JP3215836B2 - 液晶表示装置の駆動回路及びこれを用いた携帯機器 - Google Patents

液晶表示装置の駆動回路及びこれを用いた携帯機器

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JP3215836B2 JP01122396A JP1122396A JP3215836B2 JP 3215836 B2 JP3215836 B2 JP 3215836B2 JP 01122396 A JP01122396 A JP 01122396A JP 1122396 A JP1122396 A JP 1122396A JP 3215836 B2 JP3215836 B2 JP 3215836B2
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【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の駆動
回路及びこれを用いた携帯機器に関し、詳しくは電池動
作する液晶表示付の携帯機器に用いる低消費電流化した
集積化駆動回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶による表示器は、CRT表示やプラ
ズマ表示等の他の表示器に比べて消費電力が極めて少な
くて済むので、PHS等の携帯電話やページャ等の携帯
機器用の表示装置として使用されることが多い。また、
上述のような携帯型の情報機器では、文字等をも表示で
きるようにするためにドットマトリクス表示方式を用い
ることが多いので、複数のバイアス電圧を用いてデュー
ティ駆動する図5に示すような駆動回路を使用して多く
の表示素子を駆動できるようにしている。
【0003】 図5の液晶表示装置10bは、電源電圧
線と基準電位線との間に直列に接続された各々1MΩ程
の抵抗で抵抗分圧して複数のバイアス電圧を発生するバ
イアス回路部1と、発生された各バイアス電圧をインピ
ーダンス変換して出力するための複数の増幅回路を有す
るバッファ回路部2bと、バッファ回路部2bの出力電
圧を表示データ(DC、DS)及び交流化信号FRに応
じて点灯すべき液晶表示素子41の電極に選択して印加
するための選択回路部3と、複数の液晶表示素子41か
ら表示パターンが形成された表示パネル部4とから構成
されている。
【0004】 このような構成を用いて複数のバイアス
電圧によるデューティ駆動を行うことにより、液晶パネ
ル上の多数の液晶表示素子の電極間に印加された電圧が
所定値以上のもののみを点灯表示することができるよう
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
駆動回路10bでは、バイアス回路部1の抵抗値に応じ
て数μAの電流が流れるとともに、バッファ回路部2b
の増幅回路でも合わせて数十μAの電流が流れ消費され
ている。上述のような携帯機器は日常的に持ち歩くもの
なので、一度の充電で使用可能な時間ができるだけ長く
且つ充電頻度が少ない程便利なため、液晶表示装置の駆
動回路についても更なる低消費電流化が要求されてい
る。また、1つの駆動回路で駆動する液晶表示素子の数
が多かったりしてその負荷容量が大きいような場合に駆
動波形が鈍くなって十分な表示品位が保てなくなること
があるので、低消費電流を実現しながらも駆動回路の出
力インピーダンスを小さくすることが要求されている。
【0006】 各増幅回路での消費電流を低減するに
は、増幅回路の動作電流を小さく設定するとともにその
出力回路の出力インピーダンスを高くして信号切り換え
時の貫通電流を低減することが考えられるが、液晶パネ
ル部4の容量値が比較的大きく数10Hzで多重分割し
て駆動するデューティ駆動を行う必要があるので、実際
の回路ではその動作電流を大きくするとともに出力イン
ピーダンスを低くするようにしなければならず、その消
費電流を現状以上に低減することは難しかった。一方、
バッファ回路部2bの各増幅回路を省略してその消費電
流をなくすことも考えられるが、液晶表示素子の駆動能
力を確保するためにはバイアス回路部1の各抵抗を数十
kΩ程以下にしなければならなくなりバイアス回路部1
で数十μAの電流を消費することになるので、消費電流
を低減することができなかった。
【0007】 そこで本発明はこれらの問題を解決し、
バッファ回路部の出力インピーダンスを低く保ちながら
消費電流を低減できるようにして、携帯機器の使用可能
な時間を容易に延ばすことのできる利便性の良い液晶表
示装置の駆動回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上述の問題を解決する
ために、請求項1の記載に係わる液晶表示装置の駆動回
路は、高抵抗による抵抗分圧により複数のバイアス電圧
を発生するバイアス回路部と、発生された前記バイアス
電圧をインピーダンス変換して出力するバッファ回路部
と、表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加する電圧
を前記バッファ回路部の出力電圧の中から選択する選択
回路部と、を有する液晶表示装置の駆動回路において、
前記バッファ回路部は、前記バイアス回路部で発生され
た電圧の内の中間電圧レベルにつながる出力回路として
高レベル側の出力電流の駆動能力を大きくした第1の出
力回路と、低レベル側の出力電流の駆動能力を大きくし
た第2の出力回路とを有するとともに、前記選択回路部
は表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加される電圧
の一方が前記中間電圧の場合で、その電圧が他方の電極
の電圧よりも高レベルとなる時には第1の出力回路から
の出力を選択し、その電圧が他方の電極の電圧よりも低
レベルとなる時には第2の出力回路からの出力を選択し
て出力するように構成されていることを特徴とする。
【0009】また、請求項2の記載に係わる携帯機器
は、高抵抗による抵抗分圧により複数のバイアス電圧を
発生するバイアス回路部と、発生された前記バイアス電
圧をインピーダンス変換して出力するバッファ回路部
と、表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加する電圧
を前記バッファ回路部の出力電圧の中から選択する選択
回路部と、を有する液晶表示装置の駆動回路において、
前記バッファ回路部は、前記バイアス回路部で発生され
た中間電圧レベルにつながる高レベル側の出力電流の駆
動能力を大きくした第1の出力回路と低レベル側の出力
電流の駆動能力を大きくした第2の出力回路とを有する
とともに、前記中間電圧レベルに入力が接続された増幅
器と、該増幅器の入力と出力との電圧差を比較するよう
に接続された比較器と、該比較器の出力に応じて前記増
幅器の出力レベルを制御するように設けられたトランジ
スタと、から構成され、前記選択回路部は、表示素子を
構成する各電極にそれぞれ印加される電圧の一方が前記
中間電圧の場合で、その電圧が他方の電極の電圧よりも
高レベルとなる時には第1の出力回路からの出力を選択
し、その電圧が他方の電極の電圧よりも低レベルとなる
時には第2の出力回路からの出力を選択するように構成
されていることを特徴とする。請求項3の記載に係わる
携帯機器は、電池動作する液晶表示付の携帯機器に請求
項1または請求項2に記載の液晶表示装置の駆動回路を
用いたことを特徴とする。このような構成により、請求
項1及び請求項2の記載に係わる液晶表示装置の駆動回
路は、その出力インピーダンスを低く保ちながら駆動回
路の消費電流を低減できるようなる。また、請求項3に
記載の携帯機器は、機器の消費電流の低減により使用可
能な時間を延ばすことができるようになる。
【0010】
【実施の形態】 以下、本発明の実施形態を図面を参照
しながら詳細に説明する。尚、本明細書では全図面を通
して、同一または同様の構成要素には同一の符号を付し
て説明を簡略化するようにしている。図1は本発明の液
晶表示装置の駆動回路例を示す回路図で、液晶表示装置
10は、電源電圧線(VDD)と基準電位線(GND)と
の間に複数の高抵抗が直列接続されて抵抗分圧すること
により複数のバイアス電圧を発生するバイアス回路部1
と、発生された各バイアス電圧をインピーダンス変換し
て出力するための複数の増幅回路を有するバッファ回路
部2と、バッファ回路部2の出力電圧を表示データ及び
交流化信号FRに応じて点灯すべき液晶表示素子41の
電極に選択して印加する選択回路部3と、複数の液晶表
示素子41から表示パターンが予め形成された表示パネ
ル部4とから構成されている。
【0011】 バッファ回路部2及び選択回路部3につ
いて更に説明する。バッファ回路部2は、CMOS構成
の差動増幅回路が各々ボルテージフォロア接続された増
幅回路21、22a、22b及び23と、増幅回路22
a及び22bの出力信号の選択を数十Hzの交流化信号
FRに応じて行うアナログスイッチ等で構成されたスイ
ッチ回路24とから構成され、抵抗分圧により得られた
3種類のバイアス電圧を選択回路部3のそれぞれ入力
(V0〜V4)に接続する構成になっている。尚、増幅
回路21及び22aはPMOSによる高レベル側の出力
電流の駆動能力は大きいがNMOSによる低レベル側の
駆動能力は小さく構成され、増幅回路22b及び23は
NMOSの駆動能力が大きくPMOSの駆動能力が小さ
いように構成されている。
【0012】 また、選択回路部3はアナログスイッチ
等によるスイッチマトリクッス回路が構成されており、
入力されたV0〜V4の各バイアス電圧を表示データ
(コモンデータDC及びセグメントデータDS)に応じ
て液晶パネル部4に接続された各コモン信号線(Vc1
〜Vcm:mは任意の整数)及び各セグメント信号線
(Vs1〜Vsn:nは任意の整数)にデューティ駆動
されながら選択的に出力するようになっている。
【0013】 このような構成により、液晶表示素子4
1の高電圧側の電極の駆動には高レベル側の駆動能力の
大きい増幅回路21または22aのPMOSを選択し、
低電圧側の電極の駆動には低レベル側の駆動能力の大き
い増幅回路22bまたは23のNMOSを選択するよう
に動作しながら1/4バイアスによるデューティ駆動を
行うので、各液晶表示素子を低インピーダンスの出力で
駆動できるようになるとともに出力信号の切り替わり時
に各増幅回路に大きな貫通電流が流れないようになって
いる。
【0014】 また、液晶パネル部4は、表示すべき液
晶表示素子41のコモン信号線の電圧(コモン電圧)と
セグメント信号線の電圧(セグメント電圧)の電圧差が
所定値以上であれば点灯表示するようになっており、図
2にその組み合わせ例を示すように、コモン電圧とセグ
メント電圧の差が電源電圧のときのみ点灯表示し、他の
電圧差では消灯するように動作するようになっている。
尚、デューティ駆動のデューティ比は液晶表示素子数に
応じて数分の1〜数十分の1程の値を選ぶようにすれば
良い。
【0015】 尚、実際の駆動回路10では、バイアス
回路部1の抵抗値として各々1MΩ以上の高抵抗を用い
るとともに、各増幅回路の駆動能力の大きな出力素子の
駆動能力を駆動能力の小さな出力素子の駆動能力の数1
0乃至数100倍に設定することにより、全消費電流を
数μAで済ませられるようになっている。図3は液晶表
示装置の駆動回路の他の実施形態を示す回路図で、バッ
ファ回路部2a及び選択回路部3aのみが図1と構成の
異なっており、構成の異なる回路部についてのみ説明す
る。
【0016】 バッファ回路部2aは、図1の増幅回路
21等と同様に高レベル側の駆動能力のみが大きく構成
された差動増幅器をボルテージフォロア接続した増幅回
路21a及び22cと、各増幅回路の入出力間の電圧を
それぞれ比較するように接続されたコンパレータ回路2
1b及び22dと、各コンパレータ回路の出力に応じて
各増幅回路の出力をそれぞれの基準電位に接続するよう
にスイッチング動作するトランジスタ21c及び22e
とから構成されるとともに、図1の増幅回路22b等と
同様に低レベル側の駆動能力のみが大きく構成された差
動増幅器をボルテージフォロア接続した増幅回路22f
及び23aと、各増幅回路の入出力間の電圧をそれぞれ
比較するように接続されたコンパレータ回路22g及び
23bと、各コンパレータ回路の出力に応じて各増幅回
路の出力をそれぞれ電源電圧に接続するようにスイッチ
ング動作するトランジスタ22h及び23cとから構成
されている。
【0017】 また、選択回路部3aは、バイアス電圧
V2がV2a及びV2bに分割されて入力されている以
外は図1の選択回路部3と同様な構成で、電源電圧及び
基準電位を含めた6つの入力からの電圧を必要に応じて
コモン信号線(Vc1〜Vcm:mは任意の整数)及び
セグメント信号線(Vs1〜Vsn:nは任意の整数)
に選択的に出力するようになっている。
【0018】 このような構成により、コンパレータ回
路21b(22d)は増幅回路21a(22c)の入力
電圧よりも出力電圧の方が高くなったときにはトランジ
スタ21c(22e)を導通するように動作するととも
に、コンパレータ回路22g(23b)は増幅回路22
f(23a)の入力電圧よりも出力電圧の方が低くなっ
たときにはトランジスタ22h(23c)を導通するよ
うに動作する。従って、図1の駆動回路10と同様に各
液晶表示素子を低インピーダンスの出力で駆動できると
ともに出力信号の切り替わり時等に各増幅回路に大きな
貫通電流が流れないようになっており、消費電流が少な
くて済むようになっている。
【0019】 バッファ回路2aの動作について更に説
明する。例えば、液晶表示素子41の各電極にコモン電
圧及びセグメント電圧としてそれぞれV3(V)及びV
2(V)が印加され、液晶表示素子41の電極間の電圧
がV0/4=0.25VDD(V)になっている状態から
コモン電圧がV0=VDD(V)に変化してセグメント電
圧が電荷保存則により(1/4+1)V0=5/4VDD
(V)に押し上げられたような場合、選択回路部3aは
双方向性のアナログスイッチ等で構成されているので、
その電圧は選択回路部3aの入力V2aを介して増幅回
路22cの出力を5/4VDD(V)に押し上げることに
なる。このときコンパレータ回路22dはこの状態を検
出してトランジスタ22eを導通するように動作するの
で、V2a及び液晶表示素子41に印加される電圧は速
やかに所定電圧であるV2(V)に復帰するようにな
り、電源電圧及び基準電位を越えるような電圧が各回路
及び各液晶表示素子に長く印加されるのを防止できるよ
うになっている。
【0020】 一方、増幅回路22fや23aの出力電
圧が所定の電圧よりも低下したような場合には、トラン
ジスタ22hや23cがそれぞれスイッチング動作して
電源電圧側にプルアップすることにより、各増幅回路の
出力電圧が速やかに所定の電圧に復帰するようになって
いる。このように動作することにより、液晶表示素子が
所定以上の電圧で誤表示したり、その表示コントラスト
が悪化したりするのを容易に抑制できるようになってい
る。
【0021】 図4は各液晶表示素子の点灯または消灯
の制御を行うための各信号線の電圧の組み合わせ例を示
し、表1と同様にコモン電圧とセグメント電圧の差が電
源電圧のときのみ点灯表示になるように動作することを
表している。尚、デューティ駆動のデューティ比は液晶
表示素子数に応じて数分の1〜数十分の1程の値を選ぶ
ことができる。
【0022】 尚、液晶パネル部4はTFT(thin
film trangistor)やSTN(supe
rtwisted nematic)等の任意の方式の
液晶パネルを使用することができ、ドットマトリクス型
は勿論のことスタティック型にも使用しても構わない。
また、本実施例では1/4バイアスの駆動回路について
のみ説明したが、1/5等の数分の1程度のバイアス電
圧ならば他の駆動回路にも同様にして使用することがで
きる。更に、分圧用の高抵抗は低濃度のポリシリコンに
よる抵抗で形成すれば良いが、拡散抵抗やトランジスタ
のON抵抗等を用いて形成しても構わない。
【0023】
【発明の効果】 以上説明したように、液晶表示装置の
駆動回路を本発明のような構成にすることにより、請求
項1または請求項2の記載に係わる液晶表示装置の駆動
回路は、その出力インピーダンスを低く保ちながら駆動
回路の消費電流を低減できるようなるので、表示素子及
びその配線パターンが多く容量の大きいような液晶パネ
ルを駆動するような場合でも、表示品位を大幅に低下す
ることなく液晶表示できるようになるという効果があ
る。また、請求項3に記載の携帯機器は、機器の消費電
流を容易に低減できるようになるので、1回の充電でよ
り長く機器を使用できるようになるとともに充電を行う
作業回数を従来に比べて減らすことができ、機器の利便
性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶表示装置の駆動回路の実施形態
を示す回路図、
【図2】 図1の駆動回路の表示制御状態を示す表、
【図3】 本発明の駆動回路の他の実施形態を示す回路
図、
【図4】 図3の駆動回路の表示制御状態を示す表、
【図5】 従来の液晶表示装置の駆動回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
1:バイアス回路部 2:バッファ回路部 3:選択回路部 4:液晶パネル部 10:液晶表示装置 FR:交流化信号 DC:コモンデータ DS:セグメントデータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高抵抗による抵抗分圧により複数のバイ
    アス電圧を発生するバイアス回路部と、発生された前記
    バイアス電圧をインピーダンス変換して出力するバッフ
    ァ回路部と、表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加
    する電圧を前記バッファ回路部の出力電圧の中から選択
    する選択回路部と、を有する液晶表示装置の駆動回路に
    おいて、 前記バッファ回路部は、前記バイアス回路部で発生され
    た電圧の内の中間電圧レベルにつながる出力回路として
    高レベル側の出力電流の駆動能力を大きくした第1の出
    力回路と、低レベル側の出力電流の駆動能力を大きくし
    た第2の出力回路とを有するとともに、前記選択回路部
    は表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加される電圧
    の一方が前記中間電圧の場合で、その電圧が他方の電極
    の電圧よりも高レベルとなる時には第1の出力回路から
    の出力を選択し、その電圧が他方の電極の電圧よりも低
    レベルとなる時には第2の出力回路からの出力を選択し
    て出力するように構成されていることを特徴とする液晶
    表示装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】 高抵抗による抵抗分圧により複数のバイ
    アス電圧を発生するバイアス回路部と、発生された前記
    バイアス電圧をインピーダンス変換して出力するバッフ
    ァ回路部と、表示素子を構成する各電極にそれぞれ印加
    する電圧を前記バッファ回路部の出力電圧の中から選択
    する選択回路部と、を有する液晶表示装置の駆動回路に
    おいて、 前記バッファ回路部は、前記バイアス回路部で発生され
    た中間電圧レベルにつながる高レベル側の出力電流の駆
    動能力を大きくした第1の出力回路と低レベル側の出力
    電流の駆動能力を大きくした第2の出力回路とを有する
    とともに、前記中間電圧レベルに入力が接続された増幅
    器と、該増幅器の入力と出力との電圧差を比較するよう
    に接続された比較器と、該比較器の出力に応じて前記増
    幅器の出力レベルを制御するように設けられたトランジ
    スタと、から構成され、 前記選択回路部は、表示素子を構成する各電極にそれぞ
    れ印加される電圧の一方が前記中間電圧の場合で、その
    電圧が他方の電極の電圧よりも高レベルとなる時には第
    1の出力回路からの出力を選択し、その電圧が他方の電
    極の電圧よりも低レベルとなる時には第2の出力回路か
    らの出力を選択するように構成されていることを特徴と
    する液晶表示装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 電池動作する液晶表示付の携帯機器に請
    求項1または請求項2に記載の液晶表示装置の駆動回路
    を用いたことを特徴とする携帯機器。 【0001】
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