JPH0862908A - 電子写真方式通帳プリンタ - Google Patents

電子写真方式通帳プリンタ

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JPH0862908A
JPH0862908A JP19581694A JP19581694A JPH0862908A JP H0862908 A JPH0862908 A JP H0862908A JP 19581694 A JP19581694 A JP 19581694A JP 19581694 A JP19581694 A JP 19581694A JP H0862908 A JPH0862908 A JP H0862908A
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JP
Japan
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page
passbook
fixing
pages
temperature
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Pending
Application number
JP19581694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Ozawa
正仁 小澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0862908A publication Critical patent/JPH0862908A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷の途中で通帳の厚さが変わっても良好に定
着を行うことができる電子写真方式通帳プリンタを提供
する。 【構成】感光体ドラムから通帳に転写されたトナー像を
定着する定着装置と、該定着装置の定着設定温度を設定
する設定手段と、印刷されるページ数のページ数情報を
受信する入出力インタフェース61とを有する。そし
て、前記設定手段は、前記ページ数情報に対応させて前
記定着設定温度を変更する。したがって、印刷箇所が通
帳の薄い部分から厚い部分に変化する場合に、各部分の
通帳の厚さに対応する電圧によって定着が行われるの
で、定着不良が発生することがない。また、印刷が行わ
れるページの裏側に印刷されている画像のトナーが溶け
出してしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等の通帳に印
刷を行うための電子写真方式通帳プリンタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式のプリンタにおいて
は、一様にかつ均一に帯電させられた感光体ドラムの表
面が露光装置によって露光され、静電潜像が形成され
る。該静電潜像は現像装置によって現像されてトナー像
になり、該トナー像は転写装置によって媒体に転写さ
れ、定着装置によって媒体に定着される。そして、前記
定着装置においては、サーミスタ、コンパレータ、LS
I、CPU等によって温度が監視され、ヒータがオン・
オフされるようになっている。
【0003】図2は従来のプリンタの温度制御部の概略
図である。図において、101はヒータコントローラ、
102はヒータ電源回路、103はヒータ、104は該
ヒータ103の温度を測定し検出温度に対応する検出電
圧VTを発生させる温度測定センサ(サーミスタ)、1
06はCPU、107はLSI、108はホトカプラで
ある。
【0004】前記ヒータコントローラ101は3個のコ
ンパレータCOM1〜COM3を有し、抵抗R148〜
R151によってあらかじめ設定された電圧V1〜V3
と、前記温度測定センサ104によって測定された温度
に対応する検出電圧VTとが前記コンパレータCOM1
〜COM3に入力され、比較される。前記ヒータ103
の温度が高くなると、温度測定センサ104の抵抗が小
さくなり、検出電圧VTが低くなる。反対に、前記ヒー
タ103の温度が低くなると、温度測定センサ104の
抵抗が大きくなり、検出電圧VTが高くなる。
【0005】前記コンパレータCOM1〜COM3の出
力TEMP0、TEMP1はLSI107に入力され、
これをCPU106が読み取り、定着装置の温度状態を
知り、ヒータ103をオン・オフさせるようになってい
る。図3は従来のプリンタの電源オン後の検出電圧の変
化を示す図である。図に示すように、ヒータ103(図
2)がオンにされ、定着装置の温度が上昇すると、検出
電圧VTが低くなる。前記定着装置の温度が低い状態に
おいては、コンパレータCOM1〜COM3の出力TE
MP0、TEMP1は“0”であるが、検出電圧VTが
電圧V3よりも低くなると、出力TEMP0が“1”に
なり、定着装置の温度が印刷可能領域に入ったとみなす
ことができる。
【0006】そして、更に定着装置の温度が上昇し、検
出電圧VTが電圧V2より低くなると、コンパレータC
OM1〜COM3の出力TEMP0、TEMP1が
“1”になり、ヒータ103をオフにする。該ヒータ1
03がオフになると、検出電圧VTは高くなり、該検出
電圧VTが再び電圧V2より高くなると、ヒータ103
がオンになる。このように、電圧V2を境にしてヒータ
103をオン・オフすることによって、定着装置の温度
が制御される。
【0007】前記ヒータ103をオン・オフすることに
よって定着装置の温度を制御している間に、検出電圧V
Tが電圧V1より低くなると、定着装置の温度の異常な
上昇とみなし、ヒータ103は直ちにオフにされる。そ
して、印刷中の用紙は排出されプリンタの動作が停止さ
れる。ところで、通常、厚い媒体と薄い媒体とでは熱容
量の差が大きい。したがって、定着装置の温度を一つの
値に設定すると、厚い媒体の場合は検出電圧VTが高く
なり十分に定着を行うことができず、薄い媒体の場合は
検出電圧VTが電圧V3より低くなり、定着装置の温度
が異常に上昇して制御異常になってしまう。
【0008】そこで、設定温度を厚い媒体に印刷する場
合と薄い媒体に印刷する場合とで変えている。すなわ
ち、電圧V1〜V3の設定値を媒体の種類によって変え
るようにしている。この場合、プリンタの外部において
媒体の種類が設定されると、プリンタの内部において媒
体に対応させて電圧V1〜V3があらかじめ設定され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリンタにおいては、金融機関等の通帳に印刷を行
う場合には、定着を良好に行うことができない。すなわ
ち、一般に、厚さが均一な媒体の場合は、プリンタの外
部において媒体の種類を一旦(いったん)設定すると、
プリンタの内部において媒体に対応させて電圧V1〜V
3が設定されるようになっているので、定着を良好に行
うことができるが、通帳のような媒体に印刷を行う場
合、印刷の途中で媒体の厚さが変わってしまう。
【0010】例えば、通帳は、通常、複数の用紙を重ね
て半分に折り、折り目部分を綴(と)じることによって
形成されている。そして、前記折り目部分を横にして通
帳を開いたとき、折り目部分を中心とした上半分及び下
半分に複数の印刷用のページが形成されるようになって
いる。ところで、前記通帳に対し繰り返し印刷を行う間
に、既に印刷されたページの数(以下「既印刷ページ
数」という。)は次第に増加するとともに、未だ印刷さ
れていないページの数(以下「未印刷ページ数」とい
う。)は次第に減少する。したがって、それに伴って前
記折り目部分の上半分において重ねられる用紙(以下
「既印刷側用紙」という。)の枚数は次第に多くなり、
前記折り目部分の下半分において重ねられる用紙(以下
「未印刷側用紙」という。)の枚数は次第に少なくな
る。
【0011】そして、前記既印刷側用紙の枚数と未印刷
側用紙の枚数とが異なる場合には、最初に上半分のペー
ジに印刷を行い、連続的に下半分のページに印刷を行う
と、印刷中において前記折り目部分を境に通帳の厚さが
変わってしまう。このように、通帳に印刷を行う場合、
印刷中において通帳の厚さが変わると、それに伴って定
着を良好に行うことができる電圧が変化してしまう。
【0012】したがって、印刷箇所が通帳の薄い部分か
ら厚い部分に変化する場合は、薄い部分において設定さ
れた電圧によって定着が行われるので、定着不良が発生
する。一方、印刷箇所が通帳の厚い部分から薄い部分に
変化する場合は、厚い部分において設定された電圧によ
って定着が行われるので、定着装置の温度が過度に高く
なり、印刷が行われるページの裏側に印刷されている画
像のトナーが溶け出してしまうことがある。
【0013】本発明は、前記従来のプリンタの問題点を
解決して、印刷の途中で通帳の厚さが変わっても良好に
定着を行うことができる電子写真方式通帳プリンタを提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
子写真方式通帳プリンタにおいては、感光体ドラムから
通帳に転写されたトナー像を定着する定着装置と、該定
着装置の定着設定温度を設定する設定手段と、印刷され
るページ数のページ数情報を受信する入出力インタフェ
ースとを有する。
【0015】そして、前記設定手段は、前記ページ数情
報に対応させて前記定着設定温度を変更する。本発明の
他の電子写真方式通帳プリンタにおいては、感光体ドラ
ムから通帳に転写されたトナー像を定着する定着装置
と、該定着装置の定着設定温度を設定する設定手段と、
通帳の既印刷側用紙部分の厚さと未印刷側用紙部分の厚
さとを測定する測定手段と、前記既印刷側用紙部分の厚
さと未印刷側用紙部分の厚さとを、通帳の見開き状態に
おける先頭ページのページ数と次ページ以降のページ枚
数とに変換する変換手段とを有する。
【0016】そして、前記設定手段は、前記先頭ページ
のページ数と次ページ以降のページ枚数とに対応させて
前記定着設定温度を変更する。また、前記測定手段は、
通帳と接触させて配設されたローラ、該ローラを揺動自
在に支持するブラケット、及び該ブラケットの回転角を
検出する回転角検出センサとを備える。
【0017】
【作用】本発明によれば、前記のように電子写真方式通
帳プリンタにおいては、感光体ドラムから通帳に転写さ
れたトナー像を定着する定着装置と、該定着装置の定着
設定温度を設定する設定手段と、印刷されるページ数の
ページ数情報を受信する入出力インタフェースとを有す
る。
【0018】そして、前記設定手段は、前記ページ数情
報に対応させて前記定着設定温度を変更する。この場
合、通帳のページ数情報が受信されると、該ページ数情
報に基づいて、印刷が行われるページのページ数と次ペ
ージ以降のページ枚数とが求められ、前記定着設定温度
が各ページごとに設定される。
【0019】本発明の他の電子写真方式通帳プリンタに
おいては、感光体ドラムから通帳に転写されたトナー像
を定着する定着装置と、該定着装置の定着設定温度を設
定する設定手段と、通帳の既印刷側用紙部分の厚さと未
印刷側用紙部分の厚さとを測定する測定手段と、前記既
印刷側用紙部分の厚さと未印刷側用紙部分の厚さとを、
通帳の見開き状態における先頭ページのページ数と次ペ
ージ以降のページ枚数とに変換する変換手段とを有す
る。
【0020】そして、前記設定手段は、前記先頭ページ
のページ数と次ページ以降のページ枚数とに対応させて
前記定着設定温度を変更する。また、前記測定手段は、
通帳と接触させて配設されたローラ、該ローラを揺動自
在に支持するブラケット、及び該ブラケットの回転角を
検出する回転角検出センサとを備える。
【0021】この場合、通帳が給紙されるとブラケット
が揺動するので、ブラケットの回転角によって既印刷側
用紙部分の厚さと未印刷側用紙部分の厚さとを測定する
ことができる。そして、変換手段が既印刷側用紙部分の
厚さと未印刷側用紙部分の厚さとを、通帳の見開き状態
における先頭ページのページ数と次ページ以降のページ
枚数とに変換すると、前記設定手段は、先頭ページのペ
ージ数と次ページ以降のページ枚数とに対応させて前記
定着設定温度を変更する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図4は本発明の第1の実施例に
おける通帳の見開き状態図、図5は本発明の第1の実施
例における通帳の側面図、図6は本発明の第1の実施例
における通帳の表面の概略図、図7は本発明の第1の実
施例における電子写真方式通帳プリンタの概略図であ
る。
【0023】図7において、21は矢印A方向に回転さ
せられる感光体ドラム、22は該感光体ドラム21の表
面を一様にかつ均一に帯電させる帯電装置、23は帯電
させられた感光体ドラム21に光を照射して露光し、該
感光体ドラム21に静電潜像を形成するLEDヘッド、
24は前記感光体ドラム21の静電潜像を現像してトナ
ー像を形成する現像装置、25は通帳、26は矢印B方
向に回転させられ、感光体ドラム21との間に転写部を
形成する転写ローラである。
【0024】前記感光体ドラム21と転写ローラ26と
の間を通帳25が通過した時に、高圧電源回路33は転
写ローラ26に転写電圧を印加して転写ローラ26と感
光体ドラム21との間に電界を形成し、感光体ドラム2
1に形成されたトナー像を通帳25に転写する。なお、
TNはトナーである。前記通帳25の搬送方向(矢印C
方向)における転写部より下流側に定着装置35が配設
される。該定着装置35は図示しないヒータを内蔵する
とともに、矢印D方向に回転させられる加熱ローラ35
a、及び該加熱ローラ35aと対向させて配設され、加
熱ローラ35aとの間に通帳25を挟む加圧ローラ35
bから成る。該加圧ローラ35bは矢印E方向に回転さ
せられ、通帳25を加熱ローラ35aに押し付けながら
搬送する。
【0025】次に、通帳25について説明する。図4か
ら6までに示すように、通帳25は、通常、複数の用紙
41を重ねて半分に折り、折り目部分42を綴じること
によって形成される。そして、前記折り目部分42を横
にして通帳25を開いたとき、折り目部分42を中心と
した上半分及び下半分に複数の印刷用のページが形成さ
れる。図4において、43は上半分の先頭ページ、44
は下半分の次ページ、45は印刷された文字を示す。
【0026】そして、見開き状態の通帳25の先頭ペー
ジ43及び次ページ44のうちの少なくとも一方におけ
る所定の箇所に、ページマーク46が印刷され、該ペー
ジマーク46に各ページのページ数が記録される。ま
た、表側の表紙48には金融機関名等の文字50が、裏
側の表紙49には磁気ストライプ52が印刷され、該磁
気ストライプ52に金融機関コード、口座番号、既印刷
ページ数、既印刷行数等の磁気データが記録される。
【0027】ところで、前記通帳25を繰り返し使用す
る間に、既印刷ページ数は次第に多くなるとともに、未
印刷ページ数は次第に少なくなる。したがって、それに
伴い既印刷側用紙の枚数は次第に多くなり、未印刷側用
紙の枚数は次第に少なくなる。そして、前記既印刷側用
紙の枚数と未印刷側用紙の枚数とが異なる場合には、最
初に先頭ページ43に印刷を行い、連続的に次ページ4
4に印刷を行うと、印刷中において折り目部分42を境
に通帳25の厚さが変わってしまう。
【0028】そこで、図7に示すように、前記通帳25
の搬送方向における転写部より上流側に、通帳25の表
紙と対向させて磁気ストライプ読取部55が配設され
る。また、通帳25の各ページの印刷面と対向させてペ
ージマーク読取部56が配設されるとともに、通帳25
の搬送方向における前記ページマーク読取部56より上
流側に印刷行読取部57が配設される。
【0029】前記磁気ストライプ読取部55は、磁気ス
トライプ52の磁気データを電気的な信号に変える磁気
ヘッド又は磁気抵抗素子等とその駆動回路によって構成
され、通帳25の磁気ストライプ52に書き込まれた情
報を後述する主制御部に送ることができる。また、主制
御部からの情報を磁気ストライプ52に書き込むことも
できるようになっている。
【0030】一方、前記ページマーク読取部56は、例
えば、LED等の光源と、CCDセンサ、フォトトラン
ジスタアレイ等のイメージ読取部とその駆動回路とから
成り、通帳25の各ページに印刷されているページマー
ク46を読み取り、ページ数に変換してその情報を主制
御部に送る。また、前記印刷行読取部57は、例えば、
LED等の光源とCCDセンサ、フォトトランジスタア
レイ等のイメージ読取部とその駆動回路から成り、通帳
25の各ページに印刷されている文字を読み取り、次の
印刷開始行を主制御部に送る。
【0031】次に、前記構成の電子写真方式通帳プリン
タの制御装置について説明する。図1は本発明の第1の
実施例における制御装置のブロック図、図8は本発明の
第1の実施例における定着装置の温度制御部の概略図で
ある。図において、60は電子写真方式通帳プリンタの
全体を制御する主制御部であり、図示しないマイクロプ
ロセッサ、入出力インタフェース61、他の回路との間
のインタフェース等を備える。前記主制御部60は、R
OM63に格納された制御用プログラムに従って通帳2
5(図7)の印刷時における搬送制御、ページマーク読
取制御、磁気ストライプ読取制御、印刷制御等を行う。
【0032】該印刷制御においては、印字データが図示
しない上位装置から転送され、入出力インタフェース6
1を介して主制御部60によって受信されると、該主制
御部60は印字データをドットデータとしてRAM62
に展開し、続いて、イメージデータに変換してLEDヘ
ッド23に転送する。また、通帳検知センサ67は通帳
25の有無、給紙、排出等を検出し、ドラムモータ68
及び搬送モータ69をモータドライバ70によって駆動
し、通帳25を矢印C方向に搬送する。前記ドラムモー
タ68は感光体ドラム21、転写ローラ26、加熱ロー
ラ35a、加圧ローラ35b等を回転させて電子写真プ
ロセスを形成する。一方、前記搬送モータ69は図示し
ないローラを回転させ、挿入部に挿入された通帳25
を、磁気ストライプ読取部55、印刷行読取部57、ペ
ージマーク読取部56等を介して電子写真印刷部に搬送
する。
【0033】そして、帯電・現像用電源72が前記主制
御部60からの指令を受けてLEDヘッド23及び現像
装置24を作動させ、前記LEDヘッド23によって感
光体ドラム21に静電潜像を、現像装置24によって感
光体ドラム21にトナー像を形成する。一方、高圧電源
回路33によって転写ローラ26に転写電圧が印加さ
れ、該転写電圧によって感光体ドラム21に形成された
トナー像が通帳25に転写される。続いて、前記トナー
像は定着装置35によって通帳25に定着され、電子写
真方式通帳プリンタから排出される。
【0034】また、前記定着装置35は、ヒータコント
ローラ74、ヒータ電源回路71、ヒータ73及び温度
測定センサ(サーミスタ)75を有し、前記主制御部6
0は前記温度測定センサ75によって定着装置35を監
視し、該定着装置35の温度が定着設定温度になるよう
にヒータコントローラ74に指令を送り、ヒータ73を
オン・オフさせる。
【0035】そして、電源回路77はAC入力76から
の電圧を変換して安定させ、高圧電源回路33及びその
他のブロックに電源電圧を印加する。なお、81は磁気
ヘッド、82は磁気ストライプ読取回路、84はLE
D、85はCCDセンサ、86はページマーク読取回路
である。次に、定着装置35の温度制御部について説明
する。
【0036】図8において、74はヒータコントロー
ラ、71はヒータ電源回路、73はヒータ、75は該ヒ
ータ73の温度を測定し、検出温度に対応する検出電圧
VTを発生させる温度測定センサ、78はCPU、79
はLSI、80はホトカプラである。前記ヒータコント
ローラ74は3個のコンパレータCOM1〜COM3を
有し、D/AコンバータCV1〜CV3によってあらか
じめ設定された電圧V1〜V3と、前記温度測定センサ
75によって測定された温度に対応する検出電圧VTと
が前記コンパレータCOM1〜COM3に入力され、比
較される。
【0037】前記ヒータ73の温度が高くなると、温度
測定センサ75の抵抗が小さくなり、検出電圧VTが低
くなる。反対に、前記ヒータ73の温度が低くなると、
温度測定センサ75の抵抗が大きくなり、検出電圧VT
が高くなる。前記コンパレータCOM1〜COM3の出
力TEMP0、TEMP1はLSI79に入力され、こ
れをCPU78が読み取り、定着装置35(図7)の温
度状態を知り、ヒータ73をオン・オフさせるようにな
っている。
【0038】ところで、CPU78は前記電圧V1〜V
3を主制御部60(図1)からの制御信号によって変更
することができるようになっている。なお、前記D/A
コンバータCV1〜CV3に代えてラダー抵抗回路等を
使用することもできる。次に、前記構成の電子写真方式
通帳プリンタの動作について図9から16までに基づい
て説明する。
【0039】図9は本発明の第1の実施例における制御
装置のフローチャート、図10は本発明の第1の実施例
における第1の定着温度設定テーブルを示す図、図11
は本発明の第1の実施例における温度制御シーケンスを
示す図、図12は本発明の第1の実施例における第2の
定着温度設定テーブルを示す図、図13は本発明の第1
の実施例における他の温度制御シーケンスを示す図、図
14は通帳の改ページの説明図、図15は本発明の第1
の実施例における第3の定着温度設定テーブルを示す
図、図16は本発明の第1の実施例における第4の定着
温度設定テーブルを示す図である。 ステップS1 入出力インタフェース61(図1)を介
して図示しない上位装置から印刷指示があると、同様に
上位装置からのページ数P1の情報が入出力インタフェ
ース61を介して主制御部60に入力される。主制御部
60は前記ページ数P1と磁気ストライプ52(図6)
から求めた各金融機関特有の総ページ数Nとに基づいて
次ページ44(図4)以降のページ枚数P2を計算す
る。
【0040】次に、ページ数P1及びページ枚数P2に
基づいて図10の第1の定着温度設定テーブルを参照
し、先頭ページ43の印刷を行うのに必要な定着設定温
度TE1、次ページ44の印刷を行うのに必要な定着設
定温度TE2を設定する。この場合、定着設定温度TE
1、TE2は、電圧を設定することによって設定され
る。すなわち、先頭ページ43及び次ページ44の印刷
を行うのに必要な定着電圧をそれぞれ電圧V12、V2
2に設定する。また、同様に上限電圧V13、V23、
下限電圧V11、V21も設定する。
【0041】そのために、図10の第1の定着温度設定
テーブルには、見開き状態の通帳25の先頭ページ43
及び次ページ44において印刷を行う場合の適性な定着
設定温度が格納される。印刷が行われるページが異なる
と、熱容量が変わるので、各ページごとに異なる適性な
定着電圧が格納される。 ステップS2 図示しない挿入部に通帳25が挿入され
ると、主制御部60は通帳検知センサ67によって通帳
25を検出し、搬送モータ69を回転させる。 ステップS3 搬送モータ69の回転に伴い、図示しな
いローラを回転させて通帳25を給紙し、該通帳25を
印刷行読取部57、ページマーク読取部56、磁気スト
ライプ読取部55に搬送する。 ステップS4 印刷が行われるページ数及び印刷行を確
認する。 ステップS5 印刷が行われるページが開かれているか
どうかを判断する。印刷が行われるページが開かれてい
る場合はステップS7に、印刷が行われるページが開か
れていない場合はステップS6に進む。 ステップS6 通帳25を図示しないオートターンペー
ジ部に搬送し、印刷が行われるページを開く。なお、前
記挿入部から通帳25を排出し、入出力インタフェース
61を介してオペレータに指示することもできる。この
場合、オペレータは印刷が行われるページを開き、通帳
25を再び挿入部に挿入する。 ステップS7 ドラムモータ68を回転させる。 ステップS8 主制御部60はヒータコントローラ74
に制御信号を送って定着設定温度をTE1に設定し、ヒ
ータコントローラ74によってヒータ73をオン・オフ
させ、定着装置35の温度を先頭ページ43の定着設定
温度TE1になるように制御する。そして、ヒータ電源
回路71からヒータ73に送られるヒータオン・オフ信
号は、図11に示すように、パルス幅t1だけヒータ7
5をオフにし、パルス幅t2だけヒータ75をオンにす
る。 ステップS9 印刷を開始する。 ステップS10 感光体ドラム21と転写ローラ26と
によって構成される転写部に通帳25を搬送し、転写電
圧を感光体ドラム21と転写ローラ26との間に印加
し、トナー像を通帳25に転写する。 ステップS11 通帳25を定着装置35(図7)に搬
送し、転写されたトナー像を通帳25に定着装置35に
よって定着する。 ステップS12 通帳25が距離Lだけ搬送されるまで
待機する。そして、印刷が行われるページの先頭が定着
装置35を通過した後、通帳25が距離Lだけ搬送され
て先頭ページ印刷終了位置x1に到達すると、そのペー
ジの印刷が終了する。 ステップS13 主制御部60はヒータコントローラ7
4に制御信号を送って定着設定温度をTE2に設定す
る。この場合、通帳25は、先頭ページ印刷終了位置x
1から距離Ldだけ搬送されると、次ページ印刷開始位
置x2に到達するので、主制御部60は、その時点まで
に定着装置35の温度が定着設定温度TE2になってい
るように、ヒータコントローラ74によってヒータ73
をオン・オフさせ、定着装置35の温度を制御する。 ステップS14 通帳25が次ページ印刷開始位置x2
に到達すると、次ページ44の印刷を開始し、該次ペー
ジ44の印刷が終了するまで待機する。 ステップS15 主制御部60は、印字データがまだあ
るかどうかを判断する。印字データがまだある場合はス
テップS17に、印字データがない場合はステップS1
6に進む。 ステップS16 ドラムモータ68及び搬送モータ69
を停止させる。 ステップS17 見開き状態のページのすべての印刷を
終了した後、更に改ページして2回目以降の印刷を行う
必要がある場合、通帳25をオートターンページ部に搬
送し、改ページする。この場合、本実施例において、
「改ページ」とは、ある見開き状態から次の見開き状態
に変えることをいう。なお、オートターンページ部を使
用することなく、前記挿入部から通帳25を排出し、入
出力インタフェース61を介してオペレータに指示する
こともできる。この場合、オペレータは改ページして通
帳25を再び挿入部に挿入する。 ステップS18 改ページ後のページ数に基づいて、図
12の第2の定着温度設定テーブルを参照し、改ページ
後の先頭ページ43の印刷を行うのに必要な定着設定温
度TE1´及び次ページ44の印刷を行うのに必要な定
着設定温度TE2´を設定する。
【0042】この場合、定着設定温度TE1´、TE2
´は、電圧を設定することによって設定される。すなわ
ち、先頭ページ43及び次ページ44の印刷を行うのに
必要な定着電圧をそれぞれ電圧V12´、V22´に設
定する。また、同様に上限電圧V13´、V23´、下
限電圧V11´、V21´も設定する。そのために、図
12の第2の定着温度設定テーブルには、見開き状態の
通帳25の先頭ページ43及び次ページ44において印
刷を繰り返し行う場合の適性な定着電圧が格納される。
この場合、印刷が行われるページ等が異なると、熱容量
が変わるので、各ページごとに異なる適性な定着電圧が
格納される。また、連続印刷回数(1、2、…、n)が
異なると通帳25の温度が次第に上昇するので、連続印
刷回数ごとに適性な定着電圧が格納される。
【0043】例えば、改ページ後の先頭ページ43の印
刷を行う場合、通帳25の温度は周囲の温度より極めて
高く、定着装置35の温度にほぼ等しくなる。したがっ
て、定着温度が過度に高くなり、改ページ前に印刷され
たページのトナーが溶け出すことがある。この場合、定
着設定温度TE1´、TE2´は低めに設定される。な
お、図12の第2の定着温度設定テーブルにおいては、
先頭ページ43の定着電圧と次ページ44の設定電圧と
が異なる。これは、図14に示すように、改ページ後の
先頭ページ43は改ページ前の次ページ44の裏面であ
り、改ページ前の印刷が行われることによる温度上昇が
大きいのに対して、改ページ後の次ページ44は、空気
の層を挟んで先頭ページ43に接触していて、改ページ
前の印刷が行われることによる温度上昇が小さいからで
ある。
【0044】また、改ページを繰り返しながら印刷を連
続的に行うと、次第に通帳25に熱が蓄えられるので、
連続印刷回数によって温度設定テーブルを変更するのが
好ましい。このように、印刷が行われるページが異なっ
ても、定着装置35を各ページごとに異なる適性な定着
温度にすることができる。また、改ページを繰り返して
連続的に印刷を行う場合でも、定着装置35を各ページ
ごとに異なる適性な温度にすることができる。
【0045】ところで、前述したように、通帳25は、
先頭ページ印刷終了位置x1から距離Ldだけ搬送され
ると、次ページ印刷開始位置x2に到達するので、主制
御部60は、その時点までに定着装置35の温度が定着
設定温度TE2になっているように、ヒータコントロー
ラ74によってヒータ73をオン・オフさせ、定着装置
35の温度を制御する。
【0046】ところが、周囲の温度の影響を受けて通帳
25自体の温度が変化してしまうと、次ページ44の温
度と定着設定温度TE2との差が大きくなってしまうこ
とがある。この場合、次ページ44の温度が定着設定温
度TE2になる前に、通帳25が距離Ldだけ搬送さ
れ、次ページ印刷開始位置x2に到達してしまうことに
なる。
【0047】そこで、定着設定温度をTE2に設定する
時点を変更することができるようになっている。そのた
めに、ヒータ73のオン・オフのパルス幅t1、t2を
あらかじめ測定し、 V12>V22 である場合は図15の第3の温度設定テーブルを参照
し、 V12≦V22 である場合は図16の第4の温度設定テーブルを参照し
て、図13に示すように、前記パルス幅t1、t2に対
応する補正距離dLを読み取り、通帳25が先頭ページ
印刷終了位置x1に到達した時点において、定着装置3
5の温度が定着設定温度TE1の上限値又は下限値にな
るように定着設定温度TE2を設定する。
【0048】この場合、印刷が行われるページの先頭が
定着装置35を通過した後、通帳25が距離L´(=L
−dL)だけ搬送されると、定着設定温度TE2が変え
られる。そして、次ページ44の定着設定温度TE2の
下限値又は上限値になった時点で通帳25が次ページ印
刷開始位置x2に到達したとすることができる。なお、
例えば、総合口座の通帳等においては、見返しページに
金融機関名、口座番号等を印刷するための枠が形成され
ているが、その後の数ページにわたり約定、定期預金の
欄等が続くようになっている。したがって、見返しペー
ジに印刷を行い、約定、定期預金の欄等のページを改ペ
ージした後に普通預金の欄に印刷を行うときには、連続
して印刷を行う場合であっても、図12の第2の定着温
度設定テーブルは参照しない。例えば、図10の第1の
定着温度設定テーブルを参照する。
【0049】すなわち、連続して印刷を行う場合でも、
連続したページに印刷を行うわけではないので、改ペー
ジ後に印刷が行われるページの温度は上昇していない。
したがって、図12の第2の温度設定テーブルを参照す
ると、定着温度が低くなって定着不良が発生する。これ
に対して、図10の第1の定着温度設定テーブルを参照
すると、定着を良好に行うことができる。
【0050】本実施例において、上位装置からのページ
数P1の情報が入出力インタフェース61を介して主制
御部60に入力され、該主制御部60はページ数P1と
各金融機関特有の総ページ数Nとから次ページ44以降
のページ枚数P2を計算するようになっている。これに
対して、磁気ストライプ読取部55を使用して磁気スト
ライプ52(図6)を読み取ることによって、ページ数
P1及び金融機関コードを求めることもできる。前記主
制御部60はページ数P1と各金融機関特有の総ページ
数Nとに基づいて次ページ44以降のページ枚数P2を
計算することができる。なお、印刷を終了した後、前記
磁気ストライプ52のページ数P1を更新しておく必要
がある。
【0051】この場合、通常取引以外のページに印刷を
行うときでも、磁気ストライプ52に格納された情報に
よって印刷されるページを正確に設定することができ
る。さらに、ページマーク読取部56を使用してページ
マーク46を読み取ることによって、ページ数P1を求
めることもできる。前記制御部60はページ数P1と各
金融機関特有の総ページ数Nとから次ページ44以降の
ページ枚数P2を計算することができる。
【0052】この場合、通帳25を新規に発行する場
合、印刷されるページの情報は上位装置にも磁気ストラ
イプ52にも格納されていないが、ページマーク46に
格納された情報によって印刷されるページを正確に設定
することができる。次に、本発明の第2の実施例につい
て説明する。図17は本発明の第2の実施例における通
帳の厚さの測定方法を示す図である。
【0053】図に示すように、通帳25の搬送路にバッ
クアップローラ91と通帳検出ローラ92とが対向させ
て配設され、両者間に通帳25が給紙されるようになっ
ている。そして、前記通帳検出ローラ92はブラケット
93に支持され、該ブラケット93は軸94によって図
示しないフレームに対し揺動自在に支持される。また、
前記軸94は回転角検出センサ95と連結される。
【0054】この場合、バックアップローラ91と通帳
検出ローラ92との間に通帳25が給紙されるのに伴
い、前記ブラケット93が揺動するとともに軸94も揺
動する。したがって、該軸94の回転角を回転角検出セ
ンサ95により検出することによって通帳25の厚さを
測定することができる。前記回転角検出センサ95とし
ては、ポテンショメータ、ロータリーエンコーダ等を使
用することができる。
【0055】この場合、既印刷側用紙の厚さ及び未印刷
側用紙の厚さをそれぞれページ数に変換して、第1の定
着温度設定テーブルを参照することができる。したがっ
て、通帳25を新規に発行する場合に、印刷されるペー
ジの情報は上位装置にも磁気ストライプ52(図6)に
も格納されておらず、ページマーク46(図4)も形成
されていない場合であっても、ページを正確に設定する
ことができる。
【0056】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電子写真方式通帳プリンタにおいては、感光体ド
ラムから通帳に転写されたトナー像を定着する定着装置
と、該定着装置の定着設定温度を設定する設定手段と、
印刷されるページ数のページ数情報を受信する入出力イ
ンタフェースとを有する。
【0058】そして、前記設定手段は、前記ページ数情
報に対応させて前記定着設定温度を変更する。したがっ
て、印刷箇所が通帳の薄い部分から厚い部分に変化する
場合に、各部分の通帳の厚さに対応する電圧によって定
着が行われるので、定着不良が発生することがない。ま
た、印刷が行われるページの裏側に印刷されている画像
のトナーが溶け出してしまうことがない。
【0059】本発明の他の電子写真方式通帳プリンタに
おいては、感光体ドラムから通帳に転写されたトナー像
を定着する定着装置と、該定着装置の定着設定温度を設
定する設定手段と、通帳の既印刷側用紙部分の厚さと未
印刷側用紙部分の厚さとを測定する測定手段と、前記既
印刷側用紙部分の厚さと未印刷側用紙部分の厚さとを、
通帳の見開き状態における先頭ページのページ数と次ペ
ージ以降のページ枚数とに変換する変換手段とを有す
る。
【0060】そして、前記設定手段は、前記先頭ページ
のページ数と次ページ以降のページ枚数とに対応させて
前記定着設定温度を変更する。また、前記測定手段は、
通帳と接触させて配設されたローラ、該ローラを揺動自
在に支持するブラケット、及び該ブラケットの回転角を
検出する回転角検出センサとを備える。
【0061】したがって、印刷箇所が通帳の薄い部分か
ら厚い部分に変化する場合に、各部分の通帳の厚さに対
応する電圧によって定着が行われるので、定着不良が発
生することがない。また、印刷が行われるページの裏側
に印刷されている画像のトナーが溶け出してしまうこと
がない。さらに、通帳を新規に発行する際に、印刷され
るページの情報が上位装置にも磁気ストライプにも格納
されておらず、ページマークも形成されていない場合で
あっても、ページを正確に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における制御装置のブロ
ック図である。
【図2】従来のプリンタの温度制御部の概略図である。
【図3】従来のプリンタの電源オン後の検出電圧の変化
を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における通帳の見開き状
態図である。
【図5】本発明の第1の実施例における通帳の側面図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施例における通帳の表面の概
略図である。
【図7】本発明の第1の実施例における電子写真方式通
帳プリンタの概略図である。
【図8】本発明の第1の実施例における定着装置の温度
制御部の概略図である。
【図9】本発明の第1の実施例における制御装置のフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例における第1の定着温
度設定テーブルを示す図である。
【図11】本発明の第1の実施例における温度制御シー
ケンスを示す図である。
【図12】本発明の第1の実施例における第2の定着温
度設定テーブルを示す図である。
【図13】本発明の第1の実施例における他の温度制御
シーケンスを示す図である。
【図14】通帳の改ページの説明図である。
【図15】本発明の第1の実施例における第3の定着温
度設定テーブルを示す図である。
【図16】本発明の第1の実施例における第4の定着温
度設定テーブルを示す図である。
【図17】本発明の第2の実施例における通帳の厚さの
測定方法を示す図である。
【符号の説明】
21 感光体ドラム 25 通帳 26 転写ローラ 35 定着装置 39 ブラケット 43 先頭ページ 44 次ページ 46 ページマーク 52 磁気ストライプ 55 磁気ストライプ読取部 56 ページマーク読取部 60 主制御部 61 入出力インタフェース 95 回転角検出センサ P1 ページ数 P2 ページ枚数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)感光体ドラムから通帳に転写され
    たトナー像を定着する定着装置と、(b)該定着装置の
    定着設定温度を設定する設定手段と、(c)印刷される
    ページ数のページ数情報を受信する入出力インタフェー
    スとを有するとともに、(d)前記設定手段は、前記ペ
    ージ数情報に対応させて前記定着設定温度を変更するこ
    とを特徴とする電子写真方式通帳プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ページ数情報は、磁気ストライプ読
    取部を使用して磁気ストライプを読み取ることによって
    求められる請求項1に記載の電子写真方式通帳プリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ページ数情報は、ページマーク読取
    部を使用してページマークを読み取ることによって求め
    られる請求項1に記載の電子写真方式通帳プリンタ。
  4. 【請求項4】 (a)感光体ドラムから通帳に転写され
    たトナー像を定着する定着装置と、(b)該定着装置の
    定着設定温度を設定する設定手段と、(c)通帳の既印
    刷側用紙部分の厚さと未印刷側用紙部分の厚さとを測定
    する測定手段と、(d)前記既印刷側用紙部分の厚さと
    未印刷側用紙部分の厚さとを、通帳の見開き状態におけ
    る先頭ページのページ数と次ページ以降のページ枚数と
    に変換する変換手段とを有するとともに、(e)前記設
    定手段は、前記先頭ページのページ数と次ページ以降の
    ページ枚数とに対応させて前記定着設定温度を変更し、
    (f)前記測定手段は、通帳と接触させて配設されたロ
    ーラ、該ローラを揺動自在に支持するブラケット、及び
    該ブラケットの回転角を検出する回転角検出センサとを
    備えることを特徴とする電子写真方式通帳プリンタ。
JP19581694A 1994-08-19 1994-08-19 電子写真方式通帳プリンタ Pending JPH0862908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309874A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008309874A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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