JP2521587Y2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
- Publication number
- JP2521587Y2 JP2521587Y2 JP136893U JP136893U JP2521587Y2 JP 2521587 Y2 JP2521587 Y2 JP 2521587Y2 JP 136893 U JP136893 U JP 136893U JP 136893 U JP136893 U JP 136893U JP 2521587 Y2 JP2521587 Y2 JP 2521587Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- barrel
- cylinder
- peripheral surface
- connecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転筒の回転によりヘ
リコイドを介して撮影光学系を駆動するレンズ鏡筒に関
する。
リコイドを介して撮影光学系を駆動するレンズ鏡筒に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のレンズ鏡筒の一例を示す。
1はレンズマウント部1aを有する固定筒、2は固定筒
1と一体化された固定鏡筒であり、固定鏡筒2の内周面
に形成されたヘリコイド2aにフォ−カス環(回転筒)
3の外周面に形成されたヘリコイド3aが噛み合ってい
る。フォ−カス環3を光軸回りに回転させると、ヘリコ
イド2a,3aのねじ作用によりフォ−カス環3は回転
しながら固定鏡筒2に対して光軸方向に直線移動する。
このフォ−カス環3の光軸方向の移動は、固定鏡筒2お
よび直進筒4により規制される。
1はレンズマウント部1aを有する固定筒、2は固定筒
1と一体化された固定鏡筒であり、固定鏡筒2の内周面
に形成されたヘリコイド2aにフォ−カス環(回転筒)
3の外周面に形成されたヘリコイド3aが噛み合ってい
る。フォ−カス環3を光軸回りに回転させると、ヘリコ
イド2a,3aのねじ作用によりフォ−カス環3は回転
しながら固定鏡筒2に対して光軸方向に直線移動する。
このフォ−カス環3の光軸方向の移動は、固定鏡筒2お
よび直進筒4により規制される。
【0003】フォ−カス環3の内周面に形成されたヘリ
コイド3bには、直進筒4の外周面に形成されたヘリコ
イド4aが噛み合っており、直進筒4に形成された直進
溝4bには、固定鏡筒2に螺着された回転止めのキー5
が挿通されている。したがって、上記フォ−カス環3の
回転により直進筒4は回転せずに光軸方向に移動する。
直進筒4の内周面側には、撮影用レンズ群(撮影用光学
系)6および絞りユニット7を保持するレンズ保持筒8
が配置され、その外周面に形成されたフランジ8aが複
数のビス10を介して直進筒4に固定されている。した
がって、直進筒4の光軸方向の移動により保持筒8、す
なわちレンズ群6が一体に移動し、これによりフォ−カ
シングが行われる。さらに9は、レンズ保持筒8との間
でレンズ61を挟持する押え環であり、上記フランジ8
aを介して直進筒4に複数のビス10で固定されてい
る。
コイド3bには、直進筒4の外周面に形成されたヘリコ
イド4aが噛み合っており、直進筒4に形成された直進
溝4bには、固定鏡筒2に螺着された回転止めのキー5
が挿通されている。したがって、上記フォ−カス環3の
回転により直進筒4は回転せずに光軸方向に移動する。
直進筒4の内周面側には、撮影用レンズ群(撮影用光学
系)6および絞りユニット7を保持するレンズ保持筒8
が配置され、その外周面に形成されたフランジ8aが複
数のビス10を介して直進筒4に固定されている。した
がって、直進筒4の光軸方向の移動により保持筒8、す
なわちレンズ群6が一体に移動し、これによりフォ−カ
シングが行われる。さらに9は、レンズ保持筒8との間
でレンズ61を挟持する押え環であり、上記フランジ8
aを介して直進筒4に複数のビス10で固定されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構成では、レンズ保持筒8を複数のビス10に
て直進筒4に固定しているため、例えばレンズ保持筒8
のフランジ8aに形成されたビス貫通孔と、直進筒4の
ビス孔との間にずれがある場合には、ビス10の締め付
けにより直進筒4に不所望な力が加わってこれが変形
し、ヘリコイド4aの真円度が低下して直進筒4、すな
わちレンズ群6の移動がスムーズに行えないことがあ
る。また、レンズ保持筒8と同様に押え環9もビス10
で直進筒4に固定されるため、これによっても上述と同
様の問題が発生する。
た従来の構成では、レンズ保持筒8を複数のビス10に
て直進筒4に固定しているため、例えばレンズ保持筒8
のフランジ8aに形成されたビス貫通孔と、直進筒4の
ビス孔との間にずれがある場合には、ビス10の締め付
けにより直進筒4に不所望な力が加わってこれが変形
し、ヘリコイド4aの真円度が低下して直進筒4、すな
わちレンズ群6の移動がスムーズに行えないことがあ
る。また、レンズ保持筒8と同様に押え環9もビス10
で直進筒4に固定されるため、これによっても上述と同
様の問題が発生する。
【0005】本考案の目的は、ビスを用いずにレンズ保
持筒や押え環を直進筒に固定して直進筒の変形を防止し
たレンズ鏡筒を提供することにある。
持筒や押え環を直進筒に固定して直進筒の変形を防止し
たレンズ鏡筒を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応づけて説明すると、本考案に係るレンズ鏡筒は、内周
面にヘリコイド3bが形成され、レンズ駆動操作に伴っ
て光軸回りに回転する回転筒3と、この回転筒3のヘリ
コイド3bに噛み合うヘリコイド24aが外周面に形成
されるとともに、内周面先端にねじ部31bが形成さ
れ、回転筒3の回転に連動して光軸方向に直線移動され
る移動枠40(24,31)と、内周面に撮影光学系6
を保持するとともに外周面に段部28aが形成され、こ
の段部28aの先端側端面がねじ部31bの底面と略面
一となるように移動枠40の内部に挿入されるレンズ保
持筒28と、移動枠40のねじ部31b底面からレンズ
保持筒28の段部28aの先端側端面に渡って貼着され
る連結板32と、ねじ部31bに螺合されて連結板32
を被貼着部分に押圧する連結板押圧部29a、およびこ
の連結板押圧部29aの螺合に伴って撮影光学系61の
周縁部をレンズ保持筒28に押圧するレンズ押え部29
bが一体化されて成る押え環29とを具備し、これによ
り上記問題点を解決する。
応づけて説明すると、本考案に係るレンズ鏡筒は、内周
面にヘリコイド3bが形成され、レンズ駆動操作に伴っ
て光軸回りに回転する回転筒3と、この回転筒3のヘリ
コイド3bに噛み合うヘリコイド24aが外周面に形成
されるとともに、内周面先端にねじ部31bが形成さ
れ、回転筒3の回転に連動して光軸方向に直線移動され
る移動枠40(24,31)と、内周面に撮影光学系6
を保持するとともに外周面に段部28aが形成され、こ
の段部28aの先端側端面がねじ部31bの底面と略面
一となるように移動枠40の内部に挿入されるレンズ保
持筒28と、移動枠40のねじ部31b底面からレンズ
保持筒28の段部28aの先端側端面に渡って貼着され
る連結板32と、ねじ部31bに螺合されて連結板32
を被貼着部分に押圧する連結板押圧部29a、およびこ
の連結板押圧部29aの螺合に伴って撮影光学系61の
周縁部をレンズ保持筒28に押圧するレンズ押え部29
bが一体化されて成る押え環29とを具備し、これによ
り上記問題点を解決する。
【0007】
【作用】移動枠40のねじ部31bの底面からレンズ保
持筒28の段部28aの先端側端面に渡って連結板32
が貼着され、これにより移動枠40とレンズ保持筒28
とが一体化される。また移動枠40のねじ部31bに押
え環29の連結板押圧部29aを螺合することにより、
連結板押圧部29aが連結板32を被貼着部分、すなわ
ちねじ部31bの底面と段部28aの先端側端面に押圧
し、これにより連結板32による移動枠40とレンズ保
持筒28との連結が強化される。このように複数のビス
を一切用いることなく移動枠40とレンズ保持筒28と
を一体化するようにしたので、移動枠40の変形が防止
でき、ヘリコイド24aの真円度が低下することはな
い。したがって、上記回転筒3の回転に伴って撮影光学
系6をスムーズに移動させることができる。また、上記
連結板押圧部29aの螺合に伴ってレンズ押え部29b
が撮影光学系61の周縁部をレンズ保持筒28に押圧
し、これにより撮影光学系61がレンズ保持筒28に保
持される。
持筒28の段部28aの先端側端面に渡って連結板32
が貼着され、これにより移動枠40とレンズ保持筒28
とが一体化される。また移動枠40のねじ部31bに押
え環29の連結板押圧部29aを螺合することにより、
連結板押圧部29aが連結板32を被貼着部分、すなわ
ちねじ部31bの底面と段部28aの先端側端面に押圧
し、これにより連結板32による移動枠40とレンズ保
持筒28との連結が強化される。このように複数のビス
を一切用いることなく移動枠40とレンズ保持筒28と
を一体化するようにしたので、移動枠40の変形が防止
でき、ヘリコイド24aの真円度が低下することはな
い。したがって、上記回転筒3の回転に伴って撮影光学
系6をスムーズに移動させることができる。また、上記
連結板押圧部29aの螺合に伴ってレンズ押え部29b
が撮影光学系61の周縁部をレンズ保持筒28に押圧
し、これにより撮影光学系61がレンズ保持筒28に保
持される。
【0008】なお、本考案の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
解決するための手段と作用の項では、本考案を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】図1および図2により本考案の一実施例を説
明する。図1は本考案に係るレンズ鏡筒の断面図、図2
はその要部拡大図である。なお、図3と同様な箇所には
同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。図におい
て、符号24は直進筒であり、その外周面先端に形成さ
れたフランジ24b(図2)の外周面にはねじ部24c
が形成されている。31は、内周面両端にねじ部31
a,31bがそれぞれ形成された連結環であり、両ねじ
部31a,31b間にはフランジ31cが形成されてい
る。連結環31の一端側のねじ部31aは、直進筒24
のねじ部24cに螺合され、フランジ31cが直進筒2
4の先端面に掛止される。これにより直進筒24と連結
環31とが一体化されて成る移動枠40が構成される。
直進筒24の外周面には、上記フォ−カス環(回転筒)
3のヘリコイド3bと噛み合うヘリコイド24aが形成
されている。
明する。図1は本考案に係るレンズ鏡筒の断面図、図2
はその要部拡大図である。なお、図3と同様な箇所には
同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。図におい
て、符号24は直進筒であり、その外周面先端に形成さ
れたフランジ24b(図2)の外周面にはねじ部24c
が形成されている。31は、内周面両端にねじ部31
a,31bがそれぞれ形成された連結環であり、両ねじ
部31a,31b間にはフランジ31cが形成されてい
る。連結環31の一端側のねじ部31aは、直進筒24
のねじ部24cに螺合され、フランジ31cが直進筒2
4の先端面に掛止される。これにより直進筒24と連結
環31とが一体化されて成る移動枠40が構成される。
直進筒24の外周面には、上記フォ−カス環(回転筒)
3のヘリコイド3bと噛み合うヘリコイド24aが形成
されている。
【0010】レンズ群(撮影光学系)6を保持するレン
ズ保持筒28は、一部が直進筒24の内部に挿入され、
嵌合部28b(図2)にて直進筒24に嵌合されてい
る。レンズ保持筒28の外周面先端にはフランジ28a
が形成され、このフランジ28aに上記直進筒24の先
端面が掛止される。このとき、レンズ保持筒28のフラ
ンジ28aと上記連結環31のフランジ31cとが重な
り合い、各フランジ28a,31cの両端面は面一とな
る。32は環状の連結板であり、この連結板32は、両
面テープあるいは接着剤を介して上記両フランジ28
a,31cの先端側端面に貼着される。これにより直進
筒24とレンズ保持筒28とが一体に連結される。
ズ保持筒28は、一部が直進筒24の内部に挿入され、
嵌合部28b(図2)にて直進筒24に嵌合されてい
る。レンズ保持筒28の外周面先端にはフランジ28a
が形成され、このフランジ28aに上記直進筒24の先
端面が掛止される。このとき、レンズ保持筒28のフラ
ンジ28aと上記連結環31のフランジ31cとが重な
り合い、各フランジ28a,31cの両端面は面一とな
る。32は環状の連結板であり、この連結板32は、両
面テープあるいは接着剤を介して上記両フランジ28
a,31cの先端側端面に貼着される。これにより直進
筒24とレンズ保持筒28とが一体に連結される。
【0011】29は、外周面にねじが刻設された連結板
押圧部29aと、その内周面先端に突設されたレンズ押
え部29bとから成る押え環であり、連結板押圧部29
aが上記連結環31のねじ部31bに螺合されて連結板
32を被貼着部、すなわちフランジ28aの先端側端面
(ねじ部31bの底面)とフランジ31cの先端側端面
に押圧する。これにより直進筒24とレンズ保持筒28
の連結が強化され、連結環31が不所望に回転すること
はない。また、連結板押圧部29aの螺合によりレンズ
押え部29bが先頭のレンズ61の周縁部と当接してこ
れをレンズ保持筒28に押圧し、これによりレンズ61
が保持筒28に保持される。
押圧部29aと、その内周面先端に突設されたレンズ押
え部29bとから成る押え環であり、連結板押圧部29
aが上記連結環31のねじ部31bに螺合されて連結板
32を被貼着部、すなわちフランジ28aの先端側端面
(ねじ部31bの底面)とフランジ31cの先端側端面
に押圧する。これにより直進筒24とレンズ保持筒28
の連結が強化され、連結環31が不所望に回転すること
はない。また、連結板押圧部29aの螺合によりレンズ
押え部29bが先頭のレンズ61の周縁部と当接してこ
れをレンズ保持筒28に押圧し、これによりレンズ61
が保持筒28に保持される。
【0012】次に、実施例の動作を説明する。フォ−カ
ス環3を光軸回りに回転させると、ヘリコイド2a,3
aのねじ作用によりフォ−カス環3は回転しながら固定
鏡筒2に対して光軸方向に直線移動する。直進筒24
は、キー5によりフォ−カス環3に対する回転が阻止さ
れているから、ヘリコイド3b,24aのねじ作用によ
り光軸方向に駆動される。直進筒24と一体化された連
結環31は、連結板32を介してレンズ保持筒28と一
体化されているから、上記直進筒24の光軸方向の移動
に伴ってレンズ保持筒28、すなわちレンズ群6が一体
に移動し、これによりフォ−カシングが行われる。
ス環3を光軸回りに回転させると、ヘリコイド2a,3
aのねじ作用によりフォ−カス環3は回転しながら固定
鏡筒2に対して光軸方向に直線移動する。直進筒24
は、キー5によりフォ−カス環3に対する回転が阻止さ
れているから、ヘリコイド3b,24aのねじ作用によ
り光軸方向に駆動される。直進筒24と一体化された連
結環31は、連結板32を介してレンズ保持筒28と一
体化されているから、上記直進筒24の光軸方向の移動
に伴ってレンズ保持筒28、すなわちレンズ群6が一体
に移動し、これによりフォ−カシングが行われる。
【0013】このように本実施例では、ビスを一切用い
ずに直進筒24、すなわち移動枠40とレンズ保持筒2
8とを一体化したので、従来のように直進筒が変形して
ヘリコイド24aの真円度が狂うことがなく、したがっ
て上記フォ−カス環3の回転に伴ってレンズ群6をスム
ーズにフォ−カシング駆動できる。また、複数のビスを
用いてレンズ保持筒28や押え環29を直進筒24に固
定する場合と比べて組立てが容易に行え、組立て作業効
率の向上が図れる。さらに押え環29が連結板押圧機能
とレンズ押え機能の双方を有しているので、別々の部材
を設ける必要がなく、部品点数の低減が図れる。
ずに直進筒24、すなわち移動枠40とレンズ保持筒2
8とを一体化したので、従来のように直進筒が変形して
ヘリコイド24aの真円度が狂うことがなく、したがっ
て上記フォ−カス環3の回転に伴ってレンズ群6をスム
ーズにフォ−カシング駆動できる。また、複数のビスを
用いてレンズ保持筒28や押え環29を直進筒24に固
定する場合と比べて組立てが容易に行え、組立て作業効
率の向上が図れる。さらに押え環29が連結板押圧機能
とレンズ押え機能の双方を有しているので、別々の部材
を設ける必要がなく、部品点数の低減が図れる。
【0014】なお以上では、直進筒24に連結環31を
螺合して移動枠40を構成するようにしたが、これらを
予め一体に形成した移動枠を用いてもよい。また押え環
は、連結板押圧機能とレンズ押え機能を共に有するもの
であれば、その形状は特に制約を受けない。さらに以上
では、フォ−カス環3を手動操作することによりヘリコ
イドを介してレンズ群6をフォ−カシング駆動する例を
示したが、モータにより回転筒(フォ−カス環に相当す
るもの)を回転してフォ−カシングを行うものにも本考
案を適用できる。さらにフォ−カシングに限定されず、
レンズ群をズーミング駆動するものでもよい。
螺合して移動枠40を構成するようにしたが、これらを
予め一体に形成した移動枠を用いてもよい。また押え環
は、連結板押圧機能とレンズ押え機能を共に有するもの
であれば、その形状は特に制約を受けない。さらに以上
では、フォ−カス環3を手動操作することによりヘリコ
イドを介してレンズ群6をフォ−カシング駆動する例を
示したが、モータにより回転筒(フォ−カス環に相当す
るもの)を回転してフォ−カシングを行うものにも本考
案を適用できる。さらにフォ−カシングに限定されず、
レンズ群をズーミング駆動するものでもよい。
【0015】
【考案の効果】本考案によれば、移動枠のねじ部底面か
らレンズ保持筒の段部の先端側端面に渡って連結板を貼
着し、移動枠に押え環を螺合して連結板を被貼着部分に
押圧するようにしたので、ビスを用いずにレンズ保持筒
や押え環を直進筒に固定することができ、直進筒の変形
を防止してレンズ駆動をスムーズに行うことができると
ともに、組立て作業効率の向上が図れる。また、上記押
え環はレンズ押えとしても機能するので、専用のレンズ
押え環を設ける必要がなく、部品点数の低減が図れる。
らレンズ保持筒の段部の先端側端面に渡って連結板を貼
着し、移動枠に押え環を螺合して連結板を被貼着部分に
押圧するようにしたので、ビスを用いずにレンズ保持筒
や押え環を直進筒に固定することができ、直進筒の変形
を防止してレンズ駆動をスムーズに行うことができると
ともに、組立て作業効率の向上が図れる。また、上記押
え環はレンズ押えとしても機能するので、専用のレンズ
押え環を設ける必要がなく、部品点数の低減が図れる。
【図1】本考案に係るレンズ鏡筒の一実施例を示す断面
図。
図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】従来のレンズ鏡筒を示す断面図。
1 固定筒 2 固定鏡筒 3 フォ−カス環 6 レンズ群(撮影光学系) 3b,24a ヘリコイド 24 直進筒 28 レンズ保持筒 29 押え環 29a 連結板押圧部 29b レンズ押え部 31 連結環 31a,31b ねじ部 32 連結板 40 移動枠
Claims (1)
- 【請求項1】 内周面にヘリコイドが形成され、レンズ
駆動操作に伴って光軸回りに回転する回転筒と、 この回転筒のヘリコイドに噛み合うヘリコイドが外周面
に形成されるとともに、内周面先端にねじ部が形成さ
れ、前記回転筒の回転に連動して光軸方向に直線移動さ
れる移動枠と、 内周面に撮影光学系を保持するとともに外周面に段部が
形成され、この段部の先端側端面が前記ねじ部の底面と
略面一となるように前記移動枠の内部に挿入されるレン
ズ保持筒と、 前記移動枠のねじ部底面から前記レンズ保持筒の段部の
先端側端面に渡って貼着される連結板と、 前記ねじ部に螺合されて前記連結板を被貼着部分に押圧
する連結板押圧部、およびこの連結板押圧部の螺合に伴
って前記撮影光学系の周縁部を前記レンズ保持筒に押圧
するレンズ押え部が一体化されて成る押え環とを具備す
ることを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP136893U JP2521587Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP136893U JP2521587Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | レンズ鏡筒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659806U JPH0659806U (ja) | 1994-08-19 |
JP2521587Y2 true JP2521587Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=11499558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP136893U Expired - Lifetime JP2521587Y2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521587Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007094241A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Fujinon Corp | レンズブロック及びこれを保持するレンズ保持具並びにこれを用いるプロジェクタ |
SE533394C2 (sv) * | 2008-10-15 | 2010-09-14 | Alfa Laval Corp Ab | En plattvärmeväxlare |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP136893U patent/JP2521587Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0659806U (ja) | 1994-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3231680B2 (ja) | 多段繰出ズームレンズ鏡筒 | |
JPH10293239A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JPH03236005A (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP2521587Y2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP3995444B2 (ja) | レンズ駆動装置 | |
JP3248968B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP4504097B2 (ja) | カメラのレンズ鏡枠装置 | |
JPS6186718A (ja) | 光学部材移動装置 | |
JP2006350189A (ja) | カム駆動機構 | |
JPH08313790A (ja) | 撮影レンズの繰り出し装置 | |
JP2004054186A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2576445B2 (ja) | 撮影レンズの繰り出し装置 | |
JPH0990489A (ja) | 撮像装置のレンズ装着装置 | |
JP2582067Y2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH066327Y2 (ja) | レンズ鏡胴の回転支持機構 | |
JPS581763Y2 (ja) | レンズ鏡胴の組立機構 | |
JP3008741B2 (ja) | カメラの鏡筒構造 | |
JPH01167715A (ja) | 合焦操作切換機構 | |
JPH1138301A (ja) | レンズ鏡胴の遮光装置 | |
KR960032069A (ko) | 카메라 및 그의 초점 조절 방법 | |
JP2535046Y2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP3085735B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP2593150Y2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP4153784B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP3194113B2 (ja) | レンズの移動装置 |