JPH0864643A - 高周波集積回路装置および高周波測定システム - Google Patents

高周波集積回路装置および高周波測定システム

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JPH0864643A
JPH0864643A JP19521894A JP19521894A JPH0864643A JP H0864643 A JPH0864643 A JP H0864643A JP 19521894 A JP19521894 A JP 19521894A JP 19521894 A JP19521894 A JP 19521894A JP H0864643 A JPH0864643 A JP H0864643A
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JP
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high frequency
probe
integrated circuit
line
electrode
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JP19521894A
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Inventor
Keiichi Honda
圭一 本多
Yasoo Harada
八十雄 原田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で効率的にかつ高い再現性で高周波測定
可能な高周波集積回路装置および高周波測定システムを
提供することである。 【構成】 高周波プローブ1の先端部の裏面に形成され
る信号ライン4の先端部にほぼ直角に結合ライン6が延
設されている。高周波集積回路装置10の回路基板11
上のMMIC回路パターン12の一方の側部に入力側の
結合ライン13が形成され、他方の側部に出力側の結合
ライン14が形成されている。高周波測定時には、高周
波プローブ1の結合ライン6が高周波集積回路装置10
の結合ライン13の上部に所定の距離を隔てて配置され
る。それにより、物理的に離れた結合ライン6,13が
高周波的に結合可能な結合ライン構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波集積回路装置お
よび高周波測定システムに関する。
【0002】
【従来の技術】モノリシック高周波集積回路(以下、M
MICと呼ぶ)等の高周波集積回路装置では、製造時あ
るいは製造後に、完成品の状態あるいは完成前のチップ
の状態で高周波特性が所定の性能仕様を満たしているか
どうかを測定評価する必要がある。このような高周波特
性の測定評価は、簡易な直流特性の測定評価に比べて、
工数が複雑であり、複雑で高価な測定装置を必要とす
る。そのため、従来は、高周波集積回路装置の評価は、
抜き取り検査で行うかあるいは直流特性の評価で代替し
ていた。
【0003】最近では、価格をある程度抑えつつ高性能
を実現した高周波測定装置が普及してきた。また、高周
波集積回路装置のオンウエハでの測定に非常に有効な高
周波プルーブも市販されてきた。これにより、高周波集
積回路装置のオンウエハでの高周波測定を可能にする環
境が整いつつある。しかし、オンウエハで高周波集積回
路装置の全数の高周波特性を自動的に測定するところま
でには至っていない。
【0004】図9は従来の高周波プローブの全体の概略
構造を示す斜視図である。また、図10の(a)は従来
の高周波プローブのプローブ先端部の側面図、図10の
(b)はそのプローブ先端部の表側の斜視図、図10の
(c)はそのプローブ先端部の裏側の斜視図である。
【0005】図9に示すように、高周波プローブ30
は、プローブ本体部31およびプローブ先端部32から
なり、プローブ本体部31の上面に同軸コネクタ33が
接続されている。
【0006】図10に示すように、プローブ先端部32
の裏面には、2本の接地ライン34,35が所定間隔を
隔てて形成され、それらの接地ライン34,35の間に
信号ライン36が配置されている。信号ライン36は、
接地ライン34,35に接続されるシールド強化金リボ
ン37により電磁的に遮蔽されている。接地ライン3
4,35および信号ライン36の先端部にはそれぞれ接
触パッド38,39,40が取り付けられている。接地
ライン34,35および信号ライン36は同軸コネクタ
33に接続され、同軸コネクタ33は同軸ケーブルを介
して測定器(図示せず)に接続される。
【0007】高周波測定においては、測定器と被測定物
とが物理的または電気的、すなわち直流的に接続されて
いるだけでは十分ではない。特に、MMICのオンウエ
ハ測定では、ウエハ上のMMICと直接接触する高周波
プローブにおいて、接地ラインの接地状態およびその接
地ラインに対する信号ラインの配置を十分に配慮しなけ
ればならない。これらが少しでも良好な状態でなくなれ
ば、寄生インダクタンスや寄生容量あるいは測定信号の
漏洩などが発生して、簡単に測定精度が悪くなり、MM
ICの特性を正確に評価できなくなる。
【0008】図9および図10に示す高周波プローブ3
0では、信号ライン36の特性インピーダンスが測定系
全体の特性インピーダンスに一致するように、信号ライ
ン36は先端部まで計算された距離を隔ててその両側を
接地ライン34,35でガードされている。さらに、こ
れらの接地ライン34,35は同軸ケーブルで測定器の
接地ラインへ確実に接続され、測定系全体が同一の接地
面に接地できるようになっている。このように、図9お
よび図10の高周波プローブ30は、高精度な高周波測
定の条件を満たしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9お
よび図10に示す高周波プローブ30を用いた現実のM
MICの測定では、プローブ先端部32の接触パッド3
8,39,40とMMICとの接触点で電磁界の不整合
が起こり、これにより精度が悪くなることがある。この
不整合性は予め測定しておけば、高周波特性の測定値か
ら差し引くことができるので、プローブ先端部32の接
触パッド38,39,40とMMICとの接触状態が常
に同じであり、再現性が良いならば問題がない。そこ
で、通常は、接触再現性を得るために、プローブ先端部
32に200g程度の荷重(プローブ圧)を加えてい
る。
【0010】しかしながら、オンウエハでの高周波集積
回路装置の全数の高周波測定では、ウエハ全面において
均一なプローブ圧を実現することは困難である。特に、
ウエハが大口径の場合には、均一なプローブ圧を再現性
良く実現することは非常に困難である。一方、図9およ
び図10の高周波プローブ30は点接触であるため、特
に安定な高周波測定の結果を得るためには、プローブ接
触状態を極めて高い再現性で実現する必要がある。
【0011】また、プローブ接触状態の高い再現性を実
現するためには、プローブ先端部32にある程度大きな
プローブ圧を加える必要がある。そのため、オンウエハ
での高周波集積回路装置の全数測定により使用頻度が高
くなると、プローブ先端部32の磨耗が激しくなり、高
価な高周波プローブ30の消費数量が大きくなる。その
結果、測定工程のコストが大幅に高くなり、高周波集積
回路装置の製造コストの低減の障害となる。
【0012】本発明の目的は、安価で効率的にかつ高い
再現性で高周波測定可能な高周波集積回路装置および高
周波測定システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る高周波
集積回路装置は、高周波集積回路が形成された基板上に
高周波プローブ装置のプローブ電極に対して高周波的に
結合可能な信号電極を設けたものである。
【0014】第2の発明に係る高周波集積回路装置は、
高周波集積回路が形成された基板上に高周波集積回路に
接続される帯状の第1の電極を設けるとともに、高周波
プローブ装置のプローブ電極が接触可能な所定の長さの
帯状の第2の電極を第1の電極と所定間隔おいて基板上
に配設したものである。
【0015】第3の発明に係る高周波測定システムは、
高周波集積回路が形成された基板上に高周波集積回路に
接続される所定の長さの帯状の信号電極を設けてなる高
周波集積回路装置と、高周波集積回路装置の信号電極の
上部に所定間隔おいて配置可能な帯状のプローブ電極を
有する高周波プローブ装置とからなる。
【0016】
【作用】第1の発明に係る高周波集積回路装置において
は、高周波測定装置のプローブ電極に対して高周波的に
結合可能な信号電極が設けられているので、プローブ電
極と信号電極とを物理的に離した状態での高周波測定が
可能となる。したがって、プローブ電極の磨耗が完全に
防止される。
【0017】また、プローブ電極と信号電極との結合効
率はそれらの間の距離で決まるので、プローブ電極と信
号電極との間の距離を一定に配置することにより、測定
結果の再現性が高くなる。
【0018】第2の発明に係る高周波集積回路装置にお
いては、高周波プローブ装置のプローブ電極を第2の電
極に接触させると、プローブ電極から第2の電極に高周
波信号が与えられる。それにより、高周波信号による電
磁界が第2の電極の周囲に広がり、第1の電極に到達す
る。その結果、第2の電極と第1の電極とが電磁的に結
合し、第2の電極から第1の電極に高周波信号が伝搬す
る。逆に、高周波集積回路から第1の電極に高周波信号
が与えられると、第1の電極と第2の電極とが電磁的に
結合し、第1の電極から第2の電極に高周波信号が伝搬
し、その高周波信号が高周波プローブ装置のプローブ電
極に与えられる。
【0019】このように、プローブ電極を第2の電極に
浅く接触させるだけで、第1の電極と第2の電極とが高
周波的に結合可能な結合ライン構造を形成するので、浅
い接触での高周波測定が可能となる。したがって、高周
波プローブ装置のプローブ電極の磨耗が大幅に減少す
る。
【0020】また、第1の電極と第2の電極との間の間
隔は常に一定であり、結合効率が常に一定であるので、
測定結果の高い再現性が得られる。第3の発明に係る高
周波測定システムにおいては、高周波プローブ装置のプ
ローブ電極に高周波信号が与えられると、その高周波信
号による電磁界がプローブ電極の周囲に広がり、高周波
集積回路装置の信号電極に到達する。それにより、プロ
ーブ電極と信号電極とが電磁的に結合し、プローブ電極
から信号電極に高周波信号が伝搬する。逆に、高周波集
積回路から信号電極に高周波信号が与えられると、信号
電極とプローブ電極とが電磁的に結合し、信号電極から
プローブ電極に高周波信号が伝搬する。
【0021】このように、物理的に離れたプローブ電極
および信号電極が高周波的に結合可能な結合ライン構造
を形成するので、非接触での高周波測定が可能となる。
したがって、高周波プローブ装置のプローブ電極の磨耗
が完全に防止される。
【0022】また、プローブ電極と信号電極との間の距
離を一定に配置することにより、測定結果の高い再現性
が得られる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による高周波プ
ローブの先端部の裏側の斜視図である。また、図2は第
1の実施例による高周波集積回路装置の斜視図である。
【0024】図1において、高周波プローブ1の先端部
の裏面には接地ライン2,3が所定間隔を隔てて形成さ
れ、これらの接地ライン2,3間に信号ライン4が配置
されている。信号ライン4は、接地ライン2,3に接続
されるシールド強化金リボン5により電磁的に遮蔽され
ている。
【0025】信号ライン4の先端部にはほぼ直角に帯状
の結合ライン6が延設されており、結合ライン6の先端
部にはさらにほぼ直角に終端用ライン7が延設されてい
る。終端用ライン7には終端回路8が設けられている。
【0026】一方、図2の高周波集積回路装置10にお
いては、回路基板11上の中央部にMMIC回路パター
ン部12が形成されている。回路基板11上のMMIC
回路パターン部12の一方の側部に帯状の入力側の結合
ライン13が形成され、他方の側部に帯状の出力側の結
合ライン14が形成されている。
【0027】高周波集積回路装置10の入力側の結合ラ
イン13および出力側の結合ライン14は、高周波プロ
ーブ1の結合ライン6とほぼ同じ幅を有する。また、入
力側の結合ライン13の長さL1は、高周波入力信号の
波長の4分の1に設定され、出力側の結合ライン14の
長さは高周波出力信号の波長の4分の1に設定される。
一方、高周波プローブ1の結合ライン6の長さL3は高
周波集積回路装置10の入力側の結合ライン13の長さ
L1および出力側の結合ライン14の長さL2以上に設
定される。
【0028】図3は図1の高周波プローブ1による図2
の高周波集積回路装置10の測定状態を示す図である。
図3に示すように、高周波プローブ1は、結合ライン6
が高周波集積回路装置10の結合ライン13の上部に位
置するように配置される。高周波プローブ1の結合ライ
ン6の下面と高周波集積回路装置10の結合ライン13
の上面との間が所定の距離dとなるように例えば位置決
めセンサ50を用いて回路基板11の高さを調整する。
結合ライン6,13間の距離dは例えば数μmである。
結合ライン6,13の距離を一定に保つために、高周波
プローブ1の裏面にスペーサを設けてもよい。
【0029】なお、図1に示した接地ライン2,3およ
び信号ライン4は、図3に示す同軸コネクタ9に接続さ
れ、同軸コネクタ9は同軸ケーブルを介して測定器(図
示せず)に接続される。
【0030】図4は測定時の高周波プローブ1の結合ラ
イン6と高周波集積回路装置10の結合ライン13との
間の高周波結合の状態を示す図である。図4に示すよう
に、例えば測定器から高周波プローブ1の結合ライン6
に高周波信号が与えられると、その高周波信号による電
磁界が結合ライン6の周囲に広がり、高周波集積回路装
置10の結合ライン13に到達する。それにより、結合
ライン6と結合ライン13とが電磁的に結合し、結合ラ
イン6から結合ライン13に高周波信号が伝搬する。逆
に、MMIC回路パターン部12から結合ライン13に
高周波信号が与えられると、同様に、結合ライン13と
結合ライン6とが電磁的に結合し、結合ライン13から
結合ライン6に高周波信号が伝搬する。
【0031】このように、物理的に離れた結合ライン
6,13が高周波的に結合可能な結合ライン構造を形成
するので、非接触での高周波測定が可能となる。したが
って、高周波プローブ1の磨耗が完全に防止される。ま
た、結合ライン6,13間の結合効率は距離dが一定で
あれば一定になるので、測定結果の高い再現性が得られ
る。
【0032】図5は本発明の第2の実施例による高周波
プローブの先端部の裏側の斜視図である。また、図6は
第2の実施例による高周波集積回路装置の斜視図であ
る。図5の高周波プローブ1が図1の高周波プローブ1
と異なるのは、結合ライン6上に接触パッド20が取り
付けられている点である。図6の高周波集積回路装置1
0においては、回路基板11上の中央部にMMIC回路
パターン部12が形成されている。回路基板11上のM
MIC回路パターン部12の一方の側部に入力側の結合
ライン15が形成され、その結合ライン15に対して所
定間隔を隔てて入力側の接触ライン17が形成されてい
る。回路基板11上のMMIC回路パターン部12の他
方の側部には出力側の結合ライン16が形成され、その
結合ライン16に対して所定間隔を隔てて出力側の接触
ライン18が形成されている。
【0033】高周波集積回路装置10の入力側の接触ラ
イン17および出力側の接触ライン18は、高周波プロ
ーブ1の接触パッド20とほぼ同じ幅を有するかあるい
はそれよりも大きい幅を有する。また、入力側の接触ラ
イン17の長さL1は、高周波入力信号の波長の4分の
1に設定され、出力側の接触ライン18の長さL2は高
周波出力信号の波長の4分の1に設定される。一方、高
周波プローブ1の接触パッド20の長さL3は、高周波
集積回路装置10の入力側の接触ライン17の長さL1
および出力側の接触ライン18の長さL2以上に設定さ
れる。
【0034】図7は図5の高周波プローブ1による図6
の高周波集積回路装置10の測定状態を示す図である。
図7に示すように、高周波プローブ1は、接触パッド2
0が高周波集積回路装置10の接触ライン17に接触す
るように配置される。なお、図5に示した接触ライン
2,3および信号ライン4は、図7に示す同軸コネクタ
9に接続され、同軸コネクタ9は同軸ケーブルを介して
測定器(図示せず)に接続される。
【0035】図8は測定時の高周波集積回路装置10の
接触ライン17と結合ライン15との間の高周波結合の
状態を示す図である。高周波プローブ1の接触パッド2
0と高周波集積回路装置10の接触ライン17とは主と
して電磁界により結合され、かつ接触パッド20と接触
ライン17が一定の幅および長さを有する面で接触して
いるので、接触パッド20と接触ライン17とは浅く接
触していても、高周波信号を十分に伝達することができ
る。また、接触ライン17に高周波信号が与えられる
と、その高周波信号による電磁界が接触ライン17の周
囲に広がり、結合ライン15に到達する。それにより、
接触ライン17と結合ライン15とが電磁的に結合し、
接触ライン17から結合ライン15に高周波信号が伝搬
する。逆に、結合ライン15に高周波信号が与えられる
と、同様に、結合ライン15と接触ライン17とが電磁
的に結合し、結合ライン15から接触ライン17に高周
波信号が伝搬する。
【0036】このように、物理的に離れた接触ライン1
7と結合ライン15との間で高周波的に結合可能な結合
ライン構造を形成するので、高周波プローブ1の接触パ
ッド20を接触ライン17に浅く接触させるだけで高周
波測定が可能となる。したがって、高周波プローブ1の
磨耗が大幅に減少する。
【0037】なお、高周波プローブ1の接触パッド20
を高周波集積回路装置10の結合ライン15に直接接触
させた場合には、接触パッド20と結合ライン15との
間で高周波信号が直接的に伝達されるとともに、接触パ
ッド20と結合ライン15との間に電磁的な結合も生じ
る。それにより、直接的に伝達される高周波信号が電磁
的な結合の影響を受けることになる。接触パッド20お
よび結合ライン15に生じる寄生容量および寄生インダ
クタンスは接触パッド20と結合ライン15との接触の
強さ、接触面積、接触角度等の接触状態により変化する
ので、電磁的な結合状態が接触状態により変化する。し
たがって、直接的に伝達される高周波信号の状態が電磁
的な結合状態の影響を受け、再現性が悪くなる。
【0038】これに対して、本実施例では、接触ライン
17と結合ライン15とは常に一定の間隔に保たれるの
で、高周波信号の伝搬は電磁的な結合のみにより一定の
結合効率で行われる。したがって、測定結果の再現性が
高くなる。
【0039】上記のように、第1および第2の実施例に
よれば、高周波プローブ1の先端部の磨耗を大幅にまた
は完全に減らすことができるので、オンウエハでの高周
波集積回路装置の全数の高周波自動測定が可能となる。
その結果、製品の特性評価および選別工程の大幅な精度
向上を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように第1〜第3の発明によれ
ば、非接触または浅い接触での高周波測定が可能となる
ので、高周波プローブ装置のプローブ電極の磨耗が完全
にまたは大幅に減少し、かつ測定結果の再現性が高くな
る。したがって、オンウエハでの高周波集積回路装置の
全数の高周波自動測定が可能となり、製品の特性評価お
よび選別工程の大幅な精度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による高周波プローブの
先端部の裏側の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例による高周波集積回路装
置の斜視図である。
【図3】図1の高周波プローブによる図2の高周波集積
回路装置の測定状態を示す図である。
【図4】図1の高周波プローブの結合ラインと図2の高
周波集積回路装置の結合ラインとの間の高周波結合の状
態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例による高周波プローブの
先端部の裏側の斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施例による高周波集積回路装
置の斜視図である。
【図7】図5の高周波プローブによる図6の高周波集積
回路装置の測定状態を示す図である。
【図8】図5の高周波集積回路装置の結合ラインと接触
ラインとの間の高周波結合の状態を示す図である。
【図9】従来の高周波プローブの概略構造を示す斜視図
である。
【図10】従来の高周波プローブのプローブ先端部の側
面図、表側の斜視図および裏側の斜視図である。
【符号の説明】
1 高周波プローブ 2,3 接地ライン 4 信号ライン 5 シールド強化金リボン 6 結合ライン 10 高周波集積回路装置 11 回路基板 12 MMIC回路パターン部 13,14,15,16 結合ライン 17,18 接触ライン 20 接触パッド なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波集積回路が形成された基板上に高
    周波プローブ装置のプローブ電極に対して高周波的に結
    合可能な信号電極を設けたことを特徴とする高周波集積
    回路装置。
  2. 【請求項2】 高周波集積回路が形成された基板上に前
    記高周波集積回路に接続される帯状の第1の電極を設け
    るとともに、高周波プローブ装置のプローブ電極が接触
    可能な所定の長さの帯状の第2の電極を前記第1の電極
    に対して所定間隔おいて前記基板上に配設したことを特
    徴とする高周波集積回路装置。
  3. 【請求項3】 高周波集積回路が形成された基板上に前
    記高周波集積回路に接続される所定の長さの帯状の信号
    電極を設けてなる高周波集積回路装置と、 前記高周波集積回路装置の前記信号電極の上部に所定間
    隔おいて配置可能な帯状のプローブ電極を有する高周波
    プローブ装置とからなる高周波測定システム。
JP19521894A 1994-08-19 1994-08-19 高周波集積回路装置および高周波測定システム Pending JPH0864643A (ja)

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