JPH0863569A - Icカード基体の製造方法 - Google Patents

Icカード基体の製造方法

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Publication number
JPH0863569A
JPH0863569A JP6224074A JP22407494A JPH0863569A JP H0863569 A JPH0863569 A JP H0863569A JP 6224074 A JP6224074 A JP 6224074A JP 22407494 A JP22407494 A JP 22407494A JP H0863569 A JPH0863569 A JP H0863569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl chloride
chloride sheet
hard vinyl
hole
milky white
Prior art date
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Pending
Application number
JP6224074A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsuda
一夫 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH0863569A publication Critical patent/JPH0863569A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷絵柄の位置合わせが容易に行えるICカー
ド基体の製造方法を提供すること。 【構成】 少なくとも2個以上の印刷位置合わせ用目印
を設け、この目印の位置に第1の貫通孔をあけ、乳白色
硬質塩化ビニルシート7と透明硬質塩化ビニルシート8
とを重ね合わせ、前記第1の貫通孔に対応して鏡面金属
板10の表面に位置合わせ用ピン13を設け、このピン
13に第1の貫通孔を通し、他の鏡面金属板9に第1の
貫通孔に対応した同一位置に第2の貫通孔を設けて、こ
の第2の貫通孔を前記ピン13に通して乳白色硬質塩化
ビニルシート7及び透明硬質塩化ビニルシート8を加熱
圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触的にあるいは非接
触的にデータの読み込み、あるいは読み込み、書き込み
が可能なICを内蔵したID(身分証明用)カードや電
子錠、あるいは現金支払いカードに適したICカードの
製造方法に関し、特に、ICカード基体の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ID(身分証明用)カードや電子
錠、あるいは現金支払い用カード等に使用されるICカ
ード基体は、次のように製造される。例えば、4層構造
の場合、まず、図8に示す乳白色硬質塩化ビニルシート
5,6と、透明硬質塩化ビニルシート3,4の外形寸法
を合わせ、該乳白色硬質塩化ビニルシート5,6と該透
明硬質塩化ビニルシート3,4に印刷を施す。
【0003】次に、印刷を施した該乳白色硬質塩化ビニ
ルシート5,6と該透明硬質塩化ビニルシート3,4と
同様に、外形寸法を合わせた平板の鏡面金属板1,2を
用いて、印刷を施した該乳白色硬質塩化ビニルシート
5,6と該透明硬質塩化ビニルシート3,4を挟持す
る。
【0004】次に、該平板の鏡面金属板1,2と印刷を
施した該乳白色硬質塩化ビニルシート5,6と該透明硬
質塩化ビニルシート3,4を揃え、加熱圧着することに
よって、ICカード基体を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のICカード基体
の製造方法において、印刷を施した該乳白色硬質塩化ビ
ニルシート5,6と該透明硬質塩化ビニルシート3,4
からなる4つの印刷絵柄の位置合わせは、該平板の鏡面
金属板1,2と印刷を施した該乳白色硬質塩化ビニルシ
ート5,6と、該透明硬質塩化ビニルシート3,4の外
形寸法を合わせて、揃えることで行っている。
【0006】従って、印刷の位置ずれが発生した場合、
現状では回避できない可能性がある。実際、オフセット
印刷において印刷精度は±0.01mm程度である。こ
れが印刷を施した多層構造となれば、印刷のずれは大き
な問題となる。
【0007】また、印刷を施した該乳白色硬質塩化ビニ
ルシート5,6と該透明硬質塩化ビニルシート3,4の
厚みは、0.1mm〜0.3mm程度と薄いために、シ
ートの折れやずれを起こし易く、シートの外形寸法で印
刷絵柄の位置合わせを行うには細心の注意を必要とし、
生産性が非常に悪いという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、印刷絵柄の位置合わせが
容易に行えるICカード基体の製造方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、乳白色硬質塩
化ビニルシート及び透明硬質塩化ビニルシートの積層体
から成るICカード基体の製造方法において、あらかじ
め少なくとも2個以上の印刷位置合わせ用目印を前記乳
白色硬質塩化ビニルシート及び前記透明硬質塩化ビニル
シートに絵柄印刷時に設けた後、該目印位置に位置合わ
せ用第1の貫通孔をあけた該乳白色硬質塩化ビニルシー
ト及び該透明硬質塩化ビニルシートを重ね合わせ、該位
置合わせ用第1の貫通孔に対応して、鏡面金属板の表面
に設けた位置合わせ用ピンに、重ね合わせたシートの第
1の貫通孔を通し、更に該位置合わせ用第1の貫通孔に
対応した鏡面金属板の同一位置に位置合わせ用第2の貫
通孔を設け、該第2の貫通孔を前記位置合わせ用ピンに
通して該乳白色硬質塩化ビニルシート及び該透明硬質塩
化ビニルシートを挟持し、加熱圧着することを特徴とす
るICカード基体の製造方法である。
【0010】
【作用】本発明では、少なくても2個以上の印刷絵柄の
位置合わせ用第1の貫通孔を該乳白色硬質塩化ビニルシ
ート及び透明硬質塩化ビニルシートに設け、表面に位置
合わせ用ピンを具備する鏡面金属板と、位置合わせ用第
1の貫通孔に対応した同一位置に位置合わせ用第2の貫
通孔を具備する鏡面金属板とを用い、該ピンに該乳白色
硬質塩化ビニルシート及び該透明硬質塩化ビニルシート
を重ね合わせたシートの第1の貫通孔と該鏡面金属板の
第2の貫通孔を通し、該二つの鏡面金属板間で該乳白色
硬質塩化ビニルシート及び該透明硬質塩化ビニルシート
を挟持し、加熱圧着することによって、印刷絵柄の位置
合わせを容易に行うことができ、生産効率を上げること
ができると共に、印刷絵柄の位置合わせ精度を高めるこ
とが可能となる。
【0011】
【実施例】まず、図1、図2に示すように、乳白色硬質
塩化ビニルシート7、及び該透明硬質塩化ビニルシート
8に、所望の絵柄と同様に、8個の印刷絵柄の位置合わ
せ用目印11を印刷する。
【0012】次に、該乳白色硬質塩化ビニルシート7、
及び該透明硬質塩化ビニルシート8の8個の該印刷絵柄
の位置合わせ用目印11をプレスにより穴をあけて、図
3、図4に示すように、該乳白色硬質塩化ビニルシート
7、及び該透明硬質塩化ビニルシート8に印刷絵柄の位
置合わせ用第1の貫通孔12を8個作る。
【0013】図6に示すように、本実施例における該印
刷絵柄の位置合わせ用第1の貫通孔12の形状は、円で
ある。なお、印刷絵柄の位置合わせ用ピン13の強度を
考慮すると、T型、L型、☆型の方が好ましい。また、
複数個の該印刷絵柄の位置合わせ用第1の貫通孔は、す
べて同一形状にしなくてもよく、その組み合わせでもよ
い。
【0014】次に、該印刷絵柄の位置合わせ用第1の貫
通孔12、及び第2の貫通孔14に対応した印刷絵柄の
位置合わせ用ピン13を有する鏡面金属板10(図6に
示す)を用い、該印刷絵柄の位置合わせ用ピン13に該
乳白色硬質塩化ビニルシート7、及び該透明硬質塩化ビ
ニルシート8の印刷絵柄の位置合わせ用第1の貫通孔1
2を通し、図7に示すように、該乳白色硬質塩化ビニル
シート7及び該透明硬質塩化ビニルシート8を積み重ね
ることで、印刷絵柄の位置合わせを行う。
【0015】更に、図5に示す8個の印刷絵柄の位置合
わせ用第2の貫通孔14を具備する鏡面金属板9を用い
て、該印刷絵柄の位置合わせ用ピン13を有する鏡面金
属板10との間で、該乳白色硬質塩化ビニルシート7、
及び該透明硬質塩化ビニルシート8を挟持する。該鏡面
金属板10、鏡面金属板9は、ともにSUS304の平
板の表面を鏡面研磨したものを用いている。また、印刷
絵柄の位置合わせ用ピン13は、SUS304の棒材を
加工したもので、鏡面金属板10には、ねじ止めで固定
されている。
【0016】最後に、該鏡面金属板9と鏡面金属板10
により、温度150℃、圧力25kg/cm、時間20
分というラミネー条件で加熱圧着することによって、I
Cカード基体を得た。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のICカード
基体の製造方法を用いれば、カード基体製造時に印刷絵
柄の位置合わせを精度良く、かつ容易に行うことがで
き、生産効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における所望の絵柄と同時に印刷する印
刷絵柄の位置合わせ用目印を印刷した乳白色硬質塩化ビ
ニルシートの上面図。
【図2】本発明における所望の絵柄と同時に印刷する印
刷絵柄の位置合わせ用目印を印刷した透明硬質塩化ビニ
ルシートの上面図。
【図3】本発明における印刷絵柄の位置合わせ用第1の
貫通孔をあけた乳白色硬質塩化ビニルシートの上面図。
【図4】本発明における印刷絵柄の位置合わせ用第1の
貫通孔をあけた透明硬質塩化ビニルシートの上面図。
【図5】本発明における印刷絵柄の位置合わせ用第2の
貫通孔を具備する鏡面金属板の上面図。
【図6】本発明における印刷絵柄の位置合わせ用ピンを
具備する鏡面金属板の斜視図。
【図7】本発明によるICカード基体を示す断面図。
【図8】従来技術によるICカード基体を示す断面図。
【符号の説明】
1,2 (従来技術における)鏡面金属板 3,4 (従来技術における)透明硬質塩化ビニルシ
ート 5,6 (従来技術における)乳白色硬質塩化ビニル
シート 7 (本発明による)乳白色硬質塩化ビニルシート 8 (本発明による)透明硬質塩化ビニルシート 9 (第2の貫通孔を有する)鏡面金属板 10 (印刷絵柄の位置合わせ用ピンを有する)鏡面
金属板 11 (印刷絵柄の位置合わせ用)目印 12 第1の貫通孔 13 ピン 14 第2の貫通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳白色硬質塩化ビニルシート及び透明硬
    質塩化ビニルシートの積層体から成るICカード基体の
    製造方法において、あらかじめ少なくとも2個以上の印
    刷位置合わせ用目印を前記乳白色硬質塩化ビニルシート
    及び前記透明硬質塩化ビニルシートに絵柄印刷時に設け
    た後、該目印位置に位置合わせ用第1の貫通孔をあけた
    該乳白色硬質塩化ビニルシート及び該透明硬質塩化ビニ
    ルシートを重ね合わせ、該位置合わせ用第1の貫通孔に
    対応して、鏡面金属板の表面に設けた位置合わせ用ピン
    に、重ね合わせたシートの第1の貫通孔を通し、更に該
    位置合わせ用第1の貫通孔に対応した鏡面金属板の同一
    位置に位置合わせ用第2の貫通孔を設け、該第2の貫通
    孔を前記位置合わせ用ピンに通して該乳白色硬質塩化ビ
    ニルシート及び該透明硬質塩化ビニルシートを挟持し、
    加熱圧着することを特徴とするICカード基体の製造方
    法。
JP6224074A 1994-08-24 1994-08-24 Icカード基体の製造方法 Pending JPH0863569A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202586A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 熱音響装置用スタックおよび熱音響装置用スタックの製造方法
CN104526762A (zh) * 2014-12-15 2015-04-22 苏州海博智能系统有限公司 一种电子卡冲卡方法及电子卡制备方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20030806