JPH0862872A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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Publication number
JPH0862872A
JPH0862872A JP19244994A JP19244994A JPH0862872A JP H0862872 A JPH0862872 A JP H0862872A JP 19244994 A JP19244994 A JP 19244994A JP 19244994 A JP19244994 A JP 19244994A JP H0862872 A JPH0862872 A JP H0862872A
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JP
Japan
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group
chemical
substituent
resin
aryl
Prior art date
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Pending
Application number
JP19244994A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Toritsuka
光一 鳥塚
Tamotsu Horiuchi
保 堀内
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication of JPH0862872A publication Critical patent/JPH0862872A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で高耐久性を有し、帯電電位が高く、
繰り返し使用しても感度の低下が殆ど起こらず、帯電電
位の安定した電子写真感光体を提供する。 【構成】 導電性支持体上に、下記化1で示されるヒド
ラゾン化合物のうち少なくとも一種を含有することを特
徴とする電子写真感光体。 【化1】 化1中、R1〜R3は置換基を有していてもよいアルキル
基、アラルキル基、アリール基を示し、R4は水素原子
または置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキ
ル基、アリール基を示し、Arは置換基を有していても
よいアリール基を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なヒドラゾン化合物
を含有せしめた電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の感光体には無機系
の光導電性物質、例えばセレン、硫化カドミウム、酸化
亜鉛、シリコンなどが知られていて、広汎に研究され且
つ実用化されている。近年ではこれら無機系の物質に対
して、有機系の光導電性素材の研究も盛んに進み電子写
真用感光体として実用化されているものもある。
【0003】一般的に見るならば、無機系の素材が、例
えば、セレン感光体では熱安定性、結晶化による特性の
劣化、製造上の困難性など、又硫化カドミウムの場合で
は耐湿性、耐久性、産業廃棄物の処理問題などにより必
ずしも満足のでき得るものではないという状況であるの
に比べて、有機系の素材が、成膜性がよく、可撓性も優
れていて、軽量であり、透明性もよく、適当な増感方法
により広範囲の波長域に対する感光体の設計が容易であ
るなどの利点を有していることから、次第にその実用化
が注目を浴びている。
【0004】ところで、電子写真技術に於て使用される
感光体は、一般的に基本的な性質として次のような事が
要求される。即ち、(1)暗所におけるコロナ放電に対し
て帯電性が高いこと、(2)得られた帯電電荷の暗所での
漏洩(暗減衰)が少ないこと、(3)光の照射によって帯
電電荷の散逸(光減衰)が速やかであること、(4)光照
射後の残留電荷が少ないことなどである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日ま
で有機系光導電性物質としてポリビニルカルバゾールを
始めとする光導電性ポリマーに関して多くの研究がなさ
れてきたが、これらは必ずしも皮膜性、可撓性、接着性
が十分でなく、又上述の感光体としての基本的な性質を
十分に具備しているとはいい難い。
【0006】一方、有機系の低分子光導電性化合物につ
いては、感光体形成に用いる結着剤などを選択すること
により、皮膜性や接着、可撓性など機械的強度に優れた
感光体を得ることができうるものの、高感度の特性を保
持し得るのに適した化合物を見いだすことは困難であ
る。
【0007】この様な点を改良するためにキャリア発生
機能とキャリア輸送機能とを異なる物質に分担させ、よ
り高感度の特性を有する有機感光体の開発が成されてい
る。機能分離型と称されているこのような感光体の特徴
はそれぞれの機能に適した材料を広い範囲から選択でき
ることであり、任意の性能を有する感光体を容易に作製
し得ることから多くの研究が進められてきた。
【0008】以上述べたように電子写真感光体の作製に
は種々の改良が成されてきたが、先に掲げた感光体とし
て要求される基本的な性質や、高い耐久性などの要求を
満足するものはいまだ充分に得られていない。
【0009】本発明の目的は、高感度で高耐久性を有す
る電子写真感光体を提供することである。特に本発明の
感光体は、帯電特性が高く、繰返し使用しても感度の低
下が殆んど起らず、帯電電位の安定した感光体を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは高感度、高
耐久性を有する光導電性物質の研究を行った結果、前記
化1で示される新規なヒドラゾン化合物が有効であるこ
とを見い出し本発明に至った。
【0011】化1中、R1〜R3は置換基を有していても
よいアルキル基、アラルキル基、アリール基を示し、R
4は水素原子または置換基を有していてもよいアルキル
基、アラルキル基、アリール基を示し、Arは置換基を
有していてもよいアリール基を示す。
【0012】ここで、R1〜R3の具体例としては、メチ
ル基、ブチル基、3−メチルオクチル基等のアルキル
基、ベンジル基、4−メチルベンジル基、2−クロロフ
ェネチル基等のアラルキル基、あるいは、フェニル基、
トリル基、クロロフェニル基、ナフチル基等のアリール
基を、また、R4の具体例としては、水素原子、あるい
は、メチル基、ブチル基、3−メチルオクチル基等のア
ルキル基、ベンジル基、4−メチルベンジル基、2−ク
ロロフェネチル基等のアラルキル基、あるいは、フェニ
ル基、トリル基、クロロフェニル基、ナフチル基等のア
リール基を、また、 Arの具体例としては、フェニル
基、メトキシフェニル基、トリル基、クロロフェニル
基、ナフチル基等のアリール基を挙げることができる。
【0013】これら化1で示される化合物は、以下の合
成例の方法によって製造される。 合成例(例示化合物化14の合成)
【0014】
【化2】
【0015】化2のフォルミル体(0.89g)と、メ
チルフェニルヒドラジン(0.37g)、及び酢酸
(0.05ml)を、エタノール(50ml)に溶か
し、攪拌しながら3.5時間加熱還流する。放冷して析
出した結晶を濾取し、これをエタノールで洗浄したのち
減圧乾燥して、例示化合物化14の結晶1.03gを得
る。
【0016】融点252.0〜253.8℃、収率87
%。 NMR(δ、ppm、CDCl3 ) 7.79(d,2H)、7.71−7.65(m,6
H)、7.57(s,1H)、7.52(s,1H)、
7.5−7.3(m,9H)、6.91(t,1H)、
3.48(s,3H)、3.43(s,3H)
【0017】次に本発明にかかわるヒドラゾン化合物を
例示するが、これらに限定されるものではない。
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】
【化7】
【0023】
【化8】
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】
【化20】
【0036】
【化21】
【0037】
【化22】
【0038】
【化23】
【0049】
【化24】
【0040】
【化25】
【0041】
【化26】
【0042】
【化27】
【0043】
【化28】
【0044】
【化29】
【0045】
【化30】
【0046】
【化31】
【0047】
【化32】
【0048】
【化33】
【0049】
【化34】
【0050】
【化35】
【0051】
【化36】
【0052】本発明にかかる電子写真感光体は、上記に
示した様なヒドラゾン化合物を1種類あるいは2種類以
上を含有することにより得られ、すぐれた性能を有す
る。
【0053】これらヒドラゾン化合物を電子写真感光体
として使用する態様には、種々の方法が挙げられる。例
えばヒドラゾン化合物と増感染料とを必要に応じて化学
増感剤や電子吸引性化合物を添加して結着剤樹脂中に溶
解もしくは分散させたものを導電性支持体上に設けて成
る感光体、あるいはキャリア発生層とキャリア輸送層か
らなる積層構造の形態において、導電性支持体上に、キ
ャリア発生効率の高いキャリア発生物質例えば染料又は
顔料を主体として設けられたキャリア発生層の上に、本
ヒドラゾン化合物を必要に応じて化学増感剤や電子吸引
性化合物を添加して結着剤樹脂中に溶解もしくは分散さ
せたものをキャリア輸送層として積層して成る感光体
や、そのキャリア発生層とキャリア輸送層とを導電性支
持体上に逆に積層してなる感光体などがあるが、いずれ
の場合にも適用することが可能である。
【0054】本発明の化合物を用いて感光体を作製する
支持体としては金属製ドラム、金属板、導電性加工を施
した紙、プラスチックフィルムあるいはベルト状の支持
体などが使用される。それらの支持体上へ感光層を形成
する為に用いるフィルム形成性結着剤樹脂としては利用
分野に応じて種々のものがあげられる。例えば複写用感
光体の用途ではポリスチレン樹脂、ポリビニルアセター
ル樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂、酢
ビ/クロトン酸共重合体樹脂、ポリフェニレンオキサイ
ド樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリアリ
レート樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、フェノキ
シ樹脂などがあげられる。これらの中でも、ポリスチレ
ン樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリカーボネート
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、フェノ
ール樹脂等は感光体としての電位特性に優れている。
【0055】又、これらの樹脂は単独又は共重合体とし
て1種又は2種以上を混合して用いることができる。こ
れら結着剤樹脂の光導電性化合物に対して加える量は、
重量比で0.2〜10倍の割合であり、好ましくは0.
5〜5倍の範囲で、これより少なくなると光導電性化合
物が感光層中や表面で析出し、支持体との接着に悪化を
来たし、又多くなると感度の低下を起す。
【0056】次に、使用するフィルム形成性結着剤樹脂
においては剛直で引張り、曲げ、圧縮等の機械的強度に
弱いものがあり、これらの性質を改良する為に可塑性を
あたえる物質を加える場合も必要となる。これらの物質
としては、フタル酸エステル(例えばDOP、DBP、
DIDPなど)、リン酸エステル(例えばTCP、TO
Pなど)、セバシン酸エステル、アジピン酸エステル、
ニトリルゴム、塩素化炭化水素などがあげられる。これ
ら可塑性を与える物質を添加する場合に、必要以上に添
加すると電位特性の悪化を来たすから、その割合は結着
剤樹脂に対し重量比で20%以下が好ましい。
【0057】次に感光層中に添加される増感染料として
は、メチルバイオレット、クリスタルバイオレット、エ
チルバイオレット、ナイトブルー、ビクトリアブルーな
どで代表されるトリフェニルメタン系染料、エリスロシ
ン、ローダミンB、ローダミン3B、アクリジンレッド
Bなどで代表されるザンセン染料、アクリジンオレンジ
2G、アクリジンオレンジR、フラベオシンなどで代表
されるアクリジン染料、メチレンブルー、メチレングリ
ーンで代表されるチアジン染料、カプリブルー、メルド
ラブルーなどで代表されるオキサジン染料、その他シア
ニン染料、スチリル染料、ピリリウム塩、チアピリリウ
ム塩、スクエアリウム塩色素などがある。
【0058】又、感光層において、光吸収によって極め
て高い効率でキャリアを発生する光導電性の顔料として
は、無金属フタロシアニン、種々の金属あるいは金属化
物を包含するフタロシアニンなどのフタロシアニン系顔
料、ペリレンイミド、ペリレン酸無水物などのペリレン
系顔料、その他キナクリドン顔料、アントラキノン系顔
料、アゾ系顔料などがある。
【0059】これらの顔料の中で、特にキャリア発生効
率の高いものとしてビスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、フ
タロシアニン系顔料を用いたものは、高い感度を与え優
れた電子感光体を与える。又、前述の感光層中に添加さ
れる染料を単独でキャリア発生物質として用いる事もで
きるが、顔料と共存させることにより、更に高い効率で
キャリアを発生する事がある。更に無機光導電性物質と
しては、セレン、セレンテルル合金、硫化カドミウム、
硫化亜鉛、アモルファスシリコンなどがある。以上にあ
げた増感剤(いわゆる分光増感剤)とは別に更に感度の
向上を目的とした増感剤(いわゆる化学増感剤)を添加
することも可能である。
【0060】この化学増感剤としては、例えばp−クロ
ロフェノール、m−クロロフェノール、p−ニトロフェ
ノール、4−クロロ−m−クレゾール、p−クロロベン
ゾイルアセトアニリド、N,N′ −ジエチルバルビツ
ール酸、3−(β−オキシエチル)−2−フェニルイミ
ノ−チアゾリドン、マロン酸ジアニリド、3,5,3′
,5′ −テトラクロロマロン酸ジアニリド、α−ナフ
トール、p−ニトロ安息香酸などがある。
【0061】又、本発明のヒドラゾン化合物と電荷移動
錯体を形成し更に増感効果を増大させる増感剤としてあ
る種の電子吸引性化合物を添加することもできる。この
電子吸引性物質としては例えば、1−クロロアントラキ
ノン、1−ニトロアントラキノン、2,3−ジクロル−
ナフトキノン、3,3−ジニトロベンゾフェノン、4−
ニトロベンザルマロンニトリル、無水フタル酸、3−
(α−シアノ−p−ニトロベンザル)フタリド、2,
4,7−トリニトロフルオレノン、1−メチル−4−ニ
トロフルオレノン、2,7−ジニトロ−3,6−ジメチ
ルフルオレノンなどがあげられる。その他感光体中への
添加物として酸化防止剤、カール防止剤などを必要に応
じて添加することができる。
【0062】本発明のヒドラゾン化合物は、感光体の形
態に応じて上記の種々の添加物質と共に適当な溶剤中に
溶解又は分散し、その塗布液を先に述べた導電性支持体
上に塗布し、乾燥して感光体を製造する。
【0063】塗布溶剤としては、クロロホルム、ジクロ
ルエタン、トリクロルエタン、トリクロルエチレンなど
のハロゲン化炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン
などの芳香族炭化水素、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、メチルセロソルブ、ジメチルセロソルブ、メチルセ
ロソルブアセテートなどの溶剤の単独または2種以上の
混合溶剤または必要に応じてアルコール類、アセトニト
リル、N,N−ジメチルホルムアミド、メチルエチルケ
トンなどの溶剤を更に加え使用することができる。
【0064】
【実施例】次に本発明を実施例により更に詳細に説明す
るが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0065】実施例1
【0066】
【化37】
【0067】電荷発生物質として化37の化合物を用い
た。即ち、化37の1重量部とポリエステル樹脂(東洋
紡製バイロン200)1重量部とをテトラヒドロフラン
100重量部に混合し、ペイントコンディショナー装置
によりガラスビーズと共に2時間分散した。こうして得
た顔料分散液をアプリケーターにてアルミ蒸着したポリ
エステルフィルム上に塗布し乾燥して、膜厚約0.2μ
のキャリア発生物質の被膜を形成した。
【0068】次に例示化合物化3で示されるヒドラゾン
化合物を、ポリアリレート樹脂(ユニチカ製U−ポリマ
ー)と1:1の重量比で混合し、ジクロルエタンを溶剤
として10%の溶液を作り、上記キャリア発生物質の被
膜上に、この溶液をアプリケーターにより塗布し、乾燥
膜厚20μのキャリア輸送層を形成した。
【0069】この様に作製した積層型電子写真感光体
を、静電記録試験装置(川口電機製SP−428)によ
り電子写真特性評価を行った。測定条件:印加電圧−6
KV、スタティックNo.3(試料を取り付けたターンテ
ーブルの回転スピードモード)。その結果、帯電時の白
色光に対する光半減露光量は、1.2ルックス・秒と非
常に高感度の値を示した。
【0070】更に同装置を用いて繰返し使用に対する評
価を行った。103回での繰返しによる帯電電位の変化
を求めた所、1回目の初期電位−740Vに対し、10
3回目の初期電位は−730Vであり、繰返しによる電
位の低下が少なく安定していることがわかり、優れた特
性を示した。
【0071】実施例2〜5 表1に示されるヒドラゾン化合物を実施例1に使用した
ヒドラゾン化合物の代わりに用いた以外は実施例1と同
様に積層感光体を作製し、実施例1と同様の測定条件で
光半減露光量E1/2(ルックス・秒)及び初期電位Vo
(ボルト)を測定し、その値を表1に示した。更に帯電
−除電(除電光:白色光で400ルックス×1秒照射)
を1サイクルとして103回同様の繰返しを行った後、
初期電位Vo(ボルト)及び光半減露光量E1/2 を表1
に示した。
【0072】
【表1】 *:(ルックス・秒)
【0073】実施例6〜13
【0074】電荷発生物質としてX型無金属フタロシア
ニンを用いた。即ち、X型無金属フタロシアニンの1重
量部とポリエステル樹脂(東洋紡製バイロン200)1
重量部とをテトラヒドロフラン100重量部に混合し、
ペイントコンディショナー装置によりガラスビーズと共
に2時間分散した。こうして得た顔料分散液をアプリケ
ーターにて実施例1と同じ支持体上に塗布してキヤリア
発生層を形成した。この薄膜厚は約0.2μであった。
【0075】
【化38】
【0076】
【化39】
【0077】次に表2に示す例示化合物と化38及び化
39の比較化合物を用いてそれぞれ実施例1と同様の方
法にてキャリア輸送層を形成して、積層感光体を作製し
た。この感光体を実施例1と同様の測定条件で評価し
た。その結果を表2に示した。
【0078】
【表2】 *:(ルックス・秒)
【0079】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば高感度で高耐久性を有する電子写真感光体を提供する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1で示されるヒドラゾン化合物を
    含有することを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (化1中、R1〜R3は置換基を有していてもよいアルキ
    ル基、アラルキル基、アリール基を示し、R4は水素原
    子または置換基を有していてもよいアルキル基、アラル
    キル基、アリール基を示し、Arは置換基を有していて
    もよいアリール基を示す。)
JP19244994A 1994-08-16 1994-08-16 電子写真感光体 Pending JPH0862872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09281719A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Mitsubishi Chem Corp 電子写真感光体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09281719A (ja) * 1996-04-10 1997-10-31 Mitsubishi Chem Corp 電子写真感光体

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