JPH0862447A - 金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置 - Google Patents

金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置

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JPH0862447A
JPH0862447A JP6224029A JP22402994A JPH0862447A JP H0862447 A JPH0862447 A JP H0862447A JP 6224029 A JP6224029 A JP 6224029A JP 22402994 A JP22402994 A JP 22402994A JP H0862447 A JPH0862447 A JP H0862447A
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康哲 吉江
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良輔 畑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバーケーブルの溶接による接続後、
該ケーブルを装置から簡単に取り出せて作業能率の良い
金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置を提供するこ
とを目的する。 【構成】 一方の光ファイバーケーブルCを金属管C2
及び金属スリーブC5の位置で保持する少なくとも二つ
のクランプユニット10と、クランプユニットの間に配
された金属溶接手段とを備え、各クランプユニットは、
駆動手段38により回転駆動を受ける被動回転体22
と、光ファイバーケーブルCのための貫通孔31,35
が形成され且つ縮径してクランプを可能とするクランプ
手段28,33とを有し、クランプ手段は被動回転体と
共に回転可能に被動回転体に保持され、クランプ手段及
び被動回転体は金属スリーブの溶接後の光ファイバーケ
ーブルを半径方向に取り出すための取出路36,22E
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属管被覆光ファイバ
ーケーブル接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブルは一般に数百メー
トルから十数キロメートルの長さを有しボビン等に巻回
されている。使用に際し、結線距離が上記長さよりも長
い場合には光ファイバーケーブルは接続される。金属管
被覆光ファイバーケーブルにあっては、接続されるべき
二本の光ファイバーケーブルのそれぞれの端部にて被覆
から芯線たる光ファイバーを露呈させ、一方の光ファイ
バーケーブル側に金属管と近似外径の金属スリーブを外
挿した状態で、上記光ファイバーの端部同士を融着させ
た後、上記金属スリーブをスライド移動させて二本の光
ファイバーケーブルの金属管にわたる位置にもたらし、
必要に応じ金属スリーブをかしめてから、該金属スリー
ブと両側の金属管との間で溶接を行うことにより、二本
の光ファイバーケーブルを接続している。
【0003】上記金属スリーブの両端を両側の金属管と
溶接する際には、位置を固定しておく必要があり、金属
スリーブ及び金属管はそれぞれ保持される。そして、溶
接トーチが周方向に一回転して溶接が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、溶接の方式は種
々知られているが、金属管が極めて小径そして薄肉管で
あることから高精度の溶接が要求され、そのためレーザ
ビーム溶接が好んで使用される。
【0005】レーザビームでない一般の溶接の場合にあ
っては、金属管及び金属スリーブは非回転で静止してお
り、溶接用のトーチが周囲を一回転する。しかし、レー
ザビームを用いる場合は、トーチを正確に回転させるこ
とが困難であり、また精度を維持した状態でトーチを回
転させようとするときわめて複雑な機構を必要とする。
そこで、トーチを静止させ、金属管と金属スリーブを正
確に保持し、この金属管と金属スリーブを一定速度で回
転させる装置が採用されていた。
【0006】しかしながら、かかる装置では、溶接後の
光ファイバーケーブルを該装置から取り出すには、一方
のケーブルのボビンから他方のケーブルのボビンヘケー
ブルを巻き取らねばならない。これは、作業能率を著し
く阻害していた。特に長いケーブルの場合には、これは
大きな問題となる。
【0007】本発明は、かかる問題を解決し、ケーブル
の接続後の装置からのケーブル取外しが簡単に行え接続
作業能率の向上を図ることのできる金属管被覆光ファイ
バーケーブル接続装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、二本の金属管被覆光ファイバーケーブルをそれぞ
れの端部にて、光ファイバー芯線を金属管から露呈せし
めて端部同士を融着した後、金属管の端部同士にわたる
ように金属スリーブを挿着し、該金属スリーブと金属管
とを全周にわたり溶接する装置において、少なくとも一
方の光ファイバーケーブルを金属管及び金属スリーブの
位置でそれぞれ保持する少なくとも二つのクランプユニ
ットと、該クランプユニットの間に配された金属溶接手
段とを備え、各クランプユニットは、駆動手段により回
転駆動を受ける被動回転体と、光ファイバーケーブルを
金属管及び金属スリーブの位置にてそれぞれ被動回転体
の軸線上に配するための貫通孔が形成され且つ該貫通孔
の少なくとも軸線方向の一部にて縮径してクランプを可
能とするクランプ手段とを有し、該クランプ手段は被動
回転体と共に上記軸線まわりに回転可能に該被動回転体
に保持され、上記クランプ手段及び被動回転体は金属ス
リーブの溶接後の光ファイバーケーブルを半径方向に取
り出すための取出路が形成されていることにより達成さ
れる。
【0009】
【作用】上述の構成の本発明装置にあっては、金属管被
覆光ファイバーケーブルの接続は次の要領で行われる。
【0010】接続されるべき二本の光ファイバーケー
ブルのそれぞれの端部にて芯線たる光ファイバーを被覆
用の金属管から露呈せしめ、一方の光ファイバーケーブ
ルの金属管の上に金属スリーブを挿着し、その状態で上
記露呈せる光ファイバーの端部同士を融着する。
【0011】一方の光ファイバーケーブルの金属管上
に位置する金属スリーブをスライド移動させ両方の光フ
ァイバーケーブルの金属管にわたるように位置させる。
【0012】必要に応じ溶接部位となる金属スリーブ
の両端にて該金属スリーブを金属管に密着するようにか
しめる。
【0013】しかる後、上記金属スリーブが未溶接の
状態で仮接続された二本の光ファイバーケーブルを本発
明装置で保持する。すなわち、光ファイバーケーブルを
取出路へ半径内方に挿入し貫通孔の位置にもたらす。
【0014】次に、少なくとも二つのクランプユニッ
トを用いて、クランプ体により上記光ファイバーケーブ
ルを金属管及び金属スリーブの位置にてそれぞれクラン
プする。
【0015】そして、金属溶接手段としての溶接用ト
ーチを作動させる一方で被動回転体の回転により上記光
ファイバーの溶接部位を一回転せしめ、金属管と金属ス
リーブの一端部は全周にわたり溶接される。かかる溶接
は、金属スリーブの他端部に対してなされる。
【0016】かくして、金属スリーブの金属管への溶
接により接続された光ファイバーケーブルは、クランプ
の解放後上記取出路から半径外方へ取り出される。
【0017】なお、上記の手順において、〜の作業
は本発明装置により光ファイバーケーブルを保持した状
態で行うことも可能である。
【0018】また、上記の芯線たる光ファイバーの融
着に先立ち、後の溶接が該光ファイバーに悪影響をもた
らさないように、光ファイバーと金属管との間に保護管
を挿入することもある。
【0019】
【実施例】以下、添付図面にもとづき、本発明の実施例
を説明する。
【0020】図1は本実施例装置の軸線に直角な面での
断面図、図2は図1におけるII-II線断面図である。
【0021】図において、符号1は装置の基台であり、
図1にて紙面に直角な方向に延びる側壁2,3を有して
いる。両側壁2,3の頂部は逆L字状に屈曲せられて座
部2A,3Aが設けられている。該座部2A,3Aの上
面には図1の紙面に直角な方向に延びるレール4,5が
取りつけられている。又、一方の座部2Aの下面には上
記レール4と平行なラック6が設けられている。
【0022】上記基台1上には、レール4,5に案内さ
れて移動し位置を可変とするクランプユニット10が少
なくとも二つ設けられている。該クランプユニット10
は互いに独立して位置を可変とする同一構成の少なくと
も二つが上記レール4,5上に設けられている。ここで
は、一つのクランプユニット10について説明をする。
【0023】クランプユニット10は、二枚の支持材1
1,12とこれらを間隔をもって連結する複数の連結材
13によって枠状を形成している。レール4に近い一つ
の連結材13からはフランジ部14が垂下して設けられ
ここに軸体15が回転自在に支持され、該軸体15の一
端側にハンドル16が取りつけられている。そして該軸
体15の他端にはピニオン17が取りつけられていて、
該ピニオン17が上記ラック6と噛合している。かくし
て、クランプユニット10は、作業者がハンドル16を
回転操作することにより、上記レール4,5を移動して
その位置を変えると共に隣接せる他のクランプユニット
との間隔を調整することができるようになっている。
【0024】クランプユニットの二枚の平行な支持材1
1,12の間には、両支持材11,12の間隔を正確に
維持する間座の役をも担う複数(図示の場合、四本)の
軸体18が設けられ、ナット19,19により上記支持
材11,12に固定されている。上記軸体18には段部
18Aが形成され、該段部18Aと間座20との間に、
例えばころ軸受等の回転支持体21が配されている。こ
のような四本の軸体18にそれぞれ取りつけられた回転
支持体21により、被動回転体としての歯車22が回転
自在に支持されている。該歯車22は歯部22Aの側方
に筒状突出部22Bを有し、該筒状突出部22Bの外周
面にて上記四つの回転支持体21と外接することにより
芯出しされた状態で回転自在に支持されている。又、上
記支持材11,12には、縦方向の孔部11A,12A
がそれぞれ形成され、該孔部11A,12Aにはねじ2
3により位置が固定されるピン24,25が挿入されて
おり、上記支持材11,12に形成された窓部11B,
12B内にてころ軸受等の回転支持体26,27を回転
自在に支持している。該回転支持体26,27は上記歯
車22の筒状突出部22Bの側面に接触し、該歯車22
の回転軸線における位置を正確に維持している。
【0025】上記二枚の支持材11,12及び歯車22
には、該歯車22の回転軸線に中心をもつ貫通孔11
C,12C及び22Cが穿設されている。上記歯車22
の貫通孔22Cは、一方の開口側が上記支持材12の貫
通孔12Cとほぼ同径で、他方の開口側がこれよりも小
径をなすように段状となっている。上記歯車22の貫通
孔22C内にはねじ部22Dが形成され、上記支持材1
2の貫通孔12Cを貫通して回転ハンドル28が上記ね
じ部22Dに螺入している。該回転ハンドル28の頭部
の外周面29は、手による回転操作の便宜のためにロー
レット加工され、また工具による回転操作をも可能とす
るために係止孔30が形成されている。
【0026】上記回転ハンドル28は、軸線位置に光フ
ァイバーケーブルCを通すための貫通した案内孔31が
穿設され、右端側には上記光ファイバーケーブルを通す
場合にその導入をし易くするためのテーパ孔の導入部3
2が形成されている。上記回転ハンドル28の左端側に
は、保持部材33を収容するためのテーパ孔状の収容部
34が形成されている。保持部材33は上記収容部34
の内面に適合した円錐外面を有し、軸線位置にはケーブ
ルを保持するクランプ孔35が形成されており、軸線を
含む面で複数に分割されている。図示の場合、図1にて
左右に二分割されている。上記クランプ孔35は、光フ
ァイバーケーブルの金属管を保持するためのクランプユ
ニットの場合には該金属管よりも僅かに小さな径に、そ
して金属スリーブを保持するためのクランプユニットの
場合には金属スリーブよりも僅かに小さな径に形成され
ている。かくして、回転ハンドル28を締め込んだとき
には保持部材33とのテーパ面での当接力によって、上
記クランプ孔35にて光ファイバーケーブルをしっかり
と把持する。かかる回転ハンドル28と保持部材33に
よってクランプ手段が構成される。
【0027】上記回転ハンドル28を緩めて上記保持部
材33から離反する方向に回転した場合には、上記二分
割された保持部材33同士の間にケーブルCの直径に対
応する寸法以上の間隔が形成される。また、上記回転ハ
ンドル28には図1にみられるように案内孔31に連通
し上方に開放された案内溝36が形成されている。さら
に上記被動回転体たる歯車22は、一部が切り欠かれた
状態に分割されている。図1に示される場合、該歯車2
2は上方の一部22Eが略V字状に分割され、取外し自
在となっており、該歯車22へはボルト37により取り
つけられている。
【0028】かくして、上記回転ハンドル28を緩め、
上記歯車の一部22Eを取り外した際には、上記二分割
された保持部材33同士の間の間隔と回転ハンドル28
の案内溝36がケーブルの取出路を形成し、該取出路を
経てケーブルCを歯車22の半径方向に取出すことが可
能となる。
【0029】上記歯車22には駆動手段としての他の歯
車38が噛合している。該歯車38は軸受部材39,3
9を介して上記支持材11,12により回転自在に支持
されている。該歯車38には中空孔38Aが形成され、
その軸方向の一部に大径部が設けられ、ここにキー40
によってスプライン用の内歯車41が固定されている。
該内歯車41はスプライン軸42と噛合しており、スプ
ライン軸42からの駆動回転力を上記歯車38に伝達す
ると共に、クランプユニット10を軸方向に移動可能と
している。
【0030】次に、かかる本実施例装置において、金属
管被覆光ファイバーケーブルの接続の要領を説明する。
【0031】二本の光ファイバーケーブルC,Cを、
図3の状態(A)のごとく、本実施例装置外で、端部に
て絶縁外皮C1,C1を所定長さだけ除去して金属管C
2,C2を露呈せしめ、又、該金属管C2,C2を所定
長さだけ除去して芯線たる光ファイバーC3を露呈させ
る。
【0032】それぞれの光ファイバーケーブルC,C
について、光ファイバーC3と金属管C2との間に保護
管C4を挿入する。該保護管C4の長さ及び挿入深さ
は、溶接の影響が光ファイバーC3に及ばないように決
定される。
【0033】そして、一方の光ファイバーケーブルC
に対し、金属管C2上に金属スリーブC5を遊嵌する。
そして、かかる状態で、二本の光ファイバーケーブル
C,Cの光ファイバーC3,C3同士の端部を融着す
る。
【0034】次に、図3の状態(B)に示されるよう
に、金属スリーブC5を他方の光ファイバーケーブルC
の方に移動させ、両方の光ファイバーケーブルC,Cの
金属管C2,C2にわたるように位置せしめ、両端を図
のごとく金属管C2,C2に対してかしめる。
【0035】かかる状態で、図3の状態(C)に示さ
れるように、クランプユニットに該光ファイバーケーブ
ルを保持する。その際、二本の光ファイバーケーブル
C,Cは光ファイバーC3,C3が融着され、又金属管
C2,C2は金属スリーブC5により仮接続されてい
て、すでに互いに独立してはいないので、図1において
歯車22の一部22Eを取外し、回転ハンドル28を緩
めて、分割されている二つの保持部材33の間に間隔が
形成されている状態にて上記光ファイバーケーブルを半
径外方から溝36を経て該保持部材33のクランプ孔3
5そして回転ハンドルの案内孔31内へもたらす。該光
ファイバーケーブルと二つのクランプユニット10,1
0との軸線方向における位置関係は、一方の光ファイバ
ーケーブルについて、溶接されるべき位置、すなわち金
属スリーブのカシメ位置を挟むように、一方のクランプ
ユニット10が金属スリーブC5の位置、他方のクラン
プユニット10が金属管C2の位置となるように設定さ
れる。なお、上記金属スリーブC5のカシメ位置にはレ
ーザ溶接用の溶接トーチTが溶接されるべき部位(カシ
メ部分)に対向して臨んでいる。
【0036】二つのクランプユニット10,10につ
いて、上記歯車22の一部22Eを歯車22に取りつけ
た後に回転ハンドル28を回転し保持部材33を締めつ
け、該保持部材33によって、金属スリーブC5そして
金属管C2をそれぞれしっかりと把持する。
【0037】溶接トーチTにより上記カシメ位置にて
金属スリーブC5の一端と金属管C2との溶接を開始す
ると共に、歯車38によりこれと噛合する歯車22を所
定速度で回転させる。したがって、上記光ファイバーケ
ーブルCも同一速度で回転し、全周にわたり溶接され
る。
【0038】溶接が完了した後に、上記回転ハンドル
28を緩めて分割された二つの保持部材33の間に間隔
を形成すると共に、歯車22の一部22Eを取り外して
空間を形成し、上記間隔、回転ハンドル28の溝36を
経て上記空間から溶接後のケーブルを半径外方に取り出
す。
【0039】しかる後、二つのクランプユニット1
0,10と光ファイバーケーブルとの位置関係を金属ス
リーブの他端のカシメ部分について溶接する位置にもた
らし、上記〜の要領で溶接を行い、すべての工程を
終了する。
【0040】なお、上記手順において、必ずしも上記
〜にしたがうことはなく、一部変更可能である。例え
ば、〜の作業を光ファイバーケーブルが本実施例装
置にもたらされた状態で行ってもよい。その際、二本の
光ファイバーケーブルの光ファイバー同士が図3の状態
(A)に見られるような融着前であれば、それぞれの光
ファイバーケーブルは半径方向でなくとも、軸線方向す
なわち、回転ハンドル28の導入部32から挿入しても
よい。また、本実施例では、二つのクランプユニットを
用意し、接続されるべき二本の光ファイバーケーブルに
ついて先ず金属スリーブの一端を溶接し、その後に他端
について溶接するようにクランプユニット又はケーブル
を移動させたが、四つのクランプユニットを用意し、金
属スリーブの両端について同時に溶接できるようにして
もよい。
【0041】本発明は図示の実施例装置に限定されず、
種々変更が可能である。
【0042】被動回転体は歯車とせずとも、摩擦車の形
態であっても良い。十分なる摩擦力を得るために駆動用
の摩擦車との圧接力が常時確保されていなければならな
いが、その形状が簡単となり又騒音もない。
【0043】被動回転体は、クランプ手段の案内溝と連
通して取出路を形成するために一部が取外し可能となっ
ていなくても良く、外周面まで半径方向に延びるスリッ
ト状の取出溝とすることができる。その際、被動回転体
が歯車であるならば、外周の歯に不連続箇所を形成しな
いように、該取出溝と斜めに交叉する歯をもつ斜歯歯車
とすることが望ましい。
【0044】被動回転体は、実施例では一枚の歯車であ
ったが、これを二枚に分割された分割回転体とすること
もできる。その際、二枚の分割回転体には、スリット状
の取出溝が周方向での位置をずらした位置に形成され、
ケーブルの取出時の操作により一致する位置にもたらせ
るようにすればよい。こうすることにより、分割回転体
の取出溝が、保持されている光ファイバーケーブルに近
づいた位置にまで及ぶように形成されても、光ファイバ
ーケーブルが取出溝内に入り込んでふらつくこともなく
なる。上記二つの分割回転体の取出溝は、両分割回転体
の間に周方向に作用する弾性体を設けることによりずれ
た位置にあり、ケーブルの取出時に外力を加えて上記弾
性体の力に抗して両者の取出溝が一致する位置にもたら
すことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上のごとく、溶接による接
続後の光ファイバーケーブルをその長手方向に巻取って
溶接装置から取り出すことなく、接続後すぐに半径方向
に装置外に取り出せることとしたので、次々と後続の光
ファイバーケーブルの接続を行うことができ、その作業
性の向上が図れる。特に長い光ファイバーケーブルにあ
っては、その効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の断面図である。
【図2】図1におけるII-II 断面図である。
【図3】本実施例装置を用いた光ファイバーケーブルの
接続の工程の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 クランプユニット 22 被動回転体(歯車) 28,33 クランプ手段 28 回転ハンドル 33 保持部材 31,35 貫通孔 31 案内孔 35 クランプ孔 36 取出路(案内溝) 38 駆動手段(歯車) C 光ファイバーケーブル C2 金属管 C5 金属スリーブ
フロントページの続き (72)発明者 畑 良輔 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 中村 岳 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本の金属管被覆光ファイバーケーブル
    をそれぞれの端部にて、光ファイバー芯線を金属管から
    露呈せしめて端部同士を融着した後、金属管の端部同士
    にわたるように金属スリーブを挿着し、該金属スリーブ
    と金属管とを全周にわたり溶接する装置において、少な
    くとも一方の光ファイバーケーブルを金属管及び金属ス
    リーブの位置でそれぞれ保持する少なくとも二つのクラ
    ンプユニットと、該クランプユニットの間に配された金
    属溶接手段とを備え、各クランプユニットは、駆動手段
    により回転駆動を受ける被動回転体と、光ファイバーケ
    ーブルを金属管及び金属スリーブの位置にてそれぞれ被
    動回転体の軸線上に配するための貫通孔が形成され且つ
    該貫通孔の少なくとも軸線方向の一部にて縮径してクラ
    ンプを可能とするクランプ手段とを有し、該クランプ手
    段は被動回転体と共に上記軸線まわりに回転可能に該被
    動回転体に保持され、上記クランプ手段及び被動回転体
    は金属スリーブの溶接後の光ファイバーケーブルを半径
    方向に取り出すための取出路が形成されていることを特
    徴とする金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置。
  2. 【請求項2】 クランプユニットは基台上に配され、軸
    線方向に互いの間隔が調整できるように移動可能となっ
    ていることとする請求項1に記載の金属管被覆光ファイ
    バーケーブル接続装置。
  3. 【請求項3】 取出路は、クランプ手段の貫通孔から半
    径方向に外周面までスリット状に延びるように該クラン
    プ手段に形成された案内溝と、被動回転体の一部が取外
    し可能となっていてその取外し時に上記案内溝を半径方
    向に開放するように該被動回転体に形成される開放空間
    とを有していることとする請求項1に記載の金属管被覆
    光ファイバーケーブル接続装置。
  4. 【請求項4】 取出路は、クランプ手段の貫通孔から半
    径方向に外周面までスリット状に延びるように該クラン
    プ手段に形成された案内溝と、被動回転体に形成され該
    被動回転体の外周面と上記案内溝とを連通せしめるスリ
    ット状の取出溝とにより形成されることとする請求項1
    に記載の金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置。
  5. 【請求項5】 被動回転体は駆動回転体と噛合する斜歯
    歯車であり、取出溝は軸線を含む平面にてスリット状に
    形成されていることとする請求項4に記載の金属管被覆
    光ファイバーケーブル接続装置。
  6. 【請求項6】 クランプ手段は、被動回転体に対して螺
    入することにより軸線方向に変位可能な回転ハンドル
    と、該回転ハンドルに形成されたテーパ孔に接面するテ
    ーパ部を有し軸線を含む面で複数に分割された保持部材
    とを備え、上記回転ハンドルの螺入により保持部材の貫
    通孔が縮径可能となっていることとする請求項1に記載
    の金属管被覆光ファイバーケーブル接続装置。
  7. 【請求項7】 被動回転体は軸線に対して直角な面で二
    つに分割されて互いに周方向に位置調整可能な分割回転
    体から成り、二つの分割回転体のそれぞれに形成された
    スリット状の取出溝は、光ファイバーケーブル取出時
    に、位置調整により互いの位置が一致する位置にくるよ
    うになっていることとする請求項4に記載の金属管被覆
    光ファイバーケーブル接続装置。
  8. 【請求項8】 二つの回転分割体は周方向に作用する弾
    性体を介して係合し、光ファイバーケーブル取出時に周
    方向に位置調整することにより、該二つの分割体の取出
    溝の周方向位置が一致するようになっていることとする
    請求項7に記載の金属管被覆光ファイバーケーブル接続
    装置。
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