JPH0861483A - 変速機操作装置を備えた車両の寒冷地における始動方法 - Google Patents

変速機操作装置を備えた車両の寒冷地における始動方法

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JPH0861483A
JPH0861483A JP19505494A JP19505494A JPH0861483A JP H0861483 A JPH0861483 A JP H0861483A JP 19505494 A JP19505494 A JP 19505494A JP 19505494 A JP19505494 A JP 19505494A JP H0861483 A JPH0861483 A JP H0861483A
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JP
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electromagnetic switching
operating device
vehicle
transmission operating
switching valves
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JP19505494A
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Atsushi Kawamura
篤 川村
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地においてエンジンを始動するに際し、
変速機操作装置の全ての電磁切換弁を自動的に解凍す
る。 【構成】 チェンジレバー91をシフトパターンの所定
位置に投入することによって、該チェンジレバー91の
位置発信手段からその所定位置信号をコントローラBに
入力し、該コントローラBから前記信号に基づいて複数
の電磁切換弁23、24、25を選択的に作動させて、
シフト操作用アクチュエータ10を前記所定位置に対応
した位置に作動させる変速機操作装置を備えた車両の寒
冷地における始動に際し、前記複数の電磁切換弁23、
24、25のソレノイド60、60′に対し、通常の通
電時間より長く、かつ周囲温度によって決められた所定
時間通電して、該電磁切換弁23、24、25を加熱、
解凍した後、前記車両を始動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁切換弁によって作
動されるアクチュエータを有する、変速機操作装置を備
えた車両の寒冷地における始動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両、特に大型車両で
は、チェンジレバーの操作に対応して、コントローラに
より複数の電磁切換弁を選択的に作動させ、それによっ
てシフト操作用アクチュエータまたはセレクト操作用ア
クチュエータを作動させて変速機の切換えを行うものが
ある。
【0003】これらのアクチュエータは、シリンダハウ
ジングを隔壁によって第1シリンダ室と第2シリンダ室
とに画成し、前記第1シリンダ室にメインピストンを配
設し、該メインピストンの一端面と前記第1シリンダ室
の端壁との間に第1圧力室を形成し、前記メインピスト
ンの他端面と前記隔壁との間に第2圧力室を形成すると
ともに、前記第2シリンダ室に前記メインピストンより
も受圧面積が大きいフリーピストンを、該第2シリンダ
室の中央と端壁との間を摺動自在に配設し、該フリーピ
ストンの一端面と前記隔壁との間に大気圧室を形成し、
前記フリーピストンの他端面と前記第2シリンダ室の端
壁との間に第3圧力室を形成し、さらに、前記メインピ
ストンの一端面に前記隔壁を貫通するフリーピストン押
送用ロッドを配設し、かつ前記第1圧力室、第2圧力室
および第3圧力室をそれぞれ第1、第2および第3の電
磁切換弁を介して圧縮空気源または大気に選択的に接続
している。
【0004】そして、チェンジレバーをシフトパターン
の所定位置に投入することによって、該チェンジレバー
の位置発信手段からその所定位置信号をコントローラに
入力し、該コントローラから前記信号に基づいて前記電
磁切換弁のいずれかをを選択して、その電磁切換弁に一
定時間通電させて作動させ、前記第1圧力室、第2圧力
室および第3圧力室に圧縮空気を選択的に供給して、前
記メインピストンが前記第1シリンダ室の前記隔壁に最
も接近した第1位置、前記メインピストンが前記第1シ
リンダ室の中間に位置する第2位置および前記メインピ
ストンが前記第1シリンダ室の前記端壁に最も接近した
第3位置のいずれかに移動させる。そして、前記メイン
ピストンが前記第1位置、第2位置、第3位置のいずれ
かに達した際に、位置検出手段によりその位置確認信号
を前記コントローラに入力する。
【0005】シフト操作用アクチュエータの場合には、
第1の電磁切換弁のみを励磁することによって第1圧力
室にのみ圧縮空気を供給し、メインピストンを第1位置
に移動させて、シフトパターンにおける一方向へのシフ
ト動作をさせ、第1および第3の電磁切換弁を励磁する
ことによって第1圧力室と第3圧力室へ圧縮空気を供給
し、メインピストンを第2位置に移動させて、ニュート
ラル位置に動作させ、第2の電磁切換弁のみを励磁する
ことによって第2圧力室にのみ圧縮空気を供給し、メイ
ンピストンを第3位置に移動させて、シフトパターンに
おける他方向へのシフト動作をさせている。
【0006】次に、前記従来の変速機操作装置に使用さ
れる前記第1、第2および第3の電磁切換弁のそれぞれ
は、図3の縦断面図に示すように、同じ構造を有する電
磁切換弁50であって、この電磁切換弁50は同一構造
の2個の電磁閉止弁51、51′が、ハウジング52に
並列に形成されたシリンダ穴53、53′の下方に挿着
されている。前記電磁閉止弁51、51′を2個並設さ
せるのは、一方の電磁閉止弁51が故障した場合、他方
の電磁閉止弁51′に切り換えて使用するためである。
【0007】前記電磁切換弁50において、前記一方の
閉止弁51が挿着されたシリンダ穴53には、図3で上
下両端に配設されているリテーナ54、55の間に弁体
56、バルブリフタ57、補助ピストン58が、この順
に摺動自在に配設されるとともに、前記リテーナ55の
下方に、ソレノイド60と、弁体61a,61bを構成
するプランジャ61と、コア62とからなる前記一方の
閉止弁51が配設されている。
【0008】前記他方の閉止弁51′が挿着されたシリ
ンダ穴53′の一方(図で上側)は、前記バルブリフタ
57の下面に連通するとともに、その他方(図で下側)
は、リテーナ55′を介してソレノイド60′と、弁体
61′a、61′bを構成するプランジャ61′と、コ
ア62′とからなる前記他方の閉止弁51′が配設され
ている。
【0009】前記一方の閉止弁51を励磁すると、前記
弁体61a,61bを構成する前記プランジャ61が図
において下方に移動するとともに、空気タンクAの圧縮
空気により、前記補助ピストン58、とバルブリフタ5
7とが押し上げられ、それにより空気タンクAの圧縮空
気がアウトレットポート63から、変速機操作用シリン
ダ71の圧力室71aに送出される。
【0010】次いで、該一方の閉止弁51を非励磁にす
ると、スプリング64により前記プランジャ61が図に
示す位置に復帰して、前記補助ピストン58とバルブリ
フタ57とを押し上げた空気圧が開放され、該補助ピス
トン58とバルブリフタ57とはスプリング65の付勢
力によって復帰される。それによりアウトレットポート
63から送出されていた圧縮空気が、排気通路66を対
して大気に開放される。
【0011】前記他方の閉止弁51′を励磁または非励
磁にすると、前記弁体61′a、61′bを構成する前
記プランジャ61′が図において下方または図に示す位
置に移動するとともに、空気タンクAの圧縮空気または
スプリング64′により、前述と同様に、前記バルブリ
フタ57が押し上げまたは復帰され、それによりアウト
レットポート63から、空気タンクAの圧縮空気が送
出、または該圧縮空気が、排気通路66を介して大気に
開放される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の変速機操作装置を備えた車両を、例えば約−30℃
の寒冷地において始動するとき、前記電磁切換弁50の
なかの前記補助ピストン58とバルブリフタ57のそれ
ぞれの摺動部分が凍結して、該電磁切換弁50が作動不
能になるという問題点があった。
【0013】このため、前記電磁切換弁50のなかの前
記摺動部分に耐寒性のあるグリースを塗布したり、また
は耐寒性のあるシール部材を配置したりしたが、高原価
になるとともに、それでも作動不能になるという問題点
があった。
【0014】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、寒冷地においてエンジ
ンを始動するに際し、前記電磁切換弁を自動的に解凍
し、その車両を円滑に始動できる変速機操作装置を備え
た車両の寒冷地における始動方法を提案することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、次のとおりである。
【0016】(1) チェンジレバーをシフトパターン
の所定位置に投入することによって、該チェンジレバー
の位置発信手段からその所定位置信号をコントローラに
入力し、該コントローラから前記信号に基づいて複数の
電磁切換弁を選択的に作動させて、シフト操作用アクチ
ュエータを前記所定位置に対応した位置に作動させる変
速機操作装置を備えた車両の寒冷地における始動に際
し、前記複数の電磁切換弁のソレノイドに対し、通常の
通電時間より長く、かつ周囲温度によって決められた所
定時間通電して、該電磁切換弁を加熱、解凍した後、前
記車両を始動させることを特徴とする。
【0017】(2) 前記(1)において、前記複数の
電磁切換弁のソレノイドに対し、通電中を、表示手段に
より表示させることを特徴とする。
【0018】(3) 前記(2)において、前記表示手
段がエンジンキースイッチの表面板に配設され、これに
より表示させることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明は以上のように構成されているので、前
記変速機操作装置の複数の電磁切換弁のソレノイドに対
し、通常の通電時間より長く、かつ周囲温度によって決
められた所定時間通電して、該電磁切換弁を加熱、解凍
した後、前記車両を始動させるようにしたので、該電磁
切換弁のなかの前記補助ピストンとバルブリフタのそれ
ぞれの摺動部分が凍結して、作動不能になることはな
い。
【0020】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明の変速機操
作装置を備えた車両の寒冷地における始動方法の一実施
例を示す該変速機操作装置の構成図である。同図におい
て、この装置は変速機操作用アクチュエータとしてシフ
ト操作用アクチュエータ10とセレクト操作用アクチュ
エータ30のほか、空気タンクA、コントローラB、チ
ェンジレバーユニットC、エンジンキースイッチDとを
備えている。
【0021】前記シフト操作用アクチュエータ10は、
シリンダハウジング11を隔壁によって第1シリンダ室
12と第2シリンダ室13とに画成し、前記第1シリン
ダ室12にメインピストン14を配設し、該メインピス
トン14の一端面と前記第1シリンダ室12の端壁との
間に第1圧力室15を形成し、前記メインピストン14
の他端面と前記隔壁との間に第2圧力室16を形成す
る。そして前記第2シリンダ室13に前記メインピスト
ン14よりも受圧面積が大きいカップ状のフリーピスト
ン17を、該第2シリンダ室13の中央と端壁との間を
摺動自在に配設し、該フリーピストン17の一端面と前
記隔壁との間に大気圧室18を形成するとともに、前記
フリーピストン17の他端面と前記第2シリンダ室13
の端壁との間に第3圧力室19を形成する。
【0022】さらに、前記メインピストン14は、両方
向に延びるロッド20を有し、その一端は前記隔壁を貫
通して前記フリーピストン17を押送するとともに、該
ロッド20の軸心には該ロッド20に沿って通路21が
形成されている。この通路21の一端は前記大気圧室1
8に開口し、他端は大気に連通している。また、前記第
1圧力室15、第2圧力室16および第3圧力室19は
それぞれ第1、第2および第3の電磁切換弁23、2
4、25を介して空気タンクAまたは大気に選択的に接
続されている。
【0023】前記電磁切換弁23、24、25のうち前
記第2の電磁切換弁24は、その排気ポートが管路26
を介して、3つのポートを有するT字状コネクタ27に
接続されており、該コネクタ27の分岐されたポート2
7aは、フィルタを介して大気に開放されている。
【0024】そして、チェンジレバー91をシフトパタ
ーンの所定位置に投入することによって、該チェンジレ
バー91の図示しない位置発信装置からその所定位置信
号をコントローラBに入力し、該コントローラBから前
記信号に基づいて複数の前記電磁切換弁23、24、2
5のいずれかをを選択して、その電磁切換弁に一定時間
通電させて作動させ、前記第1圧力室15、第2圧力室
16および第3圧力室19にそれぞれ圧縮空気を選択的
に供給して、前記メインピストン14が前記第1シリン
ダ室12の前記隔壁に最も接近した第1位置R、前記メ
インピストン14が前記第1シリンダ室12の中間に位
置する第2位置Nおよび前記メインピストン14が前記
第1シリンダ室12の前記端壁に最も接近した第3位置
Fのいずれかに移動させる。
【0025】そして、前記メインピストン14が前記第
1位置R、第2位置N、第3位置Fのいずれかに達した
際に、位置検出装置29によりその位置確認信号を前記
コントローラBに入力する。
【0026】このシフト操作用アクチュエータ10の場
合には、第1の電磁切換弁23のみを励磁することによ
って第1圧力室15にのみ圧縮空気を供給し、前記メイ
ンピストン14を第1位置Rに移動させて、シフトパタ
ーンにおける一方向へのシフト動作をさせる。また第1
および第3の電磁切換弁23、25を励磁することによ
って第1圧力室15と第3圧力室19へ圧縮空気を供給
し、メインピストン14を第2位置Nに移動させて、ニ
ュートラル位置に動作させる。また第2の電磁切換弁2
4のみを励磁することによって第2圧力室16にのみ圧
縮空気を供給し、メインピストン14を第3位置Fに移
動させて、シフトパターンにおける他方向へのシフト動
作をさせている。
【0027】前記セレクト操作用アクチュエータ30の
各部も前記シフト操作用アクチュエータ10と同様に動
作するので、各部の符号と名称を記して、その説明を省
略する。すなわち、各部は、シリンダハウジング31、
第1シリンダ室32、第2シリンダ室33、メインピス
トン34、第1圧力室35、第2圧力室36、カップ状
のフリーピストン37、大気圧室38、第3圧力室3
9、ロッド40、通路41、第1、第2および第3の電
磁切換弁43、44、45、管路46、T字状コネクタ
47、ポート47a、位置検出装置49である。
【0028】図1では、シフト操作用アクチュエータ1
0とセレクト操作用アクチュエータ30をチェンジレバ
ーユニットCのシフトパターンに対応するように配置し
ている。したがって、シフト操作用アクチュエータ10
のメインピストン14が第1シリンダ室12の中間位置
Nに位置している状態で、セレクト操作用アクチュエー
タ30が動作可能となり、該セレクト操作用アクチュエ
ータ30のメインピストン34がチェンジレバーユニッ
トCのシフトパターンのN1、N2、N3に対応して移
動し、変速機のセレクト作用を行う。また、セレクト操
作用アクチュエータ30のメインピストン34が第1シ
リンダ室32内で最も右に寄った位置N1、中間位置N
2、最も左に寄った位置N3に位置している状態で、シ
フト操作用アクチュエータ10が動作可能となり、該シ
フト操作用アクチュエータ10のメインピストン14が
チェンジレバーユニットCのシフトパターンのF1〜R
1、F2〜R2、F3〜R3に対応して移動し、変速機
のシフト作用を行うのである。
【0029】図2は、前記変速機操作装置を備えた車両
の寒冷地における始動手順を示す。
【0030】エンジンキースイッチDにキーを差し込
み、該キーをON位置に回すと、ウォーニングランプ9
2が点灯される(ステップ101)。
【0031】そして、サイドブレーキ93が掛けられた
状態にあるか否かが判断される(ステップ102)。
【0032】前記ステップ102で、サイドブレーキ9
3が掛けられていないと判断された場合には、ブザー、
フラッシュ等94によって、警告を発する(ステップ1
03)。
【0033】そこで、オペレータがサイドブレーキ93
を掛けると、ステップ102で、サイドブレーキ93が
掛けられていると判断され、前記警告は停止される。
【0034】ステップ102で、サイドブレーキ93が
掛けられていることが確認されると、オペレータの操作
により、全ての前記電磁切換弁23、24、25、4
3、44、45のソレノイドに通電させるためのスイッ
チをONにさせ(ステップ104)、電磁切換弁通電ラ
ンプ95が点灯する(ステップ105)。
【0035】次いで、全ての前記電磁切換弁23、2
4、25、43、44、45のソレノイドに一定時間通
電され(ステップ106)、全ての前記電磁切換弁2
3、24、25、43、44、45が暖められ、解凍さ
れる。この通電時間は、通常の作動時間よりも長く、1
〜2分程度である。さらに、寒冷地または周囲温度によ
り予め設定された回数Nが繰り返される(ステップ10
7)。その後、前記電磁切換弁23、24、25、4
3、44、45のソレノイドへの通電スイッチがOFF
となり(ステップ108)、前記電磁切換弁通電ランプ
95が消灯する(ステップ109)。
【0036】解凍された前記電磁切換弁23、24、2
5、43、44、45の各補助ピストン58とバルブリ
フタ57が円滑に作動するようになった後、ステップ1
10にて前記ウォーニングランプ92が消灯すれば、ス
テップ111によりエンジン始動待機状態、すなわち前
記車両は始動待機状態になる。したがって、ここでエン
ジキースイッチDをSTに操作すると、スタータ97が
作動する。
【0037】しかし、前記ウォーニングランプ92が消
灯しなければ、オペレータにより前記ステップ104以
下のステップを繰り返す。そして、3〜4回繰り返して
も、前記ウォーニングランプ92が消灯しなければ、故
障と判断してブザー等96で警告を発する(ステップ1
12)。
【0038】ここで故障とは、例えば前記変速機操作装
置のギヤ抜き操作不良が考えられる。これは前記シフト
操作用アクチュエータ10のメインピストン14が第1
シリンダ室12の中間位置N(ニュートラル位置)に位
置していない状態を意味するものである。
【0039】図2の始動手順のなかで、全ての前記電磁
切換弁23、24、25、43、44、45のソレノイ
ドに通電を表示するための電磁切換弁通電ランプ95
は、運転席前の計器盤上、またはエンジンキースイッチ
Dの表面板上に配設されるのが好ましい。
【0040】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
変速機操作装置を備えた車両の寒冷地における始動方法
によれば、該変速機操作装置の複数の電磁切換弁のソレ
ノイドに対し、通常の通電時間より長く、かつ周囲温度
によって決められた所定時間通電して、該電磁切換弁を
加熱、解凍した後、前記車両を始動させるようにしたの
で、該電磁切換弁のなかの前記補助ピストンとバルブリ
フタのそれぞれの摺動部分が凍結して、作動不能になる
ことはなく、前記車両を円滑に始動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変速機操作装置を備えた車両の寒冷地
における始動方法の一実施例を示す該変速機操作装置の
構成図である。
【図2】前記変速機操作装置を備えた車両の寒冷地にお
ける始動手順を示すフローチャートである。
【図3】従来の変速機操作装置の操作用シリンダに使用
されている電磁切換弁の縦断面図である。
【符号の説明】
10 シフト操作用アクチュエータ 23、24、25、43、44、45 電磁切換弁 30 セレクト操作用アクチュエータ 50 電磁切換弁 60、60′ソレノイド 91 チェンジレバー 95 電磁切換弁通電ランプ A 空気タンク B コントローラ C チェンジレバーユニット D エンジンキースイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェンジレバーをシフトパターンの所定
    位置に投入することによって、該チェンジレバーの位置
    発信手段からその所定位置信号をコントローラに入力
    し、該コントローラから前記信号に基づいて複数の電磁
    切換弁を選択的に作動させて、シフト操作用アクチュエ
    ータを前記所定位置に対応した位置に作動させる変速機
    操作装置を備えた車両の寒冷地における始動に際し、 前記複数の電磁切換弁のソレノイドに対し、通常の通電
    時間より長く、かつ周囲温度によって決められた所定時
    間通電して、該電磁切換弁を加熱、解凍した後、前記車
    両を始動させることを特徴とする変速機操作装置を備え
    た車両の寒冷地における始動方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の電磁切換弁のソレノイドに対
    し、通電中を、表示手段により表示させることを特徴と
    する請求項1に記載の変速機操作装置を備えた車両の寒
    冷地における始動方法。
  3. 【請求項3】 前記表示手段がエンジンキースイッチの
    表面板に配設され、これにより表示させることを特徴と
    する請求項2に記載の変速機操作装置を備えた車両の寒
    冷地における始動方法。
JP19505494A 1994-08-19 1994-08-19 変速機操作装置を備えた車両の寒冷地における始動方法 Pending JPH0861483A (ja)

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