JPH086134A - 装置の外装構造 - Google Patents
装置の外装構造Info
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- JPH086134A JPH086134A JP6156457A JP15645794A JPH086134A JP H086134 A JPH086134 A JP H086134A JP 6156457 A JP6156457 A JP 6156457A JP 15645794 A JP15645794 A JP 15645794A JP H086134 A JPH086134 A JP H086134A
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- component
- exterior component
- exterior member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着剤の廃止を可能にし、作業時間を短縮
し、コストダウンを可能にし、さらに滑らかな形状を有
する装置の外装構造を提供すること。 【構成】 第2の外装部材10の、第1の外装部材1の
端部1aに相対する部分には肉盛り部10aを持ち、端
部10aは上記第1の外装部材の端部1aとオーバラッ
プをしており、第1の外装部材1の端部1aの浮きを抑
える役目をする。ゆえに、端部1aは第2の外装部材1
0を取り付けた後には、従来例のように引きはがす力が
生じても全く浮きを生じることはなくなる。第2の外装
部材10の肉盛り部10aはその断面において、図2に
示すごとく、第1の外装部材1に向けてなだらかなテー
パー10bを持ち、第1の外装部材1となだらかにつな
がるような形状となっていて、外観の品位を落とすこと
なく、目的を達成するものである。
し、コストダウンを可能にし、さらに滑らかな形状を有
する装置の外装構造を提供すること。 【構成】 第2の外装部材10の、第1の外装部材1の
端部1aに相対する部分には肉盛り部10aを持ち、端
部10aは上記第1の外装部材の端部1aとオーバラッ
プをしており、第1の外装部材1の端部1aの浮きを抑
える役目をする。ゆえに、端部1aは第2の外装部材1
0を取り付けた後には、従来例のように引きはがす力が
生じても全く浮きを生じることはなくなる。第2の外装
部材10の肉盛り部10aはその断面において、図2に
示すごとく、第1の外装部材1に向けてなだらかなテー
パー10bを持ち、第1の外装部材1となだらかにつな
がるような形状となっていて、外観の品位を落とすこと
なく、目的を達成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置を内部に収納、保
持する装置の外装構造の改良に関するものである。
持する装置の外装構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】装置の外装構造において、デザインや機
構の制約のためビス等を配置することが不可能な場所
で、部品の誤差等により外装に浮きが生じてしまう部分
があり、両面テープや接着剤を塗布し浮きを抑えている
ような構造の外観を持つ装置の外装構造がある。
構の制約のためビス等を配置することが不可能な場所
で、部品の誤差等により外装に浮きが生じてしまう部分
があり、両面テープや接着剤を塗布し浮きを抑えている
ような構造の外観を持つ装置の外装構造がある。
【0003】特にカメラ等において、外観の合成等を高
めた場合に顕著に生じる外観の浮き等を完全に抑え、外
観の品位を高め、組立工数とコストを大幅に減少させる
要望が強い。
めた場合に顕著に生じる外観の浮き等を完全に抑え、外
観の品位を高め、組立工数とコストを大幅に減少させる
要望が強い。
【0004】図5及び図6に従来のカメラの外装構造を
示す。図5は従来例のカメラの外装構造の組立前の斜視
図であり、図6は従来のカメラの組立後の断面図であ
る。以下、図5,6に従い従来例を説明する。
示す。図5は従来例のカメラの外装構造の組立前の斜視
図であり、図6は従来のカメラの組立後の断面図であ
る。以下、図5,6に従い従来例を説明する。
【0005】図中、1はカメラの第1の外装部材で、プ
ラスチック、または真鍮、またはアルミニウム、または
他の金属で形成されたものであり、デザイン上の制約、
または構造上の制約等で、ビス等では固定されない端部
1aを持つ。
ラスチック、または真鍮、またはアルミニウム、または
他の金属で形成されたものであり、デザイン上の制約、
または構造上の制約等で、ビス等では固定されない端部
1aを持つ。
【0006】2はカメラの第2の外装部材で、プラスチ
ック等のモールド材料、または真鍮、またはアルミニウ
ム、または他の金属で形成されたものである。3はカメ
ラの内部部材で、上記第1の外装部材1をビス5,6で
固定するためのビス穴3aや、上記第2の外装部材2を
ビス7で固定するための図示しないビス穴等を持つ。
ック等のモールド材料、または真鍮、またはアルミニウ
ム、または他の金属で形成されたものである。3はカメ
ラの内部部材で、上記第1の外装部材1をビス5,6で
固定するためのビス穴3aや、上記第2の外装部材2を
ビス7で固定するための図示しないビス穴等を持つ。
【0007】4は上記第1の外装部材1のビス等で固定
されない端部1aと、上記カメラの内部部材3とを固定
するための接着部材であり、両面テープ、または通常の
接着剤または両者の併用となっている。
されない端部1aと、上記カメラの内部部材3とを固定
するための接着部材であり、両面テープ、または通常の
接着剤または両者の併用となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5,6の構造のカメ
ラにおいて、上記第1の外装部材1はカメラの正面に当
たらない部分に関してはビス5,6等によりしっかり固
定されている。ところが、デザイン上の制約、またはメ
カニカルな構造上の制約により、ビス等のしっかりした
固定ができない部分が生じてしまうことがたびたびあ
る。本従来例はそれらの場合を示し、その部分1aは接
着剤4により固定されるものである。
ラにおいて、上記第1の外装部材1はカメラの正面に当
たらない部分に関してはビス5,6等によりしっかり固
定されている。ところが、デザイン上の制約、またはメ
カニカルな構造上の制約により、ビス等のしっかりした
固定ができない部分が生じてしまうことがたびたびあ
る。本従来例はそれらの場合を示し、その部分1aは接
着剤4により固定されるものである。
【0009】ところが、左右からビス5,6により固定
されると、第1の外装部材1には図5に示す力Aがかか
ってしまう。力Aは部品の精度に左右されその大きさは
変化するのだが、第1の外装部材1はプラスチック、ま
たは真鍮、またはアルミニウム、またはその他の金属材
料等で作られるのだが、部品のばらつきはかなり大き
く、特に外装部品1と内部部材3の材質が違うとそれぞ
れの大きさの差も特に大きくなる。
されると、第1の外装部材1には図5に示す力Aがかか
ってしまう。力Aは部品の精度に左右されその大きさは
変化するのだが、第1の外装部材1はプラスチック、ま
たは真鍮、またはアルミニウム、またはその他の金属材
料等で作られるのだが、部品のばらつきはかなり大き
く、特に外装部品1と内部部材3の材質が違うとそれぞ
れの大きさの差も特に大きくなる。
【0010】部品精度のばらつきが大きいほど力Aは大
きくなり、また、剛性の高い材質ほど同じ部品精度のば
らつきでも力Aは大きくなる。その力が特に大きくなる
と、前記接着剤4の力に抗して前記外装部材1と前記内
部部材3との接着が引き剥され、図6に示すごとく前記
外装部材1の端部1aに、いわゆる浮きが生じ、第2の
外装部材との間に段差Bが生じてしまう。段差Bは、大
きな場合には板厚相当の浮きとなり、ひどい時には人の
肌を傷つけるほどの段差となってしまうこともあった。
きくなり、また、剛性の高い材質ほど同じ部品精度のば
らつきでも力Aは大きくなる。その力が特に大きくなる
と、前記接着剤4の力に抗して前記外装部材1と前記内
部部材3との接着が引き剥され、図6に示すごとく前記
外装部材1の端部1aに、いわゆる浮きが生じ、第2の
外装部材との間に段差Bが生じてしまう。段差Bは、大
きな場合には板厚相当の浮きとなり、ひどい時には人の
肌を傷つけるほどの段差となってしまうこともあった。
【0011】そこで、従来は、上記接着剤4を強化する
ために、両面テープと接着剤の併用をしたり、ひどい場
合には、接着剤をさらにもう1種類増やして、全部で3
種類の接着部材を使用するようなこともあった。そのた
めに、大変な作業時間を要したり、接着剤を乾燥させる
ために大きな時間をかけたり、大変コストの高い固定方
法となってしまった。
ために、両面テープと接着剤の併用をしたり、ひどい場
合には、接着剤をさらにもう1種類増やして、全部で3
種類の接着部材を使用するようなこともあった。そのた
めに、大変な作業時間を要したり、接着剤を乾燥させる
ために大きな時間をかけたり、大変コストの高い固定方
法となってしまった。
【0012】本発明はかかる従来の課題を解決するため
になされたもので、接着剤の廃止を可能にし、作業時間
を短縮し、コストダウンを可能にし、さらに滑らかな形
状を有する装置の外装構造を提供することを目的とす
る。
になされたもので、接着剤の廃止を可能にし、作業時間
を短縮し、コストダウンを可能にし、さらに滑らかな形
状を有する装置の外装構造を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の装置の外装構造は、請求項1において、
内部に装置を保持する装置の外装構造において、固定の
ためにビスその他を配置できない端部を持つ第1の外装
部品と、前記第1の外装部品の前記端部に隣接して配置
され固定される第2の外装部品とを有し、前記第2の外
装部品は、前記第1の外装部品の端部に隣接する部分
が、前記第1の外装部品の端部を少なくとも一部覆う構
造としたものであり、請求項2において、第1の外装部
品は金属材料からなるものであり、請求項3において、
第1の外装部品はアルミニウム材料からなるものであ
り、請求項4において、第1の外装部品は真鍮からなる
ものであり、請求項5において、第1の外装部品はチタ
ンからなるものであり、請求項6において、第2の外装
部材の前記第1の外装部品の端部を覆う部分の断面形状
は、前記第1の外装部品の方向に向かって厚みが薄くな
るテーパーを持つものであり、請求項7において、内部
に装置を保持する装置の外装構造において、固定のため
にビス等を配置できない端部を持つ第1の外装部品と、
前記第1の外装部品の前記端部に隣接して配置され固定
される第2の外装部品とを有し、前記第1の外装部品の
前記端部に、前記第2の外装部品の内側に潜り込む曲げ
部を設け、前記第2の外装部品を固定した時には前記曲
げ部を抑え込む構造としたものであり、請求項8におい
て、請求項7記載の装置の第1の外装部品は金属材料か
らなるものであり、請求項9において、請求項7記載の
装置の第1の外装部品はアルミニウム材料からなるもの
であり、請求項10において、請求項7記載の装置の第
1の外装部品は真鍮からなるものであり、請求項11に
おいて、請求項7記載の装置の第1の外装部品はチタン
からなるものであり、請求項12において、前記請求項
1乃至11記載の各装置はカメラである。
めに、本発明の装置の外装構造は、請求項1において、
内部に装置を保持する装置の外装構造において、固定の
ためにビスその他を配置できない端部を持つ第1の外装
部品と、前記第1の外装部品の前記端部に隣接して配置
され固定される第2の外装部品とを有し、前記第2の外
装部品は、前記第1の外装部品の端部に隣接する部分
が、前記第1の外装部品の端部を少なくとも一部覆う構
造としたものであり、請求項2において、第1の外装部
品は金属材料からなるものであり、請求項3において、
第1の外装部品はアルミニウム材料からなるものであ
り、請求項4において、第1の外装部品は真鍮からなる
ものであり、請求項5において、第1の外装部品はチタ
ンからなるものであり、請求項6において、第2の外装
部材の前記第1の外装部品の端部を覆う部分の断面形状
は、前記第1の外装部品の方向に向かって厚みが薄くな
るテーパーを持つものであり、請求項7において、内部
に装置を保持する装置の外装構造において、固定のため
にビス等を配置できない端部を持つ第1の外装部品と、
前記第1の外装部品の前記端部に隣接して配置され固定
される第2の外装部品とを有し、前記第1の外装部品の
前記端部に、前記第2の外装部品の内側に潜り込む曲げ
部を設け、前記第2の外装部品を固定した時には前記曲
げ部を抑え込む構造としたものであり、請求項8におい
て、請求項7記載の装置の第1の外装部品は金属材料か
らなるものであり、請求項9において、請求項7記載の
装置の第1の外装部品はアルミニウム材料からなるもの
であり、請求項10において、請求項7記載の装置の第
1の外装部品は真鍮からなるものであり、請求項11に
おいて、請求項7記載の装置の第1の外装部品はチタン
からなるものであり、請求項12において、前記請求項
1乃至11記載の各装置はカメラである。
【0014】
【作用】本発明の請求項1乃至6、及び12において
は、上記第1の外装部材の浮きBを確実になくすため
に、上記第2の外装部材の、上記第1の外装部材の端部
1aに相対する部分において、端部1aを覆う部分を形
成することにより確実に浮きを抑える構造とすることに
より、上記のような接着剤4を廃止することを可能とな
らしめ、作業時間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウ
ンを行うものである。
は、上記第1の外装部材の浮きBを確実になくすため
に、上記第2の外装部材の、上記第1の外装部材の端部
1aに相対する部分において、端部1aを覆う部分を形
成することにより確実に浮きを抑える構造とすることに
より、上記のような接着剤4を廃止することを可能とな
らしめ、作業時間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウ
ンを行うものである。
【0015】また、請求項6及び12においては、上記
第2の外装部材の上記端部1aを覆う部分にテーパーを
もたせることにより、上記第1の外装部材とのつなぎに
違和感をなくす工夫もした。
第2の外装部材の上記端部1aを覆う部分にテーパーを
もたせることにより、上記第1の外装部材とのつなぎに
違和感をなくす工夫もした。
【0016】さらに、請求項7乃至11、及び12にお
いては、上記第1の外装部材の端部に、上記第2の外装
部材の内側に潜り込む曲げ部を設け、第2の外装部材が
内部部材に固定された時には、上記第1の外装部材の浮
きはなくなる構造とすることにより、上記のような接着
部材4を廃止することを可能とならしめ、作業時間、乾
燥時間も含め、大幅なコストダウンを行うものである。
また、この時、第1の外装部材と、第2の外装部材は外
観上全く違和感なくつながることは言うまでもない。
いては、上記第1の外装部材の端部に、上記第2の外装
部材の内側に潜り込む曲げ部を設け、第2の外装部材が
内部部材に固定された時には、上記第1の外装部材の浮
きはなくなる構造とすることにより、上記のような接着
部材4を廃止することを可能とならしめ、作業時間、乾
燥時間も含め、大幅なコストダウンを行うものである。
また、この時、第1の外装部材と、第2の外装部材は外
観上全く違和感なくつながることは言うまでもない。
【0017】
(第1の実施例)次に、図1及び図2を使い、本発明の
第1の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例
のカメラの要部断面図で、図2は図1のC部の拡大図で
ある。図1及び図2において、図5、図6に示した従来
例と同一の機能を表す部材については、同一の記号で記
すものとする。
第1の実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例
のカメラの要部断面図で、図2は図1のC部の拡大図で
ある。図1及び図2において、図5、図6に示した従来
例と同一の機能を表す部材については、同一の記号で記
すものとする。
【0018】図1,2において、第2の外装部材10
の、第1の外装部材1の端部1aに相対する部分には肉
盛り部10aを持ち、端部10aは上記第1の外装部材
1の端部1aとオーバラップをしており、上記第1の外
装部材1の端部1aの浮きを抑える役目をする。故に、
端部1aは上記第2の外装部材10を取り付けた後に
は、従来例のように引きはがす力が生じても全く浮きを
生じることはなくなる。従って、従来使用していた接着
剤4を廃止することを可能とならしめ、部品の削減、作
業時間、乾燥時間の削減で、大幅なコストダウンが可能
となるものである。
の、第1の外装部材1の端部1aに相対する部分には肉
盛り部10aを持ち、端部10aは上記第1の外装部材
1の端部1aとオーバラップをしており、上記第1の外
装部材1の端部1aの浮きを抑える役目をする。故に、
端部1aは上記第2の外装部材10を取り付けた後に
は、従来例のように引きはがす力が生じても全く浮きを
生じることはなくなる。従って、従来使用していた接着
剤4を廃止することを可能とならしめ、部品の削減、作
業時間、乾燥時間の削減で、大幅なコストダウンが可能
となるものである。
【0019】また、第2の外装部材10の肉盛り部10
aはその断面において、図2に示すごとく、第1の外装
部材1に向けてなだらかなテーパー10bを持ち、第1
の外装部材1となだらかにつながるような形状となって
いて、外観の品位を落とすことなく、上記目的を達成す
るものである。
aはその断面において、図2に示すごとく、第1の外装
部材1に向けてなだらかなテーパー10bを持ち、第1
の外装部材1となだらかにつながるような形状となって
いて、外観の品位を落とすことなく、上記目的を達成す
るものである。
【0020】(第2の実施例)次に、図3及び図4を使
用し、本発明の第2の実施例を説明する。図3は本発明
を実施した第2の実施例のカメラの要部断面図で、図4
は図2の外部構造の要部断面図である。図3、及び図4
において、図5,6の従来例と同一の機能を示す部材に
ついては、同一の符号で記すものとする。
用し、本発明の第2の実施例を説明する。図3は本発明
を実施した第2の実施例のカメラの要部断面図で、図4
は図2の外部構造の要部断面図である。図3、及び図4
において、図5,6の従来例と同一の機能を示す部材に
ついては、同一の符号で記すものとする。
【0021】ここで、第1の外装部材21の、第2の外
装部材22に相対する端部には、第2の外装部材22の
下部に潜り込む端部21aを持つ。故に、第2の外装部
材22がカメラに取り付けられることにより、第1の外
装部材21の端部21aの浮きは全く無くなり、従来必
要であった上記のような接着剤4を完全に廃止すること
を可能とならしめ、作業時間、乾燥時間も含め、大幅な
コストダウンを行うものである。また、この時、第1の
外装部材21と、第2の外装部材22は、外観上全く違
和感なくつながることは言うまでもない。
装部材22に相対する端部には、第2の外装部材22の
下部に潜り込む端部21aを持つ。故に、第2の外装部
材22がカメラに取り付けられることにより、第1の外
装部材21の端部21aの浮きは全く無くなり、従来必
要であった上記のような接着剤4を完全に廃止すること
を可能とならしめ、作業時間、乾燥時間も含め、大幅な
コストダウンを行うものである。また、この時、第1の
外装部材21と、第2の外装部材22は、外観上全く違
和感なくつながることは言うまでもない。
【0022】なお、以上の各実施例においては、カメラ
の外装構造について述べたが、本発明は、一眼レフカメ
ラ、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラの外装構造は
勿論のこと、カメラ以外の光学機器や、他の機械の装置
等の外装構造にも適用できることは言うまでもない。
の外装構造について述べたが、本発明は、一眼レフカメ
ラ、レンズシャッタカメラ、ビデオカメラの外装構造は
勿論のこと、カメラ以外の光学機器や、他の機械の装置
等の外装構造にも適用できることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
乃至6、及び12においては、第2の外装部材10の第
1の外装部材1の端部1aに相対する部分には肉盛り部
10aを持ち、端部10aは上記第1の外装部材の端部
1aの浮きを抑える役目をするため、上記のような接着
剤4を廃止することを可能とならしめ、部品代、作業時
間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウンが可能となっ
たものである。また、第2の外装部材10の肉盛り部1
0aはなだらかなテーパー10bを持ち、第1の外装部
材1となだらかにつながるような形状となっている。
乃至6、及び12においては、第2の外装部材10の第
1の外装部材1の端部1aに相対する部分には肉盛り部
10aを持ち、端部10aは上記第1の外装部材の端部
1aの浮きを抑える役目をするため、上記のような接着
剤4を廃止することを可能とならしめ、部品代、作業時
間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウンが可能となっ
たものである。また、第2の外装部材10の肉盛り部1
0aはなだらかなテーパー10bを持ち、第1の外装部
材1となだらかにつながるような形状となっている。
【0024】また、請求項7乃至11、及び12におい
ては、第1の外装部材21の第2の外装部材22に相対
する端部には、第2の外装部材22の下部に潜り込む端
部21aを持つ。よって、第2の外装部材22がカメラ
に取り付けられることにより、第1の外装部材21の端
部21aの浮きは全く無くなり、従来必要であった上記
のような接着剤4を完全に廃止することを可能とならし
め、作業時間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウンを
行うものである。また、この時、第1の外装部材21
と、第2の外装部材22は外観上全く違和感なくつなが
ることが可能となった。
ては、第1の外装部材21の第2の外装部材22に相対
する端部には、第2の外装部材22の下部に潜り込む端
部21aを持つ。よって、第2の外装部材22がカメラ
に取り付けられることにより、第1の外装部材21の端
部21aの浮きは全く無くなり、従来必要であった上記
のような接着剤4を完全に廃止することを可能とならし
め、作業時間、乾燥時間も含め、大幅なコストダウンを
行うものである。また、この時、第1の外装部材21
と、第2の外装部材22は外観上全く違和感なくつなが
ることが可能となった。
【図1】本発明の第1の実施例のカメラの外装構造の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施例のカメラの外装構造の要
部断面図である。
部断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のカメラの外装構造の断
面図ある。
面図ある。
【図4】本発明の第2の実施例のカメラの外装構造の要
部断面図である。
部断面図である。
【図5】従来のカメラの外装構造を示す斜視図である。
【図6】従来のカメラの断面図である。
1 カメラの第1の外装部材 2 カメラの第2の外装部材 3 カメラの内部部材 4 両面テープ 5 ビス 6 ビス 7 ビス 10 カメラの第2の外装部材 21 カメラの第1の外装部材 22 カメラの第2の外装部材
Claims (12)
- 【請求項1】 内部に装置を保持する装置の外装構造に
おいて、固定のためにビスその他を配置できない端部を
持つ第1の外装部品と、前記第1の外装部品の前記端部
に隣接して配置され固定される第2の外装部品とを有
し、前記第2の外装部品は、前記第1の外装部品の端部
に隣接する部分が、前記第1の外装部品の端部を少なく
とも一部覆う構造としたことを特徴とする装置の外装構
造。 - 【請求項2】 前記第1の外装部品は金属材料からなる
ことを特徴とする請求項1記載の装置の外装構造。 - 【請求項3】 前記第1の外装部品はアルミニウム材料
からなることを特徴とする請求項1記載の装置の外装構
造。 - 【請求項4】 前記第1の外装部品は真鍮からなること
を特徴とする請求項1記載の装置の外装構造。 - 【請求項5】 前記第1の外装部品はチタンからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の装置の外装構造。 - 【請求項6】 前記第2の外装部材の前記第1の外装部
品の端部を覆う部分の断面形状は、前記第1の外装部品
の方向に向かって厚みが薄くなるテーパーを持つことを
特徴とする装置の外装構造。 - 【請求項7】 内部に装置を保持する装置の外装構造に
おいて、固定のためにビス等を配置できない端部を持つ
第1の外装部品と、前記第1の外装部品の前記端部に隣
接して配置され固定される第2の外装部品とを有し、前
記第1の外装部品の前記端部に、前記第2の外装部品の
内側に潜り込む曲げ部を設け、前記第2の外装部品を固
定した時には前記曲げ部を抑え込む構造としたことを特
徴とする装置の外装構造。 - 【請求項8】 前記第1の外装部品は金属材料からなる
ことを特徴とする請求項7記載の装置の外装構造。 - 【請求項9】 前記第1の外装部品はアルミニウム材料
からなることを特徴とする請求項7記載の装置の外装構
造。 - 【請求項10】 前記第1の外装部品は真鍮からなるこ
とを特徴とする請求項7記載の装置の外装構造。 - 【請求項11】 前記第1の外装部品はチタンからなる
ことを特徴とする請求項7記載の装置の外装構造。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のうち1記載の装置
の外装構造において、前記装置はカメラであることを特
徴とする装置の外装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6156457A JPH086134A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装置の外装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6156457A JPH086134A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装置の外装構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086134A true JPH086134A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15628174
Family Applications (1)
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JP6156457A Pending JPH086134A (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 装置の外装構造 |
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JP (1) | JPH086134A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6493515B2 (en) | 2000-09-13 | 2002-12-10 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Camera |
WO2015033548A1 (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-12 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP6156457A patent/JPH086134A/ja active Pending
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