JP3165595B2 - 液晶表示素子駆動回路 - Google Patents

液晶表示素子駆動回路

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JP3165595B2 JP19640394A JP19640394A JP3165595B2 JP 3165595 B2 JP3165595 B2 JP 3165595B2 JP 19640394 A JP19640394 A JP 19640394A JP 19640394 A JP19640394 A JP 19640394A JP 3165595 B2 JP3165595 B2 JP 3165595B2
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孝史 川島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子駆動回
路、特に電池等の小型電源で時分割にて液晶表示を行う
小型機器の液晶駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルにおける液晶表示は、セ
グメント信号にコモン信号を液晶表示素子に加えること
で点灯/非点灯を選択し表示しているが、点灯/非点灯
の電位差は微妙であり、表示内容などにより液晶表示駆
動用ICに多くの電流が流れ電源供給用ICからの供給
電圧が変動すると、点灯/非点灯のバランスが崩れ
ントラストが悪くなり表示品位が落ちてしまうことが
あった。
【0003】上記のような技術を改善するため、第1の
従来例として、特開昭61−235821号公報には、
その第2図に示すように、上記した所謂電源供給用IC
の電源電圧(第1電源)VDDを分割する5つの直列に接
続された抵抗素子の第1および第2の抵抗素子の接続点
と、第4および第5の接続点にコンデンサ(10)を、
また、第3の抵抗素子の両端間にコンデンサ(11)を
それぞれ接続した技術が開示されている。
【0004】また、第2の従来例として、上記電源電圧
DDを分割する5つの直列に接続された抵抗素子のそれ
ぞれの接続間と電源のGND(アース)間にコンデンサ
を接続することにより電圧レベルの安定を図るものが考
えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例に記載されている技術内容では、5つの抵抗
素子が全て同じ値であればコンデンサ(10)には3/
5VDDの電圧が加えられ、コンデンサ(11)には1/
5VDDの電圧が加えられることになり、特にコンデンサ
(10)にはコンデンサ(11)と比較して高い電圧に
耐えるコンデンサが必要となりコンデンサ(11)より
も大きな容量のコンデンサとなってしまう。さらに、通
常不使用時に液晶に直流電圧がかからないように電源を
切ると同時にコンデンサの電荷は放電されているので、
電源投入時にコンデンサ(11)を充電するにはコンデ
ンサ(10)のときより多くの電流が必要である。
【0006】また、第1の従来例のコンデンサの位置で
は、第1および第2の抵抗素子の接続点と、第4および
第5の抵抗素子の接続点間、第3の抵抗素子の両端間の
電圧安定が図れるのみである。
【0007】第2の従来例に記載されている技術内容で
は、第1の従来例よりも更に高い電圧がコンデンサに加
えられることになる。また、第2の従来例の場合はコン
デンサの数も多く必要であり、このコンデンサの位置で
はGNDとの電圧安定が図れるのみである。
【0008】即ち、上記第1第2の従来例の技術内容
では、それぞれコンデンサに耐圧電圧の高いものが要求
され外形が大きくなり、小型化製造コスト小電力化
に難がある。更に、第2の従来例では高負荷になると電
圧が変動してしまいコントラストが悪化する傾向があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の課題を解決することを目的とするためのもので
第1抵抗素子ないし第5抵抗素子を直列接続すること
で、各抵抗素子の接続点からを含め6レベルの電圧を発
生させる電源供給用ICと、コモンドライバーと、セグ
メントドライバーと、液晶表示パネルと、CPUとを備
え、前記電源供給用ICより前記コモンドライバーおよ
びセグメントドライバーにそれぞれ所望の電圧を供給
し、前記CPUより前記コモンドライバーおよびセグメ
ントドライバーに表示情報信号を供給し、前記コモンド
ライバーより前記液晶表示パネルにコモン信号を供給
し、前記セグメントドライバーより前記液晶表示パネル
にセグメント信号を供給することで液晶表示を制御する
液晶表示素子駆動回路において、前記電源供給用IC
は、前記第1抵抗素子ないし第5抵抗素子中第2抵抗
素子および4抵抗素子の2つの抵抗素子に対して、そ
れぞれ並列に同一容量のコンデンサを接続し、記コモ
ンドライバーおよびセグメントドライバーに所望レベル
の電圧を安定供給してなるものである。さらに、前記電
源供給用ICは、電源電圧とGND間にも前記第2抵抗
素子と第4抵抗素子に対してそれぞれ並列に接続したコ
ンデンサとは容量が異なる平滑用のコンデンサを接続
し、非点灯時に供給される電位差を一定にするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明による液晶表示素子駆動回路は、上記構
とすることで、特に液晶パネルに実際に加わっている
電源間にコンデンサを入れることにより一層の安定化が
行なえ、表示のにじみムラを抑えコントラスト
ップが図れる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明における液晶表示素子駆動回
を図を用いて説明する。図1は、本発明における液
晶表示素子駆動回路の概略ブロック回路図である。6レ
ベルの電圧V1 ないし6を発生する電源供給用ICより
コモンドライバー2およびセグメントドライバー3にそ
れぞれ所望の電源電圧を供給し、CPU(中央演算処理
装置)より上記コモンドライバー2およびセグメント
ドライバー3に表示情報信号を供給する。上記コモンド
ライバー2で所望レベルの電源電圧と表示情報信号とで
表示波形を形成しコモン信号としてLCD(液晶表示
パネル)に供給し、またセグメントドライバー3で所
望レベルの電源電圧と表示情報信号とで表示波形を形成
しセグメント信号としてLCDに供給して、このLC
に目的の文字等を表示する。
【0012】図2は、上記電源供給用IC1の抵抗分割
部分を示す回路図である。電源電圧Vddの第1電源とG
ND(アース)の第2電源間に、第1抵抗素子R1ない
し第5抵抗素子R 5 を直列接続し、各抵抗素子R1ないし
5の接続点に、コモン非選択レベル電圧V2,セグメン
ト非選択レベル電圧V3,セグメント非選択レベル電圧
4およびコモン非選択レベル電圧V5を得る。
【0013】さらに、第2抵抗素子R2間の電圧V2とV
3間,第4抵抗素子R4間の電圧V4とV5間の電圧を安定
させるために、第2抵抗素子R2,R4間のそれぞれに1
0μF〜30μF程度の同一容量のコンデンサC2,C4
を上記電源供給用IC1の外付けとして並列に接続し、
また、第1抵抗素子R1,第5抵抗素子R5の両端間、す
なわち電源電圧VddとGND間に1μF程度の平滑用の
コンデンサCdを接続して非点灯時に供給される電位差
を一定にする。
【0014】上記のような構成の電源供給用IC1に電
圧安定用のコンデンサC2,C4およびCdを挿入しない
場合の各電圧波形セグメント信号波形コモン信号波
形およびLCD駆動波形を図3に、またコンデンサ
2,C4およびCdを挿入した場合の各電圧波形,セグ
メント信号波形,コモン信号波形およびLCD駆動波形
を図4に示す。
【0015】図3の、コンデンサが挿入されていない場
合において、(a)は電源供給用IC1からコモンドラ
イバー2およびセグメントドライバー3に供給される電
1ないし 6の波形で、電圧 1ないし 5は所望の平
均電圧値を有しているが脈流であり、電圧 6はアース
電位の零(0)電圧である。(b)はセグメント信号の
波形で、上記電圧 1 3および 4の電圧レベルに脈
流が混入している。また、(c)はコモン信号の波形
で、上記電圧 1 2 およびV 5の電圧レベルに脈流が
混入している。(d)は上記(b)と(c)を合成し
た、液晶パネル5を駆動する駆動信号の波形で、A部で
は19.2v−17.6v間の電位差B部では20.
0v−0v間の電位差C部では3.2v−1.6v間
の電位差が生じるが、変動した電圧となる。
【0016】上記LCDは、セグメント−コモン端子
間に加わる電圧によつて点灯したり点灯しなかったりす
るが、その電圧が脈流により変動し、非点灯時にもかか
わらず、非点灯以上の電圧が加わることで薄く点灯す
る。図3の非点灯時の波形において、脈流により斜線部
のA部C部の面積が大きくなることで薄く点灯する。
液晶表示パネル5の点灯非点灯はセグメント波形
により選択され、セグメント波形の点線部が点灯時には
波形として加わることになる。
【0017】次に図4の、コンデンサが挿入している場
合において、(a)は上記と同様に、電源供給用IC
からコモンドライバー2およびセグメントドライバー3
に供給される電圧 1ないし 6の波形で、電圧 1ない
5は脈流のない所望の電圧値を有しており、電圧 6
はアース電位の零(0)電圧である。(b)はセグメン
ト信号の波形で、特に上記電圧 3 4の電圧レベルに
は脈流が混入していない。また、(c)はコモン信号の
波形で、特に上記電圧 2 5の電圧レベルには脈流が
混入していない。(d)は上記(b)と(c)を合成し
た、液晶パネル5を駆動する駆動信号の波形で、D部で
は上記と同様に19.2v−17.6v間の電位差
部では20.0v−0v間の電位差F部では3.2v
−1.6v間の電位差が生じるが、変動のない電圧とな
る。
【0018】即ち、電源供給用ICの第2抵抗素子R
2,第4抵抗素子R4に同一容量のコンデンサC2,C4
並列に接続して、第2抵抗素子R2,第4抵抗素子R4
て発生する非点灯時に供給される電位差を一定にするこ
とができる。尚、液晶表示パネル5の点灯非点灯はセ
グメント信号の波形で選択される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、液晶表示に影響の大き
な電圧レベル分割の第2抵抗素子に並列に同一容
量のコンデンサを接続することにより、少ない数の低耐
圧コンデンサにて駆動電圧の変動を抑え、表示ムラを少
なくでき表示品位の確保を可能とすることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における液晶表示素子駆動回路の概略ブ
ロック回路図である。
【図2】本発明における液晶表示素子駆動回路での電源
供給用ICの抵抗分割部分の回路図である。
【図3】本発明における液晶表示素子駆動回路での電源
供給用ICに電圧安定用のコンデンサを挿入しない場合
各種電圧波形セグメント信号波形コモン信号波形
およびLCD駆動波形図である。
【図4】本発明における液晶表示素子駆動回路での電源
供給用ICに電圧安定用のコンデンサを挿入した場合の
各種電圧波形セグメント信号波形コモン信号波形
よびLCD駆動波形図である。
【符号の説明】
1 電源供給用IC 2 コモンドライバー 3 セグメントドライバー 4 CPU(中央演算処理装置) 5 液晶表示パネル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1抵抗素子ないし第5抵抗素子を直列
    接続することで、各抵抗素子の接続点からを含め6レベ
    ルの電圧を発生させる電源供給用ICと、コモンドライ
    バーと、セグメントドライバーと、液晶表示パネルと、
    CPUとを備え、 前記 電源供給用ICより前記コモンドライバーおよびセ
    グメントドライバーにそれぞれ所望の電圧を供給し、
    CPUより前記コモンドライバーおよびセグメントド
    ライバーに表示情報信号を供給し、前記コモンドライバ
    ーより前記液晶表示パネルにコモン信号を供給し、前記
    セグメントドライバーより前記液晶表示パネルにセグメ
    ント信号を供給することで液晶表示を制御する液晶表示
    素子駆動回路において、前記 電源供給用ICは、前記第1抵抗素子ないし第5抵
    抗素子中第2抵抗素子および4抵抗素子の2つの抵
    抗素子に対して、それぞれ並列に同一容量のコンデンサ
    を接続し、記コモンドライバーおよびセグメントドラ
    イバーに所望レベルの電圧を安定供給してなることを特
    徴とする液晶表示素子駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記電源供給用ICは、さらに電源電圧
    とGND間にも前記第2抵抗素子と第4抵抗素子に対し
    てそれぞれ並列に接続したコンデンサとは容量が異なる
    平滑用のコンデンサを接続し、非点灯時に供給される電
    位差を一定にすることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示素子駆動回路。
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