JPH0864311A - コネクタの保護回路構造 - Google Patents

コネクタの保護回路構造

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JPH0864311A
JPH0864311A JP6193245A JP19324594A JPH0864311A JP H0864311 A JPH0864311 A JP H0864311A JP 6193245 A JP6193245 A JP 6193245A JP 19324594 A JP19324594 A JP 19324594A JP H0864311 A JPH0864311 A JP H0864311A
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JP6193245A
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Shingo Nanao
伸吾 七尾
Takeshi Morita
健 森田
Toshio Shimoyama
敏男 下山
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来必要としたネジ、金属スペーサを省略
し、更に、ネジのゆるみ止めの接着剤も省略して、部品
点数が少なく、かつ、組立が簡易なコネクタの保護回路
構造を提案する。 【構成】 フロントインシュレータ4とリアインシュレ
ータ5とをシェル3に装着する。シェル3にフロントイ
ンシュレータ4を位置決めするフランジ部として内側突
出部7を設け、ここに穴をあける。前記両インシュレー
タ4,5に固定されたアースコンタクト1を前記穴にか
ん合接触させる。かん合接触構造としては、圧入若しく
はネジかん合、又は、アースコンタクト1若しくは前記
穴にギザギザを設ける構造のいずれかを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械、ロボット等
に用いられる電源用コネクタに関し、特にコンタクト、
フロントインシュレータ、リアインシュレータ及びシェ
ル(外殻部品)を主な構成部品として用いるコネクタに
保護回路構造を有するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図5ないし図7に示す。
【0003】従来の技術の一例は、図5において、シェ
ル(アルミ合金材料、亜鉛メッキ仕上)13内にフロン
トインシュレータ(ニトリルゴム材料)14とリヤイン
シュレータ(合成樹脂材料)15とを右方から装着し、
リヤインシュレータ15をリテイニングリング(銅合金
材料、亜鉛メッキ仕上)17でシェル13に保持する。
【0004】リヤインシュレータ15には、1本のアー
スコンタクト(銅合金材料、銀メッキ仕上)11と3本
のパワーコンタクト(銅合金材料、銀メッキ仕上)12
とが固定され、アースコンタクト11とシェル13とを
導通させるために、ネジ16を用いた。
【0005】また、従来の技術の他の一例は、図7にお
いて、金属スペーサ(補助導体)18をアースコンタク
ト11とシェル13との間に挿入して、金属スペーサ1
8をシェル13にネジ16を用いて固定した。
【0006】ネジ16には、アースコンタクト11又は
使用電線と同等以上の断面積が要求され、ネジ16の断
面積だけで足りない場合は、金属スペーサ18で補う手
段を採用していた。
【0007】また、ネジ16には、ゆるみ止めを施す必
要があり、ネジ16の頭とシェル13とに接着剤を塗布
していた。ただし、アースコンタクト11と金属スペー
サ18とには、接着剤を塗布していなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術のコネ
クタの保護回路構造には、ネジ又はネジ及び金属スペー
サが必要であり、また、ネジのゆるみ止めの接着剤が必
要であり、部品点数が多い上に、組立が煩雑であるとい
う欠点があった。
【0009】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、ネジ及び金属スペーサを省略して部品レスを
推進し、また、ネジのゆるめ止めの接着剤も省略して、
部品点数が少なく、かつ、組立が簡易なコネクタの保護
回路構造を提案する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、フロントインシュレータとリアインシュレ
ータとを装着されるシェルに、フロントインシュレータ
を位置決めするフランジ部として設けられた内側突出部
にあけられた穴に、前記両インシュレータに固定された
アースコンタクトを圧入若しくはネジかん合させ、又
は、アースコンタクト若しくは穴にギザギザを設けてア
ースコンタクトをかん合接触させるコネクタの保護回路
構造を、構成する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図4を
参照して説明する。
【0012】本発明の一実施例の構成部品は、シェル
3、アースコンタクト1、パワーコンタクト2、フロン
トインシュレータ4、リアインシュレータ5及びリテイ
ニングリング6である。
【0013】図1において、シェル3内にフロントイン
シュレータ(合成ゴム材料)4とリヤインシュレータ
(合成樹脂材料)5とを右方から装着し、リヤインシュ
レータ5をリテイニングリング6でシェル3に保持す
る。フロントインシュレータ4とリヤインシュレータ5
とには、1本のアースコンタクト1と3本のパワーコン
タクト2とが固定されている。リテイニングリング6
は、リヤインシュレータ5を介してフロントインシュレ
ータ4をシェル3に押圧するため、フロントインシュレ
ータ4は、膨張して防水機能を営むようになる。
【0014】フロントインシュレータ4が装着されるシ
ェル3の内側にフランジ部として、内側突出部7を設
け、ここに穴8をあけて図2に示すようにアースコンタ
クト1をかん合する。
【0015】図1のA部の拡大図が、図3又は図4であ
る。図3は、シェル3の内側突出部7にあけられた穴8
にアースコンタクト1が圧入された状態を示し、圧入
は、穴8とアースコンタクト1とにそれぞれ片側0.1
〜0.2mmの圧入代を設け、治具を用いて行う。図4
は、シェル3の内側突出部7にあけられた穴8にアース
コンタクト1がネジかん合された状態を示す。いずれ
も、アースコンタクト1は、シェル3と導通している状
態である。
【0016】また、圧入は、図2に示すようにシェル3
の穴8にギザギザを設けると、シェル3とアースコンタ
クト1との密着性が良好となる。逆にアースコンタクト
1にギザギザを設けても、同様の密着性となる。ギザギ
ザのシェル3への形成は、切削加工では工程数が増加
し、製作時間が長く、コストが高価となるから、金型で
行うと、好都合である。ギザギザのアースコンタクト1
への形成は、プレス加工で行うと、好都合である。
【0017】更に、ネジかん合は、シェル3とアースコ
ンタクト1とにそれぞれネジ切をする必要が生じ、ネジ
ピッチを0.5mm以下とするのが適切である。
【0018】これら以外の手段としては、導電性の接着
剤をシェル3とアースコンタクト1との間に塗布するこ
と、溶接等が想定される。ただし、コストが高価とな
る。
【0019】フロントインシュレータ4は、その材料が
合成ゴムで、しかも、アースコンタクト1とパワーコン
タクト2とが貫通する箇所の径が各コンタクトの径より
小さく成形されているため、各コンタクトと適度に密着
する。
【0020】また、フロントインシュレータ4がシェル
3に装着される箇所におけるフロントインシュレータ4
の外径は、シェル3の内径より大きく成形されているた
め、シェル3とフロントインシュレータ4との間も適度
に密着する。そのため、コネクタは、気密性能を有する
ことになる。更に、各コンタクトのソルダーポットの方
向が、乱りに変化し難くなる。したがって、アースコン
タクト1とシェル3との間をネジ止めしなくても、ゆる
むことがないため、接着剤等による回転止めの必要性が
生じない。更に、フロントインシュレータ4を、リアイ
ンシュレータ5とシェル3とで挟んでリテイニングリン
グ6で固定するため、密着性が増大する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、従来の技術の欠点を改良し、
次の効果を奏する。
【0022】(1)従来のコネクタの保護回路構造が必
要としていたネジ及び金属スペーサを、本発明は、不要
とするから、部品点数を削減することができる。
【0023】(2)従来のシェルに装着されたネジによ
りアースコンタクトを固定する構造と比較して、本発明
は、シェルの内側突出部にあけた穴にアースコンタクト
を圧入又はネジかん合すれば済むので、組立が簡易であ
る。
【0024】(3)従来は、ネジの頭とシェルとにゆる
み止めのために接着剤を塗布していたが、本発明は、ネ
ジを不要とするから、従来のような接着剤の塗布を省略
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の一実施例におけるシェルの内側突出部
にあけた穴にアースコンタクトが圧入された状態の側面
図である。
【図3】図1におけるA部の拡大図であり、シェルの内
側突出部にアースコンタクトが圧入された場合である。
【図4】図1におけるA部の拡大図であり、シェルの内
側突出部にアースコンタクトがネジかん合された場合で
ある。
【図5】従来のコネクタの保護回路構造の断面図であ
る。
【図6】従来のコネクタの保護回路構造を一部破断して
示す斜視図である。
【図7】従来の他のコネクタの保護回路構造の要部の側
面図である。
【符号の説明】
1,11 アースコンタクト 2,12 パワーコンタクト 3,13 シェル 4,14 フロントインシュレータ 5,15 リアインシュレータ 6,17 リテイニングリング 7 内側突出部 8 穴 16 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントインシュレータとリアインシュ
    レータとを装着されるシェルに、フロントインシュレー
    タを位置決めするフランジ部として設けられた内側突出
    部にあけられた穴に、前記両インシュレータに固定され
    たアースコンタクトをかん合接触させることを特徴とす
    るコネクタの保護回路構造。
  2. 【請求項2】 前記アースコンタクトを前記穴に圧入す
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタの保護回路
    構造。
  3. 【請求項3】 前記アースコンタクトを前記穴にネジか
    ん合することを特徴とする請求項1記載のコネクタの保
    護回路構造。
  4. 【請求項4】 前記アースコンタクト又は前記穴にギザ
    ギザを設けることを特徴とする請求項1記載のコネクタ
    の保護回路構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003031320A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Hirose Electric Co Ltd 接地端子を有する電気コネクタ
JP2020518099A (ja) * 2017-04-18 2020-06-18 フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー コンタクトインサート及び接地要素を有するコネクタ部材のためのアセンブリ

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