JP2909357B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2909357B2
JP2909357B2 JP5198635A JP19863593A JP2909357B2 JP 2909357 B2 JP2909357 B2 JP 2909357B2 JP 5198635 A JP5198635 A JP 5198635A JP 19863593 A JP19863593 A JP 19863593A JP 2909357 B2 JP2909357 B2 JP 2909357B2
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久夫 岡田
俊洋 柳
裕司 山本
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、更に詳
しくは、表示装置の駆動回路、特に能動行列型液晶表示
装置のデジタルデータドライバのための階調用電圧源回
路や、共通電極を交流駆動する場合の共通電極駆動回路
に適用可能な電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像データ(以下、画像デー
タ)に基づく表示を行うアクティブマトリクス型液晶表
示装置(以下、表示装置)は、表示パネルと駆動回路と
を備えている。該表示パネルは、ガラス基板の上に複数
のデータライン、複数のゲートライン、マトリクス状に
配列された絵素電極、及び各絵素電極にそれぞれ接続さ
れているスイッチ素子が形成されている表示基板と、該
表示基板と対向配置され、ガラス基板の上に共通電極が
形成されている共通基板とを含んで構成される。これら
の表示基板と共通基板との間に液晶層を挟んで表示装置
が構成され、複数のゲートラインと複数のデータライン
とがガラス基板上に形成され、画像の表示を行う。駆動
回路は、該表示パネルの液晶層に駆動電圧を印加する。
前記駆動回路は、表示パネルに於ける各絵素毎に配置さ
れ、ゲートラインとデータラインとに接続されている複
数のスイッチ素子のいずれか一つを個別に選択するため
のゲート駆動回路と、選択されたスイッチ素子を介し
て、絵素電極に画像に対応した画像信号を供給するデー
タ駆動回路とを含んでいる。
【0003】図12は、従来技術の画像データが入力さ
れる駆動回路の前記データ駆動回路のブロック図であ
る。図12の構成は、単一のデータラインに画像信号を
出力するデータ駆動回路の一部分の構成を示している。
従って、前記データ駆動回路は、図12に示される構成
を、表示パネルのデータラインの数と同数だけ有してい
る。以下、説明を簡単にするために、画像データが3ビ
ット(D0,D1,D2)で構成されている場合を例示す
る。この場合、画像信号データは、0〜7の8つの値を
持ち、各絵素に与えられる信号電圧は、階調用電源回路
Pから出力される8レベルの階調電圧V0〜V7の中のい
ずれかとなる。
【0004】該データ駆動回路は、画像信号データの各
ビット(D0,D1,D2)毎に設けられ、サンプリング
動作用に用いられる第1段目のD型フリップフロップM
SMPと、ホールド動作用に用いられる第2段目のD型フ
リップフロップMHと、1個のデコーダDECと、それ
に8種の外部電源電圧V0〜V7とデータラインOnとの
間に各々設けられた複数のアナログスイッチASW0
ASW7とを含んで構成される。8種類の階調用電圧V0
〜V7と、前記デコーダDECからの制御信号S0〜S7
とが、複数のアナログスイッチASW0〜ASW7にそれ
ぞれ入力され、制御信号S0〜S7のレベルに対応して、
各アナログスイッチASW0〜ASW7から階調用電圧V
0〜V7が出力され、または遮断される。
【0005】このデータ駆動回路に於いて、例えば、画
像データの値が「3」の場合は、アナログスイッチAS
3が導通状態となり、階調電圧V3が出力となる。この
場合、階調電圧V3はアナログスイッチASW3を介して
データラインを駆動する。ここで、階調用電源回路P
は、駆動回路を構成するLSI(大規模集積回路)とは
別に構成され、各データライン毎の駆動回路に入力され
る。何故なら、実際の駆動回路において、図12の回路
が表示パネルのデータラインの数だけ存在していて、例
えば、VGA形の液晶表示装置の場合、データラインの
数は1920本に達する。ここで、階調用電源回路Pは、全
てのデータラインを同時に駆動する場合がある。その場
合、全データラインを同時に駆動するに必要な電流を十
分に供給できる階調用電源回路Pを、駆動回路の内部に
薄膜技術によって高集積度で製作することは困難であ
る。
【0006】また、上記従来技術のデータ駆動回路は、
構成が複雑且つ大型になるという課題を有している。こ
れは、デジタル画像信号が4ビットの場合、階調用電圧
として16種が必要であり、画像信号が6ビット、8ビ
ットと増大するに従い、階調用電圧として64種、25
6種と、その種類が増大するからである。言い替える
と、階調数と同数の階調用電圧が必要である。このた
め、このような多数の階調用電圧を作成する電源回路の
構成が複雑且つ大型になり、また、該電源回路と前記ア
ナログスイッチとの接続配線も複雑になる。
【0007】このため、前記従来技術のデータ駆動回路
は、画像信号が3ビットあるいは4ビットの場合に用い
られるのが限度であるのが実際であり、画像信号を多ビ
ット化した場合に、階調表示を行う駆動回路を構成する
ことが困難であるという課題を有している。
【0008】図13に外部階調用電圧V0、V7の波形
例を共通電極駆動信号Vcomの波形と同時に示す。図
14に前記外部階調用電圧V0、V7の波形例と共通電
極駆動信号Vcomの波形例とを分離して示す。なお、
図13及び図14は、1水平線横線毎に電圧の極性を反
転するライン反転の場合の波形であり、以下この場合に
ついて説明する。このように、外部階調用電圧V0は、
共通電極駆動信号Vcomと極性が反対で、同一時点で
交互に反転する矩形波であり、画像データが「0」の場
合は、階調電圧V0と共通電極駆動信号Vcomとの間
の電圧で絵素毎の液晶層などの容量が充電される。ま
た、外部階調用電圧V7は、共通電極駆動信号Vcom
と極性が同一で、同一時点で交互に反転する矩形波であ
り、画像データが「7」の場合は、階調電圧V7と共通
電極駆動信号Vcomとの間の電圧で絵素毎の液晶層な
どの容量が充電される。
【0009】ところで、このような階調用電源回路Pや
共通電極駆動回路として、図15に示されるような電源
回路が用いられていた。以下、この電源回路が階調用電
源回路Pである場合を説明する。この電源回路は、演算
増幅器OP1を有しており、演算増幅器OP1の反転入
力端子に、制御信号POLが抵抗R1を介して入力され
る。演算増幅器OP1の非反転入力端子に、高電位VH
と低電位VLとの間に直列に接続された抵抗R2、R3
の間に於ける電位が接続される。演算増幅器OP1の出
力端は、トランジスタQ1、Q2の各ベースに共通に接
続される。
【0010】トランジスタQ1のコレクタは、高電位V
Hに接続され、エミッタは、相互に直列に接続された抵
抗R4、R5を介して、トランジスタQ2のエミッタに
接続される。トランジスタQ2のコレクタは低電位VL
に接続される。前記抵抗R4、R5の間に出力ラインが
接続され、前記階調用電圧Vi(i=0〜7)が前記ア
ナログスイッチSWiに出力される。前記階調用電圧V
iは、演算増幅器OP1の反転入力端子に負帰還入力さ
れる。
【0011】図15に示される電源回路が、前記共通電
極駆動回路として用いられる場合と階調用電源回路Pと
して用いられる場合とに於て、前記電源回路の構成に関
して本質的相違はない。前記電源回路が、共通電極駆動
回路として用いられる場合、電源回路からの出力は、一
定電位あるいは極性が反転する電圧である。電源回路が
階調用電源回路Pとして用いられる場合、階調用電源回
路Pから出力される階調用電圧Viは、それぞれ表示デ
ータに対応した振幅となる。また、前記電源回路が共通
電極回路に用いられる場合と比較し、階調用電源回路P
に用いられる場合、電源回路から出力される階調用電圧
Viの制御信号POLに対する位相が、同相の場合と逆
相の場合がある事が異なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、図1
5の電源回路Pが階調用電源に用いられる場合も共通電
極駆動用電源に用いられる場合も、その問題点の本質は
同様であるため、以下で階調用電源回路の場合に関し
て、その問題点を説明する。
【0013】表示パネルのデータラインは、共通電極駆
動用電源及び階調用電源がその出力の極性を反転する毎
に正電位及び負電位の間で充放電される。図16にデー
タラインを負荷として見た場合の等価回路を示す。この
等価回路において、データラインの等価抵抗Rs及びデ
ータラインの等価容量Csとが直列に接続された電気的
構成となる。実際の液晶表示装置に於いて、このような
データラインが、例えばVGA仕様の表示パネルにおい
て、640×3=1920本形成されており、階調用電
圧源は最大の場合、図16の回路の1920倍の負荷を
駆動する必要が生じる。以下に、階調用電源の正極性と
負極性との極性反転の際に流れる尖頭電流を考える。
【0014】データラインの等価抵抗Rsが50KΩで
あるとして、共通電極から見た正極性及び負極性の最大
電位差が10Vであるとすれば、最大尖頭電流は、
【0015】
【数1】10/50KΩ×1920=384mA となる。従来、階調用電源は、この最大電流容量を基本
的に充足可能な能力を備える必要があるため、例えば図
15の回路において、演算増幅器OP1はできるだけス
ルーレートが大きく且つ電流容量が大きなものを使用
し、更にその後段にトランジスタの相補回路による電流
増幅器を構成し、このような要求を満たすように電源回
路を構成している。
【0016】この従来技術は、価格上昇(cost u
p)を招く。更にトランジスタQ1、Q2による電流増
幅器が、該電源回路Pから出力される電源電流を常に増
幅するので、消費電流の増加をもたらしている。この消
費電流の増加は、表示パネルの駆動に不必要な電流の増
加である。
【0017】図17に、図15の電源回路Pと同様の効
果を得る事のできる電源回路P1の構成を示す。電源回
路P1は、2つの異なった電源電圧をそれぞれ出力する
直流電源1、2を備え、各直流電源1、2にそれぞれ接
続されている各電源ライン3、4に、コンデンサC1、
C2がそれぞれ並列に接続されている。各コンデンサC
1、C2の電源ライン3、4と反対側の端子は、基準電
位Vyに接続されている。各電源ライン3、4は、切り
替えスイッチSWの各入力端子に接続され、切り替えス
イッチSWの出力端子は電源ライン5に接続され、前記
階調用電圧Viが出力される。
【0018】この従来技術の電源回路P1は、前記直流
電源1、2からの直流電圧を、切り替えスイッチSWに
よって交互に選択して出力する。電源回路P1は、これ
によって矩形波状の階調用電圧Viを出力することがで
きる。また、コンデンサC1、C2は、各直流電源1、
2から直流電圧が出力されている期間中における該直流
電圧の安定を図るために設けられている。
【0019】ここで、前記図15に示す電源回路Pに於
いて、大きな電流値の尖頭電流が流れるという問題点
は、図17に示した電源回路P1に於いても同様に発生
する。ただ、図17の構成の電源回路P1において、コ
ンデンサC1、C2が該尖頭電流の一部を吸収し、ある
いは尖頭電流を補償して出力電流を平滑化するように電
流を供給する作用を実現している。従って、直流電源
1、2の前記尖頭電流を解消する特性は、図15に示し
た電源回路Pの該特性よりも低くてもよい。しかし、前
記コンデンサC1、C2の容量を、尖頭電流を負担する
目的で大きくして行くと、大容量のコンデンサC1、C
2に充電された電荷は、直流電源1、2に還流してしま
い、該尖頭電流に対する補償効果を大きく取る事はでき
ない。更に、本来不必要な電力消費の増大をもたらす。
【0020】本発明はかかる問題点を解決するために行
われたものであり、その第1の目的は、構成が簡略化、
小型化され、かつ低消費電力化を図ることができる電源
回路を提供することである。本発明の第2の目的は、電
源電圧のレベル切り替え時における尖頭電流の全てを蓄
電手段から供給することができるようにし、そのことに
よって電源の電流容量を格段に低減することができる電
源回路を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、第
1レベル第2レベルの間で振動する交流電圧を負荷
に接続された電源ラインに出力する第1電源と、該第1
レベル近傍のレベルを有する電圧を出力する第2電源
と、蓄電手段と、該蓄電手段の一方端を該電源ライン又
は該第2電源に択一的に接続するスイッチ手段と、を有
し、該蓄電手段の該一方端は、該第1電源から出力され
る該交流電圧が該第1レベルであるときには該電源ライ
ンに接続され、該第1電源から出力される該交流電圧が
該第2レベルであるときには該第2電源に接続され、そ
のことによって、前記目的を達成することができる。
【0022】
【0023】
【0024】本発明の電源回路は、第1レベル第2レ
ベルの間で振動する交流電圧を電源ラインに出力する
第1電源と、該第1レベル近傍のレベルを有する電圧を
出力する第電源と、該第2レベル近傍のレベルを有す
る電圧を出力する第電源と、第1蓄電手段と、第2蓄
電手段と、該第1蓄電手段の一方端を該電源ライン又は
該第2電源に択一的に接続する第1スイッチ手段と、該
第2蓄電手段の一方端を該電源ライン又は該第3電源に
択一的に接続する第2スイッチ手段と、を有し、該第1
蓄電手段の該一方端は、該第1電源から出力される該交
流電圧が該第1レベルであるときには該電源ラインに接
続され、該第1電源から出力される該交流電圧が該第2
レベルであるときには該第2電源に接続され、該第2蓄
電手段の該一方端は、該第1電源から出力される該交流
電圧が該第2レベルであるときには該電源ラインに接続
され、該第1電源から出力される該交流電圧が該第1レ
ベルであるときには該第3電源に接続され、そのことに
よって、前記目的を達成することができる。
【0025】本発明に於て、前記第1電源は、相互に異
なる複数のレベルの直流電圧をそれぞれ出力する複数の
直流電源と、各直流電源の出力端子にそれぞれ接続され
る複数の蓄電手段と、該複数の蓄電手段と前記電源ライ
ンとの間にそれぞれ接続されている複数のスイッチとを
備える場合がある。
【0026】
【0027】本発明に於て、前記第電源及び第電源
として、直流電源が用いられる場合がある。
【0028】
【作用】本発明の電源回路は、第1電源および第2電源
を有する。第1電源は、第1レベル及び第2レベルの間
で振動する交流電圧を負荷に対して出力する。第2電源
は、第1レベル近傍のレベルを有する電圧を出力する。
電源回路は、スイッチ手段によって電源ライン又は第2
電源に択一的に接続される蓄電手段を有する。スイッチ
手段は、第1電源から出力される交流電圧が第1レベル
であるときには蓄電手段の一方端を電源ラインに接続
し、第1電源から出力される交流電圧が第2レベルであ
るときには蓄電手段の一方端を第2電源に接続する。蓄
電手段の他端は接地されていても、他の電源に接続され
ていてもよい。
【0029】従って、第1電源から電源ラインに出力さ
れる交流電圧が第2レベルである期間において、蓄電手
段は、第1レベル近傍のレベルを有する電圧を出力する
第2電源に接続され、充電または放電される。充電また
は放電された蓄電手段は、第1電源の交流電圧のレベル
が第2レベルから第1レベルに反転した際には、電源ラ
インに接続され、この反転に伴う充放電電荷の一部を供
給する。これにより、前記充放電電荷の全て第1電源
から供給するために、第1電源として電流容量の大きい
電源が必要とされる事態が解消され、電流容量が小さ
く、構成が簡略でかつ小型の電源を採用することができ
る。従って、電流容量が小さく、低消費電流であって、
構成が簡略でかつ小型の電源回路を実現することができ
る。
【0030】また、本発明の電源回路は、第1電源、第
2電源および第3電源を備える。第1電源は、第1レベ
ル及び第2レベルの間で振動する交流電圧を電源ライン
に出力する。第2電源は、第1レベル近傍のレベルを有
する電圧を出力する。第電源は、該第2レベル近傍
レベルを有する電圧を出力する。電源回路は、第1スイ
ッチ手段によって電源ライン又は第2電源に択一的に接
続される第1蓄電手段と、第2スイッチ手段によって電
源ライン又は第3電源に択一的に接続される第2蓄電手
段を有する。第1スイッチ手段は、第1電源から出力さ
れる交流電圧が第1レベルであるときには第1蓄電手段
の一方端を電源ラインに接続し、第1電源から出力され
る交流電圧が第2レベルであるときには第1蓄電手段の
一方端を第2電源に接続する。また、第2スイッチ手段
は、第1電源から出力される交流電圧が第2レベルであ
るときには第2蓄電手段の一方端を電源ラインに接続
し、第1電源から出力される交流電圧が第1レベルであ
るときには第2蓄電手段の一方端を第3電源に接続す
る。
【0031】また、第2スイッチ手段は、第1電源から
出力される交流電圧が第2レベルであるときには第2蓄
電手段の一方端を電源ラインに接続し、第1電源から出
力される交流電圧が第1レベルであるときには第2蓄電
手段の一方端を第3電源に接続する。
【0032】従って、第1電源から電源ラインに出力さ
れる交流電圧が第2レベルである期間において、第1蓄
電手段は、第1レベル近傍のレベルを有する電圧を出力
する第2電源に接続され、充電または放電される。充電
または放電された第1蓄電手段は、第1電源の交流電圧
のレベルが第2レベルから第1レベルに反転した際に
は、電源ラインに接続され、この反転に伴う充放電電荷
の一部を電源ラインに供給する。また、第1電源から電
源ラインに出力される交流電圧が第1レベルである期間
において、第2蓄電手段は、第2レベル近傍のレベルを
有する電圧を出力する第3電源に接続され、充電または
放電される。充電または放電された第2蓄電手段は、第
1電源の交流電圧のレベルが第1レベルから第2レベル
に反転した際には、電源ラインに接続され、この反転に
伴う充放電電荷の一部を供給する。 上述したように、第
1および第2蓄電手段電源ライン及び各電源との接続
を制御する事によって、第1レベルと第2レベルとの間
のレベル切り替え時における負荷の突発的充放電電流の
全て乃至はその大部分を第1および第2蓄電手段から供
給する。これにより、前記充放電電荷の全て第1電源
から供給するために、第1電源として電流容量の大きい
電源が必要とされる事態が解消され、電流容量が小さ
く、構成が簡略でかつ小型の電源を採用することができ
る。従って、電流容量が小さく、低消費電流であって、
構成が簡略でかつ小型の電源回路を実現することができ
る。
【0033】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。本
実施例に於て、マトリクス型の液晶表示装置を表示装置
の例にとって説明を行うが、本発明は他の種類の表示装
置にも適用可能である。
【0034】図1は本発明の一実施例に従うデータ駆動
回路13に備えられる本発明の一実施例の電源回路11
の回路図であり、図2は前記データ駆動回路13が用い
られるアクティブマトリクス液晶表示装置(以下、表示
装置)12のブロック図であり、図3は前記データ駆動
回路13のブロック図である。本実施例は、図1に示さ
れる電源回路11の構成に特徴を有している。
【0035】本実施例の電源回路11は、一例として、
平面型表示装置、中でも液晶表示装置のデータ駆動回路
の階調表示のための電源回路又は共通電極駆動用の電源
回路に用いられる。この電源回路11は、後述するよう
に電圧源とコンデンサなどの蓄電手段とを備えている。
この蓄電手段の電圧源への接続・切断はスイッチ手段に
よって制御され、蓄電手段が電圧源から切断されている
時限においては、ある電位をもった別の回路に接続され
る。その事により、該電圧源の出力がレベルの切り替え
を行う際の負荷との間の充放電電荷の一部を該蓄電手段
から供給することを機能的特徴としている。
【0036】図2に示すように、表示装置12の表示部
15は、M行N列に配列されたMxN個の絵素P(j,i)
(j=1,2,・・・,M;i=1,2,・・・,N)及び該絵素P(j,i)にそれ
ぞれ接続されたスイッチング素子T(j,i)(j=1,2,・・・,
M;i=1,2,・・・,N)を有する。データ駆動回路13及び走
査回路14を含んで、表示部15を駆動するための駆動
回路16が構成される。表示部15に於けるN本のデー
タラインOi(i=1,2,・・・,N)は、それぞれ、該データ駆
動回路13の出力端子S(i)(i=1,2,・・・,N)と該スイッ
チング素子T(j,i)とを個別に接続している。表示部1
5に於けるM本の走査ラインLj(j=1,2,・・・,M)は、走
査回路14の出力端子G(j)(j=1,2,・・・,M)と該スイッ
チング素子T(j,i)とをそれぞれ接続している。
【0037】スイッチング素子T(j,i)として、薄膜ト
ランジスタ(TFT;thin film transistor)を使用す
ることができる。他のスイッチング素子を使用してもよ
い。以下では、スイッチング素子は薄膜トランジスタで
あるとして説明するので、上記の走査ラインLjをゲー
トラインLjと称し、走査回路14をゲート駆動回路1
4と称する。
【0038】該ゲート駆動回路14の出力端子G(j)か
らゲートラインLjに、順次、特定の期間において、そ
の電圧レベルがハイレベルである電圧が出力される。以
下、該特定の期間を1水平走査期間jH(j=1,2,・・・,M、
総称する場合は、符号Hで示す)という。また、変数j=
1,2,・・・,Mに亘り、1水平期間jHの長さをすべて加算し
た期間を1垂直走査期間と呼ぶ。
【0039】該出力端子G(j)からゲートラインLjに出
力されるゲート信号の電圧レベルがハイレベルであると
き、該スイッチング素子T(j,i)はオン状態となる。該
スイッチング素子T(j,i)がオン状態のとき、該絵素P
(j,i)はデータ駆動回路3の出力端子S(i)からデータラ
インOiに出力される電圧に応じて充電される。該充電
された電圧の電圧レベルは、該1垂直期間中、一定の電
圧レベルに保たれ、該電圧レベルの電圧が該絵素P(j,
i)に印加される。
【0040】図3は、前記データ駆動回路13の内部構
成を示すブロック図である。以下、画像データが3ビッ
ト(D0,D1,D2)で構成されている場合を例示す
る。即ち、画像信号データは、0〜7の8種類の値を有
しており、各絵素に与えられる信号電圧は、本実施例の
電源回路11から入力される外部階調用電圧V0,V2
5,V7の4レベル、及び前記各外部階調用電圧V0
2,V5,V7の内のいずれか一対の外部階調用電圧か
ら作成される該一対の外部階調用電圧の間の1つのレベ
ルまたは複数のレベルの階調電圧のいずれかとなる。
【0041】このデータ駆動回路13は、画像データの
各ビット(D0,D1,D2)毎に設けられ、サンプリン
グ動作用に用いられる第1段目のD型フリップフロップ
SM Pと、ホールド動作用に用いられる第2段目のD型
フリップフロップMHと、選択制御回路SCOLと、電
源11と、前記4種の外部電源電圧V0〜V7とデータラ
インOiとの間に各々設けられたアナログスイッチAS
0、ASW2、ASW5、ASW7とを含んで構成され
る。アナログスイッチASW0〜ASW7に於いて、4種
類の前記外部階調用電圧V0,…,V7と、前記選択制御
回路SCOLからの制御信号S0,S2,S5,S7とが入
力される。また、選択制御回路SCOLには、予め定め
るデューティー比を有する信号t3が与えられている。
【0042】図3に示すデータ駆動回路13に於て、8
階調の階調表示を実現するために、外部から供給が必要
な外部階調用電圧数は、図12に示した従来技術のデー
タ駆動回路に於ける場合の半分の4つに削減されてい
る。本データ駆動回路13においては、階調電圧V1、
V3、V4、V6に対応する出力は、振動電圧駆動法に
よって作成される。
【0043】画像信号データの値が「1、2、5、7」
のいずれかの時に、前記外部から入力される外部階調用
電圧V0,…,V7のいずれか一つが、データラインOn
に出力される。画像信号データの値が「1、2、5、
7」以外の時には、前記外部階調用電圧V0,…,V7
いずれか一対の階調用電圧、及び前記デュティー信号t
3に基づいて適切な振動周波数及びデュティーの振動信
号が作成される。この振動信号の振動周波数及びデュテ
ィーに基づいて、前記一対の階調用電圧の間を振動する
振動電圧がデータラインOnに出力される。この振動電
圧を時間的に平均化すると、前記外部階調用電圧V0
…,V7の間の階調用電圧V1、V3、V4、V6と等しい
電圧が得られる。このようにして、4レベルの外部階調
用電圧V0,…,V7から、8階調の表示レベルを実現す
ることができる。
【0044】前記データ駆動回路13に備えられる本実
施例の電源回路11の構成は、図1に示される。電源回
路11は、電源17を備える。電源17には、前記水平
走査期間H毎にハイレベルとローレベルとが切り替わる
制御信号POLが入力される。該電源17は、矩形波又
はそれに準じた交流波形の電源電圧を出力し、例えば図
15に示す電源回路Pと同様な構成であってもよい。電
源17には、電源ライン18が接続され、電源ライン1
8は、図1に示すアナログスイッチASW0、ASW
2、ASW5、ASW7を介して、前記データラインO
i、各スイッチング素子T(j,i)、及び各絵素P(j,i)な
どからなる負荷19に接続される。
【0045】該電源ライン18に、スイッチSW1を介
してコンデンサC1の端子20aが接続され、コンデン
サC1の他の端子20bは、予め定める電位Vyを出力
する電源25に接続される。また、該電源ライン18
に、スイッチSW2を介してコンデンサC2の端子21
aが接続され、コンデンサC2の他の端子21bは、前
記電源25に接続される。コンデンサC1の端子20a
は、スイッチSW3を介して、予め定める電位Vy1を
出力する電源26に接続され、コンデンサC2の端子2
1aは、スイッチSW4を介して、予め定める電位Vy
2を出力する電源27に接続される。
【0046】前記制御信号POLは、データ駆動回路1
3に備えられるか、或は前記駆動回路16の外部に備え
られる制御回路23によって作成され、前記電源17に
入力されると共に、スイッチSW1、SW4のオン状態
(導通状態)及びオフ状態(遮断状態)を切り替える制
御信号としてスイッチSW1、SW4に入力される。前
記制御信号POLは、反転回路22によって極性が反転
され、反転制御信号/POL(以下、記号「/」を、信
号の反転を意味する記号とする)が、スイッチSW2、
SW3の前記オン状態及びオフ状態を切り替える制御信
号として、該スイッチSW2、SW3に入力される。各
スイッチSW1〜SW4は、制御信号POL或は反転制
御信号/POLがハイレベルの場合にオン状態になり、
ローレベルの場合にオフ状態となる。この制御信号PO
L或は反転制御信号/POLのレベルと各スイッチSW
1〜SW4のオン/オフ状態との関係は、前記の逆であ
ってもよい。
【0047】各スイッチSW1、SW2は、前述したよ
うに水平走査期間H毎に極性が反転する制御信号POL
のハイレベル或はローレベルの期間に於て、それぞれオ
ン状態となり、コンデンサC1、C2が前記各期間に於
てそれぞれ電源ライン18に接続される。コンデンサC
1、C2がスイッチSW1、SW2によって、それぞれ
電源17からの電源ライン18から遮断されている期間
において、各コンデンサC1、C2は、それぞれスイッ
チSW3、SW4によって他の電源26、27にそれぞ
れ接続される。
【0048】尚、本実施例に於て、前記電源17がどの
ような構成によるものであるかをを問わず、電源回路1
1から負荷19への電流における前記尖頭電流特性を小
さく設計する事を可能とする効果を実現する。以後の説
明に於て、前記電源17が図15で示される電源回路P
と同様な構成を有する場合を想定して説明する。
【0049】図4は、図1に示される電源回路11の動
作を説明するタイミング図である。ここで、制御信号P
OLがハイレベルの場合、図2に示す絵素Pが正極性に
充電される時限であり、ローレベルの場合は絵素Pが負
極性に充電される時限である。又、電源17は、制御信
号POLの信号のレベルに対応して出力電圧の正極性及
び負極性の切り替えを行う。
【0050】図4において、制御信号POLがローレベ
ルの時、電源17の出力電圧が負になると共に、スイッ
チSW2、SW3がオンとなり、スイッチSW1、SW
4がオフとなる。これにより、コンデンサC1は、電源
17の正の時限における電源17からの出力電圧の電位
に近い電位に定められる電位Vy1に充電される。コン
デンサC2は、電源ライン18に接続される。
【0051】次に、制御信号POLがハイレベルとなり
電源17の出力電圧が正になると共にスイッチSW1、
SW4がオン、スイッチSW2、SW3がオフとなる。
スイッチSW1がオンとなることにより、コンデンサC
1は電源ライン18に接続され、電源17からの出力電
位で充電される。ここで、コンデンサC1は、前記電位
Vy1で充電されているので、図16に示したデータラ
インOiなどを含む負荷19との間で、電荷を放出又は
吸収する回路を電源17と共に構成する。従って、負荷
19の充電電流又は放電電流が急速に変動した場合、そ
の変動分の電流は、電源17とコンデンサC1とによっ
て供給される。このとき、コンデンサC2は、電源17
の負の時限における電源17からの出力電圧の電位に近
い電位に定められる電位Vy2に充電される。
【0052】また、制御信号POLが再度、ローレベル
になると、電源17の出力電圧が負になると共に、スイ
ッチSW2、SW3がオンとなり、スイッチSW1、S
W4がオフとなる。これにより、コンデンサC1は、電
源17の正の時限における電源17からの出力電圧の電
位に近い電位に定められる電位Vy1に充電される。コ
ンデンサC2は、電源ライン18に接続される。このと
き、コンデンサC2も、負荷19との間で電荷を放出ま
たは吸収する回路を電源17と共に構成する。従って、
例として、コンデンサC1が電源17から遮断されてい
る期間において、コンデンサC1は、該期間に於て電源
17から出力されている電圧のレベルに近い電位Vy1
によって充電される。このことによって、該電源17か
らの電源電圧が第1レベルと第2レベルとの間でレベル
の反転を行う際の充放電電荷の一部が、該コンデンサC
1から供給される。これにより、前記充放電電荷の全て
が電源17から供給される場合に、電源17として電流
容量の大きい種類を選択しなければならない事態が解消
され、電流容量が小さく、構成が簡略でかつ小型の電源
17を採用することができる。従って、電流容量が小さ
く、低消費電流であって、構成が簡略でかつ小型の電源
回路11を実現することができる。
【0053】図5に本発明の第2実施例の電源回路11
aの回路図を示す。本実施例は、前記第1実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符号を付す。本実施例
に於て、電源17と各コンデンサC1、C2との間に配
置されている前記第1実施例に於ける各スイッチとし
て、FET(電界効果トランジスタ、以下、トランジス
タ)Tr1、Tr2、Tr3、Tr4を用いている。前
記制御信号POLと反転制御信号/POLとは、レベル
変換回路24によって、例としてTTL(トランジスタ
トランジスタ回路)レベルから、FETの制御に適した
レベルに、信号レベルが変換される。
【0054】また、各トランジスタTr1、Tr2と電
源ライン18との間に、それぞれ直列に抵抗r1、r2
を配置している。この抵抗r1、r2は、電流制限抵抗
として配置されている。その理由は、コンデンサC1、
C2から流出(流入)する電流に、前記抵抗r1、r2
によって制限を加えて、過大な電荷の突発的流出を防止
するためである。その事により、前記過大電流によって
トランジスタTr1、Tr2の損傷、データラインOi
などの負荷19の損傷などが発生する事態が防止されて
いる。また、コンデンサC1、C2に関して、前記過大
電流が発生した場合に、過大電流の電荷が電源17に吸
収されて無駄な消費を防ぐ事も目的としている。なお、
前記抵抗r1、r2は、使用されるFET又はその他の
スイッチ素子の特性によって、不要となる場合がある。
前記レベル変換回路24は、使用されるFETの特性に
よっては不要となる場合がある。
【0055】以下の説明は、前記第1実施例及び第2実
施例に共通に関連する。前記電源25、26、27から
それぞれ出力される電源電圧の電位Vy、Vy1、Vy
2に関して説明する。前記電位Vy、Vy1、Vy2を
決定する際の基本的な考えとして、前述したように電源
回路26、27は、出力される電位Vy1、Vy2が、
電源17からの出力がそれぞれ正の極性の時限、及び負
の極性の時限における電位にそれぞれなるべく近い安定
した電位であるような電源回路が望ましい。更に、電源
25から出力される電位Vyは、両者の電位Vy1、V
y2の中間の電位であることが望ましい。
【0056】実際に応用された電源回路において、前記
各電位Vy、Vy1、Vy2の電位は、必ずしも前記望
ましい例の電位に限定される必要はない。電源17から
の電源電圧の正極/負極の切り替わり時に於ける負荷1
9と電源17との充放電電流の一部を、前述したような
動作によって負担することができるような組み合せであ
れば、前記各電位Vy、Vy1、Vy2として、実際上
は大幅な自由度が許される。従って、本発明の実現の目
的のためのみに、本実施例の電源回路11、11aを含
む表示装置12に於て、新たに電源25、26、27を
設けて、新たな電位Vy、Vy1、Vy2を定める必要
性は原則としてない。
【0057】図6に、本発明の第3実施例の電源回路1
1bの回路図を示す。前記第2実施例に於て、電源25
からの出力の電位Vyを2種用意すれば、設計の自由度
は更に広がる。本実施例に於て、電位Vyとして、電位
Vya及び電位Vybを用いる。図6の電源回路11b
は、例として、それぞれ電位Vya=0V、電位Vyb
=Vdd(+5V)とした場合の回路図である。
【0058】本実施例に於て、制御信号POLがローレ
ベルの時、電源17の出力電圧が負になると共に、スイ
ッチSW2、SW3がオンとなり、スイッチSW1、S
W4がオフとなる。これにより、コンデンサC1は、電
源17の正の時限における電源17からの出力電圧の電
位に近い電位に定められる電圧Vy1と接地電位との電
位差で充電される。コンデンサC2は、電源ライン18
に接続される。
【0059】次に、制御信号POLがハイレベルとなり
電源17の出力電圧が正になると共にスイッチSW1、
SW4がオン、スイッチSW2、SW3がオフとなる。
スイッチSW1がオンとなることにより、コンデンサC
1は電源ライン18に接続され、電源17からの出力電
位で充電される。ここで、コンデンサC1は、前記電圧
Vy1と接地電位との電位差で充電されているので、図
16に示したデータラインOiなどを含む負荷19との
間で、電荷を放出又は吸収する回路を電源17と共に構
成する。従って、負荷19の充電電流又は放電電流が急
速に変動した場合、その変動分の電流は、電源17とコ
ンデンサC1とによって供給される。このとき、コンデ
ンサC2は、電源17の負の時限における電源17から
の出力電圧の電位に近い電位に定められる電位Vy2と
駆動電位Vddとの間の電位差で充電される。
【0060】また、制御信号POLが再度、ローレベル
になると、電源17の出力電圧が負になると共に、スイ
ッチSW2、SW3がオンとなり、スイッチSW1、S
W4がオフとなる。これにより、コンデンサC1は、前
記電位Vy1と接地電位との電位差で充電される。コン
デンサC2は、電源ライン18に接続される。このと
き、コンデンサC2も、負荷19との間で電荷を放出ま
たは吸収する回路を電源17と共に構成する。
【0061】このようにして、図6に示す構成の電源回
路11bを用いても、前記実施例で述べた効果を達成で
きる。更に、電位Vyとして、接地電位と、駆動電圧V
ddとを用いたので、前記電位Vyとして新規な回路を
用いる必要がなく、電源回路11bの構成が簡略化され
る。
【0062】図7は、本発明の第4実施例の電源回路1
1cの電気的構成を示す回路図である。本実施例は、前
記第3実施例に類似し、対応する部分には同一の参照符
号を付す。本実施例の特徴は、以下の通りである。即
ち、本実施例の電源回路は、2つの直流電源とスイッチ
と該スイッチの出力側に接続された電源ラインに接続さ
れたコンデンサとを備え、該2つの直流電源を該スイッ
チによって交互に切り替える事によって、該電源回路の
出力として交流電圧が作成される。また、コンデンサの
電源ラインへの接続タイミングと、スイッチの切り替え
時限とを適当に制御する。この事によって、前記電源ラ
インに於ける出力電圧の正極性及び負極性の間の切り替
え時における負荷の突発的充放電電流のすべて乃至は大
部分を、該コンデンサから供給する。
【0063】本実施例の電源回路11cは、2つの直流
電源17a、17bを備える。直流電源17aは、予め
定められた電位V1を出力し、直流電源17bは、予め
定められ、前記電位V1と異なる電位V2を出力する。
これらの電位V1、V2は、絶対値が等しく、かつ極性
が相互に逆の電位に選ばれてもよい。
【0064】各直流電源17a、17bからの各電源ラ
イン28、29は、各電源ライン28、29とそれぞれ
並列なコンデンサC11、C12をそれぞれ介して、予
め定める電位Vyを出力する電源31に接続されてい
る。各電源ライン28、29は、スイッチSW11、S
W12をそれぞれ介して、共通電源ライン30に接続さ
れる。各スイッチSW11、SW12は、後述する制御
信号CS11、CS12によって、オン/オフがそれぞ
れ切り替えられる。
【0065】共通電源ライン30は、前記負荷19に接
続される。共通電源ライン30は、スイッチSW14及
びコンデンサC13の直列回路を介して、前記電位Vy
を出力する電源31に接続される。また、共通電源ライ
ン30は、スイッチSW16及びコンデンサC14の直
列回路を介して、前記電源31に接続される。
【0066】コンデンサC13のスイッチSW14との
接続端子は、スイッチSW13を介して、予め定める電
位Vy1を出力する電源32に接続され、コンデンサC
14のスイッチSW16との接続端子は、スイッチSW
15を介して、予め定める電位Vy2を出力する電源3
3に接続されている。各スイッチSW13、SW14、
SW15、SW16は、制御信号CS13、CS14、
CS15、CS16によってオン/オフが制御される。
前記各制御信号CS11〜CS16は、前記各実施例に
於ける制御信号POLと同一の制御信号POLに基づい
て、後述するようなハイレベル/ローレベルの切り替え
タイミングを有するように、信号発生回路34に於て発
生される。
【0067】図8は、本実施例の電源回路11cの動作
を説明するタイミングチャートである。図8(1)〜同
図(7)に、前記制御信号POLと、各制御信号CS1
1〜CS16の相互のタイミング関係を示す。制御信号
POLは、図8(1)に示すように、水平走査期間H毎
にハイレベル期間とローレベル期間とを繰り返す信号で
ある。制御信号CS11は、図8(2)に示すように、
制御信号POLの時刻t1〜t2のハイレベル期間T1
に於ける立ち上がりタイミングt1から予め定める遅延
期間T3経過後の時刻t3に立ち上がり、制御信号PO
Lのたち下がりタイミングで同時に立ち下がる信号であ
る。
【0068】制御信号CS12は、図8(3)に示すよ
うに、制御信号POLの立ち上がりタイミングt1で同
時に立ち下がり、制御信号POLの立ち下がりタイミン
グt2から予め定める遅延期間T4経過後の時刻t4に
立ち上がる信号である。制御信号CS13は、図8
(4)に示すように、制御信号CS11のローレベル期
間に於て、制御信号CS12が立ち下がった時刻t1か
ら、次に制御信号CS11が立ち上がる時刻t3迄の期
間T13のみ立ち下がり、残余の期間は立ち上がってい
る信号である。制御信号CS14は、図8(5)に示す
ように、制御信号CS13の反転信号であり、制御信号
CS13のローレベル期間T13と同一の期間をローレ
ベル期間T14とする。制御信号CS15は、図8
(6)に示すように、制御信号CS12のローレベル期
間に於て、制御信号CS11が立ち下がった時刻t2か
ら、次に制御信号CS12が立ち上がる時刻t4迄の期
間T15のみ立ち下がり、残余の期間は立ち上がってい
る信号である。制御信号CS16は、図8(7)に示す
ように、制御信号CS15の反転信号であり、制御信号
CS15のローレベル期間T15と同一の期間をハイレ
ベル期間T16とする。
【0069】以下、本実施例の動作の概略を説明する。
制御信号CS11がハイレベルのとき、スイッチSW1
1は直流電源V1側に接続され、共通電源ライン30に
は正の極性に対応する電源電位V1が出力されている。
この期間、スイッチSW15もオンとなっており、コン
デンサC14は原則として直流電源V2に近い電位に選
ばれている電位Vy2によって充電される。制御信号P
OLがローレベルになる時刻t2に於て、直流電源V1
は共通電源ライン30から切り離される。時刻t3と同
時に、コンデンサC14は電位Vy2から切り離され、
共通電源ライン30に接続される。
【0070】この時、コンデンサC14は電源電位V1
に近い値の電位Vy2に充電されており、且つ直流電源
17a、17b共に共通電源ライン30から切り離され
ている。従って、負荷19とコンデンサC14の間での
み充放電される電荷のやりとりが行われる。この際の期
間T4の過渡状態が終了してから、スイッチSW12が
オンとなり、直流電源17bが共通電源ライン30に接
続され、共通電源ライン30に電源電位V2が出力され
る。又、このとき、コンデンサC14は共通電源ライン
30から切り離されると共に、再度、電源電位Vy2に
接続されて、次に備えて再充電される。
【0071】制御信号POLがローレベルからハイレベ
ルになる時は、コンデンサC13が、コンデンサC14
に関して上述した動作と類似の動作を行う。
【0072】従って、負荷19に接続されている共通電
源ライン18に接続される直流電源17a、17bが、
直流電源17aから直流電源17bに切り替えられるタ
イミング、及び直流電源17bから直流電源17aに切
り替えられるタイミングのいずれのタイミングに於いて
も、各直流電源17a、17bのいずれも共通電源ライ
ン18から遮断される期間T3、T4を設けるようにし
た。この期間T3、T4に於いて、共通電源ライン18
には、コンデンサC13、C14が接続されている。
【0073】従って、本実施例に於て、前記各実施例に
於いて説明された各効果と同様な効果を達成できる。本
実施例は、更に、共通電源ライン18に於いて、負荷1
9に供給される電源電圧の極性の正負の切り替え時に発
生する尖頭電流の全てを、コンデンサC13、C14に
より供給する事が可能となった。そのことによって、直
流電源17a、17bが前記尖頭電流を、部分的にでも
負担する必要が解消された。従って、直流電源17a、
17bの電流容量特性を格段に抑制することができる。
【0074】図9は本発明の第5実施例の電源回路11
dの回路図である。本実施例は、前記各実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符号を付す。本実施例
は、前記第4実施例の電源回路11cに於いて、各スイ
ッチSW11〜SW16としてFETからなるトランジ
スタTr11〜Tr16を使用している。トランジスタ
Tr11、Tr12は制御信号CS11、CS12でオ
ン/オフ制御される。トランジスタTr14、Tr16
は、制御信号CS14、CS16でオン/オフ制御され
る。トランジスタTr13、Tr15は、制御信号CS
14、CS16が、それぞれ反転回路35、36で反転
された反転制御信号/CS14、/CS16でオン/オ
フ制御される。
【0075】図9において、トランジスタTr13、T
r14は、コンデンサC13を介して、また、トランジ
スタTr15、Tr16は、コンデンサC14を介し
て、予め定める電位Vy3を出力する電源37に接続さ
れる。また、共通電源ライン30とトランジスタTr1
4、Tr16との間には、抵抗r1、r2がそれぞれ接
続されている。ここで、抵抗r1、r2の抵抗値は相互
に同一でもよい。抵抗r1、r2は、コンデンサC1
3、C14から負荷19に流れる突入電流を制限するた
めの抵抗である。使用される前記TFTなどのスイッチ
素子のオン抵抗の値によって、前記抵抗r1、r2が不
要となる場合がある。
【0076】このような実施例に於いても、前記各実施
例で説明された効果と同様な効果を達成することができ
る。
【0077】図10に本発明の第6実施例の電源回路1
1eの回路図を示す。本実施例の電源回路11eに於
て、電位Vy1として電源回路11eのGND(接地電
位)を用い、電位Vy2として駆動用電圧Vddを用い
ている。また、電位Vy3として、2種の電位Vdd、
GNDを用い、コンデンサC13に電位Vddを接続
し、コンデンサC14に電位GNDを接続している。
【0078】前記各第4、第5、及び第6実施例に於い
て、電位Vy1、Vy2として、共通電源ライン30に
それぞれ出力される直流電源17a、17bからの正極
性及び負極性の出力電圧に近い電位とする事が基本であ
る。実際には、必ずしもそのような電位Vy1、Vy2
の設定に限定するものではない。
【0079】図11に本発明の第7実施例の電源回路1
1fの回路図を示す。本実施例は、前記各実施例に類似
し、対応する部分には同一の参照符号を付す。本実施例
の電源回路11fの特徴は、前記図10に示される電源
回路11eに於て、トランジスタTr13の接地電位G
NDに接続されている端子を、直流電源17bからの電
源ライン29に接続するようにしたことであり、電源回
路11eに於けるトランジスタTr15の駆動電圧Vd
dに接続されている端子を、直流電源17aからの電源
ライン28に接続するようにしたことである。また、コ
ンデンサC13の駆動電圧Vddに接続されている端子
を前記電源ライン28に接続するようにし、コンデンサ
C14の接地電位GNDに接続されている端子を、前記
電源ライン29に接続するようにしたことである。
【0080】このような構成の電源回路11fによって
も、前記各実施例で述べた効果と同様な効果を実現する
ことができる。
【0081】前記第4実施例から第7実施例の電源回路
11c〜11fによって、以下の効果を実現することが
できる。
【0082】2つの直流電源17a、17bと2つの
スイッチSW1、SW2とから構成される回路によっ
て、矩形波等の交流電圧を出力する電源回路において、
該交流電圧の正極性と負極性との切り替え時における負
荷19との充放電電流の大部分を、コンデンサによって
供給可能とした。その事によって、該矩形波を作成する
ための前記直流電源の尖頭電流に対する電流容量特性
を、大幅に小さくする事ができる。
【0083】その小さくする度合は、10分の1以上
である。従って元の直流電源を大きく価格低下させる事
ができる。
【0084】それにも拘らず、第4実施例から第7実
施例の電源回路11c〜11fは、その立ち上がり特性
を非常に急峻にする事が可能となる。
【0085】その結果、前記各電源回路11c〜11
fを用いる表示装置12に於ける表示品位の向上に役立
つ。
【0086】更に、前記各実施例の電源回路11c〜
11fは、コンデンサC11〜C14への電荷供給を、
電源回路11c〜11fや、表示装置12に於ける駆動
電圧Vddの発生回路及び供給回路あるいは接地回路
を、そのまま使用する事が可能である。これにより、新
たな電源電圧の発生及び供給を行う回路、新たな接地回
路を用いる必要が解消され、回路構成が簡略化される。
【0087】このような場合、電荷供給に伴う無駄な
電力消費は極小化され、更に元の直流電源自体を駆動す
るための電力消費も小さなものとなる。従って、全体と
して、本来、前記表示部15を駆動するに直接は不要な
消費電力を大幅に削減する事ができる。
【0088】第1実施例〜第3実施例に於いて、電源
17の尖頭電流に関する電流容量特性を格段に抑制する
ことができる。各実施例に於いて、電源17が演算増幅
器を含んで構成される場合、スルーレートが小さい安価
な演算増幅器を使用することができる。従って、その演
算増幅器の仕様によっては、後段の電流増幅回路を不要
として、全体の構成を簡略化、小型化し、価格を下げ、
且つ無用な電力消費をなくし低消費電力化された電圧源
回路を実現する事ができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明によって、第1レ
ベルと第2レベルとの間のレベルの切り替え時の充放電
電流の一部を、蓄電手段によって供給することができ
る。従って、電源回路の尖頭電流に対する仕様を大幅に
小さくする事ができる。従って、従来必要としたスルー
レートが大きく大容量の高価な演算増幅器を、スルーレ
ートは低くとも大容量で安価なもので構成する事ができ
る。更に、従来必要としたトランジスタ等による電流増
幅回路も不要にする事ができる。
【0090】この事で本発明は、 1.コストの削減。
【0091】2.消費電力の削減。
【0092】3.更に、立ち上がり特性が改善され、第
1電源電圧の第1レベル及び第2レベルの期間中におけ
る電圧が安定化された電圧源を実現可能とする。
【0093】4.従って、上記の各効果を挙げながら、
更に表示部の表示品位を向上させる。本発明によって、
交流電圧を出力する電源回路において、レベルの切り替
え時における負荷との充放電電流の大部分を、蓄電手段
によって供給可能とした。
【0094】その事によって、前記交流電圧を作成する
た電源の尖頭電流に対する仕様を大幅に小さくする事が
できる。その小さくする度合は、10分の1以上であ
り、従って元の直流電源を大きく価格低下させる事がで
きる。
【0095】それにも拘らず、本発明によって構成され
る電源は、その立ち上がり特性を非常に優秀なものとす
る事が可能となった。その結果、表示品位の向上に役立
つ。更に、本発明は、蓄電手段への電荷供給に関して、
回路全体の駆動電流や接地回路をそのまま使用する事が
可能である。その場合、電荷供給に伴う無駄の電力消費
は極小化される。更に、電源を駆動するための電力消費
も小さなものとなるので、全体として表示手段を駆動す
るには直接には不要な消費電力を大幅に削減する事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電源回路11の回路図で
ある。
【図2】データ駆動回路13が用いられる表示装置12
のブロック図である。
【図3】データ駆動回路13のブロック図である。
【図4】電源回路11の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明の第2実施例の電源回路11aの回路図
である。
【図6】本発明の第3実施例の電源回路11bの回路図
である。
【図7】本発明の第4実施例の電源回路11cの回路図
である。
【図8】本実施例の電源回路11cの動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図9】本発明の第5実施例の電源回路11dの回路図
である。
【図10】本発明の第6実施例の電源回路11eの回路
図である。
【図11】本発明の第7実施例の電源回路11fの回路
図である。
【図12】従来技術のデータ駆動回路のブロック図であ
る。
【図13】外部階調用電圧V0、V7の波形例を共通電
極駆動信号Vcomの波形と同時に示す波形図である。
【図14】外部階調用電圧V0、V7の波形例と共通電
極駆動信号Vcomの波形例とを分離して示す波形図で
ある。
【図15】従来の電源回路の回路図である。
【図16】負荷として見た場合のデータラインの等価回
路図である。
【図17】電源回路Pと同様の効果を得る事のできる電
源回路P1の回路図である。
【符号の説明】
11、11a、11b、11c、11d、11e、11
f 電源回路 12 表示装置 13 データ駆動回路 15 表示部 16 駆動回路 17、31、32、33 電源 17a、17b 直流電源 18、28、29 電源ライン 19 負荷 23 制御回路 24 レベル変換回路 30 共通電源ライン 34 信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/18 G09G 3/36 G02F 1/133

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レベル第2レベルの間で振動す
    る交流電圧を負荷に接続された電源ラインに出力する第
    1電源と、該第1レベル近傍のレベルを有する 電圧を出力する第2
    電源と、蓄電手段と、 該蓄電手段の一方端を該電源ライン又は該第2電源に択
    一的に接続するスイッチ手段と、を有し、 該蓄電手段の該一方端は、該第1電源から出力される該
    交流電圧が該第1レベルであるときには該電源ラインに
    接続され、該第1電源から出力される該交流電圧が該第
    2レベルであるときには該第2電源に接続される、 電源回路。
  2. 【請求項2】 第1レベル第2レベルの間で振動
    る交流電圧を電源ラインに出力する第1電源と、 該第1レベル近傍のレベルを有する電圧を出力する第
    電源と、 該第2レベル近傍のレベルを有する電圧を出力する第
    電源と、第1蓄電手段と、 第2蓄電手段と、 該第1蓄電手段の一方端を該電源ライン又は該第2電源
    に択一的に接続する第1スイッチ手段と、 該第2蓄電手段の一方端を該電源ライン又は該第3電源
    に択一的に接続する第2スイッチ手段と、を有し、 該第1蓄電手段の該一方端は、該第1電源から出力され
    る該交流電圧が該第1レベルであるときには該電源ライ
    ンに接続され、該第1電源から出力される該交流電圧が
    該第2レベルであるときには該第2電源に接続され、 該第2蓄電手段の該一方端は、該第1電源から出力され
    る該交流電圧が該第2レベルであるときには該電源ライ
    ンに接続され、該第1電源から出力される該交流電圧が
    該第1レベルであるときには該第3電源に接続される、 電源回路。
  3. 【請求項3】 前記第1電源は、相互に異なる複数のレ
    ベルの直流電圧をそれぞれ出力する複数の直流電源と、
    各直流電源の出力端子にそれぞれ接続される複数の蓄電
    手段と、該複数の蓄電手段と前記電源ラインとの間にそ
    れぞれ接続されている複数のスイッチとを備える請求項
    1または2に記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 前記第電源及び第電源は、直流電源
    である請求項に記載の電源回路。
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