JPH086475B2 - 水洗トイレのドアー装置 - Google Patents
水洗トイレのドアー装置Info
- Publication number
- JPH086475B2 JPH086475B2 JP3183821A JP18382191A JPH086475B2 JP H086475 B2 JPH086475 B2 JP H086475B2 JP 3183821 A JP3183821 A JP 3183821A JP 18382191 A JP18382191 A JP 18382191A JP H086475 B2 JPH086475 B2 JP H086475B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- door body
- state
- door
- toilet room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便室内空間の利用効率の
改善を図るトイレのドアー装置に関する。
改善を図るトイレのドアー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トイレのドアーは便室の構造体にヒンジ
連結して設けられるのを普通とする。
連結して設けられるのを普通とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記普通構造のトイレ
のドアーをもつ便所は便室内の空間を利用効率を高くし
て設置するという配慮に欠けている。また、上記普通構
造のトイレのドアーをもつ便所にはハンドバツグ等の所
持品を置く棚,台等(以下、所持品載置台と言う。)が
便室内に設けられるが、便室内に設けられている所持品
載置台の表面は、埃が積もり或は染みがあつて、所持品
を置くのをためらう程汚れていることが多い。本発明は
上記便室内空間の利用効率の増大と、上記所持品載置台
の汚れに起因する不都合の回避を解決されるべき課題と
する。
のドアーをもつ便所は便室内の空間を利用効率を高くし
て設置するという配慮に欠けている。また、上記普通構
造のトイレのドアーをもつ便所にはハンドバツグ等の所
持品を置く棚,台等(以下、所持品載置台と言う。)が
便室内に設けられるが、便室内に設けられている所持品
載置台の表面は、埃が積もり或は染みがあつて、所持品
を置くのをためらう程汚れていることが多い。本発明は
上記便室内空間の利用効率の増大と、上記所持品載置台
の汚れに起因する不都合の回避を解決されるべき課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるトイレのド
アー装置は、ほぼ半円形またはほぼ楕円形に湾曲された
横断面形を与えられたドアー本体を備えていて該ドアー
本体がその中央部を支点として上下方向軸線の回りに回
動自在に支持され、便所の非使用時にドアー本体が便室
内空間の容積を減少するごとく便室内に向かって突出す
る姿勢をとるごとく回動されると共に便所の使用時にド
アー本体が便室内空間の容積を増大するごとく便室外に
向かって突出する姿勢をとるごとく回動され、湾曲され
ているドアー本体の曲率中心がある側の外側に選定され
た定位置に小型椅子が配置されていることを特徴とする
アー装置は、ほぼ半円形またはほぼ楕円形に湾曲された
横断面形を与えられたドアー本体を備えていて該ドアー
本体がその中央部を支点として上下方向軸線の回りに回
動自在に支持され、便所の非使用時にドアー本体が便室
内空間の容積を減少するごとく便室内に向かって突出す
る姿勢をとるごとく回動されると共に便所の使用時にド
アー本体が便室内空間の容積を増大するごとく便室外に
向かって突出する姿勢をとるごとく回動され、湾曲され
ているドアー本体の曲率中心がある側の外側に選定され
た定位置に小型椅子が配置されていることを特徴とする
【0005】ドアー本体が便室内空間の容積を減少する
ごとく便室内に向かって突出する姿勢をとる状態を“A
状態”、ドアー本体が便室内空間の容積を増大するごと
く便室外に向かって突出する姿勢をとる状態を“B状
態”と呼ぶこととすれば、“A状態”は「空き」の状
態、“B状態”は「使用中」の状態で、便所がいずれの
状態にあるかの点は、悪意のある操作が事前に施されて
いない限り、一見して判断することができる。比較的重
い所持品をもつ便所の利用者は「空き」の状態(“A状
態”)においては便室の外にある小型椅子上に所持品を
載せて便室に入ればよい。利用者が便室より退去すると
き利用者の所持品はドアー本体の回動に伴い便室外に出
る。小型椅子は“B状態”において便所の利用者が身繕
いをするにも利用される。ドアー本体の回動は電動機に
より減速歯車装置を介して行い、電動機の起動スイツチ
はドアー本体の支持部材上に設けることが望ましい。上
記の減速歯車装置は、その減速比を適宜大きくすること
により“B状態”にあるドアー本体を、掛金に依存する
ことなく、ロツク状態に保つ要素として作用させること
ができる。
ごとく便室内に向かって突出する姿勢をとる状態を“A
状態”、ドアー本体が便室内空間の容積を増大するごと
く便室外に向かって突出する姿勢をとる状態を“B状
態”と呼ぶこととすれば、“A状態”は「空き」の状
態、“B状態”は「使用中」の状態で、便所がいずれの
状態にあるかの点は、悪意のある操作が事前に施されて
いない限り、一見して判断することができる。比較的重
い所持品をもつ便所の利用者は「空き」の状態(“A状
態”)においては便室の外にある小型椅子上に所持品を
載せて便室に入ればよい。利用者が便室より退去すると
き利用者の所持品はドアー本体の回動に伴い便室外に出
る。小型椅子は“B状態”において便所の利用者が身繕
いをするにも利用される。ドアー本体の回動は電動機に
より減速歯車装置を介して行い、電動機の起動スイツチ
はドアー本体の支持部材上に設けることが望ましい。上
記の減速歯車装置は、その減速比を適宜大きくすること
により“B状態”にあるドアー本体を、掛金に依存する
ことなく、ロツク状態に保つ要素として作用させること
ができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるドアー装置を備えたトイ
レの横断平面図、図2は図1のトイレをドアーの状態を
変えて示す横断平面図、図3はドアー装置のドアー本体
の斜視図、図4は湾曲されているドアー本体の曲率中心
がある側の外側に選定された定位置に設けられた小型椅
子を図2のA−A線方向に断面をとつて示す説明図、図
5は便室の安全状態確認窓を図3のB−B線方向に断面
をとつて示す断面図である。
レの横断平面図、図2は図1のトイレをドアーの状態を
変えて示す横断平面図、図3はドアー装置のドアー本体
の斜視図、図4は湾曲されているドアー本体の曲率中心
がある側の外側に選定された定位置に設けられた小型椅
子を図2のA−A線方向に断面をとつて示す説明図、図
5は便室の安全状態確認窓を図3のB−B線方向に断面
をとつて示す断面図である。
【0007】これらの図において、1は便所の外壁、2
は便室、3は便器、4は手洗い器、5はトイレのドアー
装置、6はドアー装置5のドアー本体である。
は便室、3は便器、4は手洗い器、5はトイレのドアー
装置、6はドアー装置5のドアー本体である。
【0008】ドアー本体6は、ほぼ半円筒形のものとさ
れ、上下方向の中心軸線をもつ軸7により回動自在に支
持されている。(図3参照) 8はドアー本体6が囲む
空間9内に設けられた所持品載置台である。図1の状態
はドアー本体6が便室2内の空間の容積を減少するごと
く便室2内に向かって突出する姿勢をとらされている状
態(さきに指摘した“A状態”)、一方、図2の状態は
ドアー本体が便室内空間の容積を増大するごとく便室外
に向かって突出する姿勢をとらされている状態(さきに
指摘した“B状態”)である。10はドアー本体6の支
持環である。(図3参照) この支持環10は多数の
アーム11を介して軸7に連なるとともに、図示されて
いないガイドレールにより案内される一連のローラ12
を備えている。13はローラ12の取り付け用ブラケツ
ト、14はドアー本体6を軸7を介して回動する機構の
一部である。ドアー本体6を回動しつつ行う便室2への
入室および便室2よりの退出は人力による操作またはモ
ータ駆動による。15はドアー本体6の下端を受ける支
持への係合部である。
れ、上下方向の中心軸線をもつ軸7により回動自在に支
持されている。(図3参照) 8はドアー本体6が囲む
空間9内に設けられた所持品載置台である。図1の状態
はドアー本体6が便室2内の空間の容積を減少するごと
く便室2内に向かって突出する姿勢をとらされている状
態(さきに指摘した“A状態”)、一方、図2の状態は
ドアー本体が便室内空間の容積を増大するごとく便室外
に向かって突出する姿勢をとらされている状態(さきに
指摘した“B状態”)である。10はドアー本体6の支
持環である。(図3参照) この支持環10は多数の
アーム11を介して軸7に連なるとともに、図示されて
いないガイドレールにより案内される一連のローラ12
を備えている。13はローラ12の取り付け用ブラケツ
ト、14はドアー本体6を軸7を介して回動する機構の
一部である。ドアー本体6を回動しつつ行う便室2への
入室および便室2よりの退出は人力による操作またはモ
ータ駆動による。15はドアー本体6の下端を受ける支
持への係合部である。
【0011】16は、湾曲されているドアー本体6の曲
率中心がある側の選定された定位置に設けられた小型椅
子である。この小型椅子16は図1に示す“A状態”
(便所の利用を待機する「空き」の状態)において便室
の外にあるが、図2に示す“B状態”(便所が利用され
ている「使用中」の状態)において便室の内にある。こ
の小型椅子には二つの用途がある。小型椅子16の第一
の用途は比較的重い手荷物をもつ便所の利用者がこの小
型椅子上に手荷物を置いて行う便室への入室および便室
よりの退室時の手荷物の搬送用の用途であり、小型椅子
16の第二の用途は便所の利用者が便室内において行う
身繕いを容易にする用途である。小型椅子16は従来の
便所の便室内に設けられる物品載置台と異なり、清掃が
容易で清浄な状態に保ち易い要素である。
率中心がある側の選定された定位置に設けられた小型椅
子である。この小型椅子16は図1に示す“A状態”
(便所の利用を待機する「空き」の状態)において便室
の外にあるが、図2に示す“B状態”(便所が利用され
ている「使用中」の状態)において便室の内にある。こ
の小型椅子には二つの用途がある。小型椅子16の第一
の用途は比較的重い手荷物をもつ便所の利用者がこの小
型椅子上に手荷物を置いて行う便室への入室および便室
よりの退室時の手荷物の搬送用の用途であり、小型椅子
16の第二の用途は便所の利用者が便室内において行う
身繕いを容易にする用途である。小型椅子16は従来の
便所の便室内に設けられる物品載置台と異なり、清掃が
容易で清浄な状態に保ち易い要素である。
【0012】17は便室内の状態に不安が無いことを確
認するために設けられた安全確認窓でその開閉は湾曲形
状をもつドアー本体の曲率中心の側に設けられていて便
所の利用者のみが行い得るようになつている。
認するために設けられた安全確認窓でその開閉は湾曲形
状をもつドアー本体の曲率中心の側に設けられていて便
所の利用者のみが行い得るようになつている。
【発明の効果】本発明によるトイレのドアー装置は、便
所が使用状態にあるときに便室内の空間を広くし、逆に
便所が非使用状態にあるときに便室内の空間を狭くして
空間利用効率を高める。またこのものに付設された小型
椅子は容易に清浄状態にたもたれ得る要素で、比較的重
い手荷物の搬入搬出に利用されると共に便室内において
行う身繕いにも利用され得るものである。
所が使用状態にあるときに便室内の空間を広くし、逆に
便所が非使用状態にあるときに便室内の空間を狭くして
空間利用効率を高める。またこのものに付設された小型
椅子は容易に清浄状態にたもたれ得る要素で、比較的重
い手荷物の搬入搬出に利用されると共に便室内において
行う身繕いにも利用され得るものである。
【図1】本発明によるトイレのドアー装置の1例を示す
横断平面図である。
横断平面図である。
【図2】図1のドアー装置を状態を変えて示す横断平面
図である。
図である。
【図3】図1,図2に示すドアー装置のドアー本体およ
びその近傍の要素を示す斜視図である。
びその近傍の要素を示す斜視図である。
【図4】図2のA−A線方向に断面をとつて示す小型椅
子の説明図である。
子の説明図である。
【図5】図2のB−B線方向に断面をとつて示す便室内
の安全状態確認窓の説明図である。
の安全状態確認窓の説明図である。
1 便室の外壁 2 便室 3 便器 4 手洗い器 5 トイレのドアー装置 6 ドアー本体 7 軸 8 所持品載置台 9 空間 10 支持環 11 アーム 12 ローラ 13 ブラケツト 14 ドアー本体の回動機構の一部 15 係合部 16 小型椅子 17 安全確認窓
Claims (2)
- 【請求項1】 ほぼ半円形またはほぼ楕円形に湾曲され
た横断面形を与えられたドアー本体を備えていて該ドア
ー本体がその中央部を支点として上下方向軸線の回りに
回動自在に支持され、便所の非使用時にドアー本体が便
室内空間の容積を減少するごとく便室内に向かって突出
する姿勢をとるごとく回動されると共に便所の使用時に
ドアー本体が便室内空間の容積を増大するごとく便室外
に向かって突出する姿勢をとるごとく回動され、湾曲さ
れているドアー本体の曲率中心がある側の外側に選定さ
れた定位置に小型椅子が配置されていることを特徴とす
る、水洗トイレのドアー装置。 - 【請求項2】 便室外の状態に不安がないことの確認に
使用される窓が、該窓の開閉操作部を湾曲形状をもつド
アー本体の曲率中心の側に置いて、設けられている請求
項1記載のトイレのドアー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183821A JPH086475B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水洗トイレのドアー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3183821A JPH086475B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水洗トイレのドアー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106382A JPH05106382A (ja) | 1993-04-27 |
JPH086475B2 true JPH086475B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=16142446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3183821A Expired - Fee Related JPH086475B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 水洗トイレのドアー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086475B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655216B1 (en) * | 1993-11-16 | 2000-05-24 | KIMURA INDUSTRY CO., Ltd. | Door apparatus for rest room |
JP3431283B2 (ja) * | 1994-06-27 | 2003-07-28 | 株式会社木村技研 | トイレシステム |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3183821A patent/JPH086475B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05106382A (ja) | 1993-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5605014A (en) | Door apparatus for rest room | |
JPH086475B2 (ja) | 水洗トイレのドアー装置 | |
JPH086474B2 (ja) | トイレのドアー装置 | |
CN211048763U (zh) | 一种智能衣橱 | |
JP2003319890A (ja) | 収納式ペーパーホルダ | |
JP3137644U (ja) | 断面トンネル形状の風呂蓋収納装置 | |
JPH0445596Y2 (ja) | ||
JPH0339112Y2 (ja) | ||
CN215436227U (zh) | 省力手动翻板 | |
JP2577539Y2 (ja) | 自重補正装置 | |
JPH0342820Y2 (ja) | ||
JP2576291Y2 (ja) | シャワー入浴装置の蓋機構 | |
JP3283364B2 (ja) | ドア装置 | |
JPH0451664Y2 (ja) | ||
JPH05285068A (ja) | 便座及び便蓋の取付け構造 | |
JPH0713550Y2 (ja) | 洗面カウンター及び洗面化粧台 | |
JP3697599B2 (ja) | タオル掛け | |
JP2005176932A (ja) | 入浴介助装置 | |
JPH0127709Y2 (ja) | ||
KR20090009964U (ko) | 침대 수납장치 | |
JP2602198Y2 (ja) | 暖房便座のコード配線構造 | |
JPH0751673Y2 (ja) | 自動販売機のダストボックス用フック金具 | |
JPH05118181A (ja) | 浴室用外開き折戸の構造 | |
JP2540865Y2 (ja) | キャビネット | |
JPH049378Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |