JP2000321301A - 分割抵抗器プローブチップ構造及び測定方法 - Google Patents

分割抵抗器プローブチップ構造及び測定方法

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JP2000321301A JP2000106871A JP2000106871A JP2000321301A JP 2000321301 A JP2000321301 A JP 2000321301A JP 2000106871 A JP2000106871 A JP 2000106871A JP 2000106871 A JP2000106871 A JP 2000106871A JP 2000321301 A JP2000321301 A JP 2000321301A
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probe
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不要な負荷やクロストークを生じることがな
く、データエラーを生じることのないプローブチップ構
造及び測定方法を提供する。 【解決手段】プローブチップ構造(500)は、高密度
パッドアレイ(100)を含む。高密度パッドアレイ
(100)上には、パッド(103)が形成され、それ
に隣接して第1のフリップチップ抵抗器(106)が配
設される。パッドアレイ(100)上には、更にパッド
(103)からパッドアレイ(100)の外側へと延び
るアクセス伝送線(123)が形成される。アクセス伝
送線(123)の先には第2のプローブチップ抵抗器
(126)が設けられる。プローブチップ構造(50
0)は、アクセス伝送線(123)に近接して更に侵略
導体を含み得る。第1及び第2のプローブチップ抵抗器
(106、126)の抵抗は、侵略導体とアクセス伝送
線との間のクロストークが最小となるように決定され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に集積回路及
びその他の回路の動作を試験する為の装置及び方法に関
し、より具体的には高密度パッドアレイをプロービング
することにより回路を試験する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセッサや他の同様のデバイス等のよ
うな集積回路の処理の高速化は著しく、毎秒実行される
処理数は増える一方である。これらの集積回路の多くは
プリント回路基板或は他の同様の構造体上に配置され、
同じプリント回路基板上にそれと相違する様々な電気部
品や他の集積回路と電気的に導通している。集積回路と
複数の他の電子部品との間の通信を実現するために、集
積回路はパッドを介してプリント回路基板上の導電体と
接触するものであるが、このパッドはプリント回路基板
上に高密度のグリッド、即ちアレイ状に配列されている
ことが多い。
【0003】多くの場合、製造後の新しい集積回路のプ
ロトタイプを試験する為、或は集積回路に生じた問題を
診断する為にその動作を試験する必要がある。具体的に
は、集積回路が挿入されるところのパッドアレイ中の1
つ以上のパッドをプロービングし、そこにある信号をア
クセスしてロジックアナライザ又はオシロスコープへと
送る方法が一般的である。集積回路のピン及びプリント
回路基板上の対応するパッドは高密度のアレイに配列さ
れているということから、集積回路が高周波数で作動す
ることを考えるとこのような試験の実施は困難である。
【0004】更に説明すると、代表的なプリント回路基
板は、基板上の様々な部品間に延びる信号導体グループ
を複数含む。プローブ導体をパッドの1つに接続する
と、プローブ導体と信号導体との間のピコファラドレベ
ルの非常に小さいキャパシタンスがパッド上に望ましく
ない負荷インピーダンスを生じてしまう。具体的には、
低周波数においては、このインピーダンスは高く許容範
囲にある。しかしながら、信号周波数が数百メガヘルツ
レベルの非常に高い周波数であった場合、そのようなキ
ャパシタンスにより生じたインピーダンスは下降し、集
積回路間の導体に本質的でない負荷を生じせしめる。
【0005】更に、同様の小さなキャパシタンスはプロ
ーブ導体と他のパッド、或はパッドアレイ中の侵略導体
(Aggressor Conductor、又はキャ
パシタンス結合等により回路導体に結合し、信号に干渉
を生じ得るところの可干渉導体)との間にも存在する場
合がある。高周波数においては、これらのキャパシタン
スにより低インピーダンスを生じ、これが侵略導体とプ
ローブ導体との間のクロストークを生じる。
【0006】
【発明の解決すべき課題】この不要な負荷及びクロスト
ークにより、集積回路のピン上の信号に歪みが生じ、こ
の歪みが伝送された信号が表わすデータにエラーを生じ
る原因となる。結果的にプローブを利用すること自体に
より集積回路の試験性能が阻害されてしまうことにな
る。従って本発明の目的は、不要な負荷やクロストーク
を生じることがなく、データエラーを生じることのない
プローブ装置及び測定方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1にプロー
ビングされたパッド上のターゲット信号のターゲットパ
ッド上のプローブ負荷に起因する歪みを最小化し、そし
て第2にプローブチップと高密度パッドアレイ中の侵略
導体との間のクロストークに起因するプローブ出力信号
中の歪みを最小化しつつ、高密度パッドアレイ中のター
ゲットパッドをプロービングする為の装置及び方法を提
供するものである。一実施例においては、高密度パッド
アレイ中のパッドと第1及び第2の端部を持つ第1のプ
ローブチップ抵抗器とを含み、その第1の端部がパッド
に結合していることを特徴とするプローブチップ構造が
提供される。第1のプローブチップ抵抗器は製造上可能
な限りパッドの近くに直接的に隣接して設ける。
【0008】このプローブチップ構造は更に、第1のプ
ローブチップ抵抗器の第2の端部と結合し、高密度パッ
ドアレイの外に伸びて第2のプローブチップ抵抗器へと
通じるアクセス伝送線をも含む。第2のプローブチップ
抵抗器は電気コネクタへと結合し、電気コネクタはロジ
ックアナライザ又はオシロスコープに結合してパッドア
レイのそれぞれのパッド上の信号を試験することが出来
るようになっている。高密度パッドアレイはボールグリ
ッドアレイ、ピングリッドアレイ、プリント回路基板上
のバイアアレイ、プリント回路基板又はマルチチップモ
ジュール上の緊密に配列された複数の導体としても良
い。
【0009】本発明はまた、高密度パッドアレイ中のパ
ッドをプロービングする為の方法を提供するものである
とも言える。この意味において方法の広義的概略を述べ
ると;第1のプローブチップ抵抗器がそのパッドに直接
的に隣接するように第1のプローブチップ抵抗器の第1
の端部を高密度パッドアレイ中のパッドに配置する工程
と;第1のプローブチップ抵抗器の第2の端部に結合
し、高密度パッドアレイの外部へと伸びるアクセス伝送
線を設ける工程と;高密度パッドアレイの外部でアクセ
ス伝送線と結合する第2のプローブチップ抵抗器を設け
る工程と;外部の解析装置を第2のプローブチップ抵抗
器へと結合する工程と;そしてその外部解析装置を利用
してパッドから得た信号を解析する工程とを含むもので
ある。
【0010】本発明は多数の利点を持ち、以下にそのう
ちの幾つかを例示する。例えば、第1及び第2のプロー
ブチップ抵抗器を利用することにより、ターゲットパッ
ドがプローブ回路から絶縁されると同時に近隣の侵略導
体からプローブ回路へのクロストーク効果が打ち消さ
れ、これによりターゲットパッドへの偶発的負荷が低減
される。更に、本発明は構造が単純且つユーザフレンド
リであり、またその処理は確実で信頼性が高く効率的で
あり、商業用の大量生産も容易に実現できる。
【0011】本発明の他の特徴及び利点は以下の詳細説
明及び図面を参照することにより当業者に明らかとな
る。本発明の範囲は、そのような更なる特徴及び効果の
全てを含むことを意図したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に対してより詳細に説明する。図中の要素は必ずしも
互いに対する大きさを表わしたものではなく、本発明の
原理を明確に説明することに重点を置いて描かれたもの
である。更に、幾つかの図を通じて対応する要素には同
様の符号を付す。
【0013】図1を参照すると、本発明の一実施例に基
づくパッドアレイプローブ装置50の平面図が示されて
いる。パッドアレイプローブ装置50は、プリント回路
基板104又は他の同様の平坦面を持つ部材を通じて伸
びる導電性の穴であるパッド103のグリッドから成る
高密度パッドアレイ100を含む。パッド103は通
常、集積回路又は他の電子デバイスのピンを受容するよ
うに適合している。更に、高密度パッドアレイ100は
ボールグリッドアレイ、ピングリッドアレイ、プリント
回路基板上のバイアアレイ、或はプリント回路基板又は
マルチチップモジュール上の緊密に配列された複数の導
体である場合もある。高密度パッドアレイ100は更
に、第1の端部109及び第2の端部113を有する複
数の第1のプローブチップ抵抗器106を含む。各プロ
ーブチップ抵抗器106の第1の端部109はそれぞれ
のパッド103と電気的に結合し、第1のプローブチッ
プ抵抗器106の第1の端部とそれぞれのパッド103
との間には事前に決められた結合長116が形成されて
いる。事前に決められた結合長116は第1のプローブ
チップ抵抗器106がパッド103に直接的に隣接する
ように出来るだけ短い距離であり、これは概して製造上
可能な限り短いものとする。図示したように最上段のパ
ッド103は外部プローブチップ抵抗器119に結合し
ていることに留意が必要である。
【0014】高密度パッドアレイ100は更に複数の伝
送線123a、123b、123c及び123dを含
む。伝送線123a乃至123dは第1のプローブチッ
プ抵抗器106の第2の端部113から高密度パッドア
レイ100を出て伸び、複数の第2のプローブチップ抵
抗器126へと通じている。第2のプローブチップ抵抗
器126は第1の端部129及び第2の端部133を含
む。伝送線123a乃至123dは第2のプローブチッ
プ抵抗器126の第1の端部129へと結合している。
第2のプローブチップ抵抗器126の第2の端部133
はコネクタ136に電気的に結合し、コネクタ136は
ケーブル143を介してロジックアナライザ139又は
オシロスコープ(図示せず)へと電気的に結合してい
る。伝送線123a乃至123dは高密度パッドアレイ
100から略同じような形で出ているように描いたが、
伝送線123a乃至123dは様々な配慮に基づき、い
かなる経路を通っていかなる好都合の方向で高密度パッ
ドアレイ100から出ていても良い。例えば、高周波数
における干渉を制限する為に伝送線123a乃至123
dの長さを最小化した方が望ましかったり、或は製造上
の制約から高密度パッドアレイ100を出る実際の経路
が決められてしまう場合もある。更に、パッド103の
配置によっても特定のパッドに可能な高密度パッドアレ
イ100からの出口経路が制約を受ける場合もある。加
えて、伝送線123a乃至123dは図においてはプリ
ント回路基板104の上面に配置されているが、伝送線
123a乃至123dにプリント回路基板を貫通する経
路を提供するバイアを利用してプリント回路基板104
のいずれかの面、或はその両方に配置しても良い。
【0015】高密度パッドアレイ100の機能は以下の
通りである。プロセッサのような集積回路は通常、パッ
ドアレイ100中の各パッドへと挿入される複数のピン
を持つ。パッド103は更にプリント回路基板104上
の他の集積回路及び様々な部品にも電気的に結合してい
る。信号はプリント回路基板104の回路全体が作動状
態の間、パッドアレイ100に取り付けられた集積回路
とプリント回路基板104上の他の部品との間を伝搬さ
れる。
【0016】第1のプローブチップ抵抗器106、伝送
線123a乃至123d及び第2のプローブチップ抵抗
器126は、高密度パッドアレイ100に取り付けられ
た集積回路の作動試験を行う目的で、高密度パッドアレ
イ100のパッド103上を伝わる信号へのアクセスを
得る為に採用されるものである。第1及び第2のプロー
ブチップ抵抗器106及び126が「プローブチップ」
と呼ばれるのは、それらが各パッド103へと適用され
るプローブとみなされるものの先端(チップ)に位置し
ている為である。具体的には、パッド103上を伝わる
信号は、第1のプローブチップ抵抗器106を介し、伝
送線123a乃至123dに沿って第2のプローブチッ
プ抵抗器126を通り、ロジックアナライザ139又は
他の同様の診断機器にも伝送される。その第1の端部1
09がパッド103に出来る限り近接するように第1の
プローブチップ抵抗器106を設けることにより、高密
度パッドアレイ100中のそれぞれのパッド103に伝
送線123a乃至123dを結合するプローブチップ抵
抗器106が存在しない場合に生じ得るパッド103へ
の負荷が低減される。コネクタ139への電気的結合に
より外部プローブチップ抵抗器が結合するそれぞれのパ
ッドに負荷を生じる可能性のある外部プローブチップ抵
抗器119に関しても同様である。加えてパッド103
のいずれかと、そのパッド103の近くを経由する伝送
線123a乃至123dとの間のキャパシタンスに起因
するパッド103及び伝送線123a乃至123d間の
クロストークの作用を低減する為に、第2のプローブチ
ップ抵抗器126が高密度パッドアレイ100の外部の
点で伝送線123a乃至123dに結合している。伝送
線123a乃至123dに近いこれらのパッド103を
後に本明細書中では侵略導体と呼ぶ。これらの概念を更
に説明する。
【0017】この概念についての詳細を説明するにあた
り、従来技術に基づくプローブチップ構造300の簡単
な回路図である図2を参照する。プローブチップ構造3
00はターゲット導体303、侵略導体306及びプロ
ーブチップ309を含む。ターゲット導体及び侵略導体
303及び306は、実際には集積回路のピン、そのピ
ンが挿入されたパッド103、そしてプリント回路基板
のトレースや駆動素子、及びパッド103に結合する成
端抵抗器から構成される。ターゲット導体及び侵略導体
303及び306は、第1及び第2の伝送線313及び
316と、約50オームの導体成端抵抗RCTを持つ。タ
ーゲット導体303においては、第1及び第2の伝送線
313及び316がターゲットノード319を、そこか
らターゲット出力信号324が得られるターゲット出力
ノード323へと結合する。ターゲット導体303の第
1及び第2の伝送線313、316間にあるのは接触ノ
ード326である。侵略導体306においては、第1及
び第2の伝送線313及び316が侵略ノード329を
侵略出力ノード333へと結合している。侵略導体30
6の第1及び第2の伝送線313、316間にあるのは
侵略接触ノード336である。第1及び第2の伝送線3
13及び316はいずれもZ0=50オームの特性イン
ピーダンスとTd=1の伝搬遅延を有し、これらのパラ
メータは当業者には理解されるものである為、本願にお
いてこれ以上の詳細説明は必要としない。
【0018】プローブチップ309は接触ノード32
6、第1のプローブ伝送線339、第2のプローブ伝送
線343、外部プローブチップ抵抗器RE、及び外部プ
ローブ伝送線346を含む。第1のプローブ伝送線33
9は接触ノード326を中間ノード349へと結合し、
第2のプローブ伝送線343は中間ノード349を外部
プローブチップ抵抗器REへと結合する。外部プローブ
チップ抵抗器REは外部プローブ伝送線346を介して
プローブチップ出力ノード351へと結合する。プロー
ブチップ出力信号352はプローブチップ出力ノード3
51から得られる。プローブチップ出力ノード351
は、外部プローブ伝送線346の特性インピーダンスと
一致する約75オームのプローブ成端抵抗器RPTへと結
合する。結合キャパシタ353は侵略接触ノード336
を中間ノード349へと結合する。結合キャパシタ35
3は、実際には侵略導体306がプローブチップ309
の近くにあることが原因で存在する寄生容量である。
【0019】第1のプローブ伝送線339及び第2のプ
ローブ伝送線343は約75オームの特性インピーダン
スと約50ピコセカンドの伝搬遅延を持つ。外部プロー
ブ伝送線346は約75オームの特性インピーダンスと
約5ナノセカンドの伝搬遅延を持つ。外部プローブチッ
プ抵抗器REは約675オームの抵抗値、そして結合キ
ャパシタ353は約0.3ピコファラドの値を持つ。し
かしながら、上述及び以下に開示する特性インピーダン
ス、伝搬遅延及び抵抗の近似値は本発明を説明する目的
で使用するものであり、これらの値は用途に応じて変え
ることが出来る。
【0020】プローブチップ構造300が作動する間、
ソースインピーダンス0の電圧源Vがターゲットノード
319及び侵略ノード329の両方に印加される。ま
た、信号出力はターゲット導体及び侵略導体303及び
306の他の点から出ていても良いが、説明の便宜上、
以下に説明するように、電圧源Vから発した信号入力3
56がターゲット及び侵略ノード319及び329へと
印加されるものとする。留意すべきは、侵略導体306
が複数の侵略導体又はプローブチップ309に近接した
他の導体を表わしているという点である。
【0021】プローブチップ構造又はプローブ配列30
0は、高密度パッドアレイ100(図1参照)中のター
ゲット導体にプローブチップ309が適用される為に生
じる、ターゲット導体303(図1のパッド103を含
む)への負荷を説明するものである。具体的には、プロ
ーブチップが接触ノード326へと適用されると、プロ
ーブチップ309が侵略導体306の場合と同様に接地
平面(図示せず)或は他の導電路のいずれかに近接する
ことが原因で、第1及び第2のプローブ伝送線339及
び343がターゲット導体303へとキャパシタンスを
加える。高周波数においては、キャパシタ353のイン
ピーダンス及び伝送線339及び343のキャパシタン
スは非常に低く、これがターゲット導体303に負荷を
生じ、これにより信号入力356はターゲット導体30
3を伝わるに伴い歪みを生じることになる。
【0022】プローブチップ配列300はまた、侵略導
体303とプローブチップ309との間のクロストーク
作用を説明するものでもある。具体的には、高周波数に
おいて侵略ノード329へと印加された信号入力がキャ
パシタ353を介してプローブチップ309へと伝わ
り、これによりロジックアナライザ139又は他の解析
機器へと届けられる信号に歪みが生じるのである。
【0023】次に図3に様々な信号出力を判定する為に
ターゲットノード319又は侵略ノード329のいずれ
かへと印加される信号入力356のグラフを示すが、こ
れを以下に説明する。図4(a)はターゲット出力ノー
ド323におけるターゲット信号出力324tを示し、
図4(b)はプローブチップ出力ノード351における
プローブチップ出力352tを示すが、これらは侵略ノ
ード329を0Vの定電圧に維持しつつターゲットノー
ド319へ信号入力356を印加した場合のものであ
る。グラフから明らかなように、プローブチップ309
に起因してターゲット導体303に生じた負荷により、
信号入力356と比較するとこれらの波形には歪みが生
じている。更に、前述のクロストークによりターゲット
ノード319が0Vの定電圧に維持される間に侵略ノー
ド306へと信号入力356が印加された結果得られた
ターゲット信号出力324aのグラフを図4(c)に、
そしてプローブチップ出力352aのグラフを図4
(d)に示す。ターゲット信号出力324a及びプロー
ブチップ出力352aは両点で得られた所望の信号に直
接的に加算され、結果的に歪みを生じている。
【0024】図5に他の実現可能なプローブチップ構造
400を示す。プローブチップ構造400は接触ノード
326と第1のプローブ伝送線339との間に単一のプ
ローブチップ抵抗器RSTが挿入され、単一のプローブ伝
送線403が第2のプローブ伝送線343(図2)、外
部プローブチップ抵抗器RE(図2)及び外部プローブ
伝送線346(図2)を置き換えてプローブチップ40
6を形成しているという点でプローブチップ構造300
(図2)とは異なる。プローブチップ406はターゲッ
ト出力ノード323においてターゲット信号出力409
を、そしてプローブチップ出力ノード351において対
応するプローブチップ出力413を有する。単一のプロ
ーブチップ抵抗器RSTは約675オームであるが、特定
の用途に応じて他の抵抗値を利用しても良い。単一のプ
ローブ伝送線403は約75オームの特性インピーダン
スと、約5.05ナノセカンドの伝搬遅延を持つ。これ
らの値もまた、本発明を説明する目的で本願に開示した
ものであり、特定の用途に応じて大幅に変えることが出
来る。
【0025】図6(a)に信号入力356(図3)をタ
ーゲットノード319(図5)へと印加した場合に得ら
れたターゲット信号出力409tを示す。図から、単一
のプローブチップ抵抗器RSTがターゲット導体303の
負荷を減じた、即ちターゲット導体303をプローブチ
ップ406の容量性負荷から絶縁したことがわかるが、
若干の歪みが生じる可能性は避けられていない。図6
(b)には対応するプローブチップ出力413tを示し
たが、ここでも単一のプローブチップ抵抗器RSTにより
提供された絶縁がプローブチップ出力413t中の歪み
を減じていることがわかる。
【0026】次に図6(c)を見ると、これは信号入力
356(図3)を侵略ノード329(図5)へと印加し
た場合に生じたターゲット信号出力409aを示すもの
である。予測された通り、ターゲット信号出力409a
は単一のプローブチップ抵抗器RSTが供したと思われる
バリアによって極小となっている。しかしながら図6
(d)を見ると、著しい対応プローブ信号出力413a
が見られる。この結果、単一のプローブチップ抵抗器R
STの配置により、解析の為にプローブチップ構造400
を利用して得ようとする所望の信号と干渉するプローブ
信号出力413a、即ちクロストークが生じる。クロス
トークによる歪みは、プローブ信号出力413aのクロ
ストーク部分が単一のプローブチップ抵抗器RSTにより
減衰されない為に一層明白となり、プローブチップ出力
413で検出された接触ノード326の信号はクロスト
ークと比較すると小さく、この結果著しい信号歪みが生
じるのである。
【0027】図7に本発明の一実施形態に基づく分割プ
ローブチップ構造500を示す。分割プローブチップ構
造500は、前出のプローブチップ構造300(図2)
及び400(図5)に類似のターゲット導体303及び
侵略導体306を含む。しかしながら、分割プローブチ
ップ構造500は、第1のプローブ抵抗器RT1が接触ノ
ード326及び第1のプローブ伝送線506へと結合し
た分割プローブチップ503を含む。第1のプローブ伝
送線506は第1のプローブ抵抗器RT1を中間ノード3
49へと結合する。第2のプローブ伝送線509は中間
ノード349を第2のプローブ抵抗器RT2へと結合す
る。分割プローブ信号出力513は、第三のプローブ伝
送線516を介して第2のプローブ抵抗器RT2へと結合
する分割プローブ出力ノード514から得られる。更
に、ターゲット信号出力519はターゲット出力ノード
323において得られる。
【0028】第1及び第2のプローブ抵抗器RT1、RT2
の抵抗値はそれぞれ約200オーム及び475オームで
ある。第1及び第2のプローブ伝送線506、509は
約75オームの特性インピーダンス及び約50ピコセカ
ンドの伝搬遅延を持ち、第三のプローブ伝送線516は
約75オームの特性インピーダンスと約5ナノセカンド
の伝搬遅延を持つ。プローブ成端抵抗器RPTの抵抗値は
約75オームである。前述したように、上記のパラメー
タは本発明を説明する目的で選択したものであり、特定
の用途に応じて変えることが出来る。
【0029】図8(a)に信号入力356(図3)をタ
ーゲットノード319(図7)へと印加した場合に得ら
れるターゲット信号出力519tを示した。歪みがごく
小さいことから、第1のプローブ抵抗器RT1がターゲッ
ト導体303への負荷を著しく減じたことがわかる。図
8(b)には対応するプローブチップ出力513tを示
したが、これもまたターゲット導体303への負荷が最
小化されたことにより歪みが減じられている。更に図8
(c)及び図8(d)には信号入力356(図3)を侵
略ノード329(図7)へと印加した場合に得られるタ
ーゲット信号出力519a及びプローブチップ出力51
3aを示す。ターゲット信号出力519a及びプローブ
チップ出力513aのいずれもごく小さく、クロストー
クに起因した歪みが減少したことがわかる。
【0030】再度図7に戻って説明すると、第1及び第
2のプローブ抵抗器RT1及びRT2の抵抗値は2つの要因
により指定される。第1には、第1及び第2のプローブ
抵抗器RT1及びRT2の組み合わせによる総合直列抵抗値
が、分割プローブチップ出力513における信号入力3
56の大きさを検出可能な範囲を越えて減じてしまう程
過剰に高くてはならない。直列抵抗の総和はまた、入力
信号の高周波成分の大部分をろ波する程に高くてはなら
ない。一方で、その同じ抵抗値はターゲット導体303
に望ましくない負荷を加えてしまう程、低過ぎてはなら
ない。他に考慮すべき要因は、ターゲット導体303
(図2)及び論理解析機器139(図1)が受信する信
号の両方において許容される許容信号歪みである。従っ
て、実際の抵抗値をこれらの要因を考慮しつつ反復手法
を用いて決定すれば良い。
【0031】第1及び第2のプローブ抵抗器RT1及びR
T2の実際の抵抗値は、高密度パッドアレイ100(図
1)の特定密度等の要因にも左右される。具体的には、
より高密度のアレイは、より低密度のアレイとは逆にク
ロストーク問題が生じやすい。よって第1及び第2のプ
ローブ抵抗器RT1及びRT2の抵抗値は、特定の用途に応
じて変えれば良い。
【0032】上述した本発明の実施形態によれば、本発
明の要旨及び原理から大きく離れること無く数多くの変
形及び変更を加えることが出来る。本発明の範囲は、そ
のような変形及び変更の形態の全てを含むことを意図し
たものである。
【0033】本発明を上述の好適実施形態に即して説明
すると、本発明は、高密度パッドアレイ(100)でプ
ローブ負荷及びクロストークを最小化するプローブチッ
プ構成(500)であって、前記高密度パッドアレイ
(100)中に位置するパッド(103)と、該パッド
(103)に結合する第1の端部(109)を備え、前
記パッド(103)に隣接する第1のプローブチップ抵
抗器(106)と、前記第1のプローブチップ抵抗器
(106)を有する第2の端部(113)に結合し、前
記高密度パッドアレイ(100)の外に伸びるアクセス
伝送線(123)と、前記高密度パッドアレイ(10
0)の外に位置し、前記アクセス伝送線(123)に結
合する第2のプローブチップ抵抗器(126)とを含む
ことを特徴とする。
【0034】好ましくは、前記アクセス伝送線(12
3)に近接して位置する少なくとも1つの侵略導体(3
06)を更に含み、該侵略導体(306)と前記アクセ
ス伝送線(123)との間に所定のキャパシタンスが作
られる。
【0035】好ましくは、前記第1のプローブチップ抵
抗器(106)が第1の抵抗を持ち、前記第2のプロー
ブチップ抵抗器(126)が第2の抵抗を持ち、前記第
1の抵抗及び前記第2の抵抗が、侵略導体(306)と
アクセス伝送線(123)との間のクロストークが最小
化されるように、そしてパッド(103)の導体負荷を
最小化するように事前に決められる。
【0036】更に本発明は、集積回路と結合するように
構成された高密度パッドアレイ(100)と、各々が前
記高密度パッドアレイ(100)中のパッド(103)
に結合する第1の端部(109)を備え、前記パッド
(103)にそれぞれ隣接する複数の第1のプローブチ
ップ抵抗器(106)と、各々が前記第1のプローブチ
ップ抵抗器(106)の有する第2の端部(113)に
結合し、前記高密度パッドアレイ(100)の外に伸び
る複数のアクセス伝送線(123)と、前記パッドアレ
イ(100)の外に位置し、各々が前記アクセス伝送線
(123)と結合する複数の第2のプローブチップ抵抗
器(126)とを含むことを特徴とするインターポーザ
を提供する。
【0037】好ましくは、前記アクセス伝送線(12
3)のうちの少なくとも1つに近接して位置する少なく
とも1つの侵略導体(306)を更に含み、該侵略導体
(306)と前記それぞれのアクセス伝送線(123)
との間に所定のキャパシタンスが作られる。
【0038】好ましくは、前記第1のプローブチップ抵
抗器(106)が第1の抵抗を持ち、前記第2のプロー
ブチップ抵抗器(126)が第2の抵抗を持ち、前記第
1の抵抗及び前記第2の抵抗が、前記侵略導体(30
6)と前記それぞれのアクセス伝送線(123)との間
のクロストークを最小化するように、そして前記パッド
(103)のそれぞれの導体負荷を最小化するように事
前に決められる。
【0039】更に本発明は、高密度パッドアレイ(10
0)中のパッド(103)をプロービングする測定方法
であって、第1のプローブチップ抵抗器(106)の第
1の端部(109)を、前記第1のプローブチップレジ
スタ(106)が前記パッド(103)へと直接的に隣
接するように、前記高密度パッドアレイ(100)の前
記パッド(103)へと設ける工程と、前記第1のプロ
ーブチップ抵抗器(106)の第2の端部(113)に
結合し、前記高密度パッドアレイ(100)の外に伸び
るアクセス伝送線(123)を設ける工程と、前記高密
度パッドアレイ(100)の外で前記アクセス伝送線
(123)と結合する第2のプローブチップ抵抗器(1
26)を設ける工程と、外部解析装置(139)を前記
第2のプローブチップ抵抗器(126)へと結合する工
程と、前記外部解析装置(139)を用いて前記パッド
(103)から得た信号を解析する工程とを含む。
【0040】好ましくは、前記第1のプローブチップ抵
抗器の前記第1の端部(109)を設ける前記工程は、
前記第1のプローブチップ抵抗器(106)と前記パッ
ド(103)との間の結合長を前記高密度パッドアレイ
(100)中の前記パッド(103)とそれに最も近い
侵略導体(306)との間の距離よりも小さく設ける工
程を更に含む。
【0041】好ましくは、前記第1のプローブチップ抵
抗器(106)に第1の抵抗を、そして前記第2のプロ
ーブチップ抵抗器(126)に第2の抵抗を設ける工程
を更に含み、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗が、前
記侵略導体(306)と前記アクセス伝送線(123)
との間のクロストークを最小化するように、そして前記
パッド(103)への導体負荷を最小化するように事前
に決められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に基づくプローブ装置のブロ
ック図である。
【図2】従来技術に基づくプローブチップ構造の概略図
である。
【図3】図2、図5及び図7のプローブチップ構造に印
加される信号入力のグラフである。
【図4】(a)は、図3の信号入力が図2のプローブチ
ップ構造中のターゲット導体へと印加された場合のター
ゲット信号出力のグラフであり、(b)は、図3の信号
入力が図2のプローブチップ構造中のターゲット導体へ
と印加された場合のプローブチップ出力のグラフであ
り、(c)は、図3の信号入力が図2のプローブチップ
構造中の侵略導体へと印加された場合のターゲット信号
出力のグラフであり、図4(d)は、図3の信号入力が
図2のプローブチップ構造中の侵略導体へと印加された
場合のプローブチップ出力のグラフである。
【図5】第2のプローブチップ構造の概略図である。
【図6】(a)は、図3の信号入力が図5のプローブチ
ップ構造中のターゲット導体へと印加された場合のター
ゲット信号出力のグラフであり、(b)は、図3の信号
入力が図5のプローブチップ構造中のターゲット導体へ
と印加された場合のプローブチップ出力のグラフであ
り、(c)は、図3の信号入力が図5のプローブチップ
構造中の侵略導体へと印加された場合のターゲット信号
出力のグラフであり、(d)は、図3の信号入力が図5
のプローブチップ構造中の侵略導体へと印加された場合
のプローブチップ出力のグラフである。
【図7】本発明の一実施例に基づくプローブチップ構造
の概略図である。
【図8】(a)は、図3の信号入力が図7のプローブチ
ップ構造中のターゲット導体へと印加された場合のター
ゲット信号出力のグラフであり、(b)は、図3の信号
入力が図7のプローブチップ構造中のターゲット導体へ
と印加された場合のプローブチップ出力のグラフであ
り、(c)は、図3の信号入力が図7のプローブチップ
構造中の侵略導体へと印加された場合のターゲット信号
出力のグラフであり、(d)は、図3の信号入力が図7
のプローブチップ構造中の侵略導体へと印加された場合
のプローブチップ出力のグラフである。
【符号の説明】
100 高密度パッドアレイ 103 パッド 106 第1のプローブチップ抵抗器 109 第1のプローブチップ抵抗器の第1の端部 113 第1のプローブチップ抵抗器の第2の端部 123 アクセス伝送線 126 第2のプローブチップ抵抗器 306 侵略導体 500 プローブチップ構造
フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A. (72)発明者 ジョン・シー・カーリー アメリカ合衆国コロラド州エルバート ポ メル サークル 12810

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高密度パッドアレイでプローブ負荷及びク
    ロストークを最小化するプローブチップ構造であって、 前記高密度パッドアレイ中に位置するパッドと、 該パッドに結合する第1の端部を備え、前記パッドに隣
    接する第1のプローブチップ抵抗器と、 前記第1のプローブチップ抵抗器を有する第2の端部に
    結合し、前記高密度パッドアレイの外に伸びるアクセス
    伝送線と、 前記高密度パッドアレイの外に位置し、前記アクセス伝
    送線に結合する第2のプローブチップ抵抗器とを含むこ
    とを特徴とするプローブチップ構造。
  2. 【請求項2】前記アクセス伝送線に近接して位置する少
    なくとも1つの侵略導体を更に含み、該侵略導体と前記
    アクセス伝送線との間に所定のキャパシタンスが作られ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプローブチップ構
    造。
  3. 【請求項3】前記第1のプローブチップ抵抗器が第1の
    抵抗を持ち、前記第2のプローブチップ抵抗器が第2の
    抵抗を持ち、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗が、侵
    略導体とアクセス伝送線との間のクロストークが最小化
    されるように、そしてパッドの導体負荷を最小化するよ
    うに事前に決められることを特徴とする請求項2に記載
    のプローブチップ構成。
  4. 【請求項4】集積回路と結合するように構成された高密
    度パッドアレイと、 各々が前記高密度パッドアレイ中のパッドに結合する第
    1の端部を備え、前記パッドにそれぞれ隣接する複数の
    第1のプローブチップ抵抗器と、 各々が前記第1のプローブチップ抵抗器の有する第2の
    端部に結合し、前記高密度パッドアレイの外に伸びる複
    数のアクセス伝送線と、 前記パッドアレイの外に位置し、各々が前記アクセス伝
    送線と結合する複数の第2のプローブチップ抵抗器とを
    含むことを特徴とするインターポーザ。
  5. 【請求項5】前記アクセス伝送線のうちの少なくとも1
    つに近接して位置する少なくとも1つの侵略導体を更に
    含み、該侵略導体と前記それぞれのアクセス伝送線との
    間に所定のキャパシタンスが作られることを特徴とする
    請求項4に記載のインターポーザ。
  6. 【請求項6】前記第1のプローブチップ抵抗器が第1の
    抵抗を持ち、前記第2のプローブチップ抵抗器が第2の
    抵抗を持ち、前記第1の抵抗及び前記第2の抵抗が、前
    記侵略導体と前記それぞれのアクセス伝送線との間のク
    ロストークを最小化するように、そして前記パッドのそ
    れぞれの導体負荷を最小化するように事前に決められた
    ことを特徴とする請求項5に記載のインターポーザ。
  7. 【請求項7】高密度パッドアレイ中のパッドをプロービ
    ングする測定方法であって、 第1のプローブチップ抵抗器の第1の端部を、前記第1
    のプローブチップレジスタが前記パッドへと直接的に隣
    接するように、前記高密度パッドアレイの前記パッドへ
    と設ける工程と、 前記第1のプローブチップ抵抗器の第2の端部に結合
    し、前記高密度パッドアレイの外に伸びるアクセス伝送
    線を設ける工程と、 前記高密度パッドアレイの外で前記アクセス伝送線と結
    合する第2のプローブチップ抵抗器を設ける工程と、 外部解析装置を前記第2のプローブチップ抵抗器へと結
    合する工程と、 前記外部解析装置を用いて前記パッドから得た信号を解
    析する工程とを含むことを特徴とする測定方法。
  8. 【請求項8】前記第1のプローブチップ抵抗器の前記第
    1の端部を設ける前記工程は、前記第1のプローブチッ
    プ抵抗器と前記パッドとの間の結合長を前記高密度パッ
    ドアレイ中の前記パッドとそれに最も近い侵略導体との
    間の距離よりも小さく設ける工程を更に含むことを特徴
    とする請求項7に記載の測定方法。
  9. 【請求項9】前記第1のプローブチップ抵抗器に第1の
    抵抗を、そして前記第2のプローブチップ抵抗器に第2
    の抵抗を設ける工程を更に含み、前記第1の抵抗及び前
    記第2の抵抗が、前記侵略導体と前記アクセス伝送線と
    の間のクロストークを最小化するように、そして前記パ
    ッドへの導体負荷を最小化するように事前に決められる
    ことを特徴とする請求項8に記載の測定方法。
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