JPH0863851A - ディスクプレーヤ装置 - Google Patents

ディスクプレーヤ装置

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JPH0863851A
JPH0863851A JP6202112A JP20211294A JPH0863851A JP H0863851 A JPH0863851 A JP H0863851A JP 6202112 A JP6202112 A JP 6202112A JP 20211294 A JP20211294 A JP 20211294A JP H0863851 A JPH0863851 A JP H0863851A
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shaft
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Futoshi Sato
太志 佐藤
Takashi Tsugami
隆 津上
Masaki Enomoto
正樹 榎本
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/053Indirect insertion, i.e. with external loading means
    • G11B17/056Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 外筐体71の前方側に突出する位置まで移動
操作されるトレイ11上に、このトレイ11に固定の光
学ピックアップ60とこの光学ピックアップ60に対す
る接離方向に移動操作されるディスクテーブル61を有
する。ディスクテーブル61は、トレイ11が外筐体7
1の外方に移動されるとき(矢印A)、この外筐体71
に対して最も離間する位置に移動操作される(矢印
B)。 【効果】 外筐体71よりのトレイ11の突出量(矢印
N)を小さくして装置構成を小型化しつつ、ディスク2
01の着脱操作を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに記録され
た情報信号を読み出して再生するディスクプレーヤ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクに記録された情報信号
を光学ピックアップ装置により読み出し、この情報信号
を音響信号に復調して再生するディスクプレーヤ装置が
提案されている。
【0003】このようなディスクプレーヤ装置は、外筐
体内に光ディスクを搬入するローディング機構及び搬入
された光ディスクをディスクテーブル上に装着させるチ
ャッキング機構を有して構成されている。
【0004】上記ローディング機構は、上記外筐体の内
外に亘って移動操作されるディスクトレイを有してい
る。このディスクトレイは、上記外筐体の外方側に移動
された状態で、光ディスクを位置決めして載置される。
そして、このディスクトレイは、光ディスクを載置させ
たまま、上記外筐体内に移動操作されることにより、該
光ディスクを該外筐体内に搬入する。
【0005】上記チャッキング機構は、ディスクドライ
ブ部を構成する上記ディスクテーブルと、このディスク
テーブルに対向して配設され回転可能となされたチャッ
キングプレートとを有している。
【0006】上記ディスクドライブ部は、上記光学ピッ
クアップ装置と、駆動軸に上記ディスクテーブルが取り
付けられたスピンドルモータとを有して構成されてい
る。上記光学ピックアップ装置は、上記ディスクドライ
ブ部において、上記ディスクテーブルに対する接離方向
に移動操作可能となされている。
【0007】上記ディスクドライブ部は、上記ディスク
テーブルを上記チャッキングプレートに対して接離させ
る方向に移動操作可能となされている。そして、上記デ
ィスクトレイにより搬入された光ディスクは、上記ディ
スクテーブルと上記チャッキングプレートとの間に位置
されている。上記光ディスクが搬入された後、上記ディ
スクテーブルが上記チャッキングプレート側に移動され
ると、これらディスクテーブル及びチャッキングプレー
トは、共働して上記光ディスクを挟持して保持する。
【0008】そして、上記スピンドルモータが回転駆動
されると、上記ディスクテーブルは、上記光ディスク及
び上記チャッキングプレートを伴って、回転操作され
る。回転操作されている光ディスクは、上記光ピックア
ップ装置により、情報信号の読み出しを行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスクプレーヤ装置においては、上記ローディング
機構による光ディスクの搬入が終了した後、この光ディ
スクに対するチャッキングが行われる。そのため、この
ディスクプレーヤ装置においては、上記ディスクトレイ
に上記光ディスクを載置してからこの光ディスクの再生
が実行されるまでの時間を短縮することが困難である。
【0010】ここで、上記ディスクドライブ部を上記デ
ィスクトレイ上に装着し、このディスクドライブ部を上
記外筐体の外方側まで移動操作する構成が考えられる。
すなわち、上記ディスクドライブ部を上記外筐体の外方
側に移動させた状態で、このディスクドライブ部に上記
光ディスクを装着させれば、このディスクドライブ部を
上記外筐体内に搬入したときに、即座に再生動作を実行
することができる。
【0011】しかしながら、上記ディスクトレイにより
上記ディスクドライブ部を移動操作することとすると、
このディスクドライブ部を上記外筐体の外方側に充分に
移動させないと、このディスクドライブ部に対する上記
光ディスクの着脱が困難となる。すなわち、上記ディス
クドライブ部は、このディスクドライブ部に装着された
光ディスクの全面が上記外筐体の外方側に位置される程
度に上記外筐体の外方側に移動される必要がある。
【0012】そして、上記ディスクドライブ部を充分な
距離に亘って移動操作可能に支持するためには、このデ
ィスクドライブ部の重量を充分に支持できるだけの堅牢
な構成が必要となる。そのため、ディスクプレーヤ装置
全体の装置構成の大型化、大重量化が招来されることと
なる。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、装置構成の大型化、大重量化を
抑制しつつ、ディスクドライブ部が外筐体の外方側に充
分に移動操作され、このディスクドライブ部に対する迅
速な記録ディスクの着脱が行えるようになされたディス
クプレーヤ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し該目
的を達成するため、本発明に係るディスクプレーヤ装置
は、外筐体内に収納される位置及び該外筐体より外方側
に突出される位置に亘って移動操作可能に支持されたト
レイ部と、このトレイ部上に固定して配設されたピック
アップ装置と、該トレイ部を移動操作する第1の駆動手
段と、該トレイ部上において該ピックアップ装置に対す
る接離方向に移動操作可能に支持され記録ディスクを保
持して回転操作するディスクテーブルと、このディスク
テーブルを移動操作する第2の駆動手段とを備え、上記
第2の駆動手段は、上記第1の駆動手段が上記トレイ部
を上記外筐体より突出される位置に移動操作するときに
は、上記ディスクテーブルを、該トレイ部に対する移動
操作が可能な範囲内における該外筐体より最も離間する
位置に移動操作することとなされたものである。
【0015】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
は、外筐体内に収納される位置及び該外筐体より外方側
に突出される位置に亘って移動操作可能に支持されたト
レイ部と、このトレイ部上に固定して配設されたピック
アップ装置と、該トレイ部を移動操作する第1の駆動手
段と、該トレイ部上において該ピックアップ装置に対す
る接離方向に移動操作可能に支持され記録ディスクを保
持して回転操作するディスクテーブルと、このディスク
テーブルを移動操作する第2の駆動手段とを備え、上記
第2の駆動手段は、上記第1の駆動手段が上記トレイ部
を上記外筐体内に収納される位置に移動操作するときに
は、上記ディスクテーブルを、該トレイ部に対する移動
操作が可能な範囲内における上記ピックアップ装置に最
も接近する位置に移動操作することとなされたものであ
る。
【0016】そして、本発明は、上述の各ディスクプレ
ーヤ装置において、上記トレイ部は、このトレイ部に取
り付けられたシャフトが外筐体内に配設されたスラスト
軸受けにより移動可能に支持されることによって略々こ
のトレイ部の長さに相当する距離に亘って移動操作可能
となされており、上記シャフトは、上記トレイ部の長さ
の略々2倍の長さを有し一端部をこのトレイ部の上記外
筐体の外方側に向いた前端部の近傍に位置させ他端側を
このトレイ部の後方側に突出させて該トレイ部に取り付
けられ、上記スラスト軸受けは、上記トレイ部が上記外
筐体内に収納されているときにおけるこのトレイ部の前
端部近傍の位置及びこのトレイ部の後端部近傍の位置に
おいて上記シャフトを支持することとしたものである。
【0017】さらに、本発明は、上述の各ディスクプレ
ーヤ装置において、上記ディスクテーブルは、スピンド
ル軸を有しピックアップ装置に対する接離方向に移動操
作可能にトレイ部上に配設された支持ブロックに該スピ
ンドル軸を回転可能に支持されて配設されており、上記
支持ブロックは、導電性材料により一体的に形成されて
いることとしたものである。
【0018】
【作用】本発明に係るディスクプレーヤ装置において
は、トレイ部上においてディスクテーブルを移動操作す
る第2の駆動手段は、該トレイ部が第1の駆動手段によ
って外筐体より突出する位置に移動操作されるときに
は、該ディスクテーブルを該トレイ部に対する移動操作
が可能な範囲内における該外筐体より最も離間する位置
に移動操作するので、該テーブル部の該外筐体よりの突
出距離を短くしつつ、該ディスクテーブルに対する記録
ディスクの着脱が容易化される。
【0019】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
においては、トレイ部上においてディスクテーブルを移
動操作する第2の駆動手段は、該トレイ部が第1の駆動
手段によって外筐体内に収納される位置に移動操作され
るときには、該ディスクテーブルを該トレイ部に対する
移動操作が可能な範囲内におけるピックアップ装置に最
も接近する位置に移動操作するので、上記トレイ部上に
上記記録ディスクを装着してからこの記録ディスクに対
する再生動作が実行されるまでの時間が短縮される。
【0020】そして、上述の各ディスクプレーヤ装置に
おいて、上記トレイ部は、このトレイ部に取り付けられ
たシャフトが外筐体内に配設されたスラスト軸受けによ
り移動可能に支持されることによって略々このトレイ部
の長さに相当する距離に亘って移動操作可能となされて
いることとし、該シャフトは、上記トレイ部の長さの略
々2倍の長さを有し一端部をこのトレイ部の上記外筐体
の外方側に向いた前端部の近傍に位置させ他端側をこの
トレイ部の後方側に突出させて該トレイ部に取り付けら
れていることとし、上記スラスト軸受けは、上記トレイ
部が上記外筐体内に収納されているときにおけるこのト
レイ部の前端部近傍の位置及びこのトレイ部の後端部近
傍の位置において上記シャフトを支持することとした場
合には、上記トレイ部は、上記外筐体の外方側に移動操
作された状態においても、堅牢に支持される。
【0021】さらに、上述の各ディスクプレーヤ装置に
おいて、上記ディスクテーブルは、スピンドル軸を有し
ピックアップ装置に対する接離方向に移動操作可能にト
レイ部上に配設された支持ブロックに該スピンドル軸を
回転可能に支持されて配設されていることとし、上記支
持ブロックは、導電性材料により一体的に形成されてい
ることとした場合には、上記ディスクテーブルは、上記
支持ブロックを介して外筐体に対して電気的に導通され
るため、静電気を蓄積してしまうことがない。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0023】この例は、本発明に係るディスクプレーヤ
装置を、図1に示すように、直径が12cm、または、
8cmのディスク基板を有して構成された記録ディスク
である光ディスク201の再生を行う装置として構成し
た例である。この光ディスク201のディスク基板は、
ポリカーボネイトの如き透明な合成樹脂材料により形成
され、中央部分にチャッキング孔202を有している。
このディスク基板の主面部には、射出成型により、情報
信号に対応した微細な凹凸(ピット)が形成されるとと
もに、いわゆるスパッタリング工程により、アルミニウ
ムの如き金属材料よりなる反射層が被着形成されてい
る。
【0024】この光ディスク201は、後述する光学ピ
ックアップ装置により、集光されたレーザ光束を照射さ
れるとともに、このレーザ光束の反射光束の強度変化を
検出されることによって、情報信号の読み出しをなされ
る。
【0025】[1]シャーシフレームの構成 このディスクプレーヤ装置は、図1に示すように、シャ
ーシフレーム1を有して構成される。このシャーシフレ
ーム1は、金属板材料が屈曲形成されることにより、底
板部13と、この底板部13の両側縁部より上方側に垂
設された左右一対の側板部15,14とを有して構成さ
れている。
【0026】上記シャーシフレーム1は、図2に示すよ
うに、このディスクプレーヤ装置の外筐体の底板72上
に固定して配設される。
【0027】上記シャーシフレーム1には、上記各側板
部15,14の上端部間に亘って、天板部5が取り付け
られている。この天板部5は、略々平板状に形成され、
両側側部分に形成された複数の螺子挿通孔21に対応し
て挿通された複数の螺子20が上記各側板部15,14
の上端部に形成された螺子孔16,17,18,19に
螺入されることにより、上記シャーシフレーム1に取り
付けられる。
【0028】上記天板部5の下面部には、回路基板6が
取り付けられている。この回路基板6は、複数の螺子挿
通孔23を有し、これら螺子挿通孔23に対応して下方
側より挿通された複数の螺子22が上記天板部5に形成
された螺子孔に螺入されることにより、該天板部5に取
り付けられている。
【0029】[2]トレイ部の構成 上記シャーシフレーム1の底板部13上、すなわち、上
記各側板部15,14間であって上記回路基板6の下方
側には、ローディング機構を構成するトレイ部7が配設
されている。このトレイ部7上には、後述するディスク
ドライブ部10が配設されている。また、このトレイ部
7の上面部には、上記ディスクドライブ部10を覆っ
て、トレイカバー11が取り付けられている。さらに、
これらトレイ部7とトレイカバー11との前縁部には、
図2に示すように、表示手段となる表示パネル部70が
取り付けられている。
【0030】上記トレイカバー11は、前方側に設けら
た左右一対の係合孔66,66に上記トレイ部7の上面
部の前方側に設けられた左右一対の係合爪57,57を
係合され、後方側部分を左右一対の止め螺子69,69
により該トレイ部7に固定されることにより、該トレイ
部7に取り付けられている。
【0031】上記トレイ部7は、図2に示すように、上
記表示パネル部70を上記外筐体の全面パネル部71に
沿わせて該外筐体内に収納されるローディング位置と、
図3に示すように、該外筐体より外方側に突出されたイ
ジェクト位置とに亘って、移動操作可能に支持されてい
る。
【0032】すなわち、上記トレイ部7は、このトレイ
部7に前後方向に亘って取り付けられた第1及び第2の
シャフト8,9が上記シャーシフレーム1の底板部13
上に配設された第1及び第2のスラスト軸受け3,4に
移動可能に支持されることによって、略々このトレイ部
7の前後方向の長さに相当する距離に亘って、前後方向
に移動操作可能となされている。
【0033】上記第1のシャフト8は、上記トレイ部7
の前後方向の長さの略々2倍の長さを有している。この
第1のシャフト8は、一端部、すなわち、前端部をこの
トレイ部7の前縁部の近傍に位置させ、他端側、すなわ
ち、後端側をこのトレイ部7の後方側に突出させて、該
トレイ部7の一側縁に沿ってこのトレイ部7に取り付け
られている。
【0034】この第1のシャフト8の前端部には、前端
部螺子穴45が設けられている。この前端部螺子穴45
には、上記トレイ部7の前端面部に形成された透孔53
を挿通された止め螺子47が螺入される。また、この第
1のシャフト8の略々中央部には、側部螺子穴46が設
けられている。この側部螺子穴46には、上記トレイ部
7の後縁側に形成された透孔を挿通された止め螺子48
が螺入される。
【0035】上記第2のシャフト9は、上記トレイ部7
の前後方向の長さに略々等しい長さを有している。この
第2のシャフト9は、前端部をこのトレイ部7の前縁部
の近傍に位置させ、後端側をこのトレイ部7の後縁部の
近傍に位置させて、該トレイ部7の他側縁に沿ってこの
トレイ部7に取り付けられている。
【0036】この第2のシャフト9の前端部には、前端
部螺子穴49が設けられている。この前端部螺子穴49
には、上記トレイ部7の前端面部に形成された透孔54
を挿通された止め螺子51が螺入される。また、この第
1のシャフト8の後端側には、側部螺子穴50が設けら
れている。この側部螺子穴50には、上記トレイ部7の
後縁側に形成された透孔を挿通された止め螺子52が螺
入される。
【0037】上記第1のスラスト軸受け3は、前端側部
分及び後端側部分に、上記第1のシャフト8を挿通させ
てこの第1のシャフト8を支持する軸受け孔43,43
を有している。
【0038】この第1のスラスト軸受け3は、上記トレ
イ部7が上記ローディング位置となっているときにおい
ては、このトレイ部7の前縁部近傍の位置及びこのトレ
イ部7の後縁部近傍の位置において、上記第1のシャフ
ト8を支持する。また、この第1のスラスト軸受け3
は、上記トレイ部7が上記イジェクト位置となっている
ときにおいては、上記第1のシャフト8の該トレイ部7
の後縁部近傍に位置する部分及び後端部近傍の部分を支
持する。
【0039】上記第2のスラスト軸受け4は、前端側部
分に、上記第2のシャフト9を挿通させてこの第2のシ
ャフト9を支持する軸受け孔44を有している。
【0040】上記第2のスラスト軸受け4は、上記トレ
イ部7が上記ローディング位置となっているときにおい
ては、このトレイ部7の前端部近傍の位置において上記
第2のシャフト9を支持する。また、この第2のスラス
ト軸受け4は、上記トレイ部7が上記イジェクト位置と
なっているときにおいては、上記第2のシャフト8の該
トレイ部7の後縁部近傍に位置する部分を支持する。
【0041】なお、上記トレイカバー11の上面部に
は、後述するディスクドライブ部10の光学ピックアッ
プ装置60及びディスクテーブル61を上方側に臨ませ
るための透孔67が形成されている。また、このトレイ
カバー11の上面部の後方側には、上記光ディスク20
1の後方側への脱落を防止するための湾曲状壁部68が
突設されている。
【0042】[3]第1の駆動手段の構成 そして、上記トレイ部7は、第1の駆動手段により移動
操作される。この第1の駆動手段は、図9に示すよう
に、ローディング機構を駆動するための駆動力を発生す
る駆動モータであるローディングモータ26と、このロ
ーディングモータ26の発生する駆動力を伝達する駆動
力伝達機構となる無端駆動ベルト29及び複数の伝達ギ
ヤ31,32,33,34,35とを有して構成されて
いる。上記ローディングモータ26は、制御手段となる
制御回路により制御されて回転駆動する。
【0043】また、上記ローディングモータ26及び上
記複数の伝達ギヤ31,32,33,34,35は、上
記シャーシフレーム1に接触することなく、このシャー
シフレーム1に対して緩衝部材となるダンパ79を介し
て取り付けられた支持板2上に取り付けられている。
【0044】すなわち、上記支持板2は、上記シャーシ
フレーム1の底板部13上に位置され、複数の取り付け
ビス41により、該底板部13に対して取り付けられて
いる。上記複数の取り付けビス41は、上記支持板2に
形成された複数の透孔42に対応して挿通された後、上
記シャーシフレーム1の底板部13に形成された螺子孔
80に螺入されている。そして、上記各取り付けビス4
1の周面部と上記支持板2の各透孔42の内周縁部との
間には、上記ダンパ79が介在配設されている。これら
ダンパ79は、ブチルゴムの如き衝撃吸収性に富んだ材
料により、略々円筒形状を有して形成されている。これ
らダンパ79は、上記各取り付けビス41に外嵌装され
るとともに、上記支持板2の透孔42に嵌合され、外周
面側を該透孔42の内周縁部により支持されている。
【0045】そして、上記ローディングモータ26は、
上記支持板2の上面部に、駆動軸を下方側に向けて取り
付けられている。このローディングモータ26の駆動軸
は、上記支持板2に形成された透孔81及び上記底板部
13に形成された透孔28に挿通されて、該底板部13
の下方側に突出されている。この駆動軸の下端側には、
駆動プーリ27が取り付けられている。この駆動プーリ
27には、従動プーリ30との間で、上記無端駆動ベル
ト29が巻き掛けられている。この従動プーリ30は、
上記底板部13の下方側に位置して、回転可能に配設さ
れている。すなわち、この従動プーリ30は、上記支持
板2に軸受け83を介して回転可能に支持された第1の
支軸84の下端側に取り付けられている。この第1の支
軸84は、上記底板部13に形成された透孔82を介し
て、下端側を該底板部13の下方側に突出させている。
【0046】上記第1の支軸84の上端側には、第1の
伝達ギヤ31が取り付けられている。この第1の伝達ギ
ヤ31は、この第1の伝達ギヤ31よりも大径の第2の
伝達ギヤ32に噛合している。この第2の伝達ギヤ32
は、上記支持板2の上方側に位置して、回転可能に配設
されている。この第2の伝達ギヤ32は、上記支持板2
に軸受け85を介して回転可能に支持された第2の支軸
86の略々中央部分に取り付けられている。上記第2の
支軸86の上端側には、上記第2の伝達ギヤ32よりも
小径の第3の伝達ギヤ33が取り付けられている。
【0047】上記第3の伝達ギヤ33は、この第3の伝
達ギヤ33よりも大径の第4の伝達ギヤ34に噛合して
いる。この第4の伝達ギヤ34は、上記支持板2の上方
側に位置して、上記第2の支軸86回りを移動可能とな
されるとともに、回転可能となされて配設されている。
【0048】すなわち、この第4の伝達ギヤ34は、上
記第2の支軸86回りに回動可能に支持された回動板3
7上に配設されている。この回動板37は、基端側を上
記第2の支軸86に回動可能に取り付けられ、先端側部
分において、軸受け87を介して第3の支軸88を回転
可能に支持している。上記第4の伝達ギヤ34は、上記
第3の支軸88の略々中央部分に取り付けられている。
この第4の伝達ギヤ34は、上記第3の伝達ギヤ33に
噛合したままの状態で、この第3の伝達ギヤ33の回り
を移動することができる。
【0049】上記第3の支軸88の上端側には、上記第
4の伝達ギヤ34よりも小径の伝達ギヤであるピニオン
ギヤ35が取り付けられている。
【0050】また、上記第3の支軸88の上記ピニオン
ギヤ35よりも上方側に突出された上端側部分は、ロッ
クピン36となされている。
【0051】そして、上記トレイ部7の下面部には、図
4及至図6に示すように、上記ピニオンギヤ35が噛合
するラックギヤ76及び上記ロックピン36が嵌入係合
するガイドスリット78が形成されている。
【0052】上記ラックギヤ76は、上記トレイ部7の
一側縁に沿って前後方向に亘って形成されている。この
ラックギヤ76は、前方側部分が、このラックギヤ76
の歯の方向に円弧状をなして屈曲された屈曲部77とな
されている。
【0053】上記ガイドスリット78は、上記ラックギ
ヤ76に平行にこのラックギヤ76に沿い、このラック
ギヤ78の歯の側に位置されて形成されている。このガ
イドスリット78の前方側部分は、上記屈曲部77の曲
率中心を中心とする円弧状に屈曲されている。
【0054】上記トレイ部7が上記ローディング位置と
なっているときには、図4に示すように、上記ピニオン
ギヤ35は、上記ラックギヤ76の屈曲部77の先端側
部分に噛合している。このとき、上記ロックピン36
は、上記ガイドスリット78の前方側の屈曲された部分
に嵌入しており、上記トレイ部7が外力により前方側に
移動されることを阻止している。上記トレイ部7が上記
ローディング位置となっている状態においては、上記屈
曲部77の曲率中心は、上記第3の伝達ギヤ33を支持
する上記第2の支軸86の軸芯に一致している。
【0055】また、このとき、上記回動板37の先端側
部分は、上記シャーシフレーム1の底板部13上に配設
された一対の検出スイッチ39,40を押圧操作してい
る。これら検出スイッチ39,40は、上記トレイ部7
が上記ローディング位置にあることを検出するためのス
イッチであり、上記制御回路に接続されている。
【0056】上記ローディングモータ26が一方向に回
転駆動されると、上記各伝達ギヤを介して、上記ピニオ
ンギヤ35が回転操作される。すると、上記ピニオンギ
ヤ35は、図5において矢印Gで示すように、上記屈曲
部77に噛合しつつ、この屈曲部77に沿って移動す
る。すなわち、上記回動板37が回動され、上記ロック
ピン36は、上記ガイドスリット78の前方側の屈曲さ
れた部分に沿って移動される。上記一対の検出スイッチ
39,40は、上記回動板37による押圧操作を解除さ
れる。
【0057】上記ピニオンギヤ35が上記ラックギヤ7
6の前後方向に亘る直線状部分に至り、さらに回転操作
されると、このピニオンギヤ35は、図6において矢印
Hで示すように、上記トレイ部7を前方方向に移動させ
る。このとき、上記ロックピン36は、上記ガイドスリ
ット78の前後方向に亘る直線状部分に嵌入して、上記
回動板37の回動を阻止している。そして、上記トレイ
部7は、上記イジェクト位置となされる。
【0058】上記トレイ部7が上記イジェクト位置とな
されると、図示しない検出スイッチが押圧される。この
検出スイッチが押圧操作されると、上記制御回路は、上
記ローディングモータ26を停止させる。
【0059】このようにイジェクト位置となされたトレ
イ部7は、上記第1のシャフト8を後方側に突出させ、
この第1のシャフト8の後端部近傍を上記スラスト軸受
け3により支持されていることによって、安定して支持
されている。
【0060】上記トレイ部7が上記イジェクト位置であ
るときに、上記ローディングモータ26が他方向に回転
駆動されると、上記ピニオンギヤ35が回転操作され、
上記トレイ部7は、図6中矢印Jで示すように、後方側
に移動操作される。
【0061】そして、図5に示すように、上記ラックギ
ヤ76の直線部の前端位置が上記ピニオンギヤ35に噛
合する位置に至ると、上記表示パネル部70が略々上記
前面パネル部71に沿う位置に至っており、このとき、
該ピニオンギヤ35が上記屈曲部77に噛合する状態に
移動してゆくことにより、上記トレイ部7の移動速度が
低減される。
【0062】上記ピニオンギヤ35が上記屈曲部77に
噛合し、上記回動板37を回動させ始めたときには、上
記トレイ部7は、上記ローディング位置に至っている。
そして、さらに上記ピニオンギヤ35が回転され、図4
において矢印Fで示すように、上記回動板37が上記屈
曲部77の先端側方向に回動されると、この回動板37
の先端側部分は、上記一対の検出スイッチ39,40を
押圧操作する。これら検出スイッチ39,40が押圧操
作されると、上記制御回路は、上記ローディングモータ
26を停止させる。
【0063】[4]ディスクドライブ部の構成 上記トレイ部7上には、光学ピックアップ装置60を有
する上記ディスクドライブ部10が配設されている。
【0064】このディスクドライブ部10は、図11及
至図15に示すように、フレーム113を有して構成さ
れている。このフレーム113は、合成樹脂材料等によ
り略々矩形の筐体状に形成されており、4箇所の各隅部
に対応して、4個の支持孔132を有している。これら
支持孔132には、それぞれダンパ63が嵌合される。
これらダンパ63は、ブチルゴムの如き衝撃吸収性の良
好な材料により、略々円筒状に形成されている。これら
ダンパ63は、それぞれ上端側に支持筒64を嵌合さ
れ、これら支持筒64に挿通された止め螺子65が上記
トレイ部7の上面部に設けられた4箇所の螺子ボス58
に対応して螺入されることにより、該トレイ部7に取り
付けられる。また、上記各ダンパ63と上記トレイ部7
との間には、サスペンションバネ59が介在して配設さ
れている。
【0065】すなわち、上記ディスクドライブ部10の
フレーム113は、4個のダンパ63及び4個のサスペ
ンションバネ59を介して、上記トレイ部7上におい
て、いわゆるフローティング支持をなされている。
【0066】上記フレーム113には、後方側に位置し
て、光学ピックアップ装置60が取り付けられている。
この光学ピックアップ装置60は、光源となるレーザダ
イオード、このレーザダイオードより発せられた光束を
導く複数の光学デバイス、光検出器となる受光素子、及
び、該光束を集光して射出する対物レンズ75等を、光
学ブロック部に内蔵して構成されている。この光学ピッ
クアップ装置60は、上記対物レンズ75を介して射出
する光束を上記光ディスク201の主面部上に照射し、
この光ディスク201により反射された該光束を上記受
光素子により検出することによって、該光ディスク20
1に記録されている情報信号を読み出すことができるよ
うになされている。
【0067】上記光学ピックアップ装置60は、上記フ
レーム113に形成された透孔107内に位置して配設
されている。この光学ピックアップ装置60の光学ブロ
ック部は、一側側部分に軸受け部111を有している。
この軸受け部111は、図14に示すように、軸受け孔
134を有している。この軸受け部111の軸受け孔1
34には、上記透孔107内に配設されたシャフト10
8が挿通されている。このシャフト108は、両端側部
分を、上記透孔107の縁部において、それぞれ固定螺
子109,110によって上記フレーム113に固定さ
れ、前後方向に亘って配設されている。
【0068】そして、上記光学ブロック部は、図14に
示すように、他側側部分を、上記透孔107の縁部に対
して、調整螺子133及び押圧バネ112に挟持された
状態で、取り付けられている。これら調整螺子133及
び押圧バネ112は、上記透孔107の縁部に取り付け
られている。上記光学ブロック部は、上記調整螺子13
3を上記フレーム113に対して上下方向に進退させる
ことにより、図14中矢印L及び矢印Mで示すように、
上記シャフト108回りに回動され、上記フレーム11
3に対する傾きの調整をなされる。上記押圧バネ112
は、上記光学ブロック部を上記調整螺子133に対して
押圧支持している。
【0069】上記光学ピックアップ装置60は、上記シ
ャフト108の軸方向については固定されており、上記
トレイ部7に対して固定されて配設された状態となって
いるそして、このディスクドライブ部10は、ディスク
テーブル61を有している。このディスクテーブル61
は、上記光ディスク201を保持して回転操作するもの
であって、上記光学ピックアップ装置60の前方側に位
置し、この光学ピックアップ装置60に対する接離方向
に移動操作可能に支持されている。
【0070】このディスクテーブル61は、図13及び
図15に示すように、略々円盤状のテーブル部を有し、
このテーブル部の上面部の中央部分に略々円錐台形状の
センタリングキャップ74を有している。また、このデ
ィスクテーブル61は、上記テーブル部の中央より下方
側に垂下されたスピンドル軸73を有している。上記セ
ンタリングキャップ74は、上記スピンドル軸73に沿
って、上記テーブル部に対して出没可能となされるとと
もに、上方側に向けて弾性付勢されている。このセンタ
リングキャップ74は、上記テーブル部上に上記光ディ
スク201の中央部分が載置されるとき、上記チャッキ
ング孔202に嵌入して、この光ディスク201のセン
タリングを行う。
【0071】上記スピンドル軸73は、上記透孔107
内に配設された支持ブロック104により、回転可能に
支持されている。この支持ブロック104は、導電性を
有する合成樹脂材料や金属の如き導電性材料により一体
的に形成され、上記スピンドル軸73を支持する金属製
の軸受け131を、いわゆるインサート成型や圧入によ
って、内包して有している。したがって、上記ディスク
テーブル61は、上記支持ブロック104に対して電気
的に導通されており、この支持ブロック104を接地
(アース)させることにより、静電気を蓄積することな
く、常に接地電位となされる。
【0072】上記支持ブロック104は、一側側の軸受
け部を上記シャフト108により支持されて、図13中
矢印D及び矢印Eで示すように、このシャフト108に
沿って上記光学ピックアップ装置60に対する接離方向
である前後方向に移動操作可能となされている。上記軸
受け部には、上記シャフト108が挿通される軸受け孔
が形成されている。この軸受け孔には、スラスト軸受け
135が嵌着されている。この支持ブロック104の他
側側部分には、支持ローラ105が回転可能に取り付け
られている。この支持ローラ105は、上記透孔107
の縁部に形成された支持鍔部106上に載置支持されて
いる。この支持ローラ105は、上記支持鍔部106に
転接して、上記支持ブロック104を移動可能に支持し
ている。上記スピンドル軸73の下端部には、スピンド
ルモータを構成するロータ116が取り付けられてい
る。このロータ116は、多極着磁されたマグネットを
有している。上記スピンドルモータは、上記ロータ11
6と、上記支持ブロック104の下端側に取り付けられ
た電子基板115上に配設された偏平コイルとにより構
成されている。上記偏平コイルに所定の電流を供給する
ことにより、上記ロータ116は、回転操作される。
【0073】上記スピンドルモータを構成する偏平コイ
ルが配設された電子基板115には、フレキシブル基板
114を介して、該スピンドルモータの駆動電流が供給
される。このフレキシブル基板114は、上記ディスク
ドライブ部10の外方側に引き出されている。上記トレ
イ部7の上面部には、上記フレキシブル基板114を所
定位置に保持するとともに、このフレキシブル基板11
4が過度に鋭角的に屈曲されないようにするため、この
フレキシブル基板114が進入される溝状の凹部117
が形成されている。
【0074】そして、上記ディスクテーブル61を支持
する支持ブロック104は、第2の駆動手段により移動
操作される。この第2の駆動手段は、上記フレーム11
3に取り付けられたスレッドモータ95と、このスレッ
ドモータ95の発する駆動力を上記支持ブロック104
に伝達する複数の伝達ギヤとを有して構成されている。
上記スレッドモータ95は、上記制御回路により制御さ
れて、回転駆動する。すなわち、上記スレッドモータ9
5の駆動軸には、駆動ギヤ96が取り付けられている。
この駆動ギヤ96は、上記フレーム113に回転可能に
配設された該駆動ギヤ96よりも大径の第1の伝達ギヤ
97に噛合している。この第1の伝達ギヤ97には、同
軸状に、この第1の伝達ギヤ97よりも小径の第2の伝
達ギヤ98が取り付けられている。この第2の伝達ギヤ
98は、上記フレーム113に回転可能に配設された該
第2の伝達ギヤ98よりも大径の第3の伝達ギヤ99に
噛合している。この第3の伝達ギヤ99には、同軸状
に、この第3の伝達ギヤ99よりも小径の第4の伝達ギ
ヤ100が取り付けられている。この第4の伝達ギヤ1
00は、上記フレーム113に回転可能に配設された該
第4の伝達ギヤ100よりも大径の第5の伝達ギヤ10
1に噛合している。この第5の伝達ギヤ101には、同
軸状に、この第5の伝達ギヤ101よりも小径の伝達ギ
ヤであるピニオンギヤ102が取り付けられている。
【0075】上記ピニオンギヤ102は、上記支持ブロ
ック104の一側部に形成されたラックギヤ103に噛
合している。このラックギヤ103は、上記シャフト1
08に平行に形成されている。したがって、上記スレッ
ドモータ95が回転駆動すると、上記支持ブロック10
4は、上記シャフト108に沿って移動操作される。上
記支持ブロック104の一側側には、図16に示すよう
に、いわゆるダブルラックを構成するためのラック部材
119が配設されている。
【0076】このラック部材119は、略々平板状に形
成され、一側縁部にラックギヤ部129を有している。
このラック部材119は、平板状部分の下面部に一対の
アーチ部122,121を有している。このラック部材
119は、平板状部分と上記各アーチ部122,121
とが形成する透孔部に上記シャフト108を挿通させ
て、該シャフト108に取り付けられる。また、このラ
ック部材119は、平板状部分に透孔123,120を
有している。
【0077】そして、上記支持ブロック104の一側側
部分には、上記ラック部材119のアーチ部122,1
21が嵌合される凹部128が設けられている。また、
この凹部内には、上記ラック部材119の透孔123,
120に嵌合される突起部125,124が設けられて
いる。これら突起部125,124には、上記スラスト
軸受け135が嵌着され上記シャフト108が挿通され
る軸受け孔126,127が穿設されている。
【0078】上記ラック部材119が上記支持ブロック
104の一側側に配設され、該支持ブロック104の軸
受け孔126,127及び該ラック部材119のアーチ
部122,121が形成する透孔内に上記シャフト10
8が挿通されると、上記ラックギヤ103と上記ラック
ギヤ部129とは、図13に示すように、互いに平行に
重ねられた状態になる。
【0079】そして、上記支持ブロック104の一方の
突起部124と上記ラック部材119の一方の透孔12
0の内縁部との間には、圧縮コイルバネ130が介在配
設されている。この圧縮コイルバネ130は、上記シャ
フト108と同軸に、すなわち、このシャフト108を
挿通された状態で配設されている。この圧縮コイルバネ
130は、上記ラック部材119を、上記支持ブロック
104に対して、図16中矢印Pで示すように、上記シ
ャフト108に沿った一方向に押圧付勢している。
【0080】上記第2の駆動手段のピニオンギヤ102
は、上記支持ブロック104のラックギヤ103と上記
ラック部材119のラックギヤ部129との双方に噛合
している。ここで、上記ラック部材119が上記支持ブ
ロック104に対して一方向に付勢されていることによ
り、上記ピニオンギヤ102と上記ラックギヤ103及
び上記ラックギヤ部129との間には、バックラッシュ
が生じることがない。上記ディスクテーブル61は、図
7に示すように、上記光ディスク201の中央部分が載
置され、載置された光ディスク201上にさらにディス
クスタビライザ12が載置されることによって、該光デ
ィスク201を該ディスクスタビライザ12と共働して
保持する。
【0081】上記ディスクスタビライザ12は、図10
に示すように、円柱状部分91と、この円柱状部分91
の下端部に取り付けられた円盤状部分92とを有して、
金属の如き充分な比重を有する材料により構成されてい
る。上記円柱状部分91には、上記スピンドル軸73の
上端側が挿入される嵌合孔89が穿設されている。この
嵌合孔89の下方側部分は、上記センタリングキャップ
74との当接を避けるためのテーパ状の拡径部90とな
されている。上記円盤状部分92の下面部には、上記光
ディスク201との間の摩擦を生じさせるための円環状
のフリクションシート93,94が貼付されている。
【0082】上記ディスクテーブル61は、上記ディス
クスタビライザ12と共働して上記光ディスク201を
保持した状態において、上記スピンドルモータが回転駆
動さると、この光ディスク201を回転操作する。
【0083】上記ディスクテーブル61は、図11に示
すように、上記光学ピックアップ装置60に最も近接し
た位置となされたときには、保持している光ディスク2
01の最内周部分を該光学ピックアップ装置60の対物
レンズ75に対向させる。
【0084】また、上記ディスクテーブル61は、図1
2に示すように、上記光学ピックアップ装置60より最
も離間した位置となされたときには、保持している光デ
ィスク201の最外周部分を該光学ピックアップ装置6
0の対物レンズ75に対向させる。
【0085】上記フレーム113には、図示しないスレ
ッドインスイッチとスレッドアウトスイッチとが取り付
けられている。
【0086】上記スレッドインスイッチは、上記ディス
クテーブル61が上記光学ピックアップ装置に最も近接
された位置となったときに、上記支持ブロック104に
より押圧操作される。このスレッドインスイッチは、上
記制御回路に接続されている。上記制御回路は、上記第
2の駆動手段により、上記支持ブロック104を上記光
学ピックアップ装置60に接近する方向に移動操作して
いたときにおいて、上記スレッドインスイッチが押圧さ
れると、上記スレッドモータ95を停止させる。
【0087】また、上記スレッドアウトスイッチは、上
記ディスクテーブル61が上記光学ピックアップ装置よ
り最も離間した位置となったときに、上記支持ブロック
104により押圧操作される。このスレッドインスイッ
チは、上記制御回路に接続されている。上記制御回路
は、上記第2の駆動手段により、上記支持ブロック10
4を上記光学ピックアップ装置60より離間する方向に
移動操作していたときにおいて、上記スレッドアウトス
イッチが押圧されると、上記スレッドモータ95を停止
させる。
【0088】なお、上記光学ピックアップ装置60及び
上記ディスクテーブル61は、上記トレイカバー11の
上面部に形成された上記透孔67を介して、このトレイ
カバー11の上方側に臨んでいる。
【0089】[5]ディスクスタビライザの検出手段の
構成 上記外筐体内には、上記トレイ部7が該外筐体内に収納
される位置に向かって移動操作されるときに、上記ディ
スクテーブル61上の上記ディスクスタビライザ12の
有無を検出する検出手段が設けられている。この検出手
段は、図2、図7及び図8に示すように、上記回路基板
6の下面部に取り付けられた発光素子24と、該回路基
板6の下面部に取り付けられ該発光素子24の発する光
線Kを受光する受光素子25とにより構成されている。
【0090】上記発光素子24より上記受光素子25に
至る光線Kは、図2に示すように、上記トレイ部7が上
記ローディング位置にあり、上記ディスクテーブル61
が上記光学ピックアップ装置60に最も近接した位置と
なされ、このディスクテーブル61上に上記ディスクス
タビライザ12が載置されている場合において、このデ
ィスクスタビライザ12により遮断される。
【0091】上記ディスクスタビライザ12が上記ディ
スクテーブル61上に載置されていないときには、上記
トレイ部7が上記ローディング位置にあり、かつ、上記
ディスクテーブル61が上記光学ピックアップ装置60
に最も近接した位置となされていても、上記発光素子2
4より発した光線Kは、上記スピンドル軸73等に遮断
されることなく、上記受光素子25に到達する。
【0092】すなわち、上記トレイ部7が上記ローディ
ング位置に至り、かつ、上記ディスクテーブル61が上
記光学ピックアップ装置60に最も近接した位置となさ
れることにタイミングを合わせて、上記受光素子25が
光線Kを受光しているか否かを検出することによって、
該ディスクテーブル61上の上記ディスクスタビライザ
12の有無を判別することができる。
【0093】[6]ディスクプレーヤ装置の動作 上述のように構成された本発明に係るディスクプレーヤ
装置において、上記制御回路は、上記第1及び第2の駆
動手段、ディスクテーブル61の回転操作、さらに、上
記表示パネル70を制御する。
【0094】上記制御手段は、図3において矢印Aで示
すように、上記第1の駆動手段により上記トレイ部7を
上記外筐体より突出されるイジェクト位置に移動操作す
るときには、図3において矢印Bで示すように、上記第
2の駆動手段により、上記ディスクテーブル61を、該
トレイ部7に対する移動操作が可能な範囲内における該
外筐体より最も離間する位置、すなわち、上記光学ピッ
クアップ装置60より最も離間した位置に移動操作す
る。
【0095】しだがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、図3中矢印Nで示す上記トレイ部7の上記前
面パネル部71よりの突出量を最小限に抑えつつ、上記
ディスクテーブル61を、このディスクテーブル61上
に保持された光ディスク201の全面が該前面パネル部
71の前方側に位置される程度に、充分に前方側に移動
操作することができる。
【0096】そして、上記制御回路は、図2において矢
印Cで示すように、上記第1の駆動手段により上記上記
トレイ部7を上記外筐体内に収納されるローディング位
置に移動操作するときには、図2において矢印Dで示す
ように、上記第2の駆動手段により、上記ディスクテー
ブル61を、該トレイ部7に対する移動操作が可能な範
囲内における上記光学ピックアップ装置60に最も接近
する位置に移動操作する。
【0097】したがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、上記ディスクテーブル61上に上記光ディス
ク201を載置させ、上記トレイ部7を上記ローディン
グ位置に移動させた後は、即座に該光ディスク201に
対する再生動作が開始可能となっている。上記光ディス
ク201は、最内周位置に目録情報(TOC)が記録さ
れており、この目録情報より再生を開始されるように構
成されているからである。
【0098】そして、上記トレイ部7が上記ローディン
グ位置となされたとき、上記記制御回路は、上記検出手
段により上記ディスクテーブル61上に上記ディスクス
タビライザ12が存在しないことが検出された場合に
は、該ディスクテーブル61の回転操作を禁止する。
【0099】また、上記制御回路は、上記トレイ部7が
上記ローディング位置となされたとき、上記検出手段に
より上記ディスクテーブル61上に上記ディスクスタビ
ライザ12が存在しないことが検出されたときには、上
記表示パネル70により、該ディスクスタビライザ12
が該ディスクテーブル61に対して非装着である旨を表
示する。
【0100】したがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、上記ディスクテーブル61上に載置された光
ディスク201上に上記ディスクスタビライザ12が装
着されることなく該ディスクテーブル61が回転操作さ
れることがなく、該光ディスク201の該ディスクテー
ブル61よりの脱落等の事故が防止されるとともに、無
駄な電力消費を抑えることができる。
【0101】また、上記表示パネル70により、上記デ
ィスクスタビライザ12が上記ディスクテーブル61に
対して非装着である旨が表示されるので、このディスク
プレーヤ装置の使用者は、該ディスクテーブル61が回
転操作されない原因を知ることができる。
【0102】上記ディスクテーブル61上に上記光ディ
スク201が載置されこの光ディスク201上に上記デ
ィスクスタビライザ12が装着され、上記トレイ部7が
上記ローディング位置となされ、さらに、該ディスクテ
ーブル61が上記光学ピックアップ装置60に最も近接
した位置となされると、この光ディスク201に対する
再生動作が可能な状態となる。すなわち、上記光学ピッ
クアップ装置60により、上記光ディスク201の内周
側より順次この光ディスク201上に形成された記録ト
ラックに沿って情報信号の読み取りを行うことができ
る。
【0103】このとき、上記ディスクテーブル61は、
図2中に矢印Eで示すように、上記光学ピックアップ装
置60による情報信号の読み取りの進行に応じて、この
光学ピックアップ装置60より離間する方向に移動操作
される。また、上記ディスクテーブル61は、図2中に
矢印E及び矢印Dで示すように、上記光ディスク201
上の上記光学ピックアップ装置60により情報信号を読
み取る位置の選択、いわゆるトラックジャンプ操作に応
じて、この光学ピックアップ装置60に対する接離方向
に移動操作される。
【0104】さらに、上記制御回路は、上記トレイ部7
を移動操作し、かつ、上記ディスクテーブル61を移動
操作しているときにおいて、該トレイ部7に対する該デ
ィスクテーブル61の移動が予め設定された所定時間以
上に亘って阻害されたときには、該ディスクテーブル6
1の移動操作方向を反転させる。
【0105】すなわち、上記光ディスク201に対する
再生動作が行われていないときにおいて、上記制御回路
は、図17のフローチャート(流れ図)に示すように、
ステップst1で制御動作を開始し、ステップst2
で、上記ディスクテーブル61の上記光学ピックアップ
装置60に接近する方向への移動操作(スレッド送り
(内方向))を実行しているか否かを判別する。上記デ
ィスクテーブル61の上記光学ピックアップ装置60に
接近する方向への移動操作を実行していれば、ステップ
st3に進み、実行していなければステップst11に
進む。
【0106】ステップst3においては、上記スレッド
インスイッチが押圧されたか否かを判別する。上記スレ
ッドインスイッチが押圧されていればステップst4に
進み、押圧されていなければステップst7に進む。
【0107】ステップst4では、上記スレッドモータ
95を停止させ、ステップst5に進む。
【0108】ステップst5では、上記トレイ部7が上
記ローディング位置以外の位置にある(ローディングが
オープン中)か否を判別する。上記トレイ部7が上記ロ
ーディング位置以外の位置にあるならば、ステップst
6に進み、該トレイ部7が該ローディング位置にあるな
らば、ステップst9に進む。
【0109】ステップst6では、上記スレッドアウト
スイッチが押圧操作されるまでの間、上記ディスクテー
ブル61の上記光学ピックアップ装置60より離間する
方向への移動操作(スレッド送り(外方向))を実行
し、制限時間をカウントするタイマをリセットし、上記
ステップst2に戻る。
【0110】なお、上記タイマは、動作初期、すなわ
ち、上記スレッドモータ95が停止されているときにお
いてリセット状態にあり、該スレッドモータ95の駆動
操作の開始とともにカウントを開始するようになされて
いる。このタイマによりカウントされる制限時間は、上
記ディスクテーブル61を上記光学ピックアップ装置6
0に最も近接する位置より該光学ピックアップ装置60
より最も離間する位置まで移動操作するのに要する時間
に、例えば、1及至2秒程度の時間を加えた時間となっ
ている。
【0111】ステップst9では、上記タイマをリセッ
トし、ステップst10に進んでリターンする。
【0112】上述のステップst1よりステップst6
に至る動作により、上記トレイ部7が上記イジェクト位
置等の上記ローディング位置以外の位置にあるときに
は、上記ディスクテーブル61は、上記光学ピックアッ
プ装置60に接近する方向に移動操作されている場合に
は、この光学ピックアップ装置60に最も近接する位置
まで一旦移動操作された後、この光学ピックアップ装置
60より最も離間する位置まで移動操作される。
【0113】そして、ステップst7においては、上記
タイマによりカウントされている制限時間が経過したか
否かを判別する。制限時間が経過したならば、ステップ
st8に進み、該制限時間が経過していなければ、上記
ステップst3に戻る。
【0114】ステップst8では、上記トレイ部7を上
記イジェクト位置に向けて移動操作(ローディングをオ
ープン)し、ステップst10に進んでリターンする。
【0115】上記ステップst7よりステップst8に
至る動作により、上記ディスクテーブル61の上記光学
ピックアップ装置60に接近する方向への移動操作が上
記制限時間以上に亘って行われても上記スレッドインス
イッチが押圧操作されない場合には、上記トレイ部7
は、上記イジェクト位置に移動操作される。
【0116】ステップst11では、上記ディスクテー
ブル61の上記光学ピックアップ装置60より離間する
方向への移動操作(スレッド送り(外方向))を実行し
ているか否かを判別する。上記ディスクテーブル61の
上記光学ピックアップ装置60より離間する方向への移
動操作を実行していれば、ステップst12に進み、実
行していなければステップst10に進んでリターンす
る。
【0117】ステップst12においては、上記スレッ
ドアウトスイッチが押圧されたか否かを判別する。上記
スレッドアウトスイッチが押圧されていればステップs
t13に進み、押圧されていなければステップst15
に進む。
【0118】ステップst13では、上記スレッドモー
タ95を停止させ、ステップst14に進む。
【0119】ステップst14では、上記タイマをリセ
ットし、ステップst10に進んでリターンする。
【0120】そして、ステップst15においては、上
記タイマによりカウントされている制限時間が経過した
か否かを判別する。制限時間が経過したならば、ステッ
プst16に進み、該制限時間が経過していなければ、
上記ステップst12に戻る。
【0121】ステップst16では、一定時間に亘っ
て、上記ディスクテーブル61の上記光学ピックアップ
装置60に接近する方向への移動操作(スレッド送り
(内方向))を実行し、ステップst17に進む。
【0122】ステップst17では、上記スレッドアウ
トスイッチが押圧されるまでの間、上記ディスクテーブ
ル61の上記光学ピックアップ装置60より離間する方
向への移動操作(スレッド送り(外方向))を実行し、
ステップst12に戻る。
【0123】上記ステップst15よりステップst1
7に至る動作により、上記ディスクテーブル61の上記
光学ピックアップ装置60より離間する方向への移動操
作が上記制限時間以上に亘って行われても上記スレッド
アウトスイッチが押圧操作されない場合、例えば、該デ
ィスクテーブル61と上記トレイカバー11の透孔67
の縁部との間に指等が挟まっている場合には、該ディス
クテーブル61は、一旦、移動操作の方向を反転され、
すなわち、該光学ピックアップ装置60に接近する方向
へ移動操作され、再び、該光学ピックアップ装置60よ
り離間する方向への移動操作をなされる。この動作は、
上記スレッドアウトスイッチが押圧されるまで繰り返さ
れる。
【0124】なお、本発明に係るディスクプレーヤ装置
において、上記ディスクテーブル61上の上記ディスク
スタビライザ12の有無を検出する検出手段は、上述し
たような光学式のセンサに限定されず、押圧スイッチを
用いた接触式のセンサとしてもよい。
【0125】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスクプ
レーヤ装置においては、トレイ部上においてディスクテ
ーブルを移動操作する第2の駆動手段は、該トレイ部が
第1の駆動手段によって外筐体より突出する位置に移動
操作されるときには、該ディスクテーブルを該トレイ部
に対する移動操作が可能な範囲内における該外筐体より
最も離間する位置に移動操作する。
【0126】そのため、このディスクプレーヤ装置にお
いては、上記テーブル部の上記外筐体よりの突出距離を
短くしつつ、上記ディスクテーブルに対する記録ディス
クの着脱を容易化することができる。
【0127】また、本発明に係るディスクプレーヤ装置
においては、トレイ部上においてディスクテーブルを移
動操作する第2の駆動手段は、該トレイ部が第1の駆動
手段によって外筐体内に収納される位置に移動操作され
るときには、該ディスクテーブルを該トレイ部に対する
移動操作が可能な範囲内におけるピックアップ装置に最
も接近する位置に移動操作する。
【0128】したがって、このディスクプレーヤ装置に
おいては、上記トレイ部上に上記記録ディスクを装着し
てからこの記録ディスクに対する再生動作が実行される
までの時間を短縮することができる。
【0129】そして、上述の各ディスクプレーヤ装置に
おいて、上記トレイ部は、このトレイ部に取り付けられ
たシャフトが外筐体内に配設されたスラスト軸受けによ
り移動可能に支持されることによって略々このトレイ部
の長さに相当する距離に亘って移動操作可能となされて
いることとし、該シャフトは、上記トレイ部の長さの略
々2倍の長さを有し一端部をこのトレイ部の上記外筐体
の外方側に向いた前端部の近傍に位置させ他端側をこの
トレイ部の後方側に突出させて該トレイ部に取り付けら
れていることとし、上記スラスト軸受けは、上記トレイ
部が上記外筐体内に収納されているときにおけるこのト
レイ部の前端部近傍の位置及びこのトレイ部の後端部近
傍の位置において上記シャフトを支持することとした場
合には、上記トレイ部を上記外筐体の外方側に移動操作
した状態においても、このトレイ部を堅牢に支持するこ
とができる。
【0130】さらに、上述の各ディスクプレーヤ装置に
おいて、上記ディスクテーブルは、スピンドル軸を有し
ピックアップ装置に対する接離方向に移動操作可能にト
レイ部上に配設された支持ブロックに該スピンドル軸を
回転可能に支持されて配設されていることとし、上記支
持ブロックは、導電性材料により一体的に形成されてい
ることとした場合には、上記ディスクテーブルを上記支
持ブロックを介して外筐体に対して電気的に導通させる
ことができ、このディスクテーブルにおける静電気の蓄
積を防止することができる。
【0131】すなわち、本発明は、装置構成の大型化、
大重量化を抑制しつつ、ディスクドライブ部が外筐体の
外方側に充分に移動操作され、このディスクドライブ部
に対する迅速な記録ディスクの着脱が行えるようになさ
れたディスクプレーヤ装置を提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレーヤ装置の構成を示
す分解斜視図である。
【図2】上記ディスクプレーヤ装置のトレイ部の構成を
一部を破断して示す平面図である。
【図3】上記ディスクプレーヤ装置において上記トレイ
部が外筐体の外方側に移動操作された状態を一部を破断
して示す平面図である。
【図4】上記ディスクプレーヤ装置において上記トレイ
部を移動操作するローディング機構の構成を一部を破断
して示す平面図である。
【図5】上記ディスクプレーヤ装置において上記ローデ
ィング機構が上記トレイ部を移動させている途中の状態
を一部を破断して示す平面図である。
【図6】上記ディスクプレーヤ装置において上記ローデ
ィング機構が上記トレイ部を外筐体の外方側に移動させ
た状態を一部を破断して示す平面図である。
【図7】上記ディスクプレーヤ装置において光ディスク
及びディスクスタビライザが装着された状態を示す正面
図である。
【図8】上記ディスクプレーヤ装置において光ディスク
及びディスクスタビライザが装着されていない状態を示
す正面図である。
【図9】上記ディスクプレーヤ装置におけるローディン
グ機構のローディングモータ及び減速ギヤを支持するた
めの構成を示す縦断面図である。
【図10】上記ディスクプレーヤ装置において使用され
るディスクスタビライザの形状を示す縦断面図である。
【図11】上記ディスクプレーヤ装置のディスクドライ
ブ部の構成を示す平面図である。
【図12】上記ディスクドライブ部においてディスクテ
ーブルが光学ピックアップ装置より離間された状態を示
す平面図である。
【図13】上記ディスクドライブ部の構成を一部を破断
して示す側面図である。
【図14】上記ディスクドライブ部の構成を示す正面図
である。
【図15】上記ディスクドライブ部の構成を示す縦断面
図である。
【図16】上記ディスクドライブ部における光学ピック
アップ装置を支持するための構成の要部を示す分解斜視
図である。
【図17】上記ディスクプレーヤ装置の動作を説明する
流れ図である。
【符号の説明】
3 スラスト軸受け 7 トレイ部 8 第1のシャフト 11 トレイカバー 12 ディスクスタビライザ 24 発光素子 25 受光素子 26 ローディングモータ 43 軸受け孔 60 光学ピックアップ装置 61 ディスクテーブル 70 表示パネル 71 前面パネル 72 底板部 73 スピンドル軸 95 スレッドモータ 104 支持ブロック 201 光ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐体内に収納される位置及び該外筐体
    より外方側に突出される位置に亘って移動操作可能に支
    持されたトレイ部と、 上記トレイ部上に固定して配設されたピックアップ装置
    と、 上記トレイ部を移動操作する第1の駆動手段と、 上記トレイ部上において上記ピックアップ装置に対する
    接離方向に移動操作可能に支持され、記録ディスクを保
    持して回転操作するディスクテーブルと、 上記ディスクテーブルを移動操作する第2の駆動手段と
    を備え、 上記第2の駆動手段は、上記第1の駆動手段が上記トレ
    イ部を上記外筐体より突出される位置に移動操作すると
    きには、上記ディスクテーブルを、該トレイ部に対する
    移動操作が可能な範囲内における該外筐体より最も離間
    する位置に移動操作することとなされたディスクプレー
    ヤ装置。
  2. 【請求項2】 外筐体内に収納される位置及び該外筐体
    より外方側に突出される位置に亘って移動操作可能に支
    持されたトレイ部と、 上記トレイ部上に固定して配設されたピックアップ装置
    と、 上記トレイ部を移動操作する第1の駆動手段と、 上記トレイ部上において上記ピックアップ装置に対する
    接離方向に移動操作可能に支持され、記録ディスクを保
    持して回転操作するディスクテーブルと、 上記ディスクテーブルを移動操作する第2の駆動手段と
    を備え、 上記第2の駆動手段は、上記第1の駆動手段が上記トレ
    イ部を上記外筐体内に収納される位置に移動操作すると
    きには、上記ディスクテーブルを、該トレイ部に対する
    移動操作が可能な範囲内における上記ピックアップ装置
    に最も接近する位置に移動操作することとなされたディ
    スクプレーヤ装置。
  3. 【請求項3】 トレイ部は、このトレイ部に取り付けら
    れたシャフトが外筐体内に配設されたスラスト軸受けに
    より移動可能に支持されることによって、略々このトレ
    イ部の長さに相当する距離に亘って移動操作可能となさ
    れており、 上記シャフトは、上記トレイ部の長さの略々2倍の長さ
    を有し、一端部をこのトレイ部の上記外筐体の外方側に
    向いた前端部の近傍に位置させ他端側をこのトレイ部の
    後方側に突出させて該トレイ部に取り付けられ、 上記スラスト軸受けは、上記トレイ部が上記外筐体内に
    収納されているときにおけるこのトレイ部の前端部近傍
    の位置及びこのトレイ部の後端部近傍の位置において上
    記シャフトを支持することとなされた請求項1、また
    は、請求項2記載のディスクプレーヤ装置。
  4. 【請求項4】 ディスクテーブルは、スピンドル軸を有
    し、ピックアップ装置に対する接離方向に移動操作可能
    にトレイ部上に配設された支持ブロックに該スピンドル
    軸を回転可能に支持されて配設されており、 上記支持ブロックは、導電性材料により一体的に形成さ
    れている請求項1、請求項2、または、請求項3記載デ
    ィスクプレーヤ装置。
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