッティング
が完了する。ところで、オートハンドラ装置本体102
はその上面中間部を突設されており、突設部中央にレー
ル104が設けられている。
【0006】レール104は、ロボット105を支承す
るとともに、ロボット105のレール104に沿う移動
を行なわせるべく装備されている。ロボット105は、
並べられた被試験体101それぞれの位置に移動しうる
ように構成されており、その移動は、ピニオンラック機
構等の動作による送り機構106を介して行なわれる。
【0007】また、ロボット105は、アーム107を
そなえ、アーム107の先端は下方へ屈曲して接続部1
08をそなえており、接続部108は、オートハンドラ
装置本体102側に装備され先端をターミナル103で
構成された接続部109と連結されうるように構成され
ている。接続部108は、ロボット105から下方へ変
位させうるようになっており、降下させた状態でオート
ハンドラ装置本体102の接続部109に連結される。
【0008】そして、接続部108にはロボット105
本体側からのケーブル110先端が接続され、ケーブル
110は、オートハンドラ装置本体102の内部を通じ
て測定器側へ延在しており、接続部108と測定器側と
が連結されている。したがって、ロボット105の接続
部108とオートハンドラ装置本体102側の接続部1
09とが連結された場合には、接続部109に連結され
た被試験体101が、接続部108,ケーブル110を
介して測定器に連結される。
【0009】さらに、アーム107は、ロボット105
本体に対し180度の水平方向回転を行なえるように構
成されており、回転時において、突設された上面中間部
を間において対向するように配設された接続部109に
対し連結されるように構成されている。このような構成
により、試験時においては、中間突設部を挟んで対向す
る所定の位置に、被試験体101を並べ、被試験体10
1の端部に装備された接続部を、オートハンドラ装置本
体102側に装備されたターミナル103に連結して、
そのセッティングが完了する。
【0010】この状態でロボット105および測定器を
起動すると、ロボット105のアーム107先端を、試
験の対象となる被試験体101に対応した接続部109
の上方に位置させるべくロボット105が駆動される。
ついで、ロボット105側の接続部108が下方へ駆動
され、接続部108と接続部109とが連結される状態
となる。
【0011】これにより、計測器側と被試験体101と
が連結された状態となり、測定器側のコンピュータ動作
等により当該被試験体101についてのデータが得られ
る。そして、計測動作が終了すると接続部108の上昇
動作が行なわれ、次の被試験体101についての接続動
作にはいる。さらに、並べられた片側の試験が終了する
と、上面突設部を挟んで反対側の被試験体101につい
て、順次、接続および計測が行なわれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のオートハンドラ装置による場合には、次のような
課題がある。すなわち、オートハンドラ装置への被試験
体101のセッティングが平面上で行なわれているた
め、スペース効率が悪く、設置台数が少ない。
【0013】計測動作は夜間における自動運転により、
生産能力の向上,測定器の稼働率アップを期待している
が、被試験体101のセッティング台数が少ないため、
効率が良くない。従来の試験能力について1例を示す
と、被試験体101の設置台数は50台程度である。
【0014】また、被試験体101から測定器までの接
続ケーブルが長くなり、ノイズ対策上好ましくない。さ
らに、好ましくない電波環境に試験・計測が悪影響を受
けるため、時間帯によって良品の直行率(良品率)が悪
化する。そして、従来のオートハンドラ装置は、ハンド
ラ1台につき1機種対応で行なっており、機種ごとにプ
ログラムを設定しなおしているため、最近のように類似
の機種が増えた場合、夜間に1機種しかできないなどの
課題もあり、多機種対応が必要なときにおける試験の融
通性がない。
【0015】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、電波環境に影響されず、作業効率の高い試験
・計測を行なえるようにした、無線装置試験用オートハ
ンドラ装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の無線装置試験用オートハンドラ装置は、被試験体とし
ての無線装置を試験するためのオートハンドラ装置にお
いて、該被試験体を収容すべく上面開放の箱状に形成さ
れた複数のパレットと、該パレットを装填されるパレッ
ト収納枠とをそなえるとともに、上記パレットが電波シ
ールド部材で形成されて、上記被試験体を収容したパレ
ットと同パレット直上のパレット部材もしくはパレット
収納枠との協働により電波シールド空間が形成されるよ
うに構成されたことを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の無線装置試験用オー
トハンドラ装置は、請求項1記載の装置につき、該被試
験体を収容した上記パレットへ向け測定器側から延在す
る接続ケーブルと、該接続ケーブルの先端に装備され該
被試験体との接続および接続解除を行なう接続部と、該
接続部を上記被試験体の接続位置へ向け駆動する接続部
駆動機構とをそなえ、上記接続部駆動機構が特定高さに
あるパレット中の該被試験体との接続を選択的に行なわ
せる1軸方向変位式で構成されるとともに、接続対象の
パレットを上記特定高さに変位させるパレット駆動機構
が設けられたことを特徴としている。
【0018】さらに、請求項3記載の無線装置試験用オ
ートハンドラ装置では、請求項1記載の装置につき、上
記複数のパレットが段積み状態で上記パレット収納枠に
装填されていることを特徴としている。そして、請求項
4記載の無線装置試験用オートハンドラ装置は、請求項
1記載の装置につき、収容される被試験体の機種識別情
報を設定する機種情報設定機構が各パレットごとに設け
られるとともに、被試験対象パレットの機種情報を検出
する試験対象機種識別機構が設けられたことを特徴とし
ている。
【0019】また、請求項5記載の無線装置試験用オー
トハンドラ装置は、請求項4記載の装置につき、該被試
験体の機種識別情報を記憶する機種情報記憶部が各被試
験体内に設けられるとともに、該被試験体内の機種情報
を検出する試験対象機種識別機構が設けられたことを特
徴としている。
【0020】
【作用】上述の請求項1記載の無線装置試験用オートハ
ンドラ装置では、無線装置を試験するオートハンドラ装
置において、被試験体を収容すべく上面開放の箱状に電
波シールド部材で形成された複数のパレットがパレット
収納枠に装填され、被試験体を収容したパレットと同パ
レット直上のパレット部材もしくはパレット収納枠との
協働により電波シールド空間が形成されて、被試験体の
試験時電波シールド状態が実現される。
【0021】また、請求項2記載の無線装置試験用オー
トハンドラ装置では、請求項1記載の装置の作用に加
え、被試験体を収容したパレットへ向け測定器側から延
在する接続ケーブルと、該接続ケーブルの先端に装備さ
れ被試験体との接続および接続解除を行なう接続部が、
接続部駆動機構により被試験体の接続位置へ向け駆動さ
れるが、この駆動は、特定高さにあるパレット中の被試
験体との接続を選択的に行なわせる1軸方向変位式で行
なわれ、接続対象のパレットがパレット駆動機構により
特定高さに変位して、被試験体と測定器側との接続が、
短く構成された接続ケーブルにより対ノイズ性能を向上
させた状態で行なわれる。
【0022】さらに、請求項3記載の無線装置試験用オ
ートハンドラ装置では、請求項1記載の装置の作用が、
段積み状態で上記パレット収納枠に装填された複数のパ
レットについて行なわれる。そして、請求項4記載の無
線装置試験用オートハンドラ装置では、請求項1記載の
装置の作用に加え、各パレットごとに収容される被試験
体の機種識別情報が機種情報設定機構により設定され、
試験時には、試験対象機種識別機構により被試験対象パ
レットの機種情報が検出される。
【0023】また、請求項5記載の無線装置試験用オー
トハンドラ装置では、請求項4記載の装置の作用に加
え、各被試験体内に設けられた機種情報記憶部に被試験
体の機種識別情報が記憶され、試験時には、該被試験体
内の機種情報が試験対象機種識別機構により検出され
る。
【0024】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1は本装置の概略全体構成を示す模式的
斜視図、図2は図1のA矢視図、図3はそのパレットの
模式的縦断面図、図4はそのパレットの装填状態を示す
模式的縦断面図、図5はパレットシールド構造を模式的
に示す縦断面図、図6は機種識別機構を模式的に示す要
部斜視図、図7は本装置の制御系構成を示すブロック
図、図8は本装置の模式的正面図、図9は本装置の模式
的平面図、図10は本装置の模式的側面図、図11は本
装置のメカフラグ機構を示す要部平面図、図12は本装
置のメカフラグ機構を示す要部側面図、図13は本装置
のメカフラグ機構を示す要部正面図、図14は機種識別
センサの取り付け部を示す要部正面図、図15は機種識
別センサの取り付け部を示す要部側面図、図16はパレ
ット位置決め機構を示す要部横断面図、図17はパレッ
トストッパ機構を示す要部横断面図、図18はパレット
位置決め機構を示す要部横断面図、図19はパレット上
下機構駆動部を示す模式的平面図、図20はパレット上
下機構のセンサ取り付け状態を示す模式的平面図、図2
1はパレット上下機構のセンサ取り付け状態を示す模式
的側面図、図22はパレット収納枠を示す模式的側面
図、図23は開閉ガイド部を示す模式的正面図、図24
は開閉ガイド部を示す模式的平面図、図25は開閉ガイ
ド部のストッパ機構を示す要部縦断面図、図26は開閉
ガイド部のストッパ機構を示す要部縦断面図、図27は
本装置における制御系の動作タイミングを示す線図であ
る。
【0025】さて、本装置は図1〜図23に示すように
構成されており、被試験体(例えば携帯電話等の小型無
線装置)1を収容すべく上面開放の箱状に形成された複
数のパレット2と、これらのパレット2を装填されるパ
レット収納枠13とをそなえており、各パレット2は電
波シールド部材としての金属材料で形成されている。被
試験体1は、図3に示すように、パレット2内に載置す
るようになっており、パレット2内に装備されたターミ
ナル3に対し被試験体1を連結してセットを行なうよう
に構成されている。
【0026】ターミナル3は、設置可能な被試験体1の
数に対応してパレット2の裏側部材2Aに嵌挿された各
接続部9に連結されている。そして、被試験体1を収容
したパレット2とパレット2直上のパレット部材2Bも
しくはパレット収納枠13Aとの協働によりシールド空
間14が形成されて、被試験体1の試験時電波シールド
状態が実現されるように構成されている。
【0027】すなわち、パレット2の裏側部材2Aの上
端縁にシールド用フィンガーバネ11が装備されてお
り、シールド用フィンガーバネ11はパレット2の横方
向全幅にわたるように延在している。また、シールド用
フィンガーバネ11は、パレット2の上面において延在
する部分を、前後方向に切り欠かれたスリット状に形成
され、パレット2の裏側に延在する部分を平板状に形成
されて、スリット状部分11Aと平板状部分11Bとが
90度以上の所要の角度で屈曲するように形成されてい
る。
【0028】そして、スリット状部分11Aはその先端
部に下方へ向け開く彎曲形状を設けられており、彎曲形
状の背の部分が直上の部材に当接するように構成されて
いる。また、シールド用フィンガーバネ11はパレット
2に枢着されており、パレット2と平板状部分11Bと
の当接により、シールド用フィンガーバネ11全体が回
転し、スリット状部分11Aが上方へ変位するように構
成されている。
【0029】これにより、図4,5に示すように、パレ
ット2のパレット収納枠13への装填時において、平板
状部分11Bがパレット収納枠13に押圧され、スリッ
ト状部分11Aが上方へ付勢され、スリット状部分11
Aが直上のパレット部材2Bもしくはパレット収納枠1
3に押しつけられるように構成されている。一方、図3
に示すようにパレット2の前面部材2Cの上端縁部にも
シールド用フィンガーバネ12が装備されており、シー
ルド用フィンガーバネ12はパレット2の横方向全幅に
わたるように延在している。また、シールド用フィンガ
ーバネ12は、パレット2の上面において後方へ向け延
在する部分を、前後方向に切り欠かれたスリット状に形
成され、パレット2の前面側に向け延在する部分を平板
状に形成されて、スリット状部分12Aと平板状部分1
2Bとが所要の角度で屈曲するように形成されている。
【0030】そして、スリット状部分12Aはその後端
部に下方へ向け開く彎曲形状を設けられており、彎曲形
状の背の部分が直上の部材に当接するように構成されて
いる。また、シールド用フィンガーバネ12はパレット
2に枢着されており、パレット2と平板状部分12Bと
の当接により、シールド用フィンガーバネ12全体が回
転し、スリット状部分12Aが上方へ変位するように構
成されている。
【0031】これにより、図4,5に示すように、パレ
ット2のパレット収納枠13への装填時において、平板
状部分12Bがパレット収納枠13に押圧され、スリッ
ト状部分12Aが上方へ付勢され、スリット状部分12
Aが直上のパレット部材2Bもしくはパレット収納枠1
3に押しつけられるように構成されている。このよう
に、パレット2のパレット収納枠13への装填時におい
て、パレット2と直上部材とがシールド用フィンガーバ
ネ11およびシールド用フィンガーバネ12を通じて連
結され、閉じたシールド空間14が形成されて、このシ
ールド空間14内に収容された被試験体1が外部からの
電磁気的影響を回避されるように構成されている。
【0032】このようにしてパレット2が形成される
が、図1,2に示すように、パレット2の接続部9と測
定器ラック15とは接続ケーブル16により接続される
ようになっている。すなわち、接続ケーブル16の先端
には、被試験体1との接続および接続解除を行なう接続
コード接続部17が装備されるとともに、この接続コー
ド接続部17を被試験体1の接続位置としての接続部9
へ向け駆動する接続部駆動機構18が設けられている。
【0033】この接続部駆動機構18は、後述のシーケ
ンス制御により作動し、特定高さにあるパレット中の被
試験体1との接続を選択的に行なわせる1軸方向変位式
で形成されている。これにより、接続ケーブル16を短
く構成しながら、対ノイズ性能を向上させるように構成
されている。
【0034】そして、接続部駆動機構18を特定高さに
保ちながら、段積みされたパレット2のすべてに対する
接続ケーブル16の接続を行なわせるべく、接続対象の
パレット2を特定高さに変位させるパレット収納枠上下
機構19が設けられている。パレット収納枠上下機構1
9は、パレット2を装填されたパレット収納枠13をモ
ータ駆動により上下動させるように構成されており、後
述のシーケンス制御により作動するように構成されてい
る。
【0035】また、収容される被試験体1の機種識別情
報を設定する機種情報設定機構20が各パレット2ごと
に設けられるとともに、被試験対象パレット2の機種情
報を検出する試験対象機種識別機構21が設けられてい
る。これらの機種情報設定機構20および試験対象機種
識別機構21は図6に示すように構成されている。
【0036】すなわち、機種情報設定機構20として
は、パレット2における前面部材2Cの一端(図中左
端)部にカードホルダ22が装着されており、カードホ
ルダ22に機種識別カード23を挿入するように構成さ
れている。機種識別カード23には3か所の位置の所要
箇所にセンサー検知孔23A〜23Cが形成され、これ
ら3か所の検出孔23A〜23Cの有無の組み合わせを
機種のそれぞれに対応させるように構成されている。
【0037】そして、試験対象機種識別機構21とし
て、機種識別センサ24がパレット収納枠上下機構19
を一部に形成された装置本体Sに装備されている。機種
識別センサ24は、機種識別カード23においてセンサ
検出孔23A〜23Cを形成される位置のそれぞれに対
向するように3個設けられており、3個のそれぞれが検
出孔の有無を感知した出力を行ない、その出力の組み合
わせで機種の識別を行なうように構成されている。
【0038】なお、機種識別センサ24の出力は、測定
器ラック15内の制御用コンピュータに入力されるよう
になっており、この入力により識別された機種に対応す
る測定およびその結果処理が行なわれるようになってい
る。ところで、装置本体Sの構造は、次のように構成さ
れている。まず、図8〜10に示すように、パレット2
を装填されたパレット収納枠13がパレット収納枠上下
機構19に嵌装されている。
【0039】パレット収納枠13は、歯付きベルト2
5,44を介し、装置本体Sの底部に装備されたモータ
43により上下駆動されるようになっている(図19参
照)。また、開閉ガイド26が、左右間においてパレッ
ト2を装填すべく形成されたパレット収納枠上下機構1
9の開口の縁部それぞれに設けられている。開閉ガイド
26は、板部材をヒンジ27を介し開閉可能に取り付け
られており、閉状態においてファスナ28(図25,2
6参照)を回転させることにより、開閉ガイド26が閉
状態に保たれ、パレット2の上下動時において、前後方
向の位置をガイドするように構成されている。
【0040】ファスナ28は、図26に示すようにその
先端に彎曲した溝28Aをそなえており、ファスナ28
を回転させ、装置本体S側に固着された止金28Bの先
端を溝28Aへ進入させたのち、さらにファスナ28を
回転させると,溝28Aの変位に従い止金28Bがファ
スナ28を装置本体S側へ引きつけ固定するように構成
されている。
【0041】そして、パレット2が所要位置に上下動し
たとき、パレット2を所定の位置に位置決めする位置決
め機構が図16〜図18に示すように構成されている。
すなわち、各パレット2側面の所定位置に位置決め用突
起29が設けられており、位置決め用突起29には位置
決め孔29Aが形成されている。そして、装置本体S側
には、パレット位置決めシリンダ30により駆動される
ガイドピン31が設けられている。
【0042】すなわち、ガイドピン31は、その突出に
より位置決め孔29Aに案内されながら同孔に嵌合する
ように構成されており、この嵌合により、パレット2が
正確な所定位置に位置決めされるようになっている。こ
れらの位置決め用突起29、位置決め孔29A、ガイド
ピン31は、パレット2の前後方向に1対設けられてお
り、パレット2の前後方向姿勢を正確に調整し固定する
ように構成されている。
【0043】ところで、図18はパレット2とパレット
収納枠13と位置決め用突起29との関係を示してお
り、パレット2側面における位置決め用突起29の下方
にガイドレール36が前後方向に延在して設けられ、パ
レット収納枠13内側に突設されたパレットレール35
がガイドレール36に係合してパレット2を所定の水平
姿勢で嵌挿できるように構成されている。
【0044】また、図17はパレット2を嵌挿した場合
の、最奥部におけるパレット2とパレット収納枠13と
の関係を示しており、パレット収納枠13側のパレット
レール35にスプリングプランジャ32が装備されてい
る。そして、スプリングプランジャ32の先端に装備さ
れスプリングで伸長方向に付勢されたボールストッパ3
3が、パレット2側のガイドレール36における最奥部
に形成されたストッパ孔34に嵌合することにより、パ
レット2を所定の前後位置に固定するように構成されて
いる。
【0045】ここで、パレット収納枠13の構造につい
て説明すると、図20〜図22に示すように構成されて
おり、直方体型に組まれた骨組みに、前後面を除き板材
が張設され、側面部材38にはガイドピン31の出入り
を許容する孔37が形成されている。そして、パレット
収納枠13の底部には図19に示すパレット収納枠上下
機構19の駆動源部が装備されている。
【0046】すなわち、軸受け39,40に両端を支承
される回転軸41が装備され、回転軸41がモータ43
により歯付きベルト42を介し駆動されるようになって
いる。また、回転軸41に歯付きベルト25,44が懸
架されており、この歯付きベルト25,44を介して、
上方のパレット収納枠13の上下駆動が行なわれるよう
に構成されている。
【0047】そして、図20に示すように、パレット収
納枠13の側部には、ピッチ送りセンサ用切り欠き52
が所要間隔で形成されており、装置本体S側に装備され
たフォトセンサ54でピッチ送りセンサ用切り欠き52
を検出し、パレット収納枠13の上下動に際してのパレ
ット収納枠13の送り量を検出して、シーケンス制御部
を介し所望の駆動量が得られるようになっている。
【0048】なお、フォトセンサ53,54はパレット
収納枠13の最下端,最上端を検出して、パレット収納
枠13がオーバシュートするのを防止するためのもので
ある。ところで、試験対象機種識別機構21は図14,
15に示すように構成されている。
【0049】装置本体Sにおける前面側の上部所定位置
に機種識別センサ24が取り付けられており、機種識別
センサ24は上下方向に3個のセンサ24A,24B,
24Cが並設されている。そして、パレット2が所定位
置に固定された状態で、センサ24A,24B,24C
が、パレット2の機種情報設定機構20における機種識
別カード23の検出孔23A,23B,23Cのそれぞ
れに対向するように構成されている。
【0050】ここで、試験対象機種識別機構21として
は、被試験体1内に機種識別情報を記憶する機種情報記
憶部(ROM等)を設け、試験時に被試験体1内の機種
情報を提供するように構成することもできる。一方、装
置本体Sの後面側には、図11〜図13に示すように接
続コード接続部17およびメカフラグ機構45が設けら
れている。
【0051】まず接続コード接続部17は、接続コネク
タ8およびコネクタ接続シリンダ46をそなえている。
すなわち、接続コネクタ8がコネクタ接続シリンダ46
の伸長によりパレット2における接続部9へ向け駆動さ
れるように構成されており、この駆動により接続コネク
タ8と接続部9とが連結されると、接続ケーブル16と
被試験体1とが、接続コネクタ8および接続部9,ター
ミナル3を介し接続され、測定用回路が完成するように
なっている。
【0052】また、コネクタ接続シリンダ46を収縮動
作させることにより、接続コネクタ8は接続部9から離
脱して、測定用回路が断状態になるように構成されてい
る。そして、接続コード接続部17は接続部駆動機構1
8により水平(横軸)方向へ駆動されるように構成され
ており、シーケンス制御部の制御信号にしたがって所望
の被試験体1に対応した接続部9の位置に接続コネクタ
8を変位させ、同一パレット2内の被試験体1を接続コ
ネクタ8に順次接続させ離脱させるようになっている。
【0053】ところで、接続コード接続部17には接続
コネクタ8の上方に、メカフラグ機構45が設けられて
いる。メカフラグ機構45は、一対のメカフラグシリン
ダ47,48をそなえており、測定器側の出力に対応し
て、シーケンス制御に従いその一方が伸長し、ピストン
ロッド先端が突出するように構成されている。
【0054】そして、パレット2における各接続部9の
上方にそれぞれメカフラグシーソースイッチ51をそな
えており、メカフラグシーソースイッチ51は2つのボ
タン49,50をそなえたもので構成されている。すな
わち、ボタン49は「GOOD」ボタンを構成し、ボタ
ン50は「NOGOOD」ボタンを構成しており、被試
験体1の試験結果が良品と判定された場合には、シーケ
ンス制御部を介しメカフラグシリンダ48が伸長動作さ
れ、ボタン50がピストンロッドにより押され、これに
連動してボタン49が飛び出して、良品である表示が行
なわれるように構成されている。
【0055】また、被試験体1の試験結果が不良品と判
定された場合には、シーケンス制御部を介しメカフラグ
シリンダ47が伸長動作され、ボタン49がピストンロ
ッドにより押され、これに連動してボタン50が飛び出
して、不良品である表示が行なわれるように構成されて
いる。このような動作が各被試験体1ごとに行なわれる
ように構成されており、試験後パレット2を取り外し裏
面を見ると、被試験体1のそれぞれが良品であるか不良
品であるかを目視により認知できるように構成されてい
る。
【0056】ところで、上述のようなハード構成を制御
するシーケンス制御部SSおよび測定器ラック15内の
計測部15Aは図7に示すように構成されている。すな
わち、操作パネルスイッチ盤56の操作により起動され
るシーケンサ58が設けられている。シーケンサ58に
はパレット収納枠上下機構19が接続され、各センサの
検出信号に対応したシーケンサ58内のプログラム実行
により、所要の制御信号が出力されて、パレット収納枠
13の上下駆動が行なわれるようになっている。
【0057】また、シーケンサ58には電磁弁65を介
しパレット位置決めシリンダ30が接続され、各センサ
の検出信号に対応したシーケンサ58内のプログラム実
行により、所要の制御信号が出力されて、パレット位置
決めシリンダ30の作動が行なわれるようになってい
る。さらに、シーケンサ58には横軸アクチュエータ制
御部66を介し接続部駆動機構18が接続され、各セン
サの検出信号に対応したシーケンサ58内のプログラム
実行により、所要の制御信号が出力されて、接続部駆動
機構18の作動が行なわれるようになっている。
【0058】そして、シーケンサ58には電磁弁67を
介しコネクタ接続シリンダ46が接続され、各センサの
検出信号に対応したシーケンサ58内のプログラム実行
により、所要の制御信号が出力されて、コネクタ接続シ
リンダ46の作動が行なわれるようになっている。ま
た、シーケンサ58には電磁弁68を介しメカフラグシ
リンダ47,48が接続され、各センサの検出信号に対
応したシーケンサ58内のプログラム実行により、所要
の制御信号が出力されて、メカフラグシリンダ47,4
8の作動が行なわれるようになっている。
【0059】さらに、シーケンサ58にはフォトセンサ
53,54,55を含め、ドア開放センサ、各シリンダ
関係センサ、安全センサ等が接続され、シーケンサ58
における制御に必要な信号が読み込まれて、各センサの
検出信号に対応したシーケンサ58内のプログラム実行
により、所要の制御信号が出力されて、各制御部の作動
が行なわれるようになっている。なお、57はパトロー
ルライトである。
【0060】ところで、機種識別センサ24はインター
フェイス63,64を介し計測部15Aに接続されてお
り、機種識別センサ24の検出信号を受けて計測部15
Aにおける制御用コンピュータ60における機種の識別
が行なわれるように構成されている。一方、測定器ラッ
ク15内の計測部15Aは次のように構成されている。
【0061】すなわち、被試験体1が接続コネクタ8,
接続部9および接続ケーブル16を介し計測部15Aに
接続されるが、計測部15Aにはインターフェイス治具
62、測定器61,制御用コンピュータ60,スイッチ
ングコントローラ59およびインターフェイス63が設
けられている。これにより、制御用コンピュータ60の
制御信号に基づいた測定器61の動作が行なわれ、各種
の測定が行なわれて、測定結果が制御用コンピュータ6
0に読み込まれるようになっている。
【0062】そして、制御用コンピュータ60における
総合判定により、被試験体1が良品であるか不良品であ
るかが決定され、その結果に基づきスイッチングコント
ローラ59が作動して、インターフェイス63,64を
介しシーケンサ58によるメカフラグシリンダ47,4
8の作動が行なわれるようになっている。この結果、パ
レット2におけるメカフラグシーソースイッチ51の切
替えが行なわれ、ボタン49,50のいずれかが押され
て、当該被試験体1の良品・不良品の識別結果が目視で
きる状態で、当該被試験体1の試験を終了するように構
成されている。
【0063】上述のような構成により、つぎのような作
動が行なわれる。まず、パレット2に所要個数の被試験
体1を作業員がセッティングする。セッティンッグは、
被試験体1の端部端子とパレット2内のターミナル3と
を接続することにより行なわれる。ついで、セッティン
グした被試験体1の機種識別カード23をパレット2の
カードホルダ22に差し込む。
【0064】そして、装置本体Sの操作パネルスイッチ
盤56において原点復帰スイッチを押し、パレット収納
枠13を下部の原点位置に復帰させる。次に、ファスナ
28を操作し、開閉ガイド26を開けて所要数のパレッ
ト2を装填する。このとき、開閉ガイド26を開けると
センサの感知により装置本体Sの動作は停止され、安全
が保たれる。また、パレット2の所要数は例えば15段
以下の所要数を想定している。
【0065】ついで、開閉ガイド26を閉じ、ファスナ
28で固定して、操作パネルスイッチ盤56のスタート
ボタンを押す。これにより、シーケンサ58による所定
の動作が開始され、パレット収納枠上下機構19により
パレット収納枠13を上部1段目パレット2の位置まで
上昇させる。
【0066】そして、電磁弁65の動作によりパレット
位置決めシリンダ30が収縮動作し、装置本体S側のガ
イドピン31が、パレット2側の位置決め用突起29に
おける位置決め孔29Aに嵌入して、装置本体S側に被
測定パレット2が固定される。次に、試験対象機種識別
機構21における機種識別センサ24が、パレット2前
面の機種識別カード23に検知孔23A〜23Cがどの
ように形成されているかを読み取り、その検出信号がイ
ンターフェイス63,64を通じ制御用コンピュータ6
0に読み込まれる。
【0067】制御用コンピュータ60では、読み込まれ
た情報により機種を識別して、当該機種の試験・計測が
自動スタートされる。ここで、試験対象機種識別機構2
1が、被試験体1のそれぞれに機種識別情報を記憶させ
る方式で構成された場合には、被試験体1それぞれの試
験時に、制御用コンピュータ60において試験対象の機
種が識別され、対応した試験・計測が行なわれる。
【0068】そして、接続部駆動機構18によるパレッ
ト2の横軸ステップ送り駆動が行なわれ、最初は原点復
帰が行なわれたのち上部1段パレット2の一つ目の接続
部9位置に移動し、接続コード接続部17のコネクタ接
続シリンダ46が伸長作動して接続コネクタ8が接続部
9に嵌挿される。これにより、被試験体1が、ターミナ
ル3,接続部9,接続コネクタ8および接続ケーブル1
6を介し測定器61に接続される状態となり、制御用コ
ンピュータ60に制御された計測動作が行われる。
【0069】この自動試験の結果により、制御用コンピ
ュータ60は当該被試験体1が良品であるかどうかを判
定し、対応する信号をスイッチングコントローラ59に
出力して、インターフェイス63,64を介しシーケン
サ58によりメカフラグ機構45を作動させる。これに
より、電磁弁68が切り替えられ、良品の場合はメカフ
ラグシリンダ48が伸長しボタン50が押されることに
連動してボタン49が飛び出して、良品表示状態とな
る。
【0070】一方不良品の場合は、メカフラグシリンダ
47が伸長してボタン49が押されることに連動してボ
タン50が飛び出し、不良品表示状態となる。この動作
が終わると、接続部駆動機構18によるパレット2の横
軸ステップ送り駆動が行なわれ、上部1段パレット2の
2つ目の接続部9位置に移動し、接続コード接続部17
のコネクタ接続シリンダ46が伸長作動して接続コネク
タ8が接続部9に嵌挿される。
【0071】この後、上記の動作が再び行なわれ、2つ
目の被試験体1の良品・不良品表示が行なわれる。この
ようにして、上部1段のパレット2における各被試験体
1の試験が順次行なわれ、全部の試験が終了すると、接
続部駆動機構18による接続コード接続部17の原点復
帰が行なわれる。
【0072】次に、シーケンサ58の制御信号により、
パレット収納枠上下機構19が作動し、パレット収納枠
13が上方へ駆動されて、上部2段目のパレット2が接
続コード接続部17のある位置に変位する。この後、パ
レット2の固定、各被試験体1の試験が繰り返され、2
段目のパレット2における試験が終了する。
【0073】最後のパレット2が試験終了すると、シー
ケンサ58により動作が停止され、電源が切れる。この
ように各試験が行なわれるが、試験に際して被試験体1
は次のようにして、外部の電波等から遮蔽された状態に
保たれる。すなわち、パレット2のパレット収納枠13
への装填に際し、パレット2は図3に示す状態から図
4,5に示す状態となり、パレット2後部側では、シー
ルド用フィンガーバネ11の平板状部分11Bがパレッ
ト収納枠13の裏部材に押圧されて、スリット状部分1
1Aが直上部材に押しつけられる。
【0074】また、パレット2の前部側では、シールド
用フィンガーバネ12の平板状部分12Bが直上部材に
押圧され、スリット状部分12Aが直上部材に押しつけ
られる。これにより、直上部材が上面パレット収納枠1
3Aである場合には、図4の上部に示すようにパレット
2と上面パレット収納枠13Aとがシールド用フィンガ
ーバネ11およびシールド用フィンガーバネ12を介
し、電磁気的に遮蔽された状態となり、パレット2と上
面パレット収納枠13Aとで形成されるシールド空間1
4が形成される。
【0075】したがって、この状態で試験を行なうこと
により被試験体1は外部の電波環境に影響されることな
く、正確な試験が行なわれる。また、直上部材が1段上
のパレット2である場合には、図4の下部に示すように
当該パレット2と1段上のパレット2とがシールド用フ
ィンガーバネ11およびシールド用フィンガーバネ12
を介し、電磁気的に遮蔽された状態となり、当該パレッ
ト2と1段上のパレット2とで形成されるシールド空間
14が形成される。
【0076】したがって、この状態で試験を行なうこと
により被試験体1は外部の電波環境に影響されることな
く、正確な試験が行なわれる。ところで、上述の動作に
おける制御用コンピュータ60の動作とシーケンサ58
の動作とのタイミング関係は図27に示すように行なわ
れる。
【0077】なお、図中のハンドラー(HANDLE
R)はシーケンス制御部SSを、CPUは制御用コンピ
ュータ60を示している。そして、各信号の動作内容に
ついて説明すると次の通りであり、下記の(1)〜(1
5)は、図27中の当該記号に対応しており、動作順も
示している。 (1)シーケンス制御部SS自身が動作状態を確認し
て、正出力を出す。これによりスタートスイッチONで
1段目に上昇する。
【0078】(2)アラームが無いことを確認し、シー
ケンス制御部SSから制御用コンピュータ60に信号を
出力する。 (3)接続部の位置情報を、シーケンス制御部SSから
制御用コンピュータ60へ信号を出力する。 この(1)〜(3)によりシーケンス制御部SSが準備
完了であり、アラーム情報の無いことを確認しながら接
続コード接続部17の位置情報を取り込んで、諸シーケ
ンス動作が開始される。
【0079】(4)シーケンス制御部SSにおける接続
部位置情報(Y軸:1)をトリガーにしてパレット情報
(機種選択情報)をモニターし、制御用コンピュータ6
0においてプログラムを選択する。当該パレット2の機
種に対応したプログラムが選択される。 (5)プログラムが試験開始できる状態で、正出力を出
す。
【0080】計測部15Aがスタート可能かどうかを確
認し、確認後に計測プログラムをスタートさせる。 (6)行き先指定情報を、制御用コンピュータ60から
シーケンス制御部SSへ出力する。 (7)シーケンス制御部SSは、行き先指定SET信号
が正にて行き先指定情報を読み込み実行する。
【0081】(8)シーケンス制御部SSにおける接続
部位置情報が制御用コンピュータ60の指定位置情報と
一致するまでモニターする。 (9)位置情報が一致すると、接続コード接続部17を
接続し、接続したらシーケンス制御部SSから制御用コ
ンピュータ60へ正信号を出力する。ここで、接続時は
正の出力とし、断時は負出力とする。
【0082】(10)行き先指定SET,行き先指定を
負で設定し試験動作を行なう。このとき信号は制御用コ
ンピュータ60からシーケンス制御部SSへ送られる。 (11)試験結果良/不良信号を制御用コンピュータ6
0からシーケンス制御部SSへ出力する。ここで、良品
の場合は負、不良品の場合は正である。 (12)試験完了信号を制御用コンピュータ60からシ
ーケンス制御部SSへ出力する。
【0083】(13)試験完了信号をトリガーに良/不
良信号をモニターフラグに設定し、接続部を切り離し
て、シーケンス制御部SSから制御用コンピュータ60
へ接続部信号を負信号として出力する。 (14)接続部信号が負であることを確認後、良/不良
信号、試験完了信号(負)を制御用コンピュータ60か
らシーケンス制御部SSへ出力する。
【0084】(15)(2)に戻る。 このように各動作のタイミングが調整されるが、本装置
によれば次のような利点ないし効果がある。 被試験体1のシールドが行なわれるため、試験・計測
時に外来電波の影響を受けることがなく、取得データの
再現性が良くなり、歩留りやデータの信頼性が飛躍的に
向上する。
【0085】試験の付帯設備としてシールドルーム等
を用意する必要が無く、工場内のラインレイアウトも制
約がないため、設備投資費用を低減することができる。 被試験体1がパレット2により多段に収容できるた
め、被試験体1の設置台数を従来の方式に比べ飛躍的に
増加させることができる。 被試験体1の収納をパレット方式の縦型とすることに
より、スペース効率が飛躍的に(実績例では約7倍)向
上する。
【0086】パレット2を上下に駆動し、被試験体1
との接続コード接続部17を特定高さに固定して、接続
コード接続部17の移動範囲を同一平面内の横方向のみ
にすることにより、接続ケーブル16の長さを短縮する
ことができ(実績例では従来比1/3)、構造の簡素化
がはかられるとともに、ノイズ対策として不可欠な接続
ケーブル短縮が実現される。
【0087】パレット2ごとに機種識別を自動的に行
なえるようになり、多機種混合自動試験が可能となり、
試験の融通性が飛躍的に向上する。 パレット2ごとに機種識別を自動的に行なえるように
なり、作業員のいない夜間の多機種混合自動試験が可能
となって、コスト削減がはかられる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の無線装置試験用オートハンドラ装置によれば、被
試験体としての無線装置を試験するためのオートハンド
ラ装置において、該被試験体を収容すべく上面開放の箱
状に形成された複数のパレットと、該パレットを装填さ
れるパレット収納枠とをそなえるとともに、上記パレッ
トが電波シールド部材で形成されて、上記被試験体を収
容したパレットと同パレット直上のパレット部材もしく
はパレット収納枠との協働により電波シールド空間が形
成されるように構成されるという簡素な構成で、次のよ
うな効果ないし利点が得られる。
【0089】被試験体1のシールドが行なわれるた
め、試験・計測時に外来電波の影響を受けることがな
く、取得データの再現性が良くなり、歩留りやデータの
信頼性が飛躍的に向上する。 試験の付帯設備としてシールドルーム等を用意する必
要が無く、工場内のラインレイアウトも制約がないた
め、設備投資費用を低減することができる。
【0090】また、請求項2記載の無線装置試験用オー
トハンドラ装置によれば、請求項1記載の装置につき、
該被試験体を収容した上記パレットへ向け測定器側から
延在する接続ケーブルと、該接続ケーブルの先端に装備
され該被試験体との接続および接続解除を行なう接続部
と、該接続部を上記被試験体の接続位置へ向け駆動する
接続部駆動機構とをそなえ、上記接続部駆動機構が特定
高さにあるパレット中の該被試験体との接続を選択的に
行なわせる1軸方向変位式で構成されるとともに、接続
対象のパレットを上記特定高さに変位させるパレット駆
動機構が設けられるという簡素な構成で、次のような効
果ないし利点が得られる。
【0091】パレット2を上下に駆動し、被試験体1
との接続コード接続部17を特定高さに固定して、接続
コード接続部17の移動範囲を同一平面内の横方向のみ
にすることにより、接続ケーブル16の長さを短縮する
ことができ(実績例では従来比1/3)、構造の簡素化
がはかられるとともに、ノイズ対策として不可欠な接続
ケーブル短縮が実現される。
【0092】さらに、請求項3記載の無線装置試験用オ
ートハンドラ装置によれば、請求項1記載の装置につ
き、上記複数のパレットが段積み状態で上記パレット収
納枠に装填されているという簡素な構成で、次のような
効果ないし利点が得られる。 被試験体1がパレット2により多段に収容できるた
め、被試験体1の設置台数を従来の方式に比べ飛躍的に
増加させることができる。
【0093】被試験体1の収納をパレット方式の縦型
とすることにより、スペース効率が飛躍的に(実績例で
は約7倍)向上する。そして、請求項4記載の無線装置
試験用オートハンドラ装置によれば、請求項1記載の装
置につき、収容される被試験体の機種識別情報を設定す
る機種情報設定機構が各パレットごとに設けられるとと
もに、被試験対象パレットの機種情報を検出する試験対
象機種識別機構が設けられるという簡素な構成で、次の
ような効果ないし利点が得られる。
【0094】パレット2ごとに機種識別を自動的に行
なえるようになり、多機種混合自動試験が可能となり、
試験の融通性が飛躍的に向上する。 パレット2ごとに機種識別を自動的に行なえるように
なり、作業員のいない夜間の多機種混合自動試験が可能
となって、コスト削減がはかられる。また、請求項5記
載のウエーブスプリング式バルブスプリング装置によれ
ば、請求項4記載の装置につき、被試験体の機種識別情
報を記憶する機種情報記憶部が各被試験体内に設けられ
るとともに、該被試験体内の機種情報を検出する試験対
象機種識別機構が設けられるという簡素な構成で、次の
ような効果ないし利点が得られる。
【0095】被試験体ごとに機種識別を自動的に行な
えるようになり、多機種混合自動試験が可能となり、試
験の融通性が飛躍的に向上する。 被試験体ごとに機種識別を自動的に行なえるようにな
り、作業員のいない夜間の多機種混合自動試験が可能と
なって、コスト削減がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置の模式的斜視図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置のパレットの模式的縦断面図である。
【図4】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置のパレットの装填状態を示す模式的縦断面
図である。
【図5】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置について、そのパレットシールド構造を模
式的に示す縦断面図である。
【図6】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置について、その機種識別機構を模式的に示
す要部斜視図である。
【図7】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置について、その制御系構成を示すブロック
図である。
【図8】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置について、その一部を破断して示す模式的
正面図である。
【図9】本発明の実施例としての無線装置試験用オート
ハンドラ装置について、その一部を破断して示す模式的
平面図である。
【図10】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その一部を破断して示す模式
的側面図である。
【図11】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのメカフラグ機構を示す要
部平面図である。
【図12】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのメカフラグ機構を示す要
部側面図である。
【図13】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのメカフラグ機構を示す要
部正面図である。
【図14】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その機種識別センサの取り付
け部を示す要部正面図である。
【図15】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その機種識別センサの取り付
け部を示す要部側面図である。
【図16】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット位置決め機構を
示す要部横断面図である。
【図17】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレットストッパ機構を
示す要部横断面図である。
【図18】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット位置決め機構を
示す要部横断面図である。
【図19】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット上下機構駆動部
を示す模式的平面図である。
【図20】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット上下機構のセン
サ取り付け状態を示す模式的平面図である。
【図21】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット上下機構のセン
サ取り付け状態を示す模式的側面図である。
【図22】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、そのパレット収納枠を示す模
式的側面図である。
【図23】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その開閉ガイド部を示す模式
的正面図である。
【図24】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その開閉ガイド部を示す模式
的平面図である。
【図25】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その開閉ガイド部のストッパ
機構を示す要部縦断面図である。
【図26】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その開閉ガイド部のストッパ
機構を示す要部縦断面図である。
【図27】本発明の実施例としての無線装置試験用オー
トハンドラ装置について、その制御系の動作タイミング
を示す線図である。
【図28】従来のハンドラ装置を示す模式的斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 被試験体 2 パレット 3 ターミナル 8 接続コネクタ 9 接続部 11 シールド用フィンガーバネ 12 シールド用フィンガーバネ 13 パレット収納枠 14 シールド空間 15 測定器ラック 16 接続ケーブル 17 接続コード接続部 18 接続部駆動機構 19 パレット収納枠上下機構 20 機種情報設定機構 21 試験対象機種識別機構 22 カードホルダ 23 機種識別カード 23A〜23C センサー検知穴 24 機種識別センサ 25 歯付きベルト25、44 26 開閉ガイド 28 ファスナ 29 位置決め用突起 29A 位置決め孔 30 パレット位置決めシリンダ 31 ガイドピン 32 スプリングプランジャ 33 ボールストッパ 35 パレットレール 36 ガイドレール 37 孔 38 側面部材 39 軸受け 40 軸受け 41 回転軸 42 歯付きベルト 43 モータ 44 歯付きベルト 45 メカフラグ機構 46 コネクタ接続シリンダ 47 メカフラグシリンダ 48 メカフラグシリンダ 49 ボタン 50 ボタン 51 メカフラグシーソースイッチ 52 ピッチ送りセンサ用切り欠き 53 フォトセンサ 54 フォトセンサ 55 フォトセンサ 56 操作パネルスイッチ盤 57 パトロールライト 58 シーケンサ 59 スイッチングコントローラ 60 制御用コンピュータ 61 測定器 62 インターフェイス治具 63 インターフェイス 65 電磁弁 66 横軸アクチュエータ制御部 67 電磁弁 68 電磁弁 101 被試験体 102 オートハンドラ装置本体 103 ターミナル 104 レール 105 ロボット 106 送り機構 107 アーム 108 接続部 109 接続部 110 ケーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 9/00 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験体としての無線装置を試験するた
    めのオートハンドラ装置において、 該被試験体を収容すべく上面開放の箱状に形成された複
    数のパレットと、 該パレットを装填されるパレット収納枠とをそなえると
    ともに、 上記パレットが電波シールド部材で形成されて、 上記被試験体を収容したパレットと同パレット直上のパ
    レット部材もしくはパレット収納枠との協働により電波
    シールド空間が形成されるように構成されたことを特徴
    とする、無線装置試験用オートハンドラ装置。
  2. 【請求項2】 該被試験体を収容した上記パレットへ向
    け測定器側から延在する接続ケーブルと、該接続ケーブ
    ルの先端に装備され該被試験体との接続および接続解除
    を行なう接続部と、該接続部を上記被試験体の接続位置
    へ向け駆動する接続部駆動機構とをそなえ、上記接続部
    駆動機構が特定高さにあるパレット中の該被試験体との
    接続を選択的に行なわせる1軸方向変位式で構成される
    とともに、接続対象のパレットを上記特定高さに変位さ
    せるパレット駆動機構が設けられたことを特徴とする、
    請求項1記載の無線装置試験用オートハンドラ装置。
  3. 【請求項3】 上記複数のパレットが段積み状態で上記
    パレット収納枠に装填されていることを特徴とする、請
    求項1記載の無線装置試験用オートハンドラ装置。
  4. 【請求項4】 収容される被試験体の機種識別情報を設
    定する機種情報設定機構が各パレットごとに設けられる
    とともに、被試験対象パレットの機種情報を検出する試
    験対象機種識別機構が設けられたことを特徴とする、請
    求項1記載の無線装置試験用オートハンドラ装置。
  5. 【請求項5】 該被試験体の機種識別情報を記憶する機
    種情報記憶部が各被試験体内に設けられるとともに、該
    被試験体内の機種情報を検出する試験対象機種識別機構
    が設けられたことを特徴とする、請求項4記載の無線装
    置試験用オートハンドラ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538799B1 (ko) * 2002-11-14 2005-12-26 에프씨산업 주식회사 휴대폰의 자동 검사 공정 시스템
JP2007265340A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Softbank Mobile Corp データ転送装置
KR102638340B1 (ko) * 2023-10-31 2024-02-19 주식회사 에스비트 와이파이 품질 측정 시스템

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