JPH0862570A - 液晶表示素子駆動回路 - Google Patents
液晶表示素子駆動回路Info
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- JPH0862570A JPH0862570A JP19640394A JP19640394A JPH0862570A JP H0862570 A JPH0862570 A JP H0862570A JP 19640394 A JP19640394 A JP 19640394A JP 19640394 A JP19640394 A JP 19640394A JP H0862570 A JPH0862570 A JP H0862570A
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Abstract
IC1の直列接続された第1抵抗素子R1ないし第5抵
抗素子R5中、第2抵抗素子R2および第4抵抗素子R4
に同一容量のコンデンサC2およびC4を並列に接続し、
CPUから表示情報信号が供給されているコモンドライ
バー及びセグメントドライバーに所望レベルの電圧を供
給してなるものである。 【効果】 液晶表示に影響の大きな電圧レベル分割の第
2,第5抵抗素子に並列に同一容量のコンデンサを接続
することにより、少ない数の低耐圧コンデンサにて駆動
電圧の変動を抑え、表示ムラを少なくでき表示品位の確
保を可能とする。
Description
路、特に電池等の小型電源で時分割にて液晶表示を行う
小型機器の液晶駆動回路に関するものである。
グメント信号にコモン信号を液晶表示素子に加えること
で点灯/非点灯を選択し表示しているが、点灯/非点灯
の電位差は微妙であり、表示内容などにより液晶表示駆
動用ICに多くの電流が流れ電源供給用ICからの供給
電圧が変動すると、点灯/非点灯のバランスが崩れコン
トラストが悪くなり表示品位が落ちてしまうことがあっ
た。
従来例として、特開昭61−235821号公報には、
その第2図に示すように、上記した所謂電源供給用IC
の電源電圧(第1電源)VDDを分割する5つの直列に接
続された抵抗素子の第1および第2の抵抗素子の接続点
と、第4および第5の接続点にコンデンサ(10)を、
また、第3の抵抗素子の両端間にコンデンサ(11)を
それぞれ接続した技術が開示されている。
VDDを分割する5つの直列に接続された抵抗素子のそれ
ぞれの接続間と電源のGND(アース)間にコンデンサ
を接続することにより電圧レベルの安定を図るものが考
えられている。
1の従来例に記載されている技術内容では、5つの抵抗
素子が全て同じ値であればコンデンサ(10)には3/
5VDDの電圧が加えられ、コンデンサ(11)には1/
5VDDの電圧が加えられることになり、特にコンデンサ
(10)にはコンデンサ(11)と比較して高い電圧に
耐えるコンデンサが必要となりコンデンサ(11)より
も大きな容量のコンデンサとなってしまう。さらに、通
常不使用時に液晶に直流電圧がかからないように電源を
切ると同時にコンデンサの電荷は放電されているので、
電源投入時にコンデンサ(11)を充電するにはコンデ
ンサ(10)のときより多くの電流が必要である。
は、第1および第2の抵抗素子の接続点と、第4および
第5の抵抗素子の接続点間、第3の抵抗素子の両端間の
電圧安定が図れるのみである。
は、第1の従来例よりも更に高い電圧がコンデンサに加
えられることになる。また、第2の従来例の場合はコン
デンサの数も多く必要であり、このコンデンサの位置で
はGNDとの電圧安定が図れるのみである。
は、それぞれコンデンサに耐圧電圧の高いものが要求さ
れ外形が大きくなり、小型化,製造コスト,小電力化に
難がある。更に、第2の従来例では高負荷になると電圧
が変動してしまいコントラストが悪化する傾向があっ
た。
来の課題を解決するため、6レベルの電圧を発生する電
源供給用ICよりコモンドライバーおよびセグメントド
ライバーにそれぞれ所望の電圧を供給し、CPUより該
コモンドライバーおよびセグメントドライバーに表示情
報信号を供給し、該コモンドライバーより液晶表示パネ
ルにコモン信号を供給し、上記セグメントドライバーよ
り該液晶表示パネルにセグメント信号を供給する液晶表
示素子駆動回路において、上記電源供給用ICの直列接
続された第1抵抗素子ないし第5抵抗素子中第2抵抗素
子および第4抵抗素子に同一容量のコンデンサを並列に
接続し、上記コモンドライバーおよびセグメントドライ
バーに所望レベルの電圧を供給してなるものである。
構成で、特に液晶パネルに実際に加わっている電源間に
コンデンサを入れることにより一層の安定化が行なえ、
表示のにじみ,ムラを抑えコントラストアップが図れ
る。
面と共に説明する。図1は、本駆動回路の概略ブロック
回路図であり、6レベルの電圧V1乃至V6を発生する電
源供給用ICよりコモンドライバー2およびセグメント
ドライバー3にそれぞれ所望の電源電圧を供給し、CP
U(中央演算処理装置)より上記コモンドライバー2お
よびセグメントドライバー3に表示情報信号を供給す
る。上記コモンドライバー2で所望レベルの電源電圧と
表示情報信号とで表示波形を形成しコモン信号としてL
CD(液晶表示パネル)に供給し、またセグメントドラ
イバー3で所望レベルの電源電圧と表示情報信号とで表
示波形を形成しセグメント信号としてLCDに供給し
て、このLCDに目的の文字等を表示する。
部分を示す回路図であり、電源電圧Vddの第1電源とG
ND(アース)の第2電源間に、第1抵抗素子R1ない
し第5抵抗素子R2を直列接続し、各抵抗素子R1ないし
R5の接続点に、コモン非選択レベル電圧V2,セグメン
ト非選択レベル電圧V3,セグメント非選択レベル電圧
V4およびコモン非選択レベル電圧V5を得る。
3間,第4抵抗素子R4間の電圧V4とV5間の電圧を安定
させるために、第2抵抗素子R2,R4間のそれぞれに1
0μF〜30μF程度の同一容量のコンデンサC2,C4
を上記IC1の外付けとして並列に接続し、また、第1
抵抗素子R1,第5抵抗素子R5の両端間、すなわち電源
電圧VddとGND間に1μF程度の平滑用のコンデンサ
Cdを接続して非点灯時に供給される電位差を一定にす
る。
圧安定用のコンデンサC2,C4およびCdを挿入しない
場合の各電圧波形,セグメント信号波形,コモン信号波
形およびLCD駆動波形を図3に、またコンデンサ
C2,C4およびCdを挿入した場合の各電圧波形,セグ
メント信号波形,コモン信号波形およびLCD駆動波形
を図4に示す。
合において、(a)は電源供給用ICからコモンドライ
バー2及びセグメントドライバー3に供給される電圧v
1ないしv6の波形で、電圧v1ないしv5は所望の平均電
圧値を有しているが脈流であり、電圧v6はアース電位
の零(0)電圧である。(b)はセグメント信号の波形
で、上記電圧v1,v3およびv4の電圧レベルに脈流が
混入している。また、(c)はコモン信号の波形で、上
記電圧v1,v2及びv5の電圧レベルに脈流が混入して
いる。(d)は上記(b)と(c)を合成した、液晶パ
ネル5を駆動する駆動信号の波形で、A部では19.2
v−17.6v間の電位差,B部では20.0v−0v
間の電位差,C部では、3.2v−1.6v間の電位差
が生じるが、変動した電圧となる。
に加わる電圧によつて点灯したり点灯しなかったりする
が、その電圧が脈流により変動し、非点灯時にもかかわ
らず、非点灯以上の電圧が加わることで薄く点灯する。
図3の非点灯時の波形において、脈流により斜線部のA
部,C部の面積が大きくなることで薄く点灯する。な
お、点灯,非点灯はセグメント波形により選択され、セ
グメント波形の点線部が点灯時には波形として加わるこ
とになる。
合において、(a)は上記と同様に、電源供給用ICか
らコモンドライバー2およびセグメントドライバー3に
供給される電圧v1ないしv6の波形で、電圧v1ないし
v5は脈流のない所望の電圧値を有しており、電圧v6は
アース電位の零(0)電圧である。(b)はセグメント
信号の波形で、特に上記電圧v3,v4の電圧レベルには
脈流が混入していない。また、(c)はコモン信号の波
形で、特に上記電圧v2,v5の電圧レベルには脈流が混
入していない。(d)は上記(b)と(c)を合成し
た、液晶パネル5を駆動する駆動信号の波形で、D部で
は上記と同様に19.2v−17.6v間の電位差,E
部では20.0v−0v間の電位差,F部では3.2v
−1.6v間の電位差が生じるが、変動のない電圧とな
る。
R2,第4抵抗素子R4に同一容量のコンデンサC2,C4
を並列に接続して、第2抵抗素子R2,第4抵抗素子R4
にて発生する非点灯時に供給される電位差を一定にする
ことができる。尚、液晶表示パネル5の点灯,非点灯は
セグメント信号の波形で選択される。
な電圧レベル分割の第2,第5抵抗素子に並列に同一容
量のコンデンサを接続することにより、少ない数の低耐
圧コンデンサにて駆動電圧の変動を抑え、表示ムラを少
なくでき表示品位の確保を可能とする。
ック回路図である。
の回路図である。
コンデンサを挿入しない場合の電圧波形,セグメント信
号波形,コモン信号波形及びLCD駆動波形図である。
コンデンサを挿入した場合の電圧波形,セグメント信号
波形,コモン信号波形及びLCD駆動波形図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 6レベルの電圧を発生する電源供給用I
Cよりコモンドライバーおよびセグメントドライバーに
それぞれ所望の電圧を供給し、CPUより該コモンドラ
イバーおよびセグメントドライバーに表示情報信号を供
給し、該コモンドライバーより液晶表示パネルにコモン
信号を供給し、上記セグメントドライバーより該液晶表
示パネルにセグメント信号を供給する液晶表示素子駆動
回路において、上記電源供給用ICの直列接続された第
1抵抗素子ないし第5抵抗素子中、第2抵抗素子および
4抵抗素子に同一容量のコンデンサを並列に接続し、上
記コモンドライバーおよびセグメントドライバーに所望
レベルの電圧を供給してなることを特徴とする液晶表示
素子駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19640394A JP3165595B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 液晶表示素子駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19640394A JP3165595B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 液晶表示素子駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0862570A true JPH0862570A (ja) | 1996-03-08 |
JP3165595B2 JP3165595B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=16357288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19640394A Expired - Lifetime JP3165595B2 (ja) | 1994-08-22 | 1994-08-22 | 液晶表示素子駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165595B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472499B1 (ko) * | 1998-05-28 | 2005-06-08 | 삼성에스디아이 주식회사 | 평판 표시 패널의 구동 방법 |
-
1994
- 1994-08-22 JP JP19640394A patent/JP3165595B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100472499B1 (ko) * | 1998-05-28 | 2005-06-08 | 삼성에스디아이 주식회사 | 평판 표시 패널의 구동 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3165595B2 (ja) | 2001-05-14 |
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